JP2601124Y2 - 段ボール箱等箱体への袋体装着装置 - Google Patents

段ボール箱等箱体への袋体装着装置

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JP2601124Y2 JP1993066806U JP6680693U JP2601124Y2 JP 2601124 Y2 JP2601124 Y2 JP 2601124Y2 JP 1993066806 U JP1993066806 U JP 1993066806U JP 6680693 U JP6680693 U JP 6680693U JP 2601124 Y2 JP2601124 Y2 JP 2601124Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願考案は、段ボール箱等箱体へ
の袋体装着装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】段ボール箱等の紙でできた箱体を包装用
容器として、これを用いて梱包を行う場合、収容物は、
乾燥物に限られる。このため、水分や油分を有するもの
の梱包に、このような段ボール等の箱体を用いる場合、
ビニールやポリエチレン等の気密性或いは液密性を有す
る素材によってできた袋に収納してから、段ボール箱等
の箱体に収容することが行われる。勿論乾燥物であって
も、湿気の混入を防いだり、その他の目的で気密性或い
は液密性を必要とされる場合は、このような袋に収納し
てから、箱体内に収容されるものである。梱包作業にお
いて、このような袋を事前に包装用容器である箱体の開
口部へ(一時的に)掛けておき、箱体へ被梱包物を収容
すると必然的に、袋にも収納されるようにしておけば便
利である。このような箱体に対する袋の装着を自動的に
行うために、本願考案者は、段ボール箱等の包装用容器
の内側に合成樹脂製の袋を掛ける装置として、実開平1
−164107号記載のものを提案した。この装置は、
開口された袋の内部に挿入され得る挿入体と、この挿入
体を包装用容器内に挿入させる移動手段と、挿入体の上
部に配位された複数の係止部材と、係止部材の少なくと
も先端を外方向の拡大位置まで拡げる拡大手段とを備え
るものである。そして、係止部材が拡大位置に拡がるこ
とにより袋の開口部を内側から係止し、その後、挿入体
が容器内に挿入された際に、この係止部材が容器の開口
の外側に沿うことによって、袋を包装用容器に掛けるよ
うにしたものである。図22へ示すように、被梱包物の
収納の際は、段ボール箱等の包装用容器aは、上面uが
開口しているのであるが、被梱包物収容後最終的には、
この上面uは、封じられるものである。このため、包装
用容器aは、上面uの開口部周縁をなす4つの片e…の
夫々に、封口片c…が立設されており、各封口片c…
は、折り込まれることによって、段ボール箱等包装用容
器aの上面uの開口部を閉じる(図23)。従って上述
のようなビニールやポリエチレン、その他の剛性樹脂で
できた軟質の袋bは(包装用容器aが閉じられるま
で)、これら封口片c…に掛けられるのである(図2
4)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、図25へ示
すように、封口片c…は、自重によって、外側へ拡がっ
てしまうという事態が往々にして生じた。このため、こ
の状態では、袋bを封口片c…へ、うまく引っ掛けるこ
とができないといった不都合がしばしば生じたのであっ
た。本願考案は、このような課題の解決を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願考案は、段ボ
ール箱等の箱体の保持装置201 と、袋体挿入装置202と
を備えてなり、上記保持装置201 によって保持される段
ボール箱等の箱体は、ほぼ直方体に形成された箱体であ
り、その上面が開口し且つこの開口部周縁をなす前後左
右の4つの辺には夫々折り込まれることによって開口部
を封ずる前後左右の4枚の封口片c が立設されたもので
あり、保持装置201 は、この箱体を定位置に保持するも
のであり、袋体挿入装置202 は、定位置に保持されてい
る箱体に袋体を挿入するものであり、挿入される袋体
は、折り込まれる前の上記各封口片c の先端にその袋口
周縁が引っ掛かることによって、箱体の開口部から箱体
内部に投入されるもの全てを袋口から袋体内部に収容
し、箱体の内部にて、収容物を袋体へ内包することが可
能となる段ボール箱等箱体への袋体装着装置において、
次の構成を特徴とするものを提供する。本願考案に係る
段ボール箱等箱体への袋体装着装置にあっては、上記の
保持装置201 は、少なくとも袋体の挿入がなされる際、
左右の封口片c に沿って配位され、箱体を左右から挟持
することが可能な、第1当接部211 と第2当接部212 の
少なくとも2つの当接部を備えるものであり、上記第1
当接部211 と第2当接部212 とは、夫々、前後に1つず
つの押さえ部213 を備え、この各当接部211,212におけ
る前の押さえ部213 と後の押さえ部213 との間には、左
右の封口片c の前後長さと略等しい間隔が設けられ、且
つ、各押さえ部213 が各封口片c の基部付近と当接する
位置に配位され、少なくとも箱体を挟持する際に、箱体
の隣合う各封口片c の側縁部同士が互いに当接或いは近
接した状態を維持するように、これらの4か所の押さえ
部213 が、各封口片c を押さえるものであることを特徴
とするものである。
【0005】
【作用】上記手段を施した本願考案の段ボール箱等箱体
への袋体装着装置は、保持装置201が備える第1当接
部211と第2当接部212が、押さえ部213…有
し、この押さえ部213…が、袋体が装着される段ボー
ル箱等の箱体の封口片を、押さえることによって、各封
口片の側縁部同士が互いに当接或いは近接した状態を維
持するものであるため、袋体の箱体への装着が、各封口
片の箱体開口部と逆の方向への拡開によって、阻害され
ることがない。
【0006】
【実施例】以下図面を用いて本願考案の実施例について
説明する。図1、図2及び図3へ本願考案に係る段ボー
ル箱等箱体への袋体装着装置の一実施例を掲げる。
【0007】本願考案に係る段ボール箱等箱体への袋体
装着装置は、段ボール箱等包装用容器aの保持装置20
1と、後に詳述する袋体挿入装置202(図1〜図3に
は現れない。)とを備える。又この実施例において、袋
体装着装置は、包装用容器aの移送手段300を備え
る。
【0008】保持装置201によって保持される段ボー
ル箱等の包装用容器aは、ほぼ直方体に形成された箱体
であり、その上面が開口し且つこの開口部周縁をなす4
つの辺には夫々折り込まれることによって開口部を封ず
る封口片c…が立設されたものである(図22)。
【0009】保持装置201は、移送手段300によっ
て、他より供給されてきた包装用容器aを定位置に保持
するものである。他方袋体挿入装置202は、定位置に
保持されている包装用容器aに袋bを挿入するものであ
り、挿入される袋bは、折り込まれる前の上記各封口片
c…の先端にその袋口周縁が引っ掛かることによって、
包装用容器aの開口部から箱体内部に投入されるもの全
てを袋口から袋b内部に収容し、包装用容器aの内部に
て、収容物を袋bへ内包することが可能となるものであ
る(図24)。
【0010】そして、上記保持装置201は、少なくと
も袋体の挿入がなされる際、箱体を挟持することが可能
な、第1当接部211と第2当接部212の少なくとも
2つの当接部を備えるものである。上記第1当接部21
1と第2当接部212とは、少なくとも箱体を挟持する
際、箱体の隣合う上記各封口片c…の側縁部同士が互い
に当接或いは近接した状態を維持する即ち各封口片が包
装用容器aの開口部を封ずる方向と反対の方向に拡開す
るのを規制する、押さえ部213…を有するものであ
る。以下、上記保持装置201の各構成について、詳述
する。
【0011】第1当接部211は、板状に形成されたも
のであり、包装用容器aの移送方向Xに沿って、ほぼ水
平に、配設される。第1当接部211の表面211a
は、包装用容器a側部を臨むものであり、後に詳述する
押さえ部213,213が設けられている。
【0012】この第1当接部211の裏面211bは、
アクチュエーター221の先端に固定されている。図1
〜図3の231は、アクチュエーター221先端と第1
当接部211との結合部を示している。又231a…
は、結合部231の連結手を示している。アクチュエー
ター221のシリンダー241は、シリンダー固定部2
51に固定されている。このシリンダー固定部251に
は、ガイドバー261,261が遊嵌しており、このガ
イドバー261,261は、シリンダー固定部251に
対して、自身の長手方向に摺動可能となっている。両ガ
イドバー261,261の先端は、アクチュエーター2
21の先端と同様、結合部231を介して、第1当接部
211の裏面211bに固定されている。又両ガイドバ
ー261,261の後端は、当たり部材271が固定さ
れている。アクチュエーター221の伸縮によって、シ
リンダー固定部251に遊嵌するガイドバー261,2
61も摺動して、アクチュエーター221の摺動のガイ
ドをなす。上記当たり部材271は、アクチュエーター
221及びガイドバー261,261が伸びる方向に対
して、当たりとなり、それ以上の摺動の制限を行うもの
である。
【0013】シリンダー固定部251は、高さ調整部材
281を介して、本願発明に係る装置本体の構造部材4
00に固定される。この高さ調整部材281は、構造部
材400に対する高さ方向の調整を行うことが可能なる
ものであり、周知の適当な手段を採用することによっ
て、シリンダー固定部251の図1のZ方向に対する位
置調整を可能とするものである。即ちこれは、シリンダ
ー固定部251の高さ調整を可能とすることによって、
アクチュエーター221が支持する第1当接部211の
高さの調整を、行うものである。不要であれば、このよ
うな高さ調整部材281を設けずに実施することも可能
である。
【0014】第2当接部212は、第1当接部211と
同様、板状に形成されたものであり、図1及び図3に示
す通り、第1当接部211と対向する位置において、包
装用容器aの移送方向Xに沿って、ほぼ水平に且つ第1
当接部211とほぼ平行に、配設される。第2当接部2
12の表面212aは、包装用容器aの側部を臨むもの
であり、第1当接部211と同じく、後に詳述する押さ
え部213,213が設けられている。
【0015】この実施例において、第2当接部212
は、第1当接部211と異なり、裏面212bは、アク
チュエーター222の先端に直接固定されるのではな
く、高さ調整部材282に固定され、この高さ調整部材
282を介してアクチュエーター222の先端に固定さ
れるのである。即ち高さ調整部材282が、第1当接部
211の結合部231と同様、アクチュエーター222
先端と第2当接部212の裏面212bとの連結を担っ
ている。この高さ調整部材282は、第1当接部211
側に設けられた高さ調整部材281と同様、Z方向に対
する位置調整を可能とするものであり、従来周知の適当
な手段を採用して実施すればよい。この高さ調整部材2
82も不要であれば、設けずに実施することが可能であ
る。
【0016】上記アクチュエーター222のシリンダー
242は、シリンダー固定部252に固定されている。
このシリンダー固定部252には、ガイドバー262,
262が遊嵌しており、このガイドバー262,262
は、シリンダー固定部251に対して、自身の長手方向
に摺動可能となっている。両ガイドバー262,262
の後端は、当たり部材272が固定されている。アクチ
ュエーター221の伸縮によって、シリンダー固定部2
52に遊嵌するガイドバー262,262も摺動して、
アクチュエーター222の摺動のガイドをなす。上記当
たり部材272は、アクチュエーター222及びガイド
バー262,262が伸びる方向に対して、当たりとな
り、それ以上の摺動の制限を行うものである。
【0017】上述の第1当接部211と第2当接部21
2とは、共に、アクチュエーター221,222の上記
摺動によって、移送手段300から送られてくる包装用
容器aの側面と当接するものである。図2の斑点を付し
て部分は、このような(Y方向にへの)摺動動作を行う
部位を示している。これら一連の動作については、後に
詳述する。
【0018】次に、図4、図5、図6、図7及び図8を
用いて、第1当接部211と第2当接部212が有する
押さえ部213…について説明する。尚第1当接部21
1と第2当接部212のいずれの押さえ部213…も同
様の構成を採るものであるため、図4、図5及び図8に
おいて示す押さえ部213…以外の構成部材は、第1当
接部211と第2当接部212の双方のものである(こ
れら図中、第1当接部211と第2当接部212の部材
番号を併記した)。図3及び図6へ示すように、押さえ
部213…は、第1当接部211の表面211aの前後
に2つ、第2当接部212の表面212aの前後に2つ
設けられ、夫々、第1当接部211の表面211a及び
第2当接部212の表面212aから突出するものであ
る。そして、図4及び図6へ示すように、個々の押さえ
部213は、ガイド面213aを有する。このガイド面
213aは、押さえ部213の基部から先端にかけて、
傾斜する平面或いは曲面である。この図4に例示したも
のは、適当なアールを持った面として形成されている。
この他の曲面或いは平面を採用して、ガイド面213a
を形成することも可能である。図6へ示すように、一方
の当接部に設けられた2つの押さえ部213,213
は、互いのガイド面213aが向き合うように、配設さ
れている。一つの当接部に設けられたこれら前後一対の
押さえ部213,213のガイド面213a,213a
間の間隔は、包装用容器aの前後幅と同じ長さを有する
ものである。夫々のガイド面213aは、図8へ示すよ
うに、段ボール箱等包装用容器aの互いに隣接し合う封
口片c,cがなすコーナーfを臨む。そして、第1当接
部211と第2当接部212がアクチュエーター22
1,222によりY方向へ(図3)摺動することによっ
て、ガイド面213aは、ガイド面213a上、押さえ
部213の先端側から押さえ部213の基部側へ、包装
用容器aの進行方向を臨む位置にある封口片c(図8に
おいて、包装用容器aの進行方向とは、図の左側方向で
ある。)と後方を臨む位置にある封口片cをガイドし、
押さえつける(図6、図7)。同時に、第1当接部21
1側を臨む封口片cは、第1当接部211の表面211
aに、第2当接部212側を臨む封口片cは、第2当接
部212の表面212aに押圧される。このとき、隣接
し合う封口片cは、押さえ部213の基部端辺213b
に互いの側辺g,g(図6)を寄せ合い、コーナーfを
形成し或いはこれを保持するのである(図7)。勿論側
辺g,g(図6)を寄せ合い、コーナーfを形成する位
置は、上記押さえ部213の基部端辺213bに設定し
たものに限定するものではなく、押さえ部213のガイ
ド面213a上の他の位置で、側辺g,g(図6)を寄
せ合い、コーナーfを形成するものとして実施すること
も可能である。この場合、各当接部211,212側を
臨む封口片c,cは、当接部211,212ではなく、
包装用容器aの進行方向の前後に位置する封口片c,c
と同様、ガイド面213aによって、コーナーfを形成
すべく、寄せられるのである。又、この場合、移送され
てくる包装用容器aの停止した位置(包装用容器aの移
送動作については、後に詳述する。)が適正な位置か
ら、前後に若干ずれた場合や、包装用容器aの前後寸法
が所定のものより大きかった場合も、各押さえ部213
…のガイド面213a…によって、ガイドがなされ、支
障なく適正位置に修正され、或いは適正に両当接部21
1,212によって挟持される。上記図8に示すよう
に、押さえ部213…は、封孔片c…の基部付近と当接
する位置に配設されている。これは、封孔片c…の上端
付近を押さえるように配設すると、袋bの開口部周縁を
封孔片c…に引っかける際、押さえ部213が邪魔にな
らないようにするためである。このような押さえ部21
3…の上下の位置について、調整が可能であれば、より
効果的である。これは、当接部に対して押さえ部213
…が、相対的に上下へ移動可能な適宜構成を採用するこ
とによって実施可能である(図示しない)。勿論別途調
整手段を設けなくとも、両当接部211,212の高さ
調整部材281,282によって、第1当接部211、
第2当接部212と共にその上下位置の調整を行うこと
が可能である。
【0019】前記の通り、一つの当接部に設けられたこ
れら前後一対の押さえ部213,213のガイド面21
3a,213a間の間隔は、包装用容器aの前後幅と同
じ長さを持つのであるが、扱う包装用容器aの寸法の変
更に対処するために、以下のような押さえ部213の位
置調整手段を採用するのが望ましい。詳述すると、図4
へ示すように、両当接部211,212の押さえ部21
3が設けられ部位に、当接部の長手方向へ伸びる溝21
4を設ける。そして、溝214内には、溝214とその
長手方向を等しくする長孔214aが設けられる。この
長孔214aは、当接部の表面211a(212a)側
から裏面211b(212b)側へ貫通するものである
(図4、図5)。押さえ部213は、当接部と別体に形
成され、その基部底面213cには、ネジ穴が設けられ
或いはタップが立てられ(図面の煩雑化を避けるため図
示しない。)、ボルト或いはナット等の締付具213d
が、当接部の裏面211b(212b)側から、上記ネ
ジ穴或いはタップに螺合され、溝214へ押さえ部21
3が固定されるのである。この際、締付具213dの頭
部(当接部の裏面211b(212b)側へ突出する部
分)が、十分な大きさを持つようにすれば、長孔214
a内へ落ち込むことはない。又、そうでない場合も、図
5へ示すように、この頭部に鍔状部或いは座金等の引っ
掛かり手段213eを備えることによって、対処するこ
とが可能である。上記のように構成された押さえ部21
3は、溝214内の所望の位置に配置し、締付具213
dを締めつけることによって、当接部へ固定される。
【0020】上記溝214は、微小な調整のみを目的と
するのであれば、比較的短い長手幅を有するものとし、
押さえ部213,213,213,213の数に対応し
て、4つ設けておけばよい。即ち第1当接部211の表
面211a上前後に2つ、第2当接部212の表面21
2a上前後に2つ設けておけばよい。この場合、不要で
あれば、一つの当接部につき、溝214を1つだけ設け
て、他の押さえ部213は固定されたものとして実施す
るとも可能である。但しこの場合、第1当接部211の
固定された押さえ部213と、第2当接部212の固定
された押さえ部213とは、互いに対向する位置に配設
される必要がある。不要であれば、押さえ部213は、
上記のような位置調整手段を備えず、完全に当接部へ固
定されたものとして実施することも可能である。
【0021】尚、図示はしないが、上記実施例における
押さえ部213は、他より適当な動力の供給を受けて、
第1当接部211と第2当接部212とが(図3へ示
す)Y方向へ摺動するのに同調して、両当接部表面21
1a,212a上を自動的に摺動し(Y方向と直交する
方向へ自動的に摺動し)、包装用容器aの各封孔片c…
を押さえるものとして、実施例することも可能である。
この場合、押さえ部213のガイド面213aは、上述
のように傾斜面である必要はない。又、上述の実施例に
おいて、第1当接部211と第2当接部212とをY方
向へ摺動する手段として、アクチュエーター221,2
22を用いた。この他、アクチュエーター221,22
2の代わりに、ソレノイド等の他の摺動手段を採用して
実施することも可能である。
【0022】次に、上記各部の動作について、まとめて
説明する。図9、図10及び図11は、上述の一連の動
作を順に示している。先ず図9へ示す通り、ベルトコン
ベア等の移送手段300によって、包装用容器aは、他
より、保持装置201のある位置へ移送されてくる。こ
の保持装置201のある位置において、移送手段300
は、送られてくる包装用容器aを確実に停止させるため
に、当たり部材301を有する。詳述すると、ベルトコ
ンベアを移送手段300として採用する場合、保持装置
201のある位置は、ベルトコンベアの移送部が、左移
送部311と右移送部312によって構成され、移送部
が左右に分離した状態になっている。即ち、左移送部3
11と右移送部312が、適宜間隔を隔てて、左右に平
行に配設されていおり、左移送部311と右移送部31
2とが、一つの移送部をなし、連動して包装用容器aを
移送するのである。このようにして、形成された左移送
部311と右移送部312との間の間隙に、上記当たり
部材301が配設される。当たり部材301は、適宜手
段により(図示しない。)上下動が可能であり、通常
は、下方に止まり、左移送部311と右移送部312と
がなす移送部表面から、上方へ突出しないものである。
そして、所望位置即ち保持装置201の第1当接部21
1と第2当接部212とがある位置に、包装用容器aが
送られてくると、上昇して、左移送部311と右移送部
312とがなす移送部表面から突出し、送られてきた包
装用容器aの前方と当接して、包装用容器aの前進を阻
止する。このとき、既述の保持装置201の第1当接部
211と第2当接部212の動作によって、第1当接部
211と第2当接部212の間に包装用容器aは、保持
されると共に、包装用容器aの封孔片c,c,c,c
は、拡開しないように、第1当接部211と第2当接部
212が有する押さえ部213,213,213,21
3によって、押さえられる。
【0023】このように、所定位置に保持された包装用
容器aに対して、図10へ示すように、袋体挿入装置2
02は、上方より、袋bを挿入する。そして、挿入され
た袋bの開口部周縁は、包装用容器aの封孔片c,c,
c,cに引っかけられる。袋体挿入装置202は、この
ような動作によって、袋bを包装用容器aへ挿入するこ
とが可能なものであれば、従来周知のどのような装置を
採用してもよく、その適当なものを後に例示する。
【0024】袋bが装着された後、図11へ示すよう
に、当たり部材301は、下降して、左移送部311と
右移送部312とがなす移送部表面から突出しない位置
に戻る。この後、袋b装着中停止していた左移送部31
1と右移送部312とが、移送を再開し、包装用容器a
を前方へ移送する。このような一連の動作によって、自
動的且つ連続的に、大量の包装用容器aに袋bを適正に
装着して行くのである。
【0025】前述の袋体挿入装置202について、適当
なものを例示して説明する。但し袋体挿入装置202
は、ここで説明するものに限定するものではなく、他の
構成を採るものを採用して実施することも可能である。
【0026】図12及び図13は、上記実施例の袋体挿
入装置202、即ち、包装用容器への内袋掛けを行う手
段の概略を示す斜視図である。この袋体挿入装置202
は、開口された袋の内部に挿入され、該袋を容器に挿入
する挿入体1と、この挿入体の上部に配位された4本の
係止部材2と、この挿入体を段ボール箱等の包装用容器
a内に挿入させる移動手段(図14に図示)とを備え
る。この包装用容器aは、挿入体1の下方に配位された
ベルトコンベア等の移送手段300の移送面3に載置さ
れ、順次移送され、挿入体1の下方において一旦停止す
る。そして、移動手段により、挿入体1が降下して、包
装用容器a内に合成樹脂製の袋を、内掛けするものであ
る。
【0027】図14は、上述の挿入体1を上下動させる
ための移動手段を示す側面図である。この移動手段は、
第1エアシリンダ4と、第2エアシリンダ5との2つの
エアシリンダにより、挿入体1を昇降させるものであ
る。まず、第1エアシリンダ4は、装置本体(図示せ
ず)に垂直に配位されたピストンの伸縮により上下動す
るものであり、その昇降が適正に行われるよう、ガイド
軸6により、案内される。この第1エアシリンダ4から
はアーム7が前方に延ばされており、このアーム7の先
端からは、支持板8が垂下されている。この支持板8に
沿って、第2エアシリンダ5が垂直に配位されている。
そして、この第2エアシリンダ5に挿入体1の底部が取
り付けられている。従って、第2エアシリンダ5の伸縮
に伴い挿入体1が上下動し、第1エアシリンダ4の伸縮
に伴い、第2エアシリンダ5と挿入体1とが共に昇降す
る。尚、図示は省略するが、この第2エアシリンダ5の
伸縮によって挿入体1を正確に昇降させるために、適宜
のガイド軸を設けておいてもよい。又、挿入体1の昇降
に、2つのエアシリンダを用いたのは、各エアシリンダ
のピストンロッドの長さよりも大きな長さに渡り、挿入
体1を上下動させるためであるが、1つのエアシリンダ
のみにより、挿入体1を上下動させてもよく、又、電動
機等の他の駆動源により、挿入体1を上下動させてもよ
い。
【0028】次に、挿入体1の構成について図15及び
図16に基づきより詳細に説明する。図15は挿入体の
正面図であるが、その右半分は一部を断面で描いてあ
る。図16は挿入体の平面図である。この挿入体1は、
4本の支柱11が4隅に配位され、この4本の支柱11
の下端に底部12が、上端に天部13が、両者間に中間
部14が、夫々配位されている。これらの支柱11の上
下端は、底部12と天部13とに、夫々固定されてお
り、中間部14は、これらの支柱11に対して上下方向
に摺動可能となっている。
【0029】この中間部14の4隅に、係止部材2が取
り付けられている。尚、図15では右端の一つのみを図
示した。この係止部材2は、縦長の棒状体からなり、そ
の下端には、ローラ15が取り付けられている。係止部
材2の上端寄りは、回動軸16を介して、中間部14に
回動可能に取り付けられ、係止部材2の上端には、回動
軸17を介して拡大用のエアシリンダ18のピストンロ
ッド先端が取り付けられている。尚、この拡大用のエア
シリンダ18自体は、中間部14上に角度調整可能に取
りつけられている。従って、拡大用のエアシリンダ18
のピストンロッドが収縮すると、係止部材2は、回動軸
16を支点として回動して、その下端が外方向に拡大す
るものである。
【0030】前述のように、この中間部14は、支柱1
1に対して摺動可能に取り付けられており、摺動用エア
シリンダ21によって、昇降する。この摺動用エアシリ
ンダ21は、中間部14の下方に配位され、そのピスト
ンロッドの伸縮により、中間部14及びこれに取り付け
られた係止部材2が昇降する。
【0031】この摺動用エアシリンダ21の底端の左右
両端は、底部12と天部13との間に配位されたガイド
軸22、22によって支持されると共に、めねじ穴23
が形成されている。このめねじ穴23にはねじ軸24が
螺合し、このねじ軸24は、その下端が底部13に回動
可能に支持されており、その上端が、天部15に回動可
能に支持され、且つ、上方へ突出し、その端部には手回
し部材25が取り付けられている。従って、この手回し
部材25を回転させることによって、ねじ軸24が回転
し、この回転により、摺動用エアシリンダ21が上下動
する。尚、手回しに代えて、電動機等の他の手段で回転
させることもでき、又、シリンダ等で、摺動用エアシリ
ンダ21を上下動させてもよい。このように、摺動用エ
アシリンダ21を上下動させることによって、そのピス
トンロッドに取り付けられた中間部14及び係止部材2
の上下位置も調整することができるものである。
【0032】次に、この挿入体1の4本の支柱は、図1
6に示すように、前方及び側方に、移動可能となってい
る。前述のように、この4本の支柱11の下端には、底
部12が、上端には天部13が、両者間には中間部14
が、夫々配位されているが、底部12、天部13及び中
間部14の夫々は、前方及び側方に摺動可能に支柱11
を支持しており、この摺動によって、支柱11の位置を
調整することができる。
【0033】この具体的構成を図16に基づきより詳し
く説明すると、図16に示されている天部13は、中央
板31と、左枠部32と、右枠部33と、前枠部34と
から構成され、前枠部34は左前枠部分35と右前枠部
分36とから構成されている。中央板31は、左右両側
に左挿入部37と右挿入部38とが延設されている。そ
して、この左右の挿入部37,38は、左枠部32と右
枠部33とに、夫々左右方向に摺動可能に挿入されてい
る。前枠部34の左前枠部分35の左端と右前枠部分3
6右端からは、後方に向けて後方挿入部39,40が、
夫々延設されている。そして、これらの後方挿入部3
9,40は、左枠部32と右枠部33とに、夫々前後方
向に摺動可能に挿入されている。右前枠部分36の左端
からは、前部挿入部41が延設されている。この前部挿
入部41は、左前枠部分35に、左右方向に摺動可能に
挿入されている。
【0034】従って、左枠部32と左前枠部分35と
を、左に引くと、左挿入部37と前部挿入部41とが摺
動して、左枠部32と左前枠部分35とは、左方向に延
びることができる。同様にして、幹枠部33と右前枠部
分36とは、右方向に延びることができる。さらに、前
枠部34を前に引くと、後方挿入部39,40が摺動し
て、前枠部34は前方に延びることができる。この伸長
状態を図16に2点鎖線で示す。そして、これらの枠部
32,33,34の角部分には、支柱11が固定されて
いるため、各枠部の伸縮に伴い、支柱の位置を変化させ
ることができる。
【0035】尚、図示は略するが、底部12はこの天部
11の構成と同様となっており、中間部14は、支柱1
1が摺動可能に貫通している点が異なるだけで、他の構
成はこの天部11の構成と同様となっている。従って、
支柱11は、垂直状態を保ったまま、底部12、天部1
3及び中間部14の伸縮に伴い、横方向に移動し得る。
これによって、中間部14に取り付けられた係止部材2
の横方向位置も調整することができるものである。又、
図示は略するが、移動後の位置の固定は、長穴とボルト
・ナット等の構成により行うことができ、さらに、ピス
トンやギヤ等により、自動的に移動させるようにしても
よい。
【0036】次に、この装置の作動状態を説明する。こ
の装置は、合成樹脂製等の袋bを、包装用容器aに内掛
けするために用いられるもので、この装置に至る前段階
として、袋が、図17に示すように、連続したシート状
態で送られ、前後一対のバキューム枠101,101で
支持されると共に、1袋毎にカッター102で切断され
る。順を追って説明すると、シート状態で送られてきた
袋bは、図13に示すように開いたバキューム枠10
1,101間に通される(尚、図13では、挿入体1が
降下している状態に描かれているが、実際には挿入体は
未だ降下していない)。その後、図12に示すようにバ
キューム枠101,101が閉じて、袋が、各バキュー
ム口103…に吸着される。そして図17のように、1
袋毎にカッター102で切断される。この後、バキュー
ム枠101,101が、図13に示すように、再度前後
に開かれることにより、袋の口部は矩形状に開口され
る。このとき、ベルトコンベア等の移送手段300の移
送面3上には、包装用容器aが、載置され保持手段20
1により袋bの下方にて停止している。この状態から、
本願装置の作動が始まる(尚、図13では、挿入体1が
降下している状態に描かれているが、実際には挿入体は
未だ降下していない)。尚、バキューム枠101,10
1のバキューム口103の個数は自由であるが、各バキ
ューム枠101に2個づつ、計4個設けておけばよい。
又、その形状も自由であるが、縦長のものとすること
が、より確実な袋の支持のために、好ましい。
【0037】以下、上記の袋体挿入装置202の作動状
態を図18〜図21を参照し説明する。尚、図18〜図
21では、以下の文中の、バキューム枠101、第1エ
アシリンダ4及び第2エアシリンダ5の図示を省略して
いる。 バキューム枠101,101によって開口さ
れた袋bの内部に挿入体1が挿入される(図18)。こ
の状態においては、各係止部材2は、上昇しており、且
つ、拡大しておらずに支柱1に沿わされている。 前
記の第1エアシリンダ4が伸長し、挿入体1が降下を開
始する。そして、挿入体1の略下半分が袋b内に挿入し
た状態で、摺動用のエアシリンダ21が収縮して中間部
14及びこれに設けられた拡大用のエアシリンダ18及
び係止部材2が下降する。そして、拡大用のエアシリン
ダ18が収縮して、各係止部材2が外方向に拡大し、袋
bの口部を内側から係止する(図19)。 前記の第
2エアシリンダ5が伸長して、挿入体1がそのまま下降
し、袋bは保持手段201(図18中図面の煩雑化を避
けるため省略する。)にて保持されている包装用容器a
内に挿入される。この際、係止部材2は、その下端が外
方向に拡大しているため、挿入体1の下降に従って、包
装用容器の側壁の外側に沿う。これにより、袋bの口部
は、包装用容器の側壁上端を支点として折り返され、包
装用容器への内袋掛けが完了する(図20)。 挿入
体1が上昇し(図21)、の状態へ復帰する。
【0038】尚、上記の工程では、摺動用のエアシリ
ンダ21の作用により係止部材2を下降させた後、拡大
用のエアシリンダ18の作用により各係止部材2を外方
向に拡大させたが、工程で、拡大用のエアシリンダ1
8の作用により各係止部材2を外方向に拡大させて袋を
係止するに止め、工程で、袋bを包装用容器a内に挿
入した後に摺動用のエアシリンダ21の作用により係止
部材2を下降させて、折り返された袋bの口部を、包装
用容器aの外側により深く折り返すようにすることもで
きる。
【0039】更に、本願考案においては、挿入体1及び
係止部材2の大きさ乃至位置を調整することができるた
め、袋及び包装用容器の大きさや深さが変化しても、良
好に内袋掛けを行うことができる。袋の口の大きさに関
しては、前記のように、底部12、天部13及び中間部
14の各枠部を左右或いは前方向に伸長させ、各支柱1
1を左右或いは前方向に移動させる。これにより、中間
部14に設けられた各係止部材2の位置も変化し、より
口の広い袋にも、対応し得る。尚、各係止部材2の拡大
位置は、拡大用のエアシリンダ18のストロークを調整
変更したり、或いはそのピストンロッドの長さを調整変
更したりすることによっても、調整変更することができ
るため、このような調整手段のみで実施することもでき
る。但し、大きな変更には、支柱11等の位置を変更す
る方が有利であり、支柱11等の位置を変更することに
よって、挿入体1全体の大きさも調整することができる
ため、より確実な挿入作業が可能となる。
【0040】袋の深さに関しては、前記のように、ねじ
軸24を回転させ摺動用エアシリンダ21を上下動させ
ることによって、そのピストンロッドに取り付けられた
中間部14及び係止部材2の上下位置も調整することが
できるものである。従って、係止部材2と挿入体1の底
部12との間の長さを調整することができ、深さの異な
る袋にも対応し得るものである。
【0041】尚、このような調整手段に代え、或いは併
用して、挿入体1の底部12に継ぎ足し部材(図示せ
ず)を設けることによって、係止部材2と挿入体1下端
との間の長さを調整するようにしてもよい。
【0042】
【考案の効果】本願考案の実施により、少なくとも袋を
包装用容器に掛ける間、各封口片の側縁部同士が互いに
当接或いは近接した状態を維持することが可能であり、
袋の、包装用容器である箱体への装着が、各封口片の箱
体開口部と逆の方向への拡開によって、阻害されること
がない。従って、包装用容器である段ボール箱等箱体内
部において、確実に袋内へ被梱包物を収容することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部斜視図である。
【図2】上記実施例の要部斜視図である。
【図3】上記実施例の要部略平面図である。
【図4】上記実施例の要部斜視図である。
【図5】上記実施例の要部斜視図である。
【図6】上記実施例の説明図である。
【図7】上記実施例の説明図である。
【図8】上記実施例の要部略斜視図である。
【図9】上記実施例の全体斜視図である。
【図10】上記実施例の全体斜視図である。
【図11】上記実施例の全体斜視図である。
【図12】上記実施例の袋体挿入装置202の要部略斜
視図である。
【図13】上記実施例の袋体挿入装置202の要部略斜
視図である。
【図14】上記実施例の袋体挿入装置202の要部側面
図である。
【図15】上記実施例の袋体挿入装置202の要部正面
図である。
【図16】上記実施例の袋体挿入装置202の要部平面
図である。
【図17】上記実施例の袋体挿入装置202の動作状態
についての説明図である。
【図18】上記実施例の袋体挿入装置202の動作状態
についての説明図である。
【図19】上記実施例の袋体挿入装置202の動作状態
についての説明図である。
【図20】上記実施例の袋体挿入装置202の動作状態
についての説明図である。
【図21】上記実施例の袋体挿入装置202の動作状態
についての説明図である。
【図22】上記従来の間仕切り用パネルの略分解斜視図
である。
【図23】上記従来の間仕切り用パネルの略分解斜視図
である。
【図24】上記従来の間仕切り用パネルの略分解斜視図
である。
【図25】上記従来の間仕切り用パネルの略分解斜視図
である。
【符号の説明】
201 保持装置 202 袋体挿入装置 211 第1当接部 212 第2当接部 213 押さえ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段ボール箱等の箱体の保持装置(201)
    と、袋体挿入装置(202) とを備えてなり、上記保持装置
    (201) によって保持される段ボール箱等の箱体は、ほぼ
    直方体に形成された箱体であり、その上面が開口し且つ
    この開口部周縁をなす前後左右の4つの辺には夫々折り
    込まれることによって開口部を封ずる前後左右の4枚の
    封口片(c) が立設されたものであり、保持装置(201)
    は、この箱体を定位置に保持するものであり、袋体挿入
    装置(202) は、定位置に保持されている箱体に袋体を挿
    入するものであり、挿入される袋体は、折り込まれる前
    の上記各封口片(c) の先端にその袋口周縁が引っ掛かる
    ことによって、箱体の開口部から箱体内部に投入される
    もの全てを袋口から袋体内部に収容し、箱体の内部に
    て、収容物を袋体へ内包することが可能となる段ボール
    箱等箱体への袋体装着装置において、 保持装置(201) は、少なくとも袋体の挿入がなされる
    際、左右の封口片(c) に沿って配位され、箱体を左右か
    ら挟持することが可能な、第1当接部(211) と第2当接
    部(212) の少なくとも2つの当接部を備えるものであ
    り、 上記第1当接部(211) と第2当接部(212) とは、夫々、
    前後に1つずつの押さえ部(213) を備え、 この各当接部(211) (212) における前の押さえ部(213)
    と後の押さえ部(213)との間には、左右の封口片(c) の
    前後長さと略等しい間隔が設けられ、且つ、各押さえ部
    (213) が各封口片(c) の基部付近と当接する位置に配位
    され、 少なくとも箱体を挟持する際に、箱体の隣合う各封口片
    (c) の側縁部同士が互いに当接或いは近接した状態を維
    持するように、これらの4か所の押さえ部(213) が、各
    封口片(c) を押さえるものであることを特徴とする段ボ
    ール箱等箱体への袋体装着装置。
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