JP2574756Y2 - ミラーキャビネット - Google Patents
ミラーキャビネットInfo
- Publication number
- JP2574756Y2 JP2574756Y2 JP1992025732U JP2573292U JP2574756Y2 JP 2574756 Y2 JP2574756 Y2 JP 2574756Y2 JP 1992025732 U JP1992025732 U JP 1992025732U JP 2573292 U JP2573292 U JP 2573292U JP 2574756 Y2 JP2574756 Y2 JP 2574756Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- sash
- mounting plate
- fitting portion
- cabinet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、洗面化粧台、浴室等に
使用されるミラーキャビネットに関するものである。
使用されるミラーキャビネットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7、図8に示すように、ミラー取付板
1の表面に鏡2を両面テープ8で貼着し、ミラー取付板
1の端面に形成された凹溝3に接着剤9を注入し、凹溝
3にサッシ4の嵌合部5を挿入して接着固定し、鏡2の
脱落を防止してなるミラーキャビネットが知られてい
る。そして、このミラーキャビネットにおいては、組立
ての際、鏡2が脱落する恐れがあるため、ミラー取付板
1等を水平状態にして行なわれている。
1の表面に鏡2を両面テープ8で貼着し、ミラー取付板
1の端面に形成された凹溝3に接着剤9を注入し、凹溝
3にサッシ4の嵌合部5を挿入して接着固定し、鏡2の
脱落を防止してなるミラーキャビネットが知られてい
る。そして、このミラーキャビネットにおいては、組立
ての際、鏡2が脱落する恐れがあるため、ミラー取付板
1等を水平状態にして行なわれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、サッシ4の嵌合部5に、切欠き部
6等接着剤9の逃げ場が形成されていないため、嵌合部
5の下方に接着剤9が集中してしまう。
来の技術においては、サッシ4の嵌合部5に、切欠き部
6等接着剤9の逃げ場が形成されていないため、嵌合部
5の下方に接着剤9が集中してしまう。
【0004】このため、嵌合部5の上方は接着剤9が不
足状態となり、充分な接着力が得ら3ない。又、嵌合部
5の下方は接着剤9が過多状態となり、ミラー取付板1
の凹溝3からはみ出してしまうことがある。
足状態となり、充分な接着力が得ら3ない。又、嵌合部
5の下方は接着剤9が過多状態となり、ミラー取付板1
の凹溝3からはみ出してしまうことがある。
【0005】そこで本考案は、上記従来の技術における
問題を解決するために考案されたものであり、すなわち
その課題は、サッシ4をミラー取付板1に強固に接着固
定し、鏡2を確実に保持することができるミラーキャビ
ネットを提供することである。
問題を解決するために考案されたものであり、すなわち
その課題は、サッシ4をミラー取付板1に強固に接着固
定し、鏡2を確実に保持することができるミラーキャビ
ネットを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案のミラーキャビネ
ットにおいては、ミラー取付板1の表面に鏡2を貼着
し、ミラー取付板1の端面に形成された凹溝3にサッシ
4の嵌合部5を挿入して接着固定し、鏡2の脱落を防止
してなるミラーキャビネットにおいて、サッシ4の嵌合
部5に、嵌合部5の厚み方向に貫通する切欠き部6を形
成してなることを特徴とするものである。又は、サッシ
4の嵌合部5の先端に切欠き凹部7を形成し、先端部の
肉厚を一部薄くしてなることを特徴とするものである。
ットにおいては、ミラー取付板1の表面に鏡2を貼着
し、ミラー取付板1の端面に形成された凹溝3にサッシ
4の嵌合部5を挿入して接着固定し、鏡2の脱落を防止
してなるミラーキャビネットにおいて、サッシ4の嵌合
部5に、嵌合部5の厚み方向に貫通する切欠き部6を形
成してなることを特徴とするものである。又は、サッシ
4の嵌合部5の先端に切欠き凹部7を形成し、先端部の
肉厚を一部薄くしてなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本考案のミラーキャビネットにおいては、接着
剤9がサッシ4の嵌合部5に形成された切欠き部6、又
は、サッシ4の嵌合部5の先端に形成された切欠き凹部
7から嵌合部5の上方等に回り込み、ミラー取付板1の
凹溝3とサッシ4の嵌合部5との隙間に万遍なく行き渡
るものである。
剤9がサッシ4の嵌合部5に形成された切欠き部6、又
は、サッシ4の嵌合部5の先端に形成された切欠き凹部
7から嵌合部5の上方等に回り込み、ミラー取付板1の
凹溝3とサッシ4の嵌合部5との隙間に万遍なく行き渡
るものである。
【0008】
【実施例】以下、本考案を、図面に示した実施例に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0009】図1、図2、図3のミラーキャビネット
は、本考案の一実施例で、ミラー取付板1の表面に鏡2
を貼着し、ミラー取付板1の端面に形成された凹溝3に
サッシ4の嵌合部5を挿入して接着固定し、鏡2の脱落
を防止してなるミラーキャビネットにおいて、サッシ4
の嵌合部5に、嵌合部5の厚み方向に貫通する切欠き部
6を形成してなるものである。
は、本考案の一実施例で、ミラー取付板1の表面に鏡2
を貼着し、ミラー取付板1の端面に形成された凹溝3に
サッシ4の嵌合部5を挿入して接着固定し、鏡2の脱落
を防止してなるミラーキャビネットにおいて、サッシ4
の嵌合部5に、嵌合部5の厚み方向に貫通する切欠き部
6を形成してなるものである。
【0010】ミラー取付板1は、平面視略矩形形状の板
状体からなり、端面には、全周に亙って凹溝3が形成さ
れている。又、表面には、鏡2が両面テープ8によって
貼着されている。
状体からなり、端面には、全周に亙って凹溝3が形成さ
れている。又、表面には、鏡2が両面テープ8によって
貼着されている。
【0011】サッシ4は、ミラー取付板1の端面に当接
される側片10と、側片10の端縁から略垂直方向に延
設された鏡押さえ片11と、側片10の内面に突設され
た嵌合部5とからなり、嵌合部5は、断面略ツリー状に
形成されており、長手方向の全長に亙って略等間隔に切
欠き部6が並設されている。なお、切欠き部6は、嵌合
部5を一部先端から側片まで取り除いた状態に形成され
ている。
される側片10と、側片10の端縁から略垂直方向に延
設された鏡押さえ片11と、側片10の内面に突設され
た嵌合部5とからなり、嵌合部5は、断面略ツリー状に
形成されており、長手方向の全長に亙って略等間隔に切
欠き部6が並設されている。なお、切欠き部6は、嵌合
部5を一部先端から側片まで取り除いた状態に形成され
ている。
【0012】このミラーキャビネットにおいては、ミラ
ー取付板1に形成された凹溝3に、サッシ4の嵌合部5
を挿入するに伴い、接着剤9がサッシ4の嵌合部5に形
成された切欠き部6から嵌合部5の上方にも回り込み、
ミラー取付板1の凹溝3とサッシ4の嵌合部5との隙間
に万遍なく行き渡るため、サッシ4をミラー取付板1に
強固に接着固定し、鏡2を確実に保持することができ
る。又、アンカー効果も生じ更に強固に固定される。
ー取付板1に形成された凹溝3に、サッシ4の嵌合部5
を挿入するに伴い、接着剤9がサッシ4の嵌合部5に形
成された切欠き部6から嵌合部5の上方にも回り込み、
ミラー取付板1の凹溝3とサッシ4の嵌合部5との隙間
に万遍なく行き渡るため、サッシ4をミラー取付板1に
強固に接着固定し、鏡2を確実に保持することができ
る。又、アンカー効果も生じ更に強固に固定される。
【0013】なお、本考案のミラーキャビネットに使用
されるサッシ4においては、図4に示す実施例の如きで
あっても良いものである。すなわち、この実施例のサッ
シ4は、ミラー取付板1の端面に当接される側片10
と、側片10の端縁から略垂直方向に延設された鏡押さ
え片11と、側片10の内面に突設された嵌合部5とか
らなり、嵌合部5は、断面略棒状に形成されており、長
手方向の全長に亙って略等間隔に切欠き部6が並設され
ている。なお、切欠き部6は、嵌合部5の中程に厚み方
向に貫通するようにして形成されている。
されるサッシ4においては、図4に示す実施例の如きで
あっても良いものである。すなわち、この実施例のサッ
シ4は、ミラー取付板1の端面に当接される側片10
と、側片10の端縁から略垂直方向に延設された鏡押さ
え片11と、側片10の内面に突設された嵌合部5とか
らなり、嵌合部5は、断面略棒状に形成されており、長
手方向の全長に亙って略等間隔に切欠き部6が並設され
ている。なお、切欠き部6は、嵌合部5の中程に厚み方
向に貫通するようにして形成されている。
【0014】なお、本考案のミラーキャビネットに使用
されるサッシ4においては、図5、図6に示す実施例の
如きであっても良いものである。すなわち、この実施例
のサッシ4は、ミラー取付板1の端面に当接される側片
10と、側片10の端縁から略垂直方向に延設された鏡
押さえ片11と、側片10の内面に突設された嵌合部5
とからなり、嵌合部5は、断面略ツリー状に形成されて
おり、長手方向の全長に亙って略等間隔に切欠き凹部7
が並設されている。なお、切欠き部7は、嵌合部5の先
端部に形成されている三角片12を両側に亙って一部取
り除いた状態に形成されている。
されるサッシ4においては、図5、図6に示す実施例の
如きであっても良いものである。すなわち、この実施例
のサッシ4は、ミラー取付板1の端面に当接される側片
10と、側片10の端縁から略垂直方向に延設された鏡
押さえ片11と、側片10の内面に突設された嵌合部5
とからなり、嵌合部5は、断面略ツリー状に形成されて
おり、長手方向の全長に亙って略等間隔に切欠き凹部7
が並設されている。なお、切欠き部7は、嵌合部5の先
端部に形成されている三角片12を両側に亙って一部取
り除いた状態に形成されている。
【0015】
【考案の効果】上述の如く、本考案のミラーキャビネッ
トにおいては、ミラー取付板1の表面に鏡2を貼着し、
ミラー取付板1の端面に形成された凹溝3にサッシ4の
嵌合部5を挿入して接着固定し、鏡2の脱落を防止して
なるミラーキャビネットにおいて、サッシ4の嵌合部5
に、嵌合部5の厚み方向に貫通する切欠き部6を形成
し、又は、サッシ4の嵌合部5の先端に切欠き凹部7を
形成してあり、接着剤9が切欠き部6又は切欠き凹部7
から嵌合部5の上方等に回り込み、ミラー取付板1の凹
溝3とサッシ4の嵌合部5との隙間に万遍なく行き渡る
ため、サッシ4をミラー取付板1に強固に接着固定し、
鏡2を確実に保持することができる。又、ミラー取付板
1の凹溝3から接着剤がはみ出すのを防止することがで
きる。
トにおいては、ミラー取付板1の表面に鏡2を貼着し、
ミラー取付板1の端面に形成された凹溝3にサッシ4の
嵌合部5を挿入して接着固定し、鏡2の脱落を防止して
なるミラーキャビネットにおいて、サッシ4の嵌合部5
に、嵌合部5の厚み方向に貫通する切欠き部6を形成
し、又は、サッシ4の嵌合部5の先端に切欠き凹部7を
形成してあり、接着剤9が切欠き部6又は切欠き凹部7
から嵌合部5の上方等に回り込み、ミラー取付板1の凹
溝3とサッシ4の嵌合部5との隙間に万遍なく行き渡る
ため、サッシ4をミラー取付板1に強固に接着固定し、
鏡2を確実に保持することができる。又、ミラー取付板
1の凹溝3から接着剤がはみ出すのを防止することがで
きる。
【図1】本考案の一実施例であるミラーキャビネットを
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】図1のサッシを示す斜視図である。
【図4】別のサッシを示す斜視図である。
【図5】更に別のサッシを示す斜視図である。
【図6】図5のサッシを示す正面図である。
【図7】本考案の従来例であるミラーキャビネットを示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
【図8】図7のサッシを示す斜視図である。
1 ミラー取付板 2 鏡 3 凹溝 4 サッシ 5 嵌合部 6 切欠き部 7 切欠き凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47G 1/00 A47G 1/16 B27M 3/00
Claims (2)
- 【請求項1】 ミラー取付板1の表面に鏡2を貼着し、
ミラー取付板1の端面に形成された凹溝3にサッシ4の
嵌合部5を挿入して接着固定し、鏡2の脱落を防止して
なるミラーキャビネットにおいて、サッシ4の嵌合部5
に、嵌合部5の厚み方向に貫通する切欠き部6を形成し
てなることを特徴とするミラーキャビネット。 - 【請求項2】 ミラー取付板1の表面に鏡2を貼着し、
ミラー取付板1の端面に形成された凹溝3にサッシ4の
嵌合部5を挿入して接着固定し、鏡2の脱落を防止して
なるミラーキャビネットにおいて、サッシ4の嵌合部5
の先端に切欠き凹部7を形成し、先端部の肉厚を一部薄
くしてなることを特徴とするミラーキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992025732U JP2574756Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | ミラーキャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992025732U JP2574756Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | ミラーキャビネット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584260U JPH0584260U (ja) | 1993-11-16 |
JP2574756Y2 true JP2574756Y2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=12173990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992025732U Expired - Lifetime JP2574756Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | ミラーキャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2574756Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5132290B2 (ja) * | 2007-12-07 | 2013-01-30 | クリナップ株式会社 | ミラーキャビネット、ミラーキャビネット組立方法および洗面化粧台 |
CN116117956A (zh) * | 2022-10-28 | 2023-05-16 | 广东华盛家具集团有限公司 | 一种办公桌屏风板扪皮生产工艺 |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP1992025732U patent/JP2574756Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0584260U (ja) | 1993-11-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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