JP2589212Y2 - 液中全方位推進装置 - Google Patents

液中全方位推進装置

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JP2589212Y2
JP2589212Y2 JP1993036960U JP3696093U JP2589212Y2 JP 2589212 Y2 JP2589212 Y2 JP 2589212Y2 JP 1993036960 U JP1993036960 U JP 1993036960U JP 3696093 U JP3696093 U JP 3696093U JP 2589212 Y2 JP2589212 Y2 JP 2589212Y2
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JP
Japan
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motors
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悦雄 永岡
茂樹 小林
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高速増殖炉の原子炉容
器内ナトリウム中の自航式検査機に適用する液中全方位
推進装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高速増殖炉の原子炉容器内ナトリ
ウム中の自航式検査装置に適用する液中推進装置を図8
〜図11により説明すると、図8のaが検査装置用挿入
装置、b、cがキヤスク・ドアバルブ、dが冷却送風ユ
ニット、eが検査装置本体である。
【0003】この自航式検査装置本体eは、図9に示す
ようにフロートe1 と、#3ねじれ吸収ユニットe
2 と、#2ねじれ吸収ユニットe3 と、#1ねじれ吸収
ユニットe4 と、バランスフロートe5 と、左右推進ユ
ニットe6 と、検査ユニットe7と、上下推進ユニット
8 とにより構成され、これらが一連の状態に連結され
ている。
【0004】上記検査ユニットe7 は、図10、図11
に示すように球状フロートf1 と、同球状フロートf1
を中心に矢印方向に移動可能な環状フロートf2 と、こ
れらフロートf1 、f2 の間に介装したブレーキ付回転
軸受部gと、上記環状フロートf2 に取付けた4つのキ
ャンドモータ(矢印方向に回転可能なロータh及びステ
ータi)と、上記球状フロートf1 内に取付けたTVカ
メラjと、同TVカメラjの周りの上記球状フロートf
1 内に取付けたランプkと、ケーブルmと、上記球状フ
ロートf1 内に取付けたバランスウエイトnとを有して
いる。
【0005】上記自航式検査装置では、検査装置本体e
を検査装置用挿入装置dから原子炉容器内へ挿入し、左
右推進ユニットe6 及び上下推進ユニットe8 によりナ
トリウム中を航行させて、検査ユニットe7 により被検
査面を検査するようにしている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前記図8〜図11に示
す従来の自航式検査装置では、4つのキャンドモータ
h、iを環状フロートf2 に一体的に組み込んでおり、
左右方向移動時には、検査ユニットe7 の向きも変わっ
て、対峙被検査面を連続的に検査できないという問題が
あった。
【0007】本考案は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、検査装置を全方位に変向
させることができて、対峙被検査面を連続的に検査でき
る液中全方位推進装置を提供しようとする点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案の液中全方位推進装置は、フレームに軸を
直交する状態に取付け、スクリューを内蔵した2体の中
空軸状キャンドモータを上記軸と直交する平面に沿って
並設するとともに、同各キャンドモータを上記軸を中心
とする回転を可能に支持して、一方及び他方の推進ユニ
ットを構成し、同各推進ユニットを直交する状態に配設
して互いを連結している。
【0009】
【作用】本発明の液中全方位推進装置は前記のように互
いを直交する状態に連結した一方の推進ユニットの各中
空軸状キャンドモータと、他方の推進ユニットの各中空
軸状キャンドモータとのスクリュー推力及び推進方向を
組み合わせ操作することにより、一方の推進ユニットの
各キャンドモータと他方の推進ユニットの各キャンドモ
ータとを任意の推力で任意の方向に回転させて、上下、
左右、前後方向へ航行し、さらに旋回航行を行うので、
検査装置が全方位に変向して、対峙被検査面が連続的に
検査される。
【0010】
【実施例】次に本考案の液中全方位推進装置の一実施例
を図1〜図7により説明すると、1、1’が2組の推進
ユニットである。一方の推進ユニット1には、並列配置
したスクリュー内蔵の中空軸状キャンドモータ1−1及
び1−2があり、これら中空軸状キャンドモータ1−1
及び1−2の中央部がT字状軸受部材4−1及び4−2
により連結、固定され、軸3−1及び3−2がT字状軸
受部材4−1及び4−2にベアリング12−1及び12
−2を介して回転可能に支持され、フレーム2−1及び
2−2が軸3−1及び3−2に固定されている。
【0011】そしてT字状軸受部材4−1及び4−2の
中心部内には、回転角度検出器5とブレーキ6とが装着
されて、それぞれが軸3−1及び3−2に係合してい
る。またT字状軸受部材4−1及び4−2の外周部に
は、浮力及びケーブル用フレキシブルチューブガイドを
兼ねた中空円筒状フロート7−1及び7−2が取付けら
れている。
【0012】またこれらフロート7−1及び7−2の中
央近傍には、ケーブル用フレキシブルチューブ10−1
及び10−2の一端部が固定され、このケーブル用フレ
キシブルチューブ10−1及び10−2が渦巻き状に引
き回されて、その他端部がフレーム2−1及び2−2に
固定されている。また中空軸状キャンドモータ1−1及
び1−2の吸込側及び吐出側には、浮力及び整流を兼ね
た中空円錐台状フロート8−1及び8−2がそれぞれ取
付けられている。またフレーム2−1及び2−2の内側
には、浮力用中空球帯状フロート9−1及び9−2がそ
れぞれ取付けられ、同フロート9−1及び9−2には、
ケーブル類の連絡用フレキシブルチューブ(または管)
11が貫通している。
【0013】以上は一方の推進ユニット1についてであ
るが、他方の推進ユニット1’も同様に構成されてい
る。即ち、他方の推進ユニット1’には、並列配置した
スクリュー内蔵の中空軸状キャンドモータ1’−1及び
1’−2があり、これら中空軸状キャンドモータ1’−
1及び1’−2の中央部がT字状軸受部材4’−1及び
4’−2により連結、固定され、軸3’−1及び3’−
2がT字状軸受部材4’−1及び4’−2にベアリング
12’−1及び12’−2を介して回転可能に支持さ
れ、フレーム2’−1及び2’−2が軸3’−1及び
3’−2に固定されている。
【0014】そしてT字状軸受部材4’−1及び4’−
2の中心部内には、回転角度検出器5’とブレーキ6’
とが装着されて、それぞれが軸3’−1及び3’−2に
係合している。またT字状軸受部材4’−1及び4’−
2の外周部には、浮力及びケーブル用フレキシブルチュ
ーブガイドを兼ねた中空円筒状フロート7’−1及び
7’−2が取付けられている。
【0015】またこれらフロート7’−1及び7’−2
の中央近傍には、ケーブル用フレキシブルチューブ1
0’−1及び10’−2の一端部が固定され、このケー
ブル用フレキシブルチューブ10’−1及び10’−2
が渦巻き状に引き回されて、その他端部がフレーム2’
−1及び2’−2に固定されている。また中空軸状キャ
ンドモータ1’−1及び1’−2の吸込側及び吐出側に
は、浮力及び整流を兼ねた中空円錐台状フロート8’−
1及び8’−2がそれぞれ取付けられている。またフレ
ーム2’−1及び2’−2の内側には、浮力用中空球帯
状フロート9’−1及び9’−2がそれぞれ取付けら
れ、同フロート9’−1及び9’−2には、ケーブル類
の連絡用フレキシブルチューブ(または管)11’が貫
通している。
【0016】上記フレーム2−1及び2−2と上記フレ
ーム2’−1及び2’−2は、交差連結されて、上記中
空軸状キャンドモータ1−1及び1−2と上記中空軸状
キャンドモータ1’−1及び1’−2とが直交してい
る。次に前記図1〜図7に示す液中全方位推進装置の作
用を具体的に説明する。互いを直交する状態に配設した
一方の推進ユニット1の中空軸状キャンドモータ1−1
及び1−2と、他方の推進ユニット1’の中空軸状キャ
ンドモータ1’−1及び1’−2とのスクリュー推力及
び推進方向を組み合わせ操作することにより、これらキ
ャンドモータ1−1及び1−2と、キャンドモータ1’
−1及び1’−2とを任意の推力で任意の方向に回転す
る。
【0017】このとき、キャンドモータ1−1及び1−
2の軸3−1及び3−2を中心とした回転角度を回転角
度検出器5により検出し、キャンドモータ1’−1及び
1’−2の軸3’−1及び3’−2を中心とした回転角
度を回転角度検出器5’により検出し、ブレーキ6、
6’によりロックして、任意の方向へ航行する。即ち、
キャンドモータ1−1及び1−2と、キャンドモータ
1’−1及び1’−2との組み合わせ推進により、図1
に示す検査機本体部の姿勢を変えることなく、上下、左
右、前後方向へ航行し、さらに旋回航行を行う。
【0018】
【考案の効果】本考案の液中全方位推進装置は前記のよ
うに互いを直交する状態に連結した一方の推進ユニット
の各中空軸状キャンドモータと、他方の推進ユニットの
各中空軸状キャンドモータとのスクリュー推力及び推進
方向を組み合わせ操作することにより、一方の推進ユニ
ットの各キャンドモータと他方の推進ユニットの各キャ
ンドモータとを任意の推力で任意の方向に回転させて、
上下、左右、前後方向へ航行し、さらに旋回航行を行う
ので、検査装置を全方位に変向させることができて、対
峙被検査面を連続的に検査できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の液中全方位推進装置の一実施例の全体
を示す側面図である。
【図2】図1の矢印A部分の拡大側面図である。
【図3】同液中全方位推進装置の一方の推進ユニットを
示す平面図である。
【図4】同推進ユニットの一部を示す縦断側面図であ
る。
【図5】同推進ユニットの一部を示す縦断側面図であ
る。
【図6】同推進ユニットの一部を示す縦断側面図であ
る。
【図7】同推進ユニットの中空軸状キャンドモータを示
す横断平面図である。
【図8】従来の液中検査装置の使用例を示す側面図であ
る。
【図9】同液中検査装置の側面図である。
【図10】同液中検査装置の正面図である。
【図11】同液中検査装置の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 一方の推進ユニット 1’ 他方の推進ユニット 1−1、 1−2 一方の推進ユニット1の中空軸状
キャンドモータ 1’−1、1’−2 他方の推進ユニット1’の中空軸
状キャンドモータ 2−1、 2−2 一方の推進ユニット1のフレーム 2’−1、2’−2 他方の推進ユニット1’のフレー
ム 3−1、 3−2 一方の推進ユニット1の軸 3’−1、3’−2 他方の推進ユニット1’の軸
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G21C 17/003 G21C 17/08 B63C 11/00 B63G 8/08 B63H 11/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに軸を直交する状態に取付け、
    スクリューを内蔵した2体の中空軸状キャンドモータを
    上記軸と直交する平面に沿って並設するとともに、同各
    キャンドモータを上記軸を中心とする回転を可能に支持
    して、一方及び他方の推進ユニットを構成し、同各推進
    ユニットを直交する状態に配設して互いを連結したこと
    を特徴とする液中全方位推進装置。
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