JP2580832Y2 - 両面掲示用の吊り額縁 - Google Patents

両面掲示用の吊り額縁

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JP2580832Y2
JP2580832Y2 JP2078493U JP2078493U JP2580832Y2 JP 2580832 Y2 JP2580832 Y2 JP 2580832Y2 JP 2078493 U JP2078493 U JP 2078493U JP 2078493 U JP2078493 U JP 2078493U JP 2580832 Y2 JP2580832 Y2 JP 2580832Y2
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JP
Japan
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frame
transparent face
hanging
double
face plates
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Application number
JP2078493U
Other languages
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JPH0668566U (ja
Inventor
芳治 長井
Original Assignee
オリジン工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ポスターや写真、絵
画等の掲示物を収納して吊り下げることにより、両面に
掲示物を展示することもできる簡易な両面掲示用の吊り
額縁に関する。
【0002】
【従来の技術】普通の額縁であると、フレームが四角に
枠組みされていることから、作品の出し入れが困難であ
るため、殊に、ポスター等の展示においては、フレーム
を省いた簡易な額縁が用いられることがある。従来のこ
の種の額縁としては、実公昭49−42452号公報に
記載されたものを挙げることができる。
【0003】従来の両面掲示用の吊り額縁は、この公報
によると、上端にのみフレームを有し、それが蟻溝のチ
ャンネル形であって、その溝内に係合する二枚の透明面
板の下端部間に帯片を介在させて結合し、下端閉塞形と
したもので、上端が開放可能であるため、掲示物の取り
替えの際には、二枚の透明面板を吊りフレームから一旦
外し、上端を開くことによりその両透明面板の間に掲示
物が挿入される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来の両
面掲示用の吊り額縁は、吊りフレームが透明面板を垂れ
下げのために掛止するものであるが、同時に、取り付け
取り外しの際の案内溝となるもので、透明面板が外れや
すいという安定性の面で問題があり、また、掲示物を取
り替えるときには、吊りフレームに沿って二枚の透明面
板を移動する面倒な操作が必要であり、特に、取り付け
作業が困難であった。
【0005】この点については、吊りフレームから透明
面板を外すと、その二枚の結合が安定性の基本となる上
端で解かれるために、掲示物の挿入が非常に困難であっ
て、しかも、吊りフレームに両透明面板を取り付けるま
では、その間に掲示物を安定して保持できないという問
題があった。
【0006】さらに、下端にフレームがなく、風により
煽られやすいことはもちろん、情緒的に不体裁であっ
た。
【0007】この考案は、上記のような実情に鑑みて、
吊りフレームに対して二枚の透明面板が一体的に組み付
けられ、下端にもフレームを有するので、安定性および
体裁が良好であり、しかも、掲示物の取り替えの際に、
透明面板の取り付け取り外しが不要であって、掲示物の
取り替えを要領良く容易になし得る両面掲示用の吊り額
縁を提供することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この考案の両面掲示用の吊り額縁は、下面に開口
するチャンネル形の吊りフレームに、掲示物が弾力的に
挾まれ得る柔軟な透明面板を、二つ合わせにその溝から
垂れ下げるとともに、吊りフレームの両端をキャップで
封じることにより外れ不能に掛止し、両透明面板の下端
には、それぞれ下部フレームを取り付け、両下部フレー
ムに、相互に吸着する永久磁石を装着し、上端が常時閉
において下端開放可能に構成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】両面掲示用の吊り額縁を上記のように構成した
から、掲示物を取り替えるときには、両透明面板の下端
を永久磁石の吸着力に抗して開きながら、その間に掲示
物を挿入し、上端において透明面板の間にその弾力によ
り挾み付け、その後、永久磁石の吸着力に任せて下端を
閉じる。
【0010】吊りフレームに対して両透明面板が外れ不
能であり、また、下端がフレームによる補強状態におい
て閉塞されるために、全体的に非常に安定性がある。
【0011】
【実施例】次に、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】図面は、一実施例を示したもので、その両
面掲示用の吊り額縁は、上端の吊りフレーム1に二枚の
透明面板3,3を垂れ下げ、両透明面板3,3の下端に
は、それぞれ下部フレーム5,5を取り付け、両方に互
いに吸着する永久磁石7,7が装着される。
【0013】吊りフレーム1は、アルミ押出形材からな
る蟻溝のチャンネル形であつて、両端にキャップ9,9
を取り付け、その取り付けにつき、押出成形において上
端部にスクリューポケット11を形成し、それに取付ビ
ス13を螺入してある。そして、両キャップ9,9には
それぞれ吊り片15が上向きに突設してある。それに
は、孔17が設けられているので、孔17に吊り紐18
を通すか、或いは、ピン19等を介して吊り紐18を掛
ける。
【0014】透明面板3,3は、ビニール等の柔軟に可
撓性を有する合成樹脂製であつて、吊りフレーム1に対
する取り付けのために、上端に幾つか部分的に抜き起こ
しにより掛止片21,21,・・を形成し、それを吊り
フレーム1の溝開口部に掛け止めてある。また、上端部
では、両透明面板3,3が帯状のセパレータ25を介し
て接着してある。
【0015】透明面板3,3のこのような取り付け状態
から、吊りフレーム1からは決して脱落することはな
く、仮に、取り外すとすれば、両端のキャップ9,9を
外して端から抜き取る必要がある。
【0016】下部フレーム5,5は、これもアルミ押出
形材からなるもので、透明面板3,3の下端部の外面に
接着して取り付けられており、その接着部の下端に相対
向して開口した形において、永久磁石7の嵌着溝29が
形成してある。
【0017】永久磁石7は、この嵌着溝29の全長に嵌
まる棒状に形成され、両永久磁石7,7が接合する状態
において、両透明面板3,3の間には間隔が開けられて
いる。そして、上端に行くにつれてその間隔が狭くなっ
ている。
【0018】掲示物Wを装着するときには、下端が永久
磁石7,7の接着により閉塞された状態において、透明
面板3,3の間にその掲示物Wを側端から挿入すること
も可能であるが、それが可能な場合では、逆に端から抜
けるおそれがあるので、掲示物Wの安定性が得られな
い。そこで、普通の使用においては、下端を開いて掲示
物Wを挿入し、図2に示すように、上端を透明面板3,
3の間にその弾力で挾み付ける。
【0019】掲示物Wの収納状態においては、その厚み
により、両透明面板3,3の間隔が均等化される。な
お、掲示物Wの他に、中板や裏板等を共に挿入すること
がある。
【0020】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、次のような優れた効果がある。
【0021】掲示物の取り替えの際には、吊りフレーム
から透明面板を取り外す面倒な作業を全く要しなく、下
端を開いて掲示物の旧の引き出しおよび新の挿入をな
し、挿入のときには、上端を両透明面板の間に狭ませて
保持した状態において、下端が永久磁石により自然に閉
じられるので、取り替えを要領良くなし得て、その作業
性が非常に良好となる。
【0022】両透明面板が上端で吊りフレームと常時結
合状態を保持し、また、下端が開放可能であっても、下
部フレームの補強とともに、永久磁石による結合が伴う
ので、全体的に非常に安定性がある。しかも、下部フレ
ームが重りとなるので、風で煽られるようなこともな
く、たとえ煽られたとしても、掲示物の上端部が両透明
面板によりその弾力で挾まれていることにより、不用意
に脱落するようなことは決してない。
【0023】さらに、上下両端にフレームを有するの
で、外観的に額縁としての体裁が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による両面掲示用の吊り額縁を示す斜
視図である。
【図2】図1のA−A線矢視の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 吊りフレーム 3 透明面板 5 下部フレーム 7 永久磁石 9 キャップ W 掲示物

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に開口するチャンネル形の吊りフレ
    ームに、掲示物が弾力的に挾まれ得る柔軟な透明面板
    を、二つ合わせにその溝から垂れ下げるとともに、吊り
    フレームの両端をキャップで封じることにより外れ不能
    に掛止し、両透明面板の下端には、それぞれ下部フレー
    ムを取り付け、両下部フレームに、相互に吸着する永久
    磁石を装着し、上端が常時閉において下端開放可能に構
    成したことを特徴とする両面掲示用の吊り額縁。
JP2078493U 1993-03-15 1993-03-15 両面掲示用の吊り額縁 Expired - Lifetime JP2580832Y2 (ja)

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JPH0668566U JPH0668566U (ja) 1994-09-27
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