JP2585379B2 - Method for producing thiazole carboxylic acid chlorides - Google Patents
Method for producing thiazole carboxylic acid chloridesInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医薬・農薬等の原料として有用なチアゾー
ルカルボン酸クロライド類の製造方法に関するものであ
る。Description: TECHNICAL FIELD The present invention relates to a method for producing thiazole carboxylic acid chlorides useful as raw materials for medicines, agricultural chemicals and the like.
〔従来の技術〕 従来のチアゾールカルボン酸クロライド類の製造方法
としては、チオニルクロライドを用いる方法(ジャーナ
ル・オブ・ケミカル・ソサイエティー(J.C.S),1945,6
01)、(ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミ
ストリー(J.Heterocyclic chem.),22.1621(198
5))やオギザリルクロライドを用いる方法(ジャーナ
ル・オブ・ケミカル・ソサイエティー(J.C.S),パー
キン(Perkin)I,159,(1982))が知られている。[Prior Art] As a conventional method for producing thiazole carboxylic acid chlorides, a method using thionyl chloride (Journal of Chemical Society (JCS), 1945, 6
01), (Journal of Heterocyclic Chemistry (J.Heterocyclic chem.), 22 .1621 (198
5)) and a method using oxalyl chloride (Journal of Chemical Society (JCS), Perkin I, 159, (1982)).
上記のチオニルクロライドを用いる方法では、2−ア
ルキルチアゾールカルボン酸類の場合、副反応が起こる
ため、反応温度を極めて低温に保つ必要があり、溶媒も
制限される。また、そのような反応条件下においてさえ
も収率が極めて低い。In the above method using thionyl chloride, in the case of 2-alkylthiazolecarboxylic acids, a side reaction occurs, so that the reaction temperature must be kept extremely low, and the solvent is also limited. Also, the yield is very low even under such reaction conditions.
一方、2−アルキルチアゾールカルボン酸類以外の原
料を用いる場合、チオニルクロライドが原料チアゾール
カルボン酸類と極めて厳しい反応を起こすため、反応を
制御するのが困難である。また、その際に急激な発熱を
伴い、腐食性の亜硫酸ガスを大量に発生する。そのため
に副生した大量の亜硫酸ガスを処理する装置と煩雑な手
間がかかる等の工業的な製法上の課題がある。また、オ
ギサリルクロライドは高価であるため、工業的に用いる
ことは不経済である。また、触媒を用いない場合には反
応時間が長くなる。On the other hand, when a raw material other than 2-alkylthiazolecarboxylic acids is used, it is difficult to control the reaction because thionyl chloride causes an extremely severe reaction with the raw material thiazolecarboxylic acids. Further, at that time, a sudden heat is generated, and a large amount of corrosive sulfur dioxide gas is generated. For this reason, there is a problem in an industrial manufacturing method such as an apparatus for treating a large amount of by-produced sulfurous acid gas and a complicated process. Ogisalyl chloride is expensive, so that it is uneconomical to use it industrially. When no catalyst is used, the reaction time becomes longer.
本発明は、触媒を用いることにより反応時間を短縮
し、副生物の処理もなく、チオゾールカルボン酸クロラ
イド類を高純度、高収率で得ることを目的としている。An object of the present invention is to shorten the reaction time by using a catalyst and to obtain thiozolecarboxylic acid chlorides with high purity and high yield without treating by-products.
上記目的を達成するために、本発明者らは、上記課題
について鋭意検討の結果、チアゾールカルボン酸類を触
媒の存在下、ホスゲン又はトリクロロメチルクロロホー
メートと反応させる製造方法を見出し本発明を完成させ
るに至った。In order to achieve the above object, the present inventors have conducted intensive studies on the above problems, and as a result, found a production method of reacting thiazole carboxylic acids with phosgene or trichloromethylchloroformate in the presence of a catalyst, and completed the present invention. Reached.
すなわち、一般式(I) (式中、R1は水素、ハロゲン原子、低級アルキル基、低
級アルコキシ基又はハロゲン原子若しくは低級アルコキ
シ基で置換された低級アルキル基、R2は水素、低級アル
キル基又はハロゲン原子若しくは低級アルコキシ基で置
換された低級アルキル基を示す。)で表されるチアゾー
ルカルボン酸類(以下、チアゾールカルボン酸類とす
る。)を触媒の存在下、ホスゲン又はトリクロロメチル
クロホーメートと反応させることを特徴とする、一般式
(II) (式中、R1、R2は一般式(I)と同じ。)で表されるチ
アゾールカルボン酸クロライド類(以下、チアゾールカ
ルボン酸クロライド類とする。)の製造方法である。That is, the general formula (I) (Wherein, R 1 is hydrogen, a halogen atom, a lower alkyl group, a lower alkoxy group or a lower alkyl group substituted with a halogen atom or a lower alkoxy group, and R 2 is a hydrogen, a lower alkyl group, or a halogen atom or a lower alkoxy group. A thiazole carboxylic acid (hereinafter referred to as a thiazole carboxylic acid) represented by a substituted lower alkyl group) with phosgene or trichloromethyl chloroformate in the presence of a catalyst. Formula (II) (In the formula, R 1 and R 2 are the same as those in the general formula (I).) This is a method for producing thiazole carboxylic acid chlorides (hereinafter referred to as thiazole carboxylic acid chlorides).
該触媒が、N置換アミド類、N置換ホルムアミド類、
有機塩基又はホスホルアミド類の中から選ばれたもので
あるチアゾールカルボン酸クロライド類の製造方法であ
る。The catalyst comprises N-substituted amides, N-substituted formamides,
This is a method for producing thiazole carboxylic acid chlorides selected from organic bases and phosphoramides.
次に、本発明を詳細に説明する。 Next, the present invention will be described in detail.
チアゾールカルボン酸類としては、例えば、チアゾー
ル−5−カルボン酸、2−メチルチアゾール−5−カル
ボン酸、2−エチルチアゾール−5−カルボン酸、2−
iso−プロピルチアゾール−5−カルボン酸、2−n−
プロピルチアゾール−5−カルボン酸、2−n−ブチル
チアゾール−5−カルボン酸、2−iso−ブチルチアゾ
ール−5−カルボン酸、2−sec−ブチルチアゾール−
5−カルボン酸、2−tert−ブチルチアゾール−5−カ
ルボン酸、2−n−ペンチルチアゾール−5−カルボン
酸、2−n−ヘキシルチアゾール−5−カルボン酸、2
−フルオロチアゾール−5−カルボン酸、2−クロロチ
アゾール−5−カルボン酸、2−ブロモチアゾール−5
−カルボン酸、2−ヨードチアゾール−5−カルボン
酸、2−メトキシチアゾール−5−カルボン酸、2−エ
トキシチアゾール−5−カルボン酸、2−(n−プロポ
キシ)チアゾール−5−カルボン酸、2−(iso−プロ
ポキシ)チアゾール−5−カルボン酸、2−クロロメチ
ルチアゾール−5−カルボン酸、2−トリクロロメチル
チアゾール−5−カルボン酸、2−フルオロメチルチア
ゾール−5−カルボン酸、2−トリフルオロメチルチア
ゾール−5−カルボン酸、2−ブロモメチルチアゾール
−5−カルボン酸、2−ヨードメチルチアゾール−5−
カルボン酸、2−(β,β,β−トリフルオロエチル)
チアゾール−5−カルボン酸、2−メトキシメチルチア
ゾール−5−カルボン酸、2−エトキシメチルチアゾー
ル−5−カルボン酸、4−メチルチアゾール−5−カル
ボン酸、4−エチルチアゾール−5−カルボン酸、4−
iso−プロピルチアゾール−5−カルボン酸、4−n−
プロピルチアゾール−5−カルボン酸、4−n−ブチル
チアゾール−5−カルボン酸、4−iso−ブチルチアゾ
ール−5−カルボン酸、4−sec−ブチルチアゾール−
5−カルボン酸、4−tert−ブチルチアゾール−5−カ
ルボン酸、4−n−ペンチルチアゾール−5−カルボン
酸、4−n−ヘキシルチアゾール−5−カルボン酸、4
−クロロメチルチアゾール−5−カルボン酸、4−トリ
クロロメチルチアゾール−5−カルボン酸、4−フルオ
ロメチルチアゾール−5−カルボン酸、4−トリフルオ
ロメチルチアゾール−5−カルボン酸、4−ブロモメチ
ルチアゾール−5−カルボン酸、4−ヨードメチルチア
ゾール−5−カルボン酸、4−(β,β,β−トリフル
オロエチル)チアゾール−5−カルボン酸、4−メトキ
シメチルチアゾール−5−カルボン酸、4−エトキシメ
チルチアゾール−5−カルボン酸、2,4−ジメチルチア
ゾール−5−カルボン酸、2,4−ジエチルチアゾール−
5−カルボン酸、2,4−ジ−(n−プロピル)チアゾー
ル−5−カルボン酸、2,4−ジ−(iso−プロピル)チア
ゾール−5−カルボン酸、2,4−ジ−(n−ブチル)チ
アゾール−5−カルボン酸、2,4−ジ−(iso−ブチル)
チアゾール−5−カルボン酸、2,4−ジ−(sec−ブチ
ル)チアゾール−5−カルボン酸、2,4−ジ−(tert−
ブチル)チアゾール−5−カルボン酸、2,4−ジ−(n
−ペンチル)チアゾール−5−カルボン酸、2,4−ジ−
(n−ヘキシル)チアゾール−5−カルボン酸、2,4−
ジ−(クロロメチル)チアゾール−5−カルボン酸、2,
4−ジ−(フルオロメチル)チアゾール−5−カルボン
酸、2,4−ジ−(トリフルオロメチル)チアゾール−5
−カルボン酸、2,4−ジ−(トリクロロメチル)チアゾ
ール−5−カルボン酸、2,4−ジ−(ブロモメチル)チ
アゾール−5−カルボン酸、2,4−ジ−(ヨードメチ
ル)チアゾール−5−カルボン酸、2,4−ジ−(β,
β,β−トリフルオロエチル)チアゾール−5−カルボ
ン酸、2,4−ジ−(メトキシメチル)チアゾール−5−
カルボン酸、2,4−ジ−(エトキシメチル)チアゾール
−5−カルボン酸、2−メチル−4−テチルチアゾール
−5−カルボン酸、2−メチル−4−iso−プロピルチ
アゾール−5−カルボン酸、2−メチル−4−n−プロ
ピルチアゾール−5−カルボン酸、2−メチル−4−n
−ブチルチアゾール−5−カルボン酸、2−メチル−4
−iso−ブチルチアゾール−5−カルボン酸、2−メチ
ル−4−sec−ブチルチアゾール−5−カルボン酸、2
−メチル−4−tert−ブチルチアゾール−5−カルボン
酸、2−メチル−4−n−ペンチルチアゾール−5−カ
ルボン酸、2−メチル−4−n−ヘキシルチアゾール−
5−カルボン酸、2−メチル−4−クロロメチルチアゾ
ール−5−カルボン酸、2−メチル−4−フルオロメチ
ルチアゾール−5−カルボン酸、2−メチル−4−トリ
フルオロメチルチアゾール−5−カルボン酸、2−メチ
ル−4−トリクロロメチルチアゾール−5−カルボン
酸、2−メチル−4−ブロモメチルチアゾール−5−カ
ルボン酸、2−メチル−4−ヨードメチルチアゾール−
5−カルボン酸、2−メチル−4−(β,β,β−トリ
フルオロエチル)チアゾール−5−カルボン酸、2−メ
チル−4−メトキシメチルチアゾール−5−カルボン
酸、2−メチル−4−エトキシメチルチアゾール−5−
カルボン酸、2−メチル−4−メチルチアゾール−5−
カルボン酸、2−エチル−4−n−プロピルチアゾール
−5−カルボン酸、2−エチル−4−iso−プロピルチ
アゾール−5−カルボン酸、2−エチル−4−n−ブチ
ルチアゾール−5−カルボン酸、2−エチル−4−フル
オロメチルチアゾール−5−カルボン酸、2−エチル−
4−トリフルオロメチルチアゾール−5−カルボン酸、
2−エチル−4−クロロメチルチアゾール−5−カルボ
ン酸、2−エチル−4−メトキシメチルチアゾール−5
−カルボン酸、2−iso−プロピル−4−メチルチアゾ
ール−5−カルボン酸、2−iso−プロピル−4−エチ
ルチアゾール−5−カルボン酸、2−iso−プロピル−
4−n−プロピルチアゾール−5−カルボン酸、2−is
o−プロピル−4−n−ブチルチアゾール−5−カルボ
ン酸、2−iso−プロピル−4−フルオロメチルチアゾ
ール−5−カルボン酸、2−iso−プロピル−4−トリ
フルオロメチルチアゾール−5−カルボン酸、2−iso
−プロピル−4−クロロメチルチアゾール−5−カルボ
ン酸、2−iso−プロピル−4−メトキシメチルチアゾ
ール−5−カルボン酸、2−n−プロピル−4−メチル
チアゾール−5−カルボン酸、2−n−プロピル−4−
エチルチアゾール−5−カルボン酸、2−n−プロピル
−4−iso−プロピルチアゾール−5−カルボン酸、2
−n−プロピル−4−n−ブチルチアゾール−5−カル
ボン酸、2−n−プロピル−4−フルオロメチルチアゾ
ール−5−カルボン酸、2−n−プロピル−4−トリフ
ルオロメチルチアゾール−5−カルボン酸、2−n−プ
ロピル−4−メトキシメチルチアゾール−5−カルボン
酸、2−tert−ブチル−4−メチルチアゾール−5−カ
ルボン酸、2−tert−ブチル−4−エチルチアゾール−
5−カルボン酸、2−tert−ブチル−4−プロピルチア
ゾール−5−カルボン酸、2−tert−ブチル−4−トリ
フルオロメチルチアゾール−5−カルボン酸、2−tert
−ブチル−4−メトキシメチルチアゾール−5−カルボ
ン酸、2−フルオロ−4−メチルチアゾール−5−カル
ボン酸、2−フルオロ−4−エチルチアゾール−5−カ
ルボン酸、2−フルオロ−4−n−プロピルチアゾール
−5−カルボン酸、2−フルオロ−4−iso−プロピル
チアゾール−5−カルボン酸、2−フルオロ−4−n−
ブチルチアゾール−5−カルボン酸、2−フルオロ−4
−tert−ブチルチアゾール−5−カルボン酸、2−フル
オロ−4−トリフルオロメチルチアゾール−5−カルボ
ン酸、2−フルオロ−4−(β,β,β−トリフルオロ
エチル)チアゾール−5−カルボン酸、2−クロロ−4
−メチルチアゾール−5−カルボン酸、2−クロロ−4
−エチルチアゾール−5−カルボン酸、2−クロロ−4
−iso−プロピルチアゾール−5−カルボン酸、2−ク
ロロ−4−n−プロピルチアゾール−5−カルボン酸、
2−クロロ−4−n−ブチルチアゾール−5−カルボン
酸、2−クロロ−4−n−ヘキシルチアゾール−5−カ
ルボン酸、2−クロロ−4−メトキシメチルチアゾール
−5−カルボン酸、2−クロロ−4−クロロメチルチア
ゾール−5−カルボン酸、2−クロロ−4−トリフルオ
ロメチルチアゾール−5−カルボン酸、2−ブロモ−4
−メチルチアゾール−5−カルボン酸、2−ブロモ−4
−n−プロピルチアゾール−5−カルボン酸、2−ブロ
モ−4−n−ペンチルチアゾール−5−カルボン酸、2
−ヨード−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸、2
−ヨード−4−エチルチアゾール−5−カルボン酸、2
−メトキシ−4−メチルチアゾール−5−カルボン酸、
2−メトキシ−4−エチルチアゾール−5−カルボン
酸、2−メトキシ−4−iso−プロピルチアゾール−5
−カルボン酸、2−メトキシ−4−n−プロピルチアゾ
ール−5−カルボン酸、2−メトキシ−4−sec−ブチ
ルチアゾール−5−カルボン酸、2−メトキシ−4−ト
リフルオロメチルチアゾール−5−カルボン酸、2−メ
トキシ−4−メトキシメチルチアゾール−5−カルボン
酸、2−クロロメチル−4−メチルチアゾール−5−カ
ルボン酸、2−クロロメチル−4−エチルチアゾール−
5−カルボン酸、2−クロロメチル−4−エチルチアゾ
ール−5−カルボン酸、2−クロロメチル−4−n−ブ
チルチアゾール−5−カルボン酸、2−クロロメチル−
4−クロロメチルチアゾール−5−カルボン酸、2−ク
ロロメチル−4−トリクロロメチルチアゾール−5−カ
ルボン酸、2−クロロメチル−4−(β,β,β−トリ
フルオロメチル)チアゾール−5−カルボン酸、2−ト
リフルオロメチル−4−メチルチアゾール−5−カルボ
ン酸、2−トリフルオロメチル−4−エチルチアゾール
−5−カルボン酸、2−トリフルオロメチル−4−フル
オロメチルチアゾール−5−カルボン酸、2−トリフル
オロメチル−4−(β,β,β−トリフルオロメチル)
チアゾール−5−カルボン酸、2−トリフルオロメチル
−4−メトキシメチルチアゾール−5−カルボン酸、2
−メトキシメチル−4−メチルチアゾール−5−カルボ
ン酸、2−メトキシメチル−4−エチルチアゾール−5
−カルボン酸、2−メトキシメチル−4−iso−プロピ
ルチアゾール−5−カルボン酸、2−メトキシメチル−
4−tert−ブチルチアゾール−5−カルボン酸、2−メ
トキシメチル−4−トリフルオロメチルチアゾール−5
−カルボン酸、2−メトキシメチル−4−メトキシメチ
ルチアゾール−5−カルボン酸等が挙げられるが、必ず
しも、これらに限定されるわけではない。Examples of the thiazole carboxylic acids include thiazole-5-carboxylic acid, 2-methylthiazole-5-carboxylic acid, 2-ethylthiazole-5-carboxylic acid,
iso-propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-n-
Propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-n-butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-iso-butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-sec-butylthiazole-
5-carboxylic acid, 2-tert-butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-n-pentylthiazole-5-carboxylic acid, 2-n-hexylthiazole-5-carboxylic acid, 2
-Fluorothiazole-5-carboxylic acid, 2-chlorothiazole-5-carboxylic acid, 2-bromothiazole-5
-Carboxylic acid, 2-iodothiazole-5-carboxylic acid, 2-methoxythiazole-5-carboxylic acid, 2-ethoxythiazole-5-carboxylic acid, 2- (n-propoxy) thiazole-5-carboxylic acid, 2- (Iso-propoxy) thiazole-5-carboxylic acid, 2-chloromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-trichloromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-fluoromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-trifluoromethyl Thiazole-5-carboxylic acid, 2-bromomethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-iodomethylthiazole-5
Carboxylic acid, 2- (β, β, β-trifluoroethyl)
Thiazole-5-carboxylic acid, 2-methoxymethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-ethoxymethylthiazole-5-carboxylic acid, 4-methylthiazole-5-carboxylic acid, 4-ethylthiazole-5-carboxylic acid, −
iso-propylthiazole-5-carboxylic acid, 4-n-
Propylthiazole-5-carboxylic acid, 4-n-butylthiazole-5-carboxylic acid, 4-iso-butylthiazole-5-carboxylic acid, 4-sec-butylthiazole-
5-carboxylic acid, 4-tert-butylthiazole-5-carboxylic acid, 4-n-pentylthiazole-5-carboxylic acid, 4-n-hexylthiazole-5-carboxylic acid,
-Chloromethylthiazole-5-carboxylic acid, 4-trichloromethylthiazole-5-carboxylic acid, 4-fluoromethylthiazole-5-carboxylic acid, 4-trifluoromethylthiazole-5-carboxylic acid, 4-bromomethylthiazole- 5-carboxylic acid, 4-iodomethylthiazole-5-carboxylic acid, 4- (β, β, β-trifluoroethyl) thiazole-5-carboxylic acid, 4-methoxymethylthiazole-5-carboxylic acid, 4-ethoxy Methylthiazole-5-carboxylic acid, 2,4-dimethylthiazole-5-carboxylic acid, 2,4-diethylthiazole-
5-carboxylic acid, 2,4-di- (n-propyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2,4-di- (iso-propyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2,4-di- (n- Butyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2,4-di- (iso-butyl)
Thiazole-5-carboxylic acid, 2,4-di- (sec-butyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2,4-di- (tert-
Butyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2,4-di- (n
-Pentyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2,4-di-
(N-hexyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2,4-
Di- (chloromethyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2,
4-di- (fluoromethyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2,4-di- (trifluoromethyl) thiazole-5
-Carboxylic acid, 2,4-di- (trichloromethyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2,4-di- (bromomethyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2,4-di- (iodomethyl) thiazole-5 Carboxylic acid, 2,4-di- (β,
β, β-trifluoroethyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2,4-di- (methoxymethyl) thiazole-5
Carboxylic acid, 2,4-di- (ethoxymethyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4-tetylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4-iso-propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4-n-propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4-n
-Butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4
-Iso-butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4-sec-butylthiazole-5-carboxylic acid, 2
-Methyl-4-tert-butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4-n-pentylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4-n-hexylthiazole-
5-carboxylic acid, 2-methyl-4-chloromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4-fluoromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4-trifluoromethylthiazole-5-carboxylic acid 2-methyl-4-trichloromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4-bromomethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4-iodomethylthiazole-
5-carboxylic acid, 2-methyl-4- (β, β, β-trifluoroethyl) thiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4-methoxymethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methyl-4- Ethoxymethylthiazole-5
Carboxylic acid, 2-methyl-4-methylthiazole-5
Carboxylic acid, 2-ethyl-4-n-propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-ethyl-4-iso-propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-ethyl-4-n-butylthiazole-5-carboxylic acid 2-ethyl-4-fluoromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-ethyl-
4-trifluoromethylthiazole-5-carboxylic acid,
2-ethyl-4-chloromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-ethyl-4-methoxymethylthiazole-5
-Carboxylic acid, 2-iso-propyl-4-methylthiazole-5-carboxylic acid, 2-iso-propyl-4-ethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-iso-propyl-
4-n-propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-is
o-propyl-4-n-butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-iso-propyl-4-fluoromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-iso-propyl-4-trifluoromethylthiazole-5-carboxylic acid , 2-iso
-Propyl-4-chloromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-iso-propyl-4-methoxymethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-n-propyl-4-methylthiazole-5-carboxylic acid, 2-n -Propyl-4-
Ethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-n-propyl-4-iso-propylthiazole-5-carboxylic acid, 2
-N-propyl-4-n-butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-n-propyl-4-fluoromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-n-propyl-4-trifluoromethylthiazole-5-carboxylic acid Acid, 2-n-propyl-4-methoxymethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-tert-butyl-4-methylthiazole-5-carboxylic acid, 2-tert-butyl-4-ethylthiazole-
5-carboxylic acid, 2-tert-butyl-4-propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-tert-butyl-4-trifluoromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-tert
-Butyl-4-methoxymethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-fluoro-4-methylthiazole-5-carboxylic acid, 2-fluoro-4-ethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-fluoro-4-n- Propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-fluoro-4-iso-propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-fluoro-4-n-
Butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-fluoro-4
-Tert-butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-fluoro-4-trifluoromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-fluoro-4- (β, β, β-trifluoroethyl) thiazole-5-carboxylic acid , 2-chloro-4
-Methylthiazole-5-carboxylic acid, 2-chloro-4
-Ethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-chloro-4
-Iso-propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-chloro-4-n-propylthiazole-5-carboxylic acid,
2-chloro-4-n-butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-chloro-4-n-hexylthiazole-5-carboxylic acid, 2-chloro-4-methoxymethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-chloro -4-chloromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-chloro-4-trifluoromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-bromo-4
-Methylthiazole-5-carboxylic acid, 2-bromo-4
-N-propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-bromo-4-n-pentylthiazole-5-carboxylic acid, 2
-Iodo-4-methylthiazole-5-carboxylic acid, 2
-Iodo-4-ethylthiazole-5-carboxylic acid, 2
-Methoxy-4-methylthiazole-5-carboxylic acid,
2-methoxy-4-ethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methoxy-4-iso-propylthiazole-5
-Carboxylic acid, 2-methoxy-4-n-propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methoxy-4-sec-butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methoxy-4-trifluoromethylthiazole-5-carboxylic acid Acid, 2-methoxy-4-methoxymethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-chloromethyl-4-methylthiazole-5-carboxylic acid, 2-chloromethyl-4-ethylthiazole-
5-carboxylic acid, 2-chloromethyl-4-ethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-chloromethyl-4-n-butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-chloromethyl-
4-chloromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-chloromethyl-4-trichloromethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-chloromethyl-4- (β, β, β-trifluoromethyl) thiazole-5-carboxylic acid Acid, 2-trifluoromethyl-4-methylthiazole-5-carboxylic acid, 2-trifluoromethyl-4-ethylthiazole-5-carboxylic acid, 2-trifluoromethyl-4-fluoromethylthiazole-5-carboxylic acid , 2-trifluoromethyl-4- (β, β, β-trifluoromethyl)
Thiazole-5-carboxylic acid, 2-trifluoromethyl-4-methoxymethylthiazole-5-carboxylic acid, 2
-Methoxymethyl-4-methylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methoxymethyl-4-ethylthiazole-5
-Carboxylic acid, 2-methoxymethyl-4-iso-propylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methoxymethyl-
4-tert-butylthiazole-5-carboxylic acid, 2-methoxymethyl-4-trifluoromethylthiazole-5
-Carboxylic acid, 2-methoxymethyl-4-methoxymethylthiazole-5-carboxylic acid, and the like, but are not necessarily limited thereto.
本発明の反応は、溶液又は懸濁状態で行うため、溶媒
中で行うのが好ましい。Since the reaction of the present invention is carried out in a solution or suspension, it is preferably carried out in a solvent.
溶媒としては反応に不活性なものであればよい。例え
ば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチル
エーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジ
オキサン等のエーテル類、酢酸エチル、酢酸ブチル、プ
ロピオン酸エチル等のエステル類、テトラクロロエチレ
ン、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類が挙げら
れるが、これらに限られるわけではない。また、これら
の溶媒を混合して反応溶媒として用いることも可能であ
る。Any solvent may be used as long as it is inert to the reaction. For example, aromatic hydrocarbons such as benzene, toluene and xylene, ethers such as tetrahydrofuran, ethylene glycol dimethyl ether, diethylene glycol dimethyl ether and dioxane, esters such as ethyl acetate, butyl acetate and ethyl propionate, and halogens such as tetrachloroethylene and chlorobenzene Hydrocarbons, but are not limited thereto. Further, these solvents can be mixed and used as a reaction solvent.
本発明に用いられる触媒は、N,N−ジメチルホルムア
ミド、N−メチルホルムアニリド、N−ホルミルピペリ
ジン、N−ホルミルモルホリン、N,N−ジベンジルホル
ムアミド、N−メチル−N−エチルホルムアミド、N−
プロピル−N−n−ブチルホルムアミド、N,N−ジ−o
−トルイルホルムアミド、N,N−ジ−p−トルイルホル
ムアミド、N,N−ジペンチルホルムアミド、N−ホルミ
ルピペラジン、N−ホルミルピロリジン、N−ホルミル
イミダゾリジンなどのホルムアミド類やN,N−ジメチル
アセトアミド、N,N−ジ−n−プロピルアセトアミド、
N,N−ジ−iso−プロピルアセトアミド、N,N−ジエチル
プロピオンアミド、N,N−ジメチルブチルアミド、N−
メチルアセトアニリドなどのアミド類、ピリジン、ピコ
リン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチルアニリ
ン、トリエチレンジアミン、トリエチルアミンなどの有
機塩基、ヘキサメチルホスホルアミドなどのホスホルア
ミド類が挙げられるが、これらに限定されるわけではな
い。The catalyst used in the present invention includes N, N-dimethylformamide, N-methylformanilide, N-formylpiperidine, N-formylmorpholine, N, N-dibenzylformamide, N-methyl-N-ethylformamide, N-methylformamide.
Propyl-N-n-butylformamide, N, N-di-o
-Formamides such as toluylformamide, N, N-di-p-toluylformamide, N, N-dipentylformamide, N-formylpiperazine, N-formylpyrrolidine, N-formylimidazolidine and N, N-dimethylacetamide, N , N-di-n-propylacetamide,
N, N-di-iso-propylacetamide, N, N-diethylpropionamide, N, N-dimethylbutylamide, N-
Examples include amides such as methylacetanilide, pyridine, picoline, N, N-dimethylaniline, N, N-diethylaniline, organic bases such as triethylenediamine, triethylamine, and phosphoramides such as hexamethylphosphoramide. It is not limited.
触媒の使用量は、チアゾールカルボン酸類に対し、0.
05〜10重量%であるが、好ましくは0.1〜1重量%であ
る。触媒量が少ない場合は反応の進行が遅くなり、多い
場合には生成したチアゾールカルボン酸クロライド類の
純度が低下する。The amount of the catalyst used is 0.
It is from 0.05 to 10% by weight, preferably from 0.1 to 1% by weight. When the amount of the catalyst is small, the progress of the reaction is slow, and when the amount is large, the purity of the generated thiazole carboxylic acid chlorides is reduced.
溶媒の添加量は、チアゾールカルボン酸類1モルに対
し、0.5〜10、好ましくは0.8〜4用いるのが効率的
である。It is efficient to use the solvent in an amount of 0.5 to 10, preferably 0.8 to 4, per mole of the thiazole carboxylic acid.
チアゾールカルボン酸類に対するホスゲン又はトリク
ロロメチルクロロホーメートの添加量は、チアゾールカ
ルボン酸類1モルに対し0.05〜10.0モル、好ましくは1.
0〜5.0モルがよい。The addition amount of phosgene or trichloromethyl chloroformate to thiazole carboxylic acids is 0.05 to 10.0 mol, preferably 1.
0-5.0 mol is good.
反応温度は、常温からそれぞれの溶液の沸点の間で反
応させることができる。The reaction can be carried out at a temperature between room temperature and the boiling point of each solution.
反応時間は、チアゾールカルボン酸類の溶液中にホス
ゲンを吹き込む場合、加熱還流下においては、1〜20時
間、好ましくは2〜8時間である。また、チアゾールカ
ルボン酸類の溶液にトリクロロメチルクロロホーメート
を滴下する場合、加熱還流下においては、1〜20時間、
好ましくは2〜8時間である。When phosgene is blown into the solution of the thiazole carboxylic acid, the reaction time is 1 to 20 hours, preferably 2 to 8 hours under heating and reflux. Further, when dropping trichloromethyl chloroformate into a solution of thiazole carboxylic acids, under heating and reflux, 1 to 20 hours,
Preferably, it is 2 to 8 hours.
反応終了後、濾液を濃縮することによりチアゾールカ
ルボン酸クロライド類が容易に得られる。また、未反応
のチアゾールカルボン酸が残っている場合には、濾別分
離したのち、濾液を濃縮することによりチアゾールカル
ボン酸クロライド類を得ることができる。After completion of the reaction, the filtrate is concentrated to easily obtain thiazole carboxylic acid chlorides. When unreacted thiazole carboxylic acid remains, the thiazole carboxylic acid chlorides can be obtained by separating by filtration and concentrating the filtrate.
得られたチアゾールカルボン酸クロライド類は、医
薬、農薬の中間体として、精製操作を加えることなく、
次工程に用いることができる。The obtained thiazole carboxylic acid chlorides can be used as intermediates of pharmaceuticals and agricultural chemicals without adding purification operation.
It can be used in the next step.
このチアゾールカルボン酸クロライド類の純度分析
は、ガスクロマトグラフィーによる。The purity of the thiazole carboxylic acid chlorides is analyzed by gas chromatography.
本発明における好ましい実施態様については、次のと
おりである。Preferred embodiments of the present invention are as follows.
温度計、撹拌機、凝縮器を備えた反応器に所定量のチ
アゾールカルボン酸類と、所定の触媒と、特定の溶媒を
仕込んだ溶液又は懸濁液に、ホスゲンを吹き込み又はト
リクロロメチルクロロホーメートを滴下して所定温度で
還流下、所定時間反応を行う。In a reactor equipped with a thermometer, a stirrer, and a condenser, a predetermined amount of a thiazole carboxylic acid, a predetermined catalyst, and a solution or suspension charged with a specific solvent are blown with phosgene or trichloromethylchloroformate. The mixture is added dropwise and reacted at a predetermined temperature under reflux for a predetermined time.
反応終了後、反応液を濾過し、濾液を濃縮することに
より目的のチアゾールカルボン酸クロライド類を得るこ
とができる。After completion of the reaction, the reaction solution is filtered, and the filtrate is concentrated to obtain the desired thiazole carboxylic acid chlorides.
なお、濃縮時の留出液は再度反応系へ溶媒として回収
することができる。In addition, the distillate at the time of concentration can be recovered again as a solvent in the reaction system.
以下、本発明を実施例により、さらに具体的に説明す
る。Hereinafter, the present invention will be described more specifically with reference to examples.
実施例1 300mlの三ツ口フラスコに2,4−ジメチルチアゾール−
5−カルボン酸15.7g(0.1モル)をトルエン100mlに懸
濁させ、N,N−ジメチルホルムアミド0.1gを加え、加熱
還流下、ホスゲンを1.3/時間の流量で5時間吹き込
んだ(0.29モル)。反応終了後、反応液を濾過し濾液を
濃縮して17.2gの2,4−ジメチルチアゾール−5−カルボ
ン酸クロライドを得た。純度97.5%、収率98.0%であっ
た。Example 1 2,4-Dimethylthiazole was placed in a 300 ml three-necked flask.
15.7 g (0.1 mol) of 5-carboxylic acid was suspended in 100 ml of toluene, 0.1 g of N, N-dimethylformamide was added, and phosgene was blown in at a flow rate of 1.3 / hour for 5 hours under reflux with heating (0.29 mol). After completion of the reaction, the reaction solution was filtered and the filtrate was concentrated to obtain 17.2 g of 2,4-dimethylthiazole-5-carboxylic acid chloride. The purity was 97.5% and the yield was 98.0%.
実施例2 実施例1と同様の装置に、2−クロロ−4−メチルチ
アゾール−5−カルボン酸10.7g(0.06モル)を酢酸ブ
チル200mlに懸濁させ、N−ホルミルピペリジン0.02gを
加え、加熱還流下、トリクロロメチルクロロホーメート
15.8g(0.08モル)を4時間滴下した。滴下終了後、更
に2時間撹拌を続けた。反応終了後、反応液を濾過し濾
液を濃縮して2−クロロ−4−メチルチアゾール−5−
カルボン酸クロライド12.1gを得た。純度98.5%、収率9
6.9%であった。Example 2 In the same apparatus as in Example 1, 10.7 g (0.06 mol) of 2-chloro-4-methylthiazole-5-carboxylic acid was suspended in 200 ml of butyl acetate, and 0.02 g of N-formylpiperidine was added. Under reflux, trichloromethylchloroformate
15.8 g (0.08 mol) was added dropwise for 4 hours. After the completion of the dropwise addition, the stirring was further continued for 2 hours. After completion of the reaction, the reaction solution was filtered, and the filtrate was concentrated to give 2-chloro-4-methylthiazole-5-.
12.1 g of carboxylic acid chloride was obtained. 98.5% purity, 9 yield
It was 6.9%.
実施例3 実施例1と同様の装置に、2−トリフルオロメチル−
4−メチルチアゾール−5−カルボン酸4.2g(0.02モ
ル)をクロロベンゼン100mlに懸濁させ、ピリジン0.04g
を加え、加熱還流下、トリクロロメチルクロロホーメー
ト9.9g(0.05モル)を5時間滴下した。滴下終了後、更
に2時間撹拌した。反応終了後、反応液を濾過し濾液を
濃縮して2−トリフルオロメチル−4−メチルチアゾー
ル−5−カルボン酸クロライド4.5gを得た。純度98.7
%、収率98.0%であった。NMR :2.75(3H,S) 実施例4 実施例1と同様の装置に、2−メトキシ−4−メチル
チアゾール−5−カルボン酸10.4g(0.06モル)をテト
ラヒドロフラン150mlに懸濁させ、N,N−ジメチルアセト
アミド0.02gを加え、加熱還流下、ホスゲン1.1/時間
の流量で4.5時間吹き込んだ(0.23モル)。吹き込み終
了後、更に2時間撹拌した。反応終了後、反応液を濾過
し濾液を濃縮して2−メトキシ−4−メチルチアゾール
−5−カルボン酸クロライド10.8gを得た。純度96.2
%、収率93.9%であった。NMR :2.70(3H,S),3.85(3H,S) 実施例5 実施例1と同様の装置に、2−メチルチアゾール−5
−カルボン酸10.0g(0.07モル)をキシレン100mlに懸濁
させ、トリエチレンジアミン0.03gを加え、加熱還流
下、ホスゲンを930ml/時間の流量で6時間吹き込んだ
(0.25モル)。吹き込み終了後、更に2時間撹拌した。
反応終了後、反応液を濾過し濾液を濃縮して2−メチル
チアゾール−5−カルボン酸クロライド10.5gを得た。
純度96.0%、収率92.8%であった。NMR :2.79(3H,S),8.15(1H,S) 実施例6 実施例1と同様の装置に、4−メチルチアゾール−5
−カルボン酸7.2g(0.05モル)をトルエン100mlに懸濁
させ、ヘキサメチルホスホルアミド0.02gを加え、加熱
還流下、ホスゲンを1.2/時間の流量で2.5時間吹き込
んだ(0.13モル)。吹き込み終了後、更に2時間撹拌し
た。反応終了後、反応液を濾過し濾液を濃縮して4−メ
チルチアゾール−5−カルボン酸クロライド8.0gを得
た。純度99.2%、収率99.0%であった。NMR :2.88(3H,S) 実施例7 300mlの三ツ口フラスコに、2−メチル−4−エチル
チアゾール−5−カルボン酸18.8g(0.11モル)をトル
エン150mlに懸濁させ、N,N−ジメチルホルムアミド0.1g
を加え、加熱還流下、ホスゲンを1.5/時間の流量で
4時間吹き込んだ(0.27モル)。反応終了後、反応液を
濾過し濾液を濃縮して20.3gの2−メチル−4−エチル
チアゾール−5−カルボン酸クロライドを得た。純度9
8.0%、収率97.5%であった。NMR :1.25(3H,t,J=8Hz),2.46(3H,S),3.06(2H,q,J=8H
z) 実施例8 300mlの三ツ口フラスコに、2−エチル−4−メチル
チアゾール−5−カルボン酸15.0g(0.09モル)をトル
エン150mlに懸濁させ、N,N−ジメチルアセトアミド0.1g
を加え、加熱還流下、ホスゲンを1.5/時間の流量で
3.5時間吹き込んだ(0.23モル)。反応終了後、反応液
を濾過し濾液を濃縮して16.1gの2−エチル−4−メチ
ルチアゾール−5−カルボン酸クロライドを得た。純度
98.2%、収率96.9%であった。NMR :1.36(3H,t,J=8Hz,2.62(3H,S),2.93(2H,q,J=8
Hz) 実施例9 200mlの三ツ口フラスコに、2−プロピル−4−メチ
ルチアゾール−5−カルボン酸15.0g(0.08モル)をキ
シレン100mlに懸濁させ、N,N−ジメチルホルムアミド0.
05gを加え、加熱還流下、ホスゲンを1.5/時間の流量
で3時間吹き込んだ(0.20モル)。反応終了後、反応液
を濾過し濾液を濃縮して16.2gの2−プロピル−4−メ
チルチアゾール−5−カルボン酸クロライドを得た。純
度97.3%、収率98.2%であった。NMR :1.00(3H,t,J=7Hz,1.80(2H=m,J=7Hz),2.72(3H,
S),2.95(2H,t,J=7Hz) 比較例1 2,4−ジメチルチアゾール−5−カルボン酸15.7g(0.
1モル)を300mlのエチルエーテルと8gのピリジン(0.1
モル)に懸濁し、−3℃でチオニルクロライド12g(0.1
モル)を45分間で滴下した。反応終了後、濾過し、濃縮
し7.2gの2,4−ジメチルチアゾール−5−カルボン酸ク
ロライドを得た。純度85%、収率35%であった。Example 3 The same apparatus as in Example 1 was used except that 2-trifluoromethyl-
4.2 g (0.02 mol) of 4-methylthiazole-5-carboxylic acid was suspended in 100 ml of chlorobenzene, and 0.04 g of pyridine was suspended.
Was added, and 9.9 g (0.05 mol) of trichloromethyl chloroformate was added dropwise under reflux with heating for 5 hours. After the completion of the dropwise addition, the mixture was further stirred for 2 hours. After completion of the reaction, the reaction solution was filtered, and the filtrate was concentrated to obtain 4.5 g of 2-trifluoromethyl-4-methylthiazole-5-carboxylic acid chloride. Purity 98.7
% And the yield was 98.0%. NMR : 2.75 (3H, S) Example 4 In the same apparatus as in Example 1, 10.4 g (0.06 mol) of 2-methoxy-4-methylthiazole-5-carboxylic acid was suspended in 150 ml of tetrahydrofuran, and N, N- Dimethylacetamide (0.02 g) was added, and phosgene was blown in at a flow rate of 1.1 / hour for 4.5 hours while heating under reflux (0.23 mol). After the completion of the blowing, the mixture was further stirred for 2 hours. After completion of the reaction, the reaction solution was filtered and the filtrate was concentrated to obtain 10.8 g of 2-methoxy-4-methylthiazole-5-carboxylic acid chloride. Purity 96.2
% And the yield was 93.9%. NMR : 2.70 (3H, S), 3.85 (3H, S) Example 5 In the same apparatus as in Example 1, 2-methylthiazole-5 was used.
-10.0 g (0.07 mol) of carboxylic acid was suspended in 100 ml of xylene, 0.03 g of triethylenediamine was added, and phosgene was blown in at a flow rate of 930 ml / hour for 6 hours while heating under reflux (0.25 mol). After the completion of the blowing, the mixture was further stirred for 2 hours.
After completion of the reaction, the reaction solution was filtered and the filtrate was concentrated to obtain 10.5 g of 2-methylthiazole-5-carboxylic acid chloride.
The purity was 96.0% and the yield was 92.8%. NMR : 2.79 (3H, S), 8.15 (1H, S) Example 6 In the same apparatus as in Example 1, 4-methylthiazole-5 was used.
-Carboxylic acid (7.2 g, 0.05 mol) was suspended in toluene (100 ml), hexamethylphosphoramide (0.02 g) was added, and phosgene was blown in at a flow rate of 1.2 / hour for 2.5 hours under heating and refluxing (0.13 mol). After the completion of the blowing, the mixture was further stirred for 2 hours. After completion of the reaction, the reaction solution was filtered and the filtrate was concentrated to obtain 8.0 g of 4-methylthiazole-5-carboxylic acid chloride. The purity was 99.2% and the yield was 99.0%. NMR : 2.88 (3H, S) Example 7 In a 300 ml three-necked flask, 18.8 g (0.11 mol) of 2-methyl-4-ethylthiazole-5-carboxylic acid was suspended in 150 ml of toluene, and N, N-dimethylformamide 0.1 g
Was added, and phosgene was blown in at a flow rate of 1.5 / hour for 4 hours while heating under reflux (0.27 mol). After completion of the reaction, the reaction solution was filtered and the filtrate was concentrated to obtain 20.3 g of 2-methyl-4-ethylthiazole-5-carboxylic acid chloride. Purity 9
8.0% and yield was 97.5%. NMR : 1.25 (3H, t, J = 8H z), 2.46 (3H, S), 3.06 (2H, q, J = 8H
z ) Example 8 In a 300 ml three-necked flask, 15.0 g (0.09 mol) of 2-ethyl-4-methylthiazole-5-carboxylic acid was suspended in 150 ml of toluene, and 0.1 g of N, N-dimethylacetamide was added.
And phosgene at a flow rate of 1.5 / hour under reflux.
Blow for 3.5 hours (0.23 mol). After completion of the reaction, the reaction solution was filtered and the filtrate was concentrated to obtain 16.1 g of 2-ethyl-4-methylthiazole-5-carboxylic acid chloride. purity
The yield was 98.2% and 96.9%. NMR : 1.36 (3H, t, J = 8H z, 2.62 (3H, S), 2.93 (2H, q, J = 8
Hz ) Example 9 In a 200 ml three-necked flask, 15.0 g (0.08 mol) of 2-propyl-4-methylthiazole-5-carboxylic acid was suspended in 100 ml of xylene, and N, N-dimethylformamide was added in a suspension of 0.1 ml.
After adding 05 g, phosgene was blown in at a flow rate of 1.5 / hour for 3 hours while heating under reflux (0.20 mol). After completion of the reaction, the reaction solution was filtered and the filtrate was concentrated to obtain 16.2 g of 2-propyl-4-methylthiazole-5-carboxylic acid chloride. The purity was 97.3% and the yield was 98.2%. NMR : 1.00 (3H, t, J = 7H z, 1.80 (2H = m, J = 7H z), 2.72 (3H,
S), 2.95 (2H, t , J = 7H z) Comparative Example 1 2,4-Dimethyl-5-carboxylic acid 15.7 g (0.
1 mol) in 300 ml of ethyl ether and 8 g of pyridine (0.1
Mol) and thionyl chloride 12 g (0.1
Mol) was added dropwise over 45 minutes. After completion of the reaction, the mixture was filtered and concentrated to obtain 7.2 g of 2,4-dimethylthiazole-5-carboxylic acid chloride. The purity was 85% and the yield was 35%.
比較例2 実施例1と同様の装置に、2,4−ジメチルチアゾール
−5−カルボン酸15.7g(0.1モル)をトルエン100mlに
懸濁させ、加熱還流下、ホスゲンを1.3/時間の流量
で5時間吹き込んだ(0.29モル)。反応終了後、残渣を
濾別し、濾液を濃縮した結果、7.2gの2,4−ジメチルチ
アゾール−5−カルボン酸クロライドを得た。純度96.9
%、収率41.0%であった。Comparative Example 2 In a device similar to that in Example 1, 15.7 g (0.1 mol) of 2,4-dimethylthiazole-5-carboxylic acid was suspended in 100 ml of toluene, and phosgene was added at a flow rate of 1.3 / hour under reflux with heating. Blowed in over time (0.29 mol). After completion of the reaction, the residue was separated by filtration and the filtrate was concentrated to obtain 7.2 g of 2,4-dimethylthiazole-5-carboxylic acid chloride. Purity 96.9
% And the yield was 41.0%.
本発明の方法によれば、反応時間を短縮し、反応の制
御もしやすく、また、副生物の処理もなく、目的のもの
を高純度・高収率で得ることができる。さらに得られた
高純度のチアゾールカルボン酸クロライド類は、医薬・
農薬等の中間体として、精製操作を加えることなく、次
工程に用いることができ、工業的に有用な方法である。According to the method of the present invention, the reaction time can be shortened, the reaction can be easily controlled, and the desired product can be obtained with high purity and high yield without treatment of by-products. Furthermore, the obtained high-purity thiazolecarboxylic acid chlorides are
It is an industrially useful method that can be used in the next step as an intermediate for pesticides or the like without adding purification operations.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−175105(JP,A) 特開 昭61−103882(JP,A) 特開 昭62−53983(JP,A) 特許130966(JP,C2) スイス国特許発明440283(CH,A) Saul Patai,”The c hemistvy of acyl h alides”(1972)Intevsc ience Publishers a diuision of John Wiley E Sons p.44−47 大河原信、畑辻明、中井武編「合成試 薬」(1980)講談社サイエンティフィク P.291 ──────────────────────────────────────────────────続 き Continuation of the front page (56) References JP-A-57-175105 (JP, A) JP-A-61-103882 (JP, A) JP-A-62-53983 (JP, A) Patent 130966 (JP, A) C2) Swiss Patent Invention 440283 (CH, A) Saul Patai, "The chemisty of acyl halides" (1972) Intevance Publishers a dimension of John Wiley E. 44-47 Shin Ogawara, Akira Hatatsuji, Takeshi Nakai, "Synthetic Reagents" (1980) Kodansha Scientific 291
Claims (2)
級アルコキシ基又はハロゲン原子若しくは低級アルコキ
シ基で置換された低級アルキル基、R2は水素、低級アル
キル基又はハロゲン原子若しくは低級アルコキシ基で置
換された低級アルキル基を示す。)で表されるチアゾー
ルカルボン酸類を触媒の存在下、ホスゲン又はトリクロ
ロメチルクロロホーメートと反応させることを特徴とす
る一般式(II) (式中、R1、R2は一般式(I)と同じ。)で表されるチ
アゾールカルボン酸クロライド類の製造方法。1. The compound of the general formula (I) (Wherein, R 1 is hydrogen, a halogen atom, a lower alkyl group, a lower alkoxy group or a lower alkyl group substituted with a halogen atom or a lower alkoxy group, and R 2 is a hydrogen, a lower alkyl group, or a halogen atom or a lower alkoxy group. A thiazole carboxylic acid represented by a substituted lower alkyl group) with phosgene or trichloromethyl chloroformate in the presence of a catalyst. (In the formula, R 1 and R 2 are the same as those in the general formula (I).) A method for producing a thiazole carboxylic acid chloride represented by the formula:
アミド類、有機塩基又はホスホルアミド類の中から選ば
れたものである請求項1記載の方法。2. The method according to claim 1, wherein said catalyst is selected from N-substituted amides, N-substituted formamides, organic bases and phosphoramides.
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Saul Patai,"The chemistvy of acyl halides"(1972)Intevscience Publishers a diuision of John Wiley E Sons p.44−47 |
大河原信、畑辻明、中井武編「合成試薬」(1980)講談社サイエンティフィクP.291 |
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