JP2600810B2 - 歯科用インストルメントホルダー - Google Patents
歯科用インストルメントホルダーInfo
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- JP2600810B2 JP2600810B2 JP63154617A JP15461788A JP2600810B2 JP 2600810 B2 JP2600810 B2 JP 2600810B2 JP 63154617 A JP63154617 A JP 63154617A JP 15461788 A JP15461788 A JP 15461788A JP 2600810 B2 JP2600810 B2 JP 2600810B2
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- Japan
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- hanger
- dental instrument
- shaped
- dental
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は歯科用インストルメントホルダーに関し、特
に歯科治療時に歯科用インストルメントを結合した可動
ホースをスムーズに引出し、引戻しすることができ、か
つその組立が容易な歯科用インストルメントホルダーに
関する。
に歯科治療時に歯科用インストルメントを結合した可動
ホースをスムーズに引出し、引戻しすることができ、か
つその組立が容易な歯科用インストルメントホルダーに
関する。
(従来の技術) 従来歯科治療においては、治療用チェアーの側面に固
設されて、歯科用インストルメントの載置及び取出しを
容易にした板状の歯科用インストルメントホルダーが使
用されている。
設されて、歯科用インストルメントの載置及び取出しを
容易にした板状の歯科用インストルメントホルダーが使
用されている。
そして、例えば実開昭60−27913号公報に示されるよ
うに、横方向に複数個の独立したユニットホルダーを並
置固定して板状のホルダーを構成させ、各ユニットホル
ダーには可動ホース導出用の縦長切開溝を設けたものが
知られている。
うに、横方向に複数個の独立したユニットホルダーを並
置固定して板状のホルダーを構成させ、各ユニットホル
ダーには可動ホース導出用の縦長切開溝を設けたものが
知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 前例のインストルメントホルダーは歯科用インストル
メントの載置及び取出しが簡易であるので優れた作業性
を有している。しかしながら歯科治療に際し、歯科用イ
ンストルメントと共に可動ホースをあらゆる方向へスム
ーズに引出し、引戻しすることができると共に、該イン
ストルメントを取出したとき自動的、かつ確実に回転等
の作動を開始し、載置したとき作動を停止する歯科用イ
ンストルメントホルダーは未だ提供されていない。
メントの載置及び取出しが簡易であるので優れた作業性
を有している。しかしながら歯科治療に際し、歯科用イ
ンストルメントと共に可動ホースをあらゆる方向へスム
ーズに引出し、引戻しすることができると共に、該イン
ストルメントを取出したとき自動的、かつ確実に回転等
の作動を開始し、載置したとき作動を停止する歯科用イ
ンストルメントホルダーは未だ提供されていない。
(問題点を解決するための手段及び実施例) 本発明者は上記の問題点を解決するために、鋭意研究
した結果、歯科治療に際し歯科用インストルメントと共
に可動ホースをいずれの方向にもスムーズに引出し、引
戻しすることができると共に、その組立が容易で、かつ
該インストルメントを取り出したとき自動的かつ誤動作
なく作動を開始し、載置したとき作動を停止する構成の
歯科用インストルメントホルダーを開発した。
した結果、歯科治療に際し歯科用インストルメントと共
に可動ホースをいずれの方向にもスムーズに引出し、引
戻しすることができると共に、その組立が容易で、かつ
該インストルメントを取り出したとき自動的かつ誤動作
なく作動を開始し、載置したとき作動を停止する構成の
歯科用インストルメントホルダーを開発した。
すなわち、本発明はハンガー枠3の切開された縦長溝
4に、可動ホースに接続された歯科用インストルメント
Aを載置するU字型インストルメントハンガー2を開閉
自在に設け、ハンガー枠3先方の縦長溝の対向する両壁
にはU字型インストルメントハンガー支軸の軸受孔5′
を設け、また前記U字型インストルメントハンガー2の
先端には対向接近して一対の傘形ローラ6を回動自在に
軸支し、そして前記U字型インストルメントハンガー2
の両側には前記縦長溝に沿った少なくとも一対のガイド
ローラ7を回動自在に設け、さらにU字型インストルメ
ントハンガー2及び/又はハンガー枠3に歯科用インス
トルメントAを載置又は取出したことを検知する検知装
置を設けて構成した歯科用インストルメントユニットホ
ルダーの複数個を並置固定してなることを特徴とする歯
科用インストルメントホルダーである。
4に、可動ホースに接続された歯科用インストルメント
Aを載置するU字型インストルメントハンガー2を開閉
自在に設け、ハンガー枠3先方の縦長溝の対向する両壁
にはU字型インストルメントハンガー支軸の軸受孔5′
を設け、また前記U字型インストルメントハンガー2の
先端には対向接近して一対の傘形ローラ6を回動自在に
軸支し、そして前記U字型インストルメントハンガー2
の両側には前記縦長溝に沿った少なくとも一対のガイド
ローラ7を回動自在に設け、さらにU字型インストルメ
ントハンガー2及び/又はハンガー枠3に歯科用インス
トルメントAを載置又は取出したことを検知する検知装
置を設けて構成した歯科用インストルメントユニットホ
ルダーの複数個を並置固定してなることを特徴とする歯
科用インストルメントホルダーである。
以下に本発明を図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明実施例に係る歯科用インストルメント
ユニットホルダーの縦断側面図、第2図は平面図、第3
図は第1図のI−I線に沿う横断面図、第4図は他の実
施例の横断面図である。
ユニットホルダーの縦断側面図、第2図は平面図、第3
図は第1図のI−I線に沿う横断面図、第4図は他の実
施例の横断面図である。
なお図中、1、12は歯科用インストルメントユニット
ホルダー、2,13はU字型インストルメントハンガー、3
はハンガー枠、4は縦長溝、5は支軸、6は傘形ロー
ラ、7・・,14・・はガイドローラ、8はスプリング、
9はマイクロスイッチ、11は近接スイッチ、Aは歯科用
インストルメント、Bは可動ホースである。
ホルダー、2,13はU字型インストルメントハンガー、3
はハンガー枠、4は縦長溝、5は支軸、6は傘形ロー
ラ、7・・,14・・はガイドローラ、8はスプリング、
9はマイクロスイッチ、11は近接スイッチ、Aは歯科用
インストルメント、Bは可動ホースである。
本発明実施例に係る歯科用インストルメントユニット
ホルダー1は第2図に示すごとく縦軸(X−X′軸)を
中心にして長方形の対称的な形状を有し、これらの複数
個を横方向(Y−Y′方向)に並置固定することによっ
て、板状の歯科用インストルメントホルダーが構成され
る。
ホルダー1は第2図に示すごとく縦軸(X−X′軸)を
中心にして長方形の対称的な形状を有し、これらの複数
個を横方向(Y−Y′方向)に並置固定することによっ
て、板状の歯科用インストルメントホルダーが構成され
る。
歯科用インストルメントユニットホルダー1はハンガ
ー枠3と平面視、U字型のインストルメントハンガー2
とから構成され、U字型インストルメントハンガー2は
ハンガー枠3を基台にして、その切開された縦長溝4に
挿入保持される。
ー枠3と平面視、U字型のインストルメントハンガー2
とから構成され、U字型インストルメントハンガー2は
ハンガー枠3を基台にして、その切開された縦長溝4に
挿入保持される。
すなわち、取り出されたU字型インストルメントハン
ガー2の前方を手指で外方へ引っ張ることにより、間隔
Cを広げることができ、また手指で圧縮すると、間隔C
を縮小することができるので、前記縦長溝4への挿入に
際しては、圧縮しながらこれを行う。なお、U字型イン
ストルメントハンガー2上にはエアタービンハンドピー
ス、マイクロモータハンドピース等の歯科用インストル
メントAが載置される。
ガー2の前方を手指で外方へ引っ張ることにより、間隔
Cを広げることができ、また手指で圧縮すると、間隔C
を縮小することができるので、前記縦長溝4への挿入に
際しては、圧縮しながらこれを行う。なお、U字型イン
ストルメントハンガー2上にはエアタービンハンドピー
ス、マイクロモータハンドピース等の歯科用インストル
メントAが載置される。
ハンガー枠3の縦長溝4は側壁31(第3図)で囲まれ
ている。縦長溝4の終端には段部32が突出して設けら
れ、歯科用インストルメントハンガー2を閉接したとき
その当接部22に当接する。
ている。縦長溝4の終端には段部32が突出して設けら
れ、歯科用インストルメントハンガー2を閉接したとき
その当接部22に当接する。
ハンガー枠3の側壁31の延伸部には複数個の歯科用イ
ンストルメントユニットホルダー1を並置固定して板状
の歯科用インストルメントホルダーを組立てるためのス
テー用角穴33が横(Y−Y′)方向に貫通して設けられ
ている。
ンストルメントユニットホルダー1を並置固定して板状
の歯科用インストルメントホルダーを組立てるためのス
テー用角穴33が横(Y−Y′)方向に貫通して設けられ
ている。
また側壁31の両前端には軸受孔5′,5′が穿設されて
おり、U字型インストルメントハンガー2の支軸5,5が
支承される。
おり、U字型インストルメントハンガー2の支軸5,5が
支承される。
そして、U字型インストルメントハンガー2の先端に
は対向接近して一対の傘形ローラ6,6が支軸5,5を介して
回動自在に設けられる。
は対向接近して一対の傘形ローラ6,6が支軸5,5を介して
回動自在に設けられる。
U字型インストルメントハンガー2は、前記支軸5,5
と傘形ローラ6,6及び先端の一対の開閉用枢持部21,21
と、後端の当接部22と、中間の枢持部21と当接部22を結
合する少なくとも一対の連結軸23,23、少なくとも一対
のガイドローラ7,7とから構成され、ガイドローラ7,7は
連結軸23,23に回動自在に嵌設されている。
と傘形ローラ6,6及び先端の一対の開閉用枢持部21,21
と、後端の当接部22と、中間の枢持部21と当接部22を結
合する少なくとも一対の連結軸23,23、少なくとも一対
のガイドローラ7,7とから構成され、ガイドローラ7,7は
連結軸23,23に回動自在に嵌設されている。
この際、連結軸23,23は、金属(鉄、銅、アルミニウ
ム等)やプラスチック等の弾性を有する素材で構成する
ことが好ましい。その弾性のため、U字型インストルメ
ントハンガー2の間隔Cを手指で拡開、縮小して、開閉
自在とすることができる。
ム等)やプラスチック等の弾性を有する素材で構成する
ことが好ましい。その弾性のため、U字型インストルメ
ントハンガー2の間隔Cを手指で拡開、縮小して、開閉
自在とすることができる。
また、該少なくとも一対のガイドローラ7,7は可動ホ
ースBが通過、滑動できる間隔Cを有して配設されてい
る。
ースBが通過、滑動できる間隔Cを有して配設されてい
る。
歯科用インストルメントAは第1図に示すごとく先端
を前方(X方向)に向け、傘形ローラ6,6及びガイドロ
ーラ7,7上に寝かせてU字型インストルメントハンガー
2に安定して載置される。
を前方(X方向)に向け、傘形ローラ6,6及びガイドロ
ーラ7,7上に寝かせてU字型インストルメントハンガー
2に安定して載置される。
したがって、歯科用インストルメントAを取出すと
き、それに結合された可動ホースBは前記少なくとも一
対のガイドローラ7,7の間を通過するが、縦(X)方向
に引き出し、引き戻されるときは傘形ローラ6,6により
スムーズに案内され、横(Y−Y′)方向に引出し、引
戻されるときはガイドローラ7,7によりスムーズに案内
されて、可動ホースBはいずれの方向にもスムーズに導
出入される。
き、それに結合された可動ホースBは前記少なくとも一
対のガイドローラ7,7の間を通過するが、縦(X)方向
に引き出し、引き戻されるときは傘形ローラ6,6により
スムーズに案内され、横(Y−Y′)方向に引出し、引
戻されるときはガイドローラ7,7によりスムーズに案内
されて、可動ホースBはいずれの方向にもスムーズに導
出入される。
第4図に示す他の実施例に係る歯科用インストルメン
トユニットホルダー12は前記実施例のインストルメント
ユニットホルダー1と大要は同じであるが、そのU字型
インストルメントハンガー13が上下2対のガイドローラ
14,14,14,14を回動自在に嵌持する上下2対の連結軸15,
15,15,15から構成される点が異なる。したがって可動ホ
ースBを横(Y−Y′)方向にかなり低く引き出しても
ガイドローラ14,・・が上下に配設されているから常に
ガイドローラ14,・・によりスムーズに案内される。
トユニットホルダー12は前記実施例のインストルメント
ユニットホルダー1と大要は同じであるが、そのU字型
インストルメントハンガー13が上下2対のガイドローラ
14,14,14,14を回動自在に嵌持する上下2対の連結軸15,
15,15,15から構成される点が異なる。したがって可動ホ
ースBを横(Y−Y′)方向にかなり低く引き出しても
ガイドローラ14,・・が上下に配設されているから常に
ガイドローラ14,・・によりスムーズに案内される。
なお、インストルメントハンガー2は支軸5,5を回動
中心にして開閉する。
中心にして開閉する。
したがって、その組立時においては、まず取り出され
たU字型インストルメントハンガー2の枢持部21,21付
近を手指でつまんで外方へ引張って間隔Cを広げ、歯科
用インストルメントAの結合された可動ホースBを傘形
ローラ6,6の間から挿入し、次いで圧縮して間隔Cを縮
小しながらハンガー枠3の縦長溝4内にU字型インスト
ルメントハンガー2を挿入した後、圧縮力を解放するこ
とによって、支軸5,5を軸受孔5′,5′へ嵌挿させる。
分解はこの逆順により行われる。
たU字型インストルメントハンガー2の枢持部21,21付
近を手指でつまんで外方へ引張って間隔Cを広げ、歯科
用インストルメントAの結合された可動ホースBを傘形
ローラ6,6の間から挿入し、次いで圧縮して間隔Cを縮
小しながらハンガー枠3の縦長溝4内にU字型インスト
ルメントハンガー2を挿入した後、圧縮力を解放するこ
とによって、支軸5,5を軸受孔5′,5′へ嵌挿させる。
分解はこの逆順により行われる。
10は段部32の下に固着されたブラケットであって、ブ
ラケット10の上面と当接部22の下面との間にはスプリン
グ8が介設される。
ラケット10の上面と当接部22の下面との間にはスプリン
グ8が介設される。
該スプリング8は、U字型インストルメントハンガー
2に歯科用インストルメントAを載置したときその重量
で当接部22が段部32に閉接し、インストルメントAを取
り出したとき当接部22が段部32から開離するように付勢
される。
2に歯科用インストルメントAを載置したときその重量
で当接部22が段部32に閉接し、インストルメントAを取
り出したとき当接部22が段部32から開離するように付勢
される。
第1図は閉接した状態を図示する。またブラケット10
の先端適所にマイクロスイッチ9が設けられており、閉
接したとき当接部22の裏面がマイクロスイッチ9を押圧
し、歯科用インストルメントAを載置したことを検知す
る。マイクロスイッチ9が載置を検知すると、インスト
ルメントAの作動は自動的に停止する。また逆に開離し
たときはマイクロスイッチ9は解放され、歯科用インス
トルメントAを取り出したことを検知する。マイクロス
イッチ9が取り出しを検知すると、インストルメントA
の作動は自動的に開始する。
の先端適所にマイクロスイッチ9が設けられており、閉
接したとき当接部22の裏面がマイクロスイッチ9を押圧
し、歯科用インストルメントAを載置したことを検知す
る。マイクロスイッチ9が載置を検知すると、インスト
ルメントAの作動は自動的に停止する。また逆に開離し
たときはマイクロスイッチ9は解放され、歯科用インス
トルメントAを取り出したことを検知する。マイクロス
イッチ9が取り出しを検知すると、インストルメントA
の作動は自動的に開始する。
また、ハンガー枠3の両先端に近接スイッチ11,11が
設けられ、載置された歯科用インストルメントAに具着
された物体D(例えば、強磁性体金属)を検知するよう
にしてもよい。すなわち、近接スイッチ11,11はインス
トルメントAを規定位置に載置したときのみ検知するこ
とになる。したがって、例えばU字型インストルメント
ハンガー2上でインストルメントAを逆方向に不安定に
載置したときはマイクロスイッチ9が重量的に載置を検
知することがあっても、近接スイッチ11,11は載置を検
知しない。
設けられ、載置された歯科用インストルメントAに具着
された物体D(例えば、強磁性体金属)を検知するよう
にしてもよい。すなわち、近接スイッチ11,11はインス
トルメントAを規定位置に載置したときのみ検知するこ
とになる。したがって、例えばU字型インストルメント
ハンガー2上でインストルメントAを逆方向に不安定に
載置したときはマイクロスイッチ9が重量的に載置を検
知することがあっても、近接スイッチ11,11は載置を検
知しない。
本発明実施例ではマイクロスイッチ9及び/又は近接
スイッチ11,11を用いて、重量及び/又は位置の両方か
らインストルメントAの載置又は取り出しを検知するよ
うにできるから、前記両スイッチを使用して検知すれば
歯科用インストルメントAの誤作動を完全に防止するこ
とができる。
スイッチ11,11を用いて、重量及び/又は位置の両方か
らインストルメントAの載置又は取り出しを検知するよ
うにできるから、前記両スイッチを使用して検知すれば
歯科用インストルメントAの誤作動を完全に防止するこ
とができる。
また載置又は取り出しを検知したときシグナルランプ
で表示することもできる。なお、本実施例では、検知装
置として、マイクロスイッチ、近接スイッチを用いた
が、リードスイッチ、光検知スイッチ等の各種スイッチ
を用いることもできる。
で表示することもできる。なお、本実施例では、検知装
置として、マイクロスイッチ、近接スイッチを用いた
が、リードスイッチ、光検知スイッチ等の各種スイッチ
を用いることもできる。
(発明の効果) 本発明は以上説明したとおりのものであり、よって本
発明によれば以下のような作用効果が発揮される。
発明によれば以下のような作用効果が発揮される。
(1) 歯科用インストルメントに結合した可動ホース
は、U字型インストルメントハンガー内で縦方向には対
向する傘形ローラにより、横方向には少なくとも一対の
ガイドローラにより案内されて、いずれの方向にもスム
ーズに導出入されるため、歯牙切削等の作業時における
歯科医師の手指に対する抵抗が極めて少なく、思いどお
りの精巧な作業ができる。また、可動ホースの導出入が
スムーズであるから、大きな接触抵抗を与えてU字型イ
ンストルメントハンガーの開閉を狂わせて、スイッチを
誤作動させるような恐れがない。
は、U字型インストルメントハンガー内で縦方向には対
向する傘形ローラにより、横方向には少なくとも一対の
ガイドローラにより案内されて、いずれの方向にもスム
ーズに導出入されるため、歯牙切削等の作業時における
歯科医師の手指に対する抵抗が極めて少なく、思いどお
りの精巧な作業ができる。また、可動ホースの導出入が
スムーズであるから、大きな接触抵抗を与えてU字型イ
ンストルメントハンガーの開閉を狂わせて、スイッチを
誤作動させるような恐れがない。
(2) U字型インストルメントハンガーはその先方で
弾性によりその間隔を拡張又は縮小して開閉できるた
め、ハンガー枠への取付けは、間隔を縮小した状態で挿
入し、その収縮力を解放して、支軸を軸受孔へ嵌挿する
ことによって容易に実施できる。また、歯科用インスト
ルメントを結合した可動ホースのU字型インストルメン
トハンガー間隔内への挿入、取出しはU字型インストル
メントハンガーを外部へ取出し、拡張、復元して容易に
行うことができる。
弾性によりその間隔を拡張又は縮小して開閉できるた
め、ハンガー枠への取付けは、間隔を縮小した状態で挿
入し、その収縮力を解放して、支軸を軸受孔へ嵌挿する
ことによって容易に実施できる。また、歯科用インスト
ルメントを結合した可動ホースのU字型インストルメン
トハンガー間隔内への挿入、取出しはU字型インストル
メントハンガーを外部へ取出し、拡張、復元して容易に
行うことができる。
したがって、本発明の歯科用インストルメントホルダ
ーは、その組立、分解が極めて簡単であり、製作、保守
管理が容易である。
ーは、その組立、分解が極めて簡単であり、製作、保守
管理が容易である。
(3) 歯科用インストルメントを載置したとき、自動
的にかつ確実に、その回転等の作動を停止させ、取り出
したとき作動を開始させるから誤作動がなく、安全で省
エネルギー効果も高い。
的にかつ確実に、その回転等の作動を停止させ、取り出
したとき作動を開始させるから誤作動がなく、安全で省
エネルギー効果も高い。
第1図は本発明実施例に係るインストルメントユニット
ホルダーの縦断側面図、第2図は平面図、第3図は第1
図のI−I線に沿う横断面図、第4図は他の実施例の横
断面図である。 1,12:歯科用インストルメントユニットホルダー、 2,13:U字型インストルメントハンガー、 3:ハンガー枠、4:縦長溝、5:支軸、 5′:軸受孔、6:傘形ローラ 7・・,14・・:ガイドローラ、8:スプリング 9:マイクロスイッチ、11:近接スイッチ、 A:歯科用インストルメント、B:可動ホース、 X−X′:縦中心線、Y−Y′:横方向
ホルダーの縦断側面図、第2図は平面図、第3図は第1
図のI−I線に沿う横断面図、第4図は他の実施例の横
断面図である。 1,12:歯科用インストルメントユニットホルダー、 2,13:U字型インストルメントハンガー、 3:ハンガー枠、4:縦長溝、5:支軸、 5′:軸受孔、6:傘形ローラ 7・・,14・・:ガイドローラ、8:スプリング 9:マイクロスイッチ、11:近接スイッチ、 A:歯科用インストルメント、B:可動ホース、 X−X′:縦中心線、Y−Y′:横方向
Claims (3)
- 【請求項1】ハンガー枠の切開された縦長溝に、可動ホ
ースに接続された歯科用インストルメントを載置するU
字型インストルメントハンガーを開閉自在に設け、ハン
ガー枠先方の縦長溝の対向する両壁にはU字型インスト
ルメントハンガー支軸の軸受孔を設け、また前記U字型
インストルメントハンガーの先端には対向接近して一対
の傘形ローラを回動自在に軸支し、そして前記U字型イ
ンストルメントハンガーの両側には前記縦長溝に沿った
少なくとも一対のガイドローラを回動自在に設け、さら
にU字型インストルメントハンガー及び/又はハンガー
枠に歯科用インストルメントを載置又は取出したことを
検知する検知装置を設けて構成した歯科用インストルメ
ントユニットホルダーの複数個を並置固定して成ること
を特徴とする歯科用インストルメントホルダー。 - 【請求項2】U字型のインストルメントハンガーとハン
ガー枠の間に、歯科用インストルメントを載置したとき
に閉接し、取出したときに開離するごとく付勢されたス
プリングを介在させたことを特徴とする請求項1記載の
歯科用インストルメントホルダー。 - 【請求項3】検知装置が、マイクロスイッチ及び/又は
近接スイッチであることを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の歯科用インストルメントホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63154617A JP2600810B2 (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 歯科用インストルメントホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63154617A JP2600810B2 (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 歯科用インストルメントホルダー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH025952A JPH025952A (ja) | 1990-01-10 |
JP2600810B2 true JP2600810B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=15588097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63154617A Expired - Fee Related JP2600810B2 (ja) | 1988-06-24 | 1988-06-24 | 歯科用インストルメントホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600810B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07117166B2 (ja) * | 1991-05-09 | 1995-12-18 | 日本ピラー工業株式会社 | 非接触形シール装置 |
JP4835993B2 (ja) * | 2006-10-10 | 2011-12-14 | 株式会社モリタ東京製作所 | 歯科用インスツルメントホルダ |
KR100972356B1 (ko) * | 2008-06-24 | 2010-07-26 | 주식회사 메디슨 | 거치장치 및 그 제어방법 |
-
1988
- 1988-06-24 JP JP63154617A patent/JP2600810B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH025952A (ja) | 1990-01-10 |
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