JP2585140Y2 - 手摺りの接続具 - Google Patents

手摺りの接続具

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JP2585140Y2
JP2585140Y2 JP1344093U JP1344093U JP2585140Y2 JP 2585140 Y2 JP2585140 Y2 JP 2585140Y2 JP 1344093 U JP1344093 U JP 1344093U JP 1344093 U JP1344093 U JP 1344093U JP 2585140 Y2 JP2585140 Y2 JP 2585140Y2
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清人 松波
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、手摺りの接続具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手摺り部材同士を接続する場合に
は、図7および図8に示すように、一方の手摺り部材7
1の木口面から接続ボルト72を突設させると共に、他
方の手摺り部材73にガイド孔74とナット締め付け穴
75を明け、図9に示すように接続ボルト72をガイド
孔74に挿通してナット76を締め付け、更にナット締
め付け穴75に木栓77を詰めるようにしていた。
【0003】しかし、かかる従来の構成だと、狭いナッ
ト締め付け穴75の中でのナット76の締め付け作業を
強いられ、また、ナット締め付け穴75に木栓77を詰
めてねじ部材を覆うという作業も必要となるので、接続
作業が面倒になるという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上記の点に
鑑みてなされたものであって、その目的とするところは
広いスペース内でのねじの締め付け作業が可能となり、
しかも、ねじの締め付け作業と同時にねじ部材を覆うこ
とができる手摺りの接続具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された手摺りの接続具は、手摺り部材の端面同士
を接続するための手摺りの接続具において、一方の上記
手摺り部材の端面に固着される雄形部と他方の上記手摺
り部材の端面に固着される雌形部とを具備し、雄形部本
体の中央部から嵌合突起を突設すると共に、この嵌合突
起の外周部に全周にわたって係止部を設けて上記雄形部
を形成し、雌形部本体の中央部に嵌合穴を設けると共
に、雌形部本体の外周壁面部から上記嵌合穴の内周壁面
部にかけてねじ穴を貫設し、かつ、このねじ穴にねじ棒
を螺合して上記雌形部を形成し、上記雄形部の上記嵌合
突起を上記雌形部の上記嵌合穴に嵌め込み、上記雌形部
の上記嵌合穴内に突出する上記雌形部の上記ねじ棒の先
端部にて上記雄形部の上記係止部を係止するように構成
したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本考案の手摺りの接続具によれば、上記雄形部
の上記嵌合突起を上記雌形部の嵌合穴に嵌め込み、上記
雌形部の上記ねじ棒の先端部を上記雌形部の嵌合穴内に
突出させて上記雄形部の上記係止部を係止することによ
り、上記手摺り部材同士が接続される。
【0007】また、上記ねじ棒の先端が突出する上記雌
形部の上記嵌合穴は上記雄形部にて閉塞される。
【0008】
【実施例】手摺り部材の接続は、図1に示すように雄形
部1と雌形部2とで構成される接続具Aを用いて行うも
のである。雄形部1は円盤状の雄形部本体11の中心部
から嵌合突起12を突設すると共にこの嵌合突起12の
外周部に全周にわたって係止部13を設けて構成されて
いる(図1)。
【0009】嵌合突起12は截頭円錐体状に形成されて
おり、嵌合突起12の外周面を係止部13として構成さ
れている。嵌合突起12の周囲部であって、嵌合突起1
2の中心部と同心の円上には環状突起16が形成されて
いる。雄形部本体11の背面部には手摺り部材100の
木口100Aを嵌め込むための凹所14が設けられてお
り、嵌合突起13の周囲部には取付孔15が貫設されて
いる。
【0010】雌形部本体21の中央部には円形の嵌合穴
22が設けられており、雌形部本体21の外周部から嵌
合穴22の内周壁面部にかけてねじ穴23が貫設されて
おり、このねじ穴23にはねじ棒24が螺合している
(図1)。また、ねじ棒24の頭部には六角孔(不図
示)が形成されている。27は環状突起16が嵌合する
ための環状溝であって、嵌合穴22の周囲部で、かつ、
嵌合穴22の中心部と同心の円上に形成されている。
【0011】雌形部本体11の背面部には手摺り部材2
00の木口200Aを嵌め込むための凹所25が設けら
れており、嵌合穴22の周囲部には取付孔26が貫設さ
れている。
【0012】雄形部1を一方の手摺り部材100の木口
100Aに固定する場合には、雄形部1を木口100A
に嵌め込んで固着具3(例えば木ねじ)を取付孔15を
介して木口100Aに螺着するものである。雌形部2を
他方の手摺り部材200の木口200Aに固定する場合
にも、雄形部1と同様に、雌形部2を木口200Aに嵌
め込んで固着具3を取付孔26を介して木口200Aに
螺着するものである。
【0013】次に、接続具Aによる手摺り部材100,
200の接続操作について説明する(図1)。まず、雄
形部1の嵌合突起13を雌形部2の嵌合穴22に嵌め込
む。次に、六角スパナ4を雌形部2のねじ棒24の六角
孔に差し込んでねじ棒24を螺進させることにより、ね
じ棒24の先端部を雌形部2の嵌合穴22内に突出させ
て雄形部1の係止部13に係止する。
【0014】ねじ棒24の先端部の突出量をさらに増や
すと、ねじ棒24の先端部は雄形部1の係止部13の外
周面を摺動し、それに伴って雄形部1と雌形部2とは密
着する。それと同時に、雄形部1の環状突起16は雌形
部2を環状溝27に嵌合する。
【0015】図4は、手摺り部材100,200の接続
状態を示しており、接続具Aは手摺り部材100,20
0から外周方向に膨出して飾り部材として機能してい
る。
【0016】図5及び図6は接続具Aの応用例を示して
おり、接続具Aの飾り部材として外形を上記実施例と異
なるように構成している。すなわち、図5は雄形部1と
雌形部2とを接合した状態の接続具Aの外形を断面円弧
状に形成した例を示し、図6は雄形部1と雌形部2のそ
れぞれに2つの膨出部を設けた例を示している。
【0017】なお、雄形部1及び雌形部2はこれらの形
状に限定されず、適宜設計変更することができるのは勿
論のことである。
【0018】
【考案の効果】上記の説明から明らかなように、本考案
の手摺りの接続具によれば、雄形部の嵌合突起を雌形部
の嵌合穴に嵌め込み、雌形部のねじ棒の先端部を雌形部
の嵌合穴内に突出させて雄形部の係止部を係止すること
により、手摺り部材同士を接続することができるので、
ナット・ボルトによる螺合作業が不要となり、接続作業
が容易となる。
【0019】また、ねじ棒の先端が突出する雌形部の嵌
合穴は雄形部にて閉塞されるので、ねじ棒の先端を覆い
隠すための作業が不要となり、接続作業の迅速化が図れ
る。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の手摺りの接続具の実施例を示す正断面
【図2】本考案の接続具の雌形部の側面図
【図3】本考案の接続具の雄形部の側面図
【図4】本考案の手摺りの接続具の接続状態を示す正面
【図5】本考案の手摺りの接続具の応用例を示す正面図
【図6】本考案の手摺りの接続具の他の応用例を示す正
面図
【図7】従来の手摺りの接続具を示す正断面図
【図8】従来の手摺りの接続具を示す正断面図
【図9】従来の手摺りの接続具の接続操作を示す正断面
【符号の説明】
A 接続具 1 雄形部 2 雌形部 12 嵌合突起 13 係止部 22 嵌合穴 23 ねじ穴 24 ねじ棒

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手摺り部材の端面同士を接続するための手
    摺りの接続具において、 一方の上記手摺り部材の端面に固着される雄形部と他方
    の上記手摺り部材の端面に固着される雌形部とを具備
    し、雄形部本体の中央部から嵌合突起を突設すると共
    に、この嵌合突起の外周部に全周にわたって係止部を設
    けて上記雄形部を形成し、雌形部本体の中央部に嵌合穴
    を設けると共に、雌形部本体の外周壁面部から上記嵌合
    穴の内周壁面部にかけてねじ穴を貫設し、かつ、このね
    じ穴にねじ棒を螺合して上記雌形部を形成し、 上記雄形部の上記嵌合突起を上記雌形部の上記嵌合穴に
    嵌め込み、上記雌形部の上記嵌合穴内に突出する上記雌
    形部の上記ねじ棒の先端部にて上記雄形部の上記係止部
    を係止するように構成したことを特徴とする手摺りの接
    続具。
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JPH0671694U JPH0671694U (ja) 1994-10-07
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