JP2596503Y2 - 歯科用分配装置 - Google Patents

歯科用分配装置

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JP2596503Y2
JP2596503Y2 JP1993076043U JP7604393U JP2596503Y2 JP 2596503 Y2 JP2596503 Y2 JP 2596503Y2 JP 1993076043 U JP1993076043 U JP 1993076043U JP 7604393 U JP7604393 U JP 7604393U JP 2596503 Y2 JP2596503 Y2 JP 2596503Y2
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エルドリッジ チェスター ブルース
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
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    • A61C19/02Protective casings, e.g. boxes for instruments; Bags
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C7/00Orthodontics, i.e. obtaining or maintaining the desired position of teeth, e.g. by straightening, evening, regulating, separating, or by correcting malocclusions
    • A61C7/12Brackets; Arch wires; Combinations thereof; Accessories therefor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、矯正用ブラケットとい
った個別包装の歯科医療器具を分配するのに特に有用な
歯科用分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】矯正
治療において、一組の歯科医療器具(一般に『ブレス
(braces)』と呼ばれる)が、位置異常の歯を矯
正位置補正すべく移動させるのに利用されている。これ
らの器具は典型的には、患者の歯に連結される小さなブ
ラケットを含んでいる。ブラケットのスロット内に弧線
(archwire)が取り付けられており、この弧線
は、関連する歯を望みの位置まで移動させるようにブラ
ケットの動きを案内するための軌道として機能する。
【0003】矯正用ブラケットは往々にして、予め定め
られた時間の経過後硬化する接着剤を用いて又は光に対
する露出の時点で硬化する接着剤を用いて歯の表面に直
接付着させられる。硬化用ランプが点灯されてブラケッ
トが所定の位置に固定される前に必要とあらばブラケッ
トを歯の上に置いて精確に位置づけすることができるた
め、光硬化性接着剤が有利である。
【0004】矯正用ブラケットを含む直接付着式歯科用
品の分野における最近の進歩は、米国特許第5,01
5,180号及び第4,978,007号ならびにPC
T出願PCT/US92/05519号の中で記述され
ている。米国特許第5,015,180号は、1つの実
施態様において、歯科矯正用ブラケット、及びブラケッ
トのベースと可撓性ある剥離可能な形で接着するカバー
シートとの間にはさまれた光硬化性ペーストを記述して
いる。ブラケットを歯に付着させるためには、カバーシ
ートをペーストから取り外し、次にブラケットベースを
歯に当接させる。このような構造は、ブラケットを歯に
付着させる前にブラケットベースに接着剤ペーストを送
り出し塗布する必要がないことから、矯正歯科医にとっ
て時間の節約になる。
【0005】米国特許第4,978,007号及びPC
T出願PCT/US92/05519号は、接着剤で予
めコーティングされ、接着剤を光、酸素、水蒸気及び汚
染物質から保護するコンテナのウェル又はリセスの中に
収容される包装された歯科医療器具について記述してい
る。この医療器具は好ましくは、医療器具がコンテナか
ら取り出され選ばれた歯の表面上に直接置かれうるよう
に設置用具又はその他の工具により医療器具の側面を容
易につかむことができるようにする直立した形でリセス
の中に保持されている。
【0006】PCT出願PCT/US92/05519
号は、個別の予備コーティングされた矯正器具を内包す
るコンテナを収容するための2つの穴の列を有する箱に
ついて記述している。この箱は、製造業者から矯正歯科
医まで矯正器具セットを輸送するための出荷用段ボール
箱として有用であり、患者の歯に対して矯正器具を付着
させることが望まれる場合には次に患者の椅子まで配置
されうるセットアップトレイとしても有用である。箱の
中の各々の穴は、口の中の一定の歯に対応し、特定の矯
正器具を有するコンテナは意外に早く選択され、これら
のコンテナは、各矯正器具が適用されるべき歯の場所に
対応するアレイの形で箱の中の適切な穴内に配置され
る。
【0007】PCT出願PCT/US92/05519
号の中で記述されているような矯正器具を内包するコン
テナは、製造業者によってか又は矯正歯科医又はそのス
タッフのいずれかによって選択され箱内の適切な位置に
設置されうる。数多くの矯正歯科医が、矯正治療が開始
される毎に製造業者にカスタム注文を出す必要性を避け
るため箱内に入れるためのさまざまなブラケットの在庫
を保持することの方を好んでいる。しかしながら、不正
咬合歯及びその結果としての治療技術の特性は大幅に変
化し、その結果、1人の患者のために処方されたブラケ
ットセットは、もう1人の患者のために処方されたブラ
ケットセットと変わりうる。
【0008】特注の患者用「キット」又はブラケットセ
ットを作るためさまざまな矯正用ブラケットを手元に保
持することを好む矯正歯科医は、かくして、各患者の予
測需要を満たすため充分な数及び種類のブラケットを手
元に保つという問題に直面する。しかしながら診療所の
保管スペースは往々にして貴重なものである。さらに、
在庫がうまく組織されているのでないかぎり、特定のブ
ラケットを迅速に見つけたり、又は充分な在庫を手元に
保持するため特定のタイプの追加のブラケットを再注文
すべきか否かを確認したりすることが時として困難であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、歯科用分配装
置に関するものであり、その一実施態様において、複数
の歯科医療器具、及びこれらの歯科医療器具のうちのそ
れぞれ1つずつを各々収容する複数のコンテナを含んで
いる。この歯科用分配装置にはさらに、キャリヤストリ
ップ及び、各コンテナをこのキャリヤストリップに解放
可能な形で連結するための手段が含まれている。この歯
科用分配装置は、オルガナイザ(整理用)トレイ及び、
単数又は複数のコンテナがキャリヤストリップから解放
されるときにオルガナイザトレイによってキャリヤスト
リップが保持されるようにオルガナイザトレイにキャリ
ヤストリップを解放可能な形で取り付ける構造を含んで
いる。
【0010】もう1つの実施態様においては、本考案
は、複数の歯科医療器具及び複数のコンテナを含む歯科
用分配装置に向けられている。コンテナの各々は、1つ
のウェルを形成する底部及び側壁を有し、各コンテナの
ウェルは歯科医療器具のそれぞれ1つずつを収容する。
各コンテナは、そのウェルを取り外し可能な形で被覆す
るカバーを含み、各コンテナは全体的に平坦な形態を有
する。歯科用分配装置にはまた、キャリヤストリップ及
び、各コンテナが上向き方向に方向づけられた状態で積
層アレイの形でコンテナが方向づけされるように各コン
テナをキャリヤストリップに離脱可能な形で連結するた
めの手段も含まれている。
【0011】本考案のもう1つの態様は、複数の歯科医
療器具、及び1つのウェルを形成する底部及び側壁を各
々有する複数のコンテナを含む歯科用分配装置に関す
る。各々のコンテナは、ウェルを横断して延びるカバー
を含み、カバーはウェルへのアクセスのためこのカバー
を開放するための外向きに突出するタブを含んでいる。
各ウェルは、歯科医療器具のうちのそれぞれ1つずつを
収容する。この歯科用分配装置はまた、キャリヤストリ
ップ及び、このキャリヤストリップ上に各コンテナを解
放可能な形で保持するため各コンテナのタブをキャリヤ
ストリップに離脱可能な形で連結する一定量の接着剤も
含んでいる。
【0012】本考案はまた、一連の穴をもつ歯科用セッ
トアップトレイにも関する。このセットアップトレイ
は、可撓性のゴム質材料で作られている。本考案は又、
その使用温度よりも低いガラス転移温度を有する架橋エ
ラストマ材料で作られた、一連の穴をもつ歯科用セット
アップトレイにも向けられている。
【0013】
【実施例】図1から図14には歯科用分配装置20が図
示されており、この装置は大ざっぱに言うと、複数のコ
ンテナ22、複数の歯科医療器具(例えば図2に示され
ている矯正用ブラケット器具24)、及び図3から図6
に示されているキャリヤストリップ26を含んでいる。
図5には販売単位の段ボール箱28が示され、図6から
図9にはオルガナイザ(整理用)トレイ30が示され、
また図7及び図9にはモジュール式保管用キャビネット
32が示され、さらに図10から図12にはさまざまな
実施態様に従った患者用セットアップトレイ34a,3
4b,34cが示されている。
【0014】さらに詳細に言うと、コンテナ22の各々
は、平面図で長円形を形成する直立した側壁36を含ん
でおり、この側壁36に長円形状の底部38(図4)が
連結されている。側壁36及び底部38は一緒になっ
て、図2に例示されているように矯正用ブラケット器具
24を収容するためのウェル40を形成する。側壁36
はまた、ウェル40の上に中央長円形開口部をもつ矩形
の上部フランジ44に連結されている。さらに、側壁3
6は、図4を見ればわかるように、一対の相対する内向
きに延びたリセス46を有する。
【0015】側壁36、底部38及び上部フランジ44
は、光、酸素及び水蒸気の透過に対する実質的な障壁を
提供する1枚の可撓性材料シートを用いて一体式に形成
されている。好ましくは、側壁36、底部38及び上部
フランジ44を形成する可撓性材料シートは、シリコー
ン剥離剤(no. 24,Dow Chemical)で処
理された厚み0.33mmの黒色ポリエチレンテレフタレ
ートグリコール(“KODAR”ブランドPETG n
o. 6763,Kodak ChemicalComp
any)である。
【0016】各コンテナ22は、最初にウェル40を閉
じるべくカバー48を含んでいる。カバー48は、接着
剤(no. 517,Flexcon)を担持しかつ印刷可
能なつや消し上塗りで被覆された0.025mmの透明ポ
リエステルフィルムで作られている上部フィルム(“C
OMPUCAL II”ブランド、Flexcon Co
mpany,Inc.,Spencer,Massac
husetts;ACUTEK of Inglewo
od,Californiaよりカタログ番号ACTK
020)と、上部透明ポリエステルフィルムに付着さ
れた(上述のno. 517接着剤によって)アルミニウム
の蒸着表面(厚み0.05mm)をもつ0.13mmのポリ
エステルシートから作られている中間フィルムと、アク
リル感圧接着剤(no. H529,Flexcon)の高
粘着性で位置づけ直し不可能な厚み0.018〜0.0
2mmの層、厚み0.025mmのポリエステルキャリヤフ
ィルム、及び厚み0.018〜0.02mmの低粘着性で
位置づけ直し可能なアクリル感圧接着剤(no. H55
8,Flexcon)の層を含む2重コーティングされ
た下部フィルムアセンブリ(no. ACTK 023,A
cutek)とを具備する。
【0017】一変形態様としては、カバー48の上部フ
ィルムは、Flexconの衝撃式印刷可能なフィルム
no. TC 374/L−23(Acutekより)であ
る。もう1つのオプションとしては、上部フィルムは、
3M社のつや消し透明アセテートフィルムアセンブリn
o. 7701である。中間フィルムとしての1つのオプ
ションは、Flexconの“DERMAFLEX”ブ
ランドのポリエステル及びアルミ箔のアセンブリno. M
F 335である。
【0018】上部フィルム及び中間フィルムは、カバー
48の全長及び全幅にわたり広がっており、位置づけ直
し不可能な接着剤、キャリヤフィルム及び位置づけ直し
可能な接着剤は打ち抜きされて長円形で隣接する最も端
の矩形区分を形成する。この長円の中央部分は除去さ
れ、ウェル40の形状と整合し、そのため、位置づけ直
し可能な接着剤は上部フランジ44のみと接触し、ウェ
ル40を横断して広がらないようになっている;むし
ろ、ウェル40は、カバー48により閉鎖された時点で
中間フィルムの露出部分によって被覆される。
【0019】カバー48は、後部ヒンジ部分を画定する
1ラインの孔線50を含んでいる。カバー48が1.8
cmという全体の幅を有ししかも、合計孔線長対ランド長
の比率が約9:1となるように各々0.06±0.01
cmの3つのランドを呈する各々0.55±0.01cmの
2つの孔線および各々0.25±0.01cmの2つの孔
線が具備されている場合に、優れた結果が観察された。
孔線は、カバー48全体を通して完全に延びている。
【0020】カバー48には、ウェル40から離れるよ
うに延びる前方の傾斜したタブ52が含まれている。こ
のタブ52は、カバー48をつかみ、孔線のライン50
で曲げられた開放した直立位置に向かって図2に示され
ている要領でカバー48を移動させるための便利な取っ
手を提供している。孔線50はカバー48がその開放直
立位置で容易に自己保持できるようにし、又カバー48
を比較的剛性の材料で作ることができるようにしてい
る。
【0021】側壁36の形状と整合する長円形状をもつ
可撓性フィルム54(図2)がウェル40の中に収容さ
れる。好ましくは、フィルム54は、底部38に対して
アクリル感圧接着剤(no. H529,Flexcon)
により固定されている0.02mmの厚みの透明な配向ポ
リエステルフィルムA型のシートである。代替的には、
フィルム54は、フィルム54を底部38に固定するア
クリル感圧接着剤(no. H529,Flexcon)に
対する付着を強化するべく静電放電装置により片側がエ
ッチングされている厚み0.05mmの弗素化エチレンプ
ロピレン共重合体(“TEFLON”ブランドFEP
no. 200C、透明、E.I.du Pont de
Nemours & Co.)で形成される。
【0022】ブラケット器具24は、直接歯の表面に付
着させられるように適合され、適切にも歯の周囲と整合
するよう凹状合成輪郭を伴う外部ベース表面を有する。
ブラケット器具24は、半透明のセラミック材料か又は
金属、ガラス又はプラスチックといったその他の材料で
作られていてよい。ブラケット器具24のベースは、P
CT出願PCT/US92/05470号に記述されて
いるもののような光硬化性で無毒の矯正用接着剤で予備
コーティングされている。
【0023】フィルム54の第1の端部区分は、器具2
4上に予備コーティングされた接着剤と接触する。第1
の端部区分はコンテナの底部38に対し実質的に直接連
結されておらず、従って幾分か無拘束である。しかしな
がら第1の端部区分から離れたフィルム54の第2の端
部区分は、フィルム54を底部38に固定している感圧
接着剤と係合している。そのため、ブラケット器具24
がウェル40から持ち上げられると、フィルム54の第
1の区分は底部38から離れるように移動し、一方フィ
ルム54の第2の区分は底部38に固定された状態にと
どまり、フィルム54からの接着剤の分離を容易にする
ため器具24上に予備コーティングされた接着剤からフ
ィルム54を剥ぎ取ることができるようにし、しかもこ
のような接着剤が実質的に外乱を受けず器具24のベー
スと接触状態にとどまることができるようにしている。
【0024】フィルム54、ブラケット器具24、コン
テナ22(カバー48を含む)及びフィルム54に関す
るさらなる詳細及び付加的な代替的材料については、上
述のPCT出願PCT/US92/05519号及び/
又はPCT/US91/08389号の中に見い出され
る。
【0025】図3から図6に例示されているように、キ
ャリヤストリップ26は、片面がクレーコーティングさ
れかつホットメルト接着剤58を一定量担持する厚み
0.5mmの中実の漂白された硫酸塩ボール紙の平坦な矩
形区分を含んでいる。この接着剤58は、キャリヤスト
リップ26の上部のクレーコーティングされた側面の長
手方向軸に沿って中央に連続ビードの形で延びている
が、断続的ビード、一連の点又はその他のパターンも同
様に可能である。
【0026】一列の整列したコンテナ22が、図3から
図7に示されているようなアレイの形で、キャリヤスト
リップ26の上面に配置され、各コンテナ22は、水平
でない上向き方向に延びている。接着剤58はキャリヤ
ストリップ26に各コンテナ22を離脱可能な形で連結
するための手段として役立つ。接着剤58は、各コンテ
ナ22のタブ52の下面に取り外し可能な形で付着さ
れ、全てのコンテナ22の底部38(最も後ろのコンテ
ナ22を除く)は、次に続くコンテナ22のカバー48
の上面に載っている。
【0027】現在好まれている接着剤58はno. 374
8TC(3M社製)であるが、その他のホットメルト接
着剤例えばno. 3747TC,3762TC及び379
2TC(3M社製)も同様に可能である。タブ52は、
選択自由であるが開口を設けるように打ち抜きされて、
接着剤58をこの開口内に流れ込ませ接着剤に対するタ
ブ52の保持を容易にするようにすることができる。代
替的には、接着剤58は、no. 9425,9495,9
820,9851及び665(3M社製)といった両面
アクリル又はゴムベースの接着テープであってよい。両
面接着テープが利用される場合、テープは好ましくは、
キャリヤストリップ26と接触した状態で片面上に高粘
着性接着剤を又反対側の面(すなわちキャリヤストリッ
プ26から離れて上向きに面する面)には低粘着性接着
剤を有している。キャリヤストリップ26に対しコンテ
ナ22を離脱可能な形で連結させるためのその他の手
段、例えば超音波又は振動式ボンディング、誘導加熱ボ
ンディング又は機械的インターロックも同様に可能であ
る。
【0028】図5に示されている販売単位の段ボール箱
28は、コンテナ22及びキャリヤストリップ26のア
センブリのための出荷用の箱として役立つ。段ボール箱
28は、厚み0.45mmのクレーコーティングされた中
実の漂白された硫酸塩ボール紙で作られ、好ましくは、
段ボール箱28の上部及び下部の両方の蓋及び端部側壁
を横切って延びるいたずら防止シール(“SCOTCH
MARK”ブランド番号7110、3M社)(図示せ
ず)が具備されている。このいたずら明示シールはま
た、パルマー表記(その器具の使用対象である歯を識別
するもの)、カタログ番号及びその他の説明的情報とい
った識別情報も担持しており、又高温警告表示器を担持
するための基板をも提供する。
【0029】キャリヤストリップ26及びコンテナ22
のアセンブリが販売単位の段ボール箱28の中に置かれ
た時点で、キャリヤストリップ26の前縁部は段ボール
箱28の一方の端部の下部コーナーと接触し、一方最も
後方のコンテナ22の上部フランジ44の上縁部は段ボ
ール箱28の反対側の端部で上部コーナーに密に隣接し
ている。段ボール箱28は、出荷、保管及び取扱いを容
易にするため矩形をしており、さらにコンテナ22のた
めの比較的コンパクトな保護用エンクロージャを提供し
ている。
【0030】図6から図9に描かれているオルガナイザ
トレイ(整理用トレイ)30は、平坦な水平底面組立て
壁60と平坦な垂直前方壁62とを伴う全体的に平面状
の形態を有する。例えば図6及び図8に示されているよ
うに、オルガナイザトレイ30はまた、前方壁62から
離れるように垂直方向に延びる一連の間隔どりされた直
立リブ64を含んでいる。相対する一対の水平フランジ
66(図8)が隣接するリブ対64の長さに沿って延び
てフランジ66と底面壁60との間に一対の相対する溝
路68を形成する。
【0031】これらの溝路68は、図6において矢印に
よって示されている要領でキャリヤストリップ26の細
長い側縁部部分をかみ合い可能でかつ滑動可能な形で収
容するべく充分な距離だけ間隔どりされている。好まし
くは、フランジ66の後方端部は面取りされ、キャリヤ
ストリップ26の前縁部も又面取りされており、斯くし
て溝路68内へのキャリヤストリップ26の挿入を容易
にしている。オルガナイザトレイ30は、有利にも口の
1つの歯列弓における対応するブラケット器具24の1
0箇所のそれぞれの予想使用場所に対応する10本の整
列された相対する溝路68の並置対を有している。
【0032】図7は、オルガナイザトレイ30の全ての
溝路68がコンテナ22とキャリヤストリップ26との
アセンブリでひとたび満たされた時点でのオルガナイザ
トレイ30及びコンテナ22の外観を表わす図である。
図7に示されているようにオルガナイザトレイ30は、
モジュール式保管用キャビネット32の引出し70の中
に収容されている。ダストカバー72は、引出し70の
ループ型のヒンジに連結されている3つの後部穴を有
し、可視スペクトル内の光線を透過させるプラスチック
シート材料で作られている(変形態様としては、カバー
72は、化学放射線を通さないものであってよい)。選
択自由であるが、ヒンジは、図7に示されている直立位
置にダストカバー72を解放可能な形で保持するため側
面切欠きを有する。キャビネット32、引出し70及び
ダストカバー72(但しオルガナイザトレイ30無し
で)は、本考案の譲受人の子会社から入手可能な矯正用
バンドキャビネットアセンブリ(no. 30970−00
07,3M Unitek)に類似したものである。
【0033】引出し70から単数又は複数のコンテナ2
2を取り出すことが望まれる場合、選択されたコンテナ
22はつかまれ、タブ52が接着剤58から解放される
まで引出し70から上向き方向に引っ張られ又は剥がさ
れる。溝路68は、単数又は複数のコンテナ22がキャ
リヤストリップ26から解放されるときにキャリヤスト
リップ26はオルガナイザトレイ30によって保持され
るような形で、オルガナイザトレイ30にキャリヤスト
リップ26を解放可能な形で取り付ける構造を提供す
る。有利にも、各コンテナ22が引出し70から取り出
されるにつれて、次に続くコンテナ22のカバー48上
に印刷されているカタログ番号やパルマー表記といった
説明的情報が直接見えるようになり、そのためコンテナ
22は充分に組織され、いつでも適切なコンテナ22を
すばやく選択できることになる。
【0034】オルガナイザトレイ30内のコンテナ22
の供給を補充することが望まれる場合、オルガナイザト
レイ30は、底面壁60の下側に取り付けられている一
定長の可撓性プラスチックのプルストリップ74をつか
むことにより、引出し70から持ち上げられる。図9に
示されているように、コンテナ22がキャリヤストリッ
プ26から取り外されるときにオルガナイザトレイ30
を引出し70の底面に対して平坦にかつ所定の場所に水
平に保持するため、引出し70の前方壁の内部表面に沿
って、取り付け式肩部75が延びている。しかしなが
ら、オルガナイザトレイ30の後縁部を、まず上向き方
向にそして次に肩部75から離れるように後ろ向き方向
にわずかに移動させるように、プルストリップ74をつ
かむことによって引出し70からオルガナイザトレイ3
0を取り出すことができる。前方壁62がひとたび肩部
75を通過すると、オルガナイザトレイ30を上向きに
かつ引出し70から外に引き出すことができる。
【0035】図6及び図8を見ればわかるように、オル
ガナイザトレイ30の前方壁62は、底面壁60より上
で全ての溝路68の間に延びるスロット76を呈示する
ため底面壁60からわずかな距離だけ間隔どりされてい
る。スロット76の高さは、溝路68の高さにほぼ等し
い。全てのコンテナ22がひとたびキャリヤストリップ
26から取り出され、オルガナイザトレイ30がキャビ
ネットの引出し70から持ち上げられた時点で、空のキ
ャリヤストリップ26は、溝路68の前端部でスロット
76の隣接部分を通って滑動し、斯くしてなおもコンテ
ナ22に連結されている次に続くキャリヤストリップ2
6のいずれも取り出すことなくオルガナイザトレイ30
から空のキャリヤストリップ26を取り出すことが可能
になる。
【0036】コンテナ22とキャリヤストリップ26と
の新しいアセンブリは、オルガナイザトレイ30の反対
側の後方側から溝路68の中に挿入される。このように
して、新しい方の在庫がオルガナイザトレイ30の後部
を通して挿入されるにつれてオルガナイザトレイ30の
前面に向かって古い在庫が前送りされるため、ユーザは
在庫が先入れ先出し手順で連続的に回転させられるとい
うことの保証を得ることができる。有利にも、前方壁6
2はキャリヤストリップ26とコンテナ22との新しい
アセンブリが溝路68内に入るのを阻止しこのため在庫
の適切な回転が行なわれるようになっている。
【0037】好ましくは、カバー48上に印刷されてい
る説明的情報の少なくとも一部分(例えばカタログ番
号)は同様の要領で、付随するキャリヤストリップ26
の底面上にも印刷される。従って、キャリヤストリップ
26から全てのコンテナ22がひとたび離脱させられる
と、空のキャリヤストリップ26は、追加の在庫の再発
注を容易にするための記録として保持され得る便利な再
発注カードとして役立つ。接着剤58が位置づけ直し可
能なものである場合、空のキャリヤストリップ26を一
時的にダストカバー72上又は他の都合のよい場所に保
管しておくことができる。
【0038】使用していない時は、図9に示されている
位置に達するまで保管用キャビネット32の後部に向か
って引出し70を滑動させることによって、保管用キャ
ビネット32を閉じることができる。ダストカバー72
は、引出し70が閉じられた場合、引出し70の上向き
表面に対して平坦に横たわっている。引出し70に対し
て連結されている一対の後方に延びるアーム77は、引
出し70が開放された時にキャビネット32から引出し
70が不注意により離脱するのを実質的に防ぐため、保
管用キャビネット32の前方開口部より上方にあるそれ
ぞれの内部壁区分と係合する上向きに延びるフランジを
有する。
【0039】図10に示されている患者用セットアップ
トレイ34aは、患者に用いるよう選択されオルガナイ
ザトレイ30から取り出された一定数のコンテナ22
(その中に矯正用ブラケット器具24が入った状態で)
を保持するために有効である。この目的のため、セット
アップトレイ34aは、選択された各々のコンテナ22
の側壁36をかみ合せる形で収容するべく構成された一
連の長円形の穴78aを有している。穴78aは好まし
くは、セットアップトレイ34aの中にコンテナ22を
解放可能な形で保持するべくわずかな締まりばめが確立
されるように、側壁36の形状よりも幾分か小さい。リ
セス46とのスナップばめのため、各穴78aの中に
は、相対する一対の突出部分がある。
【0040】穴78aは、歯列弓のそれぞれの歯及びオ
ルガナイザトレイ30の10個の溝路対68に夫々対応
する10個の穴78aからなる2本の列に沿って配置さ
れている。便宜上の目的で、さまざまなコンテナ22内
の各矯正用ブラケット器具24が通常特定の歯に対して
固定されなければならないことから、穴78aの中のコ
ンテナ22の適正な位置づけのための指針としてトレイ
34a上にパルマー表記又はその他のしるしを形成する
か又はその他の形で設置することが可能である。セット
アップトレイ34aの片端には、エッチング液を分配す
るべくウェルを持つ上部開放型コンテナを収容するため
の、穴78aと同一の穴80aが付いている。有利に
は、エッチング液を分配するためのコンテナは、カバ
ー、可撓性フィルム及び歯科医療器具が存在しないこと
を除いて、コンテナ22と類似したものであってよい。
【0041】セットアップトレイ34aは、矯正用接着
性下塗り剤が予め盛られた綿棒を収納する下塗り剤管
(図示せず)を収容するためのリセス82aも有してい
る。この下塗り剤管は、米国特許第4,952,204
号に記述されているアプリケータユニットアセンブリに
幾分か類似している。
【0042】リセス82aは、セットアップトレイ34
aを完全に貫通する二つのテーパ付きアパーチャ84a
を含んでいる。リセス82aはまた、セットアップトレ
イ34aの上面より下でアパーチャ84aの間に延びる
中央輪郭リブ86aも含んでいる。トレイ34aは、下
塗り剤管を所定の場所に解放可能な形で保持するのに充
分な距離だけ間隔どりされた壁区分をリブ86aよりも
上に含んでいる。下塗り剤管を取り外すためには、ユー
ザは管のいずれかの端部をさらにそれぞれのアパーチャ
84a内に押し込んで下塗り剤管がリブ86aを中心に
旋回するようにする。ひとたび旋回させられると下塗り
剤管は、ユーザによってつかまれ次に引き離されて壁区
分から解放され得るように、露呈される。
【0043】セットアップトレイ34aは、その使用温
度よりも低いガラス転移温度(すなわち、65°F〜7
5°Fといった通常の予想屋内事務所大気温度以下)を
有する架橋エラストマ材料で作られている。セットアッ
プトレイ34aの材料は、好ましくは40〜80の範囲
内、より好ましくは70であるショアA硬度を有する。
【0044】セットアップトレイ34aは、“SILA
STIC”ブランドの高強度シリコーンゴムのグレード
HS−70又は代替的にはグレードHS−50(Dow
Corning)といった可撓性ある天然ゴム材料又
は合成ゴム材料で成形されている。セットアップトレイ
34aは、好ましくは空のコンテナ22がひとたび取り
出された時点で再使用のため乾式加熱、蒸気又は化学的
滅菌プロセスによって滅菌可能である。この材料は、穴
78aの中にコンテナ22を解放可能な形で保持するた
め、また中央リブ86aより上方の壁区分の間に下塗り
剤管を解放可能な形で保持するために充分な固有の可撓
性を有している。さらに、この材料は、セットアップト
レイ34aがコンテナ22を収容するため保管用キャビ
ネット32に隣接した表面上にあるとき、又はセットア
ップトレイ34aが患者の口の中に歯科医療器具を適用
するため棚、トレイ又はその他の表面上で患者の椅子の
隣りに置かれたとき、セットアップトレイ34aを所定
の場所に保持するのに充分な重量を持ちかつ充分な摩擦
抵抗を呈する。
【0045】1つのオプションとしては、セットアップ
トレイ34aを、再利用のために滅菌される比較的剛性
の材料で作ることが可能である。適切な剛性材料として
は、ガラス強化ポリエーテルイミド共重合体(“ULT
EM”ブランド、no. CRS5201,General
Electric)または液晶重合体(“VECTR
A”ブランド、no. A530,Hoechst Cel
anese)といったプラスチックが含まれる。トレイ
34aを剛性材料で作るにあたっては、トレイ34aの
下側は中空であり、穴78aは、コンテナ22との締ま
りばめを避け、かつコンテナ22を所定の場所に保持す
るのに相対する突出部分対に実質的に依存するように上
述の穴78aよりもやや大きいものである。
【0046】図11に記述されているセットアップトレ
イ34bは、それが、コンテナ22を収容するべく2本
の列に配置された間隔どりされた一連の穴78bを有す
るという点において、幾分かセットアップトレイ34a
に類似している。リセス46は、穴78bの中にコンテ
ナ22を保持する助けとなるよう穴78bを包囲する壁
構造の縁部内にはめ込まれる。セットアップトレイ34
bはまた、図10の穴80aに類似する付加的な穴80
bも有する。
【0047】セットアップトレイ34bは4mmの厚みの
チップボールの2重層積層材で作られ、このチップボー
ルの2重層積層材は、チップボール積層材のすべての4
つの縁部にわたり折り畳まれている厚み0.4mmのクレ
ーコーティングされた中実の漂白された硫酸塩ボール紙
の層を伴う。セットアップトレイ34bは、中に収容さ
れたコンテナ22と共に、一回だけ使用した後廃棄され
る。セットアップトレイ34bは又、上向きに折り畳ま
れた打ち抜きタブ88bをも有し、このタブ88bは、
前述の下塗り剤管の頸部を収容するためのアパーチャを
有する。
【0048】図12に示されているようなセットアップ
トレイ34cは金属(好ましくはステンレス鋼)で作ら
れ、その他の類似の金属製セットアップトレイとのネス
ティング(入れ子状重ね合せ)のためその横方向軸に沿
って湾曲している。セットアップトレイ34cは、リセ
ス46内へのスナップばめ関係でコンテナ22を収容す
るため2列の穴78cを有している。トレイ34cの各
側部は、下塗り剤管を収容するため細長いリセス81c
を有している。プラスチック又は合成ゴム材料で作られ
た4本のすべり止め脚部83cがセットアップトレイ3
4cの4つのコーナーの下側に固定され、使用中棚、ト
レイ又はその他の選択された場所に置かれた時点でセッ
トアップトレイ34cの動きを制限する上で助けとな
り、又その他の類似のトレイと間隔どりされた関係での
積み重ねを容易にしている。図示してはいないものの、
トレイ34cは好ましくは図10及び図11に示されて
いる穴80a及び80bに類似した追加の穴を有してい
る。
【0049】ホットメルト接着剤58を用いてキャリヤ
ストリップ26にコンテナ22を組立てるための方法
が、図13に概略的に示されており、これには、相対す
る一対の駆動ピンチローラ95により支持レール93に
沿って送り出される連続したキャリヤストリップ材料の
ロール91が含まれている。キャリヤストリップ材料が
支持レール93に沿って前送りされるにつれて、接着剤
58は、ホットメルト接着剤圧力送出し装置97を用い
てキャリヤストリップ材料の中心軸に沿って連続ビード
の形で(又は選択自由であるが平坦なリボンの形で)キ
ャリヤストリップ材料上に送り出される。接着剤58
は、熱保持トンネル99の中に接着剤58を伴うキャリ
ヤストリップ材料を通過させることによって、キャリヤ
ストリップ材料が前送りされる間暖められ軟化された状
態に保たれる。
【0050】支持レール93の上方に置かれたマガジン
供給及び貯蔵ユニット101は、各々1つの矯正用ブラ
ケット器具24を内包する多数のコンテナ22を担持し
ている。往復アーム103には、負の空気圧供給源に連
結されている真空ポートがその外端部に含まれ、ポート
における負の空気圧はアーム103の動きと調時シーケ
ンスで制御されている。供給及び貯蔵ユニット101内
の次のコンテナ22に隣接する位置までアーム103が
持ち上げられた時点で、ポートに対し負の空気圧が加え
られ、そのため、アーム103はこのようなコンテナ2
2に対してしっかりと結合されることになる。次いでア
ーム103及び支持されたコンテナ22はキャリヤスト
リップ材料に向かって下降する。
【0051】アーム103は、軟化した半粘性ホットメ
ルト接着剤58の中に、支持されたコンテナ22のタブ
52がしっかりとおさまるまで、下降し続ける。次に、
コンテナ22がアーム103から離脱するようにポート
から負の空気圧が解放される。次にアーム103は上昇
して、供給及び貯蔵ユニット101内で待機している次
のコンテナ22と遭遇しこれを支持し、サイクルは繰り
返される。
【0052】キャリヤストリップ材料は、アーム103
がその運動サイクルを繰り返すにつれて、調時ステップ
式に前進し続ける。ホットメルト接着剤58の中にコン
テナ22のタブ52が埋め込まれた後、キャリヤストリ
ップ材料の前進は、キャリヤストリップ材料、コンテナ
22及び接着剤58を、冷却空気供給源105によって
確立された冷却ゾーン内に通過させることになる。冷却
ゾーンは接着剤58を冷やして、コンテナ22が使用の
ためキャリヤストリップ26から引っ張られる時まで、
接着剤58がその後キャリヤストリップ26上に各コン
テナ22を保持するようにする。
【0053】切断用ブレード107の動作は、5つのコ
ンテナ22がひとたび接着剤58内の所定の場所にセッ
トされた時点で、各々5つのコンテナ22を支持する個
々のキャリヤストリップ26にキャリヤストリップ材料
が切断されるように、このキャリヤストリップ材料の動
きとシーケンスが調時されている。好ましくは、支持レ
ール93はブレード107から離れるように下方に傾
き、こうして、キャリヤストリップ26とコンテナ22
とのアセンブリは、販売単位の段ボール箱28の中の設
定場所に向かって自動的に下降するようになっている。
【0054】両面接着テープ58aを用いたキャリヤス
トリップ26に対するコンテナ22の組立て方法は、図
14の中で概略的に示されており、キャリヤストリップ
ブランク92の積層体マガジンを有する供給装置90を
含んでいる。各ブランク92は、10枚のキャリヤスト
リップ26に等しい長さを有する。供給装置90はま
た、支持レール96に沿って次のキャリヤストリップブ
ランク92を適切に調時された間隔で前送りさせる押板
94も含んでいる。各ブランク92が支持レール96に
沿って前送りされるにつれて、両面感圧接着テープ58
aが、テープ供給ロール98からキャリヤストリップブ
ランク92の上面に対して施される。2つの巻き取りス
プール100,102が、供給ロール98上にあるとき
にテープ58aの相対する面を当初被覆していた剥離ラ
イナを集める。
【0055】個々のコンテナ22は、各コンテナ22の
タブ52が負の空気圧供給源と連通したポートをもつ移
動可能なアーム106の前にあるような位置に達するま
で、スロット付きプレート104に沿って支持レール9
6に向かって前送りされる。アーム106がタブ52と
接触するときに、ポートに負の空気圧が供給されて、コ
ンテナ22がアーム106により結合されかつ支持され
得るようにする。次に、アーム106は、両面テープ5
8aの露出面の一部分に向かってタブ52を案内するた
め支持レール96に向けて割出しされる。アーム106
は、キャリヤストリップブランク92に対してコンテナ
22を取付けるためテープ58aに対してタブ52がし
っかりと押し付けられるまで前進し続ける。
【0056】その後、アーム106からタブ52を結合
解除するためポートから負の空気圧が解放され、次いで
アーム106はプレート104上の次のコンテナ22を
アーム106に結合できるように充分な距離だけ引っ込
められる。切断ブレード110はキャリヤストリップブ
ランク92の動作と調時された関係で移動でき、5つの
タブ52がキャリヤストリップ26にしっかりと固定さ
れた後個々のキャリヤストリップ26へとブランク92
を切断するべく作動することができる。図示されていな
いが、アーム106の動作及び負の空気圧供給源の作動
に対し調時シーケンスでプレート104に沿ってコンテ
ナ22を移動させるために、送り機構が設けられる。選
択自由であるが、上述の離散的キャリヤストリップブラ
ンク92の代りに連続したキャリヤストリップ材料を供
給するために、図13の供給装置91に類似したロール
供給装置を使用することができる。
【0057】理解できるように、本考案は、矯正歯科医
が矯正用ブラケットといったさまざまな異なる歯科医療
器具を組織された形で保持できるようにする装置(シス
テム)を提供する。多数の診療所において矯正用バンド
を保管するために現在用いられている類似のキャビネッ
トとかみ合いその上に積み重ねることができるという点
において、保管用キャビネット32は特に有利である。
もう1つの利点は、オルガナイザトレイ30が、バンド
のために広く用いられている既存のモジュール式保管用
キャビネットの引出しの範囲内にはめ込まれるというこ
とにある。さらに、この装置は、特定の患者に適した矯
正用器具を収納するあつらえのセットアップトレイを矯
正歯科医が容易に組立てることを可能にする。歯科用分
配装置20は、光硬化性接着剤で予めコーティングされ
た矯正用ブラケットに対して有用であるが、この点に関
して、非接着性の予めコーティングされたブラケットな
らびにその他の歯科医療器具を保持するのにコンテナ2
2を利用することができるということも理解しておくべ
きである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテナのカバーが閉鎖位置で示されている、
本考案に従って作られた歯科用分配装置のコンテナの斜
視図である。
【図2】コンテナのウェル内に収容された歯科用ブラケ
ット器具を見せるためカバーが開放されている点を除い
て図1に幾分か類似した拡大図である。
【図3】各々キャリヤストリップ上に離脱可能な形で取
り付けられている図1及び図2に示されているような複
数のコンテナを示す縮小斜視図である。
【図4】図3に示されているコンテナ及びキャリヤスト
リップの拡大側面図である。
【図5】販売単位の段ボール箱の中に収容されているよ
うな図3及び図4に示されたコンテナ及びキャリヤスト
リップの縮小斜視図である。
【図6】図3から図5に示されているようなキャリヤス
トリップとコンテナとの多数のアセンブリがトレイの中
に取り出し可能な形で収容されている、本考案のオルガ
ナイザトレイの、一部分を取り除いて示した縮小斜視図
である。
【図7】トレイにコンテナ及びキャリヤストリップのア
センブリが満たされており、このトレイはモジュール式
保管用キャビネットの引出しによって支持されていると
いう点を除いて、図6に示されているオルガナイザトレ
イの縮小斜視図である。
【図8】前方壁の一部分を取り除いて示した、図6及び
図7に示されているオルガナイザトレイ単独の拡大部分
前面図である。
【図9】(見やすくするためにオルガナイザトレイのリ
ブのフランジを取り除いて示した)図7に示されたオル
ガナイザトレイ及び保管用キャビネットの拡大側面断面
図である。
【図10】本考案の歯科用分配装置の1つの実施態様に
従った患者用セットアップトレイの縮小平面図である。
【図11】本考案の別の実施態様に従った患者用セット
アップトレイの縮小平面図である。
【図12】本考案の更に別の実施態様に従った患者用セ
ットアップトレイの縮小斜視図である。
【図13】キャリヤストリップにコンテナを組み立てる
方法を示す概略的縮小立面図である。
【図14】キャリヤストリップにコンテナを組み立てる
もう1つの方法を示す、図13に幾分か似た概略的縮小
立面図である。
【符号の説明】
20…歯科用分配装置 22…コンテナ 24…歯科医療器具(矯正用ブラケット器具) 26…キャリヤストリップ 28…販売単位の段ボール箱 30…オルガナイザトレイ(整理用トレイ) 32…モジュール式保管用キャビネット 34a,34b,34c…患者用セットアップトレイ 36…側壁 38…底部 40…ウェル 44…フランジ 48…カバー 50…孔線 52…タブ 54…フィルム 58…接着剤 68…溝路 70…引出し 72…ダストカバー 93…支持レール 95…駆動ピンチローラ 97…ホットメルト接着剤圧力送出し装置 99…熱保持トンネル 101…供給及び貯蔵ユニット 106…アーム 107,110…ブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61C 19/02 A61C 7/00

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 −複数の歯科医療器具; −各々前記歯科医療器具のそれぞれ1つずつを収容する
    複数のコンテナ; −キャリヤストリップ; −前記キャリヤストリップに対して前記コンテナの各々
    を解放可能な形で連結するための手段; −オルガナイザトレイ;及び−前記コンテナのうち単数
    又は複数のものが前記キャリヤストリップから解放され
    るときに前記キャリヤストリップが前記トレイにより保
    持されるように前記オルガナイザトレイに対して前記キ
    ャリヤストリップを解放可能な形で取り付ける構造; を具備する歯科用分配装置。
  2. 【請求項2】 複数の歯科医療器具を具備し、 更に、ウェルを形成する側壁と底部とを夫々有する複数
    のコンテナを具備し、該各コンテナの該ウェルは前記歯
    科医療器具のそれぞれ1つを収容し、該各コンテナはそ
    のウェルを着脱可能に被覆するカバーを有し、該各コン
    テナは全体的に平坦な形態を有し、 更に、キャリヤストリップを具備し、 更に、前記コンテナが互いに当接し、かつ該各コンテナ
    が上向き方向に延びている状態で該コンテナが積層アレ
    イの形で方向づけされるように、これらコンテナの各々
    を前記キャリヤストリップに対し離脱可能な形で連結す
    るための手段を具備する、 歯科用分配装置。
JP1993076043U 1993-02-02 1993-12-29 歯科用分配装置 Expired - Lifetime JP2596503Y2 (ja)

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US012304 1993-02-02
US08/012,304 US5350059A (en) 1993-02-02 1993-02-02 Dental dispensing system

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