JP2593818B2 - 温度測定器 - Google Patents
温度測定器Info
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- JP2593818B2 JP2593818B2 JP7274905A JP27490595A JP2593818B2 JP 2593818 B2 JP2593818 B2 JP 2593818B2 JP 7274905 A JP7274905 A JP 7274905A JP 27490595 A JP27490595 A JP 27490595A JP 2593818 B2 JP2593818 B2 JP 2593818B2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、体温計や機器観測,
保守用のための温度測定器に関するもので、殊に測温操
作に先立ち、表示部が正常動作可能であることを確認で
きる機能を備えた電子式温度測定器を提供するものであ
る。
保守用のための温度測定器に関するもので、殊に測温操
作に先立ち、表示部が正常動作可能であることを確認で
きる機能を備えた電子式温度測定器を提供するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種電子式測定器は、近年多くの分野
で採用され特に家庭用のこれまでの水銀体温計に代わっ
て、その使用の簡便さから急激に普及しつつある。しか
し、水銀体温計に備わっているような、測温操作に先立
ち、表示部が正常に機能しているかを確認することので
きる機能がないため、使用者は不安感を持つことにな
る。
で採用され特に家庭用のこれまでの水銀体温計に代わっ
て、その使用の簡便さから急激に普及しつつある。しか
し、水銀体温計に備わっているような、測温操作に先立
ち、表示部が正常に機能しているかを確認することので
きる機能がないため、使用者は不安感を持つことにな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このものは測定開始時
に表示部が正常か否かを、不慣れな使用者がいかに簡単
に行えるかを解決するものである。
に表示部が正常か否かを、不慣れな使用者がいかに簡単
に行えるかを解決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記諸事状を
鑑みてなされたもので、外部から操作可能なスイッチ
と、このスイッチの開閉操作状態を判定する判定部と、
この判定部の出力に応じて測定を開始する測温部と、こ
の測温部の出力信号を保持する記憶部と、この記憶部内
の記憶信号に応じた数値表示をするデジタル表示部とを
備え、前記判定部がスイッチの外部操作が行われたこと
の判定にともなって、デジタル表示部の全セグメントを
所定期間点灯する期間および該点灯期間経過後、前記数
値形表示と異なる表示形の点灯期間を設け、該期間経過
後測温数値を表示したものである。
鑑みてなされたもので、外部から操作可能なスイッチ
と、このスイッチの開閉操作状態を判定する判定部と、
この判定部の出力に応じて測定を開始する測温部と、こ
の測温部の出力信号を保持する記憶部と、この記憶部内
の記憶信号に応じた数値表示をするデジタル表示部とを
備え、前記判定部がスイッチの外部操作が行われたこと
の判定にともなって、デジタル表示部の全セグメントを
所定期間点灯する期間および該点灯期間経過後、前記数
値形表示と異なる表示形の点灯期間を設け、該期間経過
後測温数値を表示したものである。
【0005】
【作用】使用時にスイッチを操作すると、デジタル表示
部にはまず全セグメントが所定期間点灯し、デジタル表
示部の全てのセグメントが正常に点灯でき、どのセグメ
ントにも点灯不良が無いことが判る。 しかし、全セグメ
ントが点灯しただけでは、例えば記憶信号やその他の制
御機能などによりコントロールされた表示ではないた
め、デジタル表示部が制御されて表示可能かどうか判ら
ないが、本発明ではこの全セグメント点灯期間経過後
に、数値形表示と異なる表示形の点灯期間を設けている
ため表示部が制御されて表示することができる状態にあ
ることが確認できる。
部にはまず全セグメントが所定期間点灯し、デジタル表
示部の全てのセグメントが正常に点灯でき、どのセグメ
ントにも点灯不良が無いことが判る。 しかし、全セグメ
ントが点灯しただけでは、例えば記憶信号やその他の制
御機能などによりコントロールされた表示ではないた
め、デジタル表示部が制御されて表示可能かどうか判ら
ないが、本発明ではこの全セグメント点灯期間経過後
に、数値形表示と異なる表示形の点灯期間を設けている
ため表示部が制御されて表示することができる状態にあ
ることが確認できる。
【0006】しかもこの表示は測温値を示すような数値
形ではないため、使用者がいきなり数値が表示されたと
きのようにあわてて被測温部(例えば脇の下)に当てが
ったり、測温値と誤読混乱することはなく、測温操作を
余裕を持ってとりかかることができる。
形ではないため、使用者がいきなり数値が表示されたと
きのようにあわてて被測温部(例えば脇の下)に当てが
ったり、測温値と誤読混乱することはなく、測温操作を
余裕を持ってとりかかることができる。
【0007】
【実施例】以下この発明の実施例を図面により説明す
る。 図1はシステム全体を示すもので、1はシステムが
起動または停止するよう外部から操作するプッシュボタ
ンスイッチのようなキー入力常開式スイッチ(SW)、
2はシステムクロック(MCK)の発生用のCRまたは
水晶等を用いた発振器OSC(2)で、システムクロッ
ク(MCK)はカウンタ(1)3に接続され 分周され
る。 これら発振器OSC(2)2およびカウンタ(1)
3はシステムの起動中かまたはスイッチ(SW)1が閉
成状態の間は発振状態およびリセット解除の状態にあ
る。 5は、上記スイッチ(SW)1のチャタリングによ
る誤動作の防止のためのカウンタ(3)で、スイッチ
(SW)1の押し続けによる閉成期間を判定するもので
あり、カウンタ(3)5はRSラッチ(RS1)6に接
続されオーバーフロー状態が判定される。これらカウン
タ(3)5およびRSラッチ(RS1)6により判定部
を構成し、スイッチ(SW)1が開放状態においてリセ
ットされる。
る。 図1はシステム全体を示すもので、1はシステムが
起動または停止するよう外部から操作するプッシュボタ
ンスイッチのようなキー入力常開式スイッチ(SW)、
2はシステムクロック(MCK)の発生用のCRまたは
水晶等を用いた発振器OSC(2)で、システムクロッ
ク(MCK)はカウンタ(1)3に接続され 分周され
る。 これら発振器OSC(2)2およびカウンタ(1)
3はシステムの起動中かまたはスイッチ(SW)1が閉
成状態の間は発振状態およびリセット解除の状態にあ
る。 5は、上記スイッチ(SW)1のチャタリングによ
る誤動作の防止のためのカウンタ(3)で、スイッチ
(SW)1の押し続けによる閉成期間を判定するもので
あり、カウンタ(3)5はRSラッチ(RS1)6に接
続されオーバーフロー状態が判定される。これらカウン
タ(3)5およびRSラッチ(RS1)6により判定部
を構成し、スイッチ(SW)1が開放状態においてリセ
ットされる。
【0008】7はRSラッチ(RS1)6のインバート
Q(負Qと表示する)出力をクロック入力とする1ビッ
トのバイナリーカウンタ(BC1)で、その負Q出力が
“H”の時にはシステム全体が起動し、“L”の時には
停止するよう構成されている。8はリセット信号(GR
ST2)の発生用のNANDゲート(G2)で、システ
ムが停止中かまたはスイッチ(SW)1が閉成状態の時
リセット信号(GRST2)が出力される。
Q(負Qと表示する)出力をクロック入力とする1ビッ
トのバイナリーカウンタ(BC1)で、その負Q出力が
“H”の時にはシステム全体が起動し、“L”の時には
停止するよう構成されている。8はリセット信号(GR
ST2)の発生用のNANDゲート(G2)で、システ
ムが停止中かまたはスイッチ(SW)1が閉成状態の時
リセット信号(GRST2)が出力される。
【0009】9は、カウンタ(1)3をさらに分周する
ためのカウンタ(2)で、Q1出力は制御部10に供給
され測温のタイミングをコントロールする。11は温度
測定とその測温値の大小比較を行う測温部で、この測温
値のうち最大値の出力信号はDタイプのフリップフロッ
プからなる記憶部(MAX LTH)12に保持され、
そのクロック入力MAXφは測温部11において記憶部
12内の測温値と現に測定した測温値との大小比較した
結果後者の測温値が大きいときに端子φに得られ、記憶
部12内の記憶信号を変更保持することになる。
ためのカウンタ(2)で、Q1出力は制御部10に供給
され測温のタイミングをコントロールする。11は温度
測定とその測温値の大小比較を行う測温部で、この測温
値のうち最大値の出力信号はDタイプのフリップフロッ
プからなる記憶部(MAX LTH)12に保持され、
そのクロック入力MAXφは測温部11において記憶部
12内の測温値と現に測定した測温値との大小比較した
結果後者の測温値が大きいときに端子φに得られ、記憶
部12内の記憶信号を変更保持することになる。
【0010】13は測定範囲外検出部(L/H検出)
で、記憶部12の記憶信号が、所定の測定範囲外の場
合、表示部15がその旨を表すための固定の数値表示と
なるようなデータを表示デコーダ14に出力する。この
機能はEN入力が“L”の期間すなわちRSラッチ6の
負Q出力が“L”の期間だけ作動するように構成されて
いる。
で、記憶部12の記憶信号が、所定の測定範囲外の場
合、表示部15がその旨を表すための固定の数値表示と
なるようなデータを表示デコーダ14に出力する。この
機能はEN入力が“L”の期間すなわちRSラッチ6の
負Q出力が“L”の期間だけ作動するように構成されて
いる。
【0011】表示デコーダ14はリセット入力GRST
1で表示部15をブランク表示し、プリセット入力Di
sPRで全セグメント点灯表示するように構成されてい
る。16はこのプリセット入力DisPR発生用のNA
NDゲート(G3)、17はカウンタ(2)のオーバー
フロー検出用のRSラッチ(RS2)、18はこの(R
S2)17の負Q出力の立下り検出部であり、その負Q
出力のMAX Rにより記憶部(MAX LTH)12
をリセットする。
1で表示部15をブランク表示し、プリセット入力Di
sPRで全セグメント点灯表示するように構成されてい
る。16はこのプリセット入力DisPR発生用のNA
NDゲート(G3)、17はカウンタ(2)のオーバー
フロー検出用のRSラッチ(RS2)、18はこの(R
S2)17の負Q出力の立下り検出部であり、その負Q
出力のMAX Rにより記憶部(MAX LTH)12
をリセットする。
【0012】次にこのシステムの動作状態を図2および
図3を用いて説明する。まずシステムが停止状態のとき
表示部15はブランク表示状態で、MAX LTH12
以外はリセット状態となっている。
図3を用いて説明する。まずシステムが停止状態のとき
表示部15はブランク表示状態で、MAX LTH12
以外はリセット状態となっている。
【0013】そこでSW 1がONされるとMCK O
N信号が“L”になり、OSC(2)2,カウンタ
(1)3のリセットが解除され、MCKが出力されその
分周がされる。同時にカウンタ(3)5とRS16のリ
セットも解除される。SW 1が約0.1秒以上押し続
けられるとカウンタ(3)がオーバーフローし、RS1
がセット状態となりRS1の負Q出力が“L”になる。
この信号をうけてBC17のQ出力が“H”に反転し、
表示デコーダがリセット解除され表示を開始する。この
時カウンタ(2)2,制御部10,測温部11(RS2
及び立下り検出)はリセット状態におり測温をまだ行っ
ていない。したがってMAX LTH12のデータはこ
の間保持されていた前回測温値を表示する。
N信号が“L”になり、OSC(2)2,カウンタ
(1)3のリセットが解除され、MCKが出力されその
分周がされる。同時にカウンタ(3)5とRS16のリ
セットも解除される。SW 1が約0.1秒以上押し続
けられるとカウンタ(3)がオーバーフローし、RS1
がセット状態となりRS1の負Q出力が“L”になる。
この信号をうけてBC17のQ出力が“H”に反転し、
表示デコーダがリセット解除され表示を開始する。この
時カウンタ(2)2,制御部10,測温部11(RS2
及び立下り検出)はリセット状態におり測温をまだ行っ
ていない。したがってMAX LTH12のデータはこ
の間保持されていた前回測温値を表示する。
【0014】ここで、通常の測温時には測定範囲外表示
としてある一定値(例えば32.0℃)未満の場合は
「LO℃」、ある一定値(42.0℃)を越える場合は
「HI℃」のように記号や模様等により表示するが、前
回測定値表示期間は該RS16が“L”の間だけL/H
検出13が働いている間に限り、32.0℃未満は「3
2.0℃」,42.0℃を越える場合は「42.0℃」
のように数値を表示する。
としてある一定値(例えば32.0℃)未満の場合は
「LO℃」、ある一定値(42.0℃)を越える場合は
「HI℃」のように記号や模様等により表示するが、前
回測定値表示期間は該RS16が“L”の間だけL/H
検出13が働いている間に限り、32.0℃未満は「3
2.0℃」,42.0℃を越える場合は「42.0℃」
のように数値を表示する。
【0015】次にSW 1がOFFされるとカウンタ
(3)5とRS1 6がリセットされ、RS1 6の負
Q出力が“H”となる。GRST2が“L”になり残り
の部分がリセット解除されシステム全体が起動する。カ
ウンタ(2)2のQm出力の最初の立上りまでRS2
17のQ出力は“H”なので、G3 16出力は“L”
となりDis PRがかかり全点灯表示する。
(3)5とRS1 6がリセットされ、RS1 6の負
Q出力が“H”となる。GRST2が“L”になり残り
の部分がリセット解除されシステム全体が起動する。カ
ウンタ(2)2のQm出力の最初の立上りまでRS2
17のQ出力は“H”なので、G3 16出力は“L”
となりDis PRがかかり全点灯表示する。
【0016】SW 1OFF後約1.4秒でカウンタ
(2)2のQm出力がはじめて立上り、RS2 17が
セットされこの負Q出力が“L”となるとともに、Di
s PRが解除され全点灯表示がおわる。同時にこの負
Q出力の立下り検出によりMAX Rが出力されMAX
LTH12がはじめてリセットされる。最初の測温が
完了するのはカウンタ(2)2のQ1出力の2度目の立
上りの直前であり、それまでの間MAX LTH12の
データは0であり表示は測温値のような数値形表示内容
と異なる記号や模様等のような表示形の、例えば「Lo
℃」となる。この表示期間は約0.7秒に設定されてい
る。
(2)2のQm出力がはじめて立上り、RS2 17が
セットされこの負Q出力が“L”となるとともに、Di
s PRが解除され全点灯表示がおわる。同時にこの負
Q出力の立下り検出によりMAX Rが出力されMAX
LTH12がはじめてリセットされる。最初の測温が
完了するのはカウンタ(2)2のQ1出力の2度目の立
上りの直前であり、それまでの間MAX LTH12の
データは0であり表示は測温値のような数値形表示内容
と異なる記号や模様等のような表示形の、例えば「Lo
℃」となる。この表示期間は約0.7秒に設定されてい
る。
【0017】上記Q1出力の2度目以降の立上り直前ご
とに測定が1度ずつ完了しその測定値と、それ以前の最
大値が大小比較され測温値の大きい場合MAXφが出力
され、該測温値がMAX LTHに記憶される。
とに測定が1度ずつ完了しその測定値と、それ以前の最
大値が大小比較され測温値の大きい場合MAXφが出力
され、該測温値がMAX LTHに記憶される。
【0018】次にSWがONされるとカウンタ(3)5
とRS1 6のリセットが解除となり、チャタリングに
よる誤動作防止のために該カウンタ(3)5により0.
1秒の押続け判定をした後にRS1 6をセットし、そ
の負Q出力が“L”となり、この信号をつけてBC1
7が“L”に反転し、GRST1とGRST2が“H”
となりシステム全体にリセットがかかりシステムが停止
する。
とRS1 6のリセットが解除となり、チャタリングに
よる誤動作防止のために該カウンタ(3)5により0.
1秒の押続け判定をした後にRS1 6をセットし、そ
の負Q出力が“L”となり、この信号をつけてBC1
7が“L”に反転し、GRST1とGRST2が“H”
となりシステム全体にリセットがかかりシステムが停止
する。
【0019】但し、この時MAX Rは出力されないの
で、MAX LTH12だけはリセットされず、最大値
が記憶された状態のままで次回のSW 1入力によりシ
ステムが起動するまで記憶しておき前回値の表示を可能
にする。
で、MAX LTH12だけはリセットされず、最大値
が記憶された状態のままで次回のSW 1入力によりシ
ステムが起動するまで記憶しておき前回値の表示を可能
にする。
【0020】このように上記実施例によれば、図3に示
すようにスイッチ1を外部からON操作することによ
り、記憶部12に保持された前回測温結果の最大値を表
示し、もしスイッチ1が押し続けられていることが、判
定部を構成するカウンタ(3)5およびRSラッチ6に
より判定されると上記最大値表示を継続する。
すようにスイッチ1を外部からON操作することによ
り、記憶部12に保持された前回測温結果の最大値を表
示し、もしスイッチ1が押し続けられていることが、判
定部を構成するカウンタ(3)5およびRSラッチ6に
より判定されると上記最大値表示を継続する。
【0021】この場合押し続け判定はカウンタ(3)5
のカウント数つまり押し続け時間を計ることにより行わ
れるため、カウンタ(3)5のカウント数を可変にする
ことによりもしくは使用状態を考慮して設計時点で予め
設定することにより自由に設定できるものである。
のカウント数つまり押し続け時間を計ることにより行わ
れるため、カウンタ(3)5のカウント数を可変にする
ことによりもしくは使用状態を考慮して設計時点で予め
設定することにより自由に設定できるものである。
【0022】また前回測温値が測温上,下限範囲を越え
るものであるときは、「42.0℃」または「32.0
℃」のような固定された数値表示を行い、測温開始後の
測温上,下限範囲を越えた際に表示する「HI」,「L
O」表示と異ならせ、前回値表示であることを一目で判
断できるようにしている。
るものであるときは、「42.0℃」または「32.0
℃」のような固定された数値表示を行い、測温開始後の
測温上,下限範囲を越えた際に表示する「HI」,「L
O」表示と異ならせ、前回値表示であることを一目で判
断できるようにしている。
【0023】押し続けが解除されると、表示部15の全
セグメントを点灯する期間を設け、表示部15および表
示デコーダ14が正常作動可能であることを測温開始に
先立ち確認できるように構成されている。この全点灯表
示期間は、同様にカウントによる時間制御されている。
セグメントを点灯する期間を設け、表示部15および表
示デコーダ14が正常作動可能であることを測温開始に
先立ち確認できるように構成されている。この全点灯表
示期間は、同様にカウントによる時間制御されている。
【0024】次にスイッチ1が再び閉成されているか否
かを判定し、もし再度スイッチ1が閉成されていると判
定されると記憶部12以外をリセットしシステムは停止
することになり、記憶部12は前回測温結果を記憶保持
したままとなる。スイッチ1が再度閉成されていなけれ
ば、上記記憶部12をリセットして記憶内容を“0”と
し、測温開始に備える。この時点までは記憶内容は
“0”であるので表示部15は「LO℃」を表示し、測
温が開始されたことを確認できるようにしている。
かを判定し、もし再度スイッチ1が閉成されていると判
定されると記憶部12以外をリセットしシステムは停止
することになり、記憶部12は前回測温結果を記憶保持
したままとなる。スイッチ1が再度閉成されていなけれ
ば、上記記憶部12をリセットして記憶内容を“0”と
し、測温開始に備える。この時点までは記憶内容は
“0”であるので表示部15は「LO℃」を表示し、測
温が開始されたことを確認できるようにしている。
【0025】測温が開始されると最大値比較を測温部1
1で行い、最大値を更新して記憶部12に保持するとと
もに、最大値を表示する。この後に、スイッチ1が閉成
されていると、記憶部12以外をリセットしシステムは
停止するが、スイッチ1が開放状態のままでは測温を継
続することになる。なおスイッチ1は外部から開閉操作
されるものであれば、プッシュボタン型や、スライド型
あるいは本体ケース(図示せず)内リードスイッチを設
け、外部からマグネット等で操作するもの等種々考えら
れるものである。
1で行い、最大値を更新して記憶部12に保持するとと
もに、最大値を表示する。この後に、スイッチ1が閉成
されていると、記憶部12以外をリセットしシステムは
停止するが、スイッチ1が開放状態のままでは測温を継
続することになる。なおスイッチ1は外部から開閉操作
されるものであれば、プッシュボタン型や、スライド型
あるいは本体ケース(図示せず)内リードスイッチを設
け、外部からマグネット等で操作するもの等種々考えら
れるものである。
【0026】また記憶部12には、5/100単位で
“L”または“H”信号をTP1により出力することが
でき、例えば「36.5℃」の測温値が「36.6℃」
または「36.5℃」のいずれに近い値であるかを表示
部15に表示するよう構成している。この場合表示部1
5では「36.5▲黒四角▼℃」のように「 ▲
黒四角▼ 」の有無により表示しているが、2/100
単位のように細かく表示することもでき、その表示は数
値表示ではなく、記号または模様や部分的着色部を設け
たり、あるいは別の位置に発光ダイオード等の表示手段
を設けるかブザー音等を発するようにすることも可能で
あり、要するところの装置表示の1/100桁を数値表
示することなく、簡単に1/10桁がどの程度の値に近
いかを識別できるようにしたものである。
“L”または“H”信号をTP1により出力することが
でき、例えば「36.5℃」の測温値が「36.6℃」
または「36.5℃」のいずれに近い値であるかを表示
部15に表示するよう構成している。この場合表示部1
5では「36.5▲黒四角▼℃」のように「 ▲
黒四角▼ 」の有無により表示しているが、2/100
単位のように細かく表示することもでき、その表示は数
値表示ではなく、記号または模様や部分的着色部を設け
たり、あるいは別の位置に発光ダイオード等の表示手段
を設けるかブザー音等を発するようにすることも可能で
あり、要するところの装置表示の1/100桁を数値表
示することなく、簡単に1/10桁がどの程度の値に近
いかを識別できるようにしたものである。
【0027】以上述べたようにこの発明によれば、測定
に先立ちデジタル表示部や他の機能が正常か否かを簡単
に確認することができ不慣れな使用者でも安心して使用
することができる。
に先立ちデジタル表示部や他の機能が正常か否かを簡単
に確認することができ不慣れな使用者でも安心して使用
することができる。
【図1】本発明の実施例のシステム図である。
【図2】同実施例のタイミングチャートである。
【図3】同実施例の動作フローチャートである。
【符号の説明】 1 スイッチ 5 カウンタ(3) 6 RSラッチ 11 測温部 12 記憶部 15 表示部
Claims (1)
- 【請求項1】 外部から操作可能なスイッチと、このス
イッチの開閉操作状態を判定する判定部と、この判定部
の出力に応じて測定を開始する測温部と、この測温部の
出力信号を保持する記憶部と、この記憶部内の記憶信号
に応じた数値表示をするデジタル表示部とを備え、前記
判定部がスイッチの外部操作が行われたことの判定にと
もなって、デジタル表示部の全セグメントを所定期間点
灯する期間および該点灯期間経過後、前記数値形表示と
異なる表示形の点灯期間を設け、該期間経過後測温数値
を表示してなる温度測定器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7274905A JP2593818B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 温度測定器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7274905A JP2593818B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 温度測定器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59163320A Division JPH06100508B2 (ja) | 1984-08-01 | 1984-08-01 | 温度測定器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08101075A JPH08101075A (ja) | 1996-04-16 |
JP2593818B2 true JP2593818B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=17548172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7274905A Expired - Lifetime JP2593818B2 (ja) | 1995-09-26 | 1995-09-26 | 温度測定器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593818B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-26 JP JP7274905A patent/JP2593818B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08101075A (ja) | 1996-04-16 |
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