JP2588595Y2 - 雪上歩行具 - Google Patents

雪上歩行具

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JP2588595Y2
JP2588595Y2 JP1993040971U JP4097193U JP2588595Y2 JP 2588595 Y2 JP2588595 Y2 JP 2588595Y2 JP 1993040971 U JP1993040971 U JP 1993040971U JP 4097193 U JP4097193 U JP 4097193U JP 2588595 Y2 JP2588595 Y2 JP 2588595Y2
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snow
walking
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芳一 工藤
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芳一 工藤
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、雪上歩行具に係り、特
に、圧雪等により滑り易い路面を歩行する際に歩き易く
する雪上歩行具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、雪上歩行具としては、例えば、図
7に示すように、所謂かんじきといわれるものがある。
このかんじき30は、木枝やわら等を輪にし、その中央
足載せ部31に靴を載せ紐等で固定して履き、雪中に足
を踏みこまないようにして歩くようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、この従来の
雪上歩行具にあっては、比較的やわらかい雪の場合に
は、雪中に足が入らない点では良いが、圧雪された路面
では滑り易く危険であるという問題があった。
【0004】本考案は上記の問題点に鑑みて為されたも
ので、滑り易い雪面や氷面を滑りにくくして歩行できる
ようにし、しかも容易に装着できる雪上歩行具の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本考案の技術的手段は、雪上を滑走可能な外面
を有するとともに靴が載置可能な内面を有した底部と、
該底部の周縁から立ち上がる側部と、上記底部の内面に
設けられ載置された靴を該底部内面に着脱可能に保持す
る保持部と、上記底部の外面に着脱可能に設けられた複
数のスパイクピンとを備え、該スパイクピンを取り外し
たとき、上記底部の外面を雪面や氷面に滑らせて使用可
能にしたものである。
【0006】そして、必要に応じ、上記保持部は、靴の
先端部を包持する輪部と、靴の後端部を輪部に対して押
える押え部と、押え部を輪部がわに付勢するスプリング
とを備えている。
【0007】そしてまた、必要に応じ、上記スパイクピ
ンは、上記底部から突出する突出部及び底部に挿入され
る挿入部を有し、該挿入部に係止突起を設ける一方、上
記底部に、上記スパイクピンの挿入部が挿入される挿入
孔を設け、該挿入孔内に、スパイクピンの軸線を中心と
する所定の回転位置で上記係止突起を係合させて抜け止
めする係合凹部を設けている。
【0008】
【作用】このような構成からなる雪上歩行具によれば、
滑り易い雪面や氷面を歩くと、スパイクピンが雪面や氷
面に突き刺さり、これにより、滑りが抑制され、滑り易
い雪面や氷面の歩行も容易となり安全性が確保される。
また、スパイクピンを取り外せば、底部の外面を雪面や
氷面に滑らせることができ、スキーのように滑走するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本考案の実施例に
係る雪上歩行具について説明する。図1乃至図5に示す
実施例に係る雪上歩行具1において、2は雪上を滑走可
能な外面2aを有するとともに靴10が載置可能な内面
2bを有した底部、3は底部2の周縁から立ち上がる側
部である。この底部2と側部3とは樹脂で一体成形され
ている。
【0010】7は保持部であって、上記底部2の内面2
bに設けられ載置された靴10を該底部2内面2bに着
脱可能に保持する。この保持部7は、靴10の先端部を
包持する輪部4と、靴10の後端部を輪部4に対して押
える押え部5と、押え部5を輪部4がわに付勢するスプ
リング6とを備えて構成されている。
【0011】11は上記底部2の外面2aに着脱可能に
設けられた複数のスパイクピン(実施例では4本)であ
る。このスパイクピン11は、図4に示すように、上記
底部2から突出する先端が尖った突出部12及び底部2
に挿入される挿入部13を有し、挿入部13に係止突起
14を設けて構成されている。一方、底部2には、スパ
イクピン11の挿入部13が挿入される挿入孔15が設
けられ、この挿入孔15内に、スパイクピン11の軸線
を中心とする所定の回転位置で上記係止突起14を係合
させて抜け止めする係合凹部16が設けられている。
【0012】従って、この実施例に係る雪上歩行具1を
装着するときは、図5に示すように、靴10の先端部を
輪部4に挿入し、押え部5を靴10の後端部に装着す
る。これにより、押え部5はスプリング6で輪部4がわ
に付勢されるので、靴10が輪部4に押しつけられ、し
っかりと装着される。また、スパイクピン11は挿入孔
15に予め挿入し係合凹部16に係止突起14を係合さ
せておく。
【0013】そして、雪上歩行具1を履いて、例えば圧
雪された氷状の路面を歩行すると、底部2の外面2aに
はスパイクピン11の突出部12が突出しているので、
圧雪された氷状の路面にスパイクピン11の突出部12
が食い込み、そのため、氷状の路面で滑ってしまうこと
が抑制され、安全性が確保される。また、雪の路面を歩
行するときは、底部2には側部3が立設されているの
で、多少底部2が沈んでも内部に雪が入り込む事態が防
止され、雪上歩行具1が雪に沈みにくくなるので、雪中
歩行も容易に行なわれる。
【0014】また、スパイクピン11を底部2から取り
外せば、底部2外面2aは雪上を滑走可能になっている
ので、路面ではスキーのように滑ることができる。この
場合、底部2には側部3が立設されているので、内部に
雪が入り込みにくく、それだけ、滑走に支障を与える事
態が防止される。
【0015】靴10を雪上歩行具1から取り外すとき
は、押え部5を靴10から外して輪部4から靴10を抜
き取るだけで良いので、容易に取り外しが行なえる。ま
た、スパイクピン11を着脱可能としたことにより常に
鋭いスパイクピン11に交換できるため、優れた滑り止
めの雪上歩行具1を提供できる。
【0016】尚、スパイクピン11は上記実施例に限定
されるものでなく、図6に示すように、ネジ込みタイプ
のスパイクピン18でも良いことは勿論である。この場
合には挿入孔19をネジ穴にする。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように本考案の雪上歩行具
によれば、滑り易い雪面や氷面を歩行すると、路面にス
パイクピンを食い込ませることができるので、路面で滑
ってしまう事態を防止でき、安全性を確保することがで
きる。また、スパイクピンは着脱可能になっており、底
部外面は雪上を滑走可能になっているので、スパイクピ
ンを取り外せば、路面をスキーのように滑ることができ
る。そのため、路面の状況等に対応して、使い分けがで
き、極めて便利になる。
【0018】また、底部には側部が立設されているの
で、内部に雪が入り込みにくく、それだけ、歩行や滑走
に支障を与える事態を防止することができる。
【0019】更に、靴を輪部に挿入して押え部で押える
ようにした場合には、靴の挿着を極めて簡単にでき、家
の周囲等どこでも手軽に使用できるという効果がある。
また、靴のかかと部分の上下の動作の自由度もスプリン
グにより確保することができ、歩行に支障を与える事態
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る雪上歩行具を示す斜視図
である。
【図2】本考案の実施例に係る雪上歩行具を示す側面図
である。
【図3】本考案の実施例に係る雪上歩行具を示す平面図
である。
【図4】本考案の実施例に係る雪上歩行具の要部を示す
図であって、(a)はスパイクピンの挿入状態を示す断
面図、(b)は(a)のA視図、(c)はスパイクピン
の斜視図である。
【図5】本考案の実施例に係る雪上歩行具を靴に装着し
た図である。
【図6】本考案の実施例に係る雪上歩行具の他のスパイ
クピンをその挿入状態とともに示す断面図である。
【図7】従来の雪上歩行具の一例を示した図である。
【符号の説明】
1 雪上歩行具 2 底部 3 側部 4 輪部 5 押え部 6 スプリング 7 保持部 10 靴 11 スパイクピン 12 突出部 13 挿入部 14 係止突起 15 挿入孔 16 係合凹部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雪上を滑走可能な外面を有するとともに
    靴が載置可能な内面を有した底部と、該底部の周縁から
    立ち上がる側部と、上記底部の内面に設けられ載置され
    た靴を該底部内面に着脱可能に保持する保持部と、上記
    底部の外面に着脱可能に設けられた複数のスパイクピン
    とを備え、該スパイクピンを取り外したとき、上記底部
    の外面を雪面や氷面に滑らせて使用可能にしたことを特
    徴とする雪上歩行具。
  2. 【請求項2】 上記保持部は、靴の先端部を包持する輪
    部と、靴の後端部を輪部に対して押える押え部と、押え
    部を輪部がわに付勢するスプリングとを備えて構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の雪上歩行具。
  3. 【請求項3】 上記スパイクピンは、上記底部から突出
    する突出部及び底部に挿入される挿入部を有し、該挿入
    部に係止突起を設ける一方、上記底部に、上記スパイク
    ピンの挿入部が挿入される挿入孔を設け、該挿入孔内
    に、スパイクピンの軸線を中心とする所定の回転位置で
    上記係止突起を係合させて抜け止めする係合凹部を設け
    たことを特徴とする請求項1または2記載の雪上歩行
    具。
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JP4716349B2 (ja) * 2003-07-10 2011-07-06 菅野 善一郎 雪面歩行補助具

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JPH0712172U (ja) 1995-02-28

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