JP2572974Y2 - スロットル弁 - Google Patents

スロットル弁

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JP2572974Y2
JP2572974Y2 JP1992071381U JP7138192U JP2572974Y2 JP 2572974 Y2 JP2572974 Y2 JP 2572974Y2 JP 1992071381 U JP1992071381 U JP 1992071381U JP 7138192 U JP7138192 U JP 7138192U JP 2572974 Y2 JP2572974 Y2 JP 2572974Y2
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高尚 横山
吉正 藤森
康夫 関田
一和 鬼頭
徹 橋本
恒一 並木
卓也 松本
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車エンジンのスロッ
トル弁に関わり、特に、トラクションコントロールとオ
ートクルーズコントロールの行われる自動車エンジンに
好適なスロットル弁に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、設定した車速を記憶し走行中の車
速を設定車速と比較してエンジン出力を制御し一定速度
で車を走行させるオートクルーズコントロールが普及し
ている。また、急発進によるタイヤのスリップやコーナ
リング時のスリップ等を防止するためにエンジン出力を
制限するトラクションコントロールも行われている。
【0003】オートクルーズコントロールによるエンジ
ン出力の制御では、アクセルペダルにより開閉されるス
ロットル弁がオートクルーズ設定時にアクセルペダルに
よる開度を越えてアクチュエータにより開かれる。その
ための従来の機構の例を図3に示す。
【0004】図に示すように、スロットル弁1のアクセ
ルレバーは中間リンク2の出力リンクにワイヤーにより
連結されており、中間リンク2の2つの入力リンクが夫
々ワイヤーによりアクセルペダル3とアクチュエータ4
に連結されている。
【0005】アクチュエータ4は負圧作動ダイヤフラム
アクチュエータが用いられ、その負圧はアクチュエータ
の負圧室にホースで連結された電動負圧ポンプアセンブ
リ5により与えられる。電動負圧ポンプアセンブリ5は
電動負圧ポンプとエンジンコントロールユニットで開閉
されるソレノイド弁で構成されておりアクチュエータ4
の負圧室の負圧を制御する。
【0006】トラクションコントロールによるエンジン
出力の制御では、アクセルペダルにより開閉されるスロ
ットル弁がアクセルペダルにより設定された開度以下と
なるように閉方向にアクチュエータにより駆動される。
そのための従来の機構の例を図4に示す。
【0007】図に示すように、スロットル弁1のアクセ
ルレバー10はワイヤー11によりアクセルペダルに連
結されており、スロットル弁1はアクセルペダルにより
開閉される。
【0008】アクチュエータ6はスロットル弁1をアク
セルペダルにより設定された開度以下となるように閉方
向に駆動可能に取付けられている。アクチュエータ6に
は負圧作動ダイヤフラムアクチュエータが用いられ、そ
の負圧室はバキュームソレノイド弁9を介してバキュー
ムタンク7に連通されている。また、バキュームソレノ
イド弁9に至る通路はベンチレーションソレノイド弁8
を介して大気に開放される。
【0009】バキュームタンク7はエンジン吸気管のス
ロットル弁1より下流側に連通されており負圧状態に保
たれ、バキュームソレノイド弁9およびベンチレーショ
ンソレノイド弁8はエンジンコントロールユニットによ
り開閉が制御されアクチュエータ6の負圧によりエンジ
ン出力が制御される。
【0010】特開昭61−157728号公報に提案さ
れたトラクションコントロールでは、エンジン吸気管の
スロットル弁上流側に絞り弁を設け、その絞り弁が負圧
作動ダイヤフラムアクチュエータにより開閉され、負圧
作動ダイヤフラムアクチュエータの負圧がエンジンコン
トロールユニットにより開閉されるソレノイド弁でコン
トロールされる。
【0011】また、トラクションコントロールとオート
クルーズコントロールの双方を行う場合は図4に示すス
ロットル弁1のアクセルレバー10がワイヤー11で図
3に示す中間リンク2の出力リンクに連結され、中間リ
ンク2の2つの入力リンクが夫々ワイヤーによりアクセ
ルペダル3とアクチュエータ4に連結される。
【0012】さらに、スロットル弁をステップモータに
より開閉して、トラクションコントロールとオートクル
ーズコントロールの双方の制御を行ういわゆるドライブ
バイワイヤー(DBW)も知られている。
【0013】
【考案が解決しようとする問題点】トラクションコント
ロールとオートクルーズコントロールの双方を行う場合
に上記のように負圧作動ダイヤフラムアクチュエータを
スロットル弁から離して車体に配置して、負圧作動ダイ
ヤフラムアクチュエータとスロットル弁を中間リンクを
介してワイヤーで連結する構成によると、中間リンクの
ような高価な機構が必要となり、また、ワイヤーの余分
な這い回し等が必要となるため製造コストが高くなると
いう欠点があった。
【0014】また、ドライブバイワイヤーによる場合は
高価なステップモータを使用する上に、ステップモータ
が故障するとリンプホームやフェールセイフが行えなく
なるという問題があつた。
【0015】本考案は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的はワイヤーの余分な這い回しを行
うことなくトラクションコントロールとオートクルーズ
コントロールの双方を実施することが可能なスロットル
弁を提供することである。
【0016】また、本考案の他の目的は、ステップモー
タを使用することなくリンプホームやフェールセイフが
実行可能なスロットル弁を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本考案によるスロットル
弁は、スロットルボディーに回動自在に支持され弁と一
体に回動する弁軸に弁軸レバーを固着し、前記弁軸を弁
開方向にばねで付勢し、アクセルペダルに駆動されるア
クセルレバーを弁軸と非固着状態に回動自在に支持し、
アクセルレバー連動プレートを弁軸レバーおよびアクセ
ルレバーと非固着状態に回動自在に支持し、弁開作動レ
バーを弁軸レバー、アクセルレバーおよびアクセルレバ
ー連動プレートと異なる軸線上に回動自在に支持すると
共にアクセルレバー連動プレートとリンクにより連結
し、前記弁軸レバーとアクセルレバー連動プレートとに
設けた突起との当接によりアクセルレバー連動プレート
が弁軸レバーを弁閉方向に駆動可能とすると共にアクセ
ルレバー連動プレートをばねにより弁閉方向に前記弁軸
レバーをばねで付勢するトルクより大きいトルクで付勢
し、アクセルレバーを弁閉方向にばねで付勢し、前記ア
クセルレバー連動プレートとアクセルレバーとに設けた
突起との当接によりアクセルレバーがアクセルレバー連
動プレートを弁開方向に駆動可能とし、前記弁軸レバー
に対して弁閉方向に作用するダイヤフラムアクチュエー
タと弁開作動レバーに対して弁開方向に作用するダイヤ
フラムアクチュエータとをスロットルボディーに取付け
たものである。
【0018】
【作用】本考案のスロットル弁における弁軸レバーに対
して弁閉方向に作用するダイヤフラムアクチュエータの
負圧室の負圧をエンジンコントロールユニットにより開
閉されるソレノイド弁で制御することによりスロットル
弁はアクセルペダルで設定される開度以下に絞ることが
でき、トラクションコントロールが行える。この場合に
は、弁軸レバーとアクセルレバー連動プレートとに設け
た突起同士は離れダイヤフラムアクチュエータは弁軸を
弁開方向に付勢するばねの弾力に抗して弁閉方向に回動
させる。
【0019】また、弁開作動レバーに対して弁開方向に
作用するダイヤフラムアクチュエータの負圧室の負圧を
エンジンコントロールユニットにより開閉されるソレノ
イド弁で制御することにより弁開作動レバーは弁開方向
に回動され、その動きはリンクを介してアクセルレバー
連動プレートに伝えられ、アクセルレバー連動プレート
をばねの弾力に抗して弁開方向に駆動することができ
る。弁軸レバーはアクセルレバー連動プレートに追従し
て弁を開方向に駆動する。このようにして、スロットル
弁はアクセルペダルで設定される開度以上に開くことが
できオートクルーズコントロールが行える。この場合、
アクセルレバー連動プレートの突起はアクセルレバーの
突起から離れアクセルレバーはアクセルレバー連動プレ
ートによっては駆動されず、ワイヤーが緩みのためアク
セルレバーの溝から外れることが防止される。
【0020】弁開作動レバーを弁軸レバー、アクセルレ
バーおよびアクセルレバー連動プレートと異なる軸線上
に配置して多軸としたので、エンジンに取付けた場合の
エンジンから軸端までの距離を短くすることができ、エ
ンジンから伝えられる振動の振幅が小さくなる。また、
多軸とすることによりアクチュエータ等の配置の自由度
が増大する。
【0021】スロットルボディーに設けた2つのダイヤ
フラムアクチュエータの負圧室をホースにより負圧源に
連結すれば、中間リンクのような高価な機構を用いるこ
となく、また、ワイヤーの余分な這い回しを行うことな
くトラクションコントロールとオートクルーズコントロ
ールの双方を実施することができる。そして、トラクシ
ョンコントロールを行うアクチュエータとオートクルー
ズコントロールを行うアクチュエータとの双方が作動す
るときはトラクションコントロールを行うアクチュエー
タの動作が優先する。
【0022】また、弁軸レバーに対して弁閉方向に作用
するダイヤフラムアクチュエータを利用してスロットル
弁を閉じることにより、アクセルペダル系統の故障に対
するフェールセイフを実行できる。
【0023】さらに、アクセルペダル系統の故障により
スロットル弁が開かなくなった場合は、弁開作動レバー
に対して弁開方向に作用するダイヤフラムアクチュエー
タを利用してスロットル弁を開くことにより、最低限走
行いわゆるリンプホームを実行することが可能である。
【0024】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本考案の実施例であるスロットル弁の要部
を示す斜視図である。スロットルボディーは図示してい
ないが吸気路17が形成されており、吸気路17を開閉
する弁12は弁軸13に固着されている。
【0025】弁軸13はスロットルボディーに設けた軸
受に回転自在に支持されており、コイルばね14により
弁開方向すなわち時計方向に付勢されている。弁軸13
の右端には弁軸レバー15が固着され、左端にはスロッ
トルポジションセンサ28の回転軸が連結されている。
【0026】弁軸レバー15の一端には突起15aが形
成され、他端にはピン16が立設されている。アクチュ
エータ6は負圧作動ダイヤフラムアクチュエータであ
り、スロットルボディーに支持されている。アクチュエ
ータ6のロッドはピン16と遊びをもって係合してい
る。アクチュエータ6の負圧室に負圧が導入されるとピ
ン16は弁12を閉じる方向に引張られる。
【0027】弁軸13と同軸に軸18がスロットルボデ
ィーに設けた軸受に回転自在に支持されており、コイル
ばね19により弁閉方向に付勢されている。コイルばね
19の付勢トルクはコイルばね14の付勢トルクより大
きい。
【0028】軸18にはアクセルレバー連動プレート2
0が固着され、その一端には突起15aの回動路に突出
するように突起20bが形成され、他端には突起20a
が形成されている。アクセルレバー10は軸18に緩く
嵌められ回動自在に支持されている。アクセルレバー1
0には突起20aの回動路に突出するように突起10a
が形成されている。さらに、アクセルレバー10の周縁
円弧部にはアクセルペダルに連結されるワイヤー11が
巻付けられている。
【0029】軸21は軸18と平行にスロットルボディ
ーに設けた軸受に回転自在に支持されており、レバー2
2が固着されている。レバー22はリンク23を介して
アクセルレバー10と連結されており、軸21は軸18
と連動する。軸21はコイルばね24により弁閉方向に
付勢されている。
【0030】軸21はその左端がアクセルポジションセ
ンサ29の回転軸に連結されており、また、弁開作動レ
バー25が緩く嵌められ、それを回動自在に支持してい
る。弁開作動レバー25はリンク27によりアクセルレ
バー連動プレート20と連結されており、アクセルレバ
ー連動プレート20と連動する。
【0031】弁開作動レバー25にはピン26が立設さ
れており、それとアクチュエータ4のロッドが遊びをも
って係合している。アクチュエータ4は負圧作動ダイヤ
フラムアクチュエータでありスロットルボディーに支持
されている。アクチュエータ4の負圧室に負圧が導入さ
れるとピン26は弁12を開く方向に引張られる。
【0032】上記構成において、アクチュエータ4およ
び6の負圧室に負圧が導入されていないときは、夫々の
アクチュエータのロッドはピン16および26を引張る
位置まで後退しておらず、弁12の開閉する範囲でピン
16および26はロッドのスリット内を移動する。
【0033】このとき、ワイヤー11が引かれていない
とアクセルレバー10はコイルばね24の弾力により弁
閉方向に図示していないストッパーに当接するまで回動
し、アイドル状態のスロットル位置となっている。
【0034】そしてアクセルレバー連動プレート20は
コイルばね19の弾力によりアクセルレバー10に追従
するように弁閉方向に回動し、弁軸レバー15もその突
起15aが突起20bに押され弁閉方向に回動し弁12
が吸気路17を閉じた状態となる。
【0035】ワイヤー11がアクセルペダルにより引か
れると、アクセルレバー10はコイルばね24および1
9の弾力に抗して弁開方向に回動し、突起20aが突起
10aに押されアクセルレバー連動プレート20は弁開
方向に回動し、コイルばね14の弾力により突起15a
が突起20bに追従するように弁軸13が弁開方向に回
動して弁12が開かれる。このようにしてアクセルペダ
ルにより弁12の開度が調整できる。
【0036】アクチュエータ6の負圧室に負圧が導入さ
れると、アクチュエータ6のロッドはダイヤフラムに作
用する負圧とアクチュエータ内部に設けたばねの弾力が
釣合う位置まで後退する。そしてピン16を引くように
なると、弁12は弁閉方向に回動され、アクセルペダル
で設定された開度以下に閉じられる。
【0037】アクチュエータ4の負圧室に負圧が導入さ
れると、アクチュエータ4のロッドはダイヤフラムに作
用する負圧とアクチュエータ内部に設けたばねの弾力が
釣合う位置まで後退する。そしてピン26を引くように
なると、弁開作動レバー25は弁開方向に回動され、そ
れと連動するアクセルレバー連動プレート20はコイル
ばね19の弾力に抗して弁開方向に回動され、コイルば
ね14の弾力により突起15aが突起20bに追従する
ように弁軸13が弁開方向に回動して弁12が開かれ
る。このように弁12はアクセルペダルで設定された開
度以上に開かれる。このとき、突起20aと突起10a
は離れアクセルレバー10はアクチュエータ4によって
は駆動されない。
【0038】図2に上記スロットル弁をトラクションコ
ントロールとオートクルーズコントロールの双方が行わ
れる自動車エンジンに用いた場合を示す。
【0039】アクチュエータ6の負圧室はバキュームソ
レノイド弁9を介してバキュームタンク7に連通されて
いる。バキュームタンク7はインレットマニホールドに
連通しており負圧状態に保たれる。バキュームソレノイ
ド弁9とアクチュエータ6の負圧室との通路はベンチレ
ーションソレノイド弁8を介して大気に通じる。バキュ
ームソレノイド弁9とベンチレーションソレノイド弁8
はエンジンコントロールユニットにより開閉が制御され
る。
【0040】アクチュエータ4の負圧室は電動負圧ポン
プアセンブリ5に連通されている。電動負圧ポンプアセ
ンブリ5は電動負圧ポンプとエンジンコントロールユニ
ットで開閉されるソレノイド弁で構成されておりアクチ
ュエータ4の負圧室の負圧を制御する。
【0041】エンジンコントロールユニットには、スロ
ットルポジションセンサ、アクセルポジションセンサ、
車速センサ、車輪回転速度センサ、ステアリング角度セ
ンサ等の信号やオートクルーズ設定スイッチ等の信号が
入力されている。
【0042】オートクルーズ状態では、エンジンコント
ロールユニットにより設定速度と車速とが比較され一定
速度となるようにアクチュエータ4の負圧が制御され
る。このとき、ベンチレーションソレノイド弁8はアク
チュエータ6の負圧室を大気圧状態とする。
【0043】車速センサと車輪回転速度センサとからス
リップ状態が検出された場合やステアリング角度に対し
て車速度が過大である場合はトラクションコントロール
状態となり、スリップが一定以下となるように、また
は、ステアリング角度に対して車速度が過大とならない
ようにエンジンコントロールユニットによりアクチュエ
ータ6の負圧が制御される。このとき、アクチュエータ
4によりオートクルーズコントロールが行われていても
アクチュエータ4の動作に影響されることなくアクチュ
エータ6は弁を閉じることができる。
【0044】このように、余分なワイヤーの引き回しを
することなく、トラクションコントロールとオートクル
ーズコントロールの双方をスロットル弁に設けた2つの
アクチュエータにより行うことができる。
【0045】
【考案の効果】以上、説明したように本考案のスロット
ル弁によれば、スロットルボディーに一体に設けた2つ
のアクチュエータによりスロットル弁の開度をアクセル
ペダルで設定された開度以上あるいは以下に制御できる
ので、トラクションコントロールとオートクルーズコン
トロールの双方がコンパクトな機構で達成できる。
【0046】また、弁の開閉に関連するレバーを多軸に
支持したので、エンジンに取付けた場合のエンジンから
軸端までの距離を短くすることができ、エンジンから伝
えられる振動の振幅が小さくなる。また、多軸とするこ
とによりアクチュエータ等の配置の自由度が増大する。
【0047】また、オートクルーズコントロールが行わ
れるときにアクセルレバーはアクチュエータにより動か
されないので、アクセルペダルが勝手に動くことによる
不快間感がなく、また、ワイヤーが緩んでアクセルレバ
ーから外れる恐れがない。
【0048】さらに、トラクションコントロールとオー
トクルーズコントロールの双方が行われる場合はトラク
ションコントロールが優先するので安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例であるスロットル弁の要部を示
す斜視図である。
【図2】同スロットル弁を自動車エンジンに用いる場合
を示す系統図である。
【図3】従来のオートクルーズコントロール機構の例を
示す図である。
【図4】従来のトラクションコントロール機構の例を示
す図である。
【符号の説明】
1 スロットル弁 2 中間リンク 3 アクセルペダル 4 アクチュエータ 5 電動負圧ポンプアセンブリ 6 アクチュエータ 7 バキュームタンク 8 ベンチレーションソレノイド弁 9 バキュームソレノイド弁 10 アクセルレバー 11 ワイヤー 12 弁 13 弁軸 14 コイルばね 15 弁軸レバー 16 ピン 17 吸気路 18 軸 19 コイルばね 20 アクセルレバー連動プレート 21 軸 22 レバー 23 リンク 24 コイルばね 25 弁開作動レバー 26 ピン 27 リンク 28 スロットルポジションセンサ 29 アクセルポジションセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 11/04 F02D 11/04 J 29/02 301 29/02 301B 311 311A (72)考案者 関田 康夫 神奈川県小田原市久野2480株式会社ミク ニ小田原工場内 (72)考案者 鬼頭 一和 神奈川県小田原市久野2480株式会社ミク ニ小田原工場内 (72)考案者 橋本 徹 東京都港区芝五丁目33番8号三菱自動車 工業株式会社内 (72)考案者 並木 恒一 東京都港区芝五丁目33番8号三菱自動車 工業株式会社内 (72)考案者 松本 卓也 東京都港区芝五丁目33番8号三菱自動車 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−167037(JP,A) 実開 昭63−121738(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 9/00 - 11/10 F02D 29/00 - 29/06 F02D 41/00 - 45/00 395

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルボディーに回動自在に支持さ
    れ弁と一体に回動する弁軸に弁軸レバーを固着し、前記
    弁軸を弁開方向にばねで付勢し、アクセルペダルに駆動
    されるアクセルレバーを弁軸と非固着状態に回動自在に
    支持し、アクセルレバー連動プレートを弁軸レバーおよ
    びアクセルレバーと非固着状態に回動自在に支持し、弁
    開作動レバーを弁軸レバー、アクセルレバーおよびアク
    セルレバー連動プレートと異なる軸線上に回動自在に支
    持すると共にアクセルレバー連動プレートとリンクによ
    り連結し、前記弁軸レバーとアクセルレバー連動プレー
    トとに設けた突起との当接によりアクセルレバー連動プ
    レートが弁軸レバーを弁閉方向に駆動可能とすると共に
    アクセルレバー連動プレートをばねにより弁閉方向に前
    記弁軸レバーをばねで付勢するトルクより大きいトルク
    で付勢し、アクセルレバーを弁閉方向にばねで付勢し、
    前記アクセルレバー連動プレートとアクセルレバーとに
    設けた突起との当接によりアクセルレバーがアクセルレ
    バー連動プレートを弁開方向に駆動可能とし、前記弁軸
    レバーに対して弁閉方向に作用するダイヤフラムアクチ
    ュエータと弁開作動レバーに対して弁開方向に作用する
    ダイヤフラムアクチュエータとをスロットルボディーに
    取付けたスロットル弁。
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