JP2590869Y2 - 2種剤混合容器 - Google Patents

2種剤混合容器

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JP2590869Y2
JP2590869Y2 JP1993043917U JP4391793U JP2590869Y2 JP 2590869 Y2 JP2590869 Y2 JP 2590869Y2 JP 1993043917 U JP1993043917 U JP 1993043917U JP 4391793 U JP4391793 U JP 4391793U JP 2590869 Y2 JP2590869 Y2 JP 2590869Y2
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桑原和仁
利一 小川
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は液状剤と顆粒状剤の2種
剤を離隔収納し、使用時に混合して使用する2種剤混合
容器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、目尻の小じわとりの美容液等は
長期間保存すると劣化するので、通常使用直前に液状剤
と顆粒状剤(または粉末状剤) の2種剤を混合して作成
する。このため消費者に届くまでの流通段階では液状剤
は壜などの容器に、顆粒状剤は袋に収納されて別個に扱
われる。
【0003】またこの種美容液は1回の使用量は少量で
よいので、容器の蓋代わりとして口部に、肉薄の軟弾性
材からなり細長く上方に立上がるスクイズ形のノズルを
取付けておき、使用時にはこのノズルを指先で圧搾して
少量ずつノズル孔から圧出する構成としていることは以
前から知られている。この混合済みの一壜の美容液は、
普通1週間乃至10日間程度で使用し盡される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来のノズル方式
では、構造が簡単であるが指先による圧搾度にバラツキ
があるため注出量が一定せず、無駄が生じる難点があ
り、また使用のたびにノズル栓を着脱するのもわずらわ
しい。
【0005】本考案は、ポンプ形の液体射出器構成と
し、操作が簡便でしかも常に定量注出できるようにした
2種剤混合容器を得るにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の2種剤混合容器
は、胴部3に液状剤4を収納し、かつ口頸部5に、上下
の開口をアルミシール6, 7で閉封した顆粒状剤8収納
のカップ形容器9を内装固定して2種剤を離隔収納し、
仮キャップ10で口部を閉封した容器体1と、漏斗状であ
って、上部の逆さ傘状部11には数個の窓12を開け、下部
の小径筒13下端を切刃14としたカッター15を、小径筒13
が吸上げ管を形成するようシリンダー16下部に連通嵌着
し、このシリンダー16、カッター15部をねじキャップ17
で仮容器体18に格納し、前記容器体1とでポンプ形の液
体射出器を構成する射出器本体2とからなり、混合時に
は仮のキャップ10と容器体18を除き、射出器本体2のシ
リンダー16をカッター15でカップ形容器9のアルミシー
ル6, 7を破断しながら容器体1内上部に挿入して組立
て、この組立てで2種剤混合が行なわれるようにしたも
のである。
【0007】
【作用】上記において、混合時には容器体1の仮キャッ
プ10を外し、また射出器本体2を仮容器体18から外し、
この射出器本体2下半のシリンダー16部を容器体1内に
上方から差込み挿入し、ねじキャップ17を容器体1の口
頸部5外面に螺合して取付け、いわゆるポンプ形の液体
射出器を構成する。
【0008】この場合、射出器本体2のシリンダー16下
部にはカッター15が連通固定してあり、取付けに際しこ
のカッター15が下端の切刃14によりカップ形容器9上
底、下底のアルミシール6, 7を破断するので、この時
点で顆粒状剤8は容器体1内の液状剤4に投与されて2
種剤混合が行なわれる。
【0009】カッター15は漏斗状であり、上部の逆さ傘
状部11には多数の窓12が開けてあるので、この逆さ傘状
部11がアルミシール6, 7の残りの周縁部分を排除する
と共に残った顆粒状剤8を窓12から落下させるので、顆
粒状剤8は全量が液状剤4に混合できる。
【0010】この後は、通常のポンプ形の射出器操作に
よればよく、カッター15の小径筒13は吸上げ管の役目を
するので、射出器本体2の押下げヘッド19を押下げ操作
することにより、ノズル孔から混合液が射出できる。こ
の場合、シリンダー16の容積を1回の使用量の容積に整
定しておくことにより常に定量射出ができる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して一実施例を説明するに、
本考案の2種剤混合容器は、液状剤4と顆粒状剤8を離
隔収納し、仮キャップ10で閉封した容器体1と、シリン
ダー16下部にカッター15を連通固定してこの部分を仮容
器体18に格納した射出器本体2とで構成しており、アル
ミシール6, 7以外の各部は合成樹脂材で成形製作され
る。
【0012】容器体1は直筒状の形状で、上部を口頸部
5として外面にねじ山を形成し、胴部3内中程まで液状
剤4を収納している。顆粒状剤8を収納するカップ形容
器9は、丸形短筒状の枠に肉薄のアルミカップ7を内嵌
固定し、上端開口をアルミシール6で閉封したもので、
枠の上端周縁に外向き係止片20があり、この係止片20を
口頸部5口頂面に掛けて口頸部5部分に内装固定し、そ
して仮キャップ10を口頸部5外面に螺着して形成してい
る。
【0013】射出器本体2は極く周知のものであり、し
かも本考案要旨とは直接係わりがないので簡単に概要を
説明すると、17は取付け用のねじキャップ、16はこのね
じキャップ17に上端を固定して垂下されたシリンダー、
また21はシリンダー16内の図示しない筒状ピストンに下
端を結合して上方に立上げられたステムであり、このス
テム21上端にノズル孔付き押下げヘッド19を連通固定し
ており、この押下げヘッド19を図示しない復帰ばねに抗
し押下げ操作することによりステム21下端の筒状ピスト
ンによりシリンダー16内液を加圧し、この加圧液でステ
ム21部の吐出弁を開弁させてノズル孔から外部に水柱状
に射出するものである。
【0014】射出が終了すると筒状ピストン、ステム2
1、押下げヘッド19の可動部が復帰ばねにより上方に復
帰し、この復帰でシリンダー16内が負圧化することを利
用し、このシリンダー16下部の図示しない吸込み弁を開
弁してシリンダー16に容器体から吸上げ管を通して液を
吸上げ、次回の射出に備える。
【0015】このような射出器本体2で、本考案ではシ
リンダー16下部に漏斗状のカッター15を連通させて取付
け、このシリンダー16部を仮容器体18に格納し、この状
態をねじキャップ17で固定する。カッター15は、下部の
小径筒13の下端を斜めの切刃14とし、また上部の逆さ傘
状部11には周方向とびとびに窓12を数個開けた形状のも
ので、小径筒13の上部をシリンダー16下部の小径連通管
22に外嵌固定して連通させ、従って小径筒13を吸上げ管
の役目をさせるようにしている。
【0016】この実施例構成で、混合時には容器体1の
仮キャップ10を外し、また射出器本体2を仮容器体18か
ら外し、この射出器本体2のシリンダー16部を容器体1
内上部に挿入し、ねじキャップ17を容器体1の口頸部5
外面に螺着して取付け、いわゆるポンプ形の液体射出器
構成とすればよい。
【0017】この射出器本体2取付け時、シリンダー16
下部にはカッター15が取付けてあるので、このカッター
15下端の切刃14がカップ形容器9上底、下底のアルミシ
ール6, 7を破断するので、顆粒状剤8は液状剤4中に
投与され2種剤混合がなされる。取付け終了時にはカッ
ター15上部の逆さ傘状部11が残った周縁部のアルミシー
ル6, 7を排除するので、全量の2種剤混合が可能とな
る。
【0018】混合液射出は前記した一般の射出器操作と
同様であり、この場合シリンダー16の容積を1回分の使
用量に整定しておくことにより、毎回一定量の混合液射
出が可能となる。なお、前記説明では顆粒状剤の例を挙
げたが、粉末状剤であってもよい。
【0019】また本考案混合容器では、射出器本体2部
分は継続して使用することができる。
【0020】
【考案の効果】上記したように、本考案の2種剤混合容
器は、容器体1に射出器本体2をねじキャップ17で取付
けるいわゆるポンプ形の液体射出器構成とし、容器体1
に液状剤4と上下開口をアルミシール6, 7で閉封した
顆粒状剤8入りのカップ形容器9を離隔収納し、一方射
出器本体2のシリンダー16下部には、下端を切刃14とし
た吸上げ管役目の小径筒13を持つ漏斗状のカッター15を
連通固定し、混合のための組立時カッター15でアルミシ
ール6, 7を破断して2種剤混合がなされるようにした
ので、シリンダー16容積整定により毎回1回分の適量の
定量注出が可能となるばかりでなく、操作が簡便とな
り、また射出器本体2は継続して使用できるのでランニ
ングコストの面で有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示し、aは組立状態の半部縦断正面
図、bとcは容器体と射出器本体の流通時の半部縦断正
面図と外形斜視図である。
【図2】aは同実施例の分解斜視図、bは顆粒状剤収納
のカップ形容器の縦断面図である。
【符号の説明】
1 容器体 2 射出器本体 6, 7 アルミシール 9 カップ形容器 15 カッター

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部3に液状剤4を収納し、かつ口頸部
    5に、上下の開口をアルミシール6, 7で閉封した顆粒
    状剤8収納のカップ形容器9を内装固定して2種剤を離
    隔収納し、仮キャップ10で口部を閉封した容器体1と、
    漏斗状であって、上部の逆さ傘状部11には数個の窓12を
    開け、下部の小径筒13下端を切刃14としたカッター15
    を、小径筒13が吸上げ管を形成するようシリンダー16下
    部に連通嵌着し、このシリンダー16、カッター15部をね
    じキャップ17で仮容器体18に格納し、前記容器体1とで
    ポンプ形の液体射出器を構成する射出器本体2とからな
    り、混合時には仮のキャップ10と容器体18を除き、射出
    器本体2のシリンダー16をカッター15でカップ形容器9
    のアルミシール6, 7を破断しながら容器体1内上部に
    挿入して組立て、この組立てで2種剤混合が行なわれる
    ようにした2種剤混合容器。
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