JP2602765B2 - 消防設備ユニット - Google Patents
消防設備ユニットInfo
- Publication number
- JP2602765B2 JP2602765B2 JP33651892A JP33651892A JP2602765B2 JP 2602765 B2 JP2602765 B2 JP 2602765B2 JP 33651892 A JP33651892 A JP 33651892A JP 33651892 A JP33651892 A JP 33651892A JP 2602765 B2 JP2602765 B2 JP 2602765B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- fire
- storage tank
- equipment
- water storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば住宅地や住宅地
に近接した山林等に設備することができて消火活動を有
効に行なうことができる消防設備ユニットに関する。
に近接した山林等に設備することができて消火活動を有
効に行なうことができる消防設備ユニットに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は、水中ポンプを内装して多量の貯
水ができる簡易給水バッグを所望の位置に設置可能にし
ておくことは、実公昭５８−１１７５１号公報に見られ
るように知られている。
水ができる簡易給水バッグを所望の位置に設置可能にし
ておくことは、実公昭５８−１１７５１号公報に見られ
るように知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そのよ
うな簡易給水バッグは非常時や断水時の非常用水槽であ
って、消防用として使用するものではなく、あえて消防
用に供するとしても、消火時には、その場所に消防ポン
プおよび各種の消防用器具などをわざわざ連搬してきて
設備しなければならず、消火活動を便利で迅速に行なう
ことができない、といった不具合を呈している。
うな簡易給水バッグは非常時や断水時の非常用水槽であ
って、消防用として使用するものではなく、あえて消防
用に供するとしても、消火時には、その場所に消防ポン
プおよび各種の消防用器具などをわざわざ連搬してきて
設備しなければならず、消火活動を便利で迅速に行なう
ことができない、といった不具合を呈している。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、そのような不
具合を解決し、例えば住宅地や住宅地に近接した山林等
に有効に設備しておくことができるように工夫したもの
であり、そのため、給水口や吸水管を装備して多量の水
を貯溜できる大形の貯水タンクを形成し、該貯水タンク
上の支持台上には、前記吸水管に連通可能の可搬式消防
ポンプ、消防用ホース、消防用器具、その他の備品器具
等を着脱自在に装着するとともに、それらの上方には開
閉自在にしてロックできるケース状蓋板を被青して構成
したものである。
具合を解決し、例えば住宅地や住宅地に近接した山林等
に有効に設備しておくことができるように工夫したもの
であり、そのため、給水口や吸水管を装備して多量の水
を貯溜できる大形の貯水タンクを形成し、該貯水タンク
上の支持台上には、前記吸水管に連通可能の可搬式消防
ポンプ、消防用ホース、消防用器具、その他の備品器具
等を着脱自在に装着するとともに、それらの上方には開
閉自在にしてロックできるケース状蓋板を被青して構成
したものである。
【０００５】
【作用】したがって、例えば、住宅地や住宅地に近接し
た山林等に、貯水するとともに、盗難やいたずらにあわ
ないよう蓋板をロックして有効に設備しておくことがで
きることになり、火災時には、蓋板を開いて、消防ポン
プと吸水管とを連通させるとともに消防ポンプにホース
を接続したりして、貯水タンクの水を放水しながら迅速
かつ有効に消火活動を行なうことができる。
た山林等に、貯水するとともに、盗難やいたずらにあわ
ないよう蓋板をロックして有効に設備しておくことがで
きることになり、火災時には、蓋板を開いて、消防ポン
プと吸水管とを連通させるとともに消防ポンプにホース
を接続したりして、貯水タンクの水を放水しながら迅速
かつ有効に消火活動を行なうことができる。
【０００６】
【実施例】図１および図２は本発明の実施例である消防
設備ユニットを示し、約１０００ｌの多量の水を貯溜で
きるよう形成した大形の貯水タンクＡの上方には支持台
３を架設し、該支持台３の側部には、下端にフイルタ２
ａを有した吸水管２および給水口１をそれぞれ装着し、
前記吸水管２の上端口にカプラ８を介して接続できる吸
水口部９および放水口部１０を有するとともにエンジン
部１１を並設した可搬式消防ポンプＢを前記支持台３上
に着脱自在に取り付け、支持台３上に設けたステー１２
間の凹曲したホース支持台１３にはロール状にした複数
の消防用ホース４を載置し、また、支持台３上には、各
種ノズルである消防用器具４ａ、４ａ、ホース接続用カ
プラである消防用器具４ｂ、スコップである備品器具
５、ピッケルである備品器具６、ロープである備品器具
７等をそれぞれ装備するとともに、仕切り板１４を装着
して構成する。
設備ユニットを示し、約１０００ｌの多量の水を貯溜で
きるよう形成した大形の貯水タンクＡの上方には支持台
３を架設し、該支持台３の側部には、下端にフイルタ２
ａを有した吸水管２および給水口１をそれぞれ装着し、
前記吸水管２の上端口にカプラ８を介して接続できる吸
水口部９および放水口部１０を有するとともにエンジン
部１１を並設した可搬式消防ポンプＢを前記支持台３上
に着脱自在に取り付け、支持台３上に設けたステー１２
間の凹曲したホース支持台１３にはロール状にした複数
の消防用ホース４を載置し、また、支持台３上には、各
種ノズルである消防用器具４ａ、４ａ、ホース接続用カ
プラである消防用器具４ｂ、スコップである備品器具
５、ピッケルである備品器具６、ロープである備品器具
７等をそれぞれ装備するとともに、仕切り板１４を装着
して構成する。
【０００７】また、前記貯水タンクＡの上方で前記支持
台３の上方に被覆できるケース状蓋板Ｃの一端部を前記
貯水タンクＡの上方一端部に、着脱できるヒンジピン１
５を介して枢着し、蓋板Ｃの他端部に設けた係止片１６
と、貯水タンクＡの上方他端部に設けた係止片１７に着
脱自在に挿着する係止ピン１８の下部には鍵１９を取り
付けてロック可能に構成するが、前記ケース状蓋板Ｃの
両端部には握り杆２０を装着したり、貯水タンクＡの周
囲部にはヘリコプタより吊り下げるワイヤーを連繋する
こともできる引掛金具２１を装着したり、あるいは、貯
水タンクＡの下部には複数の転輪２２を装着して構成す
ることもできる。
台３の上方に被覆できるケース状蓋板Ｃの一端部を前記
貯水タンクＡの上方一端部に、着脱できるヒンジピン１
５を介して枢着し、蓋板Ｃの他端部に設けた係止片１６
と、貯水タンクＡの上方他端部に設けた係止片１７に着
脱自在に挿着する係止ピン１８の下部には鍵１９を取り
付けてロック可能に構成するが、前記ケース状蓋板Ｃの
両端部には握り杆２０を装着したり、貯水タンクＡの周
囲部にはヘリコプタより吊り下げるワイヤーを連繋する
こともできる引掛金具２１を装着したり、あるいは、貯
水タンクＡの下部には複数の転輪２２を装着して構成す
ることもできる。
【０００８】したがって、例えば、住宅地や住宅地に近
接した山林等の所望の位置に設置することができること
になって、図１および図２に示すように、貯水タンクＡ
に貯水するとともに、盗難やいたずらにあわないよう蓋
板Ｃをロックして有効に設備しておくことができること
になり、火災時には、鍵１９を解錠して蓋板Ｃを開き、
消防ポンプＢの吸水口部９を吸水管２の上端口にカプラ
８を介して接続したり、あるいは消防ポンプＢを支持台
３上から外して離れた所に設置するとともにホース４を
介して吸水管２に接続しておき、ノズル４ａをカプラ４
ｂにより接続させたホース４を消防ポンプＢの放水口部
１０に接続すると、貯水タンクＡの水を放水しながら迅
速かつ有効に消火活動を行なうことができることにな
り、また、その際には、支持台３上に装備しているスコ
ップ５、ピッケル６、ロープ７等を便利に使用して消防
活動を有効に行なうことができる。
接した山林等の所望の位置に設置することができること
になって、図１および図２に示すように、貯水タンクＡ
に貯水するとともに、盗難やいたずらにあわないよう蓋
板Ｃをロックして有効に設備しておくことができること
になり、火災時には、鍵１９を解錠して蓋板Ｃを開き、
消防ポンプＢの吸水口部９を吸水管２の上端口にカプラ
８を介して接続したり、あるいは消防ポンプＢを支持台
３上から外して離れた所に設置するとともにホース４を
介して吸水管２に接続しておき、ノズル４ａをカプラ４
ｂにより接続させたホース４を消防ポンプＢの放水口部
１０に接続すると、貯水タンクＡの水を放水しながら迅
速かつ有効に消火活動を行なうことができることにな
り、また、その際には、支持台３上に装備しているスコ
ップ５、ピッケル６、ロープ７等を便利に使用して消防
活動を有効に行なうことができる。
【０００９】また、図３に示すように、山林等の傾斜地
に間隔をおいて各消防設備ユニットを設備しておくと、
火災時には、各消防設備ユニットをホース４によりそれ
ぞれ接続させて、下方の貯水池２３から消防ポンプＢに
より下方側の貯水タンクＡに給水することができるとと
もに、上方の貯水タンクＡより放水して水切れすること
なく消火活動を行なうことができることになり、図４に
示すように、ヒンジビン１５を外して取り外した蓋板Ｃ
内にホース４等各備品器具を入れてロープ７により引っ
張ると、消防設備ユニットから火事現場近く楽に運搬す
ることができることになる。
に間隔をおいて各消防設備ユニットを設備しておくと、
火災時には、各消防設備ユニットをホース４によりそれ
ぞれ接続させて、下方の貯水池２３から消防ポンプＢに
より下方側の貯水タンクＡに給水することができるとと
もに、上方の貯水タンクＡより放水して水切れすること
なく消火活動を行なうことができることになり、図４に
示すように、ヒンジビン１５を外して取り外した蓋板Ｃ
内にホース４等各備品器具を入れてロープ７により引っ
張ると、消防設備ユニットから火事現場近く楽に運搬す
ることができることになる。
【００１０】
【発明の効果】このように本発明は、例えば、住宅地
や、住宅地に近接した山林等に、貯水タンクＡに貯水す
るとともに盗難やいたずらにあわないよう蓋板Ｃをロッ
クして有効に設備することができ、火災発生時には、蓋
板Ｃを開いて消防ポンプＢと吸水管２とを連通させると
ともに消防ポンプＢにホース４を接続したりして、貯水
タンクＡの水を放水しながら迅速かつ有効に消火活動を
行なうことができることになり、支持台３上こは、即座
に取出して使用できるように、消防用ホース４、消防器
具４ａ、４ｂ、その他の備品器具５、６、７を便利に収
容しておくことができ、また、ケース状蓋板は簡易水槽
として利用できるもので、どこにでも簡単に設備できる
消防設備ユニットとして好適に実施できる特長を有す
る。
や、住宅地に近接した山林等に、貯水タンクＡに貯水す
るとともに盗難やいたずらにあわないよう蓋板Ｃをロッ
クして有効に設備することができ、火災発生時には、蓋
板Ｃを開いて消防ポンプＢと吸水管２とを連通させると
ともに消防ポンプＢにホース４を接続したりして、貯水
タンクＡの水を放水しながら迅速かつ有効に消火活動を
行なうことができることになり、支持台３上こは、即座
に取出して使用できるように、消防用ホース４、消防器
具４ａ、４ｂ、その他の備品器具５、６、７を便利に収
容しておくことができ、また、ケース状蓋板は簡易水槽
として利用できるもので、どこにでも簡単に設備できる
消防設備ユニットとして好適に実施できる特長を有す
る。
【図１】本発明実施例の要部を示した側断面図である。
【図２】図１の一部を破断して示した正面図である。
【図３】他の使用例を概略示した側面図である。
【図４】蓋板の使用状態を示した側断面図である。
１ 給水口 ２ 吸水管 Ａ 貯水タンク ３ 支持台 Ｂ 可搬式消防ポンプ ４ 消防用ホース ４ａ、４ｂ 消防用器具 ５、６、７ 備品器具 Ｃ ケース状蓋板
Claims (1)
- 【請求項１】 給水口１や吸水管２を装備して多量の水
を貯溜できる大形の貯水タンクＡを形成し、該貯水タン
クＡ上の支持台３上には、前記吸水管２に連通可能の可
搬式消防ポンプＢ、消防用ホース４、消防用器具４ａ、
４ｂ、その他の備品器具５、６、７等を着脱自在に装着
するとともに、それらの上方には開閉自在にしてロック
できるケース状蓋板Ｃを被着して構成したことを特徴と
する消防設備ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33651892A JP2602765B2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 消防設備ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33651892A JP2602765B2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 消防設備ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06142224A JPH06142224A (ja) | 1994-05-24 |
| JP2602765B2 true JP2602765B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=18299962
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33651892A Expired - Lifetime JP2602765B2 (ja) | 1992-11-05 | 1992-11-05 | 消防設備ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2602765B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0713600B2 (ja) * | 1986-12-29 | 1995-02-15 | 日本特殊陶業株式会社 | 酸素センサ評価装置 |
| JP4601343B2 (ja) * | 2004-07-12 | 2010-12-22 | 芦森工業株式会社 | 消火装置 |
| KR102361092B1 (ko) * | 2021-05-06 | 2022-02-15 | 주식회사 삼진탑엔지니어링 | 비상용 소화전 |
-
1992
- 1992-11-05 JP JP33651892A patent/JP2602765B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06142224A (ja) | 1994-05-24 |
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