JP2602826B2 - 折りたたみ包装容器 - Google Patents

折りたたみ包装容器

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JP2602826B2
JP2602826B2 JP62083100A JP8310087A JP2602826B2 JP 2602826 B2 JP2602826 B2 JP 2602826B2 JP 62083100 A JP62083100 A JP 62083100A JP 8310087 A JP8310087 A JP 8310087A JP 2602826 B2 JP2602826 B2 JP 2602826B2
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デルプラーンク アラン
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アラン デルプラ−ンク
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は折りたたみ包装容器に関し、そしてさらに詳
細には生産品を包装するための木材又はボール紙容器の
製造を意図するものである。
〔従来の技術〕
多年の間、包装容器は容器の内部空間の中に置かれた
製品を集めまた保護するために広く用いられてきた。2
つの型の材料、すなわち木材とボール紙とが主としてこ
の型の包装容器の製造に用いられている。
ボール紙は木材よりも安価であるがその機械的抵抗力
は劣っている。しかし、ボール紙は隅部を折りたたむの
が直線の折り目線を形成することによりこの材料で容易
に行われるという点で有利であるが、その反面、ボール
紙の可撓性を欠きそのため外力に対して内容物のより良
好な保護をもたらすという木材の特徴については知られ
ていない。
包装容器及び箱の2つの主な型が知られかつ広く用い
られている。返送できない型の包装と、一般に適度の保
管の費用を考慮した返送可能な型の包装とがそれであ
る。低価格のエネルギーの時代は返送不能の包装が多く
の商業活動に広く用いられてきたが、エネルギーの費用
の増大と未加工の材料のために、返送可能な容器と箱が
再考されるようになった。このような傾向において、木
材が先導するように思われる。
容器が空で商人又は商店に返送される時、明らかな理
由、とりわけ低い輸送費のために、非常に縮小された容
積しか占めないことが望まれる。これらの条件のもと
に、折りたたみ容器又は箱が市場で売買されてきた。こ
の型の容器は堅固なパネルを用いるため、蝶番手段を設
け、容器パネルが相互に重ねられるようこの容器パネル
を容易に折りたたむことができるようにしなければなら
ない。
今までに、適当な材料のピアノ型蝶番(ピアノヒン
ジ)がこの目的のために一般に用いられてきた。しか
し、ピアノヒンジは種々の理由で不都合である。さらに
詳細にはこれらは流体密ではなくまたそのため水がこの
接合部を通って滲み出る。さらに、これらのピアノヒン
ジの取付けは多くのねじと釘を必要とするむしろ退屈か
つ時間を要する作業である。最後にこれらピアノヒンジ
は比較的高価である。
これに加え、金属蝶番の使用は折りたたみ容器の製造
コストを著しく増大させ、他方においてこれらの金属蝶
番は酸化したり腐食したりするため折りたたみ容器の弱
点となる。大概の例において、ねじは最初に取付けられ
た時木材に恒久的な損傷を与え、そのために新しい蝶番
のねじを古いねじの孔の中に嵌め込むことができないの
で、これら蝶番は取替えることが不可能である。
これらの欠点は明らかに折りたたみ包装容器の発展に
とって不利益となり、そして折りたたみ容器の多くの有
利な特徴を考慮した場合、このことはさらに遺憾なこと
である。
取扱い上の観点から、包装容器の輸送を容易にするた
め、これら包装容器は一般に、フォークリフトトラック
を用いることにより容易に取扱うことのできるパレット
上に、置かれる。しかし、包装容器をパレットに固定す
る手段を欠くことは、この容器がパレット上を滑り床の
上に落下することさえ起り得るので、不利益なことであ
る。さらに、これらの条件のもとで、数個の独立した容
器の積重ねが不安定であることから生じる危険のために
積重ねができない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の本質的な目的は、その製造が一方において容
易に行われ他方において容器の構成要素の特別な性質に
より特に経済的であるような、折りたたみ容器を提供す
ることである。
〔問題点を解決するための手段及びその効果〕
実際に、本発明によれば、正確に所要の寸法を有しか
つ顧客の要求に合致する包装容器は、所要の種々の寸法
とは無関係に大量生産が可能である。この特殊な構造は
特に製造コストの観点から有利である。
包装容器のこの製造コストの低減は蝶番の品質と耐用
寿命の著しい向上によって得られるものである。事実、
本発明の蝶番装置は何らの損傷を受けることなく天候条
件にさらすことができ、回動運動が可能であり全ての困
難な点から解放され、この結果は特別簡単な方法で得ら
れるものである。
これらの種々の目的と特徴は、本発明の本来の目的を
なしまた非常に容易に製造されかつ組立てることができ
る蝶番装置を用いることによって達成される。これに加
えて、この蝶番装置は、種々の容器寸法に適合できまた
パネル及び同様な要素にその取付けが容易であり蝶番式
にこれらの要素を相互に組立てることができるようにし
ている。
必要ならば、この蝶番は損傷した蝶番を取除くことな
しに未熟な労働者によってさえも非常に短い時間で取替
えることができる。したがって、容器の耐用寿命は蝶番
の寿命とは無関係である。
さらに、本発明の折りたたみ包装容器は、特に流体密
でありまた蝶番部分に良好な機械的強度を有している。
この容器の内部空間の中に収容される製品はそのため外
部要因に対して安全に保護される。
本発明の他の目的は容易に取扱われかつ積重ねできる
折りたたみ包装容器を提供することである。さらに詳細
には、本発明の折りたたみ包装容器は従来公知のパレッ
トと同じ取扱い上の特徴を有している。さらに、本発明
の折りたたみ包装容器は何らの危険性なしに積重ねるこ
とができる。
本発明のその他の特徴と利点は、限定されない例とし
てのみ与えられた好適な形式の実施態様についての以下
の記載から明らかになるであろう。
本発明によれば、製品を取扱う包装を形成するように
なっている折りたたみ包装容器であって、平行六面体の
形状で、底と前方パネルと後方パネルと側部パネルと折
り曲げ蓋とを有し、前記パネルが可撓接合部により回動
自在に接合されている折りたたみ包装容器において、前
記底が、側部パネルのうち少なくとも1つのパネルに回
動自在に接合されまたその周縁に容器を形成するよう周
囲の側部パネルを支持し固定する出っ張りを備え、前記
側部パネルはそれぞれそれ自体が2つに折りたたみでき
かつ底の周縁の出っ張りにより固定され、前記4つの側
部パネルの厚さにわたる2重可撓接合部が底と後方パネ
ルとの間に配設されている、ことを特徴とするものであ
る。
本発明によれば、4つの側部パネルの厚さに相当する
2重可撓接合部が底と後方パネルとの間に設けられてい
るため、折りたたむ際に側部パネルを底の内側表面、す
なわち容器を組立てた時の容器の内側の表面上に折りた
たむことができ、そのため底が固定されて動かせない場
合、例えば底が輸送用パレットに固定されているような
場合に特に有利となる。またこのような折りたたみ方式
により、折りたたんだ時のスペースが小さくなり、また
底の大きさ以上に張り出すこともなくなる。
〔実施例〕
本発明は包装容器及び包装箱に関し、生産品の貯蔵,
保護及び輸送のための改良された折りたたみ容器に特に
関するものである。
木材は、本発明の包装容器を製造するために考えられ
る好ましい材料であるが、他の材料もまた必要ならば用
いることができる。
一般に、蝶番式に相互連結されたパネルからなる折り
たたみ箱の弱点は容器のパネルを相互に折りたたむこと
のできるようにした蝶番手段である。
従来のいわゆるピアノヒンジは、容器のパネルに固定
するのが困難な高価な装置である。さらに、多くの場合
において酸化しやすくそして損傷した場合に取替えるの
が困難である。
本発明の折りたたみ包装容器が第1図に図示されその
全体が参照符号1で示されている。その組立て状態にお
いてこの容器は平行六面体の外形を有し、底2、前方パ
ネル3、後方パネル4、2つの側部パネル5,6及び折り
込み蓋7を具備している。
本発明によれば、これらの種々のパネルは可撓接合部
8によって蝶番式に連結される。従来の折りたたみ容器
の弱点を構成する従来の金属蝶番は不要である。
本発明の可撓接合部は、織物又はその他の材料、例え
ばその側縁が蝶番式に又は回動自在に相互に連結される
べき2つのパネルに接着される可塑化フィルムのストリ
ップからなっている。
この蝶番手段は折られた時顕著な可撓性を有し、古い
織物ストリップを取除くことなく新しい織物ストリップ
で古い織物ストリップを被覆することを必要とするだけ
であるので、必要ならばこの蝶番手段は容易に修繕する
ことができる。
さらに、可撓の流体密材料のストリップを用いること
により、容器1の中に収容される製品又は目的物を効果
的に保護するため漏れのない接合部を得ることができ
る。
容器パネルを蝶番式に相互に連結するためのストリッ
プを固定する方法は組立てられるべき表面を接着剤で貼
ることからなる。実際に、接合部の比較的高い抵抗は、
これに加えて比較的高い速度で行うことができるこの接
着方法に頼ることによって、得ることができる。
第1図に示される包装容器の種々のパネルを折り曲げ
ることからなる接合操作段階の順序は、図面中第2a,2b,
2c及び2dに図解的に示されている。
この容器1が最終状態、例えば使用後の状態にあり、
そして折りたたむことにより容積を減少させなければな
らないと仮定すると、第1の段階(第2a図)は蓋7が後
方パネル4に接触するようになるまでこの蓋7を外側に
向けて開放し折り重ねることからなる。
次に、底2が平常は垂直パネルの内側に嵌められこれ
らのパネルを正しい位置に保持するようにしているの
で、周囲の又は側部パネル3,5及び6が容器の底2から
分離される。
それぞれが蝶番式に相互に連結された2つの半パネル
からなる2つの側部パネル5,6は第2b図に示されるよう
にそれ自体に折り重ねられる。このアコーディオン状の
折りたたみ段階は、前方パネル3が後方パネル4と係合
するまでこの前方パネル3を折りたたむことができるよ
うにする。
この段階が完了すると第2c図の構成が得られ、周囲又
は側部パネル3,4,5及び6の組立体は底2の上に折り重
ねなければならない。
このようにして、包装容器1は完全に折りたたまれそ
の外形は第2d図に示されるように最小の容積に減少され
る。実際に、この最小容積は種々のパネルを簡単に積重
ねることによって得られ無駄な空間又は損失空間を全て
なくする。
これは、4つのパネルの厚さを覆いかつ底2と後方パ
ネル4との間に配置される2重接合部9を設けることに
よって、得られる。
この2重接合部は実際には、底2と堅い中間の縦方向
要素11との間に形成された第1の蝶番10と後方パネル4
と中間堅固パネル11との間に配設された第2の蝶番12と
からなる。この堅い中間縦方向要素11の幅は前方パネル
3と後方パネル4の厚さに側方パネル5及び6のそれぞ
れの2倍の厚さを加えた厚さに等しい。
容器1が折りたたまれた時、縦方向要素11は上記のパ
ネルの縁に沿って配され、そして組立てられた状態にお
いてはこの縦方向要素11は底2と同一平面となる。
蓋7と後方パネル4との間に形成された蝶番は第5図
に断面でかつ拡大して図示されている。可撓連結蝶番ス
トリップ8が種々の要素の外側表面上に配される。その
閉鎖運動中蓋7を正しく位置させるため、容器の内部空
間に面する各パネル4,7の縁上に斜面13が形成される。4
5度の斜面が十分にこの目的を満足させる。
側部パネル5,6と前後パネル3,4との間に形成された蝶
番は第7図と第8図に詳細に示されており、これらの図
は側部パネル5と後方パネル4と2つの異なった形式の
実施態様をそれぞれ略図的に示している。
第7図は、容器の壁3〜6を構成するパネルの縁を特
に機械加工することを要しない第1の形式の実施態様を
示している。可撓連結接合部8がパネル4と5の2つの
縁17と18の間にそれぞれ配されている。
さらに、この組立てを完成しまた蝶番手段8の強度を
向上させるために、可撓接合部19がさらに、パネル4と
5との間に形成される内側隅部に設けられる。
第8図は折りたたみ容器1の壁3〜6の2つのパネル
4と5との間の可撓接合部を構成する蝶番手段8の第2
の形式の実施態様を示している。
この蝶番手段は、並列して配されかつ可撓接合部8に
より相互に連結された一対の堅い要素23,24であって、
この可撓接合部8が繰返し折られるようになっておりか
つこの蝶番部の外側で隣接する縁20,21に沿って2つの
堅い要素23,24に接着された少なくとも1つの第1の連
続ストリップを備えている、堅い要素23,24と、この第
1のストリップと同じ材料からなりこの蝶番部の内側で
2つの堅い要素23,24に接着されている少なくももう1
つのストリップ22と、からなっている。
前記堅い要素23,24の縁20,21は蝶番手段の内側でその
縁部のうちの少なくとも1つに沿って連続しており、可
撓接合部の第1のストリップ8は隣接縁20と21に縦方向
に接着されている。
この特殊な形式の実施態様において、整合縁20,21は
堅い要素23,24の隣接縁に沿って斜めに切られ、各斜面
は蝶番手段に対し外側に配置されまた第8図に示すよう
に蝶番部がその作動位置に開かれた時斜面20,21の表面
が実質的に同一平面上にあるようになっている。
こうして2つの縁20と21を相互に連結する可撓接合部
8はこの堅い部分の上に配されかつこれに接着される。
この構造はとりわけ、内部推力がパネルに対して加え
られその強さが第1の形式の実施態様(第7図)の強さ
よりも大きい場合には有利である。
第1のストリップの強度が第2の可撓ストリップ22の
存在によって向上することがわかるであろう。しかし、
この効果は、斜面20,21に接着された第1のストリップ
8が第8図に示すように、蝶番の外側でパネル23と24の
外側表面上に突出する場合に高められる。
他方において、第8図は本発明の蝶番手段の特に魅力
的かつ有利な形式の実施態様を示している。実際に、こ
の変形実施態様は、可撓接着接合部8と22によって覆わ
れたその縁部を有する2つの堅い縦方向要素23,24を組
立てることにある。
これらの要素は、次に、溝−舌片組立て接合その他の
ような任意の適当な方法を用いることによって、パネル
自体4と5と共に組立てられる。
この構造はさらに、容器隅部を連続的に製造すること
ができ側壁3〜6の実際の寸法を考慮することなく蝶番
手段を得ることができるので、有利である。
第6図は本発明の包装容器1の好適な形式の実施態様
を示している。この形式の実施態様では、折りたたみ包
装容器はパレット14と協同して取扱いを容易にしかつ数
個の容器−パレット組立体の積重ねができるようにして
いる。
底2はパレット14の頂面に直接固定されている。しか
し、狭い出っ張り15が容器の底2の周囲に残されそれに
より側部又は周囲のパネル3,5及び6がこの出っ張り15
の上に載ることができるようにしている。こうして、側
部パネル3,5及び6が、側部パネル5と6の望ましくな
い折りたたみのすべてを阻止する底2を取り囲む。
他方において、容器1の使用中の形状は蓋7の内面の
内側出っ張り16を設けることにより補強され、この出っ
張り16の作用は周囲パネル3,5及び6の内側にこれをは
め込むことにある。
もちろん、本発明の他の形式の実施態様が本発明の基
本原理から逸脱することなくこの技術に精通している者
によって考えられるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の折りたたみ包装容器の外側の概略形状
を示す斜面図、 第2a,2b,2c及び2d図は本発明の包装容器の折りたたみ工
程の種々の段階を図解的に示す図、 第3図はこの容器の折りたたみ操作中における後方パネ
ルの底への蝶番式取付け部を示す図、 第4図は折りたたみから開く操作中における後方パネル
の底への蝶番式取付け部を図解的に示す図、 第5図は包装容器の後方パネルへの折りたたみ蓋の蝶番
式取付け部の詳細を断面で図解的に示す図、 第6図は本発明の包装容器の好適な形式の実施態様の斜
視図、 第7図は例えば容器の側部パネルと後方パネルとの間に
設けられた蝶番手段の第1の形式の実施態様の詳細を示
す図解的な断面図、 第8図は容器の側部パネルと後方パネルとの間の蝶番手
段の変形実施態様を示す他の図解的断面図である。 1……折りたたみ包装容器、2……底、 3……前方パネル、4……後方パネル、 5,6……側部パネル、7……蓋、 8……可撓連結蝶番ストリップ、 9……2重接合部、10……第1蝶番、 11……中間堅固パネル、12……第2蝶番、 13……斜面、14……パレット、 15……出っ張り、19……可撓接合部、 22……ストリップ、23,24……堅固要素。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】製品を取扱う包装を形成するようになって
    いる折りたたみ包装容器であって、平行六面体の形状
    で、底(2)と前方パネル(3)と後方パネル(4)と
    側部パネル(5)(6)と折り曲げ蓋(7)とを有し、
    前記パネル(2)(3)(4)(5)(6)(7)が可
    撓接合部(8)により回動自在に接合されている折りた
    たみ包装容器において、 前記底(2)が、側部パネル(3)(4)(5)(6)
    のうち少なくとも1つのパネル(4)に回動自在に接合
    されまたその周縁に容器を形成するよう周囲の側部パネ
    ル(3)(5)(6)を支持し固定する出っ張り(15)
    を備え、 前記側部パネル(5)(6)はそれぞれそれ自体が2つ
    に折りたたみできかつ底の周縁の出っ張り(15)により
    固定され、 前記4つの側部パネルの厚さにわたる2重可撓接合部
    (9)が底(2)と後方パネル(4)との間に配設され
    ている、 ことを特徴とする折りたたみ包装容器。
  2. 【請求項2】蓋(7)が、側部パネル(3)(4)
    (5)(6)のうちの少なくとも1つのパネルに回動自
    在に接合されまた容器(1)を補強するための周囲のパ
    ネル(3)(5)(6)を支持する出っ張り(16)を周
    縁上に備えていることを特徴とする請求項1に記載の折
    りたたみ包装容器。
  3. 【請求項3】底(2)がパレット(14)の表面に固定さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の折りたたみ
    包装容器。
  4. 【請求項4】後方パネル(4)と折り曲げ蓋(7)との
    縁に斜面に形成された部分(13)が設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載の折りたたみ包装容器。
  5. 【請求項5】可撓接合部(8)が、回動自在に接合され
    る2つのパネルに固定された縁を有する織物のストリッ
    プ又はその他の連続した要素で形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の折りたたみ包装容器。
  6. 【請求項6】ストリップ(8)が、回動自在に接合され
    るパネルの表面に接着された流体密材料で形成されてい
    ることを特徴とする請求項5に記載の折りたたみ包装容
    器。
  7. 【請求項7】前方パネル(3)と後方パネル(4)と側
    部パネル(5)(6)が、2つの並んで配置された堅い
    要素(23)(24)からなり可撓接合部(8)により相互
    に連結された蝶番によって回動自在に接合され、可撓接
    合部(8)が、蝶番の外側の、2つの堅い要素(23)
    (24)の隣接する側にその性質により反履して接着する
    ことのできる可撓性材料の少なくとも1つの第1の連続
    したストリップと、蝶番の内側で2つの堅い要素(23)
    (24)に接着された、第1のストリップと同じ性質の第
    2のストリップ(22)とからなっていることを特徴とす
    る請求項1に記載の折りたたみ包装容器。
  8. 【請求項8】堅い要素(23)(24)の隣接する側で、堅
    い要素(23)(24)の縁(20)(21)が蝶番の内側で少
    なくとも一方の縁が連続しており、可撓接合部(8)を
    構成する前記第1のストリップが2つの対向する縁上に
    縦方向に固定され、前記縁(20)(21)が蝶番の外側で
    斜面に形成され蝶番がその作動位置へと開かれた時前記
    斜面部分が実質的に同一平面上にあるように構成されて
    いることを特徴とする請求項7に記載の折りたたみ包装
    容器。
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