JP2569188Y2 - 取手付容器 - Google Patents

取手付容器

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JP2569188Y2
JP2569188Y2 JP2938992U JP2938992U JP2569188Y2 JP 2569188 Y2 JP2569188 Y2 JP 2569188Y2 JP 2938992 U JP2938992 U JP 2938992U JP 2938992 U JP2938992 U JP 2938992U JP 2569188 Y2 JP2569188 Y2 JP 2569188Y2
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Japan
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container
handle
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JP2938992U
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JPH0588543U (ja
Inventor
尊司 深本
Original Assignee
東洋製薬化成株式会社
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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、比較的多量の薬液等
の液体の安全確実で簡易迅速な配合調製や性状調整と注
ぎ易さを可能にする取手付容器に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的多量(約2〜5リットル)の液体、
例えば、各種の薬液、液体燃料および飲料等を収容保存
する容器としては、容器本体の上部および/または側部
に取手が具設された取手付容器が、内容液の注ぎ易さと
いう観点から重宝がられている。
【0003】しかしながら、使用に際して、配合調製や
性状調整をしなければならないような薬液等の混合に際
しては、別々の容器に収容保存されている薬液等が所定
のものであるかどうかを確認しなければならず、また、
一度に使い切らずに残存する薬液等の性状(例えば、p
H、粘度および濃度等)が経時的に変化する場合には、
次回の使用に際してこのような性状の調整が必要となる
が、調整用薬液等を収容する容器が各別に保存されるた
め、その都度、所定の内容液の入った容器であるかどう
かを確認しなければならず、面倒である。特に、種類や
濃度等の異なる複数種の薬液等の配合調製や性状調整を
並行的におこなわなければならない場合には、このよう
な確認作業は極めて煩雑なだけでなく、誤認によって重
大な事故や誤ったデータをもたらすことがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、従来の取
手付容器に係わる上記問題点を改良し、比較的多量の薬
液等の液体の安全確実で簡易迅速な配合調製や性状調整
と注ぎ易さを可能にする取手付容器を提供するためにな
されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ちこの考案は、容器本
体、該容器本体の側部および上部にそれぞれ具設された
側部取手および上部取手、該容器本体の上部に配設され
た注出入口および通気口、並びに該容器本体と該側部取
手との間に形成される間隔内に着脱可能に挟持された補
助容器を具有する取手付容器に関する。
【0006】以下、本考案を添付図に基づいて説明す
る。図1は、本考案による取手付容器の一態様を示す側
面図であり、図2〜図6はそれぞれ図1に示す態様の容
器の正面図、背面図、上面図、底面図およびA−A線に
沿った断面図を示す。なお、図3の側部取手中に点線で
示す部分は、係留突起の存在を示し、図1および図3の
容器本体底部に点線で示す部分は、平坦な凹部の存在を
示す。
【0007】本考案による取手付容器の容器本体(1)の
形態は特に限定的でないが、通常は、図示するような多
角柱状体または円柱状体である。
【0008】本考案による容器の容器本体(1)の側部お
よび上部には側部取手(2)および上部取手(3)がそれぞ
れ具設される。これらの取手の大きさや形態は特に限定
的ではないが、少なくとも片手で把持できる大きさと形
態を有していればよく、通常は、周囲が8〜10cm
で、長さが8〜15cmの中空状もしくは中充状の柱状
形態である。添付図に示す態様の場合には、補助容器
(6)を収納する関係から、側部取手(2)の長さは上部取
手(3)の長さよりも長く、また、側部取手(3)の内側の
壁面(8)、即ち容器本体(1)の壁面(9)と対置する壁面
は偏平状に形成されている。これらの取手をそれぞれ片
手で把持することによって、比較的多量の内容液を安定
した状態で無理なく注ぎ出すことができる。
【0009】本考案による容器の容器本体(1)の上部に
は内容液の注出入口(4)と共に、通気口(5)が配設され
る。注出入口(4)および通気口(5)の大きさや形態も特
に限定的ではなく、容器の容量や内容液の種類等に応じ
て適宜選定すればよい。添付図に示す形態は、螺子付キ
ャップ(図示せず)と螺子式嵌合する形態を有する。ま
た、注出入口(4)および通気口(5)の配設状態も特に限
定的ではないが、内容液を注ぎ易くするという観点から
は、通気口(5)を容器本体(1)の上部周縁部に配設し、
該通気口(5)に対置する容器本体(1)の上部周縁部に斜
設するのが好ましい。側部取手(2)と上部取手(3)を両
手で把持して比較的多量の内容液を注ぎ出す場合でも、
通気口(5)による調圧作用によって、内容液はスムーズ
に注ぎ出され、突発的または間欠的に流出することはな
く、また、注出入口(4)が斜設されているので、内容液
は無理のない角度で注ぎ出すことができる。
【0010】本考案による取手付容器は、容器本体(1)
と側部取手(2)との間に形成される間隔内に着脱可能に
挟持された補助容器(6)を具有する。補助容器(6)の該
間隔内からの不必要な離脱を効果的に防止するために
は、側部取手(3)の内側の壁面(8)および/または該壁
面(8)と対置する容器本体(1)の壁面(9)に、補助容器
(6)を係留する適当な手段、例えば、該補助容器(6)を
摺動着脱可能に挟持する係留突起(7)を配設するのが好
ましい。添付図に示す態様の場合には、壁面(8)およ
び壁面(9)にそれぞれ1対および2対の半球状突起が
配設されている。なお、補助容器(6)は、取手を具設す
ることによって形成される無駄な間隔を利用して収納さ
れるので、該補助容器を収納するための余分な空間は不
要である。
【0011】補助容器(6)の大きさや形態も特に限定的
ではなく、内容液の種類や量、該間隔の収納スペースの
大きさ、および側部取手(2)の形態や大きさ等に応じて
適宜選定すればよいが、取手容器全体の取り扱い易さ、
および美観の見地からは、取手付容器を背面から見た場
合に、補助容器(6)が側部取手(2)によってほとんど隠
蔽されるようにするのが好ましい(図3参照)。なお、補
助容器(6)の注出入口は、容器本体(1)の注出入口(4)
と嵌合可能な形態にし、該補助容器(6)を注出入口(4)
に嵌合された状態で逆立たせ、その内容液を安全確実に
容器本体内へ注ぎ込めるようにするのが好ましい。補助
容器(6)は該間隔内へ横方向から押込むことによって該
間隔内に収納させることができ、また、収納された補助
容器(6)は、横方向からの押圧の印加によって該間隔内
から離脱させることができる。
【0012】本考案による取手付容器の容器本体(1)、
側部取手(2)および上部取手(3)は、通常はプラスチッ
クス(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンおよび塩
化ビニール等)、ガラスまたは金属(例えば、ブリキおよ
びアルミニウム等)等から一体的に形成され、また、補
助容器もこれらの材料から成形されるが、コスト、軽量
性、機械的強度、耐候性および耐薬品性等の総合的な観
点からは、いずれもプラスチックス製にするのが好まし
い。
【0013】
【考案の効果】本考案による取手付容器を利用する場合
には、各別に保存される被混合液を保有する主容器と副
容器とが着脱可能に合体した構造を有するので、比較的
多量の薬液等の液体の配合調製や性状調整を安全確実か
つ簡易迅速におこなうことができ、また、2つの取手と
通気口を有するので、配合調製または性状調整した薬液
等の内容液を安定した状態でスムーズに注ぎ出して使用
に供することができる。さらに、本考案による取手付容
器は、取手を具設することによって形成される無駄な間
隔を副容器の収納空間として利用し、副容器を収納する
ための余分な空間を必要としないので、特に、各別に保
存される被混合液を保有する主容器と副容器を多数保管
する場合には極めて有利である。なお、本考案による取
手付容器は主として、使用に際して別液との混合を必要
とする薬液等の液体を対象として成されたものである
が、補助容器に補充液を入れることによって、各種の液
体燃料や飲料等の保存容器としても有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による取手付容器の一態様を示す側面
図である。
【図2】 該容器の正面図である。
【図3】 該容器の背面図である。
【図4】 該容器の上面図である。
【図5】 該容器の底面図である。
【図6】 図1のA−A線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 側部取手 3 上部取手 4 注出入口 5 通気口 6 補助容器 7 係留突起

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体(1)、該容器本体(1)の側部お
    よび上部にそれぞれ具設された側部取手(2)および上部
    取手(3)、該容器本体(1)の上部に配設された注出入口
    (4)および通気口(5)、並びに該容器本体(1)と該側部
    取手(2)との間に形成される間隔内に着脱可能に挟持さ
    れた補助容器(6)を具有する取手付容器。
  2. 【請求項2】 注出入口(4)が、容器本体(1)の上部に
    斜設された請求項1記載の取手付容器。
  3. 【請求項3】 補助容器(6)が、注出入口(4)と嵌合可
    能な注出入口を有する請求項1記載の取手付容器。
  4. 【請求項4】 補助容器(6)を挟持収納する間隔を限定
    する容器本体壁部および/または側部取手壁部に、該補
    助容器を摺動着脱可能に挟持する係留突起(7)が配設さ
    れた請求項1から3いずれかに記載の取手付容器。
JP2938992U 1992-05-06 1992-05-06 取手付容器 Expired - Lifetime JP2569188Y2 (ja)

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KR100944510B1 (ko) * 2002-04-23 2010-03-03 마우저-베르케 게엠베하 플라스틱 컨테이너

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