JP2587060B2 - Wiper pivot - Google Patents
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Description
（産業上の利用分野） この考案は、例えば、自動車のワイパ装置において、
ワイパモータに連結したリンクの往復運動をワイパブレ
ードの揺動運動に変換するのに利用されるワイパピボッ
トに関する。 （従来の技術） 従来、上記のようなワイパピボットとしては、第５図
ないし第７図に示すものがあった。 すなわち、第７図に示すワイパ装置100において、ワ
イパモータ101に備えたモータアーム101aの回転は、リ
ンク102を介して、ワイパピボット120に設けたピボット
アーム121に伝達され、且つこのピボットアーム121から
リンク103を介して、ワイパピボット110に設けたピボッ
トアーム111に伝達されて、ピボットアーム121およびピ
ボットアーム111の揺動運動に変換される。そして、ピ
ボットアーム111に連結したピボットシャフト112および
ピボットアーム121に連結したピボットシャフト122が回
動し、これらのピボットシャフト112,122に取付けた図
示しないワイパアームを揺動させてワイパブレードによ
り払拭面を払拭するようになっている。 そして、第５図および第６図に示すワイパピボット11
0において、符号113はピボットシャフト112を回転可能
に支持するピボットホルダ、符号114はピボットアーム1
11の端部に取付けたボールピンである。 ここで、このワイパピボット110においては、ボール
ピン114を１個備えていて、第７図に示すワイパ装置100
においては、この一方のワイパピボット110に加え、リ
ンク102を連結する図示しないボールピンとリンク103を
連結する図示しないボールピンとを備えたワイパピボッ
ト120を設けている。 ピボットアーム111は、平板を打ち抜き加工したもの
であって、第５図中右側の端部にはセレーション受け部
111aを設けているとともに、第５図中左側の端部にはボ
ールピン114を取付ける円孔111bを設けている。 ピボットシャフト112は、棒材を切削加工したもので
あって、第５図中の上側端部寄りには、溝部112aとセレ
ーション部112bと雄ねじ部112cとを設けているともに、
第５図中の下側端部には、ピボットアーム111のセレー
ション受け部111aに嵌合するセレーション部112dを設け
ている。そして、このピボットシャフト112のほぼ中央
部分には、ピボットシャフト112のシャフト部分の外径
よりも小さい外径を有するグリース溜り溝112eを設けて
いる。 ピボットホルダ113には、前記ピボットシャフト112を
回転可能に支持する軸受孔113aを設けているとともに、
車体取付け側にスタッドボルト113bを取付けている。 ボールピン114には、ヘッダ加工した球形部114aを設
けていて、前記ピボットアーム111の円孔111bに圧入す
ることにより取付けている。 すなわち、このような構造のワイパピボット110にお
いては、ピボットアーム111の円孔111bにボールピン114
を取付けるとともに、ピボットアーム111のセレーショ
ン受け部111aに、ピボットシャフト112のセレーション
部112dをセレーション圧入する。そして、ピボットシャ
フト112にウエーブワッシャ115を装着し、このピボット
シャフト112をピボットホルダ113の軸受孔113aに挿通し
たところで、ピボットシャフト112に平ワッシャ116を装
着し、ストップリング117を溝部112aに嵌入することに
より、ピボットシャフト112の抜け止めとし、平ワッシ
ャ116およびストップリング117にシーリングラバー118
を被せている。 （発明が解決しようとする問題点） しかしながら、上記したようなワイパピボット110に
おいて、ピボットシャフト112の軸方向におけるスラス
トがたに対しては、ウエーブワッシャ115あるいはウエ
ーブワッシャ115および平ワッシャで調整しており、ま
た、ピボットシャフト112の溝部112aにストップリング1
17を嵌合した構造であるため、組付けが煩雑になってい
るという問題点があった。 （発明の目的） そこで、この発明は、従来のワイパピボットのもつ問
題点を解決するために考えられたもので、ピボットシャ
フトの軸方向におけるスラストがたの調整を不用にして
組付けが簡略化されるワイパピボットを提供することを
目的としている。 （課題を解決するための手段） この発明に係わるワイパピボットでは、ピボットアー
ムと、円柱状に形成された軸部よりなり、この軸部の一
端部にピボットアームが固着され、他端部にはワイパア
ームが固着されるピボットシャフトと、ピボットシャフ
トを回動自在に支持するピボットホルダを備えたワイパ
ピボットにおいて、ピボットシャフトの軸部のピボット
アームとの固着部の近傍には、球面部が形成され、ピボ
ットホルダには、ピボットシャフトの球面部に球面対偶
を介して回動自在に嵌合される球面状嵌合部が形成さ
れ、かつ、ピボットアーム側の端部に、弾性変形が可能
でピボットシャフトの球面部の抜け防止となる抜止部が
形成されているとともに、ピボットシャフトの軸部より
も大きな寸法に形成され、軸部を回動自在に支持する軸
部軸受面が形成されている構成としたことを特徴として
いる。 （発明の作用） この発明に係わるワイパピボットにおいて、ピボット
シャフトは、軸部がピボットホルダの軸部軸受面に挿入
され、球面部がピボットホルダの球面状嵌合部に嵌入さ
れるだけでピボットホルダに対して組付けられる。そし
て、ピボットシャフトは、軸部がピボットホルダの軸部
軸受面によって回動自在に支持されるとともに、球面部
がピボットホルダの球面状嵌合部によって球面対偶を介
して回動自在に支持され、さらに、ピボットホルダの抜
止部によって球面部がピボットホルダから抜け防止され
る。それ故、ピボットシャフトの軸方向のスラストがた
をワッシャ等の別部品で調整する必要がなくなるととも
に、ピボットシャフトの球面部がピボットホルダの球面
状嵌合部により球面対偶を介して回動自在に支持される
一方、ピボットシャフトに軸部がピボットホルダの軸部
軸受面により回動自在に支持されることによって、ピボ
ットシャフトがピボットホルダに対して傾くことがな
い。 （実施例） 以下この発明の一実施例によるワイパピボットを第１
図ないし第４図に基づいて説明する。 すなわち、図に示すワイパピボット１において、符号
２はピボットシャフト、符号３はピボットシャフト２に
連結したピボットアーム、符号４はピボットシャフト２
を回動可能な状態で支持するピボットホルダ、符号５は
ボールピンである。 ここで、ピボットシャフト２には、概略円柱形状であ
る軸部2aの第１図中止側端部寄りに、図示しないワイパ
アームを連結するセレーション部2bと雄ねじ部2cとを設
けているとともに、軸部2aの第１図中下側端部に、ピボ
ットアーム３を連結する取付け部2dを設けている。そし
て、軸部2aの一部には、この軸部2aの軸芯と一致する中
心を有し且つ軸部2aの外径よりも大きな外径を有する球
面部2eを設けている。 一方、ピボットアーム３には、第１図中右側端部寄り
に、前記ピボットシャフト２の取付け部2dを加締め固定
する円孔3aを設けているとともに、第１図中左側端部寄
りに、ボールピン５を取付ける円孔3bを設けている。そ
して、この円孔3bに図示しないリンクと連結する球形部
5aを備えたボールピン５を圧入するようになっている。 他方、ピボットホルダ４は、ピボットシャフト２を回
動可能な状態で支持する軸受部4aを設けた若干の弾性を
有する合成樹脂製のものであって、この軸受部4aの外周
側で車体との取付け側にスタッドボルト4bを取付けてい
る。 ここで、軸受部4aには、第２図および第３図に示すよ
うに、第２図中上側部分に、ピボットシャフト２の軸部
2aを回動可能な状態で支持する内径を有する軸部軸受面
4cを設けているとともに、この軸部軸受面4cの第２図中
下側に、ピボットシャフト２の球面部2eと球面対偶を介
して嵌合するようにした球面状嵌合部4dを設けている。
そして、この球面状嵌合部4dの第２図中下側にはピボッ
トシャフト２の軸部2aを回動可能な状態で保持する内径
を有する抜止部4eを設けているとともに、前記軸受部4a
の軸部軸受面4cの第２図中ほぼ中央部からピボットホル
ダ４の下端部側にわたって、第２図中においては下方に
いくにしたがって横方向に拡がっているグリース溜り溝
4fをこの実施例においては放射状に６個設けている。 すなわち、このような構造のワイパピボット１におい
ては、第４図に示すように、ボールピン５を端部に取付
けたピボットアーム３を連結したピボットシャフト２
を、ピボットホルダ４の軸受部4aに設けた抜止部4e側か
ら挿入し、ピボットシャフト２の球面部2eを軸受部4aに
設けた球面状嵌合部4dに前記抜止部4eの弾性を利用した
状態で嵌合する。 上述したように、ピボットシャフト２の軸部2aは、ピ
ボットホルダ４の軸部軸受面4cによって回動可能な状態
で支持され、且つ、ピボットシャフト２の球面部2eは、
ピボットホルダ４の球面状嵌合部4dによって回動可能な
状態で嵌合され、さらに、ピボットシャフト２は、ピボ
ットホルダ４の抜止部4eによって保持されている。よっ
て、ピボットシャフト２は、軸方向におけるスラストが
たの量が許容範囲内に保持された状態で円滑な回動が図
れる。(Industrial application field) This invention is applied to, for example, an automobile wiper device.
The present invention relates to a wiper pivot used to convert a reciprocating motion of a link connected to a wiper motor into a swing motion of a wiper blade. (Prior Art) Conventionally, as the wiper pivot as described above, there has been one shown in FIG. 5 to FIG. That is, in the wiper device 100 shown in FIG. 7, the rotation of the motor arm 101a provided on the wiper motor 101 is transmitted via the link 102 to the pivot arm 121 provided on the wiper pivot 120, and from the pivot arm 121 The rotation is transmitted to the pivot arm 111 provided on the wiper pivot 110 via 103, and is converted into a swinging motion of the pivot arm 121 and the pivot arm 111. Then, the pivot shaft 112 connected to the pivot arm 111 and the pivot shaft 122 connected to the pivot arm 121 rotate, and the wiper arm (not shown) attached to these pivot shafts 112, 122 is swung to wipe the wiping surface with the wiper blade. It has become. Then, the wiper pivot 11 shown in FIG. 5 and FIG.
0, reference numeral 113 denotes a pivot holder for rotatably supporting the pivot shaft 112, and reference numeral 114 denotes the pivot arm 1.
It is a ball pin attached to the end of 11. Here, the wiper pivot 110 includes one ball pin 114, and the wiper device 100 shown in FIG.
, A wiper pivot 120 having a ball pin (not shown) connecting the link 102 and a ball pin (not shown) connecting the link 103 is provided in addition to the wiper pivot 110. The pivot arm 111 is formed by stamping a flat plate, and has a serration receiving portion at the right end in FIG.
In addition to the hole 111a, a circular hole 111b for mounting the ball pin 114 is provided at the left end in FIG. The pivot shaft 112 is obtained by cutting a bar material, and is provided with a groove 112a, a serration 112b, and a male screw 112c near the upper end in FIG.
At the lower end in FIG. 5, a serration portion 112d that fits into the serration receiving portion 111a of the pivot arm 111 is provided. At a substantially central portion of the pivot shaft 112, a grease reservoir groove 112e having an outer diameter smaller than the outer diameter of the shaft portion of the pivot shaft 112 is provided. The pivot holder 113 is provided with a bearing hole 113a that rotatably supports the pivot shaft 112,
A stud bolt 113b is mounted on the vehicle mounting side. The ball pin 114 is provided with a spherical portion 114a that has been subjected to header processing, and is mounted by press-fitting into the circular hole 111b of the pivot arm 111. That is, in the wiper pivot 110 having such a structure, the ball pin 114 is inserted into the circular hole 111b of the pivot arm 111.
At the same time, the serration portion 112d of the pivot shaft 112 is press-fitted into the serration receiving portion 111a of the pivot arm 111. Then, a wave washer 115 is attached to the pivot shaft 112, and when the pivot shaft 112 is inserted into the bearing hole 113a of the pivot holder 113, a flat washer 116 is attached to the pivot shaft 112, and the stop ring 117 is fitted into the groove 112a. As a result, the pivot shaft 112 is prevented from coming off, and the flat rubber washer 116 and the stop ring 117 are attached to the sealing rubber 118.
Is covered. (Problems to be Solved by the Invention) However, in the wiper pivot 110 as described above, the thrust in the axial direction of the pivot shaft 112 is adjusted by the wave washer 115 or the wave washer 115 and the flat washer. And a stop ring 1 in the groove 112a of the pivot shaft 112.
There is a problem that the assembly is complicated because of the structure in which 17 is fitted. (Object of the Invention) Therefore, the present invention has been conceived to solve the problems of the conventional wiper pivot, and the adjustment of the thrust play in the axial direction of the pivot shaft is unnecessary, thereby simplifying the assembly. The purpose is to provide a wiper pivot. (Means for Solving the Problems) In the wiper pivot according to the present invention, the wiper pivot includes a pivot arm and a shaft formed in a cylindrical shape. The pivot arm is fixed to one end of the shaft, and the other end is fixed to the other end. In a pivot shaft to which a wiper arm is fixed, and a wiper pivot including a pivot holder that rotatably supports the pivot shaft, a spherical portion is formed in the vicinity of a fixing portion of the shaft portion of the pivot shaft with the pivot arm, The pivot holder has a spherical fitting portion rotatably fitted to the spherical portion of the pivot shaft via a spherical pair, and has an elastically deformable pivot shaft at an end on the pivot arm side. A stopper is formed to prevent the spherical portion from slipping out, and is formed to have a size larger than the pivot portion of the pivot shaft, and the pivot portion is rotatably supported. It is characterized in that the shaft bearing surface to be held is formed. (Effect of the Invention) In the wiper pivot according to the present invention, the pivot shaft is such that the shaft part is inserted into the shaft bearing surface of the pivot holder and the spherical part is fitted into the spherical fitting part of the pivot holder. Assembled for The pivot shaft has a shaft portion rotatably supported by the shaft bearing surface of the pivot holder, and a spherical portion rotatably supported by the spherical fitting portion of the pivot holder via a spherical pair. Furthermore, the spherical portion is prevented from coming off from the pivot holder by the retaining portion of the pivot holder. Therefore, it is not necessary to adjust the axial thrust of the pivot shaft with a separate component such as a washer, and the spherical portion of the pivot shaft is rotatable via the spherical pair by the spherical fitting portion of the pivot holder. While being supported, the pivot portion is rotatably supported by the pivot bearing surface of the pivot holder on the pivot shaft, so that the pivot shaft does not tilt with respect to the pivot holder. (Embodiment) Hereinafter, a wiper pivot according to an embodiment of the present invention is described as a first embodiment.
A description will be given with reference to FIGS. That is, in the wiper pivot 1 shown in the figure, reference numeral 2 denotes a pivot shaft, reference numeral 3 denotes a pivot arm connected to the pivot shaft 2, and reference numeral 4 denotes a pivot shaft 2.
A reference numeral 5 denotes a ball pin. Here, the pivot shaft 2 is provided with a serration portion 2b and a male screw portion 2c for connecting a wiper arm (not shown) near an end portion on the stop side in FIG. A mounting portion 2d for connecting the pivot arm 3 is provided at the lower end of FIG. A part of the shaft portion 2a is provided with a spherical portion 2e having a center coinciding with the axis of the shaft portion 2a and having an outer diameter larger than the outer diameter of the shaft portion 2a. On the other hand, the pivot arm 3 is provided with a circular hole 3a for caulking and fixing the mounting portion 2d of the pivot shaft 2 near the right end in FIG. 1, and near the left end in FIG. A circular hole 3b for mounting the ball pin 5 is provided. A spherical portion connected to a link (not shown) is inserted into the circular hole 3b.
The ball pin 5 provided with 5a is press-fitted. On the other hand, the pivot holder 4 is made of a synthetic resin having a slight elasticity and provided with a bearing portion 4a for supporting the pivot shaft 2 in a rotatable state. Stud bolt 4b is mounted on the mounting side. Here, as shown in FIGS. 2 and 3, the bearing portion 4a has a shaft portion of the pivot shaft 2 at an upper portion in FIG.
Shaft bearing surface with inner diameter to support 2a in a rotatable state
4c, and a spherical fitting portion 4d which fits with the spherical portion 2e of the pivot shaft 2 via a spherical pair on the lower side in FIG. 2 of the shaft bearing surface 4c. I have.
The lower surface of the spherical fitting portion 4d in FIG. 2 is provided with a retaining portion 4e having an inner diameter for holding the shaft portion 2a of the pivot shaft 2 in a rotatable state, and the bearing portion 4a.
The grease reservoir groove extending from the substantially central portion in FIG. 2 of the shaft bearing surface 4c to the lower end portion of the pivot holder 4 in FIG.
In this embodiment, six 4f are provided radially. That is, in the wiper pivot 1 having such a structure, as shown in FIG.
Is inserted from the retaining portion 4e side provided on the bearing portion 4a of the pivot holder 4, and the elasticity of the retaining portion 4e is used in the spherical fitting portion 4d provided on the spherical portion 2e of the pivot shaft 2 on the bearing portion 4a. Fit in state. As described above, the shaft portion 2a of the pivot shaft 2 is rotatably supported by the shaft bearing surface 4c of the pivot holder 4, and the spherical portion 2e of the pivot shaft 2
The pivot holder 4 is rotatably fitted by the spherical fitting portion 4 d of the pivot holder 4, and the pivot shaft 2 is held by the retaining portion 4 e of the pivot holder 4. Therefore, the pivot shaft 2 can smoothly rotate while the amount of thrust play in the axial direction is kept within the allowable range.
以上説明してきたように、この発明に係わるワイパピ
ボットによれば、ピボットシャフトは、軸部がピボット
ホルダの軸部軸受面に挿入され、球面部がピボットホル
ダの球面状嵌合部に嵌入されるだけでピボットホルダに
対して組付けられる。そして、ピボットシャフトは、軸
部がピボットホルダの軸部軸受面によって回動自在に支
持されるとともに、球面部がピボットホルダの球面状嵌
合部によって球面対偶を介して回動自在に支持され、さ
らに、ピボットホルダの抜止部によって球面部がピボッ
トホルダから抜け防止される。それ故、ピボットシャフ
トの軸方向のスラストがたをワッシャ等の別部品で調整
する必要がなくなるとともに、ピボットシャフトの球面
部がピボットホルダの球面状嵌合部により球面対偶を介
して回動自在に支持される一方、ピボットシャフトの軸
部がピボットホルダの軸部軸受面により回動自在に支持
されることによって、ピボットシャフトがピボットホル
ダに対して傾くことがない。よって、ピボットシャフト
の軸方向におけるスラストがたの調整が不用になって組
付けが簡略化されるという優れた効果を奏する。As described above, according to the wiper pivot according to the present invention, the pivot shaft has the shaft portion inserted into the shaft bearing surface of the pivot holder, and the spherical portion fitted into the spherical fitting portion of the pivot holder. Just assembled to the pivot holder. The pivot shaft has a shaft portion rotatably supported by the shaft bearing surface of the pivot holder, and a spherical portion rotatably supported by the spherical fitting portion of the pivot holder via a spherical pair. Furthermore, the spherical portion is prevented from coming off from the pivot holder by the retaining portion of the pivot holder. Therefore, it is not necessary to adjust the axial thrust of the pivot shaft with a separate component such as a washer, and the spherical portion of the pivot shaft is rotatable via the spherical pair by the spherical fitting portion of the pivot holder. While supported, the pivot portion of the pivot shaft is rotatably supported by the pivot bearing surface of the pivot holder, so that the pivot shaft does not tilt with respect to the pivot holder. Therefore, there is an excellent effect that the adjustment of the thrust play in the axial direction of the pivot shaft becomes unnecessary and the assembly is simplified.
第１図はこの発明の一実施例によるワイパピボットの部
分破断側面図、第２図は第１図に示したワイパピボット
におけるピボットホルダの縦断面図、第３図は第２図に
示したピボットホルダの下面図、第４図は第１図に示し
たワイパピボットの組み付け関係を説明する各部品の外
観斜視図、第５図は従来のワイパピボットの部分破断側
面図、第６図は従来のワイパピボットの組み付け関係を
説明する各部品の外観斜視図、第７図は従来のワイパピ
ボットを説明するワイパ装置の概略図である。 １……ワイパピボット ２……ピボットシャフト 2a……軸部 2e……球面部 ３……ピボットアーム ４……ピボットホルダ 4c……軸部軸受面 4d……球面状嵌合部 4e……抜止部。FIG. 1 is a partially broken side view of a wiper pivot according to an embodiment of the present invention, FIG. 2 is a longitudinal sectional view of a pivot holder in the wiper pivot shown in FIG. 1, and FIG. 3 is a pivot shown in FIG. FIG. 4 is a bottom view of the holder, FIG. 4 is an external perspective view of each part for explaining the assembling relationship of the wiper pivot shown in FIG. 1, FIG. 5 is a partially broken side view of the conventional wiper pivot, and FIG. FIG. 7 is an external perspective view of each component for explaining an assembling relationship of the wiper pivot, and FIG. 7 is a schematic view of a wiper device for explaining a conventional wiper pivot. DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Wiper pivot 2 ... Pivot shaft 2a ... Shaft part 2e ... Spherical part 3 ... Pivot arm 4 ... Pivot holder 4c ... Shaft part bearing surface 4d ... Spherical fitting part 4e ... Detent .
Claims (1)
前記ピボットアームが固着され、他端部にワイパアーム
が固着されるピボットシャフトと、 前記ピボットシャフトを回動自在に支持するピボットホ
ルダとを備えたワイパピボットにおいて、 前記ピボットシャフトの軸部の前記ピボットアームとの
固着部の近傍には、球面部が形成され、 前記ピボットホルダには、前記ピボットシャフトの球面
部に球面対偶を介して回動自在に嵌合される球面状嵌合
部が形成され、かつ、ピボットアーム側の端部に、弾性
変形が可能で前記ピボットシャフトの球面部の抜け防止
となる抜止部が形成されているとともに、前記ピボット
シャフトの軸部よりも大きな寸法に形成され、軸部を回
動自在に支持する軸部軸受面が形成されていることを特
徴とするワイパピボット。1. A pivot shaft comprising a pivot arm and a shaft formed in a column shape, wherein the pivot arm is fixed to one end of the shaft, and a wiper arm is fixed to the other end, and the pivot shaft. A swivel pivot having a pivot holder for rotatably supporting the pivot arm, wherein a spherical portion is formed in the vicinity of a fixing portion of the shaft portion of the pivot shaft with the pivot arm, and the pivot holder includes the pivot A spherical fitting portion rotatably fitted to the spherical portion of the shaft via a spherical pair is formed, and the pivot arm side end portion is elastically deformable so that the spherical portion of the pivot shaft comes off. A stopper portion for preventing the shaft portion is formed, and is formed to have a size larger than the shaft portion of the pivot shaft, and a shaft bearing surface for rotatably supporting the shaft portion is provided. A wiper pivot characterized by being formed.
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH058338Y2 (en) * | 1986-12-15 | 1993-03-02 |
-
1987
- 1987-07-14 JP JP62173853A patent/JP2587060B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6418750A (en) | 1989-01-23 |
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