JP2603810C - - Google Patents

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JP2603810C
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は、髪および/または頭皮の洗浄またはケアー用としての、アニオン界
面活性剤と、特別な両性界面活性剤と、コンディショニング剤と、α−ヒドロキ
シル化カルボン酸またはその誘導体とをベースにした、特性が向上した、新規な
化粧品組成物に関する。本発明はまた、この化粧品組成物の使用に関する。 【0002】 【従来の技術および発明が解決しようとする課題】 髪の洗浄および/またはケアー用としては、アニオン界面活性剤と、両性界面
活性剤との、双方(混合物)を含有する、髪洗浄組成物(またはシャンプー)が
使用されるのが一般的である。 実際、これらの組成物は、優れた洗浄力を有するが、本質的な化粧品特性は、
比較的低いものである。 【0003】 したがって、特に敏感な髪(すなわち、特に大気剤(atmospheric agents)の
および/またはパーマ、染色または脱色などの処理の化学的作用下、ダメージを
受けたまたは脆くなった髪)に使用する目的で、上記洗浄組成物の化粧品特性を
向上させるために、これらの組成物に、コンディショニング剤(特にポリマー類
)として知られている相補的な化粧剤(cosmetic agents)を添加することが知
られ ている。コンディショニング剤は、たとえばカチオンポリマー類、両性ポリマー
類、またはシリコーン類および/またはシリコーン誘導体であり、これによって
処理された髪には、解きやすさおよびスタイリングしやすさが顕著に向上し、さ
らに良好な柔軟性が得られるものである。 【0004】 しかしながら、特に、アニオンおよび両性界面活性剤およびコンディショニン
グ剤をベースとした洗浄組成物の製造には、イミダゾリンタイプの両性界面活性
剤が使用され、このため、乾燥した髪においては、上記のような化粧品的優位性
は残念ながら得られないものである。すなわち、所望されないと考えられるある
化粧品的効果が得られてしまい、すなわちヘアースタイルが貧弱に見え(髪の明
度の欠如)、スムーズさがなく(髪の根元から毛先まで不均一)、光沢が不十分
であるものである。さらにこれらの欠点は、敏感になった髪にこの洗浄組成物を
適用する場合;さらに、特に酸化染料によって髪が染色処理された場合、この洗
浄組成物が繰り返し使用されると、長い間に、髪の機械的強度の減少がおこるも
のである。 【0005】 結果としては、アニオン界面活性剤、イミダゾリンタイプの両性界面活性剤、
およびコンディショニング剤を含有する近年の洗浄組成物は、完全に満足するも
のではない。 【0006】 【課題を解決するための手段および作用】 この点に関して鋭意検討した結果、出願人は、十分な量で、α−ヒドロキシル
化カルボン酸類またはこれらの誘導体を、アニオン界面活性剤、イミダゾリンタ
イプの両性界面活性剤、およびコンディショニング剤をベースとした従来の髪洗
浄組成物に添加することによって、上記欠点を少なくする、もしくは解消するこ
とが可能であることを見い出した。一般的にこのような組成物の使用に伴う問題
点とは、特に毛髪がやせて、スムーズさおよび光沢が欠如し、髪の機械的強度が
減少することがおきるものであり、これらの組成物に伴う洗浄力および他の優位
な化粧品特性(柔軟性、もつれのほどきやすさ、スライリング)を有する一方、 上記問題点もあるものであった。 この発見が、本発明のベースとなるものである。 【0007】 したがって、本発明によれば、化粧品的に許容される媒体中に、少なくとも1
つのアニオン界面活性剤と、少なくとも1つのイミダゾリンタイプの両性界面活
性剤と、少なくとも1つのコンディショニング剤とを含有するタイプの髪用洗浄
組成物において、光沢、明度、柔軟さ、およびスムーズさが得られ、機械的強度
がうしなわれることがないようにするための、組成物の全重量に関して少なくと
も2重量%の、α位にヒドロキシル基を有する、少なくとも1つのカルボン酸:
α−ヒドロキシ酸、またはその誘導体をさらに含有することを特徴とする、組成
物が提供される。 【0008】 本発明の他の主題は、髪および/または頭皮の洗浄またはケアー用としての、
上記組成物の化粧品的用途である。 【0009】 本発明による他の特徴および優位点は、以下の記載からより明らかになるもの
であるが、本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。 【0010】 本発明によれば、および本分野の技術(特に、’ハンドブック・オブ・サーフ
ェクタンツ’、M.R.ポルター、ブラッキーズ・アンド・サン(グラスゴウ・
アンド・ロンドン)、1991年、199−202ページ参照)によれば、イミ
ダゾリンタイプの両性界面活性剤とは、 一般式:RCONHCH2CH2NHCH2CH2OH、 ここで、Rは、一般的には脂肪酸から誘導された、飽和または不飽和炭化水素
基を示す、 で表わされる、(実際、脂肪酸とアミノエチルアミノエタノールとの反応によ
り得られた化合物)アルキル−またはアルケニルアミドエチルアミノエタノール
のモノ−またはジカルボキシル化によって(特にクロロアセチル化および/また
はクロロプロピオニル化によって)調製可能な、種々の両性界面活性剤を意味す る。 【0011】 本発明において特にターゲットとしているイミダゾリンタイプの両性界面活性
剤は、式(I): 【0012】 【化2】 【0013】 ここで、 −R1は、脂肪酸基などの、飽和または不飽和炭化水素基を示し、 −R2は、水素原子または基−(CH2m−COOYを示し、 −XおよびYは、同じでも異なっていてもよい、水素原子または1価のカチオ
ン、特に金属カチオン、特にナトリウムなどのアルカリ金属カチオンを示し、 −nおよびmは、同じでも異なっていてもよい、1または2の整数である、 で表わされる化合物類である。 【0014】 本発明の範囲に特に属する上記式(I)の両性界面活性剤は、少なくとも1つ
の、好ましくは、1よりも多い以下の特徴:nおよびmは同一であり;R2は基
−(CH2m−COOYを示し;XおよびYは同一であり、好ましくは、1価の
金属カチオン、特にナトリウムカチオンを示し;R1は、一般的にはC5〜C20
ルキル基、特にC7、C9、C11、C13またはC17アルキル基、またはC17不飽和
基を示し、または酸R1−COOHのアルキル基は、天然油、たとえばココナツ
油、コプラ油、アマニ油、小麦胚芽油、または獣脂において存在する、を有する
ものである。 【0015】 イミダゾリンタイプの両性界面活性剤の例としては、特に、ローンプーレン社
(Rhone Poulenc)から、商標名、ミラノール(MIRANOL)として販売
されているもの、以下のCFTA(CFTA、4版、1991年)に記載されて
いるもの:カプロアンホ二酢酸二ナトリウム、カプロアンホ二プロピオン酸二ナ
トリウム、カプリロアンホ二酢酸二ナトリウム、カプリロアンホ二プロピオン酸
二ナトリウム、ココアンホ二酢酸二ナトリウム、ココアンホ二プロピオン酸二ナ
トリウム、イソステアロアンホ二酢酸二ナトリウム、イソステアロアンホ二プロ
ピオン酸二ナトリウム、ラウロアンホ二酢酸二ナトリウム、ラウロアンホ二プロ
ピオン酸二ナトリウム、オレオアンホ二プロピオン酸二ナトリウム、ステアロア
ンホ二酢酸二ナトリウム、獣脂アンホ二酢酸二ナトリウム、および小麦胚芽アン
ホ二酢酸二ナトリウム、が挙げられる。 【0016】 ここで、アニオン界面活性剤とコンディショナーを、イミダゾリンタイプの両
性界面活性剤と組み合わせてなる、洗浄組成物の使用に伴う、本願の最初にのべ
た一般的な化粧品的(髪の活性度、スムーズさ、光沢および機械的特性)問題点
は、特に、前記イミダゾリンタイプの両性界面活性剤が、CTFA命名法による
、ココアンホ二酢酸二ナトリウムまたはココアンホ二プロピオン酸二ナトリウム
である場合に、悪化することが見い出されている。 【0017】 本発明による洗浄組成物は、無論、1以上の上記両性界面活性剤を含有可能で
ある。 【0018】 本発明による洗浄組成物に入れられるアニオン界面活性剤の性質は、重要では
ない。したがって、本発明において単独でもしくは混合して使用可能なアニオン
界面活性剤の例としては、特に、以下の化合物の塩(特にアルカリ金属塩、特に
ナトリウム塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール塩またはマグネシ
ウム塩)が挙げられる:アルキル=スルフェート類、アルキル=エーテル=スル
フェート類、アルキルアミドエーテル=スルフェート類;アルキルアリールポリ
エーテル=スルフェート類、および、モノグリセリド=スルフェート類;アル キル=スルホネート類、アルキル=ホスフェート類、アルキル=アミド=スルホ
ネート類、アルキル=アリールスルホネート類、α−オレフィン=スルホネート
類、および、パラフィン=スルホネート類;アルキル=スルホスクシナート類、
アルキル=エーテル=スルホスクシナート類、および、アルキル=アミド=スル
ホスクシナート類;アルキル=スルホスクシナメート類;アルキル=スルホアセ
テート類;アルキル=エーテル=ホスフェート類;アシル=サルコシネート類お
よびN−アシルタウレート類の塩が挙げられる。これら種々の化合物のアルキル
またはアシル基は、12から20の炭素数を有する。 【0019】 さらに、使用可能なアニオン界面活性剤としては、脂肪酸塩、たとえば、オレ
イン酸、リシノレイン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、コプラ油または水素化
コプラ油の酸の塩;アシル基が8から20の炭素数を有するアシル=ラクテート
類が挙げられる。また、弱いアニオン界面活性剤、たとえばアルキル−D−ガラ
クトシド−ウロン酸類、およびこれらの塩、および、特に2から24のエチレン
オキシド基を有する、ポリオキシアルキレン化カルボキシルエーテル類、および
これらの混合物も使用可能である。 【0020】 本発明に使用可能なコンディショニング剤は、洗浄組成物で処理された髪の化
粧品特性を高めるものであれば、それ自体公知のものから選択可能であり、特に
、カチオンポリマー類、たとえば、特許出願EP−A−0,337,354、お
よび、仏国特許出願FR−A−2,270,846、2,383,660、2,
598,611、2,470,596、および2,519,863に記載されて
いるもの;両性ポリマー類、たとえば、特許出願EP−A−0,269,243
、米国特許3,836,537、特許出願EP−A−0,269,243、およ
び上記仏国特許出願のうち最後の2つもの;シリコーン類およびこれらの誘導体
、たとえば、特許出願EP−A−0,398,177および特許出願EP−A−
0,492,657に記載されているもの;および、あまり多くはないが、ある
種のアニオンポリマー類が挙げられる。無論、コンディショナーを混合して使用
することも可能である。 【0021】 本発明による髪洗浄組成物の本質的な特徴によれば、これらの組成物は、α位
がヒドロキシル化された少なくとも1つのカルボン酸(この化合物は、α−ヒド
ロキシ酸といわれるものである)およびその誘導体を含有する。酸誘導体として
は、会合塩(associated salts)(たとえば有機塩基またはアルカリ金属の塩)
、または、ラクチド(α−ヒドロキシ酸分子のオートエステル化(autoesterifi
cation)によってえられるもの)が挙げられる。 【0022】 このα−ヒドロキシ酸は、明らかに、1以上のヒドロキシル官能基を含有する
、モノ−またはポリカルボン酸からなり、これらのヒドロキシル官能基の少なく
とも1つは、前記酸のα位(カルボキシル官能基に隣接する炭素)に導入されて
いるものである。この酸は、最終洗浄組成物において、フリー酸の形態で、およ
び/または、複合塩(特に組成物の最終的なpHに応じて、有機塩基またはアル
カリ金属を用いた塩)の1つの形態で、または相当するラクチド(分子のオート
エステル化によって得られるもの)の形態で存在可能である。本発明による洗浄
組成物は無論、1以上のα−ヒドロキシ酸類またはそれらの誘導体を含有可能で
ある。 【0023】 このような化合物の例としては、クエン酸、乳酸、メチル乳酸、フェニル乳酸
、マレイン酸、マンデル酸、グリコール酸、タルトロン酸、酒石酸、グルコン酸
、ベンジル酸(benzylic acid)、および2−ヒドロキシカプリル酸が挙げられ
る。本発明に適当なα−ヒドロキシ酸タイプの他の化合物は、特許出願EP−A
−0,413,528に記載されたものであり、この出願の教示は、本出願に含
有されるものである。 【0024】 髪、皮膚および/または頭皮に、化粧品的に適合可能で、許容可能な酸類が好
ましくは、選択されるものである。 本発明の特に好ましい実施態様によれば、使用されるα−ヒドロキシ酸は、ク
エン酸、乳酸、および酒石酸から選択される。 【0025】 本発明による洗浄組成物の他の重要な特徴によれば、α−ヒドロキシ酸類は、
全重量に関して、少なくとも2重量%、好ましくは、少なくとも3重量%存在す
るものである。α−ヒドロキシ酸の含有量は、2と10重量%の間、好ましくは
、4と5重量%の間が一般的には非常に適当である。これらの濃度は、pHを調
節する目的で、ある酸が単独で使用された場合、従来のシャンプーに存在するも
のよりもはるかに高い濃度である。 【0026】 本発明による洗浄製剤は、一般的には以下の組成物を有する: (i)アニオン界面活性剤:洗浄製剤の全重量に関して、5から50重量%、
好ましくは、5から20重量%; (ii)両性界面活性剤:洗浄製剤に存在するアニオン界面活性剤または界面活
性剤の全重量に関して、10から70重量%、好ましくは、30から60重量%
; (iii)コンディショニング剤:洗浄製剤の全重量に関して、0.01から1
0重量%; (iv)α−ヒドロキシ酸:上記のような量。 【0027】 本発明による洗浄組成物用ビヒクルまたはサポートは好ましくは、水またはエ
タノール、イソプロパノールまたはブタノールなどの低級アルコールの水−アル
コール性溶液である。 【0028】 本発明による洗浄組成物は、一般的にはpH2と8の間、好ましくは、pH3と
7の間である。 pHを所望の値に調節するのは、通常、塩基(有機または無機)、たとえばア
ンモニア水または1級、2級、または3級(ポリ)アミン、たとえばモノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールア
ミンまたは1,3−プロパンジアミンなどを組成物に添加することにより行われ
る。 好ましくは、アンモニアが使用される。 【0029】 α−ヒドロキシ酸の塩基による中性化は、pHの変動をさけることによって、
シャンプーの安定性を得ることの可能な緩衝液の形態にすることが優位である。
さらに、この中性化によって、一般的に、このタイプの適用にしばしば求められ
ていた、シャンプーの自発増粘性をおこすことになる。 【0030】 本発明による洗浄組成物は無論、さらに、シャンプーの分野において使用され
る通常の全てのアジュバントを含有可能であり、たとえば、香料、保存剤、金属
イオン封止剤、増粘剤(特にPEG、PEG誘導体)、柔軟剤、泡調節剤、染料、
光沢剤、保湿剤、抗ふけ剤、抗皮脂剤、日焼け止め剤、ビタミンなどを含有可能
である。 【0031】 組成物の分野において使用される種々の形態、たとえば、より濃く又は薄く粘
稠またはゲル化される液体、クリーム、または、ゲルの形態で提供可能である。
これらの組成物は、髪の洗浄、ヘアーケアーおよび/または髪を美しくするのに
適しているものである。 【0032】 以後、実施例を用いて本発明を例解する。 【0033】 【実施例】 以下の組成を有する、本発明による3つのシャンプー(A、BおよびC)を調
製し、テストした: 【0034】 シャンプーA: −2.2モルのエチレンオキシドを含有するナトリウム=ラウリル=エーテル
=スルフェート(アニオン界面活性剤) 7.28g −レオ社(REWO)から、商品名レワーデム(REWORDEM)S133
3で販売されている、ジナトリウム=リシノレイル=モノエタノールアミド=ス
ルホスクシナート(アニオン界面活性剤) 0.8g −ローンプーレン社(Rhone Poulenc)から、商品名ミラノール(MIRA
NOL)C2Mとして販売されている、ナトリウム=ココアミドエチル−(N−
ヒドロキシエチル−N−カルボキシメチル)グリシナート(イミダゾリンタイプ
の両性界面活性剤) 3.8g −ユニオンカーバイド社から商品名JR400として販売されている、架橋し
て、4級化したヒドロキシエチルセルロース(コンディショニング剤) 0.1g −コプラ酸=モノイソプロパノールアミド(増粘剤) 1.5g −EDTA 0.39g −保存剤 0.31g −クエン酸 5g −水 全体として100gとするための適 量 このシャンプーのpHは、アンモニア水を添加することによって、pH4.5に
調節された。 【0035】 シャンプーB: −トリエタノールアミン=ラウリル=スルフェート(アニオン界面活性剤) 10g −シュマーシュワルツ社(ZSCHIMMER SCHWARTZ)から、商
品名セタシン(SETACIN)Fスペシャルペーストで販売されている、ジナ
トリウム=ラウリル=モノスルホスクシナート(アニオン界面活性剤) 0.8g −ナトリウム=ココアミドエチル−(N−ヒドロキシエチル−N−カルボキシ
メチル)グリシナート(イミダゾリンタイプの両性界面活性剤) 1.14g −ユニオンカーバイド社から商品名JR400として販売されている、架橋し
て、4級化したヒドロキシエチルセルロース(コンディショニング剤) 0.2g −ISP社から商品名ガフカート(GAFQUAT)755として販売されて
いる、ジエチル=スルフェートで4級化したビニルピロリドン/ジメチルアミノ
エチルメタクリレートコポリマー(コンディショニング剤) 0.2g −EDTA 0.26g −保存剤 0.11g −クエン酸 5g −水 全体として100gとするため
の適量 このシャンプーのpHは、アンモニア水を添加することによって、pH5に調節
された。 【0036】 シャンプーC: −ヘンケル社から商品名サイポンレム(SIPON LEM)235として販
売されている、エチレンオキシドを2.2モル含有する、モノエタノールアミン
=ラウリル=エーテル=スルフェート(アニオン界面活性剤) 15.4g −ナトリウム=ココアミドエチル−(N−ヒドロキシエチル−N−カルボキシ
メチル)グリシナート(イミダゾリンタイプの両性界面活性剤) 1.14g −ユニオンカーバイド社から商品名JR400として販売されている、架橋し
て、4級化したヒドロキシエチルセルロース(コンディショニング剤) 0.15g −EDTA 0.5g −保存剤 0.31g −クエン酸 5g −水 全体として100gとする
ための適量 このシャンプーのpHは、アンモニア水を添加することによって、pH5に調節
された。 【0037】 上記シャンプーの化粧品的性能は、敏感なヒトの髪(この場合、パーマ処理さ
れた髪)に、インビボで行われた感覚分析テストを用いてエキスパートの集団に
よって評価した。この方法は、以下のように行われる:シャンプーが濡れた髪に
適用され、次いで乳化して、最後に、2、3分たった後、水で洗い流し;乾燥後
、髪を、エキスパートがテストした。 【0038】 比較としての比較組成物においては、α−ヒドロキシ酸が欠如していること以
外は、それぞれ、上記組成物、A、B、およびCと同一の、3つの比較組成物、
A’、B’、およびC’が同じ方法によってテストされ、各々の組成物のpHは
、塩酸によって、相当する本発明の組成物のものと同じにした。 【0039】 エキスパートの集団は、本発明による組成物、A、B、およびCを、相当する
比較組成物と比較して、以下の代表的な効果を有するものであると判断し、結論
づけた。すなわち、乾燥した髪における光沢、明度、柔軟さ、およびスムーズさ
が得られるものである。 さらに、一方で、比較シャンプーで数十回繰り返し処理した髪に、機械的強度
テストを行い、他方で、本発明によるシャンプーに関しても同テストを行った結
果、本発明によるシャンプーの場合には、機械的強度がうしなわれることがない
ことが判明した。
Description: FIELD OF THE INVENTION The present invention relates to an anionic surfactant, a special amphoteric surfactant, and a conditioning agent for cleaning or care of hair and / or scalp. And a novel cosmetic composition with improved properties, based on an α-hydroxylated carboxylic acid or a derivative thereof. The invention also relates to the use of this cosmetic composition. 2. Description of the Related Art For hair washing and / or care, hair washing containing both (mixture) of an anionic surfactant and an amphoteric surfactant. It is common for a composition (or shampoo) to be used. In fact, although these compositions have excellent detergency, the essential cosmetic properties are:
It is relatively low. Accordingly, it is used for particularly sensitive hair (ie, hair that has become damaged or brittle, especially under the chemical action of atmospheric agents and / or treatments such as permanent, dyeing or bleaching). For the purpose, it is known to add to these compositions complementary cosmetic agents known as conditioning agents, in particular polymers, in order to improve the cosmetic properties of the cleaning compositions. ing. Conditioning agents are, for example, cationic polymers, amphoteric polymers, or silicones and / or silicone derivatives, which give the treated hair a significantly improved ease of unraveling and styling and a better Flexibility is obtained. However, imidazoline-type amphoteric surfactants are used, in particular, for the preparation of cleaning compositions based on anionic and amphoteric surfactants and conditioning agents, so that in dry hair, the above-mentioned amphoteric surfactants are used. Unfortunately, such cosmetic advantages cannot be obtained. That is, certain cosmetic effects are obtained which are considered undesirable, ie the hairstyle looks poor (lack of lightness of the hair), is not smooth (uneven from the root to the tip of the hair), and the gloss is low. Are inadequate. Furthermore, these disadvantages are associated with the application of the cleaning composition to sensitized hair; in addition, if the cleaning composition is used repeatedly, especially if the hair has been dyed with oxidative dyes, This results in a decrease in the mechanical strength of the hair. As a result, anionic surfactants, imidazoline-type amphoteric surfactants,
And recent cleaning compositions containing conditioning agents are not entirely satisfactory. Means for Solving the Problems and Action As a result of intensive studies on this point, the applicant has found that a sufficient amount of α-hydroxylated carboxylic acids or their derivatives can be converted to an anionic surfactant, imidazoline type It has been found that these disadvantages can be reduced or eliminated by adding them to conventional hair washing compositions based on amphoteric surfactants and conditioning agents. The problems generally associated with the use of such compositions are, in particular, that the hair becomes thin, lacks smoothness and luster and reduces the mechanical strength of the hair. Detergency and other superior cosmetic properties (flexibility, ease of tangling, slicing), but also have the above-mentioned problems. This finding is the basis of the present invention. Thus, according to the present invention, at least one cosmetically acceptable medium
Gloss, brightness, softness and smoothness are obtained in a hair cleaning composition of the type comprising one anionic surfactant, at least one imidazoline-type amphoteric surfactant and at least one conditioning agent. At least one carboxylic acid having a hydroxyl group in the α-position of at least 2% by weight, based on the total weight of the composition, so that the mechanical strength is not compromised:
A composition is provided, further comprising an α-hydroxy acid, or a derivative thereof. [0008] Another subject of the present invention is a method for cleaning or caring for hair and / or scalp,
This is a cosmetic use of the composition. [0009] Other features and advantages of the present invention will become more apparent from the following description, but the invention is not limited to these examples. According to the present invention and in the field of the art (especially the 'Handbook of Surfactants', MR Porter, Blackies and Sun (Glasgow
And London), 1991, according to the 199-202 see page), the imidazoline type amphoteric surfactants of the general formula: RCONHCH 2 CH 2 NHCH 2 CH 2 OH, wherein, R is generally Represents a saturated or unsaturated hydrocarbon group derived from a fatty acid, and is represented by the following formula (actually, a compound obtained by the reaction of a fatty acid with aminoethylaminoethanol): mono-alkyl- or alkenylamidoethylaminoethanol Or a variety of amphoteric surfactants that can be prepared by dicarboxylation, especially by chloroacetylation and / or chloropropionylation. The imidazoline-type amphoteric surfactant which is particularly targeted in the present invention is represented by the formula (I): Here, -R 1 represents a saturated or unsaturated hydrocarbon group such as a fatty acid group, -R 2 represents a hydrogen atom or a group-(CH 2 ) m -COOY, -X and Y Represents a hydrogen atom or a monovalent cation, particularly a metal cation, particularly an alkali metal cation such as sodium, which may be the same or different; -n and m may be the same or different, and Compounds represented by the following formula: [0014] Amphoteric surfactants ranging in particular belong the formula (I) of the present invention, at least one, preferably, greater than 1 the following features: n and m are identical; R 2 is a group - (CH 2) shows the m -COOY; X and Y are identical, preferably, a monovalent metal cation, in particular shows a sodium cation; R 1 is generally C 5 -C 20 alkyl group, in particular Denotes a C 7 , C 9 , C 11 , C 13 or C 17 alkyl group, or a C 17 unsaturated group, or an alkyl group of the acid R 1 —COOH is a natural oil such as coconut oil, copra oil, linseed oil, Present in wheat germ oil or tallow. Examples of imidazoline-type amphoteric surfactants include, among others, those sold by Rhone Poulenc under the trade name MIRANOL, the following CFTA (CFTA, 4th edition, 1991) Years): disodium caproamphodiacetate, disodium caproamphodipropionate, disodium capryloamphodiacetate, disodium capryloamphodipropionate, disodium cocoamphodiacetate, disodium cocoamphodipropionate, isostear Disodium loamphodiacetate, disodium isostearoamphomodipropionate, disodium lauroamphodiacetate, disodium lauroamphomodipropionate, disodium oleoamphomodipropionate, disodium stearoamphodiacetate Thorium, sodium tallow Anho diacetate second and wheat germ Anho diacetate disodium, and the like. Here, with the use of a cleaning composition, which combines an anionic surfactant and a conditioner with an amphoteric surfactant of the imidazoline type, the general cosmetic (hair activity) mentioned at the beginning of the present application. The problem is exacerbated, especially when the imidazoline-type amphoteric surfactant is disodium cocoamphodiacetate or disodium cocoamphodipropionate according to the CTFA nomenclature. That has been found. The cleaning composition according to the invention can of course contain one or more amphoteric surfactants as described above. [0018] The nature of the anionic surfactant included in the cleaning composition according to the present invention is not critical. Accordingly, examples of the anionic surfactant that can be used alone or in combination in the present invention include, in particular, salts of the following compounds (especially alkali metal salts, particularly sodium salts, ammonium salts, amine salts, amino alcohol salts or Magnesium salts): alkyl sulphates, alkyl ether sulphates, alkyl amide ether sulphates; alkyl aryl polyether sulphates and monoglyceride sulphates; alkyl sulphonates, alkyl sulphates Alkyl amide sulfonates, alkyl aryl sulfonates, α-olefin sulfonates, and paraffin sulfonates; alkyl sulfosuccinates,
Alkyl = ether sulfosuccinates and alkyl = amide = sulfosuccinates; alkyl = sulfosuccinates; alkyl = sulfoacetates; alkyl = ether = phosphates; acyl = sarcosinates and N- Examples include salts of acyl taurates. The alkyl or acyl groups of these various compounds have 12 to 20 carbon atoms. Furthermore, usable anionic surfactants include fatty acid salts, for example, salts of acids of oleic acid, ricinoleic acid, palmitic acid, stearic acid, copra oil or hydrogenated copra oil; Acyl = lactates having the following carbon number: Weaker anionic surfactants such as alkyl-D-galactoside-uronic acids and salts thereof, and also polyoxyalkylenated carboxyl ethers, especially having from 2 to 24 ethylene oxide groups, and mixtures thereof can be used. It is. The conditioning agents that can be used in the present invention can be selected from those known per se, as long as they enhance the cosmetic properties of the hair treated with the cleaning composition, and in particular, cationic polymers such as, for example, Patent applications EP-A-0,337,354 and French patent applications FR-A-2,270,846,2,383,660,2
598,611, 2,470,596, and 2,519,863; amphoteric polymers, for example, patent application EP-A-0,269,243.
U.S. Pat. No. 3,836,537, patent application EP-A-0,269,243, and the last two of the above-mentioned French patent applications; silicones and their derivatives, for example the patent application EP-A- 0,398,177 and patent application EP-A-
0,492,657; and, to a lesser extent, certain anionic polymers. Of course, it is also possible to mix and use conditioners. According to an essential feature of the hair cleaning compositions according to the invention, these compositions comprise at least one carboxylic acid which is hydroxylated at the α-position (this compound being what is called an α-hydroxy acid). And its derivatives. Acid derivatives include associated salts (eg, organic bases or alkali metal salts)
Or lactide (autoesterification of α-hydroxy acid molecule)
cation). The α-hydroxy acids obviously consist of mono- or polycarboxylic acids containing one or more hydroxyl functions, at least one of these hydroxyl functions being in the α-position of the acid (carboxyl group). (Carbon adjacent to a functional group). The acid may be present in the final cleaning composition in the form of the free acid and / or in the form of a complex salt (especially a salt with an organic base or an alkali metal, depending on the final pH of the composition). Or the corresponding lactide (obtained by auto-esterification of the molecule). The cleaning composition according to the invention can of course contain one or more α-hydroxy acids or their derivatives. Examples of such compounds include citric acid, lactic acid, methyl lactic acid, phenyl lactic acid, maleic acid, mandelic acid, glycolic acid, tartronic acid, tartaric acid, gluconic acid, benzylic acid, and 2- Hydroxycaprylic acid. Other compounds of the α-hydroxy acid type suitable for the present invention are described in patent application EP-A
No. 0,413,528, the teachings of which are incorporated herein. [0024] Cosmetically compatible and acceptable acids for the hair, skin and / or scalp are preferably those to be selected. According to a particularly preferred embodiment of the present invention, the α-hydroxy acid used is selected from citric acid, lactic acid and tartaric acid. According to another important feature of the cleaning composition according to the invention, the α-hydroxy acids are
It is present at least 2% by weight, preferably at least 3% by weight, with respect to the total weight. An α-hydroxy acid content of between 2 and 10% by weight, preferably between 4 and 5% by weight, is generally very suitable. These concentrations are much higher than those found in conventional shampoos when certain acids are used alone to adjust pH. The cleaning formulation according to the invention generally comprises the following composition: (i) anionic surfactant: 5 to 50% by weight, relative to the total weight of the cleaning formulation,
Preferably 5 to 20% by weight; (ii) amphoteric surfactant: 10 to 70% by weight, preferably 30 to 60% by weight, based on the total weight of anionic surfactant or surfactant present in the cleaning formulation.
(Iii) conditioning agent: 0.01 to 1 with respect to the total weight of the cleaning formulation;
(Iv) α-hydroxy acid: amount as described above. The vehicle or support for the cleaning composition according to the invention is preferably water or a water-alcoholic solution of a lower alcohol such as ethanol, isopropanol or butanol. The cleaning composition according to the invention is generally between pH 2 and 8, preferably between pH 3 and 7. Adjusting the pH to the desired value is usually carried out by using a base (organic or inorganic) such as aqueous ammonia or a primary, secondary or tertiary (poly) amine such as monoethanolamine, diethanolamine, triethanolamine, isopropanol. This is performed by adding an amine or 1,3-propanediamine to the composition. Preferably, ammonia is used. The neutralization of α-hydroxy acids with bases is achieved by avoiding pH fluctuations.
It is advantageous to make it in the form of a buffer that can provide shampoo stability.
In addition, this neutralization generally causes the spontaneous thickening of the shampoo, which is often required for this type of application. The cleaning compositions according to the invention can of course also contain all customary adjuvants used in the field of shampoos, for example perfumes, preservatives, metal ion sealants, thickeners (especially PEG, PEG derivative), softener, foam regulator, dye,
It can contain brighteners, moisturizers, antidandruff agents, antisebum agents, sunscreens, vitamins and the like. The various forms used in the field of compositions can be provided in the form of liquids, creams or gels which are thicker or thinner and which become viscous or gelled.
These compositions are suitable for hair washing, hair care and / or hair beautification. Hereinafter, the present invention will be described by way of examples. EXAMPLES Three shampoos (A, B and C) according to the invention having the following composition were prepared and tested: Shampoo A:-sodium containing 2.2 mol of ethylene oxide = Lauryl = ether sulfate (anionic surfactant) 7.28 g-REWORDEM S133 from REO
0.8 g of disodium-ricinoleyl-monoethanolamide = sulfosuccinate (anionic surfactant) sold under the tradename Milanol (MIRA) sold by Rhone Poulenc.
NOL) sodium cocoamidoethyl- (N-), sold as C2M
Hydroxyethyl-N-carboxymethyl) glycinate (imidazoline-type amphoteric surfactant) 3.8 g-Crosslinked and quaternized hydroxyethylcellulose (conditioning agent) sold by Union Carbide under the trade name JR400 0 0.1 g-Copric acid = monoisopropanolamide (thickener) 1.5 g-EDTA 0.39 g-Preservative 0.31 g-Citric acid 5 g-Water Suitable amount to make 100 g as a whole The pH of this shampoo is ammonia water The pH was adjusted to 4.5 by adding. Shampoo B:-10 g of triethanolamine = lauryl = sulfate (anionic surfactant)-Disodium, sold under the trade name SETACIN F special paste from ZSCHIMMER SCHWARTZ Lauryl monosulfosuccinate (anionic surfactant) 0.8 g-Sodium cocoamidoethyl- (N-hydroxyethyl-N-carboxymethyl) glycinate (imidazoline type amphoteric surfactant) 1.14 g-union carbide 0.2 g of cross-linked, quaternized hydroxyethylcellulose (conditioning agent) sold under the trade name JR400 by the company, sold under the trade name GAFQUAT 755 by the ISP company. Vinylpyrrolidone / dimethylaminoethyl methacrylate copolymer quaternized with diethyl sulfate (conditioning agent) 0.2 g-EDTA 0.26 g-preservative 0.11 g-citric acid 5 g-water Appropriate amount The pH of this shampoo was adjusted to pH 5 by adding aqueous ammonia. Shampoo C: Monoethanolamine = lauryl ether = sulfate (anionic surfactant), containing 2.2 moles of ethylene oxide, sold under the trade name SIPON LEM 235 by Henkel. 4g-Sodium = cocoamidoethyl- (N-hydroxyethyl-N-carboxymethyl) glycinate (Imidazoline-type amphoteric surfactant) 1.14g-Crosslinked, sold under the trade name JR400 from Union Carbide, Quaternized hydroxyethylcellulose (conditioning agent) 0.15 g-EDTA 0.5 g-Preservative 0.31 g-Citric acid 5 g-Water Suitable amount to make the total 100 g The pH of this shampoo is determined by adding aqueous ammonia By Te was adjusted to pH 5. The cosmetic performance of the shampoo was evaluated by a panel of experts using sensory analysis tests performed on sensitive human hair (in this case, permed hair) in vivo. The method is carried out as follows: a shampoo is applied to the wet hair, then emulsified and finally rinsed with water after a few minutes; after drying, the hair is tested by an expert. In a comparative composition for comparison, three comparative compositions, each identical to the above compositions, A, B and C, except for the lack of an α-hydroxy acid,
A ', B', and C 'were tested by the same method, and the pH of each composition was made the same as that of the corresponding inventive composition by hydrochloric acid. A panel of experts judged and concluded that the compositions according to the invention, A, B and C, had the following representative effects compared to the corresponding comparative composition. That is, gloss, lightness, softness, and smoothness of the dried hair can be obtained. Further, on the one hand, a hair that was repeatedly treated with a comparative shampoo several tens of times was subjected to a mechanical strength test, and on the other hand, the same test was performed on the shampoo according to the present invention. It was found that the target strength was not lost.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 【請求項1】 化粧品的に許容される媒体中に、少なくとも1つのアニオン界
面活性剤と、少なくとも1つのイミダゾリンタイプの両性界面活性剤と、少なく
とも1つのコンディショニング剤とを含有するタイプの髪用洗浄組成物において
、光沢、明度、柔軟さ、およびスムーズさが得られ、機械的強度がうしなわれる
ことがないようにするための、組成物の全重量に関して少なくとも2重量%の、
α位にヒドロキシル基を有する、少なくとも1つのカルボン酸:α−ヒドロキシ
酸、またはその誘導体をさらに含有することを特徴とする、組成物。 【請求項2】 前記α−ヒドロキシ酸またはその誘導体の含有量が、少なくと
も3重量%であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。 【請求項3】 前記α−ヒドロキシ酸またはその誘導体の含有量が、10重量
%よりも少ないことを特徴とする、請求項1または2に記載の組成物。 【請求項4】 アニオン界面活性剤が、組成物の全重量に関して、5から50
重量%、好ましくは、5から20重量%存在することを特徴とする、請求項1な
いし3のいずれか1項に記載の組成物。 【請求項5】 両性界面活性剤が、アニオン界面活性剤または界面活性剤の全
重量に関して、10から70重量%、好ましくは、30から60重量%存在する
ことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。 【請求項6】 コンディショニング剤が、組成物の全重量に関して、0.01
から10重量%存在することを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか1項に
記載の組成物。 【請求項7】 水性または水−アルコール性組成物であることを特徴とする、
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成物。 【請求項8】 pHが2と8の間であることを特徴とする、請求項1ないし7の
いずれか1項に記載の組成物。 【請求項9】 pHが3と7の間であることを特徴とする、請求項8に記載の
組成物。 【請求項10】 α−ヒドロキシ酸が、フリー酸の形態および/またはその複
合塩の1つの形態および/または相当するラクチドの形態で存在することを特徴
とする、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の組成物。 【請求項11】 α−ヒドロキシ酸が、クエン酸、乳酸、および酒石酸から選
択されることを特徴とする、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の組成物
。 【請求項12】 コンディショニング剤が、カチオンポリマー類、両性ポリマ
ー類、シリコーン類、およびシリコーン誘導体から選択されることを特徴とする
、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の組成物。 【請求項13】 イミダゾリンタイプの両性界面活性剤が、式(I): 【化1】 ここで、 −R1は、脂肪酸基などの、飽和または不飽和炭化水素基を示し、 −R2は、水素原子または基−(CH2m−COOYを示し、 −XおよびYは、同じでも異なっていてもよい、水素原子または1価のカチオ
ン、特に金属カチオン、特にナトリウムなどのアルカリ金属カチオンを示し、 −nおよびmは、同じでも異なっていてもよい、1または2の整数である、 で表わされる化合物類から選択されることを特徴とする、請求項1ないし12
のいずれか1項に記載の組成物。 【請求項14】 nおよびmは同一であり;R2は基−(CH2m−COOY
を示し;XおよびYは同一であり、1価の金属カチオン、特にナトリウムを示し
;R1は、C5〜C20アルキル基、特にC7、C9、C11、C13またはC17アルキル
基、またはC17不飽和基を示し、または酸R1−COOHのアルキル基は、ココ
ナツ油、 コプラ油、アマニ油、小麦胚芽油、または獣脂などの天然油において存在するこ
とを特徴とする、請求項13に記載の組成物。 【請求項15】 イミダゾリンタイプの両性界面活性剤は、CTFA命名法に
よる、ココアンホ二酢酸二ナトリウム類またはココアンホ二プロピオン酸二ナト
リウム類であることを特徴とする、請求項14に記載の組成物。 【請求項16】 髪および/または頭皮の洗浄および/またはケアー用として
の、請求項1ないし15のいずれか1項に記載の組成物の用途。 【請求項17】 前記髪が敏感な状態の髪であることを特徴とする、請求項1
6に記載の用途。
Claims: 1. A cosmetically acceptable medium comprising at least one anionic surfactant, at least one imidazoline-type amphoteric surfactant and at least one conditioning agent. At least 2% by weight, based on the total weight of the composition, in order to obtain gloss, lightness, softness and smoothness and to avoid loss of mechanical strength. ,
A composition further comprising at least one carboxylic acid having a hydroxyl group at the α-position: α-hydroxy acid, or a derivative thereof. 2. The composition according to claim 1, wherein the content of the α-hydroxy acid or a derivative thereof is at least 3% by weight. 3. The composition according to claim 1, wherein the content of the α-hydroxy acid or a derivative thereof is less than 10% by weight. 4. An anionic surfactant comprising from 5 to 50, based on the total weight of the composition.
4. The composition according to claim 1, wherein the composition is present in an amount of from 5 to 20% by weight. 5. A method according to claim 1, wherein the amphoteric surfactant is present in an amount of 10 to 70% by weight, based on the total weight of the anionic or surfactant. 5. The composition according to any one of the above items 4. 6. The conditioning agent, based on the total weight of the composition, is 0.01%.
The composition according to claim 1, wherein the composition is present in an amount of from about 10% to about 10% by weight. 7. An aqueous or water-alcoholic composition,
The composition according to any one of claims 1 to 6. 8. The composition according to claim 1, wherein the pH is between 2 and 8. 9. The composition according to claim 8, wherein the pH is between 3 and 7. 10. The process according to claim 1, wherein the α-hydroxy acid is present in the form of the free acid and / or in the form of one of its complex salts and / or in the form of the corresponding lactide. A composition according to claim 1. 11. The composition according to claim 1, wherein the α-hydroxy acid is selected from citric acid, lactic acid and tartaric acid. 12. The composition according to claim 1, wherein the conditioning agent is selected from cationic polymers, amphoteric polymers, silicones and silicone derivatives. 13. An amphoteric surfactant of the imidazoline type having the formula (I): Here, -R 1 is such as a fatty acid group, a saturated or unsaturated hydrocarbon group, -R 2 is a hydrogen atom or a group - (CH 2) shows the m -COOY, -X and Y are the same Represents a hydrogen atom or a monovalent cation, particularly a metal cation, particularly an alkali metal cation such as sodium, wherein -n and m are the same or different and are integers of 1 or 2 13. A compound selected from the group consisting of:
A composition according to any one of the preceding claims. 14. n and m are the same; R 2 is a group — (CH 2 ) m —COOY
X and Y are the same and represent a monovalent metal cation, especially sodium; R 1 is a C 5 -C 20 alkyl group, especially a C 7 , C 9 , C 11 , C 13 or C 17 alkyl group, or shows a C 17 unsaturated group or an acid R 1 -COOH alkyl groups, is characterized coconut oil, copra oil, linseed oil, that are present in the natural oils of wheat germ oil, or the like tallow, A composition according to claim 13. 15. The composition according to claim 14, wherein the amphoteric surfactant of the imidazoline type is cocoamphodiacetate disodium or cocoamphodipropionate disodium according to CTFA nomenclature. 16. Use of the composition according to any one of claims 1 to 15 for cleaning and / or caring for hair and / or scalp. 17. The hair according to claim 1, wherein the hair is sensitive.
Use according to 6.

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