JP2567337Y2 - 電池収納部を有する電気機器の筐体 - Google Patents
電池収納部を有する電気機器の筐体Info
- Publication number
- JP2567337Y2 JP2567337Y2 JP6542193U JP6542193U JP2567337Y2 JP 2567337 Y2 JP2567337 Y2 JP 2567337Y2 JP 6542193 U JP6542193 U JP 6542193U JP 6542193 U JP6542193 U JP 6542193U JP 2567337 Y2 JP2567337 Y2 JP 2567337Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- hook
- case half
- housing
- shaped portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、電池収納部を有する
電気機器の筐体に関するものであり、特にリモコン発信
器のケースとして好適なものである。
電気機器の筐体に関するものであり、特にリモコン発信
器のケースとして好適なものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、VTR等のリモコン発信器で
は、その機種によって使用する乾電池の本数が異なるこ
とがある。図3に、従来のリモコン発信器の電池収納部
の近傍の概略を示す。この図3において、符号1a,1
bは第1のケース半体であり、断面凹字状の電池収納部
2a,2bを有する。この第1のケース半体1a,1b
には、図示していない第2のケース半体がそれぞれ固定
されてケースが構成される。図3(a)は乾電池3を3
本用いた場合、(b)は2本の場合である。従来では、
この乾電池3の本数に応じてリモコン発信器のケースと
してそれぞれ異なるものを用いていた。
は、その機種によって使用する乾電池の本数が異なるこ
とがある。図3に、従来のリモコン発信器の電池収納部
の近傍の概略を示す。この図3において、符号1a,1
bは第1のケース半体であり、断面凹字状の電池収納部
2a,2bを有する。この第1のケース半体1a,1b
には、図示していない第2のケース半体がそれぞれ固定
されてケースが構成される。図3(a)は乾電池3を3
本用いた場合、(b)は2本の場合である。従来では、
この乾電池3の本数に応じてリモコン発信器のケースと
してそれぞれ異なるものを用いていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従って、リモコン発信
器の製造に際しては、異なるケースごとに各別の金型を
必要としていた。この考案は、使用する乾電池の本数が
異なる場合でも、共通の金型を用いて成形されたケース
半体により構成され得る、電気機器の筐体を提供するこ
とを目的とするものである。
器の製造に際しては、異なるケースごとに各別の金型を
必要としていた。この考案は、使用する乾電池の本数が
異なる場合でも、共通の金型を用いて成形されたケース
半体により構成され得る、電気機器の筐体を提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの、この考案の、電池収納部を有する電気機器の筐体
は、断面凹字状の電池収納部を備えた第1のケース半体
と、この第1のケース半体に固定されて電気機器の筐体
が構成される第2のケース半体であって、前記のように
第1のケース半体に固定されたときに前記電池収納部の
一部を覆う、断面形状が鉤形の鉤形部を有する第2のケ
ース半体とを備え、前記第1のケース半体には、前記第
2のケース半体が前記のように固定されたときに、前記
鉤形部の先端が嵌合され得る嵌合凹部を設け、前記第2
のケース半体には、前記鉤形部を除去するときの折割を
容易にするための脆弱部を設けたことを特徴とするもの
である。
めの、この考案の、電池収納部を有する電気機器の筐体
は、断面凹字状の電池収納部を備えた第1のケース半体
と、この第1のケース半体に固定されて電気機器の筐体
が構成される第2のケース半体であって、前記のように
第1のケース半体に固定されたときに前記電池収納部の
一部を覆う、断面形状が鉤形の鉤形部を有する第2のケ
ース半体とを備え、前記第1のケース半体には、前記第
2のケース半体が前記のように固定されたときに、前記
鉤形部の先端が嵌合され得る嵌合凹部を設け、前記第2
のケース半体には、前記鉤形部を除去するときの折割を
容易にするための脆弱部を設けたことを特徴とするもの
である。
【0005】
【作用】上記のように構成された電池収納部を有する電
気機器の筐体では、前記第2のケースの鉤形部を除去し
た状態で該第2のケースを前記第1のケースに固定する
することにより、電池収納部の容積が大きくなり、多数
の乾電池を収納できる。また、この鉤形部を除去しない
状態で前記第2のケースを第1のケースに固定すること
により、電池収納部の容積が小さくなり、収納可能な乾
電池の数が少なくなる。このように、前記鉤形部を除去
しない状態で前記第2のケースを第1のケースに固定す
ると、前記鉤形部の先端が前記第1のケースの嵌合凹部
に嵌合されるので、第2のケースに前記脆弱部があって
も、該第2のケースが破損するようなことはない。
気機器の筐体では、前記第2のケースの鉤形部を除去し
た状態で該第2のケースを前記第1のケースに固定する
することにより、電池収納部の容積が大きくなり、多数
の乾電池を収納できる。また、この鉤形部を除去しない
状態で前記第2のケースを第1のケースに固定すること
により、電池収納部の容積が小さくなり、収納可能な乾
電池の数が少なくなる。このように、前記鉤形部を除去
しない状態で前記第2のケースを第1のケースに固定す
ると、前記鉤形部の先端が前記第1のケースの嵌合凹部
に嵌合されるので、第2のケースに前記脆弱部があって
も、該第2のケースが破損するようなことはない。
【0006】
【実施例】以下に、この考案の一実施例を図1及び図2
について説明する。図において、符号1は樹脂成形され
た第1のケース半体であり、断面凹字状の電池収納部2
を備えている。4は樹脂成形された第2のケース半体で
あり、前記第1のケース半体1に周知の手段により固定
されてこのリモコン送信器のケースが構成される。この
第2のケース半体4には、前記のように第1のケース1
に固定されたときに前記電池収納部2の一部を覆う、断
面形状が鉤形の鉤形部5を有する。前記第1のケース半
体1には、前記第2のケース半体4が前記のように固定
されたときに、前記鉤形部5の先端が嵌合され得る嵌合
凹部6を有する。そして、前記第2のケース半体4に
は、前記鉤形部5を除去するときの折割を容易にするた
めの脆弱部7が設けられている。
について説明する。図において、符号1は樹脂成形され
た第1のケース半体であり、断面凹字状の電池収納部2
を備えている。4は樹脂成形された第2のケース半体で
あり、前記第1のケース半体1に周知の手段により固定
されてこのリモコン送信器のケースが構成される。この
第2のケース半体4には、前記のように第1のケース1
に固定されたときに前記電池収納部2の一部を覆う、断
面形状が鉤形の鉤形部5を有する。前記第1のケース半
体1には、前記第2のケース半体4が前記のように固定
されたときに、前記鉤形部5の先端が嵌合され得る嵌合
凹部6を有する。そして、前記第2のケース半体4に
は、前記鉤形部5を除去するときの折割を容易にするた
めの脆弱部7が設けられている。
【0007】上記のように構成されたものでは、前記第
2のケース4の鉤形部5を除去した状態で該第2のケー
スを前記第1のケース1に固定するすることにより、図
1(a)に示すように電池収納部2の容積が大きくな
り、3本の乾電池3を収納できる。また、この鉤形部5
を除去しない状態で前記第2のケース4を第1のケース
1に固定することにより、電池収納部2の一部が前記鉤
形部5により覆われて、この容積が小さくなり、図1
(b)に示すように収納可能な乾電池3は2本になる。
前記のように、前記鉤形部5を除去しない状態で前記第
2のケースを第1のケース1に固定すると、前記鉤形部
5の先端が前記第1のケース1の嵌合凹部6に嵌合され
るので、第2のケース4に前記脆弱部7があっても、該
第2のケースが破損するようなことはない。上記実施例
では、脆弱部7としてV字状の溝を例示したが、ミシン
目等でもよい。
2のケース4の鉤形部5を除去した状態で該第2のケー
スを前記第1のケース1に固定するすることにより、図
1(a)に示すように電池収納部2の容積が大きくな
り、3本の乾電池3を収納できる。また、この鉤形部5
を除去しない状態で前記第2のケース4を第1のケース
1に固定することにより、電池収納部2の一部が前記鉤
形部5により覆われて、この容積が小さくなり、図1
(b)に示すように収納可能な乾電池3は2本になる。
前記のように、前記鉤形部5を除去しない状態で前記第
2のケースを第1のケース1に固定すると、前記鉤形部
5の先端が前記第1のケース1の嵌合凹部6に嵌合され
るので、第2のケース4に前記脆弱部7があっても、該
第2のケースが破損するようなことはない。上記実施例
では、脆弱部7としてV字状の溝を例示したが、ミシン
目等でもよい。
【0008】
【考案の効果】この考案は上記したように、断面凹字状
の電池収納部2を備えた第1のケース半体1と、この第
1のケース半体に固定されて電気機器の筐体(リモコン
送信器のケース)が構成される第2のケース半体4であ
って、前記のように第1のケース半体1に固定されたと
きに前記電池収納部2の一部を覆う、断面形状が鉤形の
鉤形部5を有する第2のケース半体4とを備え、前記第
1のケース半体1には、前記第2のケース半体4が前記
のように固定されたときに、前記鉤形部5の先端が嵌合
され得る嵌合凹部6を設け、前記第2のケース半体4に
は、前記鉤形部5を除去するときの折割を容易にするた
めのV字状の溝等よりなる脆弱部7を設けたから、前記
鉤形部5を前記脆弱部7を境として除去するか、または
除去しないで第2のケース半体4を第1のケース半体1
に固定することにより、電池収納部2に乾電池が収納さ
れる収納容積を選択することができ、この収納される乾
電池の数または大きさが異なる場合でも、共通の金型に
より成形されたケース半体1,4を用いることができ、
金型費用を低減することができる。そして、前記鉤形部
5を除去しない場合でも、この鉤形部5の先端は前記嵌
合凹部6に嵌合されているので、前記脆弱部7が破損す
るようなことはない。
の電池収納部2を備えた第1のケース半体1と、この第
1のケース半体に固定されて電気機器の筐体(リモコン
送信器のケース)が構成される第2のケース半体4であ
って、前記のように第1のケース半体1に固定されたと
きに前記電池収納部2の一部を覆う、断面形状が鉤形の
鉤形部5を有する第2のケース半体4とを備え、前記第
1のケース半体1には、前記第2のケース半体4が前記
のように固定されたときに、前記鉤形部5の先端が嵌合
され得る嵌合凹部6を設け、前記第2のケース半体4に
は、前記鉤形部5を除去するときの折割を容易にするた
めのV字状の溝等よりなる脆弱部7を設けたから、前記
鉤形部5を前記脆弱部7を境として除去するか、または
除去しないで第2のケース半体4を第1のケース半体1
に固定することにより、電池収納部2に乾電池が収納さ
れる収納容積を選択することができ、この収納される乾
電池の数または大きさが異なる場合でも、共通の金型に
より成形されたケース半体1,4を用いることができ、
金型費用を低減することができる。そして、前記鉤形部
5を除去しない場合でも、この鉤形部5の先端は前記嵌
合凹部6に嵌合されているので、前記脆弱部7が破損す
るようなことはない。
【図1】この考案の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】この考案の一実施例を示す概略断面図である。
【図3】従来例を示す概略断面図である。
1 第1のケース 2 電池収納部 3 乾電池 4 第2のケース 5 鉤形部 6 嵌合凹部 7 脆弱部
Claims (1)
- 【請求項1】 断面凹字状の電池収納部を備えた第1の
ケース半体と、この第1のケース半体に固定されて電気
機器の筐体が構成される第2のケース半体であって、前
記のように第1のケース半体に固定されたときに前記電
池収納部の一部を覆う、断面形状が鉤形の鉤形部を有す
る第2のケース半体とを備え、 前記第1のケース半体には、前記第2のケース半体が前
記のように固定されたときに、前記鉤形部の先端が嵌合
され得る嵌合凹部を設け、 前記第2のケース半体には、前記鉤形部を除去するとき
の折割を容易にするための脆弱部を設けたことを特徴と
する電池収納部を有する電気機器の筐体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6542193U JP2567337Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 電池収納部を有する電気機器の筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6542193U JP2567337Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 電池収納部を有する電気機器の筐体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0729878U JPH0729878U (ja) | 1995-06-02 |
JP2567337Y2 true JP2567337Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=13286588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6542193U Expired - Lifetime JP2567337Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 電池収納部を有する電気機器の筐体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567337Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5310909B2 (ja) * | 2012-06-04 | 2013-10-09 | 株式会社デンソーウェーブ | プログラマブルコントローラ |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP6542193U patent/JP2567337Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0729878U (ja) | 1995-06-02 |
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