JP2575315B2 - 園芸用移植機における植付部 - Google Patents
園芸用移植機における植付部Info
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- JP2575315B2 JP2575315B2 JP1115647A JP11564789A JP2575315B2 JP 2575315 B2 JP2575315 B2 JP 2575315B2 JP 1115647 A JP1115647 A JP 1115647A JP 11564789 A JP11564789 A JP 11564789A JP 2575315 B2 JP2575315 B2 JP 2575315B2
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- Japan
- Prior art keywords
- seedlings
- switch
- horticultural
- bullets
- seedling
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Transplanting Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、葉たばこ、白菜のような園芸用作物の苗を
移植する植付部の改良である。
移植する植付部の改良である。
（従来の技術） 従来のこの種の園芸用移植機における植付部は、実公
昭57−48331号公報または実公昭62−45533号公報に示す
ように、前後に開閉する１対の鳥のくちばし状の開閉子
を直立する案内筒の下部に取付けて構成する。
昭57−48331号公報または実公昭62−45533号公報に示す
ように、前後に開閉する１対の鳥のくちばし状の開閉子
を直立する案内筒の下部に取付けて構成する。
そして植付部が上昇して貯苗タンクより落下する土付
苗を案内筒内に収容する。土付苗は、その下半分が、案
内筒の下端より開閉子内に滑落した状態で支持される。
この状態で開閉子は下降して地中にて前後に開き、尖鋭
なその先端で穴を明け、これに土付苗を植付け、次に開
閉子は上昇しつつ閉じて貯苗タンクの直下に近付き、再
びタンクより落下する土付苗を案内筒内に収容する。
苗を案内筒内に収容する。土付苗は、その下半分が、案
内筒の下端より開閉子内に滑落した状態で支持される。
この状態で開閉子は下降して地中にて前後に開き、尖鋭
なその先端で穴を明け、これに土付苗を植付け、次に開
閉子は上昇しつつ閉じて貯苗タンクの直下に近付き、再
びタンクより落下する土付苗を案内筒内に収容する。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら案内筒より前後の開閉子内に滑落した土
付苗は往々に曲がって開閉子内に収容されるので、土付
苗は倒伏して植付けられ、その後の苗の生長を著しく阻
害する。特に、苗の床土が水を含んでいる場合には、開
閉子の内面に土が付着して土付苗を倒伏させる傾向が強
い。さらに土が多量に付着すると、開閉子からの土付苗
の放出を妨げ、苗詰りを起こすこともある。
付苗は往々に曲がって開閉子内に収容されるので、土付
苗は倒伏して植付けられ、その後の苗の生長を著しく阻
害する。特に、苗の床土が水を含んでいる場合には、開
閉子の内面に土が付着して土付苗を倒伏させる傾向が強
い。さらに土が多量に付着すると、開閉子からの土付苗
の放出を妨げ、苗詰りを起こすこともある。
そこで案内筒の下縁にゴム膜を垂下させ、開閉子内に
土付苗を垂直に収容するように試みたけれども、苗が倒
伏して植付けられる傾向を解消できないばかりか、ゴム
膜との間に生ずる摩擦やゴム膜の内面に付着する土によ
り、かえって土付苗の放出が妨げられて苗詰りを起こす
ことがあった。
土付苗を垂直に収容するように試みたけれども、苗が倒
伏して植付けられる傾向を解消できないばかりか、ゴム
膜との間に生ずる摩擦やゴム膜の内面に付着する土によ
り、かえって土付苗の放出が妨げられて苗詰りを起こす
ことがあった。
本発明は、苗詰りを起すことなく苗の姿勢を正しく直
立状態に植え付けることを目的とする。
立状態に植え付けることを目的とする。
（課題を解決するための手段） 本発明は、前後に開閉する１対の鳥のくちばし状の開
閉子を案内筒の下部に取付け、この案内筒の下縁周囲に
間隔を設けて複数本の弾線の上端を固着し、これら弾線
の下部を開閉子内に垂下させて閉状態の開閉子内面に弾
線の下端部を接触させる。
閉子を案内筒の下部に取付け、この案内筒の下縁周囲に
間隔を設けて複数本の弾線の上端を固着し、これら弾線
の下部を開閉子内に垂下させて閉状態の開閉子内面に弾
線の下端部を接触させる。
（作用） 植付部が上昇すると、貯苗タンク４内の１株の土付苗
はタンクの底板５が開いて落下し、案内筒２内に収容さ
れる。
はタンクの底板５が開いて落下し、案内筒２内に収容さ
れる。
案内筒内の土付苗の下半分は、上端を案内筒２の下縁
に間隔を設けて固着する複数本の筒状に配列した弾線３
に囲まれ、開閉子１、１内に垂直状態に保持されて下降
し、地中にて前後に開放する開閉子により土付苗は地表
に対し垂直に植付けられる。
に間隔を設けて固着する複数本の筒状に配列した弾線３
に囲まれ、開閉子１、１内に垂直状態に保持されて下降
し、地中にて前後に開放する開閉子により土付苗は地表
に対し垂直に植付けられる。
（実施例） 図面に示す本発明の実施例について説明すると、機体
Ａに搭載するエンジンＥにより左右の駆動輪Ｗは畝溝内
で回転し、機体Ａは畝をまたいで前進する。
Ａに搭載するエンジンＥにより左右の駆動輪Ｗは畝溝内
で回転し、機体Ａは畝をまたいで前進する。
そして下部に１対の前後に開閉する開閉子１、１を取
付けた案内筒２は、上下の平行リンク杆６、６により昇
降する。
付けた案内筒２は、上下の平行リンク杆６、６により昇
降する。
数個の貯苗タンク４は円盤８上に円形に配列し、昇降
する案内筒２に同調して円盤８上を１個ずつ移動する。
そして開閉する底板５の直下に植付部が上昇すると、底
板５が開いて案内筒２内に１株の土付苗を落下供給す
る。
する案内筒２に同調して円盤８上を１個ずつ移動する。
そして開閉する底板５の直下に植付部が上昇すると、底
板５が開いて案内筒２内に１株の土付苗を落下供給す
る。
機体Ａの後部左右に取付けたハンドルを握って操縦す
る作業者は、空の貯苗タンク４に逐次苗を供給する。
る作業者は、空の貯苗タンク４に逐次苗を供給する。
案内筒２の下縁には間隔を設けて弾線３の上端を固着
して開閉子１、１内に筒状に垂下する。
して開閉子１、１内に筒状に垂下する。
弾線３はステンレス線またはピアノ線等により構成
し、その中部外側を円形の横線3aにより連結してもよ
い。
し、その中部外側を円形の横線3aにより連結してもよ
い。
弾線３は、開閉子１、１が閉じているときは、下部が
開閉子１、１の形状に従い内側に折れ鳥のくちばし状に
変形すると共に、開閉子１、１が開いたときには、素早
く円筒状に復帰する。横線3aを連結すると、開閉子の内
面と接触しない弾線３の上部は円筒形を保持し、弾線３
の下部のみ変形するので、開閉子１、１が開いたときに
弾線３がより早く円筒形に復帰できる。
開閉子１、１の形状に従い内側に折れ鳥のくちばし状に
変形すると共に、開閉子１、１が開いたときには、素早
く円筒状に復帰する。横線3aを連結すると、開閉子の内
面と接触しない弾線３の上部は円筒形を保持し、弾線３
の下部のみ変形するので、開閉子１、１が開いたときに
弾線３がより早く円筒形に復帰できる。
そのほか図面において、７は案内筒２の外筒、Ｓは前
後に開閉する開閉子１、１を閉じるように付勢するスプ
リング、８は機体Ａの前部の支持輪、９は調節握手で、
これを正逆に回動することにより、駆動輪Ｗを前進する
と同時に支持輪８を後退させて、機高を高くしたり、ま
たは駆動輪Ｗを後退すると同時に支持輪８を前進させ
て、機高を低くする。
後に開閉する開閉子１、１を閉じるように付勢するスプ
リング、８は機体Ａの前部の支持輪、９は調節握手で、
これを正逆に回動することにより、駆動輪Ｗを前進する
と同時に支持輪８を後退させて、機高を高くしたり、ま
たは駆動輪Ｗを後退すると同時に支持輪８を前進させ
て、機高を低くする。
（発明の効果） 本発明によるときは、案内筒２内に収容する１株を土
付苗の下半分は開閉子１、１内に間隔を設けて垂下する
弾線３に囲まれ、開閉子１、１が閉じている間中、土付
苗は弾線３の弾力により垂直状態を維持するので、地中
で開閉子１、１が開くと土付苗は垂直状態で放出され、
地表に正しく直立して植付けることができる。しかも土
付苗は各弾線３の内側に接触するにすぎないので、摩擦
抵抗も少なく、容易に地表に放出できるばかりでなく、
各弾線３は間隔を設けて配列するので、弾線３に泥土も
付着せず、ゴム膜のような苗詰りを引き起こすおそれを
生じない。
付苗の下半分は開閉子１、１内に間隔を設けて垂下する
弾線３に囲まれ、開閉子１、１が閉じている間中、土付
苗は弾線３の弾力により垂直状態を維持するので、地中
で開閉子１、１が開くと土付苗は垂直状態で放出され、
地表に正しく直立して植付けることができる。しかも土
付苗は各弾線３の内側に接触するにすぎないので、摩擦
抵抗も少なく、容易に地表に放出できるばかりでなく、
各弾線３は間隔を設けて配列するので、弾線３に泥土も
付着せず、ゴム膜のような苗詰りを引き起こすおそれを
生じない。
さらに、苗の床土（土部）は弾線に妨げられてに開閉
子内面に接触しないから土は開閉子にも付着しない。こ
のため従来開閉子内面に付着した土により引き起こされ
た苗姿勢の乱れや苗詰りという不都合は生じるおそれが
ない。
子内面に接触しないから土は開閉子にも付着しない。こ
のため従来開閉子内面に付着した土により引き起こされ
た苗姿勢の乱れや苗詰りという不都合は生じるおそれが
ない。
第１図は本発明を実施する園芸用移植機の全体の側面
図、第２図は植付部の開放する開閉子の側面図、第３図
は植付部の閉鎖する開閉子とその上方にのぞむ貯苗タン
クの背面図。 １は開閉子、２は案内筒、３は弾線、４は貯苗タンク、
５は底板、７は外筒。
図、第２図は植付部の開放する開閉子の側面図、第３図
は植付部の閉鎖する開閉子とその上方にのぞむ貯苗タン
クの背面図。 １は開閉子、２は案内筒、３は弾線、４は貯苗タンク、
５は底板、７は外筒。
Claims (1)
- 【請求項１】前後に開閉する１対の鳥のくちばし状の開
閉子を案内筒の下部に取付け、この案内筒の下縁周囲に
間隔を設けて複数本の弾線の上端を固着し、これら弾線
の下部を開閉子内に垂下させて閉状態の開閉子内面に弾
線の下端部を接触させて成る園芸用移植機における植付
部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1115647A JP2575315B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 園芸用移植機における植付部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1115647A JP2575315B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 園芸用移植機における植付部 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02295405A JPH02295405A (ja) | 1990-12-06 |
| JP2575315B2 true JP2575315B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=14667817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1115647A Expired - Lifetime JP2575315B2 (ja) | 1989-05-09 | 1989-05-09 | 園芸用移植機における植付部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575315B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4631139B2 (ja) * | 2000-08-11 | 2011-02-16 | 井関農機株式会社 | 苗移植機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5422890A (en) * | 1977-07-20 | 1979-02-21 | Sumitomo Chem Co Ltd | Location of damage of corrosion preventive coating film of steel pipe laid on water bottom |
-
1989
- 1989-05-09 JP JP1115647A patent/JP2575315B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02295405A (ja) | 1990-12-06 |
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Legal Events
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