JP2603240Y2 - シート状極板作成用金型 - Google Patents

シート状極板作成用金型

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JP2603240Y2
JP2603240Y2 JP6737493U JP6737493U JP2603240Y2 JP 2603240 Y2 JP2603240 Y2 JP 2603240Y2 JP 6737493 U JP6737493 U JP 6737493U JP 6737493 U JP6737493 U JP 6737493U JP 2603240 Y2 JP2603240 Y2 JP 2603240Y2
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JP
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mold
sheet
shaped electrode
electrode plate
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仁司 島林
哲夫 上荷
俊介 井上
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Yuasa Corp
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    • Y02E60/12

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  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はシート状極板作成用金型
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シート状極板を作成する従来の金型は、
図3に示したように、シート状に成形した活物質が載置
される第1金型11と、この活物質の上に集電体が載置
され、この集電体の上に配されて前記活物質と集電体を
加圧する第2金型12とからなり、各金型は活物質と集
電体とが均等に加圧されるように、その加圧面10は平
面になっていた。
【0003】このような金型を用いてシート状極板を作
成する場合、活物質の上に載置された集電体の周辺部が
浮き上がらないように、第2金型12の周縁部に傾斜面
13を設け、この傾斜面13によって集電体を斜めに押
圧して図4のような形状にしていた。
【0004】なお、図4において、1はシート状極板、
2は集電体、3は第2金型12の周縁部に設けた傾斜面
13によって形成された傾斜側面である。
【0005】
【考案が解決しようとする問題】上記した従来のシート
状極板作成用金型では、集電体の周辺部の浮き上がりを
完全に防止することができず、このようにして作成した
正、負極板をセパレータを介して交互に重ねて電池とし
た場合に、浮き上がった集電体によって内部短絡が生じ
る場合があり、電池の不良が発生するという問題があっ
た。
【0006】また、上記した従来のシート状極板作成用
金型を用いて作成したシート状極板1では、傾斜側面3
の下端で活物質の一部が糸状に突出したバリ4を生じて
内部短絡の原因になるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は、シート状に成形した活物質が加圧面に載
置される第1金型と、前記活物質の上に集電体が載置さ
れ、この集電体の上に配されて前記活物質と集電体を加
圧面で加圧する第2金型とからなるシート状極板作成用
金型であって、前記第1金型の加圧面の周縁に凸部を形
成し、かつ前記凸部の外周に、床面が前記加圧面より低
い溝部を形成したことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】従って、本考案は、第1金型の周縁に形成した
凸部によってシート状極板の傾斜側面の下端近傍を強く
押圧することができるので、集電体の浮き上がりを防止
することができる。
【0009】また、本考案は、凸部の外周に形成した、
床面が加圧面より低い溝部によって傾斜側面3の下端に
生じるバリ4が外側に突出しなくなるので、内部短絡の
発生を防止することができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案を実施例により説明する。
【0011】図1は、本考案のシート状極板作成用金型
の断面図である。
【0012】図2は、本考案のシート状極板作成用金型
を用いて作成したシート状極板の断面図である。
【0013】本考案のシート状極板作成用金型の特徴
は、図1に示したように、第1金型11の周縁に凸部1
4を形成し、この凸部14によってシート状極板の傾斜
側面3の下端近傍が強く押圧されるようにし、この押圧
によって、外側に展延されるシート状極板1の周縁が溝
部15によって容積的に吸収されるようにしたものであ
る。
【0014】そのため、前記傾斜側面3の下端にバリが
突出しなくなる。
【0015】また、前記凸部14によってシート状極板
1の中央付近の活物質が周辺に展延されるのを防止する
ことができる。
【0016】そのため、前記傾斜側面3の下端に活物質
が押し出されることがなくなり、傾斜側面3の下端にバ
リが突出しなくなる。
【0017】上記した金型を用いて成形したシート状極
板1は、図2に示したように、凸部によって強く押圧さ
れてなる凹部5が形成される。
【0018】こうして得られたシート状極板1では、凹
部5は集電体が強く押圧されているので、傾斜面13に
よって形成された傾斜側面3で集電体が浮き上がること
はない。
【0019】
【考案の効果】上記したとおりであるから、本考案は、
傾斜側面3の下端にバリが突出することがなくなり、同
時に集電体の浮き上がりが防止できるので、内部短絡に
よる電池の不良の発生が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のシート状極板作成用金型の断面図であ
る。
【図2】本考案の金型を用いて成形したシート状極板の
断面図である。
【図3】従来のシート状極板作成用金型の断面図であ
る。
【図4】従来の金型を用いて成形したシート状極板の断
面図である。
【符号の説明】
1 シート状極板 2 集電体 3 傾斜側面 4 バリ 5 凹部 10 加圧面 11 第1金型 12 第2金型 13 傾斜面 14 凸部 15 溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 4/00 - 4/98

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状に成形した活物質が加圧面に載
    置される第1金型と、前記活物質の上に集電体が載置さ
    れ、この集電体の上に配されて前記活物質と集電体を加
    圧面で加圧する第2金型とからなるシート状極板作成用
    金型であって、前記第1金型の加圧面の周縁に凸部を形
    成し、かつ前記凸部の外周に、床面が前記加圧面より低
    い溝部を形成したことを特徴とするシート状極板作成用
    金型。
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