JP2568457B2 - チェーンホルダ - Google Patents

チェーンホルダ

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JP2568457B2
JP2568457B2 JP2277728A JP27772890A JP2568457B2 JP 2568457 B2 JP2568457 B2 JP 2568457B2 JP 2277728 A JP2277728 A JP 2277728A JP 27772890 A JP27772890 A JP 27772890A JP 2568457 B2 JP2568457 B2 JP 2568457B2
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Inventor
長政 山田
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日本グリースニップル株式会社
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  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一対の湾曲部とこれら湾曲部を接続する一
対のほぼ直線状の接続部からなる長楕円環を相互に連結
してなるチェーンをワンタッチで接続するチェーンホル
ダに関する。
(従来技術) チェーンは、連結部材として種々の用途に使用されて
おり、従って、それを所定の対象物に接続するチェーン
ホルダもまたそこに存在している。例えば、自動車、産
業機械、航空機等へのグリースアップに使用するグリー
スガンにおいても、チェーンは、ピストン部材とハウジ
ングとを接続するのに使用されている。
第8図は、従来のグリースガンの分解斜視図である。
図示されているように、従来のグリースガンは、概略的
に、ガンヘッド20、ピストン部30、ピストン部30の底部
に接続されたチェーン40、ピストン部30とハウジング60
の間に装着された圧縮スプリング50、ガンヘッド20をね
じ止めするハウジング60と、そして、チェーン40の下端
をハウジング60の底部より出して止める止めリング70と
から構成されている。
上述したピストン部30は、金属製の台座31、台座31の
上面に載せられるゴム製の封止リング32、封止リング32
の上面に載せられる金属製の押えプレート33、台座31の
底面に固定される金属製のチェーンホルダ34及びこれら
部品を一体的に且つ気密に組立てる締結手段35から構成
されている。図示されているように、チェーンホルダ34
は、反対方向に開いた一対のフック部34a、34bを持って
いる。
(発明が解決しようとする課題) 前述したチェーンホルダは、そのフック部34a、34bが
反対方向を向いて開いていたため、チェーンを装着する
のにある程度の時間がかかっていた。また、その構造
上、台座31等とは別部品として製造しなければならず、
製造コストが高くなると共に、製造工程も複雑である欠
点を有していた。
(課題を解決するための手段) 本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解決し、
チェーンをワンタッチで接続することができるチェーン
ホルダを提供することである。
本発明の他の目的は、プラスチック等の一体部品とし
て製造可能なチェーンホルダを提供することである。
本発明は、一対の湾曲部と該湾曲部を接続する一対の
ほぼ直線状の接続部からなる長楕円環を相互に連結して
なるチェーンをワンタッチで接続するチェーンホルダに
おいて、長楕円環の一方の湾曲部及び一対の接続部の一
部を受け入れる形状に形成された収容溝であって、その
内側に長楕円環の一方の湾曲部内周面に当接して長楕円
環に対しその長手方向の支持を与える畝部を形成する収
容溝と、長楕円環の一方の湾曲部が収容溝から脱落しな
いように保持する畝部の一端に形成されたフック部と、
そして、フック部の先端面との間に長楕円環の一方の湾
曲部が通ることができない隙間を持つように設置された
弾性を有する押え部であって、湾曲部をフック部を越え
て収容溝に挿入する際、所定方向に撓んで湾曲部を通す
ようにした押え部とを有している。
(作用) チェーンをチェーンホルダに装着するには、先ず、チ
ェーンの端に位置する長楕円環の一方の湾曲部をフック
部と押え部との間の隙間に押付ける。押え部は、押され
た方向に撓んで湾曲部を通すことができるようにその隙
間を拡大する。湾曲部がフック部を越えて収容溝に挿入
された後は、フック部と押え部との間の隙間はもとに戻
る。即ち、湾曲部はこの隙間を通ることができなくな
る。しかる後、長楕円環の一対の接続部を収容溝内に収
めて、チェーンのチェーンホルダへの装着を完了する。
長楕円環の一方の湾曲部は、フック部によって妨げら
れているため、収容溝から脱落することはない。
また、チェーンに張力が加わった場合も、長楕円環の
湾曲部内周面が畝部に当接しているため、その長手方向
の支持は十分な大きさをもっている。さらに、長楕円環
は、スッポリと収容溝内に収まっているため、チェーン
に振動が加わったり、揺れたりした場合も、脱落のおそ
れはない。
(実施例) 以下、図面を用いて、本発明のチェーンホルダについ
て詳細に説明する。
第1図は、本発明に係るチェーンホルダの位置実施例
を示す分解斜視図である。
図示されたチェーンホルダ1は、グリースガン内部の
グリースを押し出すピストン部材としての機能を有して
いる。このチェーンホルダ1は、プラスチック材料等の
一体部品として作ることができる。
チェーンホルダ1は、概略的に、チェーンを構成する
長楕円環13を受け入れる形状に形成された収容溝3、収
容溝3の内側に位置する畝部5、長楕円環13の湾曲部13
aを保持するフック部7、フック部7の先端面との間に
所定の隙間を持つように設置された弾性を有する押え部
9及び封止リング15を装着する円環状の溝11を有してい
る。
収容溝3は、平面形状がほぼ門形をなしており、前述
のように長楕円環13の一方の湾曲部13a及び一対の接続
部13bの一部を受け入れるようになっている。収容溝3
の底部は、長楕円環13の断面形状に合わせて断面半円形
とすることができる。収容溝3の幅は、長楕円環13を収
納したときにガタがないように長楕円環13の直径とほぼ
等しくすることが好ましい。
畝部5は、長楕円環13の一方の湾曲部13a内周面に当
接して長楕円環13に対しその長手方向の支持を与える。
フック部7は、長楕円環13の一方の湾曲部13が収容溝
3から脱落しないように保持するもので、畝部5の一端
に形成されている。フック部7の高さは、湾曲部13を収
容溝3に挿入した後、容易に脱落しない限りどのような
高さでもよいが、長楕円環13の直径の1/2以上とするこ
とが好ましい。
押え部9は、弾性を有することが必要であり、フック
部7の先端面との間に長楕円環13の一方の湾曲部13aが
通ることができない隙間を形成する。前述したように、
チェーンホルダ1は、プラスチック材料で製造すること
ができ、従って、押え部9を適当な形状に設計すること
により、所望の弾性を得ることができる。図示された実
施例では、収容溝3に長楕円環13を収納している時、湾
曲部13aの外周面と接触してガタ付きをなくす当接面9a
が押え部9の下端に形成されている。
本発明は、グリースガンのピストン部材に関連して説
明したが、本発明の精神を逸脱することなく種々の変形
修正が可能である。例えば、車止めポールへのチェーン
の接続にも、あるいは、犬の鎖にも、本発明は適用可能
である。
(発明の効果) 本発明のチェーンホルダは、長楕円環の一方の湾曲部
をフック部と押え部との間の隙間に押付けるだけで、湾
曲部をフック部を越えて収容溝内に収納することがで
き、しかる後、長楕円環の一対の接続部を収容溝内に収
めるように倒すことによって、チェーンのチェーンホル
ダへの装着が完了する。即ち、本発明は、チェーンをワ
ンタッチでチェーンホルダに接続することができる効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るチェーンホルダの位置実施例を
示す分解斜視図である。 第2図〜第7図は、第1図のチェーンホルダの正面図、
背面図、側面図、平面図、底面図及び第2図のA−A線
断面図である。 第8図は、従来のグリースガンの分解斜視図である。 1……チェーンホルダ、3……収容溝 5……畝部、7……フック部 9……押え部、9a……当接面 11……円環状溝、13……長楕円環 13a……湾曲部、13b……接続部 15……封止リング

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の湾曲部と該湾局部を接続する一対の
    ほぼ直線状の接続部からなる長楕円環を相互に連結して
    なるチェーンをワンタッチで接続するチェーンホルダに
    おいて、 前記長楕円環の一方の湾局部及び一対の接続部の一部を
    受け入れる形状に形成された収容溝であって、その内側
    に前記長楕円環の一方の湾局部内周面に当接して該長楕
    円環に対しその長手方向の支持を与える畝部を形成する
    収容溝と、 前記長楕円環の一方の湾局部が前記収容溝から脱落しな
    いように保持する前記畝部の一端に形成されたフック部
    と、そして、 前記フック部の先端面との間に前記長楕円環の一方の湾
    局部が通ることができない隙間を持つように設置された
    弾性を有する押え部であって、該湾局部を前記フック部
    を越えて前記収容溝に挿入する際、所定方向に撓んで該
    湾局部を通すようにした押え部と、 を有しているチェーンホルダ。
  2. 【請求項2】前記チェーンホルダがプラスチック材料の
    一体部品として作られている請求項1に記載のチェーン
    ホルダ。
  3. 【請求項3】前記チェーンホルダがグリースガン内部の
    グリースを押し出すピストン部材である請求項2に記載
    のチェーンホルダ。
  4. 【請求項4】前記ピストン部材は、その上面に円環状の
    溝を有しており、封止リングはこの溝にワンタッチで装
    着されている請求項3に記載のチェーンホルダ。
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JP2007078165A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Yamada Corporation チェーンホルダ
JP4637697B2 (ja) * 2005-09-16 2011-02-23 株式会社ヤマダコーポレーション グリースガン用のチェーンホルダ

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