JP2583147Y2 - リセプタクル端子 - Google Patents
リセプタクル端子Info
- Publication number
- JP2583147Y2 JP2583147Y2 JP1991073410U JP7341091U JP2583147Y2 JP 2583147 Y2 JP2583147 Y2 JP 2583147Y2 JP 1991073410 U JP1991073410 U JP 1991073410U JP 7341091 U JP7341091 U JP 7341091U JP 2583147 Y2 JP2583147 Y2 JP 2583147Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- locking portion
- punched
- locking
- receptacle terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プラグ端子とバネ性を
もって接触する接触子からなるリセプタクル端子に関す
る。
もって接触する接触子からなるリセプタクル端子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のリセプタクル端子にあっては、
図4および図5に示すように、プラグ端子(図示せず)
とバネ性をもって接触する接触子26の部分と、その接
触子26の一端Aの固定側となるベース部57と、接触
子26の自由端Bとなる他端を係止する係止部56′と
が一体となってプレート59から打ち抜かれ、ベース部
57における図5中点線で示す箇所を折り曲げることに
よって立体的に形成されるようになっている。
図4および図5に示すように、プラグ端子(図示せず)
とバネ性をもって接触する接触子26の部分と、その接
触子26の一端Aの固定側となるベース部57と、接触
子26の自由端Bとなる他端を係止する係止部56′と
が一体となってプレート59から打ち抜かれ、ベース部
57における図5中点線で示す箇所を折り曲げることに
よって立体的に形成されるようになっている。
【0003】その際、従来では、接触子26の自由端B
の側方を打ち抜いて、その打ち抜き部分を立ち上げてフ
ック状に折り曲げることにより係止部56′を形成する
ようにしている。
の側方を打ち抜いて、その打ち抜き部分を立ち上げてフ
ック状に折り曲げることにより係止部56′を形成する
ようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、接触子26の自由端Bの側方を打ち抜いて、その
打ち抜き部分を立ち上げてフック状に折り曲げることに
より係止部56′を形成するのでは、図5に示すよう
に、係止部56′を形成するための打抜き部分を充分大
きくとることができず、そのため、図4に示すように、
係止部56′における接触子26の自由端Bを係止する
高さhが低くなって接触子26の充分なストロークを確
保することができなくなってしまうことである。
点は、接触子26の自由端Bの側方を打ち抜いて、その
打ち抜き部分を立ち上げてフック状に折り曲げることに
より係止部56′を形成するのでは、図5に示すよう
に、係止部56′を形成するための打抜き部分を充分大
きくとることができず、そのため、図4に示すように、
係止部56′における接触子26の自由端Bを係止する
高さhが低くなって接触子26の充分なストロークを確
保することができなくなってしまうことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、プラグ端子と
バネ性をもって接触する接触子の部分と、その接触子の
一端の固定側となるベース部と、接触子の自由端となる
他端を係止する係止部とが一体となってプレートから打
ち抜かれ、ベース部を折り曲げることによって立体的に
形成されるリセプタクル端子において、前記ベース部の
先端に係止部となる打ち抜き片を形成して、その打ち抜
き片を垂直に立ち上げて、その立上げ部分の先方をフッ
ク状に折り曲げて係止部を充分な高さをもって形成する
ようにして、接触子の充分なストロークを確保するよう
にしている。
バネ性をもって接触する接触子の部分と、その接触子の
一端の固定側となるベース部と、接触子の自由端となる
他端を係止する係止部とが一体となってプレートから打
ち抜かれ、ベース部を折り曲げることによって立体的に
形成されるリセプタクル端子において、前記ベース部の
先端に係止部となる打ち抜き片を形成して、その打ち抜
き片を垂直に立ち上げて、その立上げ部分の先方をフッ
ク状に折り曲げて係止部を充分な高さをもって形成する
ようにして、接触子の充分なストロークを確保するよう
にしている。
【0006】
【実施例】本考案によるリセプタクル端子にあっては、
図1ないし図3に示すように、プラグ端子(図示せず)
と接触する接触子26の部分と、その接触子26の一端
Aの固定側となるベース部57と、接触子26の自由端
Bとなる他端を係止する係止部56と、ソルダーテール
部58とが一体となってプレート59から打ち抜かれ、
ベース部57における図3中点線で示す箇所を折り曲げ
ることによって立体的に形成されるようになっている。
そして、接触子26がプラグ端子とバネ性をもって接触
することができるように山形に形成される。
図1ないし図3に示すように、プラグ端子(図示せず)
と接触する接触子26の部分と、その接触子26の一端
Aの固定側となるベース部57と、接触子26の自由端
Bとなる他端を係止する係止部56と、ソルダーテール
部58とが一体となってプレート59から打ち抜かれ、
ベース部57における図3中点線で示す箇所を折り曲げ
ることによって立体的に形成されるようになっている。
そして、接触子26がプラグ端子とバネ性をもって接触
することができるように山形に形成される。
【0007】その際、本考案では、ベース部57の先端
に係止部56となる打ち抜き片を形成して、その打ち抜
き片を垂直に立ち上げて、その立上げ部分の先方をフッ
ク状に折り曲げることにより係止部56を形成するよう
にしたことを特徴としている。
に係止部56となる打ち抜き片を形成して、その打ち抜
き片を垂直に立ち上げて、その立上げ部分の先方をフッ
ク状に折り曲げることにより係止部56を形成するよう
にしたことを特徴としている。
【0008】したがって、本考案によれば、ベース部5
7の先端に係止部56となる打ち抜き片を形成するに際
して、何ら制約がなくその打抜き片を大きくとることが
でき、そのため係止部56における接触子26の自由端
Bを係止する高さhを充分にとることができて接触子2
6のストロークを充分に確保でき、プラグ端子との接触
圧を良好に保つことができるようになる。
7の先端に係止部56となる打ち抜き片を形成するに際
して、何ら制約がなくその打抜き片を大きくとることが
でき、そのため係止部56における接触子26の自由端
Bを係止する高さhを充分にとることができて接触子2
6のストロークを充分に確保でき、プラグ端子との接触
圧を良好に保つことができるようになる。
【0009】
【考案の効果】以上、本考案によるリセプタクル端子に
あっては、プラグ端子とバネ性をもって接触する接触子
の部分と、その接触子の一端の固定側となるベース部
と、接触子の自由端となる他端を係止する係止部とを一
体となってプレートから打ち抜き、ベース部を折り曲げ
ることによって立体的に形成する際、ベース部の先端に
係止部となる打ち抜き片を形成して、その打ち抜き片を
垂直に立ち上げて、その立上げ部分の先方をフック状に
折り曲げることにより係止部を形成するようにしたもの
で、係止部における接触子の自由端を係止する高さを充
分にとることができて接触子のストロークを充分に確保
でき、プラグ端子との接触圧を良好に保つことができる
という優れた利点を有している。
あっては、プラグ端子とバネ性をもって接触する接触子
の部分と、その接触子の一端の固定側となるベース部
と、接触子の自由端となる他端を係止する係止部とを一
体となってプレートから打ち抜き、ベース部を折り曲げ
ることによって立体的に形成する際、ベース部の先端に
係止部となる打ち抜き片を形成して、その打ち抜き片を
垂直に立ち上げて、その立上げ部分の先方をフック状に
折り曲げることにより係止部を形成するようにしたもの
で、係止部における接触子の自由端を係止する高さを充
分にとることができて接触子のストロークを充分に確保
でき、プラグ端子との接触圧を良好に保つことができる
という優れた利点を有している。
【図1】本考案によるリセプタクル端子の一実施例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図2】同実施例におけるリセプタクル端子の正面図で
ある。
ある。
【図3】同実施例における接触子、ベース部および係止
部のプレートからの打ち抜き状態を示す平面図である。
部のプレートからの打ち抜き状態を示す平面図である。
【図4】従来のリセプタクル端子における接触子、ベー
ス部および係止部がらなる部分の正面図である。
ス部および係止部がらなる部分の正面図である。
【図5】従来のリセプタクル端子における接触子、ベー
ス部および係止部のプレートからの打ち抜き状態を示す
平面図である。
ス部および係止部のプレートからの打ち抜き状態を示す
平面図である。
26 接触子 56 係止部 57 ベース部 58 ソルダーテール部 59 プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 辻 孝之 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (72)考案者 大塚 浩文 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式 会社本田技術研究所内 (56)参考文献 特開 平1−202328(JP,A) 実開 平2−37463(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/11 - 13/115 H01R 43/16
Claims (1)
- 【請求項1】 プラグ端子とバネ性をもって接触する接
触子の部分と、その接触子の一端の固定側となるベース
部と、接触子の自由端となる他端を係止する係止部とが
一体となってプレートから打ち抜かれ、ベース部を折り
曲げることによって立体的に形成されるリセプタクル端
子において、前記ベース部の先端に係止部となる打ち抜
き片を形成して、その打ち抜き片を垂直に立ち上げて、
その立上げ部分の先方をフック状に折り曲げることによ
り前記係止部を形成したことを特徴とするリセプタクル
端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991073410U JP2583147Y2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | リセプタクル端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991073410U JP2583147Y2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | リセプタクル端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135172U JPH04135172U (ja) | 1992-12-16 |
JP2583147Y2 true JP2583147Y2 (ja) | 1998-10-15 |
Family
ID=31930644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991073410U Expired - Fee Related JP2583147Y2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | リセプタクル端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2583147Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0313253A3 (en) * | 1987-10-19 | 1990-05-23 | Interlock Corporation | Tab receptacle with fixed beam contacts |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP1991073410U patent/JP2583147Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04135172U (ja) | 1992-12-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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