JP2581397Y2 - ウイック携帯箱 - Google Patents

ウイック携帯箱

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JP2581397Y2
JP2581397Y2 JP6427393U JP6427393U JP2581397Y2 JP 2581397 Y2 JP2581397 Y2 JP 2581397Y2 JP 6427393 U JP6427393 U JP 6427393U JP 6427393 U JP6427393 U JP 6427393U JP 2581397 Y2 JP2581397 Y2 JP 2581397Y2
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Inventor
幸夫 廣田
Original Assignee
株式会社アドジャパン
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、頭髪が植えられている
人形の頭部であるウイックの携帯箱に関するもので、こ
のウイック携帯箱はウイックの頭髪に対して整髪を行
い、その頭髪の仕上げ形状等が審査される理美容技術の
コンテスト会場にウイックを携帯するためのものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の競技会において使用する
ウイックは、競技への出場者が髪形をセットしたウイッ
クを自ら競技場に携帯しなければならなかったが、その
携帯時には、例えば、大きなビニール袋内に収納すると
共に袋内に空気を入れて膨らませた状態で携帯してい
た。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このようなビニール袋
を膨らませた状態で携帯するには、嵩張るので持ち歩き
に不便であると共に、内部のウイックが不安定であるた
め移動したりして、せっかくセットした髪形が崩れたり
してしまうという問題があった。
【0004】本考案は、従来のウイック携帯箱における
前述の問題点を解決するもので、ウイックの携帯に適切
な大きさで、箱とウイックとの間に間隙が形成されるに
も係わらず、安定してウイックを収容することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、前述の目的を
達成するためのウイック携帯箱の手段に関し、その手段
は、底面が閉鎖され、上面が開閉自在の蓋板とされた箱
体の4周を形成する側面中の1側面の左右両側に切断線
を形成して、その側面を開閉自在にすると共に、ウイッ
クの頸部が装着される取付け窪みが形成されているウイ
ック取付け板を箱体内面の上面側に取り付け、前記ウイ
ック取付け板に装着したウイック頸部をウイック取付け
窪みに押し付ける頸部押圧部が形成されている押圧板
を、ウイック取付け板に対向する位置において前記開閉
自在な側面に取り付け、蓋板の先端に形成された挿込片
を挿込む挿込孔が押圧板と前記側面間に形成されたこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】本考案のウイック携帯箱は、ウイックの携帯の
ためのものであるので、ウイックの大きさに合わせて作
られるので、その大きさはウイックにマッチしたものと
なり、大きすぎて携帯が困難になることがない。
【0007】そして、開閉自在な側面を開いて、ウイッ
クの頸部をウイック取付け板の取付け窪みに装着後、こ
の側面を閉鎖して、蓋板の挿込片を押圧板と開閉自在な
側面間に形成された挿込孔に挿入すれば、この側面の開
放が阻止されると共に、ウイックの頸部はウイック取付
け板の取付け窪みと押圧板の頸部押圧部間に挟み込まれ
て支持される。
【0008】そのために、ウイック携帯箱内においてウ
イックの頭部が下向き、もしくは上向きの状態となるよ
うにウイック携帯箱を保てば、ウイックは宙吊り、もし
くは載置の状態となり、ウイックの顔面が箱内面と擦れ
あったり、頭髪が乱れ、絡まったりする恐れがなく、従
って詰め物の必要がなくなるものである。
【0009】
【実施例】次に、本考案の実施の1例を、これを携帯す
るバッグと共に、図面について説明する。図2は、その
箱体Aの展開図で、この箱体Aは段ボール、厚紙、プラ
スチック等の適宜材質の薄板で形成され、同図の実線は
切断する位置、点線は折曲位置、2点鎖線は他の部品を
貼り付ける位置を示している。
【0010】この箱体Aは、4つの側面1a,1b,1
c,1dが折曲線により順次に連続して形成されると共
に、一方の側面1dの端には貼着部2が形成されてお
り、この貼着部2を反対側の側面1aの端部に貼着すれ
ば、4つの長方形の側面1a,1b,1c,1dによっ
て形成される断面正方形の筒状の箱体Aとなる。
【0011】この箱体Aの底面側には、側面1aは中央
に窪み3を設けた底片4、その左右の側面1b,1dは
斜辺5によって挿込部6が設けられた左右片7、更に側
面1cは底片4の窪み3と同幅の挿込部8を設けた挿込
片9とが形成されている。これらの底片4、左右片7、
挿込片9を折り込んで、底片4の窪み3内に左右片7の
挿込部6と、挿込片9の挿込部8を差し込むと、閉鎖さ
れた底面が形成される。
【0012】この箱体Aの底面としては前述の構成に限
定されるものではなく、4つの側面1a,1b,1c,
1dを断面正方形の筒体に組み立てた後に、閉鎖状態を
維持することができる構成であれば、どんな構成でも差
し支えない。
【0013】側面1aの上面側、即ち底面とは反対側
に、先端に挿込片11を設けた蓋板12が連設され、側
面1b,1dの上面側には蓋板12の半分幅の短い中蓋
板13が連設されており、中蓋板13を折曲した上に、
蓋板12を重ねるようにして折曲することにより、箱体
Aの上面を蓋することができるようになっている。
【0014】側面1cには底面に近接して折曲線15を
設け、その左右の側面1b,1dにおいて斜めになって
いて、中蓋13から折曲線15に達する切断線16が設
けられ、正方形の筒体に組み立てられた箱体Aに対し、
折曲線15から側面1cを起こすことができるようにな
っている。
【0015】この箱体Aには、図2の展開状態にあると
きに図3に示すウイック取付け板B、押圧板C、2つの
補助板D、補助側板E、Fの斜線部分が、それぞれに該
当する図2の箱体Aの2点鎖線で示した位置に貼着され
るもので、この貼着を行った後に箱体Aを組み立てる過
程の状態を図1に示す。
【0016】ウイック取付け板Bには、ウイックZの頸
部に形成された段部Z1の細径部Z2が挿入できる大き
さの取付け窪みB1が形成されており、ウイック取付け
板Bの斜線で示した貼着部B2に対して窪みB1が形成
された面B3を起立させると、面B3は側面1b,1d
に貼着された補助板Dに接触し、起立状態を維持するよ
うになる。
【0017】押圧板Cには頸部押圧部C1が形成されて
おり、この押圧部C1が形成されている面C2を貼着部
C3に対して起立させると、側面1cを閉鎖状態とした
際に、頸部押圧部C1がウイック取付け板Bの取付け窪
みB1に挿入したウイックZの細径部Z2を取付け窪み
B1との間に挟み込むようになっている。
【0018】又、面C2と貼着部C3の境界に、段状に
切断線C4が形成されていることによって、面C2を起
こせば切断線C4に該当する部分に横孔が形成され、こ
の横孔が蓋板12の先端に設けた挿込片11の挿入孔2
0となる。
【0019】このウイック携帯箱は前述の構成であるた
めに、箱体Aの側面1cは折曲線15から起立させるこ
とによって開放可能であり、伏倒すればこの開放の閉鎖
が可能である。この閉鎖を行った際に、側面1b,1d
に貼着された補助側板E、Fは、切断線16の斜め部分
よりも外側にはみ出した部分が側面1b,1dの内面側
に入り込むので、側面1cが左右に揺動することはな
い。
【0020】前記のようにして、側面1cを開いた後に
ウイック取付け板Bを起立させて、補助板Dとの接触に
より起立状態に維持させておき、ウイックZの頭を底面
側に向け、ウイック取付け板Bの取付け窪みB1にウイ
ックZの細径部Z2を挿入する。
【0021】次に、側面1cを閉鎖すれば、押圧板Cと
ウイック取付け板Bの位置が一致しているために、ウイ
ック取付け板Bの取付け窪みB1に取り付けられた細径
部Z2を、押圧板Cの頸部押圧部C1が上から押し付け
るので、ウイックZの細径部Z2が窪みB1と頸部押圧
部C1間に挟持される。
【0022】更に、箱体Aの蓋板12を閉鎖して、その
先端の挿込部11を前記の挿入孔20に差し込めば、蓋
板12の開放が阻止されると共に、ウイックZの頸部の
段部Z1はウイック取付け板Bと蓋板12間に挟持され
る。従って、図6のように蓋板12が上側になるように
箱体Aが置かれた場合には、ウイックZの頭部は宙吊り
状態、これと反対に置かれた場合には、ウイックZの段
部Z1が中蓋板13と蓋板12上に載置された状態とな
る。
【0023】そのために、ウイックZをこの状態で箱体
A内に格納して携帯すれば、ウイックZが箱体Aの内面
に接触する恐れがなく、その汚損や損傷が防止され、ウ
イックZの頭髪が絡まったりすることもない。
【0024】図7は、このウイック携帯箱を収容するバ
ッグYを示し、このバッグYはファスナーY1で開閉さ
れる左右の袋部Y2の間に、ウイック携帯箱の収容部Y
3が設けられている。この収容部Y3の左右はファスナ
ーY4によって袋部Y2に対して開閉自在とされ、更に
袋部Y2の外側面にはサイドポケットY5を設けたもの
である。
【0025】従って、ファスナーY4を開いて、図6の
ようにウイックZが前記の宙吊り、もしくは載置状態と
なるようにウイック携帯箱を収容後、ファスナーY4を
閉じ、袋部Y3に両端が取り付けられている吊革Y6を
肩に掛けて携行するもので、袋部Y2、サイドポケット
Y5に整髪に必要な鋏、櫛等の道具類を収容することが
できるものである。
【0026】
【考案の効果】本考案は叙上のように、理美容のコンテ
スト等に携帯するウイックの携帯のための専用の携帯箱
であるので、ウイックの大きさに合わせた最小の大きさ
とすることができ、それほど携帯が邪魔にならない。
【0027】そして、箱体内においてウイックは、その
頸部をウイック取付け板の窪みと押圧板の押圧部とに挟
み込まれ、且つウイック取付け板と箱体の蓋板間で挟持
されので、上下、前後、左右に動揺することがない。
【0028】従って、携帯箱内のウイックが箱内で動揺
する恐れがなく、そのためにウイックが箱内面に接触す
るのが防止されて、ウイックの損傷や汚損の恐れがなく
なり、しかもウイックは宙吊り状態であるので頭髪の絡
まりがなく、これらを防止するための箱体内への詰め物
の必要もなく、運搬重量を軽減できる。
【0029】更に、押圧板が貼着されている開閉自在な
側面は、蓋体の挿込片が側面と押圧板との間に形成され
た挿込孔に挿入されて、開閉自在の側面が開放するのを
防止しているので、妄りに側面が開放することがない等
の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の組立過程の斜視図である。
【図2】箱体の展開図である。
【図3】同上に貼着する部品の展開図である。
【図4】組立の完了した箱体にウイックの格納状態を示
す斜視図である。
【図5】同上の閉蓋状態を示す斜視図である。
【図6】図5の断面図である。
【図7】この実施例のウイック携帯箱を収容するバッグ
の斜視図である。
【符号の説明】
A 箱体 B ウイック取付け板 B1 取付け窪み C 押圧板 C1 頸部押圧部 1a、1c 側面 11 挿込片 12 蓋板 16 切断線 20 挿込孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 85/18 A63H 3/44 B65D 5/50

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面が閉鎖され、上面が開閉自在の蓋板
    とされた箱体の4周を形成する側面中の1側面の左右両
    側に切断線を形成して、その側面を開閉自在にすると共
    に、ウイックの頸部が装着される取付け窪みが形成され
    ているウイック取付け板を箱体内面の上面側に取り付
    け、前記ウイック取付け板に装着したウイック頸部をウ
    イック取付け窪みに押し付ける頸部押圧部が形成されて
    いる押圧板を、ウイック取付け板に対向する位置におい
    て前記開閉自在な側面に取り付け、蓋板の先端に形成さ
    れた挿込片を挿込む挿込孔が押圧板と前記側面間に形成
    されたことを特徴とするウイック携帯箱。
JP6427393U 1993-11-05 1993-11-05 ウイック携帯箱 Expired - Fee Related JP2581397Y2 (ja)

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KR200449464Y1 (ko) * 2008-05-06 2010-07-12 정정일 피자눌림이 방지되는 피자박스

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