JP2598104Y2 - 蓄電池 - Google Patents

蓄電池

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JP2598104Y2
JP2598104Y2 JP5523893U JP5523893U JP2598104Y2 JP 2598104 Y2 JP2598104 Y2 JP 2598104Y2 JP 5523893 U JP5523893 U JP 5523893U JP 5523893 U JP5523893 U JP 5523893U JP 2598104 Y2 JP2598104 Y2 JP 2598104Y2
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修 榎
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、触媒栓を電槽蓋に取り
付けた蓄電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蓄電池内で発生した酸素ガス及び水素ガ
スを触媒反応により水に戻して蓄電池内に還流させる機
能を有する触媒栓は、従来より広く用いられている。こ
のような触媒栓を蓄電池に取り付ける際、人体に帯電し
ている静電気が触媒栓に帯電し、この静電気が電槽蓋と
の間でアーク放電し、火花が出て、蓄電池内から発生し
ている水素ガスに引火して爆発を起こす危険があった。
また、前記触媒栓を電槽から取り外す際も同様に人体に
帯電している静電気が触媒栓に帯電したり、あるいは、
触媒栓を取り外す際にネジ部を回転させるため、静電気
が発生して触媒栓外器に帯電し、触媒栓が電槽蓋から離
れる時にアーク放電され火花が出て、前記水素ガスに引
火して爆発を起こす危険があった。このような爆発を防
止するため、本出願人は特願平5ー171243号で触
媒栓外器に導電性物質を分散させたプラスチック材料を
用いることを提案した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、外器に導電性
物質を用いた触媒栓に高電圧が印加されていると、人体
が該触媒栓に触れた時感電するおそれがあった。
【0004】本考案は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、触媒栓を電槽蓋
に取り付ける際、あるいは電槽蓋から取り外す際に爆発
を起こす危険性がなく、しかも触媒栓に人体が触れた時
感電の危険性のない蓄電池を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、触媒栓1と、アダプター3と、電槽蓋4
とを有する蓄電池であって、前記触媒栓1は、外器11
が絶縁性物質からなり、前記アダプター3は、導電性物
質を分散させたプラスチック材料からなり、前記触媒栓
1は、前記アダプター3を介して前記電槽蓋4に取り付
けられていることを特徴とするものである。そして、前
記アダプター3は、絶縁性物質からなるカバー12で覆
われていることが好ましい。
【0006】
【作 用】アダプター3が導電性を有するので、アダプ
ター3には静電気が帯電しない。従って、アダプター3
を介して触媒栓1を電槽蓋4から取り外す時、あるいは
取り付ける時、アダプター3と電槽蓋4との間でアーク
放電することがない。また、外器11は絶縁性物質から
なるので感電のおそれもない。そして、アダプター3が
絶縁性物質からなるカバーで覆われていると、人体がア
ダプター3に触れることがなく感電のおそれがない。
【0007】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 (実施例1) 図1は本考案の第1の実施例を示す要部断面図であり、
1は触媒栓2は触媒栓のネジ部、3はアダプター、4は
電槽蓋、5は電槽蓋のネジ部、6は排気口、7は電槽、
8は電解液、9はゴムパッキン、10は極柱である。触
媒栓1は、外器11が絶縁性を有するプラスチックから
なり、この外器11の内部に蓄電池内で発生した酸素ガ
スと水素ガスを再結合して水に戻す触媒が触媒容器(図
示せず)を介して収納されている。そして、この外器1
1の下部外周面にネジ部2が形成されて、アダプター3
の貫通孔上部のネジ部3aに螺合している。アダプター
3は導電性カーボンブラックまたは導電性ウィスカーな
どの導電性物質を配合したプラスチックからなり、下部
外周面にネジ部3bが形成され、電槽蓋4の排気口6内
面に形成されたネジ部5に螺合して蓄電池に取り付けら
れている。触媒栓1とアダプター3との接合部分および
アダプター3と電槽蓋4上面との接合部分にはゴムパッ
キン9が挿入されて、液密性を保っている。尚、アダプ
ター3に触媒栓1を取り付けるには、螺合によらずに接
着剤を用いてもよい。
【0008】 (実施例2) 図2は本考案の第2の実施例を示す要部断面図であり、
図1と同一符号は同一名称を示す。12は触媒栓1の外
器11を下方へ突出させたカバーであり、アダプター3
の外周面全体を覆っている。このように、アダプター3
をカバー12で覆うと、導電性を有するアダプター3に
人体が接触することがないので、感電することがない。
また、静電気に対してもアダプター3に帯電することが
ないので、電槽蓋4との間で放電することがない。尚、
本実施例ではカバー12を外器11の下部から突出させ
たものとしているが、図3のように別の部品を作製して
取り付けてもよく、アダプター3の外周面に絶縁性物質
からなるテープなどを接合しておいてもよい。
【0009】
【考案の効果】本考案は上述の通り構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。 (1)請求項1によれば、触媒栓1をアダプター3を介
して電槽蓋4から着脱する時、静電気のアーク放電を生
じることがなく爆発の危険性がない。また、触媒栓1の
外器11が絶縁性物質からなるので、外器11を持って
電槽蓋4から着脱しても、リーク電流が人体に流れるこ
とがなく安全である。 (2)請求項2によれば、上記(1)の効果に加え、人
体がアダプター3に触れることがないので、人体が感電
することなく安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す要部断面図であ
る。
【図2】本考案の第2の実施例を示す要部断面図であ
る。
【図3】本考案の他の実施例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 触媒栓 3 アダプター 4 電槽蓋 11 外器 12 カバー

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 触媒栓(1)と、アダプター(3)と、
    電槽蓋(4)とを有する蓄電池であって、 前記触媒栓(1)は、外器(11)が絶縁性物質からな
    り、 前記アダプター(3)は、導電性物質を分散させたプラ
    スチック材料からなり、 前記触媒栓(1)は、前記アダプター(3)を介して前
    記電槽蓋(4)に取り付けられていることを特徴とす
    る、 蓄電池。
  2. 【請求項2】 前記アダプター(3)は、絶縁性物質か
    らなるカバー(12)で覆われていることを特徴とする
    請求項1記載の蓄電池。
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