JP2583441Y2 - 取手付ボトル - Google Patents
取手付ボトルInfo
- Publication number
- JP2583441Y2 JP2583441Y2 JP1990053294U JP5329490U JP2583441Y2 JP 2583441 Y2 JP2583441 Y2 JP 2583441Y2 JP 1990053294 U JP1990053294 U JP 1990053294U JP 5329490 U JP5329490 U JP 5329490U JP 2583441 Y2 JP2583441 Y2 JP 2583441Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- bottle
- concave
- main body
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプラスチックボトル本体に本体とは別体の取
手を取り付けた取手付ボトルに関する。
手を取り付けた取手付ボトルに関する。
(従来の技術) 従来よりプラスチックボトル本体に本体とは別体の取
手を取り付けてなる取手付ボトルとしては、第1図に一
部切り欠いた正面図を示すようにボトル本体に形成した
取手取付用の凹部の奥部壁面に、取手の水平支持部先端
の係止突起を食い込ませて取り付けたものが提案されて
いる(例えば、実開昭62−115337号公報) (考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来の取手付ボトルにおいては、水平支
持部先端が凹部の奥部壁面に食い込んだ部分に、取手に
加わる外力等が集中して壁面が変形し取手がはずれ易く
なるという欠点があった。
手を取り付けてなる取手付ボトルとしては、第1図に一
部切り欠いた正面図を示すようにボトル本体に形成した
取手取付用の凹部の奥部壁面に、取手の水平支持部先端
の係止突起を食い込ませて取り付けたものが提案されて
いる(例えば、実開昭62−115337号公報) (考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来の取手付ボトルにおいては、水平支
持部先端が凹部の奥部壁面に食い込んだ部分に、取手に
加わる外力等が集中して壁面が変形し取手がはずれ易く
なるという欠点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記欠点を解決するために、取手の係止部端
面の横断面を外方に凹とすることにより外力の集中を分
散するようにしたものであり、以下添付図面に基き詳し
く説明する。
面の横断面を外方に凹とすることにより外力の集中を分
散するようにしたものであり、以下添付図面に基き詳し
く説明する。
第1図は本考案の取手付ボトルの一例を示す一部切り
欠いた正面図、第2図は第1図のII−II横断面図であ
り、第3図は取手の斜視図である。
欠いた正面図、第2図は第1図のII−II横断面図であ
り、第3図は取手の斜視図である。
本考案は第1〜3図に示すように、ボトル本体1の上
部側面に形成した取手取付用の凹部2に、握り部31とそ
の握り部から横方向に延出した支持部32とを有する取手
3を、取手支持部先端の全幅にわたり設けた係止部33を
前記凹部の奥部壁面21に食い込むように係合することに
より取り付けてなり、前記係止部33の端面34の横断面形
状を外方に凹となった曲面としたことを特徴とする取手
付ボトルである。
部側面に形成した取手取付用の凹部2に、握り部31とそ
の握り部から横方向に延出した支持部32とを有する取手
3を、取手支持部先端の全幅にわたり設けた係止部33を
前記凹部の奥部壁面21に食い込むように係合することに
より取り付けてなり、前記係止部33の端面34の横断面形
状を外方に凹となった曲面としたことを特徴とする取手
付ボトルである。
本考案において取手3は握り部31と握り部31から横方
向に延出した支持部32とを有し、第1、3図の例では握
り部31の上下からそれぞれ支持部32が横方向に延び、全
体としてコの字状をなしている。
向に延出した支持部32とを有し、第1、3図の例では握
り部31の上下からそれぞれ支持部32が横方向に延び、全
体としてコの字状をなしている。
支持部32先端には、係止部33が全幅にわたり形成され
ているが、第1、3図の例では、支持部32先端の全周に
わたって突出するように鍔状に形成してある。
ているが、第1、3図の例では、支持部32先端の全周に
わたって突出するように鍔状に形成してある。
この取手3は、第1図に示すように、ボトル本体1の
上部側面に形成した取手取付用凹部2に取り付けられて
いるが、前記支持部先端の係止部33が凹部2の奥部壁面
21に食い込むように係合している。この時第2〜3図に
示すように係止部33が支持部32先端の全幅にわたって形
成されているとともに、係止部33の端面34の横断面形状
を外方に凹となった曲面としているので、端面34に接す
る奥部壁面21を広い面積で、しかも外方に凹となった曲
面形状により抱持するようにおさえるので、取手3に加
わる外力を分散し、奥部壁面21の変形を防止し、取付強
度が向上する。
上部側面に形成した取手取付用凹部2に取り付けられて
いるが、前記支持部先端の係止部33が凹部2の奥部壁面
21に食い込むように係合している。この時第2〜3図に
示すように係止部33が支持部32先端の全幅にわたって形
成されているとともに、係止部33の端面34の横断面形状
を外方に凹となった曲面としているので、端面34に接す
る奥部壁面21を広い面積で、しかも外方に凹となった曲
面形状により抱持するようにおさえるので、取手3に加
わる外力を分散し、奥部壁面21の変形を防止し、取付強
度が向上する。
このような取手付ボトルを製造するためには、ボトル
本体1のブロー成形用金型内の所定位置に、あらかじめ
射出成形等により成形された取手3をセットしておく。
この状態で第1、第2図に示すようにボトル本体用のプ
リフォーム4を加熱軟化させ、ブロー成形することによ
りボトル本体1の奥部壁面21が前記取手3の係止部33を
包み込むようにすればよい。この時に、係止部33の端面
34の横断面形状を第2図に示すように外方に凹となった
曲面としているので、前記プリフォーム4の円筒形にほ
ぼ対応しているので、ブロー成形により膨脹する奥部壁
面12が均一に接触し係止部に回り込むという効果があ
る。
本体1のブロー成形用金型内の所定位置に、あらかじめ
射出成形等により成形された取手3をセットしておく。
この状態で第1、第2図に示すようにボトル本体用のプ
リフォーム4を加熱軟化させ、ブロー成形することによ
りボトル本体1の奥部壁面21が前記取手3の係止部33を
包み込むようにすればよい。この時に、係止部33の端面
34の横断面形状を第2図に示すように外方に凹となった
曲面としているので、前記プリフォーム4の円筒形にほ
ぼ対応しているので、ブロー成形により膨脹する奥部壁
面12が均一に接触し係止部に回り込むという効果があ
る。
(考案の効果) 本考案は、ボトル本体の上部側面に形成した取手取付
用の凹部に、握り部とその握り部から横方向に延出した
支持部とを有する取手を、取手支持部先端の全幅にわた
り設けた係止部を前記凹部の奥部壁面に食い込むように
係合することにより取り付けてなり、前記係止部の端面
の横断面形状が外方に凹となった曲面としたことを特徴
とする取手付ボトルであるので、取手の係止部を、ボト
ル本体の奥部壁面が、広い面積でしかも係止部の凹状の
端面を抱持するような形でおさえ込んでいるので、取手
の取付強度が大きく、はずれるおそれが少ないという効
果がある。
用の凹部に、握り部とその握り部から横方向に延出した
支持部とを有する取手を、取手支持部先端の全幅にわた
り設けた係止部を前記凹部の奥部壁面に食い込むように
係合することにより取り付けてなり、前記係止部の端面
の横断面形状が外方に凹となった曲面としたことを特徴
とする取手付ボトルであるので、取手の係止部を、ボト
ル本体の奥部壁面が、広い面積でしかも係止部の凹状の
端面を抱持するような形でおさえ込んでいるので、取手
の取付強度が大きく、はずれるおそれが少ないという効
果がある。
第1図は本考案の取手付ボトルの一例を示す一部切り欠
いた正面図、第2図は第1図のII−II横断面図であり、
第3図は取手の斜視図である。 1…ボトル本体、2…取手取付用凹部、21…奥部壁面、
3…取手、31…握持部、32…支持部、33…係止部、34…
係止部の端面。
いた正面図、第2図は第1図のII−II横断面図であり、
第3図は取手の斜視図である。 1…ボトル本体、2…取手取付用凹部、21…奥部壁面、
3…取手、31…握持部、32…支持部、33…係止部、34…
係止部の端面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−99350(JP,A) 実開 昭62−188428(JP,U) 実開 昭63−3933(JP,U) 実開 昭63−3935(JP,U) 実開 昭57−131424(JP,U) 実開 昭55−98731(JP,U) 実開 昭59−94038(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ボトル本体の上部側面に形成した取手取付
用の凹部に、握り部とその握り部から横方向に延出した
支持部とを有する取手を、取手支持部先端の全幅にわた
り設けた係止部を前記凹部の奥部壁面に食い込むように
係合することにより取り付けてなり、前記係止部の端面
の横断面形状を、外方に凹となった曲面としたことを特
徴とする取手付ボトル。
Priority Applications (12)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990053294U JP2583441Y2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 取手付ボトル |
AT91906971T ATE134564T1 (de) | 1990-04-12 | 1991-04-11 | Verfahren zur herstellung einer henkelflasche |
KR1019910701835A KR0170397B1 (ko) | 1990-04-12 | 1991-04-11 | 핸들이 부착된 병의 제조방법 |
EP91906971A EP0482203B2 (en) | 1990-04-12 | 1991-04-11 | Method of manufacturing bottle with hand-grip |
AT95107180T ATE204532T1 (de) | 1990-04-12 | 1991-04-11 | Flasche |
AU76616/91A AU637696B2 (en) | 1990-04-12 | 1991-04-11 | Method of manufacturing bottle with hand-grip |
EP95107180A EP0670213B8 (en) | 1990-04-12 | 1991-04-11 | A bottle |
DE69132702T DE69132702T2 (de) | 1990-04-12 | 1991-04-11 | Flasche |
PCT/JP1991/000474 WO1991016190A1 (en) | 1990-04-12 | 1991-04-11 | Method of manufacturing bottle with hand-grip |
DE69117425T DE69117425T3 (de) | 1990-04-12 | 1991-04-11 | Verfahren zur herstellung einer henkelflasche |
US08/056,938 US5338503A (en) | 1990-04-12 | 1993-05-05 | Method of making a bottle with a handle |
US08/247,276 US5560506A (en) | 1990-04-12 | 1994-05-23 | Bottle with a handle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990053294U JP2583441Y2 (ja) | 1990-05-22 | 1990-05-22 | 取手付ボトル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0413536U JPH0413536U (ja) | 1992-02-04 |
JP2583441Y2 true JP2583441Y2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=31574356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990053294U Expired - Lifetime JP2583441Y2 (ja) | 1990-04-12 | 1990-05-22 | 取手付ボトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583441Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2796913B2 (ja) * | 1992-11-04 | 1998-09-10 | 三菱樹脂株式会社 | 取手付ボトル |
CN1052950C (zh) * | 1993-05-17 | 2000-05-31 | 株式会社吉野工业所 | 带把手的合成树脂制瓶体及其制造方法 |
AU727520B2 (en) * | 1997-11-28 | 2000-12-14 | Mitsubishi Chemical Corporation | A handle for a plastic bottle and a plastic bottle with a handle |
JP2007039135A (ja) * | 1998-11-17 | 2007-02-15 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 把手体および把手付プラスチックボトル |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62188428U (ja) * | 1986-05-22 | 1987-12-01 | ||
JPH0520675Y2 (ja) * | 1987-05-29 | 1993-05-28 |
-
1990
- 1990-05-22 JP JP1990053294U patent/JP2583441Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0413536U (ja) | 1992-02-04 |
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JPH0281258U (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |