JP2583762Y2 - 不正受講防止装置 - Google Patents

不正受講防止装置

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JP2583762Y2
JP2583762Y2 JP1993034494U JP3449493U JP2583762Y2 JP 2583762 Y2 JP2583762 Y2 JP 2583762Y2 JP 1993034494 U JP1993034494 U JP 1993034494U JP 3449493 U JP3449493 U JP 3449493U JP 2583762 Y2 JP2583762 Y2 JP 2583762Y2
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清水  洋二
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、大学その他における室
内教習の不正な受講を、正規の受講者に所持させたID
カード等を証査媒体とすることで防止する装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】大学、セミナー、各種教習所、塾、予備
校等では室内教習が行われている。中でも特に教習所、
塾、予備校での教習(授業)は、1授業単位で受講者が
入れ代わり主催者側では1授業毎に料金計算を行ってい
る。従って、不正に教習等を受講する者がいると、直接
に主催者や経営者の不利益につながる。このため、不正
受講の防止が課題となっている。しかし、多数の受講者
が非連続的に受講することも多い、また短期間で終了す
る場合も多い等の理由で、不正受講の発見は困難な場合
も多く、防止のための有効な手段も確立されておらずや
むを得ず看過している場合も多い。
【0003】また、本来なら受講が必要な者が、実際に
は出席せず偽って受講したことにする不正も存在する。
これも、教習の実をあげるためには防止しなければなら
ない。即ち、本来受講が必要な者に対しては、確かに出
席し授業時間内はきちんと在席していることを確認する
必要があるが、この出席確認も困難な場合が多く、この
ような不正防止のための有効な手段も確立されておらず
出席確認は徹底されていない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、上述の如き
実情に鑑みて成されたもので、不正な受講者が受講時間
に在席していることを判別し、不正な受講者にはその旨
報知することにより、不正受講者の退席を促し、不正
受講を防止する装置、即ち不正受講者の受講防止および
/または正当受講者の出席を確認する装置を、新たに提
供することを課題として成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記各課題を解決するた
めの本願各考案のうち、第一考案では不正受講防止装置
を、正規受講者毎に発行され各受講者が携帯し各受講者
のID情報と受講予定を記録した証査媒体(CD)と、
夫々受講者用の座席毎に設けられた情報読取器(1
0)、人体検出器(20)及び不正受講報知手段(3
2)と、制御部(40)とを有し、情報読取器(10)
は、受講者用の座席毎に設けられ、証査媒体(CD)
記録された証査情報を読取り、制御部(40)に出力す
るものであり、人体検出器(20)は、受講者用の座席
毎に設けられ、座席に受講者が着席しているか否かを光
線を用いて無接触的に連続して検出し、座席に受講者が
着席している間着席信号を制御部(40)に出力するも
のであり、制御部(40)は、人体検出器(20)から
の着席信号が入力されていることを条件として、情報読
取器(10)からのID情報と受講予定とに基づき受講
者が不正受講者か否かを判定し、着席者が不正受講者で
ある場合にその旨の信号を不正受講報知手段(32)
送出するものであり、不正受講報知手段(32)は、
講者用の座席毎に受講者から視認しうるように設けられ
た表示器から成り、制御部(40)からの着席者が不正
受講者である旨の信号を受けて、受講者に対して不正受
講の旨を知らしめる構成とする。
【0006】また、第二考案では不正受講防止装置を、
上記第一考案の構成に付加して、受講者用の座席毎に設
けられた表示灯であって、前記制御部(40)からの着
席者が不正受講者である旨の信号を受けて点灯し、管理
者に不正受講者の存在を知らしめる不正受講通報手段
(31)としての表示灯を具備した構成とする。
【0007】また、第三考案では不正受講防止装置を、
制御部(40)は、人体検出器(20)からの着席信号
が入力されていることを条件として、情報読取器(1
0)からのID情報と受講予定とに基づき受講者が不正
受講者か否かを判定するとともに、人体検出器(20)
からの着席信号の持続時間に基づいて適正受講者が受講
時間内で所定時間以上在席した場合を正規の受講と認定
する構成とする。
【0008】更に、第四考案では不正受講防止装置を、
正規受講者毎に発行され各受講者が携帯し各受講者のI
D情報と受講予定を記録した証査媒体(CD)と、夫々
受講者用の座席毎に設けられた情報読取器(10)、人
体検出器(20)及び不正受講報知手段(32)と適正
受講報知手段(33)と、制御部(40)とを有する不
正受講防止装置であって、情報読取器(10)は、受講
者用の座席毎に設けられ、証査媒体(CD)に記録され
た証査情報を読取り、制御部(40)に出力するもので
あり、人体検出器(20)は、受講者用の座席毎に設け
られ、座席に受講者が着席しているか否かを光線を用い
て無接触的に連続して検出し、座席に受講者が着席して
いる間着席信号を制御部(40)に出力するものであ
り、制御部(40)は、人体検出器(20)からの着席
信号が入力されていることを条件として、情報読取器
(10)からのID情報と受講予定とに基づき受講者が
不正受講者か否かを判定し、着席者が不正受講者である
場合にはその旨の信号を不正受講報知手段(32)に送
出し、着席者が適正受講者である場合にはその旨の信号
を適正受講報知手段(33)に送出し、また人体検出器
(20)からの着席信号の持続時間に基づいて適正受講
者が受講時間内で所定時間以上在席した場合を正規の受
講と認定するものあり、不正受講報知手段(32)は、
受講者用の座席毎に受講者から視認しうるように設けら
れた表示器から成り、制御部(40)からの着席者が不
正受講者である旨の信号を受けて、受講者に対して不正
受講の旨を知らしめるものであり、適正受講報知手段
(33)は、受講者用の座席毎に受講者から視認しうる
ように設けられた表示器から成り、制御部(40)から
着席者が適正受講者である旨の信号を受けて、受講者
に対して適正受講者である旨又は適正受講が確認された
旨を知らしめるものである構成とする。
【0009】
【作用】本願各考案では、座席に受講者が着席すると、
受講者用の座席毎に設けられた光線を用いた無接触式の
人体検出器(20)により、受講者の存在が連続して検
出され、座席に受講者が着席している間、着席信号が制
御部(40)に出力される。正規受講者が受講に際して
予め正規受講者毎に発行され各受講者のID情報と受講
予定を記録した証査媒体(CD)を、受講者用の夫々の
座席毎に設けられた情報読取器(10)に読取らせる。
制御部(40)は、人体検出器(20)からの着席信号
が入力されていることを条件として、情報読取器(1
0)からのID情報と受講子定とに基づき受講者が不正
受講者か否かを判定し、着席者が不正受講者である場合
にはその旨の信号を不正受講報知手段(32)に送出す
る。不正受講報知手段(32)、即ち受講者用の座席毎
に受講者から視認しうるように設けられた表示器は、制
御部(40)からの着席者が不正受講者である旨の信号
を受けて、受講者に対して不正受講の旨を知らしめる。
従って、不正受講者には自己の座席に不正受講の表示器
が点灯して周囲からの注意を引く結果、不正受講者の退
席が促され、不正受講が未然に防止される。勿論、証査
媒体(CD)を所持しないか所持していても記録されて
いる証査情報が受講に適切でない場合、制御部(40)
が認識できる。また、制御部(40)は人体検出器(2
0)からの出力により受講者の着席を検知することがで
きる。
【0010】これらの結果から、制御部(40)は不正
受講者の存在を検知し、不正受講報知手段(32)によ
り不正受講者に対し不正受講である旨を知らしめ退席を
促す(第一考案)。加えて、受講者用の座席毎に設けら
れた不正受講通報手段(31)としての表示灯により管
理者に不正受講の存在を知らしめ不正受講防止を徹底さ
せる(第二考案)。また、制御部(40)は、人体検出
器(20)からの着席信号の持続時間に基づいて正規受
講者が受講時間内に所定時間以上着席していたことを確
認し正規受講とする(第三考案)。勿論、不正受講者の
排除と出席確認の両方を行うこともできる(第四考
案)。
【0011】
【実施例】以下、実施例に基づいて添附図面を用いて本
考案を詳細に説明する。図1は、本願の不正受講防止装
置の一実施例装置100の構成の概略を示すブロック
図、図2はこの装置の受講者着席部の一例を示す外観図
である。この不正受講防止装置は本願各考案を含む実施
例であり、不正受講者の受講を防止すると同時に正規受
講者の出席確認装置も兼ねた装置となっている。
【0012】図示の不正受講防止装置は、正規の受講者
毎に発行され各受講者が携帯し各受講者のID情報と受
講予定情報を記録した証査媒体、例えば磁気カードCD
(CD1、CD2、…、CDn)と、夫々受講者用の座
席毎に設けられた情報読取器、例えばカードリーダ10
(10n、102、…、10n)、人体検出器20(2
01、202、…、20n)、不正受講通報手段31
(311、312、…、31n)、不正受講報知手段3
2(321、322、…、32n)及び適正受講報知手
段33(331、332、…、33n)と、制御部40
とを有している。
【0013】証査媒体となる磁気カードCDは、正規の
受講者毎にあらかじめ発行されるもので、各受講者の例
えば氏名等の適宜のID情報と、既に受講予約手続きの
完了している受講についての例えば受講日付及び時間、
受講場所(教室)等の受講予定情報が磁気ストライプ部
に記録されている。各受講者は、この磁気カードCDを
携帯して受講に臨む。
【0014】各座席のカードリーダ10と人体検出器2
0は制御部40に接続されており、カードリーダ10
は、机上面のカード挿入口より挿入された磁気カードC
Dに記録された証査情報を読取り制御部40に出力す
る。人体検出器20は、座席に受講者が着席しているか
否かを光線を用いて無接触的に連続して検出し、座席に
受講者が着席している間着席信号を制御部40に出力す
るものであり、例えば赤外線送受器を用いて人体による
赤外線ビームの遮断を感知することで、或いは赤外線の
反射状態を監視することで受講者の着席を検出する。
【0015】制御部40は、人体検出器(20)からの
着席信号が入力されていることを条件として、情報読取
器(10)からのID情報と受講予定とに基づき座席毎
に受講者が不正受講者か否かを判定し所定信号を不正
受講通報手段31、不正受講報知手段32及び適正受講
報知手段33に送出するものである。即ち、着席者が不
正受講者である場合にはその旨の信号を正受講通報手段
31及び不正受講報知手段(32)に送出し、着席者が
適正受講者である場合にはその旨の信号を適正受講報知
手段(33)に送出する。
【0016】不正受講報知手段32は、受講者用の座席
毎に受講者から視認しうるように設けられた表示器から
成り、制御部40からの着席者が不正受講者である旨の
信号を受け、不正受講者に対して不正受講である旨を明
示する。実施例では、不正受講報知手段32である机の
上面に設けられ適宜メッセージが記されたパネルが点灯
しメッセージを目視可能に明示するようになっている。
適正受講報知手段33は、受講者用の座席毎に受講者か
ら視認しうるように設けられた表示器から成り、制御部
40からの着席者が適正受講者である旨の信号を受け
動作し、受講者に対して適正受講が確認された旨を明示
する。実施例では、適正受講報知手段33である机上面
に設けられ適宜メッセージが記されたパネルが点灯しメ
ッセージを明示する。
【0017】上述した各部の他、実施例装置は不正受講
通報手段31としての表示灯を備えていて、所定管理者
(多くは教習者)に通報して不正受講者を退室させるた
めの助けとなっている。即ち、不正受講通報手段31
は、制御部40から着席者が不正受講者である旨の信号
を受け、管理者等にその位置を明示するもので、実施例
では机上に突出して設けられた支柱の先端のランプ31
が点灯するようになっていて、講習者が教卓から不正受
講者の存在とその位置(座席)が容易にわかるようにな
っている。
【0018】通報手段としては、この他にも例えば教卓
上に内部に発光器をマトリクス状に配置して受講者用の
全座席を表わす表示パネルを設置しておき、制御部40
からの信号で表示パネルの対応部を発光させて不正受講
者の存在と位置を通報する構成等が考えられる。この場
合、不正受講者に対応しては赤色に点灯し(発光)、適
正受講に対応して緑色に点灯するようにすれば、出席状
況も知り得てより好適である。不在の席は無点灯とする
が、白色板をパネル表面に用いれば夫々の場合毎に色分
けができわかり易い。表示パネル上の対応部位に机番号
を書いておいても良い。
【0019】次に、上述したごとき構成の実施例装置の
作用を説明する。実施例装置では、正規受講者に対して
は予め各受講者のID情報と受講子定を記録した証査媒
体、例えば磁気カードCDを正規受講者毎に発行し、各
正規受講者にはこの磁気カードCDを携帯して所定の講
義等に臨ませる。
【0020】各正規受講者は上述した磁気カード(証査
媒体:CD)を携行し授業等が設定された日時に定めら
れた教室に行き、適宜位置の机を決め着席するのと前後
して携行した磁気カードCDを情報読取器10のカード
挿入口より挿入しカードの磁気情報を読み取らせる。制
御部40は情報読取器10から入力を受け、磁気カード
CDの磁気情報より正規受講者であるか否かを判定し、
所定信号を当該座席に返送する。即ち制御部40は、適
正受講者であれば当該座席の適正受講報知手段、即ち机
上面に設けられ適宜メッセージが記されたパネル33を
点灯させメッセージを明示する。これにより受講者は、
出席が許可された旨を了解する。
【0021】受講者が着席すると人体検出器20がこれ
を感知して制御部40に在席の旨を示す信号(在席信
号)を出力する。受講者が離席すると前述の在席信号が
途絶えるから制御部40はこれを検出することができ
る。制御部40は、この人体検出器(20)からの着席
信号の持続時間に基づいて、受講時間内で所定時間以上
着席した場合を出席とし、所定時間未満着席した場合は
出席と認定しない。このようにして受講者の出席確認が
できる(本願第三考案)。
【0022】上述した出席確認もある意味で不正受講防
止であり、実施例装置ではこの不正受講といわゆる不正
受講即ち無資格者の受講の双方を防止している。この装
置では、当然ながら証査媒体CDを携帯しないか携帯し
ていても記録されている証査情報が受講に適切でない人
物が着席した場合、制御部40が認識できる。この場合
には制御部40は、不正受講報知手段32の表示器によ
り不正受講者に対し不正受講である旨を知らしめ退席を
促す(本願第一考案)。加えて、不正受講通報手段31
の表示灯により管理者に不正受講者の存在とその位置を
知らしめ不正受講防止を徹底させる(本願第二考案)。
なお、実施例では不正受講者の排除と出席確認の両方を
行っている(本願第四考案)が、不正受講者の排除で
りる用途も多い。
【0023】以上説明した実施例では、証査媒体として
磁気カードを用いているが、本考案ではこれに限らず、
接触式或いは非接触式のICカード等を証査媒体として
利用しても同様な効果を奏すことは言うまでもない。ま
た、不正報知手段等についても、ランプ点灯以外に音声
により警告を発生しても良く又これらを併用しても良
い。
【0024】
【考案の効果】以上詳述したとおり本願第一考案の不正
受講防止装置は、正規受講者毎に発行され各受講者が携
帯し各受講者のID情報と受講予定を記録した証査媒体
と、夫々受講者用の座席毎に設けられた情報読取器、人
体検出器及び不正受講報知手段と、制御部とを有し、情
報読取器は、受講者用の座席毎に設けられ、証査媒体に
記録された証査情報を読取り、制御部に出力するもので
あり、人体検出器は、受講者用の座席毎に設けられ、
席に受講者が着席しているか否かを光線を用いて無接触
的に連続して検出し、座席に受講者が着席している間着
席信号を制御部に出力するものであり、制御部は、人体
検出器(20)からの着席信号が入力されていることを
条件として、情報読取器からのID情報と受講予定とに
基づき受講者が不正受講者か否かを判定し、着席者が不
正受講者である場合にその旨の信号を不正受講報知手段
に送出するものであり、不正受講報知手段は、受講者用
の座席毎に受講者から視認しうるように設けられた表示
器から成り、制御部からの着席者が不正受講者である旨
の信号を受けて、受講者に対して不正受講の旨を知らし
めるものであるように構成されていて、これにより、不
正受講を不正受講者自身に知らしめることにより、不正
受講者の受講を防止することができる。
【0025】また、本願第二考案の不正受講防止装置
は、上記構成に加えて受講者用の座席毎に設けられ
表示灯であって、前記制御部(40)からの着席者が不
正受講者である旨の信号を受けて点灯し、管理者に不正
受講者の存在を知らしめる不正受講通報手段(31)
しての表示灯を具備するもので、所定管理者にも不正受
講者の存在及びその位置を知らしめ不正受講者の受講排
除に役立つ。
【0026】また、本願第三考案の不正受講防止装置
は、第一考案と略同様の構成を有しその制御部が、人体
検出器からの着席信号が入力されていることを条件とし
て、情報読取器からのID情報と受講予定とに基づき
講者が不正受講者か否かを判定するとともに、人体検出
器からの着席信号の持続時間に基づいて適正受講者が受
講時間内で所定時間以上在席した場合を正規の受講と認
定するものであるから、適正受講者が適正に受講した場
合、即ち受講の済んだ真の出席を自動的に確認すること
ができる。
【0027】また、本願第四考案の不正受講防止装置
は、第三考案と略同様の構成を有しその制御部が、人体
検出器からの着席信号が入力されていることを条件とし
て、情報読取器からのID情報と受講予定とに基づき
講者が不正受講者か否かを判定し、着席者が不正受講者
である場合にはその旨の信号を不正受講報知手段に送出
し、着席者が適正受講者である場合にはその旨の信号を
適正受講報知手段に送出し、また人体検出器からの着席
信号の持続時間に基づいて適正受講者が受講時間内で所
定時間以上在席した場合を正規の受講と認定するもので
あるから、不正受講を不正受講者自身に知らしめると同
時に所定管理者にも不正受講者の存在及び位置を知らし
め不正受講者の受講排除に役立つ。一方、適正受講者が
適正に受講したことを確認することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願各考案の一実施例である不正受講防止装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本願各考案の不正受講防止装置に係る受講者着
席部の一例を示す外観図である。
【符号の説明】
10…情報読取器(カードリーダ)、 20…人体検出器、 31…不正受講通報手段、 32…不正受講報知手段、 33…適正受講報知手段、 40…制御部、 CD…証査媒体(磁気カード)。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正規受講者毎に発行され各受講者が携帯
    し各受講者のID情報と受講予定を記録した証査媒体
    (CD)と、夫々受講者用の座席毎に設けられた情報読
    取器(10)、人体検出器(20)及び不正受講報知手
    段(32)と、制御部(40)とを有する不正受講防止
    装置であって、 情報読取器(10)は、受講者用の座席毎に設けられ、
    証査媒体(CD)に記録された証査情報を読取り、制御
    部(40)に出力するものであり、 人体検出器(20)は、受講者用の座席毎に設けられ、
    座席に受講者が着席しているか否かを光線を用いて無接
    触的に連続して検出し、座席に受講者が着席している間
    着席信号を制御部(40)に出力するものであり、 制御部(40)は、人体検出器(20)からの着席信号
    が入力されていることを条件として、情報読取器(1
    0)からのID情報と受講予定とに基づき受講者が不正
    受講者か否かを判定し、着席者が不正受講者である場合
    にその旨の信号を不正受講報知手段(32)に送出する
    ものであり、 不正受講報知手段(32)は、受講者用の座席毎に受講
    者から視認しうるように設けられた表示器から成り、
    御部(40)からの着席者が不正受講者である旨の信号
    を受けて、受講者に対して不正受講の旨を知らしめるも
    のである不正受講防止装置。
  2. 【請求項2】 受講者用の座席毎に設けられた表示灯で
    あって、前記制御部(40)からの着席者が不正受講者
    である旨の信号を受けて点灯し、管理者に不正受講者の
    存在を知らしめる不正受講通報手段(31)としての表
    示灯を具備した請求項1に記載の不正受講防止装置。
  3. 【請求項3】 制御部(40)は、人体検出器(20)
    からの着席信号が入力されていることを条件として、情
    報読取器(10)からのID情報と受講予定とに基づき
    受講者が不正受講者か否かを判定するとともに、人体検
    出器(20)からの着席信号の持続時間に基づいて適正
    受講者が受講時間内で所定時間以上在席した場合を正規
    の受講と認定するものである請求項1に記載の不正受講
    防止装置。
  4. 【請求項4】 正規受講者毎に発行され各受講者が携帯
    し各受講者のID情報と受講予定を記録した証査媒体
    (CD)と、夫々受講者用の座席毎に設けられた情報読
    取器(10)、人体検出器(20)及び不正受講報知手
    段(32)と適正受講報知手段(33)と、制御部(4
    0)とを有する不正受講防止装置であって、 情報読取器(10)は、受講者用の座席毎に設けられ、
    証査媒体(CD)に記録された証査情報を読取り、制御
    部(40)に出力するものであり、 人体検出器(20)は、受講者用の座席毎に設けられ、
    座席に受講者が着席しているか否かを光線を用いて無接
    触的に連続して検出し、座席に受講者が着席している間
    着席信号を制御部(40)に出力するものであり、 制御部(40)は、人体検出器(20)からの着席信号
    が入力されていることを条件として、情報読取器(1
    0)からのID情報と受講予定とに基づき受講者が不正
    受講者か否かを判定し、着席者が不正受講者である場合
    にはその旨の信号を不正受講報知手段(32)に送出
    し、着席者が適正受講者である場合にはその旨の信号を
    適正受講報知手段(33)に送出し、また人体検出器
    (20)からの着席信号の持続時間に基づいて適正受講
    者が受講時間内で所定時間以上在席した場合を正規の受
    講と認定するものあり、 不正受講報知手段(32)は、受講者用の座席毎に受講
    者から視認しうるように設けられた表示器から成り、
    御部(40)からの着席者が不正受講者である旨の信号
    を受けて、受講者に対して不正受講の旨を知らしめるも
    のであり、 適正受講報知手段(33)は、受講者用の座席毎に受講
    者から視認しうるように設けられた表示器から成り、
    御部(40)からの着席者が適正受講者である旨の信号
    を受けて、受講者に対して適正受講者である旨又は適正
    受講が確認された旨を知らしめるものである不正受講防
    止装置。
JP1993034494U 1993-06-01 1993-06-01 不正受講防止装置 Expired - Lifetime JP2583762Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993034494U JP2583762Y2 (ja) 1993-06-01 1993-06-01 不正受講防止装置

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JP1993034494U JP2583762Y2 (ja) 1993-06-01 1993-06-01 不正受講防止装置

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