JP2571581Y2 - ホルダー付き容器および菓子容器付き飲料缶 - Google Patents

ホルダー付き容器および菓子容器付き飲料缶

Info

Publication number
JP2571581Y2
JP2571581Y2 JP1992006507U JP650792U JP2571581Y2 JP 2571581 Y2 JP2571581 Y2 JP 2571581Y2 JP 1992006507 U JP1992006507 U JP 1992006507U JP 650792 U JP650792 U JP 650792U JP 2571581 Y2 JP2571581 Y2 JP 2571581Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
holder
beverage
container body
confectionery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992006507U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0565841U (ja
Inventor
直二 秋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dixie Japan Ltd
Original Assignee
Dixie Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dixie Japan Ltd filed Critical Dixie Japan Ltd
Priority to JP1992006507U priority Critical patent/JP2571581Y2/ja
Publication of JPH0565841U publication Critical patent/JPH0565841U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2571581Y2 publication Critical patent/JP2571581Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は食品を入れるための容器
に関し、特に他の飲料容器への装着部分を有する容器に
関する。
【0002】
【従来の技術と考案の目的】列車内で缶ビール、缶チュ
ーハイ、酒カップ(ワンカップ)等の飲料を飲み、同時
にピーナッツ等のおつまみをも食べようとする場合、そ
れらの置き場所がないために両手がふさがって困るとき
がある。特に、立っている場合や列車の揺れが激しいと
きには、おつまみをこぼすなどして難渋する。座席に座
ることができて、そこに飲料缶を取り付ける用具が設置
されていればあまり困らないが、必ずしもそうではな
い。立っている場合には、そのような恩恵にはほとんど
あずかれない。
【0003】また列車内に限らず、屋外においても種々
の催し物を見物する時などに、立ったまま飲料を飲み、
同時におつまみ等の菓子を食べる、という機会がある。
そのような場合にも、両手がふさがっているために煩わ
しい思いをすることが多い。
【0004】現在売られているおつまみは袋物が多く、
列車内や屋外での上述のような状況下でそれを食べる人
の利便性は考慮されていない。
【0005】そこで本考案者は、飲料容器と菓子袋ある
いは菓子容器とを一体にすればそれらを片手だけで持つ
ことが可能となり、完全にあいたもう一方の手でおつま
みを食べるなどすることができて、便利になることを見
いだした。缶ビール等におつまみを付属させた製品ある
いは付属可能なようにした製品は、現在のところ存在し
ない。
【0006】上述のことに鑑み、本考案の目的は、列車
内や屋外で飲料とおつまみ等の菓子を同時に食する場合
に、菓子容器を飲料容器と一体に保持することを可能に
する菓子容器、および菓子容器を装着した飲料缶を提供
することである。
【0007】
【考案の構成】上記の目的が達成される本考案に係るホ
ルダー付き容器は、飲料缶又はボトルの胴体部分を把持
するU字形のホルダーと、前記胴体部分とほぼ同一の
直径を有し、前記ホルダーに対して下側に配置され且つ
前記飲料缶又はボトルの底よりも下側に配置される円筒
形の容器本体と、前記ホルダーと容器本体とを両者の周
縁部で上下に結合する蝶つがい部からなり、前記容器本
体が前記蝶つがい部を中心にして回転可能にしたことを
特徴とする。
【0008】ホルダー付き容器は、飲料缶等と分離した
状態で市販されて、使用時に飲料缶等に装着することが
できるが、飲料缶等にあらかじめ装着された状態で市販
されてもよい。
【0009】従って、ホルダー付き容器を飲料缶の胴体
部分に装着した菓子容器付き飲料缶も、本考案に係るも
のである。ここでいう飲料缶には飲料ボトルも含まれ
る。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0011】図1に、本考案のホルダー付き容器10を示
す。容器本体12は有底円筒形のカップ状のもので、上部
に幅が5mm程度のフランジ14が設けられ、シート状のふ
た16によって密封されている。この状態で、当然のこと
ながら容器本体内部には食品が入っている。フランジ14
の一か所には、中心に穴18のあいた耳状片20が設けられ
ている。容器本体12の直径は、装着する飲料缶等の胴体
の直径とほぼ同一にする。点線は容器本体12の内周面の
輪郭である。
【0012】ふた16は嵌め込み式のものにしてもよい。
その場合、フランジ14は必ずしも必要ではない。それに
よって、袋の中に封入されたおつまみを容器本体12の中
に入れた状態で市販することができるし、また袋物とし
て買ったおつまみを容器本体12の中に移し替えることも
できる。それによって容器10を反復使用することが可能
となる。
【0013】容器本体12の上方には、蝶つがい部22を介
して薄板状でU字形のホルダー24を有し、このホルダ
ー24で飲料缶等の胴体部分を把持する。
【0014】ホルダー24の一か所には、やはり耳状片26
がホルダー24と一体に設けられている。この耳状片26の
内部に、蝶つがい部22の芯棒28が挿入されて固定されて
いる。
【0015】一方、穴18の直径は芯棒28の直径よりもわ
ずかに大きく、芯棒28は穴18に遊嵌されているのが好ま
しい。また図示しないが、芯棒28の先端は拡径されてい
て、耳状片20の下側に係合されている。従ってこの場
合、容器本体12は上下動が可能であり、かつ蝶つがい部
22を中心にして回転することができる。
【0016】容器本体12、ホルダー24および芯棒28は、
ともにポリスチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネー
ト、ポリアミド樹脂などの汎用的樹脂から成形すれば、
重量や製造コスト等の点で有利である。特にホルダー24
と芯棒28は、可撓性のある材料で形成するのが好まし
い。
【0017】図2に、容器10を飲料缶32に装着した状態
を示す。容器本体12が飲料缶の底よりも下側に収まるよ
うにして、ホルダー24を缶の胴体にその側面から押し込
むことによって装着することができる。ホルダー24で缶
32の胴体をしめつけるようにして把持する。従って、容
器10を缶32に装着していない状態(図1)において、ホ
ルダー24の直径は缶32の胴体の直径よりも小さく、かつ
ホルダー24はばね性を有しているのが好ましい。またホ
ルダー24の全長は、缶32の胴体の半周よりも長くなけれ
ばならない。
【0018】ホルダー24は、缶32に製造時にあるいは使
用者が購入後に装着する。またホルダー24を缶32の胴体
に接着してもよい。
【0019】図2は、容器10を装着した缶32をテーブル
等の上に置くときの状態、およびビール等を飲むために
缶32を手に持って傾けたときの状態を示す。例えば缶32
の内容物が冷えた飲料の場合、缶の外表面が結露した水
滴で濡れるが、缶32の下に容器本体12があるので缶32は
テーブルに直接触れず、テーブルを濡らさないで済む。
また、缶32の底は容器本体12でカバーされているので缶
32の底では結露しにくい。従って容器本体12の内容物を
濡らすおそれも少ない。また、容器本体12が蝶つがい部
22を中心にして自由に回転し、かつ缶の飲み口34と蝶つ
がい部22が互いに180°反対の位置になるようにした場
合、缶32を傾けたときには、重力の作用で容器本体12が
缶32の下に自動的に収まって缶の底が容器本体12のふた
になり、容器本体12の内容物がこぼれ落ちない。
【0020】ビール等を飲むときには缶32だけを持って
もよいが、その場合は容器本体12にも手を添えれば容器
本体12が缶32の下に収まりやすくなり、また容器本体12
の内容物はさらにこぼれ落ちにくくなる。また、容器本
体12の底を持って飲んでもよい。
【0021】一方、図3は、容器本体12の内容物36を食
べるために、容器本体12を半転して缶32の下から出した
状態を示す。この状態では容器本体12の上面は缶32の底
と同一平面上にあるが、容器本体12を引き出したまま
ーブル等の上に置くときは、耳状片20が蝶つがい部22で
上にスライドして容器本体12の底と飲料缶の底が同一平
面上になって、両者を安定して置くことができる。この
ためには、芯棒28の長さが容器本体12の高さ以上でなけ
ればならない。また理論的には、容器本体12の高さは飲
料缶32の高さよりも大きくなってはいけない。もっとも
テーブル等の上に置くことをまったく考慮しない場合に
は、これらの態様は不必要である。
【0022】本考案は上述の実施例に限定されるもので
はなく、登録請求の範囲内で様々な態様を実施すること
ができる。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のホルダー
付き容器を飲料容器に装着することによって両者を一体
にすることができる。従って、飲料缶等と菓子容器を片
手だけで持つことが可能となり、完全にあいて自由にな
ったもう一方の手でおつまみを食べるなどすることがで
きて便利である。
【0024】また、容器本体を飲料缶等と一体にしたま
まで水平に回転移動させて容器本体を出し入れすること
ができる。それによって、容器本体と飲料缶等を片手で
持ったままおつまみ等の菓子を容易につまみ出すことが
できるとともに、飲料を飲むために容器本体を飲料缶等
の下に収めているときは菓子がこぼれ落ちるのが防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホルダー付き容器を示す斜視図である。
【図2】ホルダー付き容器を飲料缶に装着した状態を示
す斜視図である。
【図3】ホルダー付き容器を飲料缶の底から出した状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ホルダー付き容器 12 容器本体 14 フランジ 16 ふた 18 穴 20 耳状片 22 蝶つがい部 24 ホルダー 26 耳状片 28 芯棒 32 飲料缶 34 飲み口 36 容器の内容物

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料缶又はボトル(32)の胴体部分を把
    持するU字形のホルダー(24)と、前記胴体部分とほ
    ぼ同一の直径を有し、前記ホルダー(24)に対して下側
    に配置され且つ前記飲料缶又はボトル(32)の底よりも
    下側に配置される円筒形の容器本体(12)と、前記ホル
    ダー(24)と容器本体(12)とを両者の周縁部で上下に
    結合する蝶つがい部(22)からなり、前記容器本体(1
    2)が前記蝶つがい部(22)を中心にして回転可能にし
    たことを特徴とする、ホルダー付き容器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のホルダー付き容器(1
    0)を前記ホルダー(24)を介して飲料缶(32)の胴体
    部分に装着した、菓子容器付き飲料缶。
JP1992006507U 1992-02-18 1992-02-18 ホルダー付き容器および菓子容器付き飲料缶 Expired - Fee Related JP2571581Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992006507U JP2571581Y2 (ja) 1992-02-18 1992-02-18 ホルダー付き容器および菓子容器付き飲料缶

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992006507U JP2571581Y2 (ja) 1992-02-18 1992-02-18 ホルダー付き容器および菓子容器付き飲料缶

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0565841U JPH0565841U (ja) 1993-08-31
JP2571581Y2 true JP2571581Y2 (ja) 1998-05-18

Family

ID=11640345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992006507U Expired - Fee Related JP2571581Y2 (ja) 1992-02-18 1992-02-18 ホルダー付き容器および菓子容器付き飲料缶

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2571581Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60171836U (ja) * 1984-04-21 1985-11-14 吉本 弘子 取手
JPH0245938U (ja) * 1988-09-26 1990-03-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0565841U (ja) 1993-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5954195A (en) Food serving tray for use with a separate container
US6427864B1 (en) Accessory condiment container for drinking cup
US5531353A (en) Drinking cup device
US5497885A (en) Lap tray for carrying food
US8186538B2 (en) Food-holding receptacle for use with a beverage container
EP2208686B1 (en) Snack dispenser for beverage container
US6604649B1 (en) Container for the thermostatic preservation of liquids
US4735333A (en) Insulated holder
US7726512B2 (en) Universal food-holding receptacle for use with beverage containers of diverse shapes and sizes
US5240136A (en) Plate-and-glass assemblies
US7882991B2 (en) Food container having drinking or refuse cup
US20060180593A1 (en) Beverage container or container lid with drinking straw
MXPA97003574A (en) Carola caradora de alimentos which is used on elreg
US5503296A (en) Liquid container and novelty articles
US20140144910A1 (en) Food and drink container
GB2333097A (en) Device for sterilising and/or cleaning beverage containers
US4467934A (en) Receptacle for holding plural size containers
US20070012707A1 (en) Swivel handle vessel
US8141740B2 (en) Portable container
US20050023237A1 (en) Detachable plastic bottle and bottle holder for consumers and healthcare
JP2571581Y2 (ja) ホルダー付き容器および菓子容器付き飲料缶
US20020108960A1 (en) Holder for a child's beverage cup
US4921114A (en) Child's snack carrier
US20030218013A1 (en) Container for substances
US20070289102A1 (en) Detachable beverage container handle

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees