JP2578171Y2 - 眼鏡枠の回動蝶 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 保持具８で挟持している蝶本体４が弱い触圧で、一定
角度左右に回動する。

（従来の技術） 従来の一般的な眼鏡枠の蝶は、左右方向には程んど回
動しない為、購入者の顔面と蝶の表面の接触角度が不適
合な時は蝶足を曲げて調整を行っている。

（作用） 眼鏡枠を使用する際、顔の皮膚に静触するだけの低触
圧で、蝶本体４の面が顔の皮膚面と自動的に合致する。

（実施例） 蝶本体４は、シリコン、ウレタン、その他軟質の適宜
材料にて形成し、薄い弾性体で出来ている狭片１の中辺
部３を蝶本体４の中間部に埋着しているので、軸受２、
２を広げ、保持具８の軸５を挿入挟持する事が出来る、
尚保持具８の軸５を狭片１の弾性力で挟持しているの
で、蝶本体４の自重で回動するような事はない、尚従来
の眼鏡枠の蝶は、左右２箇がほぼＶ字状に取付けてある
が、本考案は左右２箇の蝶本体４を水平状体に回動出来
るので、厚さの薄い眼鏡枠を作る事も可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２図は要部
を示す分解斜視図、第３図は蝶本体４の中央縦断面図で
ある。 １……狭片、２……軸、３……中辺部、４……蝶本体、
５……軸、６……止穴、７……止片、８……保持具

Claims (1)

(57)【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】蝶を保持具８と蝶本体４に２分割したもの
   にあって、止穴６を有する、止片７と両端に丸みを形成
   した軸５を一体化して保持具８を形成し、薄い弾性体で
   出来ている、コ字状の狭片１の中辺部３を、蝶本体４の
   中間部の縦に埋着したものにおいて、コ字状の狭片１の
   両端にほゞ半球状の軸受2,2を形成し、該軸受2,2にて、
   保持具８の軸５を狭持し、軸５の外周を蝶本体４が回動
   出来ることを特徴とする眼鏡枠の回動蝶。