JP2567036Y2 - 交直両用直巻電動機のトップスピードを制限する調速装置 - Google Patents

交直両用直巻電動機のトップスピードを制限する調速装置

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JP2567036Y2 JP1992055992U JP5599292U JP2567036Y2 JP 2567036 Y2 JP2567036 Y2 JP 2567036Y2 JP 1992055992 U JP1992055992 U JP 1992055992U JP 5599292 U JP5599292 U JP 5599292U JP 2567036 Y2 JP2567036 Y2 JP 2567036Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案交直両用直巻電動機のトッ
プスピードを制限する調速装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の交直両用直巻電動機は各種の産業
機械器具、特に電動工具及び家庭用電気器具を駆動する
ために使用されている。しかし、直巻電動機は負荷に対
して非常に過敏である不都合な特性を有している。電動
機が軽負荷の時には電動機の速度が増大し、過大な騒音
と過度の摩耗を生じさせ、歯車や軸承のような駆動部材
に損傷を生じさせてしまう。この欠点を考慮して、直巻
電動機の速度を制限することが有利である。このような
直巻電動機の速度を制限するための公知の装置は米国特
許第5,015,928号明細書に開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】一般的に、交直両用直
巻電動機が軽負荷を受けると、界磁巻線を流通する電流
が減少する。界磁電流が減少すると、磁束が弱くなり、
電動機の空負荷において、速度が過度に増大し、電動機
がばらばらに分解してしまう危険が生じる。電動工具に
使用されている小型電動機は負荷歯車を通して負荷を駆
動する。しかし、その電動機が空負荷を受けた時には高
速騒音が生じるだけでなく軸承や歯車のような負荷部材
の寿命を短くする。
【0004】本考案の目的は電動機の電界強度を調整す
ることにより上述した欠点を除去し、電動機の電圧が選
択可能な限界値に達した時に電機子から電流を分流する
ようにトリガー作用し、それにより電機子の速度を制限
する電流分流回路を備えた交直両用直巻電動機のトップ
スピードを制限する調速装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、直列に接続さ
せた主界磁巻線と電機子とを有する交直両用直巻電動機
のトップスピードを制限する調速装置であって、該調速
装置を電機子の限界電圧値を検出するために電動機の電
機子に接続させた電圧検出回路と、該電圧検出回路に接
続させかつ限界電圧値の検出により電機子のまわりに電
流を分流させるためにトリガー作用を行う電流分流回路
とから構成し、電機子に補助界磁巻線を接続させて電機
子のまわりに電流分流流通路を備え、限界電圧値を検出
する電圧検出回路に電流を分流させるために電流分流回
路を補助界磁巻線に直列に接続させ、電機子電圧を限界
基準に保持しかつ電動機の速度を最大限度に制限可能に
したことを特徴とするものである。
【0006】電流分流回路は電機子電圧が限界値に達し
た時に電機子から電流を分流させるようにトリガー作用
を行うもので、それにより電動機の速度を制限する。
【0007】補助界磁巻線は電流分流回路と直列に接続
されているので、補助界磁巻線は電流が分流される割合
を調整する。更に調速装置は直巻電動機の電機子電圧を
検出し、そして電機子電圧が予め設定した限界値に達し
たときに補助界磁巻線を通して電流を分流させるために
電流分流回路をトリガーする。
【0008】調速装置の反応時間を増大させるために増
幅回路を備えることができる。
【0009】調速装置は従来の各種の電力供給源から電
力を供給するために変形させることができる。
【0010】調速装置の構成部材は限界電圧値を調整で
きるように変形することができる。更に電圧検出回路と
電流分流回路を電気的に隔離するためにオプトアイソレ
ーターのような従来のアイソレーター回路が2つの回路
との間を互いに連結させることができる。同様に電圧検
出回路と電流分流回路間のトリガー信号の伝送を促進さ
せるために従来の増幅結合器が2つの回路との間を互い
に連結させることができる。
【0011】本考案を添付図面に示した実施例について
以下に詳細に説明する。
【0012】
【実施例】図1は本考案の第1実施例による調速装置の
回路図である。主界磁巻線F1と電機子A1とが直列に
接続されている従来の直列モータに組み込まれている調
速装置が示されている。該調速装置は電流分流回路10
1と直列に接続した補助界磁巻線F101を有し、該補
助界磁巻線F101と電流分流回路101とは直巻電動
機の電機子A1に並列に接続されている。電流分流回路
101は補助界磁巻線F101を通して電流を選択的に
ゲーティングすることができる電圧トリガースイッチ装
置にすることができる。
【0013】更に、直列に接続した補助界巻線F101
と電流分流回路101を越えて電圧検出回路102が電
機子A1と並列に接続されている。電圧検出回路102
は電機子A1の電圧が予め定めた限界値を越えた場合を
単に検出するだけで、これは従来の分圧器によって行う
ことができる。電機子A1の電圧が限界レベルを越えた
時に電圧検出回路102が電流分流回路101をトリガ
ーし、補助界磁巻線F102を通して電機子A1のまわ
りから電流を分流する。
【0014】本考案の調速装置の上述した実施例は交流
電源により電力を供給することができ、交流電源の場合
において電流分流回路101はトライアックのような従
来の交流スイッチ開閉装置であるか、又はシリコン制御
整流器又はパワートランジスタのような一方向スイッチ
開閉装置に関連する全波ブリッジ整流器である。トライ
アックは通常の技術用語として機能するところの並列に
接続されたシリコン制御整流器に相当するものを示すこ
とを意図している。電圧検出回路102はブリッジ式整
流器を含めることができる従来の分圧器である。
【0015】変形例として本考案の調速装置はパルス直
流電源により電力を供給することができ、パルス直流電
源の場合において電流分流回路101はサイリスター又
はパワートランジスタのような従来の一方向スイッチ開
閉装置にすることができる。
【0016】調速装置は直流電源にすることもでき、直
流電源の場合において電流分流回路101はパワートラ
ンジスタである。
【0017】動作において、上述した調速装置はトップ
スピード制限機能を備えている。電機子が空負荷状態に
遭遇すると、速度が加速し、電機子A1を越えて出現す
る電圧が徐々に増大する。電圧検出回路102が予め定
めた電機子A1の限界電圧レベルを検出し、それにより
電流分流回路101をトリガーする。電流分流回路10
1が導通し、それにより補助界磁巻線F101を通して
電流を分流する。分流作動は電動機A1の電圧を予め定
めた限界電圧値に保持し、その限界値によってモータの
速度を制限する。
【0018】調速装置の速度調整機能は電動機の速度が
有害的に高レベルに到達する場合の軽負荷/高速状態に
おいて非常に有益である。
【0019】上述したように、電圧検出回路102は限
界電圧値を変化させることができるようにするために調
整可能に形成させることができる。
【0020】図2は本考案による調速装置の第2実施例
の回路図である。図2において直列に接続させた電流分
流回路101と補助界磁巻線F101は主界磁巻線F1
と並列に配置されている。電圧検出回路102は電機子
電圧を検出するために電機子A1と並列に接続されてい
る。電圧検出及び電流分流機能は基本的には図1に記載
したものと同一であるが、しかし電圧検出回路102が
導通のため電流分流回路101をトリガーする時に電流
は主界磁巻線F1のまわりから補助界磁巻線F101を
通って分流される。この分流作動は主界磁巻線F1の電
圧を予め定めた限界電圧値に保持し、その限界電圧値に
よって電動機の速度を制限する。
【0021】図3は本考案による調速装置の第3実施例
の回路図である。この図において直列に接続させた電流
分流回路101と補助磁巻線F1は電動機A1に並列に
接続されている。電圧検出回路102は電動機A1と並
列に接続されている。電圧検出及び電流分流機能は基本
的には図1に関して記載したものと同一であるが、しか
し、電圧検出回路102が導通のために電流分流回路1
01をトリガーする時に、電流は、主界磁巻線F1と電
動機A1との両者の結合電圧を予め定めた限界電圧値に
保持し、その限界値によって電動機の速度を制限する。
【0022】結合インターフェイス104は従来の光電
アイソレータ型又は光学アイソレータ型結合器、又はソ
レノイド結合器の形態を取ることができる。この結合器
は図1乃至3に記載した調速装置の3つの実施例のいず
れにも使用することができる。
【0023】図5乃至11は交流、直流又はパルス直流
電力源から供給するように構成した調速装置の複数の実
施例の回路図である。
【0024】図5は電流分流回路101としてトライア
ックTRIAC1を使用する調速装置の回路図を示し、
トライアックTRIAC1は補助界磁巻線F101と直
列に接続され、電圧検出回路102として直列に接続さ
せた一対の抵抗器R1、R2はトライアックTRIAC
1と補助界磁巻線F101に並列に接続されている。更
にトライアックTRIAC1のゲートを抵抗器R1とR
2との間に設定した分圧レベルに結合させるために2つ
の二極ツエナーダイオードZD1、ZD2が直列に接続
されている。この調速装置は交流又はパルス直流電源に
関して使用させることができる。電圧検出回路102の
抵抗器R1は限界レベルを調整できかつ電動機のトップ
スピードを生じさせる可変抵抗器又は昇圧加減抵抗器に
することができる。
【0025】図6は図5のツエナーダイオードZD1、
ZD2をディアックDIACに代えた調速装置の他の実
施例を示している。ディアックは通常の技術用語として
考慮されねばならず、基本的には2つの二極ダイオード
と同じ目的を有する交流ダイオードに相当するものを示
すことを意図している。更に電圧検知回路102として
機能するR−C分圧器を形成するために抵抗器R2がコ
ンデンサC1に取り換えられている。この調速装置は交
流電源に関して使用させることができる。限界電圧レベ
ルを変更させかつ電動機のトップスピードを変更できる
ようにするため電圧検知回路の抵抗器R1は可変抵抗器
又は昇圧抵抗器に代えることができ、同様にコンデンサ
C1を可変コンデンサ又は昇圧コンデンサに代えること
ができる。
【0026】図7はダイオードD1−D4を有する全波
ブリッジ式整流器を利用している調速装置の別の実施例
を示している。更にシリコン制御整流器SCR1が電流
分流回路101を形成するためダイオードブリッジをわ
たって一対の抵抗器R1、R2が互いに直列に接続して
いる。シリコン制御整流器SCR1の陽極Aはダイオー
ドブリッジ式整流回路の陽極端に接続され、シリコン制
御整流器の陰極Kはダイオードブリッジ式整流回路の陰
極端に接続されている。抵抗器R1と抵抗器R2との間
の分圧レベルは保護ダイオードD201を通してシリコ
ン制御整流器SCR1のゲート極Gに接続されており、
保護分流抵抗器R201はシリコン制御整流器SCR1
のゲート極Gと陰極Kとを接続させることができる。
【0027】ダイオードD1−D4は交流電源に結合さ
れた時に電流を一方向に流通させることができ、これは
一方向スイッチ、即ちシリコン制御整流器の使用を容易
にする。保護ダイオードD201は交流電流が直列の抵
抗器R1に逆流するのを防止する。この調速装置は交流
電源又はパルス直流電源で使用することができる。抵抗
器R1は限界電圧レベルを変更できかつ電動機のトップ
スピードを制限できるように可変抵抗器又は昇圧抵抗器
とすることができる。
【0028】図8は交流電源及びパルス直流電源で使用
するのに好適である図7の実施例の変形例である。この
変形例において、図7の抵抗器R2がコンデンサC1に
代えられ、図7の保護ダイオードD201と保護抵抗器
R201とがトリガーダイオードDIAC1に取り換え
られている。図8の調速装置の作動は基本的には図7に
関して説明した通りであるが、整流を備えていない。
【0029】図9は電流分流回路101として、シリコ
ン制御整流器SCR1を利用しかつ電圧検出回路102
として直列に接続した一対の抵抗器R1及びR2を利用
する調速装置の別の実施例を示している。この実施例に
おいて、シリコン制御整流器SCR1は補助界磁巻線F
101と直列に接続され、直列に接続されたシリコン制
御整流器SCR1と補助界磁巻線F101は直列に接続
させた抵抗器R1、R2と平行に接続されている。シリ
コン制御整流器SCR1のゲート極Gは保護ダイオード
D201を通して抵抗器R1と抵抗器R2との間の分圧
レベルに接続されている。補助界磁巻線F101とシリ
コン制御整流器SCR1のゲート極Gとの間に抵抗器R
201が接続されている。図9の調速装置の作動は基本
的には図7に関して説明した通りであるが、しかし整流
が備えられていない。この調速装置は、パルス直流電源
で使用するのに好適である。抵抗器R1は限界電圧レベ
ルを変更しかつ電動機のトップスピードを変更できるよ
うに可変抵抗器又は昇圧抵抗器に代えることができる。
【0030】図10はダイオードD1−D4を有する全
波ブリッジ式整流器と、電流分流回路を形成するために
補助界磁巻線F101と直列に接続したパワートランジ
スタQ1とを使用する調速装置の変形例の回路図であ
り、トランジスタQ1のコレクタ極Cはダイオードブリ
ッジの陽極端に接続されており、トランジスタQ1のエ
ミッタ極はダイオードブリッジの陰極端に接続されてい
る。直列に接続させた一対の抵抗器R1及びR2も電圧
検出回路102を形成するためにダイオードブリッジに
接続されている。パワートランジスタQ1のベース極は
電圧検知回路102の2つの抵抗器R1と抵抗器R2と
の間の分圧レベルに直接接続されている。図10の調速
装置の作動は基本的には図7に関して記載したものと同
一である。この調速装置は交流、直流又はパルス直流電
源で使用するのに好適である。抵抗器R1は限界電圧レ
ベルを変更できかつ電動機のトップスピードを変更でき
るように可変抵抗器又は昇圧抵抗器にすることができ
る。
【0031】図11は電流分流回路101として補助界
磁巻線F101と直列に接続したパワートランジスタQ
1と、電圧検出回路102として互いに直列に接続した
一対の抵抗器R1、R2とを使用する調速装置の他の実
施例の回路図を示す。この実施例において、電流分流回
路のパワートランジスタQ1と補助界磁巻線F101は
直列に接続した抵抗器R1、R2と並列に接続されてお
り、該抵抗器R1、R2はフライホイールダイオードD
8と並列に接続されている。NPN形のパワートランジ
スタQ1の場合にコレクタ極Cを電機子の陽極端に接続
するために端子aに接続し、エミッタ極Eを電機子の陰
極端に接続させるため端子bに接続する。反対にPNP
形のパワートランジスタの場合はコレクタ極Cを電機子
の陰極に接続し、エミッタ極を電機子の陽極端に接続さ
せねばならない。パワートランジスタQ1のベース極B
は電圧検出回路102の抵抗器R1と抵抗器R2との間
の分圧レベルに直列に接続されている。図11の調速装
置の作動は基本的には図10に関して記載したものと同
様であるが、しかし整流が備えられていない。この調速
装置は直流或いはパルス直流電源で使用することができ
る。抵抗器R1は限界電圧レベルを変更できかつ電動機
のトップスピードを変更できるように可変抵抗器又は昇
圧抵抗器にすることができる。
【0032】上述した図5乃至図11の全てにおいて、
図4に示した従来のアイソレータ形結合インターフェイ
ス104が電圧検出回路102と電流分流回路101と
の間を互いに接続させることができ、2つの回路を隔離
する。結合インターフェイス104は光電又は光学アイ
ソレータ形結合器又はソレノイド結合器にすることがで
きる。
【0033】更に、電圧検出回路102での限界電圧レ
ベルの検出と電流分流回路によるモータ速度の保持との
間の反応時間は電圧検出回路と電流分流回路との間に従
来の増幅回路を接続させることにより図5乃至図11の
上述した実施例の全てにおいて簡単に減少させることが
できる。このような増幅回路はダーリントンパワートラ
ンジスタ又はサイリスターの形態にすることができる。
【0034】加えて、抵抗器R1及びR2、コンデンサ
C1等のような構成部材は限界電圧レベルを変更できか
つ電動機のトップスピードを変更できるように可変、昇
圧、加減構成部材にすることができる。
【0035】図12は通常の運転状態下にある従来の直
巻電動機のRPM(速度)対トルク(負荷)特性を示す
グラフ図である。負荷が減少するに従って電動機の速度
が迅速に増大することが示されている。これは軽負荷状
態下において有害な結果を有する。
【0036】図13は本考案による調速装置を用いる従
来の直巻き電動機のRPM(速度)対トルク(負荷)特
性を示すグラフ図である。調速装置によって電動機のト
ップスピードが予め定めた限界値に保持されることを示
している。このトップスピードの限界値は電圧検出回路
102で検出されると、電流分流回路101がトリガー
され、これは電機子A1から電流を転流させ、それによ
り電機子A1の電圧を限界レベルに保持し、電動機のト
ップスピードを制限する。
【0037】
【考案の効果】本考案は、電機子の電圧が限界値に達し
た時に電機子から電流を分流させるように電流分流回路
にトリガー作用を生じさせ、それにより電動機のトップ
スピードを制限できるようにしたものであるから、電動
機の軽負荷又は空負荷において高速騒音を発生させるこ
とはなく、又歯車や駆動部材に損傷を生じさせることも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例による交直両用直巻き電動
機の調速装置の回路図である。
【図2】本考案の第2実施例による調速装置の回路図で
ある。
【図3】本考案の第3実施例による調速装置の回路図で
ある。
【図4】本考案の電圧検出回路と電流分流回路との間に
従来のアイソレータ形結合インターフェイスを備えた本
考案の調速装置の回路図である。
【図5】本考案の電流分流回路をトライアックから構成
し、かつ電圧検出回路を直列に接続した一対の抵抗器か
ら構成した本考案の調速装置の回路である。
【図6】図5に示した実施例の抵抗器をコンデンサに代
え、ツエナーダイオードをディアックに代えた図5と同
様の調速装置の回路図である。
【図7】本考案の電流分流回路としてブリッジ式整流器
とシリコン制御整流器を用いかつ電圧検出回路として直
列に接続させた抵抗器を用いた図1の調速装置の変形例
の回路図である。
【図8】本考案の電流分流回路としてブリッジ式整流器
とトリガーダイオードとを使用しかつ電圧検出回路とし
て直列に接続した一対の抵抗器とコンデンサを使用した
図1の調速装置の変形例の回路図である。
【図9】本考案の電流分流回路としてシリコン制御整流
器を使用しかつ電圧検出回路として直列に接続した一対
の抵抗器を使用した図1の調速装置の変形例の回路図で
ある。
【図10】本考案の電流分流回路としてパワートランジ
スタとブリッジ式整流器とを使用しかつ電圧検出装置と
して直列に接続した一対の抵抗器を使用した図1の調速
装置の変形例の回路図である。
【図11】本考案の電流回路としてパワートランジスタ
を使用しかつ電圧検出回路として直列に接続した一対の
抵抗器を使用した図1の調速装置の変形例の回路図であ
る。
【図12】従来の直巻電動機の通常の運転特性のRPM
(速度)対トルク(負荷)のグラフ図である。
【図13】本考案による調速装置を使用する従来の直巻
電動機の運転特性のRPM(速度)対トルク(負荷)の
グラフ図である。
【符号の説明】
A1 電機子 F1 主界磁巻線 F101 補助界磁巻線 101 電圧分流回路 102 電圧検出回路 104 結合インターフェイス TRIAC1 トライアック R1,R2 抵抗器 ZD1,ZD2 ツエナーダイオード C1 コンデンサ DIAC1 ディアック D1,D2,D3,D4 ダイオード SCR1 シリコン制御整流器 D201 保護ダイオード R201 保護抵抗器 Q1 パワートランジスタ D8 フライホイールダイオード

Claims (7)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列に接続させた主界磁巻線(F1)と
    電機子(A1)とを有する交直両用直巻電動機のトップ
    スピードを制限する調速装置であって、該調速装置を電
    機子の限界電圧を検出するために電機子に連結させた電
    圧検出回路(102)と、補助界磁巻線(F101)と
    から構成し、該補助界磁巻線には電流分流回路(10
    1)を直列に接続し、直列に接続した補助界磁巻線と電
    流分流回路を電機子に接続させて電機子のまわりに電流
    分流通路を備え、電流分流回路を電圧検出回路にも接続
    させ、それにより限界電圧が検出された時に補助界磁巻
    線を通して電流を分流させるために電流分流回路をトリ
    ガーさせ、電機子電圧を一定のレベルに保持しかつ電機
    子の速度を最大限度に制限可能にしたことを特徴とする
    交直両用直巻電動機のトップスピードを制限する調速装
    置。
  2. 【請求項2】 電圧検出回路(102)を直列に接続し
    た第1抵抗器(R1)と第2抵抗器(R2)とを有する
    分圧器から構成し、それらの抵抗器間に基準分圧を備
    え、電流分流回路をトライアック(TRIA1)から構
    成し、該トライアックのゲート極を基準分圧によってゲ
    ーティングさせるため一対の二極ツエナーダイオードを
    通して第1抵抗器と第2抵抗器との間に接続させたこと
    を特徴とする請求項1に記載の調速装置。
  3. 【請求項3】 電圧検出回路(102)を直列に接続し
    た抵抗器(R1)とコンデンサ(C1)を有する分圧器
    から構成し、抵抗器とコンデンサとの間に基準電圧を備
    え、電流分流回路をトライアック(TRIA1)とディ
    アック(DIAC1)とから構成し、トライアックのゲ
    ートを基準電圧によってゲーティングさせるためディア
    ックを通して抵抗器とコンデンサとの間に接続させたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の調速装置。
  4. 【請求項4】 電圧検出回路(102)を全波ブリッジ
    形状に接続させた4つのダイオード(D1−D4)と、
    該ダイオードブリッジに接続させた直列接続の第1抵抗
    器(R1)と第2抵抗器(R2)とから構成し、それら
    の抵抗器間には基準分圧を備え、電流分流回路(10
    1)を補助界磁巻線(F101)とダイオードブリッジ
    に直列に接続させたシリコン制御整流器と、該シリコン
    制御整流器のゲートを第1抵抗器(R1)と第2抵抗器
    (R2)との間の直列接続地点に接続するダイオード
    (D201)とから構成し、補助界磁巻線を通して電流
    を分流させるため基準電圧によってシリコン制御整流器
    をトリガーさせることを特徴とする請求項1に記載の調
    速装置。
  5. 【請求項5】 電圧検出回路(102)を全波ブリッジ
    形状に接続した4つのダイオード(D1−D4)と、該
    ダイオードブリッジに接続させた直列接続の抵抗器(R
    1)とコンデンサ(C1)とから構成し、該抵抗器とコ
    ンデンサとの間に基準電圧を備え、電流検出回路(10
    1)を補助界磁巻線(F101)とダイオードブリッジ
    に直列に接続させたシリコン制御整流器(SCR1)
    と、シリコン制御整流器のゲートを抵抗器(R1)とコ
    ンデンサ(C1)との間の直列接続地点に接続させねダ
    イアック(DIAC1)とから構成し、補助界磁巻線を
    通して電流を分流させるため基準電圧によってシリコン
    制御整流器をトリガーさせることを特徴とする請求項1
    に記載の調速装置。
  6. 【請求項6】 電圧検出回路(102)を全波ブリッジ
    形状に接続した4つのダイオード(D1−D4)と、該
    ダイオードブリッジに連結した直列接続の第1抵抗器
    (R1)と第2抵抗器(R2)とから構成し、抵抗器間
    に基準電圧を備え、電流分流回路(101)を補助界磁
    巻線(F101)とダイオードブリッジに直列に接続さ
    せたコレクタ(C)とエミッタ(E)とを有するトラン
    ジスタ(Q1)から構成し、トランジスタのベース
    (B)を第1抵抗器と第2抵抗器との間に接続させ補助
    界磁巻線を通して電流を分流させるため基準電圧によっ
    てトランジスタをトリガーさせることを特徴とする請求
    項1に記載の調速装置。
  7. 【請求項7】 電流分流回路と電圧検出回路との間にア
    イソレータ回路を接続させ、それらの間に電気的に隔離
    させた結合器を備え、限界電圧が検出された時に補助界
    磁巻線を通して電流を分流させるために電圧検出回路に
    より電流分流回路をトリガーさせることを特徴とする請
    求項1に記載の調速装置。
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