JP2593345C - - Google Patents

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ペースト状食品に関し、更に詳細には色調が鮮やかで且つ長期間保
存した場合であっても、鮮やかな色調が長期間にわたっで維持することができる
ペースト状食品に関する。 [従来の技術及び発明が解決しようとする問題点] 従来より、例えば練り芥子、練りわさび、練り生姜、練りにんにく、練り梅等
の種々のペースト状食品が知られている。 しかしながら、こうした従来のペースト状食品は、長期間の保存により褐変す
るとの問題点があった。 また、延伸性を良くするために水分量を増加させると、ペースト状食品中の不
溶性固形分の比率が低下し、その結果、ペースト状食品の基本素材が有する本来
の色調とはかなり異なる極めて見栄えの悪い色調になるとの問題点があった。こ
の問題点は、(ペースト状食品の基本素材の添加物を添加することなくペースト
状食品とした場合の不溶性固形分の比率)/(ペースト状食品の基本素材に水等の
添加 物を添加混合してペースト状食品とした場合の不溶性固形分の比率)が1.2更には
1.5を超える場合に特に顕著であった。 こうした問題点を解決する手段として、本出願人は、既にペースト状食品に微
結晶セルロースを分散させる技術について出願を行なっている(特開昭62-269650
号、特開昭62-269660号)。 しかしながら、該発明によれば、高価な微結晶セルロースを使用せねばならず
、それ故、得られる製品がコスト高になるとの問題点があった。また、微結晶セ
ルロースは保水力が強く、微結晶セルロースの添加量・ペースト状食品の種類等
によっては、得られるペースト状食品の物性に大きな影響を与えることがあった
。 [問題点を解決するための手段] 本発明者等は、得られる製品をコスト高にすることなく、且つ得られるペース
ト状食品の物性に然程大きな影響を与えることなく、前記した問題点を解決する
手段について鋭意研究開発を行なった結果、ペースト状食品に粉体状の天然カル
シウム原料(卵殻の粉砕物を除く)を分散させることにより、上記した目的を達成
し得るとの知見を得た。 該知見を基に完成された本発明の要旨は、粉体状の天然カルシウム原料(卵殻
の粉砕物を除く)を分散させてなり、かつ(ペースト状食品の基本素材の添加物を
添加することなくペースト状食品とした場合の不溶性固形分の比率)/(ペースト
状食品の基本素材に水等の添加物を添加混合してペースト状食品とした場合の不
溶性固形分の比率)が1.2を超えるペースト状食品にある。 以下、本発明を詳細に説明する。 本発明におけるペースト状食品とは、例えばおろし生姜、おろしにんにく、練
り芥子、練り山葵、練り唐辛子、おろし柚子皮、おろし橙皮、おろし大根、練り
梅があり、その他にも、鱈子、カラスミ、塩辛、トウバンジャン、味噌、塩漬け
うにを磨砕、撹拌、裏ごし等の手段によってペースト状にし、適宜添加物を添加
混合し、当該ペースト状物が(ペースト状食品の基本素材の添加物を添加するこ
となくペースト状食品とした場合の不溶性固形分の比率)/(ペースト状食品の基 本素材に水等の添加物を添加混合してペースト状食品とした場合の不溶性固形分
の比率)が1.2を超えるもの を例示できる。 本発明においては、上記ペースト状食品に粉体状の天然カルシウム原料(卵殻
の粉砕物を除く)ー以下単に粉体状の天然カルシウム原料というーを分散させる
ことが重要である。これにより、得られるペースト状食品の色をペースト状食品
の基本素材の色と同等にすることができると共にペースト状食品を長期間保存し
た場合であっても、使用する基本素材が有する良好な色調を維持することができ
る。 粉体状の天然カルシウム原料としでは、牛骨粉・魚骨粉等の骨粉、貝殻の粉砕
物及び真珠の粉砕物等があり、これらの中から1種又は2種以上を選択して使用す
る。粒子径としては100.0ミクロン以下更には5.0〜70.0ミクロンが好ましい。こ
れにより、得られるペースト状食品がざらついた舌触りになることを有効に防止
することができる。また、添加量は、ペースト状食品全体に対しで0.5〜15.0重
量%更には2.0〜10.0重量%であることが好ましい。 次に、本発明の製造法を説明する。 先ず、生姜、にんにく、芥子、山葵、唐辛子、柚子(皮)、橙(皮)、大根等の香
辛野菜、梅肉(塩漬けした梅果の果肉部分)、鱈子、カラスミ、塩辛、トウバンジ
ャン、味噌、塩漬けうに等のペースト状食品の基本素材を磨砕、撹拌、裏ごし等
の手段によってペーストにする。 次に、これに必要により、水、着色料、調味料、澱粉類、ガム類、pH調整剤
、アルコール等の添加物の1種又は2種以上を適宜選択し添加混合する。 上記水はそのままの状態で添加しでも良いし或いは上記着色料、調味料、澱粉
類、ガム類、pH調整剤等を適宜溶解した水溶液の状態で添加してもよい。これ
により、得られるペースト状食品の延伸性が優れたものになる。添加量は、得ら
れるペースト状食品の水分が40.0〜95.0重量%更に60.0〜80.0重量%となる量使
用することが好ましい。 着色料は、ペースト状食品の色調に合わせて食用の着色料の中から1種又は2種
以上を適宜選択して使用する。その例としでは、クチナシ色素、赤ジソ色素等の
天然着色料、食用青色1号、食用黄色4号アルミニウムレーキ等の合成着色料があ る。添加量は、得られるペースト状食品全体の0.001〜2.0重量%更には0.005〜0
.5重量%であることが望ましい。 糖類の添加により、得られるペースト状食品の風味を調整することができる。
使用する糖類としては、例えば蔗糖、果糖、グリコール、D-ソルビトール等が
ある。添加量は、得られるペースト状食品仝体の0.1〜50.0重量%更には0.1〜30
.0重量%であることが好ましい。 また、調味料としては、例えばグルタミン酸ソーダ、イノシン酸ソーダ、コハ
ク酸ソーダ等がある。添加量は、得られるペースト状食品全体の0.01〜2.0重量
%更には0.1〜1.0重量%であることが好ましい。 澱粉類の添加により、得られるペースト状食品の粘度・物性を調整することが
できる。使用する澱粉類としては、可溶性澱粉、デキストリン等の加工澱粉があ
る。添加量は、得られるペースト状食品全体の0.1〜40.0重量%更には0.1〜20.0
重量%であることが好ましい。 ガム類の添加により、得られるペースト状食品の保存時における離水を有効に
防止することができる。使用するガム類としては、例えば、キサンタンガム、カ
ラヤガム、グアーガム等がある。添加量は、得られるペースト状食品全体の0.01
〜5.0重量%更には0.05〜2.0重量%であることが好ましい。 pH調整剤の添加により、得られるペースト状食品の保存性を向上させること
ができる。使用するpH調整剤としては、例えばリンゴ酸、クエン酸、酒石酸乳
酸、酢酸等の有機酸及びリン酸塩類がある。添加量は、得られるペースト状食品
のpHが、2.0〜7.0更には2.0〜5.0となる量使用することが好ましい。 アルコールの添加により、得られるペースト状食品の微生物の繁殖を有効に抑
制することができる。添加量は、得られるペースト状食品全体の0.1〜8.0重量%
更には0.1〜4.0重量%であることが好ましい。 次に、上記ペースト状食品に粉体状の天然カルシウム原料を分散させる。添加
量は、ペースト状食品全体に対して0.1〜5.0重量%更には、0.1〜2.0重量%であ
ることが好ましい。添加量が0.1重量%を下回る場合には、本発明の効果が低下
する傾向にあり、5.0重量%を上回る場合には、得られるペースト状食品がザラ
ついた食感になる傾向にある。また、粉体状のカルシウム原料の添加時期は、ペ
ースト 状食品を製造した後に、添加混合しても良いし、或いはペースト状食品の製造過
程の任意の時期に添加混合してもよく特に制限されない。 更に、ペースト状食品には、種類によって種々の固形物を含有させても良い。
但し、この場合、前記した添加物の添加量及び粉体状の天然カルシウム原料の添
加量は該固形物の重量を差し引いた状態のペースト状食品の重量に基づいて決定
する。使用する固形物は特に制限されず、具体的にはにんにく、生姜、本山葵、
芥子粒、唐辛子、柚子(皮)、橙(皮)、山菜、果物、鰹節、しそ漬、キュウリの塩
漬け、ぬか漬、塩漬、醤油漬、酢漬け、みそ漬、からし漬、こうじ漬、もろみ漬
等の漬物類、コンブ、ワカメ、ヒジキ、のり等の海藻類、或いはきのこ類、肉加
工類が例示できる。固形物の大きさは特に制限されないが、例えば0.5〜100.0mm
3が適当である。 尚、本発明のペースト状食品の製造法は、粉体状の天然カルシウム原料を、(
ペースト状食品の基本素材の添加物を添加することなくペースト状食品とした場
合の不溶性固形分の比率)/(ペースト状食品の基本素材に水等の添加物を添加混
合してペースト状食品とした場合の不溶性固形分の比率)が1.2を超えるペースト
状食品に添加分散させる点を除いては、従来のペースト状食品の製造法と仝く同
じである。従って、具体的工程は、目的とするペースト状食品の種類によって実
施者において適宜決定すればよい。 このようにして得られるペースト状食品を適宜ビン、チューブ等の容器に充填
し製品とする。 [実施例] 実施例1おろし生姜 生姜の皮を剥き、常法によりおろして、ペースト状の生姜を得た。該ペースト
状の生姜90.0重量%に水0.4重量%、澱粉3.0重量%、クエン酸0.5重量%、食塩1
.0重量%、天然黄色素(ウコン、ベニバナ黄色素)0.1重量%、魚骨粉(粒子径約70
.0ミクロン)5.0受領%を添加混合し、おろし生姜を得た。得られたおろし生姜は
、明るい黄色をした色調の鮮やかなものであり、基本素材として使用したペース
ト状の生姜(添加物を添加することなくペースト状としたもの)と同等な色調を呈
していた。 実施例2練り梅 常法により得られたしそ漬け梅干から種子を除去した後、磨砕して梅肉を得た
。次いで、梅肉60.0重量%に水30.0重量%、赤ジソ色素0.1重量%、蔗糖3.0重量
%、デキストリン4.9重量%添加混合し、その後、牛骨粉(粒子径約70.0ミクロン
)2.0重量%を添加混合し、練り梅を得た。得られた練り梅は、明るい赤紫色をし
た色調の鮮やかなものであり、基本素材として使用した梅肉と同様な色調を呈し
でいた。 〈比較実験1〉 骨粉を添加しないことの他は、実施例2と同様な方法で練り梅(以降比較製品1
という)を得た。実施例2で得られた練り梅(以降本発明品1という)と比較製品1の
色調について15名のパネルによる官能評価を行なった。その結果を第1表に示す
。表中色調の項目は、原料としで使用した梅肉と比較してその色調が同等とした
パネルの人数を示す。 上記第1表によれば、本発明品1の色調が使用した梅肉の色調と比較して同等と
したパネルの人数が15人であり、比較製品1の色調が使用した梅肉の色調と比較
して同等としたパネルの人数が1人であった。従って、骨粉(粉体状の天然カルシ
ウム原料)を分散させることにより、得られるペースト状食品の色調を使用した
ペースト状食品の基本素材と同等となし得ることが明白となった。 〈比較実験2〉 上記した本発明品1と比較製品1とをそれぞれチューブ(ポリオレフィン/培養性
樹脂/酢酸ビニル共重合体ケン化物/培養性樹脂/ポリオレフィン)に充填し、6か
月間 常温で保存した。その後、長期間保存に伴う褐変防止の効果について、15名のパ
ネルによる官能評価を行なった。その結果を第2表に示す。表中色調の項目は、
製造直後の各サンプルの色調を10点とした場合の10段階評価を行ない、その平均
値(小数点第二位以下四捨五入)を示したものである。 上記第2表によれば、色調に関する項目が本発明品1が8.7であるのに対して比
較製品1が5.2である。従って、ペースト状食品に骨粉(粉体状の天然カルシウム
原料を分散させることにより、ペースト状食品を長期間保存した場合であっても
、使用する基本素材が有する良好な色調を維持することができるということが明
白となった。 実施例3おろし生姜 魚骨粉(粒子径約70.0ミクロン)のかわりに貝殻の粉砕物(粒子径約60.0ミクロ
ン)を使用することの他は、実施例1と同様な方法でおろし生姜を得た。得られた
おろし生姜は、明るい黄色をした色調の鮮やかなものであり、基本素材としで使
用したペースト状の生姜(添加物を添加することなくペースト状としたもの)と同
等な色調を呈していた。 実施例4練り梅 牛骨粉(粒子径約70.0ミクロン)のかわりに真珠の粉砕物(粒子径約60.0ミクロ
ン)を使用することの他は、実施例2と同様な方法で練り梅を得た。得られた練り
梅は、明るい赤紫色をしており、基本素材として使用した梅肉と同様な色調を呈
していた。 [発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、ペースト状食品に粉体状の天然カルシ
ウム原料を分散させることにより、得られるペースト状食品をコスト高にするこ
となく、且つ得られるペースト状食品の物性に大きな影響を与えることなく、そ
の色調を使用する基本素材の色調と同様になし得、且つペースト状食品を長期間
保存した場合であっても、使用する基本素材が有する良好な色調を維持すること
ができる。
Description: TECHNICAL FIELD The present invention relates to a pasty food, and more particularly, to a vivid color tone over a long period of time, even when the color tone is vivid and stored for a long period of time. A paste-like food that can be maintained at [Prior Art and Problems to be Solved by the Invention] Conventionally, various paste foods such as kneaded poppy, kneaded wasabi, kneaded ginger, kneaded garlic, kneaded plum and the like have been known. However, such conventional pasty foods have a problem of browning due to long-term storage. In addition, when the amount of water is increased to improve stretchability, the ratio of insoluble solids in the pasty food decreases, and as a result, the paste looks very different from the original color tone of the basic material of the pasty food. There was a problem that the color tone became poor. The problem is that (the ratio of insoluble solids when the paste-like food is added without adding the additives of the paste-like food basic material) / (Add the additive such as water to the paste-like food basic material. Ratio of insoluble solids in the case of
It was particularly remarkable when it exceeded 1.5. As means for solving such problems, the present applicant has already filed an application for a technique of dispersing microcrystalline cellulose in a pasty food (Japanese Patent Application Laid-Open No. 62-269650).
No., JP-A-62-269660). However, according to the invention, expensive microcrystalline cellulose must be used, and therefore, there is a problem that the obtained product is expensive. Further, microcrystalline cellulose has a strong water retention ability, and depending on the amount of microcrystalline cellulose added, the type of paste-like food, and the like, the physical properties of the obtained paste-like food may be greatly affected. [Means for Solving the Problems] The present inventors have solved the above problems without increasing the cost of the obtained product and without significantly affecting the physical properties of the obtained pasty food. As a result of extensive research and development on the means to solve the problem, it was found that the above-mentioned object can be achieved by dispersing powdered natural calcium raw materials (excluding eggshell pulverized material) in paste foods. .該知seen gist of the present invention has been accomplished based on the Ri Na by dispersing powdery native calcium material (excluding pulverized eggshell), and (the additive of the basic material of pasty food
Ratio of insoluble solids when paste food is used without addition) / (paste
When adding an additive such as water to the basic material
(The ratio of soluble solids) exceeds 1.2 in paste foods. Hereinafter, the present invention will be described in detail. The pasty food in the present invention, for example, grated ginger, grated garlic, kneaded mustard, kneaded wasabi, kneaded pepper, grated yuzu peel, grated orange peel, grated radish, kneaded plum, and in addition, cod, karasumi, salted pepper , Toubanjang, miso, salted sea urchin into a paste by means of grinding, stirring, straining, etc., adding and mixing additives as appropriate, and the paste is added (the additive of the basic material of the paste food is added.
And no pasty food and the ratio of insoluble solids in the case of) / (the pasty food basic material was added and mixed an additive such as water-insoluble solids in the case of a pasty food product
Ratio of more than 1.2 can be exemplified. In the present invention, it is important to disperse a powdered natural calcium raw material (excluding a pulverized eggshell) —hereinafter simply a powdered natural calcium raw material—in the above paste food. Thereby, the color of the obtained pasty food can be made equal to the color of the basic material of the pasty food, and even when the pasty food is stored for a long period of time, the good color tone of the basic material used has Can be maintained. Powdered natural calcium raw materials include bone meal such as cow bone meal and fish bone meal, ground shells and ground pearls, and one or more of these are selected and used. The particle size is preferably 100.0 microns or less, more preferably 5.0 to 70.0 microns. Thereby, it is possible to effectively prevent the obtained pasty food from having a rough texture. The amount of addition is preferably 0.5 to 15.0% by weight, more preferably 2.0 to 10.0% by weight, based on the whole paste food. Next, the production method of the present invention will be described. First, spicy vegetables such as ginger, garlic, capsicum, wasabi, chili, citron (peel), orange (peel), radish, plum meat (pulp portion of salted plum fruit), cod, karasumi, salted, toubanjan, miso, The basic material of pasty food such as salted sea urchin is made into a paste by means such as grinding, stirring, and straining. Next, if necessary, one or more kinds of additives such as water, coloring agents, seasonings, starches, gums, pH adjusters, alcohols and the like are appropriately selected and mixed. The water may be added as it is, or may be added in the form of an aqueous solution in which the coloring agent, seasoning, starches, gums, pH adjuster and the like are appropriately dissolved. Thereby, the stretchability of the obtained pasty food becomes excellent. The added amount is preferably such that the water content of the obtained pasty food becomes 40.0 to 95.0% by weight, more preferably 60.0 to 80.0% by weight. As the coloring agent, one or more kinds of edible coloring agents are appropriately selected and used according to the color tone of the pasty food. Examples thereof include natural coloring agents such as gardenia pigment and red diso pigment, and synthetic coloring agents such as Food Blue No. 1 and Food Yellow No. 4 Aluminum Lake. The amount of addition is 0.001 to 2.0% by weight of the whole pasty food obtained, and 0.005 to 0%.
Desirably, it is 0.5% by weight. By adding saccharides, the flavor of the obtained pasty food can be adjusted.
Examples of the saccharide used include sucrose, fructose, glycol, D-sorbitol and the like. The addition amount is 0.1 to 50.0% by weight of the obtained paste-like food body, and further 0.1 to 30% by weight.
0.0% by weight is preferred. Examples of the seasoning include sodium glutamate, sodium inosinate, and sodium succinate. The amount added is preferably from 0.01 to 2.0% by weight, and more preferably from 0.1 to 1.0% by weight, based on the total amount of the pasty food obtained. By adding starches, the viscosity and physical properties of the obtained pasty food can be adjusted. Examples of the starches used include soluble starch and modified starch such as dextrin. The addition amount is 0.1 to 40.0% by weight of the whole pasty food product, and further 0.1 to 20.0%.
% By weight. By the addition of gums, water separation during storage of the obtained pasty food can be effectively prevented. The gums used include, for example, xanthan gum, karaya gum, guar gum and the like. The amount added is 0.01% of the total amount of the pasty food obtained.
It is preferably from 5.0 to 5.0% by weight, more preferably from 0.05 to 2.0% by weight. By adding the pH adjuster, the preservability of the obtained pasty food can be improved. Examples of the pH adjusting agent to be used include organic acids such as malic acid, citric acid, lactic acid tartrate, and acetic acid, and phosphates. It is preferable to use the amount of the pasty food so that the pH of the obtained pasty food becomes 2.0 to 7.0, and more preferably 2.0 to 5.0. By the addition of alcohol, the propagation of microorganisms in the obtained pasty food can be effectively suppressed. The addition amount is 0.1-8.0% by weight of the whole paste-like food obtained.
More preferably, it is 0.1 to 4.0% by weight. Next, a powdery natural calcium raw material is dispersed in the pasty food. The amount of addition is preferably 0.1 to 5.0% by weight, more preferably 0.1 to 2.0% by weight, based on the whole paste food. When the amount is less than 0.1% by weight, the effect of the present invention tends to decrease. When the amount exceeds 5.0% by weight, the obtained pasty food tends to have a rough texture. The timing of adding the powdery calcium raw material is not particularly limited, and may be added and mixed after the paste-like food is manufactured, or may be added and mixed at any time during the production process of the paste-like food. . Furthermore, various solids may be contained in the pasty food depending on the type.
However, in this case, the amount of the additive and the amount of the powdered natural calcium raw material are determined based on the weight of the pasty food in a state where the weight of the solid is subtracted. The solid used is not particularly limited, and specifically, garlic, ginger, Aoi Motoyama,
Capsicum, pepper, yuzu (peel), orange (peel), wild vegetable, fruit, bonito, shiso pickled, salted cucumber, bran pickled, salted, soy sauce pickled, vinegared, miso pickled, mustard pickled, koji pickled, moromi Examples include pickles such as pickles, seaweeds such as kelp, seaweed, hijiki and glue, or mushrooms and meat processing. The size of the solid is not particularly limited, for example, 0.5 to 100.0 mm
3 is appropriate. Incidentally, the method for producing a pasty food of the present invention, a powdery natural calcium raw material, (
If you want to make a pasty food without adding the additive of the basic material of the pasty food
Insoluble solids ratio) / (Add additives such as water to the basic ingredients of pasty foods)
Except for adding and dispersing in a paste-like food having an insoluble solid content ratio of more than 1.2 when combined into a paste- like food, the production method is almost the same as the conventional paste-like food production method. Therefore, the specific process may be appropriately determined by the practitioner depending on the type of the desired pasty food. The paste food thus obtained is appropriately filled into containers such as bottles and tubes to obtain products. Example 1 Example 1 Grated Ginger The ginger was peeled and grated in a conventional manner to obtain a paste ginger. 0.4% by weight of water, 3.0% by weight of starch, 0.5% by weight of citric acid,
0.0% by weight, natural yellow element (turmeric, safflower yellow element) 0.1% by weight, fish bone meal (particle size about 70
(0.0 micron) was added and mixed to obtain grated ginger. The obtained grated ginger was a bright one with a bright yellow color tone, and exhibited a color tone equivalent to that of the paste-like ginger used as the base material (made into a paste without adding additives). . Example 2 Kneaded plum Seeds were removed from shiso pickled plum dried by a conventional method, and ground to obtain plum meat. Next, 30.0% by weight of water, 0.1% by weight of red diso pigment, 3.0% by weight of sucrose, and 4.9% by weight of dextrin were added to 60.0% by weight of plum meat, and then mixed with beef bone powder (particle diameter of about 70.0 microns).
) 2.0% by weight was added and mixed to obtain kneaded plum. The obtained kneaded plum was bright with a bright reddish purple color tone, and exhibited the same color tone as the plum meat used as the basic material. <Comparative experiment 1> A kneaded plum (hereinafter referred to as Comparative product 1) was prepared in the same manner as in Example 2 except that no bone meal was added.
). A sensory evaluation was conducted by a panel of 15 persons on the color tone of the kneaded plum obtained in Example 2 (hereinafter referred to as the present product 1) and the comparative product 1. Table 1 shows the results. The item of color tone in the table indicates the number of panels whose color tone is the same as that of plum meat used as a raw material. According to the above Table 1, the number of panels that were equivalent to the color tone of the plum meat used in the product 1 of the present invention was 15 compared to the color tone of the plum meat used, and the color tone of the comparison product 1 was The number of panels that were compared was one. Therefore, it was clarified that by dispersing bone powder (powder-like natural calcium raw material), the color tone of the obtained pasty food could be equivalent to the basic material of the pasty food using the paste. <Comparative experiment 2> Each of the above-described present invention product 1 and comparative product 1 was filled in a tube (polyolefin / cultivable resin / saponified vinyl acetate copolymer / culturable resin / polyolefin) and stored at room temperature for 6 months. did. Then, sensory evaluation was conducted by a panel of 15 persons on the effect of preventing browning due to long-term storage. Table 2 shows the results. The items of color in the table are
The 10-point evaluation was performed when the color tone of each sample immediately after production was set to 10 points, and the average value (rounded to the second decimal place) is shown. According to Table 2 above, the item relating to the color tone is 8.7 for the product 1 of the present invention, and 5.2 for the comparative product 1. Therefore, the bone powder in the pasty food (by dispersing the powdery natural calcium raw material, even when the paste-like food is stored for a long time, it is possible to maintain a good color tone of the basic material used) Example 3 Grated ginger The same as in Example 1 except that ground shellfish (particle diameter of about 60.0 microns) was used instead of fish bone powder (particle diameter of about 70.0 microns). The grated ginger obtained is a bright ginger with a bright yellow color and a paste-like ginger used as a base material (a paste-like ginger without adding any additives). Example 4 Kneaded plum Except for using crushed pearls (particle diameter of about 60.0 microns) instead of beef bone powder (particle diameter of about 70.0 microns), the same as in Example 2 A kneaded plum was obtained in the same manner. The obtained dough had a bright reddish purple color and exhibited a color tone similar to that of the plum meat used as the base material [Effect of the Invention] As described in detail above, according to the present invention, a paste-like paste was obtained. By dispersing the powdered natural calcium raw material in food, the basic color is used without increasing the cost of the obtained paste food and without greatly affecting the physical properties of the obtained paste food. It can be done in the same manner as the color tone of the material, and can maintain the good color tone of the basic material used even when the pasty food is stored for a long time.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 【請求項1】粉体状の天然カルシウム原料(卵殻の粉砕物を除く)を分散させてな
り、かつ(ペースト状食品の基本素材の添加物を添加することなくペースト状食
品とした場合の不溶性固形分の比率)/(ペースト状食品の基本素材に水等の添加
物を添加混合してペースト状食品とした場合の不溶性固形分の比率)が1.2を超え
ペースト状食品。 【請求項2】粉体状の天然カルシウム原料が、骨粉、貝殻の粉砕物及び真珠の粉
砕物よりなる群から選択される1種又は2種以上である請求項1記載のペースト状
食品。 【請求項3】粉体状の天然カルシウム原料(卵殻の粉砕物を除く)がペースト状食
品の0.5〜15.0重量%である請求項1又は請求項2記載のペースト状食品。
[Claim 1] A powdered natural calcium raw material (excluding crushed eggshell) is dispersed.
And (without adding the additives of the basic ingredients of pasty foods)
Ratio of insoluble solids when the product is used)
Ratio of insoluble solids when pastes are made by adding
Paste-like food that. 2. The pasty food according to claim 1, wherein the powdered natural calcium raw material is one or more selected from the group consisting of bone meal, ground shells, and ground pearls. 3. The pasty food according to claim 1, wherein the powdery natural calcium raw material (excluding the crushed eggshell) is 0.5 to 15.0% by weight of the pasty food.

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