JP2577077B2 - 調節可能な複軸ヒンジ装置 - Google Patents
調節可能な複軸ヒンジ装置Info
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- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F5/00—Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
- A61F5/01—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces
- A61F5/0102—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations
- A61F5/0123—Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces specially adapted for correcting deformities of the limbs or for supporting them; Ortheses, e.g. with articulations for the knees
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- A61F2005/0167—Additional features of the articulation with limits of movement adjustable
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、種々な種類の装具に用いられる整形およ
び矯正外科用の複軸ヒンジ装置またはヒンジ組体に一般
に関するものである。
び矯正外科用の複軸ヒンジ装置またはヒンジ組体に一般
に関するものである。
従来の技術 整形および矯正外科用のヒンジは設計や作用において
相当に変わる。この様なヒンジは膝や肘のような連結部
に用いられ、その作用はこれら連結部の重量支持および
運動特性を一般に補足したり部分的に代換えするように
なす。これらヒンジは一般に組で使用されて、１つのヒ
ンジが横方向に嵌合されて他のヒンジが連結部を横切っ
て中間的に嵌合される。
相当に変わる。この様なヒンジは膝や肘のような連結部
に用いられ、その作用はこれら連結部の重量支持および
運動特性を一般に補足したり部分的に代換えするように
なす。これらヒンジは一般に組で使用されて、１つのヒ
ンジが横方向に嵌合されて他のヒンジが連結部を横切っ
て中間的に嵌合される。
整形および矯正外科用のヒンジは２つの主な種類があ
る。第１のヒンジは単一ピボットを用い単軸または単一
ピボットとして一般に説明されるもので、この型は度々
膝の靭帯に損傷をもたらすスポーツ医学の実施にて適用
される膝装具に一般に使用される。単軸ヒンジは足の骨
折における下脚走行装置に使用される。この様な下脚走
行装置は短脚走行ギプスの代わり使用される。生物力学
用語において、単軸ヒンジは、膝に使用される時に、膝
が単一ピボットヒンジとして動かないために生理的でな
い。
る。第１のヒンジは単一ピボットを用い単軸または単一
ピボットとして一般に説明されるもので、この型は度々
膝の靭帯に損傷をもたらすスポーツ医学の実施にて適用
される膝装具に一般に使用される。単軸ヒンジは足の骨
折における下脚走行装置に使用される。この様な下脚走
行装置は短脚走行ギプスの代わり使用される。生物力学
用語において、単軸ヒンジは、膝に使用される時に、膝
が単一ピボットヒンジとして動かないために生理的でな
い。
第２の型のヒンジ装置は２つのピボットを支持する中
央取付部すなわちヒンジ本体を有する。ヒンジアームは
各ピボットに１つゞつ取付けられ、同等のピボット作用
における歯車歯によって個別に枢動されるか或は連結で
きる。機械的用語において、噛合う２つのピボット装置
は、互いに噛合わない２つのピボットと比較する時に１
゜の自由度を失う。また、噛合う２つのピボットは、膝
に使用される時に、ヒンジが完全に伸長された状態から
十分撓んだ状態に動かされる際に後方に移動する単一ピ
ボット点をピボットが有効に形成するために生理的でな
い。
央取付部すなわちヒンジ本体を有する。ヒンジアームは
各ピボットに１つゞつ取付けられ、同等のピボット作用
における歯車歯によって個別に枢動されるか或は連結で
きる。機械的用語において、噛合う２つのピボット装置
は、互いに噛合わない２つのピボットと比較する時に１
゜の自由度を失う。また、噛合う２つのピボットは、膝
に使用される時に、ヒンジが完全に伸長された状態から
十分撓んだ状態に動かされる際に後方に移動する単一ピ
ボット点をピボットが有効に形成するために生理的でな
い。
ピボットまたはヒンジアームが互いに噛合わずにヒン
ジ本体に対して個別に枢動する２つのピボットヒンジ装
置は真の複軸ヒンジ、または或る発明者に依っては真の
複軸ヒンジと呼ぶことが出来る。これらピボットヒンジ
装置は、足が十分に屈曲した状態から伸長される時に大
腿骨顆が脛骨板上を滑るように人の膝継手の良好な追従
を企てるよう考慮される。この様なヒンジ装置はヒンジ
アームの過度な伸長を防止する止めを設けるよう出来
る。
ジ本体に対して個別に枢動する２つのピボットヒンジ装
置は真の複軸ヒンジ、または或る発明者に依っては真の
複軸ヒンジと呼ぶことが出来る。これらピボットヒンジ
装置は、足が十分に屈曲した状態から伸長される時に大
腿骨顆が脛骨板上を滑るように人の膝継手の良好な追従
を企てるよう考慮される。この様なヒンジ装置はヒンジ
アームの過度な伸長を防止する止めを設けるよう出来
る。
真の複軸ヒンジの市販の有効な幾つかの例が知られて
おり、比較的少ない参考例が従来技術に見られる。１つ
の例はアンダーソンの米国特許第4,249,524号および198
2年８月19日公告の国際出願第82/02658号に基くものと
信じられる。アンダーソンの米国特許は複軸ヒンジを記
載しており、この様なヒンジは反生理的作動特性を有す
ることが確信される。ピボットは、損傷した膝や近年外
科的取換えを受ける膝または骨折した足等に特に好まし
くない場合に、整形術に関連した継手や手足のピストン
作用を生じるよう意図される程度に幅広く隔てられる。
公告された国際出願においては、ヒンジは関連したヒン
ジバーの端部と大いに異なっているが、図面は幅広く隔
てられたピボットを示している。アンダーソン特許は公
告された国際出願の止めを概略的に述べているが、可変
運動制限装置を何等記載していない。
おり、比較的少ない参考例が従来技術に見られる。１つ
の例はアンダーソンの米国特許第4,249,524号および198
2年８月19日公告の国際出願第82/02658号に基くものと
信じられる。アンダーソンの米国特許は複軸ヒンジを記
載しており、この様なヒンジは反生理的作動特性を有す
ることが確信される。ピボットは、損傷した膝や近年外
科的取換えを受ける膝または骨折した足等に特に好まし
くない場合に、整形術に関連した継手や手足のピストン
作用を生じるよう意図される程度に幅広く隔てられる。
公告された国際出願においては、ヒンジは関連したヒン
ジバーの端部と大いに異なっているが、図面は幅広く隔
てられたピボットを示している。アンダーソン特許は公
告された国際出願の止めを概略的に述べているが、可変
運動制限装置を何等記載していない。
米国特許第4,337,764号および国際出願第0059472号に
おいて、レーマンは２−ピボット噛合ヒンジのための調
節装置を示している。この調節装置は、ヒンジアームの
一方の側の外側に位置する２組の圧縮ねじが設けられた
円弧溝を有するヒンジ背板に基いている。ヒンジアーム
は互いに噛合って個別に動くことが出来ないので、説明
された構成は真の複軸ヒンジではない。
おいて、レーマンは２−ピボット噛合ヒンジのための調
節装置を示している。この調節装置は、ヒンジアームの
一方の側の外側に位置する２組の圧縮ねじが設けられた
円弧溝を有するヒンジ背板に基いている。ヒンジアーム
は互いに噛合って個別に動くことが出来ないので、説明
された構成は真の複軸ヒンジではない。
メルサーとアセルードの米国特許第4,520,802号は幅
広いピボット間隔を特徴とする別の複軸ヒンジを記載し
ている。説明は割出ブロックに基く運動制御装置を含ん
でいる。運動制御装置は、製造者によって有効的に造ら
れた割出ブロックの価値に対する使用者の目的を離れ
て、連続的でなく且つ無限な可変調節が出来ない。
広いピボット間隔を特徴とする別の複軸ヒンジを記載し
ている。説明は割出ブロックに基く運動制御装置を含ん
でいる。運動制御装置は、製造者によって有効的に造ら
れた割出ブロックの価値に対する使用者の目的を離れ
て、連続的でなく且つ無限な可変調節が出来ない。
大半のヒンジはヒンジを直接に或は間接に手足に固着
するための固着装置を有する。ヒンジ装置がギプスによ
って手足に固持される場合に、ギプス内に埋込まれるよ
うに出来て一般にヘッドプレートまたはアンカープレー
トと呼ばれる構造体内に終わっているヒンジアームを通
常有している。整形ヒンジは、整形プラスチックに直接
構成するか或は“鋼”と呼ばれる合致する側アームに嵌
合してカリパスと協同するようになす別個の手段として
通常利用される。足の整形術においては特に足に絆創口
によって一般に固着される。
するための固着装置を有する。ヒンジ装置がギプスによ
って手足に固持される場合に、ギプス内に埋込まれるよ
うに出来て一般にヘッドプレートまたはアンカープレー
トと呼ばれる構造体内に終わっているヒンジアームを通
常有している。整形ヒンジは、整形プラスチックに直接
構成するか或は“鋼”と呼ばれる合致する側アームに嵌
合してカリパスと協同するようになす別個の手段として
通常利用される。足の整形術においては特に足に絆創口
によって一般に固着される。
幾つかの異なった国において幅広く変わる状態で行わ
れた研究は、ギプスを行うよりも手足とヒンジ装置の間
の相対運動のために包帯巻回装置が一層可能になる結論
に我々を導く。これは、ギプスが本質的に強固で十分に
周囲が一体的に造られた構成を成しているために重要で
あるが、包帯巻回装置が柔軟な品物と可撓性材料の組合
せから一般に造られて一体的な周辺構造を造ることが出
来ない。従って、整形および矯正ヒンジの運動制限装置
の設計においては、調節装置が調節限界間を連続的また
は無限に変化できることを我々は確信する。これは、こ
の様なヒンジが包帯巻回装置と一緒に用いられることが
達成できる時の足と装具の間の相対運動の適切な補償を
確実にする。
れた研究は、ギプスを行うよりも手足とヒンジ装置の間
の相対運動のために包帯巻回装置が一層可能になる結論
に我々を導く。これは、ギプスが本質的に強固で十分に
周囲が一体的に造られた構成を成しているために重要で
あるが、包帯巻回装置が柔軟な品物と可撓性材料の組合
せから一般に造られて一体的な周辺構造を造ることが出
来ない。従って、整形および矯正ヒンジの運動制限装置
の設計においては、調節装置が調節限界間を連続的また
は無限に変化できることを我々は確信する。これは、こ
の様なヒンジが包帯巻回装置と一緒に用いられることが
達成できる時の足と装具の間の相対運動の適切な補償を
確実にする。
他の研究者は整形ヒンジにおける運動を制限する手段
を説明しているが、特に膝継手の運動の様な複雑な運動
が含まれる時に、選ばれた型のヒンジが緊張される継手
に適していないことが度々である。従って、ハウスワー
スの米国特許第4,620,532号の運動制御装置は小型であ
る利点を持っているが、単軸ヒンジが人の膝に追従する
よう十分に知られていないために、単軸ヒンジは膝の補
強に適していない。キャスチロの米国特許第4,599,998
号においては、運動制御装置はラチェットを含み、小型
であるが、人の膝の適切な追従に欠点が見られる噛合う
２−ピボット装置に利用される。
を説明しているが、特に膝継手の運動の様な複雑な運動
が含まれる時に、選ばれた型のヒンジが緊張される継手
に適していないことが度々である。従って、ハウスワー
スの米国特許第4,620,532号の運動制御装置は小型であ
る利点を持っているが、単軸ヒンジが人の膝に追従する
よう十分に知られていないために、単軸ヒンジは膝の補
強に適していない。キャスチロの米国特許第4,599,998
号においては、運動制御装置はラチェットを含み、小型
であるが、人の膝の適切な追従に欠点が見られる噛合う
２−ピボット装置に利用される。
２−ピボット噛合ヒンジにおける別の型の調節装置が
米国、ウイスコンシン、メノモニー・ホールズのロリア
ン・マヌファクチャーリング社により市販されている構
造に見られる。ヒンジ本体の頂部にもうけられた２つの
ねじが、屈曲および伸長における１つのヒンジアームの
動きを制限するように用いられている。これはヒンジ本
体へのねじのねじ込みによって達成されるので、ねじの
端部がヒンジアームの頂部縁に当たる。ねじは常に露出
して残り、調節を維持するようにロックナットが必要で
ある。
米国、ウイスコンシン、メノモニー・ホールズのロリア
ン・マヌファクチャーリング社により市販されている構
造に見られる。ヒンジ本体の頂部にもうけられた２つの
ねじが、屈曲および伸長における１つのヒンジアームの
動きを制限するように用いられている。これはヒンジ本
体へのねじのねじ込みによって達成されるので、ねじの
端部がヒンジアームの頂部縁に当たる。ねじは常に露出
して残り、調節を維持するようにロックナットが必要で
ある。
1987年５月20日に英国特許第2,182,714A号として公告
された英国特許願第8510028号および1986年４月21日出
願の米国特許第853,962号においては、狭い間隔のピボ
ットを用いる真の複軸膝ヒンジが記載されている。各ヒ
ンジアームは支持体から起上る２つのカム係号止めを各
側に１つゞつピボットに接近して持った支持体を有して
いる。１つは屈曲を制御して他の１つは伸長を制御する
運動制限ねじが各ピボットのために設けられている。
された英国特許願第8510028号および1986年４月21日出
願の米国特許第853,962号においては、狭い間隔のピボ
ットを用いる真の複軸膝ヒンジが記載されている。各ヒ
ンジアームは支持体から起上る２つのカム係号止めを各
側に１つゞつピボットに接近して持った支持体を有して
いる。１つは屈曲を制御して他の１つは伸長を制御する
運動制限ねじが各ピボットのために設けられている。
1988年２月16日出願の米国特許願第156,250号と英国
特許願第8703823号は、ヒンジアームの最大伸長量を制
御する単一調節ねじを有した真の複軸ヒンジ装置を記載
している。
特許願第8703823号は、ヒンジアームの最大伸長量を制
御する単一調節ねじを有した真の複軸ヒンジ装置を記載
している。
従来技術を示す他の特徴としては米国特許第3,350,71
9号、第4,407,276号、第3,958,569号、第4,370,977号、
第4,489,718号、第4,323,059号、第3,552,786号、第4,5
02,472号がある。
9号、第4,407,276号、第3,958,569号、第4,370,977号、
第4,489,718号、第4,323,059号、第3,552,786号、第4,5
02,472号がある。
問題点を解決するための手段 この発明の重要な特色は、真の複軸ヒンジ装置の機能
的利点の総てを有し、且つ最大生理的負荷における調節
の損失の恐れなく伸長乃至曲げの所要の制限における一
層効果的な阻止を設ける整形および矯正用ヒンジ装置を
提供することにある。この様な利点は、比較的小型で、
所謂機能的またはスポーツ装具およびカリパスに特に有
効な機構によって達成される。
的利点の総てを有し、且つ最大生理的負荷における調節
の損失の恐れなく伸長乃至曲げの所要の制限における一
層効果的な阻止を設ける整形および矯正用ヒンジ装置を
提供することにある。この様な利点は、比較的小型で、
所謂機能的またはスポーツ装具およびカリパスに特に有
効な機構によって達成される。
概略的には、調節可能な複軸ヒンジ装置は、一対のヒ
ンジアームの近位の端部を受ける空所または室を形成す
るよう間隔を置いた一対の側壁を有したヒンジ本体を備
えている。アームは屈曲および伸長位置間のこの様なア
ームの個別の動きのために本体に枢着されている。
ンジアームの近位の端部を受ける空所または室を形成す
るよう間隔を置いた一対の側壁を有したヒンジ本体を備
えている。アームは屈曲および伸長位置間のこの様なア
ームの個別の動きのために本体に枢着されている。
ヒンジ装置の独自の特色は、ヒンジアームの近位の端
部が少なくとも一組の指間状端部を一緒に設けることに
ある。各組の端板は、アームが第１調節位置（例えば伸
長位置）に在る時に互いに同一面内に在って同一方向を
向き且つ横に並んだ状態に配置された当接面構造を形成
する。
部が少なくとも一組の指間状端部を一緒に設けることに
ある。各組の端板は、アームが第１調節位置（例えば伸
長位置）に在る時に互いに同一面内に在って同一方向を
向き且つ横に並んだ状態に配置された当接面構造を形成
する。
また、ヒンジ本体は、伸長方向または屈曲方向或は両
方向のこの様なアームの枢動を制限する両アームの当接
面のための調節可能な止めを形成するねじを収容する１
つまたは一組のねじハウジングを有している。第１の実
施例では、単一ねじはアームの最大伸長または屈曲を選
択的に制御する一組の指間状端板の当接面の調節可能な
止めを形成する。第２の実施例においては、一対の調節
ねじは、両伸長および屈曲の最大制限を選択的に制御す
る二組の指間状端板によって設けられる２つの調節面構
造を当接するよう配置されている。
方向のこの様なアームの枢動を制限する両アームの当接
面のための調節可能な止めを形成するねじを収容する１
つまたは一組のねじハウジングを有している。第１の実
施例では、単一ねじはアームの最大伸長または屈曲を選
択的に制御する一組の指間状端板の当接面の調節可能な
止めを形成する。第２の実施例においては、一対の調節
ねじは、両伸長および屈曲の最大制限を選択的に制御す
る二組の指間状端板によって設けられる２つの調節面構
造を当接するよう配置されている。
この発明の他の目的や特長および利点は以下の添付図
面に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
面に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
実 施 例 図面の第１図乃至第３図を参照するに、符号10はヒン
ジ本体11と一対のヒンジアーム12、13を有する複軸ヒン
ジ装置を大体表している。ヒンジ本体11は、前部すなわ
ち前壁15によって連接された一対の垂直な側壁14を有す
る。側壁14の後隅部14aは丸くなっていて、拡大ボスす
なわちハウジング16が側壁14の後隅部14aを連接してい
る。第２図に明示される様に、ねじハウジング16、前壁
15、側壁14の様な或る部材は一体的に造ることが出来る
し、また、この様な部材は別個に造って適宜な手段によ
って互いに固着できる。ヒンジ本体11は十分な強さと硬
さを持った材料で造ることが出来る。鋼やチタニウムや
アルミヌウムの様な金属が適していると共に、高張力の
強固なプラスチックを使用することも出来る。図示の実
施例にては、ねじハウジング16はヒンジ本体11の後端部
に設けられ、前壁15に沿ってはねじハウジングが設けら
れていない。この様な構成は図示のためだけであるが、
必要ならばヒンジ本体11の前端部に沿ってねじハウジン
グが設けられて後端部からは省略した逆の構成にするこ
とが出来る。更に、後述される第４図乃至第８図に示さ
れる第２の実施例によって示される様に、ヒンジ本体に
は２つのねじハウジングを設けて、１つをヒンジ本体の
前端部から突出して他の１つを後端部から突出させるよ
うに出来る。
ジ本体11と一対のヒンジアーム12、13を有する複軸ヒン
ジ装置を大体表している。ヒンジ本体11は、前部すなわ
ち前壁15によって連接された一対の垂直な側壁14を有す
る。側壁14の後隅部14aは丸くなっていて、拡大ボスす
なわちハウジング16が側壁14の後隅部14aを連接してい
る。第２図に明示される様に、ねじハウジング16、前壁
15、側壁14の様な或る部材は一体的に造ることが出来る
し、また、この様な部材は別個に造って適宜な手段によ
って互いに固着できる。ヒンジ本体11は十分な強さと硬
さを持った材料で造ることが出来る。鋼やチタニウムや
アルミヌウムの様な金属が適していると共に、高張力の
強固なプラスチックを使用することも出来る。図示の実
施例にては、ねじハウジング16はヒンジ本体11の後端部
に設けられ、前壁15に沿ってはねじハウジングが設けら
れていない。この様な構成は図示のためだけであるが、
必要ならばヒンジ本体11の前端部に沿ってねじハウジン
グが設けられて後端部からは省略した逆の構成にするこ
とが出来る。更に、後述される第４図乃至第８図に示さ
れる第２の実施例によって示される様に、ヒンジ本体に
は２つのねじハウジングを設けて、１つをヒンジ本体の
前端部から突出して他の１つを後端部から突出させるよ
うに出来る。
側壁14は、ヒンジアーム12、13の端部12a、13aを受け
る空所すなわち室17を形成するように隔たった対向する
平らな内面14bを有する。後述されることを除いて、ヒ
ンジアーム12、13は通常のもので、鋼やアルミニウムま
たは同様な特性を持った他の強固な材料の平らな条片や
棒から造られる。ヒンジアームの遠位の端部（図示しな
い）は患者の手足にこの様なヒンジアームを固着するた
めに、例えば米国特許第4,559,935号および第4,467,792
号明細書に示される様なヘッドプレートや、装具プレー
ト、或は他の周知の手段に嵌合するように適宜に適用さ
れる。
る空所すなわち室17を形成するように隔たった対向する
平らな内面14bを有する。後述されることを除いて、ヒ
ンジアーム12、13は通常のもので、鋼やアルミニウムま
たは同様な特性を持った他の強固な材料の平らな条片や
棒から造られる。ヒンジアームの遠位の端部（図示しな
い）は患者の手足にこの様なヒンジアームを固着するた
めに、例えば米国特許第4,559,935号および第4,467,792
号明細書に示される様なヘッドプレートや、装具プレー
ト、或は他の周知の手段に嵌合するように適宜に適用さ
れる。
ヒンジアーム12、13の近位の端部12a、13aは、平行な
垂直面に沿って延びる一組の指間状の端板12b、13bが互
いに設けられている。３つのこの様な端板が第２、３図
に示されており、端板13bは平行な端板12bの間に嵌合さ
れる。もし、必要ならば、多数の指間状の端板を設ける
ことが出来る。ヒンジアーム12、13の近位の端部12a、1
3aは、側壁14により支持されたピボット軸または挿入体
18によってヒンジ本体11に枢着される。第２図に示され
る様に、ヒンジアーム12、13の軸、こゝではピボット軸
18は互いにほゞ水平で且つ垂直で、側壁14の面に対して
直角である。ピボット軸18はヒンジアーム12、13の近位
の端部12a、13aを通って延び、屈曲位置と伸長位置間に
個別に枢動するためにヒンジアームを支持している。
垂直面に沿って延びる一組の指間状の端板12b、13bが互
いに設けられている。３つのこの様な端板が第２、３図
に示されており、端板13bは平行な端板12bの間に嵌合さ
れる。もし、必要ならば、多数の指間状の端板を設ける
ことが出来る。ヒンジアーム12、13の近位の端部12a、1
3aは、側壁14により支持されたピボット軸または挿入体
18によってヒンジ本体11に枢着される。第２図に示され
る様に、ヒンジアーム12、13の軸、こゝではピボット軸
18は互いにほゞ水平で且つ垂直で、側壁14の面に対して
直角である。ピボット軸18はヒンジアーム12、13の近位
の端部12a、13aを通って延び、屈曲位置と伸長位置間に
個別に枢動するためにヒンジアームを支持している。
指間状の端板12b、13bは係合面12c、13cの構成を設け
ている。枢動装置のヒンジアームが調節位置の１つ、好
適には第２図に示される様な伸長位置にある時に、この
様な係合面12c、13cは互いに同一面にあって同一方向を
大体向いており、互いに並んだ状態に位置されている。
こゝではねじハウジング16はヒンジ本体11の後端に位置
され、係合面12c、13cは後方を向いている（第２、３
図）、指間状の端板12b、13bの係合面12c、13cが互いに
近接して配置されるので、ヒンジアーム12、13が伸長さ
れる時にほゞ連続した平面を係合面12c、13cが互いに形
成することが特に重要である。
ている。枢動装置のヒンジアームが調節位置の１つ、好
適には第２図に示される様な伸長位置にある時に、この
様な係合面12c、13cは互いに同一面にあって同一方向を
大体向いており、互いに並んだ状態に位置されている。
こゝではねじハウジング16はヒンジ本体11の後端に位置
され、係合面12c、13cは後方を向いている（第２、３
図）、指間状の端板12b、13bの係合面12c、13cが互いに
近接して配置されるので、ヒンジアーム12、13が伸長さ
れる時にほゞ連続した平面を係合面12c、13cが互いに形
成することが特に重要である。
ねじハウジング16は軸心19aがピボット軸心18から等
距離にあるねじ孔19を有しており、第１〜３図の実施例
では側壁14aの相対する内面14bから等距離にあって平行
になっている。調節ねじ20の形の調節位置はねじ孔19に
ねじ着される。調節ねじ20の内端は指間状の端板12b、1
3bの係合面12c、13cと接触するよう配置され、一方向
（第１〜３図に示される様に伸長方向）のヒンジアーム
の動きの制限を調整するようになす。ヒンジアームが伸
長位置にある時、すなわちヒンジアームが180゜に整列
されている時（第２図）に、軸心19a（調節ねじ20の軸
心でもある）が係合面12b、13bの共通の平面に直角であ
ることが理解されよう。調節ねじ20が内方にねじ込まれ
る時に、ヒンジアームが完全伸長位置に達することを有
効的に阻止しよう。この伸長阻止能力は完全伸長位置と
部分的伸長位置の間に無数に変化できる。ヒンジ装置の
推奨実施例に与えられる伸長阻止の有効な大きさは、膝
の十字形靭帯に対する取換えに用いられる伸長阻止の通
常の範囲を越えるほゞ60゜の角度である。
距離にあるねじ孔19を有しており、第１〜３図の実施例
では側壁14aの相対する内面14bから等距離にあって平行
になっている。調節ねじ20の形の調節位置はねじ孔19に
ねじ着される。調節ねじ20の内端は指間状の端板12b、1
3bの係合面12c、13cと接触するよう配置され、一方向
（第１〜３図に示される様に伸長方向）のヒンジアーム
の動きの制限を調整するようになす。ヒンジアームが伸
長位置にある時、すなわちヒンジアームが180゜に整列
されている時（第２図）に、軸心19a（調節ねじ20の軸
心でもある）が係合面12b、13bの共通の平面に直角であ
ることが理解されよう。調節ねじ20が内方にねじ込まれ
る時に、ヒンジアームが完全伸長位置に達することを有
効的に阻止しよう。この伸長阻止能力は完全伸長位置と
部分的伸長位置の間に無数に変化できる。ヒンジ装置の
推奨実施例に与えられる伸長阻止の有効な大きさは、膝
の十字形靭帯に対する取換えに用いられる伸長阻止の通
常の範囲を越えるほゞ60゜の角度である。
調節ねじ20は、ねじの内方ねじ込みの大きさの制限に
有効な、従ってヒンジ装置の詰まりの恐れを防止する拡
大頭部すなわちキヤップ20aを設けることが出来る。調
節ねじ20とハウジング16は第１〜３図の実施例にてヒン
ジ本体11の後端部に設けられて、調節ねじ20の軸心がピ
ボット軸心18aから等距離にあるので、これら調節ねじ2
0とハウジング16はヒンジ装置の通常の使用の際に装着
者（または他の人や物）の脚に当たることがない。
有効な、従ってヒンジ装置の詰まりの恐れを防止する拡
大頭部すなわちキヤップ20aを設けることが出来る。調
節ねじ20とハウジング16は第１〜３図の実施例にてヒン
ジ本体11の後端部に設けられて、調節ねじ20の軸心がピ
ボット軸心18aから等距離にあるので、これら調節ねじ2
0とハウジング16はヒンジ装置の通常の使用の際に装着
者（または他の人や物）の脚に当たることがない。
この発明の推奨実施例において、調節ねじ20は直径が
6mmでピッチを1mmとすることが出来る。図示実施例に対
してこの様な割合にすることによって、ハウジング16の
ねじ孔19のねじを約8mm以下にすることがなく、従って
指間状の端板12b、13bの係合面12c、13cに伝達される力
は、 ８πｄ＝150.9mm 以下のねじ長さに分布されることがない。ねじ孔内の
ねじの動きは全く好ましくなく、この様な意図しない動
きの恐れを確実に阻止するためにねじの上に樹脂パッチ
を用いるようにしている。
6mmでピッチを1mmとすることが出来る。図示実施例に対
してこの様な割合にすることによって、ハウジング16の
ねじ孔19のねじを約8mm以下にすることがなく、従って
指間状の端板12b、13bの係合面12c、13cに伝達される力
は、 ８πｄ＝150.9mm 以下のねじ長さに分布されることがない。ねじ孔内の
ねじの動きは全く好ましくなく、この様な意図しない動
きの恐れを確実に阻止するためにねじの上に樹脂パッチ
を用いるようにしている。
指間状の端板12b、13bは調節ねじと係合面の間の接触
面積を最大にする効果を有すると共に、ねじが内方にね
じ込まれる時に端板間にねじが詰まったり或は食い込む
恐れを防止する。理想的には、端板はヒンジアームの枢
動の総ての範囲に亙って指間状態を維持すべきである。
面積を最大にする効果を有すると共に、ねじが内方にね
じ込まれる時に端板間にねじが詰まったり或は食い込む
恐れを防止する。理想的には、端板はヒンジアームの枢
動の総ての範囲に亙って指間状態を維持すべきである。
第４〜８図の実施例は、２組の指間状の端板が設けら
れて、各組毎に係合面の構成を有し、伸長および屈曲位
置の最大制限を選択的に制御するために２つの調節ねじ
が設けられることを除いては先に説明した実施例のもの
と同じである。
れて、各組毎に係合面の構成を有し、伸長および屈曲位
置の最大制限を選択的に制御するために２つの調節ねじ
が設けられることを除いては先に説明した実施例のもの
と同じである。
ヒンジ装置110は、側壁114と前壁115と後壁すなわち
ねじハウジング116とを有するヒンジ本体111を備えてい
る。第１の実施例における様に、ピボット軸118は、伸
長および屈曲位置の枢動のためにヒンジアーム112、113
を支持するよう側壁114を通って側壁114間に延びてい
る。ねじ120は、ピボット軸118の軸心から等距離に配置
されてピボット軸118の共通面に対して垂直に延びる軸
心を有しており、ねじハウジング116のねじ孔119内にね
じ着される。
ねじハウジング116とを有するヒンジ本体111を備えてい
る。第１の実施例における様に、ピボット軸118は、伸
長および屈曲位置の枢動のためにヒンジアーム112、113
を支持するよう側壁114を通って側壁114間に延びてい
る。ねじ120は、ピボット軸118の軸心から等距離に配置
されてピボット軸118の共通面に対して垂直に延びる軸
心を有しており、ねじハウジング116のねじ孔119内にね
じ着される。
第５、６図に明示される様に、ヒンジアーム112、113
の近位の端部112a、113aは第１の組の指間状の端板112
b、113bを有する。これら指間状の端板112b、113bは、
第１〜３図の実施例に就いて説明した様に互いに且つ調
節ねじ120に対して同じ状態で当接する係合面112c、113
cを形成する。従って、ヒンジアーム112、113が１つの
選ばれた調節位置（図面に示される様に伸長位置）に在
る時に、係合面112c、113cは互いに同一面上に在って大
体同一方向（後方）を向いており、並んだ状態に位置さ
れている。
の近位の端部112a、113aは第１の組の指間状の端板112
b、113bを有する。これら指間状の端板112b、113bは、
第１〜３図の実施例に就いて説明した様に互いに且つ調
節ねじ120に対して同じ状態で当接する係合面112c、113
cを形成する。従って、ヒンジアーム112、113が１つの
選ばれた調節位置（図面に示される様に伸長位置）に在
る時に、係合面112c、113cは互いに同一面上に在って大
体同一方向（後方）を向いており、並んだ状態に位置さ
れている。
第１の実施例とは異なって、第４〜８図の実施例は、
第１の組の端板112b、113bに対して外側に配置された第
２の組の指間状の端板212b、213bを有している。第２の
組の複数の端板212b、213bは、ヒンジアーム112、113が
選ばれた角度調節位置（伸長位置）に在る時に、互いに
同一面上に在って並んだ状態に置かれ且つ同一方向（前
方）を向いている係合面212c、213cを形成している。２
組の指間状の端板112b、113bまたは212b、213bは互いに
横方向に配置された、調節ねじ120、220と接触するよう
に配置構成されている。調節ねじ120と同様に、調節ね
じ220はヒンジアーム112、113のピボット軸心から等距
離に軸心を有しているが、調節ねじ220はねじハウジン
グ216（第８図）のねじ孔219から前方に延びていて調節
ねじ120がねじハウジング116から後方に延びている。２
つの横方向に隔たった調節ねじ120、220の軸心は互いに
平行で同一水平面内に位置している。
第１の組の端板112b、113bに対して外側に配置された第
２の組の指間状の端板212b、213bを有している。第２の
組の複数の端板212b、213bは、ヒンジアーム112、113が
選ばれた角度調節位置（伸長位置）に在る時に、互いに
同一面上に在って並んだ状態に置かれ且つ同一方向（前
方）を向いている係合面212c、213cを形成している。２
組の指間状の端板112b、113bまたは212b、213bは互いに
横方向に配置された、調節ねじ120、220と接触するよう
に配置構成されている。調節ねじ120と同様に、調節ね
じ220はヒンジアーム112、113のピボット軸心から等距
離に軸心を有しているが、調節ねじ220はねじハウジン
グ216（第８図）のねじ孔219から前方に延びていて調節
ねじ120がねじハウジング116から後方に延びている。２
つの横方向に隔たった調節ねじ120、220の軸心は互いに
平行で同一水平面内に位置している。
二重構造は最大屈曲と最大伸長の選択的調節を許して
いる。後方の調節ねじ120はヒンジアーム112、113の伸
長の制限を制御するように調節でき、調節ねじ220はヒ
ンジアーム112、113の伸長の制限を制御するように調節
できる。指間状の端板の利点は先に説明した実施例と同
じで、この様な利点は伸長と屈曲位置に対する２つのヒ
ンジアームの位置制御に関連している。
いる。後方の調節ねじ120はヒンジアーム112、113の伸
長の制限を制御するように調節でき、調節ねじ220はヒ
ンジアーム112、113の伸長の制限を制御するように調節
できる。指間状の端板の利点は先に説明した実施例と同
じで、この様な利点は伸長と屈曲位置に対する２つのヒ
ンジアームの位置制御に関連している。
以上において、図示のためにこの発明の実施例に就い
て詳細に説明したが、この発明の精神と範囲を逸脱する
ことなく多くの変更が出来ることが当業者には明らかで
あろう。
て詳細に説明したが、この発明の精神と範囲を逸脱する
ことなく多くの変更が出来ることが当業者には明らかで
あろう。
第１図はこの発明を実施したヒンジ装置の側面図、第２
図は第１図の複軸ヒンジ装置の内部機構を示す拡大斜視
図、第３図は内部機構の主な枢動制限部材の分解斜視
図、第４図はこの発明の第２の実施例の側面図、第５図
は第２の実施例の主な枢動制御部材の分解斜視図、第６
図は第４図の６−６線に沿った拡大断面図、第７図は第
６図の７−７線に沿った縦断面図、第８図は第６図の８
−８線に沿った縦断面図である。図中、10、110:ヒンジ
装置、11、111:ヒンジ本体、12、13、112、113:ヒンジ
アーム、12a、13a、112a、113a:端部、12b、13b、112
b、113b:端板、12c、13c、112c、113c:係合面、14、11
4:側壁、15、115:前壁、16、116:ハウジング、18、118:
ピボット軸、20、120、220:調節ねじ。
図は第１図の複軸ヒンジ装置の内部機構を示す拡大斜視
図、第３図は内部機構の主な枢動制限部材の分解斜視
図、第４図はこの発明の第２の実施例の側面図、第５図
は第２の実施例の主な枢動制御部材の分解斜視図、第６
図は第４図の６−６線に沿った拡大断面図、第７図は第
６図の７−７線に沿った縦断面図、第８図は第６図の８
−８線に沿った縦断面図である。図中、10、110:ヒンジ
装置、11、111:ヒンジ本体、12、13、112、113:ヒンジ
アーム、12a、13a、112a、113a:端部、12b、13b、112
b、113b:端板、12c、13c、112c、113c:係合面、14、11
4:側壁、15、115:前壁、16、116:ハウジング、18、118:
ピボット軸、20、120、220:調節ねじ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイヴィッド・ジョン・ジャクソン 英国、ＯＸ８ ７ＹＷ、オクソン、ウィ ットニー、ソーニー・レイズ 156
Claims (8)
- 【請求項１】間隔を置いて相対する内面を持った一対の
側壁を有するヒンジ本体、該側壁の相対する内面間に受
けられる一対の端部を有する第１、第２のヒンジアー
ム、一対の平行なピボット軸周りの伸長および屈曲位置
間のヒンジアームの枢動のためにヒンジ本体にヒンジア
ームを枢着連結するピボット部材、伸長または屈曲方向
の枢動を制限するために両ヒンジアームの係合面と接触
するねじ孔にねじ着して調節可能に受けられるねじ部材
を備え、該第１、第２ヒンジアームの端部は係合面を形
成する一組の端板を共に設けており、該端板の係合面は
ヒンジアームが選ばれた調節位置にある時に互いに同一
面をなし且つ同一方向を大体向くと共に並んだ状態に配
置され、該ヒンジ本体はピボット軸と平行な平面と直角
で且つピボット軸間に延びるねじ孔を持ったねじハウジ
ングを有している調節可能な複軸ヒンジ装置。 - 【請求項２】ねじ孔の軸心はヒンジアームのピボット軸
心から等距離に隔たっている特許請求の範囲第１項記載
のヒンジ装置。 - 【請求項３】ヒンジアームの選ばれた調節位置が伸長位
置である特許請求の範囲第１項記載のヒンジ装置。 - 【請求項４】係合面の共通平面はヒンジアームが伸長位
置に在る時に両ピボット軸心を通って延びている特許請
求の範囲第３項記載のヒンジ装置。 - 【請求項５】ヒンジ本体は前端部および後端部を有し、
ヒンジアームが伸長位置に在る時に係合面は後方を向
き、ねじハウジングとねじ部材は伸長方向のヒンジアー
ムの枢動を調節可能に制限するために後端部に配置され
ている特許請求の範囲第１、２、３項いずれか１項記載
のヒンジ装置。 - 【請求項６】ヒンジ本体は前端部および後端部を有し、
ヒンジアームが伸長位置に在る時に係合面は前方を向
き、ねじハウジングとねじ部材は伸長方向のヒンジアー
ムの枢動を調節可能に制限するために前端部に配置され
ている特許請求の範囲第１、２、３項いずれか１項記載
のヒンジ装置。 - 【請求項７】第１、第２ヒンジアームの端部は第２係合
面を形成する第２の組の端板を有し、該第２の係合面は
ヒンジアームが選ばれた調節位置に在る時に前方を向
き、該ヒンジアームは該前端部に設けられた第２のねじ
ハウジングを有し、第２ねじハウジングはピボット軸心
間に且つピボット軸心と平行に延びる平面に直角な軸心
を持った第２ねじ孔を有し、第２ねじ部材は第２の係合
面と接触して伸長方向のヒンジアームの枢動を調節可能
に制限するために第２ねじ孔内にねじ着して調節可能に
受けられた特許請求の範囲第６項記載のヒンジ装置。 - 【請求項８】第１ねじ孔と第２ねじ孔の軸心はヒンジ本
体の側壁間に横方向に間隔を置いて配置され、第２係合
面は第１係合面に対して横方向に配置された特許請求の
範囲第７項記載のヒンジ装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB8802288 | 1988-02-02 | ||
| GB888802288A GB8802288D0 (en) | 1988-02-02 | 1988-02-02 | Improved adjustment means for bi-pivotal orthopaedic & orthotichings |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01238857A JPH01238857A (ja) | 1989-09-25 |
| JP2577077B2 true JP2577077B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=10630917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1022765A Expired - Lifetime JP2577077B2 (ja) | 1988-02-02 | 1989-02-02 | 調節可能な複軸ヒンジ装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5000170A (ja) |
| EP (1) | EP0327286B1 (ja) |
| JP (1) | JP2577077B2 (ja) |
| CA (1) | CA1299455C (ja) |
| DE (1) | DE68901344D1 (ja) |
| ES (1) | ES2031686T3 (ja) |
| GB (1) | GB8802288D0 (ja) |
Families Citing this family (24)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU1898392A (en) * | 1991-08-06 | 1993-03-02 | Donald R. Huene | Bi-axial elbow joint replacement |
| US5376121A (en) * | 1991-08-06 | 1994-12-27 | Techmedica, Inc. | Dual constraint elbow prosthesis |
| US5480074A (en) * | 1993-02-12 | 1996-01-02 | Duncan; Daron D. | Mannequin |
| US5421810A (en) * | 1994-04-14 | 1995-06-06 | Orthomerica Products, Inc. | Orthopedic hinge assembly for an orthopedic brace |
| US5460599A (en) * | 1994-05-26 | 1995-10-24 | Orthomerica Products, Inc. | Orthopedic hinge assembly for a leg brace |
| US5487724A (en) * | 1994-05-27 | 1996-01-30 | Orthomerica Products, Inc. | Orthopaedic shoulder brace having adjustable pelvic and arm supports |
| US5538499A (en) * | 1994-05-27 | 1996-07-23 | Orthomerica Products, Inc. | Orthopaedic shoulder brace having adjustable pelvic, scapulary, and arm supports |
| US5662596A (en) * | 1995-08-30 | 1997-09-02 | Young; David Ernest | True bi-pivotal orthopedic and orthotic hinge with incremental motion control |
| US5674188A (en) * | 1995-08-31 | 1997-10-07 | Young; David Ernest | Construction for orthopedic hinges requiring condylar or other joint pads |
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| US6090057A (en) * | 1998-01-20 | 2000-07-18 | Wonderful Widget Works, Ltd. | Multi-axial external orthotic joint |
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| US7488300B2 (en) | 2002-02-15 | 2009-02-10 | Thusane | Bicentric hinge for use in a brace |
| US7150721B2 (en) * | 2003-06-30 | 2006-12-19 | Thuasne | Knee brace with dynamic counterforce |
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