JP2595645B2 - 振動検知器 - Google Patents

振動検知器

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JP2595645B2
JP2595645B2 JP63089294A JP8929488A JP2595645B2 JP 2595645 B2 JP2595645 B2 JP 2595645B2 JP 63089294 A JP63089294 A JP 63089294A JP 8929488 A JP8929488 A JP 8929488A JP 2595645 B2 JP2595645 B2 JP 2595645B2
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は、扉,装置,機器あるいはその他の物に取り
付けられてその物を動かすときの振動を検知する防犯用
の振動検知器に関する。
《従来の技術》 従来の振動検知器としては、第4図及び第5図に示す
ようなものが一般に知られている。
図中の符号1は振動検知器のケースを示しており、符
号1aはケース1の上側を覆うカバーを示している。ケー
ス1内には、固定片2と可動片3とが取り付けられてい
る。固定片2は、ケース1の一側bに固定されており、
この一側1bに設けられた端子部4に接続されている。こ
の固定片2の先端部には、固定接点5が取り付けられて
いる。
可動片3は、その基端部がケース1の他側1cに固定さ
れており、この他側1cに設けられた端子部6に接続され
ている。この可動片3の先端部には、可動接点7が取り
付けられている。そして、可動片3は、板ばねで形成さ
れ、その先端部の接点7の反対側には、重り8が取り付
けられている。
以上のように構成された振動検知器は、防犯の対象と
なる扉,装置,機器あるいはその他の物に取り付けられ
て、この振動検知器の二つの端子部4,6間に電流が流さ
れる。そして、前記の装置等の物が回動あるいは移動さ
れると、その回動あるいは移動による振動に反応して、
重り8が、可動片3の付勢力に抗して動き、接点5及び
7を互いに離間させる。これにより、電気的接続が切れ
て、この振動検知器に接続された防犯装置が作動するよ
うになっている。
《発明が解決しようとする課題》 しかしながら、前記構造の振動検知器では、重り8を
支持する部材が、板ばねで形成された可動片3であるた
め、一度大きな衝撃を加えると塑性変形を起こしてしま
い、再度の使用に耐えないという問題点がある。
また、板ばねである可動片3で重り8を長期間支持さ
せると、可動片3の付勢力が弱くなり、安定した特性を
得ることができないという問題点がある。
本発明は、前記問題点を解決するもので、大きな衝撃
や長期間の使用によっても特性が変化せず安定した機能
を有する振動検知器を提供することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 本発明は、前記目的を達成するために、ケース内に固
定され、固定接点を有する固定片と、薄板状に形成され
てその基端部がケースに固定され前記固定接点との間で
断接を行う可動接点が先端部一側面側に取り付けられた
可動片と、この可動片における先端部の他側面側に取り
付けられた重りと、この重りに一端が係止され他端がケ
ースに取り付けられて前記重りを支持しこの重りの振動
を許容するコイルスプリングとを備えており、前記可動
片のケースへの固定部と可動接点側先端部とが略水平に
配置されたことを特徴としている。
《作用》 振動検知器に振動が伝わると、この振動は可動片及び
コイルスプリングを介して重りへ伝わってこの重りを振
動させ、この振動により可動片が動いて接点が切れる。
あるいは、振動検知器が移動されると、この移動によ
り、重りに加速度が生じて検知器に対して相対的に移動
し、可動片が動いて接点が切れる。そして、接点が切れ
ることで、振動検知器に生じた振動等を検知する。
《実施例》 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図及び第2図中の符号11は振動検知器のケースを
示しており、符号11aはケースの上側を覆うカバーを示
している。ケース11内には、固定片12と可動片13とが取
り付けられている。固定片12は、二つの板材12a,12bか
らなっており、ケース11内に固定されている。この二つ
の板材12a,12bの先端部には、接点14,15の一方の固定接
点14a、15aが取り付けられている。
可動片13は、柔軟性を有する導体の薄板で形成されて
おり、その基端部がケース11の一側部11bに固定されて
いる。さらに、ケース11の一側部11bには、端子16が取
り付けられており、この端子16と可動片13の基端部とが
電気的に接続されている。具体的には、可動片13の基端
部は、端子16にかしめて固定されており、この端子16が
一側部11bに固定されている。
可動片13の基端部とケース11の上側を覆うカバー11a
との間には、シールスポンジ17が介装されている。
可動片13の先端部には、接点14,15の他方の可動接点1
4b,15bが取り付けられている。さらに可動片13の先端部
には、可動接点14b,14bの反対側に重り18が取り付けら
れている。この重り18には、コイルスプリング19の上端
部が係止されており、コイルスプリング19の下端部がケ
ース11に固定されている。この結果、可動片13のケース
11への固定部と、可動接点14b,15b側先端部とは、略水
平に配置され、このことは、可動片13の基端側固定部と
可動片13への重り18の作用点とが、略水平位置に配置さ
れることとなる。
固定片12の二つの板材12a,12bは、互いに電気的に切
り離されており、各基端部に発光ダイオード(LED)21,
22と抵抗23,24とが接続され、ケース11の他側部11cに取
り付けられた端子25に接続されている。この端子25とカ
バー11aとの間には、シールスポンジ26が介装されてい
る。
接点14,15の部分の回路は、第3図に示すように、端
子16に二つの接点14,15が接続され、これらの接点14,15
に発光ダイオード21,22と抵抗23,24とがそれぞれ接続さ
れて、端子25に接続されている。そして、この振動検知
器の各端子16,25が図示しない防犯装置に接続されてい
る。
以上のように構成された振動検知器では、この振動検
知器の二つの端子16,25間に電流が流されている。そし
て、この振動検知器が取り付けられた扉,装置,機器あ
るいはその他の物が回動あるいは移動されて振動検知器
に振動が伝わると、この振動は、可動片13及びコイルス
プリング19を介して重り18へ伝わる。振動が伝わった重
り18は、振動し始めて、接点14,15の固定接点14a,15a及
び可動接点14b,15bが互いに離間する。
あるいは、前記の装置等の物を回動あるいは移動させ
ることで振動検知器が移動されると、この移動により重
り18に加速度が生じて、この重り18がケース11に対して
相対的に移動し、可動片13がコイルスプリング19の付勢
力に抗して動いて接点14,15の固定接点14a、15a及び可
動接点14a,15bが互いに離間する。これにより、二つの
端子16,25間の電流が切れて、振動検知器に接続された
防犯装置が作動することになる。
以上のように、可動片13を薄い板状に形成して接点1
4,15の固定接点14a、15aと可動接点14b,15b間の接圧を
生じさせる機能をコイルスプリング19のみに持たせたの
で、大きな衝撃に対してもコイルスプリング19が塑性変
形を起こすことなく、衝撃に強い安定した接点14,15の
接圧を維持することができる。また、コイルスプリング
19を組み込むことにより、部品の寸法変化やバラツキに
よる影響を受けにくく、安定した特性が得られる。
これにより、予め設定した振動等に対する振動検知器
の感度を、長期間安定した状態で維持することができ、
この振動検知器に対する信頼性が大幅に向上する。
《発明の効果》 以上、説明したように本発明の振動検知器によれば、
重りをコイルスプリングで支持して、このコイルスプリ
ングで接点の接圧を一定の値に維持する構造としたの
で、衝撃に強く、予め設定した振動検知器の感度を、長
期間安定した状態で維持することができ、この振動検知
器に対する信頼性が大幅に向上するという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の振動検知器を示す側断面図、第2図は
第1図の振動検知器のカバーを取り外した状態を示す平
面図、第3図は第1図の振動検知器の接点部の回路構成
を示す回路図、第4図は従来の振動検知器を示す一部破
断側面図、第5図は第4図の振動検知器の平面図であ
る。 11……ケース、12……固定片、13……可動片、14,15…
…接点、18……重り、19……コイルスプリング。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース内に固定され、固定接点を有する固
    定片と、薄板状に形成されてその基端部がケースに固定
    され前記固定接点との間で断接を行う可動接点が先端部
    一側面側に取り付けられた可動片と、この可動片におけ
    る先端部の他側面側に取り付けられた重りと、この重り
    に一端が係止され他端がケースに取り付けられて前記重
    りを支持しこの重りの振動を許容するコイルスプリング
    とを備えており、前記可動片のケースへの固定部と可動
    接点側先端部とが略水平に配置されたことを特徴とする
    振動検知器。
JP63089294A 1988-04-13 1988-04-13 振動検知器 Expired - Fee Related JP2595645B2 (ja)

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