JP2585210Y2 - 除電用アイマスク - Google Patents

除電用アイマスク

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JP2585210Y2
JP2585210Y2 JP1993061741U JP6174193U JP2585210Y2 JP 2585210 Y2 JP2585210 Y2 JP 2585210Y2 JP 1993061741 U JP1993061741 U JP 1993061741U JP 6174193 U JP6174193 U JP 6174193U JP 2585210 Y2 JP2585210 Y2 JP 2585210Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、眼球および小鼻とその
周辺並びに脳に帯電した静電気を除電し、眼球および小
鼻の血流の促進を図ると共に、脳の興奮を鎮静化するこ
とのできる除電用アイマスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、眼球および小鼻とその周辺並びに
脳に帯電した静電気を除電する除電用アイマスクは実用
に供されていなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】人体は、例えば蛍光
灯、テレビ、各種OA機器等から多量の静電気を受け、
約30万Vの静電気が帯電しているといわれている。裸
足で大地を歩いておれば静電気は大地へアースされる
が、服を着、靴を履けば大地から電気的に絶縁されてい
るからである。そして、患部にはこの静電気が特に集中
しており、この集中が血液の循環を悪くするため、症状
の好転を阻害したり、症状を更に悪化させるのである。
このように静電気の多量の帯電は、人体に対して肉体的
にも精神的にも極めて大きな悪影響を及ぼすものであ
る。
【0004】そして、従来は遠赤外線等の温熱効果を考
慮したり、温冷効果を目的にしたりするアイマスクは存
在するが、静電気を除電することを目的とするアイイマ
スクがないため、眼球および小鼻とその周辺並びに脳に
帯電した静電気を除電することができないという問題点
があった。
【0005】本考案は、前記従来の問題点を解決するこ
とを目的とする除電用アイマスクを提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、絶縁性ステー
プル中に多数の導電性ステープルが分散配置された導電
性糸を素材とする導電性織布により、眼球および小鼻と
その周辺を被覆するに適するような横長楕円形状の基布
を設け、該基布の両側に導電性織布より成る帯布をそれ
ぞれ一体に連設して導電性布片を形成すると共に、該導
電性布片の裏面に小さな網目を有するメッシュ布を、ま
た前記導電性布片の表面に布地を重合してそれぞれ一体
となるよう固定するという手段を採用することにより、
上記問題点を解決した。
【0007】
【作用】上記構成より成る本考案によれば、導電性布片
の素材である導電性糸の絶縁性ステープル中の導電性ス
テープルの断端面よりコロナ放電し、眼球および小鼻と
その周辺並びに脳に帯電した静電気を空気中に放電す
る。
【0008】
【実施例】本考案の実施例を図1〜図3に基づいて詳細
に説明すると、導電性糸を素材とする導電性織布によ
り、眼球および小鼻とその周辺を被覆するに適するよう
な形状とした横長楕円形状の基布1を設け、該基布1の
両側に側頭部に巻回できるよう導電性織布より成る帯布
2をそれぞれ一体に連設して導電性布片3を形成する
【0009】して、導電性布片3の裏面(肌面)に導
電性布片3が露出するように小さな網目4を有するメッ
シュ布5を、また導電性布片3の表面(表地)にパイル
等の布地6を重合してそれぞれ一体となるよう外周縁部
を縫着固定し、更に前記帯布2側の布地6の端部に側頭
部に巻回して固定できるよう面ファスナー等の固定具7
が固着されている。
【0010】前記導電性布片3を形成する導電性織布
は、特開平4−209842号公報に開示された方法に
より製造された導電性糸8により形成することが推奨さ
れる。
【0011】すなわち、導電性糸8は図4に示すように
短く裁断された導電性ステープル9が絶縁性ステープル
10中に分散して配置されて形成されているため、導電
性糸8のどの部分にも導電性ステープル9の断端面9a
があって、前記各断端面9aにおいてそれぞれコロナ放
電が可能で、導電性糸8の中央部分等いかなる部分にお
いても静電気の除去ができるのである。
【0012】そして、本考案アイマスクの導電性布片3
は前記導電性糸8を素材としているので、導電性布片3
には数多くの導電性ステープル9の断端面9aが存在
し、そのいかなる位置においてもコロナ放電し、静電気
の除去が可能である。
【0013】次に、本考案の実施例の作用について説明
する。本考案アイマスクを眼球および小鼻とその周辺を
被覆して側頭部に巻回固定すると、裏面(肌面)が導電
性布片3が露出するよう小さな網目4を有するメッシュ
布5により縫着されているので、導電性布片3が眼球お
よび小鼻とその周辺並びに側頭部外周に近接できるた
め、眼球および小鼻とその周辺並びに脳に帯電した静電
気を導電性布片3の電位差で電荷を該導電性布片3へ移
動させると同時に、導電性布片3を構成する導電性ステ
ープル9の断端面9aよりコロナ放電し、人体に帯電し
た静電気を空気中に放電させるのである。
【0014】なお、前記表面のパイル等の布地6に代え
て、図5に示すように裏面と同一の網目4を有するメッ
シュ布5を用いてもよく、この場合導電性布片3は表裏
面とも外部に露出することとなるため、人体に帯電した
静電気の放電効果を上げることができる。
【0015】図6は本考案の更に他の実施例を示す一部
を切り欠いた斜視図である。この実施例によれば、前記
帯布2を用いることなく、導電性織布により眼球および
小鼻とその周辺を被覆するに適するような横長楕円形状
の導電性布片3aを設け、且つ該導電性布片3aの両側
部に側頭部に巻回できるように紐11を取付けると共
に、前記導電性布片3aの裏面に小さな網目4を有する
メッシュ布5を、また前記導電性布片3aの表面にパイ
ル等の布地6を重合して、それぞれ一体となるよう外周
縁部を固定してある。更に、表面のパイル等の布地6に
代えて裏面と同一のメッシュ布5を用いてもよい。
【0016】本考案アイマスクを数名のものに試用させ
てもらったところ、次のような結果が得られた。 (1)A女(71才) 不断から眠りが浅く、朝方にトイレに起きるとそのまま
眠れなかったが本考案アイマスクを着用することで、翌
朝から一旦起きても再度入眠し、目覚まし時計で目覚め
た。 (2)B男(51才) 本考案アイマスク着用直後より、朝の目覚めがよくな
り、特に度の強い近眼であるせいか目のさっぱり感を報
告している。 (3)C女(40才) アレルギー性鼻炎で朝起きがけに、くしゃみ、鼻水、流
涙と苦しんでいたが、5日間の着用により午前中は無症
状となった。 (4)D女(59才) 着用3日間は、アイマスクが気になって途中何度も目が
覚めた。しかし4日目にぐっすりと熟睡できそれから以
後朝の目覚めが良くなった。眼がとても楽である。 (5)E男(60才) D女の夫 夫婦仲よく全く同じ経過をたどる。 (6)F男(22才) ボクサー 試合の日程が決まり、減量との戦いと共に挑戦する相手
の強さなどがはっきりし始め不安となり不眠を訴える。
アイマスク着用で心も落ち着き、熟睡可能となった。デ
ビュー2戦目も2ラウンドTKOで勝利した。 (7)G女(69才) 久々の風邪で寝た夜に眼の上にしていたはずのアイマス
クが、無意識の中に鼻と口を覆うマスクとしていた。朝
方は、喉の痛みが半減していた。 (8)H男(24才) コンタクトレンズ使用者で眼性疲労、首肩のコリ、流
涙、眼が真っ赤になる等の訴えがあった。コンタクトレ
ンズをはめていられなくなると仕事にも支障を来たす。
着用後眼性疲労はかなり軽減し、コンタクトレンズとの
違和感は解消した。 (9)I男(49才) 日頃、深酒の癖がありちょっとタイミングを失うと入眠
障害で何時までも眠くなく、明け方の4時、5時まで起
きており、それから寝るので昼まで寝てしまう。着用一
週間目から午後11時になるとやたら眠くなり、起きて
いられない、正常な体内時計を取戻せた。 (10)J女(33才) 顎関節症があり常に左右の顎の周囲が皮膚炎を起こし、
ブツブツが出ていた。3週間の着用で側頭筋の緊張を和
らげ、皮膚炎が消退した。
【0017】
【考案の効果】本考案は上述のようであるから、導電性
布片の素材として絶縁性ステープル中に多数の導電性ス
テープルが分散配置された導電性糸を用いているため、
眼球および小鼻とその周辺に本考案アイマスクを被覆し
て側頭部に巻回することにより、前記多数の導電性ステ
ープルの断端面よりコロナ放電し、眼球および小鼻とそ
の周辺並びに脳に帯電した静電気を空気中に放電し、眼
球および小鼻とその周辺並びに脳の血流が促進されるこ
とにより、目の疲れが取れ、鼻炎の症状をやわらげると
共に、脳の興奮を鎮静化して熟睡できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案除電用アイマスクの一部を切欠いて示す
背面図である。
【図2】本考案除電用アイマスクの横断面図である。
【図3】本考案除電用アイマスクの拡大中央縦断面図で
ある。
【図4】本考案除電用アイマスクに使用する導電性糸の
拡大正面図である。
【図5】本考案除電用アイマスクの他の実施例を示す拡
大中央縦断面図である。
【図6】本考案除電用アイマスクの更に他の実施例を示
す一部を切欠いた斜視図である。
【符号の説明】
1 基布、 2 帯布、 3,3a 導電性布片、 4
小さな網目、 5メッシュ布、 6 布地、 8 導
電性糸、 9 導電性ステープル、 10絶縁性ステー
プル。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性ステープル中に多数の導電性ステ
    ープルが分散配置された導電性糸を素材とする導電性織
    布により、眼球および小鼻とその周辺を被覆するに適す
    るような横長楕円形状の基布を設け、該基布の両側に導
    電性織布より成る帯布をそれぞれ一体に連設して導電性
    布片を形成すると共に、該導電性布片の裏面に小さな網
    目を有するメッシュ布を、また前記導電性布片の表面に
    布地を重合してそれぞれ一体となるよう固定して成る除
    電用アイマスク。
  2. 【請求項2】 絶縁性ステープル中に多数の導電性ステ
    ープルが分散配置された導電性糸を素材とする導電性織
    布により、眼球および小鼻とその周辺を被覆するに適す
    るような横長楕円形状の基布を設け、該基布の両側に導
    電性織布より成る帯布をそれぞれ一体に連設して導電性
    布片を形成すると共に、該導電性布片の表裏面に小さな
    網目を有するメッシュ布を重合してそれぞれ一体となる
    よう固定して成る除電用アイマスク。
  3. 【請求項3】 絶縁性ステープル中に多数の導電性ステ
    ープルが分散配置された導電性糸を素材とする導電性織
    布により、眼球および小鼻とその周辺を被覆するに適す
    るような横長楕円形状の導電性布片を設け、且つ該導電
    性布片の両側部に紐を取付けると共に、該導電性布片の
    裏面に小さな網目を有するメッシュ布を、また前記導電
    性布片の表面に布地を重合してそれぞれ一体となるよう
    固定して成る除電用アイマスク
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JPH0727531U JPH0727531U (ja) 1995-05-23
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