JP2595733B2 - タスク異常検出方式 - Google Patents

タスク異常検出方式

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JP2595733B2
JP2595733B2 JP1312520A JP31252089A JP2595733B2 JP 2595733 B2 JP2595733 B2 JP 2595733B2 JP 1312520 A JP1312520 A JP 1312520A JP 31252089 A JP31252089 A JP 31252089A JP 2595733 B2 JP2595733 B2 JP 2595733B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 複数のタスクを実行する情報処理システムにおけるタ
スク異常検出方式に関し、 終結異常タスクを迅速に、且つ確実に検出可能とする
ことを目的とし、 各タスクを、所定期間内に起動したことを示す起動履
歴情報を記録するタスク起動履歴情報設定手段と、各タ
スクを、所定期間内に終結したことを示す終結履歴情報
を記録するタスク終結履歴情報設定手段と、所定期間毎
にタスク起動履歴情報設定手段およびタスク終結履歴情
報設定手段を監視し、タスク起動履歴情報およびタスク
終結履歴情報の何れかが記録されていなかった場合に、
該当タスクの異常を検出したとするタスク異常検出手段
とを設ける様に構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複数のタスクを実行する情報処理システム
におけるタスク異常検出方式に関する。
例えば電子交換機等の情報処理システムにおいては、
例えば加入者のオフフックおよびオンフックの監視処
理、ダイヤルパルスの受信処理等の各種処理を実行する
為に、それぞれ各処理に対応した複数のタスクが設けら
れ、予め定められた周期で起動され、実行される。
〔従来の技術〕
第6図は従来ある情報処理システムの一例を示す図で
あり、第7図は第6図におけるタスク起動過程の一例を
示す図であり、第8図は第6図におけるタスク終結過程
の一例を示す図であり、第9図は第6図における起動異
常タスク検出過程の一例を示す図であり、第10図は第6
図におけるタスク起動・終結状況の一例を示す図で、
(a)は起動・終結共正常の場合、(b)は終結異常の
場合、(c)は終結異常と起動異常とが重複した場合を
示す。
第6図において、情報処理システムは、各種処理を実
行する処理部1と、処理部1が各種処理を実行する為に
必要とする各種情報を記憶する記憶部2と、情報処理シ
ステムが処理状態を保守者等に通知する各種メッセージ
を出力する端末装置3とを具備している。
また処理部1には、当該情報処理システムが各種処理
を実現する際に実行する複数のタスク11(個々のタスク
を11A乃至11Nと称する、以下同様)と、各タスク11を所
定時間間隔p(例えば4ミリ秒間)で配列された時点T1
乃至TX中の所定の時点Ti(但しiは1乃至X)で起動さ
せるタスク起動部12と、終結段階に達したタスク11を終
結させるタスク終結部13と、所定期間P(例えば3分
間)毎に起動され、各タスク11の起動状態を監視する起
動異常タスク検出部14と、システム再開起動部15と、メ
ッセージ出力部16とが設けられており、また記憶部2に
は、処理部1が各タスク11を実行対象とするか否かを識
別する稼動ビットa(実行対象とする場合は論理“1"、
実行対象としない場合は論理“0"に設定)を記憶する稼
動タスク識別領域(ACT)21と、各タスク11を起動すべ
き時点Tiを示す起動ビットb(起動する場合は論理
“1"、起動しない場合は論理“0"に設定)を記憶する起
動スケジュール領域(SDL)22とが設けられている。
なお記憶部2に設けられている起動履歴設定領域(ST
H)23に格納されている各起動履歴ビットc、および起
動異常タスク設定領域(STF)24に格納されている各起
動異常ビットdは、初期状態において論理“0"に設定さ
れているものとする。
第6図乃至第9図および第10図(a)において、時点
t1において当該情報処理システムが初期化された後、処
理部1内のタスク起動部12が所定時間間隔p毎に起動さ
れると、記憶部2に設けられた稼動タスク識別領域(AC
T)21と起動スケジュール領域(SDL)22とを参照し、稼
動ビットaI(但しIはA乃至Nの何れか)が論理“1"に
設定され、且つ現時点Ta(但しaは1乃至Xの何れか)
における起動ビットbIaが論理“1"に設定されているタ
スク11Iを起動対象タスクとして抽出し(第7図ステッ
プS11)、抽出したタスク11Iを起動させた後(ステップ
S12)、起動履歴設定領域(STH)23内の起動タスク11I
に対応する起動履歴ビットcIを論理“1"に設定する(ス
テップS13)。
起動したタスク11Iが所定の処理を実行した後、時点T
a′に終結段階に達すると、タスク終結部13を起動す
る。
起動されたタスク終結部13は、タスク11Iを終結させ
る(第8図ステップS21)。
更に時点Tbに再びタスク起動部12がタスク11Iを起動
し、また時点Tb′にタスク終結部13がタスク11Iを終結
するが、起動履歴ビットcIは論理“1"に設定された儘と
なる。
一方起動異常タスク検出部14は、時点t1より期間P経
過後の時点t2に起動され、記憶部2の稼動タスク識別領
域(ACT)21を参照し、稼動ビットaIが論理“1"に設定
されているタスク11Iを抽出し(第9図ステップS31)、
続いて起動履歴設定領域(STH)23を参照し、稼動タス
ク識別領域(ACT)21から抽出したタスク11Iに対応する
起動履歴ビットcIの論理値を分析し(ステップS32)、
起動履歴ビットcIが論理“1"に設定されていることを検
出すると(ステップS33)、時点t1から時点t2迄の期間
P内にタスク11Iが正常に起動されたと判定し、起動異
常タスク設定領域(STF)24内のタスク11Iに対応する起
動異常ビットdIを論理“0"の儘として起動履歴設定領域
(STH)23を初期設定し(ステップS35)、更に起動異常
タスク設定領域(STF)24を参照し、起動異常ビットd
が論理“1"に設定されているタスク11の有無を検索し
(ステップS36)、総ての起動異常ビットdが論理“0"
に設定されていることを検出すると(ステップS37)、
起動異常タスクが存在しないと判定し、動作を終了す
る。
時点t3から時点t4迄の期間Pにおいても、同様の過程
が行われる。
次に第6図乃至第9図および第10図(b)において、
タスク起動部12が前述と同様に、時点Taにおいてタスク
11Iを起動し、起動履歴ビットcIを論理“1"に設定した
所(第7図ステップS11乃至S13)、タスク11Iが終結異
常となり、起動された儘となったとする。
かかる状態で、時点t1より期間P経過後の時点t2に起
動異常タスク検出部14が起動されると、前述と同様に稼
動タスク識別領域(ACT)21および起動履歴設定領域(S
TH)23を参照し、タスク11Iに対応する起動履歴ビットc
Iが論理“1"に設定されていることを検出すると(第9
図ステップS31乃至S33)、タスク11Iは時点t1から時点t
2迄の期間P内に正常に起動されてたと判定し、起動異
常タスク設定領域(STF)24のタスク11Iに対応する起動
異常ビットdIを論理“0"の儘として起動履歴設定領域
(STH)23を初期設定し(ステップS35)、更に起動異常
タスク設定領域(STF)24内の総ての起動異常ビットd
が論理“0"に設定されていることを検出すると(ステッ
プS37)、起動異常タスクが存在しないと判定し、動作
を終了する。
時点t2以降において、タスク起動部12は時点Tcにタス
ク11Iの起動を試みるが、タスク11Iは起動状態を継続し
ている為、タスク11Iを起動すること無く動作を終了
し、起動履歴ビットcIも論理“0"に設定された儘とな
る。
かかる状態で、時点t2より期間P経過後の時点t3に起
動異常タスク検出部14が起動され、稼動スク識別領域
(ACT)21および起動履歴設定領域(STH)23を参照した
場合に、起動履歴ビットcIが論理“0"に設定されている
ことを検出すると(第9図ステップS31乃至S33)、タス
ク11Iを起動異常と判定し、起動異常タスク設定領域(S
TF)24内の起動異常ビットdIを論理“1"に設定し(ステ
ップS34)、起動履歴設定領域(STH)23を初期設定した
後(ステップS35)、起動異常タスク設定領域(STF)24
内に起動異常ビットdIが論理“1"に設定されているタス
ク11Iが存在することを検出すると、起動異常タスクが
存在すると判定し、システム再開起動部15を起動する
(ステップS36乃至S38)。
起動されたシステム再開起動部15は、起動異常タスク
検出部14が検出した起動異常タスク11Iに関する情報を
退避させた後、情報処理システムを初期化することによ
り、総ての異常タスクを解消する。
またメッセージ出力部16は、システム再開起動部15が
退避させた起動異常タスク11Iを示すメッセージを、端
末装置3に出力する。
更に第6図乃至第9図および第10図(c)において、
タスク起動部12が稼動タスク識別領域(ACT)21および
起動スケジュール領域(SDL)22を参照し、時点Taにタ
スク11Iおよび11J(但しJはA乃至NでJ≠I)の起動
を試み(第7図ステップS11およびS12)、タスク11I
起動したが終結異常となり、タスク11Jは起動異常とな
って起動しなかったとすると、タスク11Iに対応する起
動履歴ビットcIは論理“1"に設定されるが(ステップS1
3)、タスク11Jに対応する起動履歴ビットcJは論理“0"
に設定された儘となる。
かかる状態で、時点t1より期間P経過後の時点t2に起
動異常タスク検出部14が起動されると、前述と同様に稼
動タスク識別領域(ACT)21および起動履歴設定領域(S
TH)23を参照し、起動履歴ビットcIは論理“1"に設定さ
れているが、起動履歴ビットcJが論理“0"に設定されて
いることを検出すると(第9図ステップS31乃至S33)、
タスク11Jが起動異常と判定し、起動異常タスク設定領
域(STF)24内のタスク11Jに対応する起動異常ビットdJ
を論理“1"に設定した後(ステップS34)、起動履歴設
定領域(STH)23を初期設定し(ステップS35)、更に起
動異常タスク設定領域(STF)24内に起動異常ビットdJ
が論理“1"に設定されているタスク11Jが存在すること
を検出すると(ステップS37)、起動異常タスクが存在
すると判定し、システム再開起動部15を起動させる(ス
テップS38)。
起動されたシステム再開起動部15は、起動異常タスク
検出部14が検出した起動異常タスク11Jに関する情報を
退避させた後、情報処理システムを初期化することによ
り、起動異常タスク11Jのみならず終結異常タスク11I
解消する。
またメッセージ出力部16は、システム再開起動部15が
退避させた起動異常タスク11Jを示すメッセージを、端
末装置3に出力するが、終結異常タスク11Iを示すメッ
セージは出力しない。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上の説明から明らかな如く、従来ある情報処理シス
テムにおいては、時点Taに起動された儘、終結異常とな
ったタスク11Iの検出が時点t2には検出できず、更に期
間P経過後の時点t3に起動異常として検出されることと
なり(第10図(b))、更に時点Taに起動異常となった
他のタスク11Jが検出されると、時点t2に情報処理シス
テムが初期化される為、時点Taに起動された儘、終結異
常となったタスク11Iの検出が不可能となる問題点があ
った。
本発明は、終結異常タスクを迅速に、且つ確実に検出
可能とすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理を示す図である。
第1図において、100は本発明の対象となる情報処理
システム、11は情報処理システム100が実行する複数の
タスクである。
200は、本発明により情報処理システムに設けられた
タスク起動履歴情報設定手段である。
300は、本発明により情報処理システムに設けられた
タスク終結履歴情報設定手段である。
400は、本発明により情報処理システムに設けられた
タスク異常検出手段である。
〔作用〕
タスク起動履歴情報設定手段200は、各タスク11を、
所定期間内に起動したことを示す起動履歴情報を記録す
る。
タスク終結履歴情報設定手段300は、各タスク11を、
所定期間内に終結したことを示す終結履歴情報を記録す
る。
タスク異常検出手段400は、所定期間毎にタスク起動
履歴情報設定手段200およびタスク終結履歴情報設定手
段300を監視し、タスク起動履歴情報およびタスク終結
履歴情報の何れかが記録されていなかった場合に、該当
タスクの異常を検出したとする。
従って、所定期間内に発生する起動異常タスクのみな
らず、終結異常タスクも検出されることとなり、終結異
常タスクの検出遅延および検出不能が解消され、当該情
報処理システムの信頼性が向上する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面により説明する。第2
図は本発明の一実施例による情報処理システムを示す図
であり、第3図は第2図におけるタスク終結過程の一例
を示す図であり、第4図は第2図における終結異常タス
ク検出過程の一例を示す図であり、第5図は第2図にお
けるタスク起動・終結状況の一例を示す図で、(a)は
起動・終結共正常の場合、(b)は終結異常の場合、
(c)は起動異常の場合を示す。なお、全図を通じて同
一符号は同一対象物を示す。
第2図においては、第1図における情報処理システム
100が処理部1、記憶部2および端末装置3に区分して
示され、また第1図におけるタスク起動履歴情報設定手
段200として第7図に示されるタスク起動過程を実行す
るタスク起動部12、および起動履歴設定領域(STH)23
が設けられ、また第1図におけるタスク終結履歴情報設
定手段300として第3図に示されるタスク終結過程を実
行するタスク終結部13′、および終結履歴設定領域(SP
H)25が設けられ、また第1図におけるタスク異常検出
手段400として第9図に示される起動異常タスク検出過
程を実行する起動異常タスク検出部14、第4図に示され
る終結異常タスク検出過程を実行する終結異常タスク検
出部17、起動異常タスク設定領域(STF)24および終結
異常タスク設定領域(SPF)26が設けられている。
第2図においても、稼動タスク識別領域(ACT)21に
は各タスク11に対応する稼動ビットaが記憶され、また
起動スケジュール領域(SDL)22には各タスク11および
各時点Tiに対応する起動ビットbが記憶されており、ま
た起動履歴設定領域(STH)23、起動異常タスク設定領
域(STF)24、終結履歴設定領域(SPH)25および終結異
常タスク設定領域(SPF)26の記憶ビットは、初期状態
において総て論理“0"に設定されている。
第2図乃至第4図および第5図(a)において、時点
t1において当該情報処理システムが初期化された後、処
理部1内のタスク起動部12が、前述と同様に、所定時間
間隔p毎に起動されると、記憶部2内の稼動タスク識別
領域(ACT)21および起動スケジュール領域(SDL)22を
参照し、時点Taにタスク11Iを起動対象として抽出して
起動させた後(第7図ステップS11およびS12)、起動履
歴設定領域(STH)23内の起動タスク11Iに対応する起動
履歴ビットcIを論理“1"に設定する(ステップS13)。
起動したタスク11Iが所定の処理を実行した後、時点T
a′に終結段階に達し、タスク終結部13′を起動する
と、タスク終結部13′はタスク11Iを終結させた後(第
3図ステップS41)、終結履歴設定領域(SPH)25内の終
結タスク11Iに対応する終結履歴ビットeIを論理“1"に
設定する(ステップS42)。
更に時点Tbに再びタスク起動部12がタスク11Iを起動
し、また時点Tb′にタスク終結部13′がタスク11Iを終
結するが、起動履歴ビットcIおよび終結履歴ビットeI
何れも論理“1"に設定された儘となる。
時点t1より期間P経過した時点t2に、起動異常タスク
検出部14および終結異常タスク検出部17が起動される。
起動された起動異常タスク検出部14は、前述と同様に
稼動タスク識別領域(ACT)21および起動履歴設定領域
(STH)23を参照し、稼動ビットaIが論理“1"に設定さ
れているタスク11Iに対応する起動履歴ビットcIの論理
値を分析し(第9図ステップS31およびS32)、起動履歴
ビットcIが論理“1"に設定されていることを検出すると
(ステップS33)、時点t1から時点t2迄の期間P内にタ
スク11Iが正常に起動したと判定し、起動異常タスク設
定領域(STF)24内のタスク11Iに対応する起動異常ビッ
トdIを論理“0"の儘として起動履歴設定領域(STH)23
を初期設定し(ステップS35)、更に起動異常タスク設
定領域(STF)24を参照し、起動異常ビットdが論理
“1"に設定されているタスク11の有無を検索し(ステッ
プS36)、総ての起動異常ビットdが論理“0"に設定さ
れていることを検出すると(ステップS37)、起動異常
タスクが存在しないと判定し、動作を終了する。
一方、終結異常タスク検出部17は、稼動タスク識別領
域(ACT)21を参照し、対応する稼動ビットaIが論理
“1"に設定されているタスク11Iを抽出し(第4図ステ
ップS51)、続いて終結履歴設定領域(SPH)25を参照
し、稼動タスク識別領域(ACT)21から抽出したタスク1
1Iに対応する終結履歴ビットeIの論理値を分析し(ステ
ップS52)、終結履歴ビットeIが論理“1"に設定されて
いることを検出すると(ステップS53)、時点t1から時
点t2迄の期間P内にタスク11Iが正常に終結したと判定
し、終結異常タスク設定領域(SPF)26内のタスク11I
対応する終結異常ビットfIを論理“0"の儘として終結履
歴設定領域(SPH)25を初期設定し(ステップS55)、更
に終結異常タスク設定領域(SPF)26を参照し、終結異
常ビットfが論理“1"に設定されているタスク11の有無
を検索し(ステップS56)、総ての起動異常ビットdが
論理“0"に設定されていることを検出すると(ステップ
S57)、終結異常タスクが存在しないと判定し、動作を
終了する。
時点t3から時点t4に至る期間Pにおいても、同様の過
程が行われる。
次に第2図乃至第4図および第5図(b)において、
タスク起動部12が前述と同様に時点Taにおいてタスク11
Iを起動し、起動履歴ビットcIを論理“1"に設定した
所、タスク11Iが終結異常となり、起動された儘となる
と、タスク終結部13′は起動されることは無く、従って
終結履歴ビットeIも論理“0"に設定された儘となる。
かかる状態で、時点t1より期間P経過後の時点t2に起
動異常タスク検出部14および終結異常タスク検出部17が
起動され、起動異常タスク検出部14は前述と同様に、タ
スク11Iに対応する起動履歴ビットcIが論理“1"に設定
されていることを検出すると(第9図ステップS31乃至S
33)、タスク11Iは時点t1から時点t2迄の期間P内に正
常に起動されたと判定し、起動異常タスク設定領域(ST
F)24内の起動異常ビットdIを論理“0"に設定された儘
とするが、終結異常タスク検出部17は、タスク11Iに対
応する終結履歴ビットeIが論理“0"に設定されているこ
とを検出すると(第4図ステップS53)、タスク11Iが終
結異常であると判定し、終結異常タスク設定領域(SP
F)26内のタスク11Iに対応する終結異常ビットfIを論理
“1"に設定した後(ステップS54)、終結履歴設定領域
(SPH)25を初期設定し(ステップS55)、更に終結異常
タスク設定領域(SPF)26を参照し、終結異常ビットf
が論理“1"に設定されているタスク11の有無を検索し
(ステップS56)、起動異常ビットd1が論理“1"に設定
されているタスク11が存在することを検出すると(ステ
ップS57)、終結異常タスク11Iが存在すると判定し、シ
ステム再開起動部15を起動する(ステップS58)。
起動されたシステム再開起動部15は、終結異常タスク
検出部14が検出した終結異常タスク11Iに関する情報を
退避させた後、情報処理システムを初期化することによ
り、終結異常タスク11Iを解消する。
またメッセージ出力部16は、システム再開起動部15が
退避させた終結異常タスク11Iを示すメッセージを、端
末装置3に出力する。
次に第2図乃至第4図および第5図(c)において、
タスク起動部12が前述と同様に時点Taにおいて起動を試
みたタスク11Iが起動異常となって起動しなかった場
合、起動履歴ビットcIは論理“0"に設定された儘とな
り、またタスク終結部13も起動されず、終結履歴ビット
eIも論理“0"に設定された儘となる。
かかる状態で、時点t1より期間P経過後の時点t2に起
動異常タスク検出部14および焼結異常タスク検出部17が
起動されると、起動異常タスク検出部14は前述と同様に
稼動タスク識別領域(ACT)21および起動履歴設定領域
(STH)23を参照し、起動履歴ビットcIが論理“0"に設
定されていることを検出すると(第9図ステップS31乃
至S33)、タスク11が起動異常と判定し、起動異常タス
ク設定領域(STF)24内のタスク11Iに対応する起動異常
ビットdIを論理“1"に設定した後(ステップS34)、起
動履歴設定領域(STH)23を初期設定し(ステップS3
5)、更に起動異常タスク設定領域(STF)24内に起動異
常ビットdIが論理“1"に設定されているタスク11Iが存
在することを検出すると(ステップS37)、起動異常タ
スクが存在すると判定し、システム再開起動部15を起動
させる(ステップS38)。
起動されたシステム再開起動部15は、起動異常タスク
検出部14が検出した起動異常タスクに関する情報を退避
させた後、情報処理システムを初期化することにより、
起動異常タスク11Iを解消する。
またメッセージ出力部16は、システム再開起動部15が
退避させた起動異常タスク11Iを示すメッセージを、端
末装置3に出力する。
また終結異常タスク検出部17も、稼動タスク識別領域
(ACT)21および終結履歴設定領域(SPH)25を参照して
終結履歴ビットeIが論理“0"に設定されていることを検
出すると、前述と同様の過程で動作する(第4図ステッ
プS51乃至S58)。
以上の説明から明らかな如く、本実施例によれば、時
点t1乃至t2の期間P内において発生した起動異常タスク
11Iおよび終結異常タスク11Iは、該当期間Pの最終時点
t2において確実に検出され、情報処理システムを初期化
すると共に、端末装置3に異常状態を示すメッセージを
出力することとなる。
なお、第2図乃至第5図はあく迄本発明の一実施例に
過ぎず、例えば情報処理システムの構成は図示されるも
のに限定されることは無く、他に幾多の変形が考慮され
るが、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、前記情報処理システムにおい
て、所定期間内に発生する起動異常タスクのみならず、
終結異常タスクも検出されることとなり、終結異常タス
クの検出遅延および検出不能が解消され、当該情報処理
システムの信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す図、第2図は本発明の一実
施例による情報処理システムを示す図、第3図は第2図
におけるタスク終結過程の一例を示す図、第4図は第2
図における終結異常タスク検出過程の一例を示す図、第
5図は第2図におけるタスク起動・終結状況の一例を示
す図で、(a)は起動・終結共正常の場合、(b)は終
結異常の場合、(c)は起動異常の場合を示し、第6図
は従来ある情報処理システムの一例を示す図、第7図は
第6図におけるタスク起動過程の一例を示す図、第8図
は第6図におけるタスク終結過程の一例を示す図、第9
図は第6図における起動異常タスク検出過程の一例を示
す図、第10図は第6図におけるタスク起動・終結状況の
一例を示す図で、(a)は起動・終結共正常の場合、
(b)は終結異常の場合、(c)は終結異常と起動異常
とが重複した場合を示す。 図において、1は処理部、2は記憶部、3は端末装置、
11はタスク、12はタスク起動部、13および13′はタスク
終結部、14は起動異常タスク検出部、15はシステム再開
起動部、16はメッセージ出力部、17は終結異常タスク検
出部、21は稼動タスク識別領域(ACT)、22は起動スケ
ジュール領域(SDL)、23は起動履歴設定領域(STH)、
24は起動異常タスク設定領域(STF)、25は終結履歴設
定領域(SPH)、26は終結異常タスク設定領域(SPF)、
100は情報処理システム、200はタスク起動履歴情報設定
手段、300はタスク終結履歴情報設定手段、400はタスク
異常検出手段、を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のタスク(11)を実行する情報処理シ
    ステム(100)において、 前記各タスク(11)を、所定期間内に起動したことを示
    す起動履歴情報を記録するタスク起動履歴情報設定手段
    (200)と、 前記各タスク(11)を、所定期間内に終結したことを示
    す終結履歴情報を記録するタスク終結履歴情報設定手段
    (300)と、 前記所定期間毎に前記タスク起動履歴情報設定手段(20
    0)およびタスク終結履歴情報設定手段(300)を監視
    し、前記タスク起動履歴情報およびタスク終結履歴情報
    の何れかが記録されていなかった場合に、該当タスクの
    異常を検出したとするタスク異常検出手段(400)とを
    設けることを特徴とするタスク異常検出方式。
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