JP2579411Y2 - シーリング材用ヘラ - Google Patents

シーリング材用ヘラ

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JP2579411Y2
JP2579411Y2 JP1991063067U JP6306791U JP2579411Y2 JP 2579411 Y2 JP2579411 Y2 JP 2579411Y2 JP 1991063067 U JP1991063067 U JP 1991063067U JP 6306791 U JP6306791 U JP 6306791U JP 2579411 Y2 JP2579411 Y2 JP 2579411Y2
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JP
Japan
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sealing material
spatula
scraping
joint
convex
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Application number
JP1991063067U
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JPH056000U (ja
Inventor
直実 岡村
暁男 二村
孝夫 日野
正登 白井
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Cemedine Co Ltd
Original Assignee
Cemedine Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、浴室、タイルの目
地、洗面台と壁との継ぎ目、排水管部、ガラス水槽等に
使用される防水、充填又は接着を目的としたシーリング
材のヘラの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的にシーリング材を、例えばタイル
等の目地等に充填する場合、目地の回りをテープにより
マスキングし、該目地内にノズルを有するチューブある
いは押出しガンでシーリング材を余分に入れ、そして、
平板からなるバチ状のヘラによりシーリング材を掻き取
るようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この掻き取り
作業においては、従来の平板状のヘラでは余分なシーリ
ング材が目地内より脇にはみ出し、タイルが汚れたり、
はみ出したシーリング材が身体に付いたりして、職人で
あっても大変難しいものであり、特に、素人が日曜大工
的に作業を行う場合は、大変使いづらく、かつ、はみ出
したシーリング材が無駄になってしまうという課題を有
している。
【0004】本考案は上記課題に鑑みてなされたもので
あって、素人であっても大変使い易く、シーリング材が
目地等の横にあまりはみ出すことがなく、ヘラ内にはみ
出した余分のシーリング材が溜まることにより再使用す
ることができるとともに、大変きれいに仕上げることが
できるシーリング材用ヘラを提供することを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
本考案は、先端側が傾斜する傾斜部と断面円形状でかつ
人の指が入る位の大きさの凹部とを有しシーリング材を
掻取る凸状の掻取り部と、該掻取り部と一体的に形成さ
れた平板状の把持部とからなることを特徴とするシーリ
ング材用ヘラとした。
【0006】前記把持部は、掻取り部の凸部側と反対側
の凹部開放側より一体的に成形されていてもよく、ま
た、前記掻取り部側より一体的に成形されていてもよ
い。
【0007】前記凹部の大きさは、人の指が入る位の大
きさとしてあるので、該凹部内に収容されたシーリング
材を拭き取り易いという利点がある
【0008】
【作用】例えば、タイル間の目地内にシーリング材を入
れて目地内のシーリング材とタイルとを面一にしたい場
合には、図4の実線で示すように、掻取り部(12)の
傾斜部(24)をタイルの面にピッタリ接触させて矢印
方向にシーリング材を掻取るようにする。すると、余分
のシーリング材は横にはみ出ようとするが、側壁部(2
0)により規制され、余分のシーリング材は凹部(1
8)内に掻集められ、また、シーリング材の上面はタイ
ル面と面一状態に目地入れされ、きれいに仕上げること
ができるとともに、掻集められたシーリング材を再使用
することができる。
【0009】また、目地入れのシーリング材の上面をタ
イル面より低くしたい場合には、図4の二点鎖線で示さ
れるようにヘラ(10)の角度を大きくするよう位置さ
せ、シーリング材を掻取るようにすれば、シーリング材
の上面は丸く、かつタイル面より低い状態に目地入れす
ることができ大変きれいに仕上げることができる。
【0010】さらに、水平面状のタイル間の目地幅が異
なる場合、また、床側と垂直壁との交差する目地幅がそ
れぞれ異なる場合、その目地幅に合わせてヘラ(10)
の角度を変えることにより自由自在に目地幅に対応する
ことができる。特に後者の場合の角部における目地入れ
においては、従来の平板状のヘラでは職人においても大
変難しいものであるが、本考案のヘラ(10)において
はヘラの角度を変えるだけで素人でも簡単に、かつきれ
いに仕上げることができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案を添付図面に示す一実施例に基
づいて具体的に説明する。図1〜図3は本考案に係るシ
ーリング材用ヘラ(10)の一実施例を示すものであっ
て、該ヘラ(10)は、目地内に吐出させたシーリング
材を掻き取り目地入れを仕上げる掻取り部(12)と、
該掻取り部(12)と一体的に成形され手指(H)で支
持する平板状の把持部(14)とから構成されている。
【0012】前記掻取り部(12)は、図2に示される
ように上向き側が凸部(16)となっており、下向きに
開放状態となった断面円形状の凹部(18)を有してい
る。従って、この凹部(18)は、前記凸部(16)と
その両側の側壁部(20)及び背壁部(22)とで形成
されるようになっている。この凹部(18)の大きさと
しては、凹部(18)内に掻集められたシーリング材を
拭き取り易くするため、指が入る位の大きさが好まし
い。前記掻取り部(12)の先端側は、凸部(16)側
から把持部(14)側に向かって傾斜する傾斜部(2
4)を有している。この傾斜角度としては、この実施例
では約30°の傾斜が付けられている。従って、凸部
(16)の先端部(26)は丸く尖った状態となってい
る。
【0013】前記凹部(18)は、シーリング材を掻取
る際に余分のはみ出ようとしたシーリング材をその内部
に掻集め収容するものである。そして、側壁部(20)
は、はみ出ようとするシーリング材を規制するものであ
る。
【0014】また、背壁部(22)は、ヘラ(10)を
使用する際に手指(H)で支持するようになっており、
安定した状態で把持部(14)を握り支持することがで
きる。
【0015】図4は、他の実施例を示すヘラ(10)の
斜視図であり、掻取り部(12)の凸部(16)と面一
状態に一体的に後方に延びるよう形成され、従って、図
1から図3に示す実施例の背壁部(22)がなく、凹部
(18)は長手方向に対して開放状態となっている。す
なわち、掻取り部(12)は平板状の把持部(14)よ
り下方側に突出するよう形成され、凸部(16)と把持
部(14)とが面一状態となつているので、ヘラ(1
0)を使用際、力点が掻取り部(12)の先端部(2
6)に集中するので作業し易いという特徴を有してい
る。
【0016】本考案は以上のような構成をしており、次
にその使用の仕方について説明すると、例えば、タイル
間の目地内にシーリング材を入れて目地内のシーリング
材とタイルとを面一にしたい場合には、図の実線で示
すように、掻取り部(12)の傾斜部(24)をタイル
の面にピッタリ接触させて矢印方向にシーリング材を掻
取るようにする。すると、余分のシーリング材は横には
み出ようとするが、側壁部(20)により規制され、余
分のシーリング材は凹部(18)内に掻集められ、ま
た、シーリング材の上面はタイル面と面一状態に目地入
れされ、きれいに仕上げることができる。
【0017】また、目地入れのシーリング材の上面をタ
イル面より低くしたい場合には、図の二点鎖線で示さ
れるようにヘラ(10)の角度を大きくするよう位置さ
せ、シーリング材を掻取るようにすれば、シーリング材
の上面は丸く、かつタイル面より低い状態に目地入れす
ることができ大変きれいに仕上げることができる。
【0018】さらに、水平面状のタイル間の目地幅が異
なる場合、また、床側と垂直壁との交差する目地幅がそ
れぞれ異なる場合、その目地幅に合わせてヘラ(10)
の角度を変えることにより自由自在に目地幅に対応する
ことができる。特に後者の場合の角部における目地入れ
においては、従来の平板状のヘラでは職人においても大
変難しいものであるが、本考案のヘラ(10)において
はヘラの角度を変えるだけで素人でも簡単に、かつきれ
いに仕上げることができる。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、先
端側が傾斜し、断面円形状の凹部を有するシーリング材
を掻取る掻取り部と、該掻取り部と一体的に形成された
平板状の把持部とを有しているので、シーリング材の目
地入れの仕上げ作業においてシーリング材が横へのはみ
出しが阻止され、前記凹部内に余分のシーリング材が掻
集められて仕上げが簡単、かつきれいに行うことができ
るとともに、掻集められたシーリング材を再使用するこ
とができる他、平板状の把持部により安定した状態で仕
上げ作業を行うことができるという実用的効果とを有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るシーリング材用ヘラの一実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1におけるヘラの断面図である。
【図3】図2における底面図である。
【図4】本考案に係るヘラの他の実施例を示す斜視図で
ある。
【図5】本考案に係るヘラの一使用状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
10 ヘラ 12 掻取り部 14 把持部 16 凸部 18 凹部 20 側壁部 24 傾斜部 26 先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 白井 正登 東京都品川区東五反田4丁目5番9号 セメダイン株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 21/165

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側が傾斜する傾斜部と断面円形状
    かつ人の指が入る位の大きさの凹部とを有しシーリング
    材を掻取る凸状の掻取り部と、該掻取り部と一体的に形
    成された平板状の把持部とからなることを特徴とするシ
    ーリング材用ヘラ。
  2. 【請求項2】 前記把持部は、掻取り部の凸部側と反対
    側の凹部開放側より一体成形されていることを特徴とす
    る請求項1に記載のシーリング材用ヘラ。
  3. 【請求項3】 前記把持部は、前記掻取り部側より一体
    成形されていることを特徴とする請求項1に記載のシー
    リング材用ヘラ。
JP1991063067U 1991-07-15 1991-07-15 シーリング材用ヘラ Expired - Lifetime JP2579411Y2 (ja)

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JP1991063067U JP2579411Y2 (ja) 1991-07-15 1991-07-15 シーリング材用ヘラ

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JPH056000U JPH056000U (ja) 1993-01-29
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