JP2578303B2 - 弾丸捕集装置 - Google Patents

弾丸捕集装置

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JP2578303B2 JP4508737A JP50873791A JP2578303B2 JP 2578303 B2 JP2578303 B2 JP 2578303B2 JP 4508737 A JP4508737 A JP 4508737A JP 50873791 A JP50873791 A JP 50873791A JP 2578303 B2 JP2578303 B2 JP 2578303B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は弾丸捕集装置、特に小火器の試験設備や試
射場においてライフル銃、散弾銃、拳銃、空気銃および
同様な銃等から発射された弾丸や同様な発射体を捕捉し
て止めるよう用いられる装置に関するものである。
背景技術 弾丸捕集装置自体は周知の装置であり、長年小火器製
造業者や使用者(軍事施設、警察署、ライフル銃・ピス
トル・クラブ、同様なもの等にて使用される試射場を含
む)よって使用されており、拳銃、ライフル、散弾銃等
の小火器を試験したり、機能発射したり、標的発射する
等の必要性や、試射場で発射された使用済み弾丸を簡単
に集める作業に直面する。文章の前後関係において、
“試験”は、小火器の銃身に課せられた標準の負荷より
も通常40%以上大きな高負荷の弾薬で小火器を発射する
試験を意味しており、“機能発射”は機能の全サイクル
に亙って小火器を発射する試験を意味し、“標的発射”
は精度のために小火器を発射する試験を意味している。
この様な弾丸捕集装置の目的は、鉛の弾や他の型の弾丸
(包被された或は包被されない)を捕えると共に、弾丸
全体の跳弾や弾丸の大きな断片や多数の小さな金属粒子
の跳ね返り等の様な、射撃者や見物人を負傷させたり或
は屑の鉛弾、黄銅および包被金属を集めるよう十分なエ
ネルギを持って戻りこと等を防止するよう射撃者から比
較的短い距離を以て配置された装置を設けることであ
る。周知型の弾丸捕集装置は木板から砂を詰めた箱や、
金属漏斗および減速室の組体に全範囲に亙って作動す
る。
単に、一例として、周知の砂型の弾丸捕集装置は背後
のコンクリートの壁に対して設置された堅木の箱内に多
量の砂を有している。併し、この種の弾丸捕集装置は、
構造的および機能的な特性に関し且つ弾丸捕集装置に関
連した費用に就いての多数の欠点と不都合を持ってい
る。一年に亙る箱の材料上の要求(堅木と砂)を別とし
て、年毎の整備は50週において週当たり約8人・時間に
成る。この様な砂/堅木の弾丸捕集装置と溜まった屑の
処理は、埋立てのための輸送を含めて年当たり約15トン
の重量の取り扱いを必要とする。年当たり5〜6回の重
量とすると、労力を含んだ費用における年毎の出費は少
なくとも約3万ドルに砂と堅木の費用を加えたもので、
全体として少なくとも約4万ドルに成る。更に、今日の
環境保護条例によって、鉛の弾は、新しい処理基準を満
たすよう最初に処理される以外には、埋立てが禁止され
ており、砂からの鉛弾の分離と解毒処理(例えば、解毒
のために提案された熱的酸化)は処理費用を簡単に2倍
または3倍にもしてしまう。
他方、約一世紀以上も前から市場に出ている漏斗およ
び減速室型の機械的弾丸捕集装置は、砂充填箱型の捕集
装置に固有である幾つかの問題を処理するよう特に設計
されている。漏斗および室型の幾つかの代表的な比較的
簡単な弾丸捕集装置が米国特許第385,546号(ディカン
バス 1888年)、第694,581号(レイクリン 1902
年)、第840,610号(イースデール 1907年))、第2,0
13,133号(キャシュウエル1935年)、第4,126,311号
(ワグナー 1978年)明細書に記載されている。幾分か
あやしい弾丸捕集構造が米国特許第2,772,092号(ニコ
デン 1956年)、第3,737,165号(ペンシラ 1973
年)、第4,512,585号(バラバジオ 1985年)、第4,82
1,620号(カルティ等 1989年)明細書に記載されてい
る。
周知技術の最良のものに対するこれら弾丸捕集装置の
最初に述べた組は、強力な鋼包被された弾薬の衝撃に耐
えることが出来るよう設計されていないが、比較的弱い
力の弾薬の衝撃の下でも迅速に低下するよう意図されて
いるために、今日一般に使用されている。本質的には、
これは、漏斗および減速室の初期接触部分を形成する衝
撃板が造られる鋼や同様な材料が組成(炭素含有量等)
と強度に就いては比較的に低級であり、衝撃板が弾丸飛
翔通路に対して比較的に大きな角度(30゜〜60゜)であ
ることに基づいている。大きなモーメントと比較的に大
きな角度でこの様な衝撃板と接触する弾丸は、漏斗衝撃
板の1つから他の衝撃板に比較的大きな投射角度で不変
的に跳ね返えると共に、減速室の円周方向の区画壁の内
面に対して大きな角度で最終的に衝突して先端から先端
に減速室に沿って跳ねる。これは弾丸の粉砕と破裂を生
じるだけでなく、弾丸や弾丸の破片による衝突板や減速
室壁の比較的に早い劣化と頻繁な穿孔の発生の原因と成
っている。勿論、減速室内の閉じ込めからの弾丸や弾丸
の破片の逃げ出しは射撃者や見物人の負傷や殺害の危険
を伴い、弾丸が鉛で造られた場合には、環境の鉛汚染の
原因とも成る。
併し、周知の最近の特許に成った弾丸捕集装置は今日
使用できるが、高い創作的な装置製造と、設置および維
持費用と、弾丸の衝突による損傷、腐食、穿孔等によっ
て損傷される邪魔板や衝撃板の度々の取換えの必要性
と、鉛の築成を最小にし且つ鉛屑の問題(厄介な真空装
置を用いて排除されねばならない空気により運ばれる鉛
の屑)を制御する必要性と、危険な屑を処理する必要性
(取扱い、収集、分離、輸送、処分)等を含む多くの欠
点によって悩まされる。更に、この様な弾丸捕集装置
は、衝撃板が試験に使用される強力な弾薬によって粉砕
されるために、弾丸捕集装置が試験、機能発射および標
的小火器に使用できない等の多用性が無い。また、この
様な弾丸捕集装置は拳銃や強力なライフル銃のいずれに
も使用するためには設計が制限されている。
発明の開示 この発明の目的は、周知の弾丸捕集装置の上述した欠
点や不都合が効果的に排除できる新規で改良された弾丸
捕集装置を提供することにある。
この発明の別の目的は、弾丸の破裂と区画壁の穿孔を
避けると共に、区画壁面の損傷と腐食および鉛屑の発生
を低減すべく弾丸と捕集装置の区画壁面との間の摩擦接
触等を最小にし、且つ捕集装置を介した弾丸の通路を通
る時に生じることのある鉛の屑や、使用済みの弾丸と弾
丸の破片、包被物とケーシング等を、捕集装置の外の収
集容器内に自動的に移送するように弾丸捕集装置の区画
壁に対する弾丸の高エネルギーおよび大きな角度衝撃を
実質的に排除すべく構成された弾丸捕集装置を提供する
ことにある。
要約して言えば、この発明の目的は、弾丸の飛翔通路
の両側に間隔を置いて配置された平らな板の第1の組
と、弾丸の飛翔通路の両側に第1の組の板に対して横切
る方向に間隔を置いて配置された平らな板の第2の組
と、円周方向の区画壁が大体渦巻き形状を成して端壁が
第2の組の板部分によって構成された使用済みの弾丸を
減速してエネルギを消散する室とを有し、2つの組の該
板は前端に入口開口を、後端に弾丸が通過できる喉部と
を有する通路の四側を夫々区画し、該喉部を介して該室
の大体接線方向に該通路が該室と連通する、小火器から
ほゞ水平な飛翔に沿って発射された弾丸を捕捉してエネ
ルギーを消散する周知の弾丸捕集装置と同様な弾丸捕集
装置によって達成される。
この種の一般の弾丸捕集装置において、この発明によ
って行われる基本的な改良は以下の特徴を有している。
すなわち、2つの第1の板は、弾丸の飛翔通路の上下
に、水平面に対して0゜から約15゜の間の傾斜角を以て
夫々配置されており、減速してエネルギを消散する室
は、両端壁の間にほゞ水平な軸心を有し、該室の円周方
向の区画壁は第1の板の下の1つの湾曲した延長部によ
って形成され、円周方向の区画壁の内部分は下の第1の
板の傾斜角とほゞ同一角度で始めた通路の大体後方に、
次いで第1の板に対して上方に喉部から延び、円周方向
の中間部分は該内部分から該通路の大体前方に、次いで
下方に延び、更に、円周方向の区画壁の終端部分は中間
部分から下方に且つ第1の板の上部分と大体同一平面内
に該通路のほゞ後方に延びると共に、下の第1の板に続
く円周方向の区画壁の始めの部分の上に端縁部分が重な
っており、該室の全円周方向の区画壁は、小火器と力の
弱い弾薬の場合には約15.25cm(6インチ)以下の小さ
な曲率の湾曲部分が無く、小火器と強力な弾薬の場合に
は約71.1cm(28インチ)以下である。
単に、一例としては、この発明に従った弾丸捕終装置
は、性能に拘わらず、総ての型の手動小火器と総ての種
類の弾薬に使用すべく設計され、1.9cm(3/4インチ)厚
さの高張力鋼板から造られた2つの第1の板を有し、相
当に大きな構造を成していて、通路の入口開口から減速
室の背後迄の長さが2.4〜3.6m(8〜12フイート)の間
に有り、脚を除いて弾丸捕集装置の底縁から減速室の頂
部迄垂直に測った最大高さが1.8〜2.4m(6〜8フイー
ト)の間に有り、幅は0.6〜0.9m(2〜3フイート)の
間に有り、水平面に対する2つの第1の板の傾斜角度は
約7゜で、減速室壁部分の曲率半径は約71.1cm(28イン
チ)より大きな値であり、入口開口の寸法は捕集装置の
幅に基づいて61cm×61cm(24インチ×24インチ)か、91
cm×91cm(36インチ×36インチ)のいずれかが好適であ
る。
比較するに、0.22長ライフル銃よりも強力でない銃に
使用すべく設計された時の捕集装置は0.48cm(3/16イン
チ)厚さの高張力鋼板で造られて、長さが91.4cm(36イ
ンチ)で、高さが71.1cm(28インチ)で、幅が33.0cm
(13インチ)で、2つの第1の板は水平面に対して約12
゜の角度で傾斜していて、入口開口の幅が33cm×33cm
(13インチ×13インチ)から始まり、減速室壁の種々な
部分の曲率半径が約20.3cm(8インチ)より大きな値で
ある。他方、0.22長ライフル銃よりも強力な拳銃に使用
するよう設計された捕集装置の場合で、且つ0.44マグナ
ム銃よりも強力でない場合には、捕集装置は0.64cm(1/
4インチ)厚さの高張力鋼板で造られ、長さが127cm(50
インチ)で、高さが76.2cm(30インチ)で、幅が40.6cm
(16インチ)で、2つの第1の板は水平面に対して約7
゜の角度で傾斜していて、入口開口の幅が40.6cm×40.6
cm(16インチ×16インチ)から始まり、減速室壁の種々
な部分の曲率半径が約22.9cm(9インチ)または25.4cm
(10インチ)より大きな値である。
空気銃に使用するために設計された捕集装置の場合に
は、捕集装置の第1の板は鋼板で造る必要がなく、例え
ばナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ポリ
ビニール、黒鉛および同様な物等の適宜な自己潤滑プラ
スチックや同様な材料から造ることが出来、完全性を強
化するために必要とされるよう適宜な添加剤で処理され
た繊維補強または同様なもので造ることが出来る。一体
成形構造にすることが出来る捕集装置の寸法は、2つの
第1の板を構成する部材が水平面に対して約15゜以上の
角度で傾斜されて減速室壁の種々な部分の曲率半径が約
15.25cm(6インチ)よりも小さな値であることを除い
ては、上述した他の捕集装置の最小のものにおけると基
本的に同一に出来る。
この発明に従った捕集装置の基本的構造において、減
速室壁の初めの部分が、元の真っ直ぐな弾道から外れた
飛翔方向の変化に対する銃弾の抵抗に打ち勝つよう作用
するために最も重要な部分であることが強調されるべき
である。銃弾の破片や破壊的損傷や減速室壁の穿孔等が
起こらないことゝ、減速室壁の初めの部分が適宜な最小
値よりも大きな曲率半径を持っていることが確実にされ
る。曲率半径のこの最小値は、減速室の初めの部分に沿
って移動する際に減速室に対して表される弾丸の側部の
最小値を維持するよう適合されることが経験的に決めら
れる。この様に、弾丸の衝撃は壁に沿って且つ壁の大き
な表面部分に亙って一層均等に配分され、減速室の壁に
弾丸の先端が突き刺さる(捕集装置に適切な最小値より
も小さな与えられた捕集装置の壁の曲率半径において起
こることが有る)ために、弾丸の投散が防止される。従
って、全円周方向の室壁に沿った同一効果を達成するよ
う大いに所要されるので、適切な最小値よりも小さな曲
率半径の部分の無いように室が設計されることが理解さ
れよう。
この発明の非常に重要な特徴は、前に述べた様に、水
平面に対して0゜から約15゜以下の非常に小さな角度で
通路の2つの上下の板(第1の板)の方向付けることで
ある。実際に、この発明のために、弾丸が通路の下を真
っ直ぐに飛んで通路の喉部または出口開口を通って減速
室内に入り、他の面に対して予め接触または衝突するこ
となく減速室の円周方向の壁の比較的緩やかに傾斜した
初めの部分と接触するよう成ることが好適である。併
し、これは非常にめったに起こらないことなので、実際
には、入口開口を通って捕集装置内に発射された弾丸は
通常の経路の場合には2つの第1の板のいずれか、一般
には下の板と接触する様に成る。
上下の板が小さな角度で方向付けられた通路の構造の
ために、こゝで用語“小さな角度”は、使用される小火
器の性能に対して説明されるべきで、15゜の傾斜角は小
火器が空気銃であれば小さく、7゜の傾斜角は小火器が
強力なライフル銃であれば小さく、大体水平な飛翔通路
上の弾丸または同様な発射体が上か下の板に対して衝突
する時に、約1゜の角度によって板を上げるよう成り、
従って、通路の喉部を通って直接に板の表面に沿って実
際に弾丸が飛翔するように成る。従って、周知の捕集装
置の大きな角度の衝突板は僅かにだけ飛翔方向を変える
よう為す偏向板として作用するが、接触した通路板は、
大きな角度で通路板から跳ね返る危険を持った元の通路
に沿った弾丸の飛翔を遮るよう為す障壁としては作用し
ない。接触した偏向板における弾丸飛翔通路の過度な角
度の方向付けは、実際に、弾道(主に板との接触角度)
と物理的特性(重量、形状、長さ等)とに起因した弾丸
の“跳ね返り係数”に基づいている。接触した板によっ
て偏向された後の弾丸は、板から僅かに離れているが板
に対して十分に角度が付けられていない通路に沿って飛
び続けて、他方の板と接触して通路の喉部または出口開
口から出る。
最終的に、弾丸は、壁が下の板に対して上方に傾斜し
始めた減速室の円周方向の区画壁の初めの部分と接触す
るように成る。この接触点において、入射角度は比較的
小さいので、弾丸は真っ直ぐな通路から湾曲した通路内
に偏向される。このために、大きな曲率半径の室の壁は
余裕が有り、鋭角な通路の弾丸は室の壁に効果的に拘束
されて方向が逆に成る。こゝで、用語“大きな曲率半
径”は小火器の性能に対して説明され、15.25cm(6イ
ンチ)の曲率半径は小火器が空気銃の時には大きく、7
1.1cm(28インチ)の曲率半径は小火器が強力なライフ
ル銃の時には大きい。従って、通路構造の上下の板と、
円周方向の室壁の初めの部分に対する弾丸による損傷
(破壊と穿孔)の危険が大いに最小にされ、捕集装置の
有効な寿命が実質的に延長される。
これに関連して、この発明に従った捕集装置に適用さ
れる用語“衝突”は、弾丸と捕集壁との間の接触を表す
ようこゝに用いられるもので、弾丸が軌道内で有効に停
止されて壁から大きな角度で跳ね返るだけで破片に粉砕
される周知の捕集装置にて起こる大きな角度の接触と区
別される様に、接触が小さな角度で起こって少しの破片
も無く通路からの弾丸の小さな角度の偏向に基づいてい
ることがこゝで繰り返すものである。
弾丸が減速室内に在って、真っ直ぐな弾道から外れて
減速室の円周方向の壁に続く部分に押しやられると、弾
丸は徐々に減速される速度で減速室内を周航し、弾丸の
エネルギーが実際に消散される迄、減速室の円周方向の
壁との接触が維持される。減速室の全周に亙って周航す
る以外のことを必要としてもいずれにしても重要でな
く、最終的には、弾丸は減速室の端縁部の周壁の周端部
分から通路の喉部の直ぐ後方の壁の初めの部分へと落ち
て、通路の後方の喉部を通り下の第1の板に沿って滑っ
て転動して捕集装置から取り除かれる。
これに関連して、水平面に対する通路の上下の板の説
明した0゜〜15゜の範囲の角度を持った方向付けはこの
発明に従ったどの弾丸捕集装置にも適用できるが、上部
の範囲、例えば7゜〜15゜の間の方向付けを用いるのが
総ての場合に適していると実際に考慮されることが注意
されるべきである。実際に、捕集装置が小火器の機能発
射または確認試験に関連してだけ用いられるならば、通
路の上下の板はほゞ水平に、例えば水平面に対して0゜
の傾斜角度で、従って、互いに平行に、或は水平面に対
して1゜または2゜の角度で方向付けして、弾丸を弾丸
の飛翔方向と相互に偏向するよう出来る。減速室に続く
喉部が比較的狭くて、例えば高さが約5.1cm〜6.4cm(2
〜2.5インチ)であると、説明した範囲の下端部分の角
度での通路の上下の板の方向付けは、通路の入口開口の
高さが非常低いことを必然的に意味している。これは、
このために、小火器の銃口が捕集装置の入口開口に非常
に接近して、実際には入口開口部分に配置できるため
に、機能発射や確認試験の実行に対して何等重要ではな
いので、入口開口を誤る弾丸の恐れが全く無い。
併し、この発明に従った弾丸捕集装置は小火器を試験
する標的のために使用することが出来る。このために、
小火器を支持する発射台は、弾丸捕集装置に到達する前
の飛翔通路内における弾丸を安定させるために弾丸捕集
装置の入口開口から、例えば22.9〜27.4m(25〜30ヤー
ド)の遠く離れた距離に配置される。この距離で、非常
に狭い入口開口を誤る弾丸の危険率は十分に大きく、大
きな入口開口を設けるのが当を得ている。このために、
通路の上下の板は水平面に対して少なくとも7゜の角度
に設けるのが好適であり、弾丸捕集装置の長さが3.05m
〜3.66m(10〜12フイート)の場合には、約76.2〜91.4c
m(30〜36インチ)の高さの入口開口が設けられる。従
って、弾丸の飛翔通路が実際に正確に水平でなければ、
漏斗状の通路の入口開口が十分大きくて弾道の僅かな変
位を補償するために、弾丸はそれでもなお入口開口に入
る。
この発明の別の特徴に従えば、鉛の弾が用いられるよ
う成ったこの種の型の弾丸捕集装置は、液体潤滑剤、例
えば水4部と鉱油1部とから成る市販の有効な型の白水
潤滑剤の噴射を方向付けするために減速室の円周方向の
区画壁の内面に対して減速室内に噴射ノズル装置が設け
られる。好適には、噴射は、3時と5時の位置の間、例
えば3時と4時の位置で減速室の壁の初めの部分に向か
って指向される。これによって、潤滑剤は減速室壁の部
分の上を下方に流れて、通路の喉部を通って通路に入
り、続いて下の第1の板に沿って放出場所に、好適には
第1の板の前端近くに流れて、最後には収集容器、例え
ば下の第1の板の前端部分に設けられた適宜な開口の下
に設けられた208.175リットル(55ガロン)の容積を有
したドラム缶、の中に落下する。
従って、液体潤滑剤は多数の用途に作用する。一方で
は、液体潤滑剤は通路構造の下の第1の板と減速室区画
壁の初めの部分とを潤滑すると同時に、弾丸捕集装置内
に発射されて下の第1の板と接触する弾丸に潤滑剤の皮
膜を形成して、これによって弾丸が移動する金属面と弾
丸の間の金属対金属の接触を最小にして弾丸が鉛で造ら
れていれば鉛の屑の発生の共に金属面の損傷と破壊の原
因が出来るだけ多く減少される。弾丸と捕集面の間の金
属対金属の接触は、金属面を潤滑剤で皮膜しても完全に
無くすことが出来ず、鉛の屑の発生も完全に無くすこと
が出来ない。他方、液体潤滑剤は、殻、ケーシング、使
用済みの弾丸や、発生した鉛の屑等の中間物を流し出す
流体として作用して、弾丸を砕いて出来た大きな寸法の
鉛の破片が液体中に含まれて通路の下の第1の板に沿っ
て液体と一緒に流されて液体と一緒に収集容器に流入す
る。周囲への鉛の屑(微細化された鉛)の漏出と、問題
と成る健康を損なう危険等が効果的に除去される。更に
別の作用が説明を続けて行く時に明らかになろう。
この発明の更に別の特徴に従えば、減速室全長に沿っ
て減速室の水平軸心と大体平行に延びる2.54cm(1イン
チ)直径の導管の形にすることが出来て且つ全長に沿っ
て設けられた複数個孔またはオリフイスを有する弾丸減
速室内の噴射ノズル装置は適宜な配管によって収集容器
と連接され、ポンプが配管と接続されているので、液体
潤滑剤が収集容器から噴射ノズル導管へと循環出来る。
好適には、配管は、収集容器の底部の上の位置に有る場
合には収集容器の上部分に接続されている。これは、噴
射ノズルに循環するためにポンプによって収集容器から
流出される液体潤滑剤が収集容器内に溜まった固体物が
無いことを確実にする。すなわち、液体潤滑剤よりも相
当に重い固体物が収集容器内に入った時に直ちに収集容
器の底部に溜まって堆積するように為す。従って、液体
潤滑剤は自動的に浄化されて、鉛の屑や他の固体物が減
速室に再循環されるのを防止する。
この発明の他の特徴に従えば、収集容器は頂部付近全
体に亙って篩部材やストレーナ部材が設けられる。好適
には、ストレーナ部材の開口の寸法は、液体潤滑剤に含
まれて運ばれる鉛の屑がストレーナ部材を通過するのを
許すが、大きな金属破片、殻、ケーシング等が通過出来
ないように決められる。従って、鉛屑だけが収集容器の
底部に溜まって、大きな物体はストレーナ部材の上に捕
らえられる。
これに関連して、もし弾丸捕集装置が無鉛鋼の弾やBB
弾を発射する強力でない空気銃に関連してだけ使用され
るならば、上下偏向板は高強度の鋼板で造る必要が無
く、前に指摘した様に適宜なプラスチックや同様な材料
で造ることが出来る。更に、この様な弾丸捕集装置は、
空気銃から発射された弾丸や発射物が鉛の屑を生じる恐
れが無いのが明白なために液体潤滑剤噴射流出装置が設
けられない。同時に、偏向板と減速室の周壁が造られる
材料の自己潤滑特性は、捕集部分と弾の間の摩擦相互作
用が最小にされることを確実にする。
この発明に従った弾丸捕集装置の利点は様々である。
最も意義の有るのは、弾丸捕集装置が比較的安価に製造
でき、輸送と設置が容易であるよう構成でき、厚い壁や
砂のマウンドや同様な背後構造を必要としないことであ
る。また、弾丸捕集装置は様々に作用して、拳銃、散弾
銃およびライフル銃(高性能ライフル銃を含む)の確認
状態、機能発射、標的発射を1つの装置で許すので、機
能発射、標的発射、確認試験(他に必要なものに加え
て、一層強化な衝突板と更に強固に防護された減速室と
を普通必要とする)のための二重の別の装置を設ける周
知の型の弾丸捕集装置に関連して負うことのある費用を
低減できる。併し、安全のために、高性能ライフル銃は
戸外で長い距離の試射場でだけ試射されるのが通例であ
り、この発明に従った弾丸捕集装置は、ライフル銃の銃
口と標的の間が僅か22.9m(75フイート)以下だけの距
離の有る比較的小さな室内であっても安全にライフル銃
の試射が出来るよう許している。
ライフル銃の標的狙いは、この発明の別の特徴に従っ
て、通路構造の入口開口を横切る長手方向に移動すべく
設けられて試射台に向かった面に形成される複数個の標
的部分を有するバンドの構成によって容易に成る。適宜
な電動機や同様なものの助けによって手動または遠隔操
作できるバンドの適宜な移動は、入口開口の前に標的部
分を選んで配置できるよう為す。
更にまた、この発明に従った弾丸捕集装置は、適宜な
材料で造られて水平面に対して適宜な傾斜角を以て方向
決めされた上下の偏向板を有する時に30.06NATO軍用弾
丸、600粒エレメント銃弾丸、同様なもの等の高エネル
ギー弾薬でも耐えることが出来る。結果として、弾丸捕
集装置の摩耗と損傷、管理条件、弾丸捕集装置の部分の
周期的取換えの必要性(特に通路の上下の衝突板と減速
室の円周方向の区画壁)と付随費用は全く無くならない
が、大いに低減される。一例として、強力な小火器に使
用すべく設計された弾丸捕集装置の図示の構造は、水平
面に対して約7゜の傾斜角(通路の少なくとも下の第1
の板の傾斜角)と、約71.1cm(28インチ)よりも大きな
減速室の円周方向の壁部分の初めの部分の曲率半径とを
用いており、傾斜部と円周方向の減速室壁は0.95cm〜1.
9cm(3/8インチ〜3/4インチ)厚さの高張力鋼板(70,00
0psi最小)で造られ、厚い鋼板は小火器が軍用弾丸や60
0粒エレハント銃弾丸を試射する場合に好適に長命であ
る。この発明の弾丸捕集装置に使用するために良好に適
合するのが見られる特別に造られたこの様な鋼板は商品
名“Core10"、“Tri10"で市販されている。通路と減速
室を覆う弾丸捕集装置の側壁は0.47cm(3/16インチ)厚
さの鋼板で造られる。この様な弾丸捕集装置において
は、接触面の穿孔も破壊も損傷等の発生が、確認試験に
おける弾丸捕集装置の長い期間の連続使用に亙って見ら
れない。
この発明の弾丸捕集装置から得られる別の利点は、液
体潤滑剤流出装置が用いられる時に、液体潤滑剤が実質
的に閉鎖された自己包含装置を通って流れるので、時間
に伴って蒸発された液体潤滑剤の周期的取換え以外の管
理の他は何等必要が無いことである。これに関連して、
弾丸捕集装置の液体潤滑剤循環装置は、周囲への鉛の屑
の消散を防止できる別の利点を備えている。従って、弾
丸が弾丸捕集装置内に発射される時に、始めに出会う衝
突板と続いて出会う減速室の円周方向の壁との金属面に
沿った弾丸の移動経路内に生じた鉛の屑が必然的に避け
られずに、装置外に漏出する危険無しに噴射ノズルから
噴射された液体潤滑剤中に含まれて運ばれて減速室壁の
上を流れて、通路の下の板の上から流出される。従っ
て、鉛の屑は液体潤滑剤によって収集容器内に流れて、
液体潤滑剤の中に沈下して収集容器の底部に溜まる。
従って、通路からの液体潤滑剤が、循環ポンプによっ
て収集容器から抽出される時と同じ量が収集容器に連続
して入るので、収集容器の底部に溜まる鉛の屑は収集容
器内に有る液体潤滑剤部分に沈んで常に残るので、収集
容器から周囲の大気中に放散されることが無い。他方、
十分な鉛の屑が収集容器内に溜まって、この鉛の屑を、
例えば弾丸の製造のために再び活用するよう何か適宜に
行うようする時には、循環用の配管を収集容器から外し
て、収集容器を鉛の屑を入れたまゝ一緒に簡単に除去
し、別の収集容器と取換え、溜まった鉛の屑を液体潤滑
剤から取出すのが適宜な耐汚染予防測定の下で行われ
る。再使用のための従来の一般的な鉛の屑の回収は、周
知の弾丸捕集装置によっては達成されない経済的利点を
良好に齎す。
図面の簡単な説明 この発明の上述及び他の目的、特徴及び長所は、添付
図面と共に読めば、以下の詳細な説明から一層明瞭に理
解されるであろう。
図面において、 第1図は、この発明による弾丸捕集装置の垂直縦断面
図である。
第2図は、第1図の線2−2から見た弾丸捕集装置の
正面端面図であり、或る部分は、詳細を示すように破断
されて断面で示されている。そして 第3図は、第1図の線3−3から見た断面図である。
発明を実施するための態様 さて、一層詳細に図面を参照すると、この発明による
弾丸捕集装置(弾丸トラップ)10は、間を置かれた一対
の長い垂直の側壁11及び12間に、上部及び下部の壁13a
及び13bを有する通路構造体13を含むものとして示され
ており、その前部端入口開口13cには、火薬発射される
弾丸もしくはBBのいずれかである発射体Bが、照準管T
を含んで適切な検査発砲スタンド(図示せず)上に支持
された火器(図示せず)から発砲され得る。照準管Tの
内部直径は、入口開口13cの高さよりも小さい約7.6cm
(3インチ)である。弾丸捕集装置はさらに、その前端
部において目標位置付け手段14と、その後部端において
概して螺旋状形態の使用弾丸減速兼エネルギ消失室15と
を含んでおり、室15の内部は、通路構造体13の浅い出口
開口もしくは喉13dを通して該通路構造体13の内部と実
質的に接して連通している。室15は、該室の内部壁表面
の選択された領域上に液体潤滑材を散布するための適切
なスプレ・ノズル手段16が装備されたものとして示され
ているが、前にも指摘したように、自己潤滑プラスチッ
クもしくは同様のものから作られ、空気銃と共にだけ使
用されるよう設計された弾丸捕集装置においては、かか
る潤滑スプレ・システムは必要でなく、免除される。液
体潤滑材(もし有れば)並びに室及び通路構造体から放
出される固形物を受けるための収集容器17が、適切な放
出場所(例えば前部端に隣接した場所)において通路構
造体の下部壁13bの下に配列され、スプレ・システムが
用いられたとき、収集容器17からスプレ・ノズル手段16
に液体潤滑材を供給するために、収集容器17とスプレ・
ノズル手段16との間に、ポンプPを組み込んだ配管18が
設けられる。
弾丸捕集装置10の側壁11及び12(先に第2の板として
言及された)は、長手方向に間を置かれた複数個の場所
(3カ所が示されており、これで充分であることが分か
った)において、それぞれの水平方向の横断ビーム19、
20及び21の両端に任意の適切な態様で接続される。これ
らのうち、ビーム19及び21は、例えば、地上または部屋
の床またはビルディングの基盤である適切な支持表面S
上に立脚するよう適合されたそれぞれの一対の垂直の脚
22、22a及び23、23aに接続され、かつそれらによって支
持される。追加の堅固性が、直角三角形の一対の垂直補
強板19a、19bと、矩形の垂直補強板20aとにより弾丸捕
集装置の側壁構造体に与えられる。ここに、一対の垂直
補強板19a、19bは、横断ビーム19及び側壁板11及び12の
近接領域に接続され、矩形の垂直補強板20aは、その長
手方向エッジに沿って横断ビーム20に接続されると共
に、その両端のエッジにおいて、側壁板11及び12の近接
領域に接続される。
弾丸捕集装置の通路構造体13の上部及び下部壁13a及
び13b(先に第1の板として言及された)は、それらの
それぞれの両側のエッジにおいて、側壁形成板11及び12
の内方に向かう面に接続される。板13a及び13bは、発射
体Bの水平方向の飛行路Xの、それぞれ上及び下に位置
付けられる。この発明の図示実施例においては、板13a
及び13bは、水平線に対してそれぞれの角度α及びβで
反対方向に傾けられ、弾丸捕集装置の前部端領域10aか
ら後部端領域10bに向かって、すなわち発射体の飛行方
向に、互いに収束するように示されている。これによ
り、板13a及び13bは、前部端において比較的広い入口開
口13cを有し、後部端において比較的浅い喉もしくは出
口開口13dを有した概してじょうご形状の通路構造体を
形成する。板13a及び13bの傾斜角α及びβは、弾丸捕集
装置が用いられるように設計された火器及び弾薬の種類
により決定される弾丸捕集装置の性質に依存しており、
水平線に対して0゜と約15゜との間にあり、好ましくは
(必ずではないが)互いに等しい。
水平方向軸線を有する弾丸捕集装置10の減速室15は、
概して通路構造体13の後方に位置付けられ、弾丸捕集装
置の後部端領域10bにおける側壁形成板11及び12のそれ
ぞれの部分と、板11及び12に両端エッジが接続される円
周境界壁25との間に形成される。弾丸捕集装置の図示実
施例における壁25は、通路構造体の下部の板13bの伸長
部、すなわち一続きのものであり、概して螺旋形状を有
している。
本質的に、室の壁25は、以下の3つの独特の部分を有
しているものと見なし得る:(i)最初に25a′に示す
ように下部の板13bのものと実質的に同じ水平方向に対
する傾斜角で、次に、25a″に示すようにそれに対して
弧状に上方に、喉13dから通路構造体の概して後方に延
びる最初の部分25a;(ii)最初に25b′に示すように上
方に、次に、25b″に示すように下方に、最初の部分25a
から通路構造体の概して前方に弧状に延びる中間の部分
25b;及び(iii)25c′に示すように通路構造体の上部の
板13aと実質的に同平面関係に、通路構造体の下方かつ
概して後方に、中間の部分25bから弧状に延びる終端部
分25c。この終端部分25cは、下部の板13bと隣接する円
周境界壁25の最初の部分の領域25a′の上に来て、該領
域25a′から、約3.8cm(約1.5インチ)から約7.6cm(約
3インチ)だけ、すなわち通路構造体13の喉13dの高さ
と少なくとも同じ量だけ間をおかれている端エッジ25
c″を有する。
この関係で、特に重要なことは、弾丸捕集装置の性質
及び弾丸捕集装置が使用されるよう設計された火器及び
弾薬の種類に依存して、減速室15の円周境界壁25のどの
部分も、適切な所定の最小の大きさより小さい曲率半径
を持たないという事実である。各々の場合における曲率
半径の最小の大きさは、第1図に矢印X−1、X−2及
びX−3により示されるように、発射体Bを、その接触
に先立つ直前の弾道から、その最初の飛行方向を実際に
反転させる曲線状の軌道に、比較的緩やかに旋回させる
ための偏向板として円周板が働くのを可能とするよう
に、それぞれの減速室の円周壁にとって適切であるよう
経験的に決定される。従って、前述したように、例えば
空気銃とだけ使用するよう設計された弾丸捕集装置にお
いては、曲率半径は正しく小さいかも知れないが、約1
5.25cm(6インチ)よりも小さくあるべきではなく、こ
れに対し、.22ロング・ライフル(a .22 long rifle)
ほど強力ではないが、幾分強力な火器と共に使用するよ
う設計された弾丸捕集装置においては、曲率半径は、約
20.3cm(8インチ)よりも小さくあるべきではない。他
方、.22ロング・ライフルよりも強力であるが、.44マグ
ナム(a .44 Magnum)よりも強力でないハンドガン(ha
ndguns)と共に使用するよう設計された弾丸捕集装置に
おいては、曲率半径は、約22.9cm(9インチ)または2
5.4cm(10インチ)よりも小さくあるべきではない。例
えば、ハイパワー・ライフル及びショットガンもしくは
散弾銃のような、.44マグナムよりも強力な火器と共に
使用するよう設計された弾丸捕集装置においては、曲率
半径は、71.1cm(28インチ)よりも小さくあるべきでは
ない。もちろん、任意の与えられた減速室の壁25の幾つ
かの領域の曲率半径は、壁の他の部分の1つまたは2つ
以上の曲率半径よりも幾分大きくても良いのが理解され
るであろうけれども、与えられたいずれの場合において
も曲率半径の延べられた最小値からの偏差が約10%から
15%よりも大きいということは予想されない。
鉛の弾丸、すなわち鉛のごみの発生をもたらし易い弾
薬と共に使用するよう設計された任意の弾丸捕集装置に
おいて、減速室15の円周境界壁25の内部表面に対して白
水潤滑材(white water lubricant)のスプレもしくは
流れ27を向けるよう用いられるスプレ・ノズル手段16
(第1図及び第3図)は、側壁11での一端領域において
しっかりと装着された導管もしくはパイプ26を備え、該
パイプ26は、室の水平方向の軸線と実質的に平行に該室
のほとんど全長を横切って延びる。概して導管26の高さ
において弾丸捕集装置の側壁12に開口28が設けられてお
り、洗浄や修理等のために導管への接近及び室15の内部
への接近を許容する。開口28は通常、扉もしくはカバー
板29により閉じられかつ密封されている。導管26には、
該導管の長手方向に互いに間を置かれて、室の円周境界
壁の最初の部分25aに面する一連のオリフィスもしくは
ノズル26bが設けられている。ノズルの正確な位置付け
は厳格ではないけれども、3時と5時の位置の間の領域
のどこか、例えば第1図に図解的に示された3時と4時
の位置の間の領域で、液体潤滑材の流れ27を、最初の壁
部分25aに向けるよう配列されているのが好ましい。
液体潤滑材は、最初に収集容器17に収容されており、
そこから配管18を介して導管26に供給される。配管18
は、はめあい18aにより収集容器17の上部領域において
該収集容器17に接続され、かつ該配管に組み込まれてい
るポンプPに接続されている。収集容器、例えばこの発
明の図示実施例においては鋼ドラムは、通路構造体13の
下部の板13bの前部端領域13b′の下で、放出シュート30
の下部に位置付けられており、放出シュート30は、弾丸
捕集装置の前部端領域10aの全体幅を横切って延びると
いう31の底部出口開口31a(第2図)と連通する。とい3
1は、その両端において弾丸捕集装置の側壁11及び12に
接続され、その上部エッジにおいて板13bの下側に接続
され、従って、その上部の取り入れ開口31bを有し、板1
3bに設けられた5cm(2インチ)程度の幅のスロット形
状の開口32の直ぐ下に位置付けられている。代替的に
は、収集容器は、弾丸捕集装置の境界内でかつ脚23、23
a(図示せず)間で下部の板13bの直ぐ下に位置付けられ
ても良い。いずれの場合においても、取り外し可能のふ
るいもしくはこし器部材33が、収集容器の上部領域に、
好ましくはその頂部のへりの幾分下で位置付けられ、該
こし器部材の開口は、該開口を通して液体及び鉛のごみ
通過させることができるよう充分に大きいが、弾丸、大
きい弾丸の破片、弾殻及び包装をその上に保持させるよ
う充分に小さい。
弾丸捕集装置の図示実施例において、目標位置付け手
段14が、一対の上部腕36及び一対の下部腕37を含むよう
に示されており、これら腕は、溶接、リベット締めまた
は結合の他の態様によるように永久的、もしくはねじも
しくはナット及びボルト(図示せず)のような適切なフ
ァスナによるように取り外し可能のいずれかの任意の適
切な方法で、側壁板11及び12の外部表面に固定される。
2つの対の腕には、それぞれのロール38及び39の両側の
端を回転可能に支持するためのジャーナルもしくは軸受
手段(図示せず)が設けられており、ロール38及び39間
には、シートもしくは薄板材料(例えば、紙)のバンド
もしくは帯40が延びている。バンドは、両端がロールに
接続された状態で該ロールに巻かれ、ロール間の領域に
おける弾丸捕集装置から離れた射撃手に面するその表面
上には、多数の目標イメージ40a(第2図にはただ1つ
だけが示されている)が設けられている。ロール38及び
39の一方には、該一方のロールを回転させるための駆動
手段(図示せず)が設けられ、これにより、新しい目標
イメージを通路構造体13の入口開口13cの前の位置に移
す目的で、バンドをアイドラ・ロールから引っ張り、駆
動ロール上に巻くのを可能とする。駆動ロールを回転さ
せてバンドを進めるための駆動手段は、例えば、ロール
の車軸に接続されるクランク・ハンドルのように手動で
操作可能であっても良く、また、例えば、ロールの車軸
に接続され(適切なギアを持ってもしくは持たずに)射
撃手により付勢されるよう適合された電気モータのよう
に遠隔的に操作可能であっても良い。代替的には、もち
ろん、例えば、スタンドの助けを借りるか、または、上
部の通路板13aから吊すかもしくは他の方法(図示せ
ず)により、入口開口の前の場所に、目標イメージの支
持板もしくはパネルを個々に配置するようにしても良
い。
発射体もしくは弾丸Bが通路構造体13の下部の板13b
に衝突した後受けるであろう飛行路Xの変化が第1図に
図解的に示されている。最初の飛行路Xが実質的に水平
であると仮定すれば、発射体が板13bに或る点A−1で
衝突するとき、一点鎖線X′で示すように、下部の板13
bに対して約1゜程度の非常に小さい角度で該下部の板1
3bから反らされる。従って、βが7゜、12゜または15゜
だとすれば、水平線に対する軌道X′の傾斜角は約1゜
だけ多く、すなわち約8゜、13゜または16゜であり、こ
れにより、示されているように、発射体は決して上部の
板13aに接触することなく、代わりに通路の喉13dを直接
通過する。次に、発射体は、点A−2において、減速室
15の円周境界壁25の最初の部分25aの徐々に上方に傾斜
する領域25a″で衝突するようになる。これら双方の衝
突は、このように比較的小さい角度においてであり、板
13a/13b及び室の壁25の最初の部分が損傷もしくは破壊
される危険性は事実上最小にされる。もちろん、発射体
が上部の板13aと接触した場合も、軌道X′が板13aから
下方に曲げられるということを除いて、同じ結果が達成
されるであろう。
前述したように、この発明を実施する現在予想される
最良の態様において、通路構造体13の上部及び下部の板
13a及び13bは、水平線に対して約15゜までのそれぞれの
角度で傾斜される。しかしながら、先に指摘したよう
に、水平線に対するいずれかのもしくは双方の板13a及
び13bの傾斜角が一層小さくても良いということも、こ
の発明の意図内にあるということを理解すべきである。
例えば、約1゜または2゜と同程度に小さい傾斜角α及
びβで通路構造体13の上部及び下部の板を配向すれば、
衝突の際に発射体の粉砕を避ける上で、15゜の角度また
は7゜の角度における配向よりも一層効果的である。実
際、0゜の傾斜角度(この傾斜角度では、板13a及び13b
は、厳密にいえば、傾斜されておらず、むしろ水平線に
対してかつ互いに対して平行である)は、発射体の粉砕
を避けるという見地からは一層良好であり、なぜなら
ば、通路構造体に発泡された正当に照準された発射体
は、上部及び下部の板13b及び13bのいずれとも接触する
ことなく、通路構造体を通して減速室に真っすぐ進むで
あろう可能性が大きいからである。
通路構造体の上部及び下部の衝突もしくは偏向板のこ
のように低角度の配向を用いることは、それにもかかわ
らず、実際の考察により反対の指摘をも受ける。最初
に、通路構造体13の喉もしくは出口開口13dの所望の高
さが、約3.8cm(1.5インチ)から多くて約7.6cm(3イ
ンチ)、好ましくは、約5.1cm(2インチ)までである
ということを留意しなければならない。結果として、2
゜もしくはそれより少ない傾斜角における板13a及び13b
の配向は、出口開口とほとんど同じ程度の小ささの通路
構造体に対する入口開口を提供することを課するであろ
う。従って、通路構造体の長さが、入口開口13cから出
口開口13dまで91.4cm(36インチ)であり、そして喉が
5.1cm(2インチの高さ)であるとすると、水平線に対
する1゜もしくは2゜の傾斜角において上部及び下部の
通路板13a及び13bを位置付けることは、約8.3cm(3.25
インチ)または約11.4cm(4.5インチ)の高さの入口開
口を提供し、このことは、火器の照準における誤差に対
して非常に小さい余裕しか残さないであろう。通路構造
体のこのように小さい入口開口13cにほとんどすぐ隣接
して、もしくは該開口13c内に挿入して発砲される火器
の銃口を位置付ければ、もちろん、弾丸が該開口を撃ち
損なう危険性は最小にされ、おそらく完全に除去さえす
るであろう。しかしながら、火器を検査する目的で、も
しくは、機能発砲する目的で、火器をこのように位置付
けることは、かなり良いことであるとしても、目標検査
の目的では受容可能な行為ではないであろう。目標検査
とは、発射体が弾丸捕集装置の前の目標位置に達する前
に飛行路において動くので、該発射体が安定するのを可
能とするために、弾丸捕集装置から例えば少なくとも約
22.9cm(75フィート)という相当の距離にあることを必
要とするものである。
従って、水平線に対する15゜までの傾斜角に通路構造
体の上部及び下部の板13a及び13bを配向することを好ま
しくするのは、これらの考察である。5.1cm(2イン
チ)の高さの喉で終結する0.91m(3フィート)の長さ
の通路構造体13の2つの板の12゜または15゜の傾斜角に
おいて、入口開口は、ほぼ、43.9cm(17.3インチ)もし
くは54.1cm(21.3インチ)の高さである。同じ理由によ
り、3.05cm(10フィート)または3.66m(12フィート)
の長さの通路構造体13の上部及び下部の2つの板の7゜
の傾斜角において、入口開口の高さは、約76.2cm(30イ
ンチ)または91.4cm(36インチ)である。結果として火
器が目標とされているときでさえ、全く通路を撃ち損な
う危険性は完全に除去される。
上述のことから、本願において用いられている用語
「傾斜角」は、水平線に対する0゜から15゜の範囲内の
角度で板13a及び13bの任意の配向を指定するように意図
されており、かつ指定するものとして解釈されるべきで
ある。
従って、発射体Bが弾丸捕集装置(弾丸トラップ)10
に発砲され、通路境界板の1つ、例えば通路構造体13の
下部の板13bに衝突したとき、該発射体はその最初の衝
突によりそのエネルギの小さい部分しか失わないであろ
うことを理解されたい。その後、発射体は、減速室まで
実質的に妨害を受けずに続く。しかしながら、金属で作
られ、かつ液体潤滑材スプレ及び循環システムで装備さ
れたこの発明による弾丸捕集装置においては、通路及び
減速室における潤滑材の存在が、発射体及び該発射体が
接触する板間の金属対金属の摩擦接触を大きい程度で減
少するよう働くけれども、摩擦の影響を完全には除去し
ないことに留意すべきである。従って、発射体が鉛(粉
末放出されたすべての弾丸のおそらく90%であるので)
から作られた弾丸である場合、発生される或る量の鉛の
ゴミがあるであろう。該鉛のゴミは、大気に漏れ出る場
合、健康及び環境的な危険を作るだろう。しかしなが
ら、鉛のゴミはその形成と同時に、流れる液体潤滑材に
吸い込まれそれにより伴出されて、一緒に収集容器17に
向かって移動するので、鉛のゴミは漏れ出ることができ
ない。さらに、潤滑材は収集容器17内に流れるので、液
体よりもかなり重い鉛のゴミは、ほとんどすぐに容器の
底に沈澱し、34に示すように、そこに集積する。
この動作は、上述の生態上の長所から離れて、2つの
直接の高い有利な結果を有する。一方は動作的な重要性
であり、それにおいて、収集容器17内の、集積された鉛
のゴミ34の上に位置する液体の量は、事実上、自己洗浄
されており、従って、液体が収集容器の上部領域から引
き抜かれて配管18及びポンプPを通してスプレ・ノズル
手段16に再循環されるとき、鉛のゴミを何等含んでおら
ず、ポンプ及びオリフィスまたはノズル26bが詰まるこ
とが避けられる。他方は経済的な重要性であり、それに
おいて、システムは、自動的な環境保全、並びに未加工
材料として鉛のゴミの廃物利用を提供する。従って、充
分な鉛のゴミが収集容器に集積してしまってそれを取り
除くことが適切となったとき、ポンプが減勢され、はめ
あいもしくはバルブ・コック18aが閉じられ、配管がそ
こから外され、そして、好ましくは、こし器部材及びそ
の集積された破片が取り除かれてしまった後に、収集容
器に蓋がされて密封され、適切な場所に運ばれ、そこ
で、適切な環境保護手段のもとに、容器内に残っている
液体から鉛のゴミが分離され得、そして弾丸を製造する
際に再使用するために処理され得る。
金属から作られるこの発明による任意の弾丸捕集装置
において、鉛のゴミを弾丸捕集装置の内部及び液体潤滑
材の流れの流路に閉じ込めることは、種々の板11、12、
13a及び13b/25を互いに溶接することにより確実にされ
るということを、この点において記しておくことは価値
あることである。なお、この溶接によれば、弾丸捕集装
置の構造体を堅固にしかつ強固にするよう働くというこ
とを離れて、板間のすべての接合点において液体漏れの
ない密封をも該構造体に提供する。他方、プラスチック
等で作られ、そして空気銃で発砲する鋼(鉛でない)B
B′sもしくは銃弾と共に使用するよう設計された任意
の弾丸捕集装置においては、液体潤滑材スプレ及び循環
システムを設けることは、先に指摘したように、免除さ
れ得、その理由は、弾丸捕集装置が作られる材料の自己
潤滑する性質により摩擦抗力が最小にされるからであ
る。しかしながら、そうとしても、弾丸捕集装置は、す
べての接合点において完全な防止でもって構成されるの
が好ましく、このような封止は、一続きの鋳造物として
弾丸捕集装置を形成することにより達成されるか、もし
くは、加熱、粘着性物質またはその他の接着剤の助けを
借りて種々の板を適切に接着するか融合することにより
達成され、このようにすれば、弾丸捕集装置の構造体を
堅固にしかつ強固にするよう働くということを離れて、
弾丸捕集装置に発砲される任意のBB′sまたは銃弾の逸
出を避けるのをも助ける。
さて、弾丸捕集装置に入る発射体B(弾丸であっても
BBであっても)に戻ると、発射体が通路構造体の喉もし
くは出口開口13dを通過した後の該発射体の残留エネル
ギは、発射体が減速室15を一週したときに消失する。使
用された発射体は、最終的に、室の壁25の終端部分25c
に落ち、その端エッジ25c″を超えて、通路構造体13の
下部の板13bに隣接する壁25の最初の部分25aの上に落ち
る。そこから、発射体は、喉13dを通りB−4に示すよ
うに板13bに沿い、そして第1図に矢印Yに示すように
その放出領域に向かって転がるかもしくは滑走する。こ
の運動は、或る程度まで重力の力によって生じ、そして
液体潤滑材が室の壁の最初の部分25aに散布されている
場合には(それ故、弾丸捕終装置は正当に「湿った」弾
丸捕集装置と称され得る)、潤滑材が室の壁に沿って下
方に、それ故、喉13dを通り、通路構造体13の下部の板1
3bに沿って弾丸捕集装置の前部に向かって流れるとき
に、該液体により援助される。「湿った」弾丸捕集装置
の場合には、液体は、最終的に、開口32を通ってとい31
に、従って、収集容器17に落下する。横断の段付き部も
しくは板35が、開口32の下流エッジにおいて板13bの端
部分13b′の頂上に設けられており、液体及び発射体、
並びに任意の発射体破片、弾殻及び包装(casings)を
偏向させ、板13bに沿って開口32に下降させ、そして板
の端部分13b′を超えて通過するのを禁止するための障
壁を構成する。他方、「乾いた」弾丸捕集装置の場合に
は、BBまたは銃弾は、下部の板13bの開口32を通して、
その下に位置付けられた収集容器に降下することを許容
されるが、代替的には、開口を設けることを免除するこ
とができ、BBまたは銃弾は、単に、障壁板または段付き
部35により停止される。
「湿った」弾丸捕集装置にホワイト・ウォータもしく
は白水潤滑材(white water lubricant)を用いれば、
潤滑する及び取り除くという機能とは別に、弾丸捕集装
置に防音の手段を加えるという点においてさらにもう一
つの利点をもたらす。事実、弾丸捕集装置を通って進む
弾丸の雑音レベルは、液体がある場合には、液体がない
場合よりも小さく、10db程度であるということが分かっ
ており、その理由は、ホワイト・ウォータが、通路構造
体の板13a及び13b並びに減速室15の円周境界壁25に対す
る弾丸の衝突、かつそれらに沿う弾丸の運動からもたら
される振動及び高調波を吸収するからである。
ここまで説明してきたことから、この発明による弾丸
捕集装置に対する空間的要件は比較的小さいということ
が明瞭であろう。さらに、かかる任意の弾丸捕集装置
は、226.8Kg(500ポンド)より小さい重量であり、プラ
スチックで作られた弾丸捕集装置の場合には、重量は、
ほとんど、90.7Kg(200ポンド)よりも小さいようであ
る。従って、弾丸捕集装置は、一つの場所からもう一つ
の場所に容易に移動することができ、それにもかかわら
ず、使用時には完全に安定である。この発明による任意
に与えられた弾丸捕集装置に対して選択された特定の
「ランプ角度」(通路板13a及び13bの傾斜角)は、弾薬
の種類、すなわち弾丸捕集装置に発砲されるべき発射体
の重量及び速度に概して依存しているということも留意
されるべきである。従って、15゜の角度は、空気銃から
発砲されるBBもしくは銃弾に対しては受容可能である
が、12゜もしくはそれより小さい(約7゜まで下げられ
る)角度は、粉末放出される弾丸(powder−discharged
bullets)に対して一層適切であろう。
産業上の利用可能性 この発明による弾丸捕集装置は、検査のために発砲さ
れる弾丸を捕獲するために、火器及び弾薬の製造者によ
り使用可能であり、兵士及び法の執行職員の火器の使用
における訓練中に発砲される弾丸を捕獲するために、軍
隊及び警官隊により使用可能であり、そして練習、娯楽
及び競争の目的で発砲される弾丸を捕獲するために、レ
クリエーション用の射撃練習場の持ち主及び経営者によ
り使用可能である。

Claims (36)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾丸の飛翔通路の両側に間隔を置いて配置
    された平らな板の第1の組と、弾丸の飛翔通路の両側に
    第1の組の板に対して横切る方向に間隔を置いて配置さ
    れた平らな板の第2の組と、円周方向の区画壁が大体渦
    巻き形状を成して端壁が第2の組の板部分によって構成
    された使用済みの弾丸を減速してエネルギを消散する室
    とを有し、該板は前端に入口開口を、後端に弾丸が通過
    できる喉部とを有する通路の四側を夫々区画し、該喉部
    を介して該室の大体接線方向に該通路が該室と連通す
    る、0.44マグナム拳銃よりも強力でない手動の小火器か
    ら弾丸捕集装置内に大体水平な飛翔通路に沿って発射さ
    れる発射物を捕捉してエネルギを消散する弾丸捕集装置
    において、 第1の板は、発射物の飛翔通路の上下に、水平面に対し
    て0゜から約15゜の間の傾斜角を以て夫々指向配置され
    ており、 減速してエネルギを消散する該室は、両端壁の間にほゞ
    水平な軸心を有し、該室の円周方向の区画壁は第1の板
    の下の1つの湾曲した延長部によって形成され、円周方
    向の区画壁の初めの部分は水平面に対して下の第1の板
    の傾斜角とほゞ同一角度で始めは通路の大体後方に喉部
    から延び、次いで第1の板に対して上方に円弧状に延
    び、円周方向の中間部分は該初めの部分から該通路の大
    体前方に始めは上方に、次いで下方に円弧状に延び、更
    に、円周方向の区画壁の終端部分は中間部分から下方に
    且つ第1の板の上の板と大体同一平面内に該通路のほゞ
    後方に円弧状に延びると共に、下の第1の板に続く円周
    方向の区画壁の始めの部分の上に端縁部分が重なってお
    り、 これにより、飛翔通路に沿って入口開口を通って通路内
    に発射されて第1の板の1つと接触する発射物は、接触
    した第1の板に沿って該第1の板から離れて大体延びる
    飛翔通路内に小さな角度を以て偏向されて最終的に該通
    路の喉部を通過して、該室によって損傷されずに且つ該
    室を損なうことも無く比較的小さな角度で該減速室の円
    周方向の区画壁の初めの部分に対して衝突し、次いで、
    発射物は、発射物のエネルギが大体消散される迄、該円
    周方向の区画壁と接触しつゝ徐々に速度を減少し乍ら該
    室内を周航するので、使用済みの発射物は最終的に該通
    路の喉部の直ぐ後の円周方向の区画壁の初めの部分の上
    を円周方向の区画壁の端縁部分を越えて該円周方向の区
    画壁の終端部から落下して、捕集装置から除去すべく喉
    部を通って後方に通路内に且つ下の第1の板に沿って移
    動することを特徴とする弾丸捕集装置。
  2. 【請求項2】減速室から下の第1の板に沿って移動する
    使用済みの弾丸や弾丸の断片、薬莢、包被物およびケー
    シング等を受けるべく下の第1の板の放出部分の下方に
    収集容器が設けられたことを特徴とする請求の範囲第1
    項記載の弾丸捕集装置。
  3. 【請求項3】減速室の円周方向の区画壁に対して液体潤
    滑剤を噴射して円周方向の区画壁に沿って移動する発射
    物と円周方向の区画壁との間の摩擦接触を減少すると共
    に該減速室の外で下の第1の板に沿って該収集容器内に
    使用済みの弾丸や弾丸の断片、薬莢、包被物、ケーシン
    グおよび鉛の屑等を流すべく該減速室内に噴射ノズルが
    設けられたことを特徴とする請求の範囲第2項記載の弾
    丸捕集装置。
  4. 【請求項4】液体潤滑剤が白水潤滑剤である請求の範囲
    第3項記載の弾丸捕集装置。
  5. 【請求項5】噴射ノズル装置は液体潤滑剤用の導管を有
    し、該導管は減速室の軸心と大体平行に延び且つ減速室
    の円周方向の区画壁の初めの部分に対して該導管から液
    体潤滑剤を指向するよう設けられた複数個のオリフイス
    を有する請求の範囲第3、4項いずれか記載の弾丸捕集
    装置。
  6. 【請求項6】上部の収集容器は全開放部分を横切って延
    びる大体水平なストレーナ部材を有し、該ストレーナ部
    材は、通路を通って流れる液体潤滑剤中に含まれて運ば
    れる鉛の屑だけがストレーナを通って収集容器の底部分
    に落ちるが使用済みの弾丸や弾丸の断片、薬莢、包被物
    およびケーシング等の通過を阻止するよう十分に小さな
    開口を有する請求の範囲第3、4、5項いずれか1項記
    載の弾丸捕集装置。
  7. 【請求項7】収集容器と噴射ノズル装置間の連通を形成
    するよう設けられた配管装置と、収集容器から発射ノズ
    ル装置に液体潤滑剤を循環すべく該配管装置と接続され
    たポンプ装置とを有することを特徴とする請求の範囲第
    3、4、5、6項いずれか1項記載の弾丸捕集装置。
  8. 【請求項8】固体物質のない液体潤滑剤が在る収集容器
    の上部分に接続された配管装置を有する請求の範囲第7
    項記載の弾丸捕集装置。
  9. 【請求項9】0.22ロングライフルよりも強力でない小火
    器から発射された火薬発射弾丸の形の発射物を捕集する
    ために、第1、第2の板と減速室の円周方向の区画壁は
    高張力鋼板から造られ、水平面に対する少なくとも1つ
    の第1の板の傾斜角が約12゜でである請求の範囲第1項
    乃至第8項いずれか1項記載の弾丸捕集装置。
  10. 【請求項10】水平面に対する下の第1の板の傾斜角が
    約12゜で、下の第1の板の傾斜が入口開口から喉部に上
    方向に向いている請求の範囲第9項記載の弾丸捕集装
    置。
  11. 【請求項11】水平面に対する第1の板の傾斜角が反対
    の向きで約12゜で、第1の板が入口開口から喉部に互い
    に向き合った方向に集まっている請求の範囲第9項記載
    の弾丸捕集装置。
  12. 【請求項12】0.44マグナム小銃よりも強力でない小火
    器から発射された火薬発射弾丸の形の発射物を捕集する
    ために、第1、第2の板と減速室の円周方向の区画壁は
    高張力鋼板から造られ転圧、水平面に対する少なくとも
    1つの第1の板の傾斜角が約7゜である請求の範囲第1
    項乃至第8項いずれか1項記載の弾丸捕集装置。
  13. 【請求項13】水平面に対する下の第1の板の傾斜角が
    約7゜で、下の第1の板の傾斜が入口開口から喉部に上
    方向に向いている請求の範囲第12項記載の弾丸捕集装
    置。
  14. 【請求項14】水平面に対する第1の板の傾斜角が反対
    の向きで約7゜で、第1の板が入口開口から喉部に互い
    に向き合った方向に集まっている請求の範囲第12項記載
    の弾丸捕集装置。
  15. 【請求項15】0.44マグナム小銃よりも強力な小火器か
    ら発射された火薬発射弾丸の形の発射物を捕集するため
    に、第1、第2の板と減速室の円周方向の区画壁は高張
    力鋼板から造られ、水平面に対する少なくとも1つの第
    1の板の傾斜角が約7゜よりも大きくない請求の範囲第
    1項乃至第8項いずれか1項記載の弾丸捕集装置。
  16. 【請求項16】水平面に対する下の第1の板の傾斜角が
    約7゜より大きくなく、下の第1の板が入口開口から喉
    部に上方向に向いている請求の範囲第15項記載の弾丸捕
    集装置。
  17. 【請求項17】水平面に対する第1の板の傾斜角が反対
    の向きで約7゜より大きくなく、第1の板が入口開口か
    ら喉部に互いに向き合った方向に集まっている請求の範
    囲第15項記載の弾丸捕集装置。
  18. 【請求項18】空気銃から発射されたBB弾または小弾丸
    の形の発射物を捕集するために、水平面に対する少なく
    とも1つの第1の板の傾斜角が約15゜である請求の範囲
    第1、2項いずれか記載の弾丸捕集装置。
  19. 【請求項19】水平面に対する下の第1の板の傾斜角が
    約15゜で、この下の第1の板の傾斜が入口開口から喉部
    に上方向に向いている請求の範囲第18項記載の弾丸捕集
    装置。
  20. 【請求項20】水平面に対する第1の板の傾斜角が反対
    の向きで約15゜で、該第1の板が入口開口から喉部に互
    いに向き合った方向に集まっている請求の範囲第18項記
    載の弾丸捕集装置。
  21. 【請求項21】何の部分の無い減速室の円周方向の区画
    壁は約15.2cmよりも小さな曲率半径を有している請求の
    範囲第1〜8項いずれか1項記載の弾丸捕集装置。
  22. 【請求項22】何の部分の無い減速室の円周方向の区画
    壁は約20.3cmよりも小さな曲率半径を有している請求の
    範囲第9、10、11項いずれか1項記載の弾丸捕集装置。
  23. 【請求項23】何の部分の無い減速室の円周方向の区画
    壁は約22.9cmよりも小さな曲率半径を有している請求の
    範囲第12、13、14項いずれか1項記載の弾丸捕集装置。
  24. 【請求項24】何の部分の無い減速室の円周方向の区画
    壁は約71.1cmよりも小さな曲率半径を有している請求の
    範囲第15、16、17項いずれか1項記載の弾丸捕集装置。
  25. 【請求項25】何の部分の無い減速室の円周方向の区画
    壁は約15.2cmよりも小さな曲率半径を有している請求の
    範囲第18、19、20項いずれか1項記載の弾丸捕集装置。
  26. 【請求項26】第1、第2の板と減速室の円周方向の区
    画壁がプラスチックや黒鉛で造られた請求の範囲第18、
    19、20、25項いずれか1項記載の弾丸捕集装置。
  27. 【請求項27】通路の入口開口を横切って一部が延びる
    よう設けられた細長いバンドと、該入口開口に対して該
    バンドの連続した異なった部分を選択的に並列するため
    に長手方向に該バンドを動かすよう設けられた作動装置
    と、該バンドの適宜な移動によって入口開口に向かって
    の小火器の狙いを容易にするようバンド上の標的の所要
    の1つが通路の前に位置できるようバンドに設けられた
    複数個の標的部分とを有することを特徴とする請求の範
    囲第1項乃至第26項いずれか1項記載の弾丸捕集装置。
  28. 【請求項28】弾丸の飛翔通路の両側に間隔を置いて配
    置された平らな板の第1の組と、弾丸の飛翔通路の両側
    に第1の組の板に対して横切る方向に間隔を置いて配置
    された平らな板の第2の組と、円周方向の区画壁が大体
    渦巻き形状を成して端壁が第2の組の板部分によって構
    成された使用済みの弾丸を減速してエネルギを消散する
    室とを有し、該板は前端に入口開口を、後端に弾丸が通
    過できる喉部とを有する通路の四側を夫々区画し、該喉
    部を介して該室の大体接線方向に該通路が該室と連通す
    るライフル、散弾銃、小銃および同様な銃等の様な小火
    器から大体水平な飛翔通路に沿って発射される火薬発射
    弾丸を捕捉してエネルギを消散する弾丸捕集装置におい
    て、 円周方向の区画壁と該区画壁に沿って移動する弾丸との
    間の摩擦接触を減少するための液体潤滑剤を該円周方向
    の区画壁に対して噴射すべく該室内に設けられた噴射ノ
    ズルを備え、該室内に噴射される液体潤滑剤の量は、使
    用済みの弾丸、弾丸の断片、薬莢、包被物およびケーシ
    ング等と同様に区画壁に沿った弾丸の移動によって生じ
    られる鉛の屑を含んで流すよう十分であることを特徴と
    する弾丸捕集装置。
  29. 【請求項29】液体潤滑剤が白水潤滑剤である請求の範
    囲第28項記載の弾丸捕集装置。
  30. 【請求項30】下の第1の板に沿って流れる流体潤滑剤
    と、液体潤滑剤に含まれて運ばれる使用済みの弾丸や弾
    丸の断片、薬莢、包被物、ケーシング等を受けるために
    下の第1の板に放出部分の下に位置された収集容器を有
    することを特徴とする請求の範囲第28、29項いずれか記
    載の弾丸捕集装置。
  31. 【請求項31】収集容器および噴射ノズル装置に接続し
    て設けられて収集容器と噴射ノズル装置の間を連通する
    配管装置と、収集容器から噴射ノズル装置に液体潤滑剤
    を循環すべく配管装置に接続されたポンプ装置とを有す
    ることを特徴とする請求の範囲第30項記載の弾丸捕集装
    置。
  32. 【請求項32】噴射ノズル装置は液体潤滑剤のための導
    管を有し、該導管は減速室の軸心と大体平行に延びてい
    て配管装置に接続され、且つ該導管は減速室の円周方向
    の区画壁に対して導管から液体潤滑剤を指向するよう設
    けられた複数個のオリフイスを有している請求の範囲第
    31項記載の弾丸捕集装置。
  33. 【請求項33】配管装置は、液体潤滑剤が固体物質の無
    い上部分にて収集容器に接続されている請求の範囲第3
    1、32項いずれか記載の弾丸捕集装置。
  34. 【請求項34】配管装置の接続部の上方の上部分の収集
    容器は収集容器の全体を横切って延びる大体水平なスト
    レーナ部材を有し、該ストレーナ部材は、通路を通って
    流れる液体潤滑剤にて運ばれる鉛の屑だけが収集容器の
    底部にストレーナ部材を通過するよう許すが、使用済み
    の弾丸や弾丸の破片、薬莢、包被物、ケーシング等の様
    な大きな物の通過を阻止するよう十分小さな開口を有す
    ることを特徴とする請求の範囲第31項、第32項、第33項
    いずれか1項記載の弾丸捕集装置。
  35. 【請求項35】噴射ノズル装置は液体潤滑剤のための導
    管を有し、該導管は減速室の軸心と大体平行に延び且つ
    減速室の円周方向の区画壁に対して導管から液体潤滑剤
    を指向するよう設けられた複数個のオリフイスを有する
    請求の範囲第28項記載の弾丸捕集装置。
  36. 【請求項36】図示実施例のいずれか1つを参照してこ
    ゝに説明された弾丸捕集装置。
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