JP2592552Y2 - ジャッキマウントブラケット構造 - Google Patents
ジャッキマウントブラケット構造Info
- Publication number
- JP2592552Y2 JP2592552Y2 JP1993017522U JP1752293U JP2592552Y2 JP 2592552 Y2 JP2592552 Y2 JP 2592552Y2 JP 1993017522 U JP1993017522 U JP 1993017522U JP 1752293 U JP1752293 U JP 1752293U JP 2592552 Y2 JP2592552 Y2 JP 2592552Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jack
- locking
- mount bracket
- bracket
- side member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、車両に付属されるジ
ャッキを収納するためのマウントブラケット構造に関す
るものである。
ャッキを収納するためのマウントブラケット構造に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の車両に付属されるパンタ
グラフジャッキ５は、例えばワンボックス車両等におい
ては荷台フロアのスペースを確保するため、図３に示す
ように鋼板材により略四角垂形状の筒状のジャッキマウ
ントブラケット２が形成され、その下部には略Ｌ形状の
取付脚部３が形成され、同取付脚部３を介してボデー下
面のサイドメンバ１に取付ボルト４により締結されてパ
ンタグラフジャッキ５は格納されていた。
グラフジャッキ５は、例えばワンボックス車両等におい
ては荷台フロアのスペースを確保するため、図３に示す
ように鋼板材により略四角垂形状の筒状のジャッキマウ
ントブラケット２が形成され、その下部には略Ｌ形状の
取付脚部３が形成され、同取付脚部３を介してボデー下
面のサイドメンバ１に取付ボルト４により締結されてパ
ンタグラフジャッキ５は格納されていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の構成ではボデーとサイドメンバ１との狭い空間にボ
ルト４により取付ける構成であるから、その取付作業に
極めて手数を要する問題点があり、また、ジャッキマウ
ントブラケット２は鋼板製であることから車両重量が増
加する問題点があった。
来の構成ではボデーとサイドメンバ１との狭い空間にボ
ルト４により取付ける構成であるから、その取付作業に
極めて手数を要する問題点があり、また、ジャッキマウ
ントブラケット２は鋼板製であることから車両重量が増
加する問題点があった。
【０００４】本考案は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、ジャッキマウントブラケットを合成樹
脂により成形して車両重量の軽減を図るとともに、ワン
タッチで取付けることのできるジャッキマウントブラケ
ット構造を提供することを目的とするものである。
なされたもので、ジャッキマウントブラケットを合成樹
脂により成形して車両重量の軽減を図るとともに、ワン
タッチで取付けることのできるジャッキマウントブラケ
ット構造を提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記技術課題
を解決するため、サイドメンバとボデーとの間に装着さ
れるジャッキ格納のジャッキマウントブラケット構造で
あって、前記サイドメンバの所定位置に所定の間隔で取
付孔を貫設し、同取付孔に弾性を有し、かつテーパー孔
に係止凹部を形成したクリップを弾着するとともに、前
記ジャッキマウントブラケットのジャッキブラケット本
体の底部には前記クリップと対応して係止脚部を延出形
成して、同係止脚部の先端に前記テーパー孔の係止凹部
と係合する係止頭部を形成する構成としたジャッキマウ
ントブラケット構造である。
を解決するため、サイドメンバとボデーとの間に装着さ
れるジャッキ格納のジャッキマウントブラケット構造で
あって、前記サイドメンバの所定位置に所定の間隔で取
付孔を貫設し、同取付孔に弾性を有し、かつテーパー孔
に係止凹部を形成したクリップを弾着するとともに、前
記ジャッキマウントブラケットのジャッキブラケット本
体の底部には前記クリップと対応して係止脚部を延出形
成して、同係止脚部の先端に前記テーパー孔の係止凹部
と係合する係止頭部を形成する構成としたジャッキマウ
ントブラケット構造である。
【０００６】
【作用】上記構成としたことにより、サイドメンバに取
付けたクリップに対し、ジャッキブラケット本体を、そ
の底部に形成した係止脚部を介してワンタッチで取付け
ることができる。
付けたクリップに対し、ジャッキブラケット本体を、そ
の底部に形成した係止脚部を介してワンタッチで取付け
ることができる。
【０００７】
【実施例】次に、本考案の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図１はパンタグラフジャッキ５を格納する
ためのジャッキマウントブラケット１０の分解斜視図を
示すもので、同ジャッキマウントブラケット１０は合成
樹脂材を例えば射出成形により成形されている。
説明すると、図１はパンタグラフジャッキ５を格納する
ためのジャッキマウントブラケット１０の分解斜視図を
示すもので、同ジャッキマウントブラケット１０は合成
樹脂材を例えば射出成形により成形されている。
【０００８】このジャッキマウントブラケット１０は従
来と同様にサイドメンバ１とボデーとの間に取付けられ
るもので、ジャッキブラケット本体１１とジャッキカバ
ー２５とより構成され、このジャッキマウントブラケッ
ト１０に格納するパンタグラフジャッキ５は図示のよう
に折畳むと略菱形形状となることから、ジャッキブラケ
ット本体１１とジャッキカバー２５とはそれぞれ略四角
垂筒形状に形成されている。このジャッキブラケット本
体１１はサイドメンバ１の上面側に取付けられることか
ら、その底部１２の下面にはほぼ平行状に凸状部１３，
１３が突出形成され、この凸状部１３，１３には若干変
位した状態で係止脚部１４，１４がそれぞれ下方へ延出
形成されている。
来と同様にサイドメンバ１とボデーとの間に取付けられ
るもので、ジャッキブラケット本体１１とジャッキカバ
ー２５とより構成され、このジャッキマウントブラケッ
ト１０に格納するパンタグラフジャッキ５は図示のよう
に折畳むと略菱形形状となることから、ジャッキブラケ
ット本体１１とジャッキカバー２５とはそれぞれ略四角
垂筒形状に形成されている。このジャッキブラケット本
体１１はサイドメンバ１の上面側に取付けられることか
ら、その底部１２の下面にはほぼ平行状に凸状部１３，
１３が突出形成され、この凸状部１３，１３には若干変
位した状態で係止脚部１４，１４がそれぞれ下方へ延出
形成されている。
【０００９】この係止脚部１４は図２に示すように所定
長さの略細長円錐形状の係止脚１５が形成され、この係
止脚１５の先端には係止肩１６ａを有する略弾頭形状の
係止頭部１６が形成されている。このように底部１２に
係止脚１５を垂設したジャッキブラケット本体１１を取
付けるに先立ち、サイドメンバ１にバッテリを取付ける
ために固設された鉄板製のサポートブラケット１７に近
接して係止脚部１４と整合する間隔で取付孔１８，１８
が貫設され、同取付孔１８，１８にはそれぞれクリップ
１９が取付けられている。
長さの略細長円錐形状の係止脚１５が形成され、この係
止脚１５の先端には係止肩１６ａを有する略弾頭形状の
係止頭部１６が形成されている。このように底部１２に
係止脚１５を垂設したジャッキブラケット本体１１を取
付けるに先立ち、サイドメンバ１にバッテリを取付ける
ために固設された鉄板製のサポートブラケット１７に近
接して係止脚部１４と整合する間隔で取付孔１８，１８
が貫設され、同取付孔１８，１８にはそれぞれクリップ
１９が取付けられている。
【００１０】このクリップ１９は合成樹脂あるいは合成
ゴムからなるもので、略算盤球形状に形成されて、その
外周部には溝部２２が形成されて上部係止部２０と下部
係止部２１とが形成されて、両係止部２０，２１間にサ
イドメンバ１の上片１ａを挾持可能に形成され、この下
部係止部２１は図示のように肉厚状に形成され、同クリ
ップの中心部にはジャッキブラケット本体１１に形成し
た係止脚部１４を挿入するテーパー孔２３が形成される
とともに、同テーパー孔２３の下部には係止脚１５の先
端に形成した係止頭部１６と係合する係合凹部２４が形
成されている。このように形成されたクリップ１９は取
付孔１８に弾性係着されている。
ゴムからなるもので、略算盤球形状に形成されて、その
外周部には溝部２２が形成されて上部係止部２０と下部
係止部２１とが形成されて、両係止部２０，２１間にサ
イドメンバ１の上片１ａを挾持可能に形成され、この下
部係止部２１は図示のように肉厚状に形成され、同クリ
ップの中心部にはジャッキブラケット本体１１に形成し
た係止脚部１４を挿入するテーパー孔２３が形成される
とともに、同テーパー孔２３の下部には係止脚１５の先
端に形成した係止頭部１６と係合する係合凹部２４が形
成されている。このように形成されたクリップ１９は取
付孔１８に弾性係着されている。
【００１１】このようにサイドメンバ１に取付けられた
クリップ１９のテーパー孔２３にジャッキブラケット本
体１１に形成した係止脚部１４を挿入すると、その先端
部に形成した係止頭部１６は同テーパー孔２３の係合凹
部２４に弾性係合されて、ジャッキブラケット本体１１
は前記サポートブラケット１７に抱持された状態にサイ
ドメンバ１上に立設される。この立設されたジャッキブ
ラケット本体１１にパンタグラフジャッキ５が格納され
るとともに、該パンタグラフジャッキ５を少し開けて前
記サポートブラケット１７に固定し、同ジャッキブラケ
ット本体１１にはジャッキカバー２５が印籠状に被冠さ
れる。
クリップ１９のテーパー孔２３にジャッキブラケット本
体１１に形成した係止脚部１４を挿入すると、その先端
部に形成した係止頭部１６は同テーパー孔２３の係合凹
部２４に弾性係合されて、ジャッキブラケット本体１１
は前記サポートブラケット１７に抱持された状態にサイ
ドメンバ１上に立設される。この立設されたジャッキブ
ラケット本体１１にパンタグラフジャッキ５が格納され
るとともに、該パンタグラフジャッキ５を少し開けて前
記サポートブラケット１７に固定し、同ジャッキブラケ
ット本体１１にはジャッキカバー２５が印籠状に被冠さ
れる。
【００１２】このようにサイドメンバ１に取付けたクリ
ップ１９のテーパー孔２３にジャッキブラケット本体１
１に形成した係止脚部１４を挿入することで、その先端
部に形成した係止頭部１６は同テーパー孔２３の係合凹
部２４に弾性係合されて、ジャッキブラケット本体１１
をワンタッチで装着することができ、サイドメンバーと
ボデー下面とのレイアウト上、狭い空間部でのジャッキ
ブラケット本体１１の取付作業を容易に行うことができ
る。
ップ１９のテーパー孔２３にジャッキブラケット本体１
１に形成した係止脚部１４を挿入することで、その先端
部に形成した係止頭部１６は同テーパー孔２３の係合凹
部２４に弾性係合されて、ジャッキブラケット本体１１
をワンタッチで装着することができ、サイドメンバーと
ボデー下面とのレイアウト上、狭い空間部でのジャッキ
ブラケット本体１１の取付作業を容易に行うことができ
る。
【００１３】
【考案の効果】本考案は、上記したようにサイドメンバ
の所定位置に所定の間隔で取付孔を貫設し、同取付孔
に、弾性を有し、かつテーパー孔に係止凹部を形成した
クリップを弾着するとともに、ジャッキマウントブラケ
ットのジャッキブラケット本体の底部にはクリップと対
応して係止脚部を延出形成して、同係止脚部の先端にテ
ーパー孔の係止凹部と係合する係止頭部を形成する構成
としたので、サイドメンバに取付けたクリップのテーパ
ー孔にジャッキブラケット本体に形成した係止脚部を挿
入することで、その先端部に形成した係止頭部は同テー
パー孔の係合凹部に弾性係合されて、ジャッキブラケッ
ト本体をワンタッチで装着することができ、サイドメン
バーとボデー下面とのレイアウト上、狭い空間部でのジ
ャッキブラケット本体の取付作業を容易に行うことがで
きる。
の所定位置に所定の間隔で取付孔を貫設し、同取付孔
に、弾性を有し、かつテーパー孔に係止凹部を形成した
クリップを弾着するとともに、ジャッキマウントブラケ
ットのジャッキブラケット本体の底部にはクリップと対
応して係止脚部を延出形成して、同係止脚部の先端にテ
ーパー孔の係止凹部と係合する係止頭部を形成する構成
としたので、サイドメンバに取付けたクリップのテーパ
ー孔にジャッキブラケット本体に形成した係止脚部を挿
入することで、その先端部に形成した係止頭部は同テー
パー孔の係合凹部に弾性係合されて、ジャッキブラケッ
ト本体をワンタッチで装着することができ、サイドメン
バーとボデー下面とのレイアウト上、狭い空間部でのジ
ャッキブラケット本体の取付作業を容易に行うことがで
きる。
【図１】ジャッキマウントブラケットの取付部の分解斜
視図である。
視図である。
【図２】ジャッキブラケット本体底部の取付けの断面図
である。
である。
【図３】従来のジャッキマウントブラケットの斜視図で
ある。
ある。
【符号の説明】 １ サイドメンバ １０ ジャッキマウントブラケット １１ ジャッキブラケット本体 １２ 底部 １４ 係止脚部 １６ 係止頭部 １８ 取付孔 １９ クリップ ２３ テーパー孔 ２４ 係合凹部
Claims (1)
- 【請求項１】 サイドメンバとボデーとの間に装着され
るジャッキ格納のジャッキマウントブラケット構造であ
って、前記サイドメンバの所定位置に所定の間隔で取付
孔を貫設し、同取付孔に、弾性を有しかつテーパー孔に
係止凹部を形成したクリップを弾着するとともに、前記
ジャッキマウントブラケットのジャッキブラケット本体
の底部には前記クリップと対応して係止脚部を延出形成
して、同係止脚部の先端に前記テーパー孔の係合凹部と
係合する係止頭部を形成する構成としたジャッキマウン
トブラケット構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993017522U JP2592552Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ジャッキマウントブラケット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993017522U JP2592552Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ジャッキマウントブラケット構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0669040U JPH0669040U (ja) | 1994-09-27 |
| JP2592552Y2 true JP2592552Y2 (ja) | 1999-03-24 |
Family
ID=11946285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993017522U Expired - Lifetime JP2592552Y2 (ja) | 1993-03-15 | 1993-03-15 | ジャッキマウントブラケット構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2592552Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP1993017522U patent/JP2592552Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0669040U (ja) | 1994-09-27 |