JP2602122Y2 - 棺 桶 - Google Patents

棺 桶

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Publication number
JP2602122Y2
JP2602122Y2 JP1993051345U JP5134593U JP2602122Y2 JP 2602122 Y2 JP2602122 Y2 JP 2602122Y2 JP 1993051345 U JP1993051345 U JP 1993051345U JP 5134593 U JP5134593 U JP 5134593U JP 2602122 Y2 JP2602122 Y2 JP 2602122Y2
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JP
Japan
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door
coffin
ultraviolet lamp
power supply
closed
Prior art date
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Application number
JP1993051345U
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English (en)
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JPH0717224U (ja
Inventor
毅 槙坪
Original Assignee
毅 槙坪
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Publication date
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、遺体を入れる棺桶の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、病院内で老人等が死
亡すると、病院内で遺体を棺桶内に入れ、その状態で家
族に引き取られて行くが、引き取られた後に、家族とか
知人等は遺体を拭いたりして、遺体から出る痰,便等に
触れる場合があり、特に知人等は遺体の顔などに触る人
が多い。これらの知人等は老人が老衰により死亡したも
のと勝手に考える人が多いが、実は老人の死亡の原因は
老衰によるものは稀れであり、多くは肺炎,結核,肝炎
等による場合が多いのであり、遺体から出る痰その他の
体液中にはMRSA(黄色ブドウ球菌),結核菌,肺炎
菌,A型肝炎ウイルス,B型肝炎ウイルス,C型肝炎ウ
イルス,その他エイズウイルス等が存在し、これらに触
れた知人等に二次感染の恐れがあるという問題点があっ
た。
【0003】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、二次感染を有効に防ぐ
ことのできる棺桶を提供せんことを目的とし、その要旨
は、開閉可能な扉を有し遺体を収納可能な箱状に形成さ
れた棺桶であって、該棺桶内には、紫外線ランプと、該
紫外線ランプへ電力を供給する電源用ボックスと、前記
扉を閉じた時に前記電源ボックスから前記紫外線ランプ
へ通電させ扉を開けた時には通電を遮断するスイッチが
設けられていることである。
【0004】
【作用】棺桶内には紫外線ランプが設けられており、遺
体を棺桶内に収納させて扉を閉じた時には、この紫外線
ランプが点灯し、遺体から出る体液中に存在するMRS
A,肺炎菌等の病原菌を有効に紫外線ランプから発せら
れる紫外線により滅菌することができ、これにより二次
感染を有効に防ぐことができる。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、棺桶を開けた状態の斜視構成図であり、
本例の棺桶1は、上面側が開口された箱状の本体2と、
この本体2の上面に開閉可能に覆設される扉3を有して
おり、扉3には遺体の顔を覗くための窓3aが形成され
ており、この窓3aの内側の扉3面には一対の紫外線ラ
ンプ4,4が取付けられたものとなっており、また扉3
の端部内側には扉側スイッチ5が設けられている。
【0006】また、本体2の上面側には本体側スイッチ
6が設けられており、本体側スイッチ6は配線7を介し
本体2の内側面等に設けられた電源ボックス8に接続さ
れており、電源ボックス8内には着脱可能に電池9,9
を入れることができるように構成されている。
【0007】前記扉3を本体2側へ閉じた時には、前記
扉側スイッチ5と本体側スイッチ6が接触状態となり、
電源ボックス8から配線7を通り前記紫外線ランプ4,
4に電力が供給されるように構成されており、扉3を開
いた状態では、スイッチ5,6が離反して通電状態が遮
断されるように構成されている。
【0008】このように構成した棺桶1内に遺体を入れ
て、扉3を閉じることにより、棺桶1内で紫外線ランプ
4,4が点灯し、この紫外線ランプ4,4から発せられ
る紫外線により、遺体の周辺を滅菌状態とすることがで
き、遺体から出る体液中に含まれるMRSA,肺炎菌,
結核菌,A型,B型,C型肝炎ウイルス等の菌を紫外線
により滅菌して、その後に家族,知人等が遺体に触れた
場合にも、二次感染を有効に防ぐことができるものであ
る。
【0009】なお、本例では紫外線ランプ4,4を扉3
の裏側に取付けたものを例示したが、この紫外線ランプ
4,4は本体2の内部に取付けても良く、取付場所およ
び本数は限定するものではない。
【0010】
【考案の効果】本考案は、開閉可能な扉を有し遺体を収
納可能な箱状に形成された棺桶であって、該棺桶内に
は、紫外線ランプと、該紫外線ランプへ電力を供給する
電源用ボックスと、前記扉を閉じた時に前記電源ボック
スから前記紫外線ランプへ通電させ、扉を開けた時には
通電を遮断するスイッチが設けられていることにより、
棺桶内には紫外線ランプが設けられており、遺体を棺桶
内に収納させて扉を閉じた時には、この紫外線ランプが
点灯し、遺体から出る体液中に存在するMRSA,肺炎
菌等の病原菌を有効に紫外線ランプから発せられる紫外
線により滅菌することができ、これにより二次感染を有
効に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】棺桶を開けた状態の斜視構成図である。
【符号の説明】
1 棺桶 2 本体 3 扉 4 紫外線ランプ 5,6 スイッチ 7 配線 8 電源ボックス 9 電池

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能な扉を有し遺体を収納可能な箱
    状に形成された棺桶であって、該棺桶内には、紫外線ラ
    ンプと、該紫外線ランプへ電力を供給する電源用ボック
    スと、前記扉を閉じた時に前記電源ボックスから前記紫
    外線ランプへ通電させ、扉を開けた時には通電を遮断す
    るスイッチが設けられていることを特徴とする棺桶。
JP1993051345U 1993-08-27 1993-08-27 棺 桶 Expired - Lifetime JP2602122Y2 (ja)

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JP1993051345U JP2602122Y2 (ja) 1993-08-27 1993-08-27 棺 桶

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JPH0717224U JPH0717224U (ja) 1995-03-28
JP2602122Y2 true JP2602122Y2 (ja) 1999-12-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004052264A1 (ja) * 2002-12-12 2004-06-24 Kabushiki Kaisha Yae Kogyo 冷却機能を有する棺桶装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004052264A1 (ja) * 2002-12-12 2004-06-24 Kabushiki Kaisha Yae Kogyo 冷却機能を有する棺桶装置

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JPH0717224U (ja) 1995-03-28

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