JP2567004Y2 - フィルムキャリアシート - Google Patents
フィルムキャリアシートInfo
- Publication number
- JP2567004Y2 JP2567004Y2 JP2662891U JP2662891U JP2567004Y2 JP 2567004 Y2 JP2567004 Y2 JP 2567004Y2 JP 2662891 U JP2662891 U JP 2662891U JP 2662891 U JP2662891 U JP 2662891U JP 2567004 Y2 JP2567004 Y2 JP 2567004Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- size
- carrier sheet
- dental
- film carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Description
【０００１】
【技術分野】本考案は、フィルムキャリアシート、より
詳細には、デンタルサイズの歯科用エックス線撮影フィ
ルムをパノラマサイズのフィルム現像する現像機にて現
像する場合に使用して好適なフィルムキャリアシートに
関する。
詳細には、デンタルサイズの歯科用エックス線撮影フィ
ルムをパノラマサイズのフィルム現像する現像機にて現
像する場合に使用して好適なフィルムキャリアシートに
関する。
【０００２】
【従来技術】歯科治療においては、一般に、パノラマサ
イズ（２００×３００ｍｍ）と言われている大判のフィ
ルムと、デンタルサイズ（３０×４０ｍｍ）と言われて
いる小判のフィルムを用いて、歯顎又は各歯根部のＸ線
撮影が行われている。上述のごときＸ線撮影フィルムを
現像するために、従来、現像液槽、定着液槽、洗浄液槽
等を有し、未現像フィルムを前記各槽を順次通過させて
現像を行う自動現像機が提案されている（実公平１−３
２０４３号公報、実公平１−３６１８９号公報）。しか
し、上記現像機は、大判のパノラマサイズのフィルムを
自動的に前記槽に順次搬送して現像するものであり、小
判のデンタルサイズのフィルムを現像することはでき
ず、そのため、パノラマサイズ用の現像機とデンタルサ
イズ用の現像機を必要としていた。
イズ（２００×３００ｍｍ）と言われている大判のフィ
ルムと、デンタルサイズ（３０×４０ｍｍ）と言われて
いる小判のフィルムを用いて、歯顎又は各歯根部のＸ線
撮影が行われている。上述のごときＸ線撮影フィルムを
現像するために、従来、現像液槽、定着液槽、洗浄液槽
等を有し、未現像フィルムを前記各槽を順次通過させて
現像を行う自動現像機が提案されている（実公平１−３
２０４３号公報、実公平１−３６１８９号公報）。しか
し、上記現像機は、大判のパノラマサイズのフィルムを
自動的に前記槽に順次搬送して現像するものであり、小
判のデンタルサイズのフィルムを現像することはでき
ず、そのため、パノラマサイズ用の現像機とデンタルサ
イズ用の現像機を必要としていた。
【０００３】
【目的】本考案は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、特に、パノラマサイズのフィルムを現像する現
像機を用いてデンタルサイズのフィルムの現像を可能に
することを目的としてなされたものである。
もので、特に、パノラマサイズのフィルムを現像する現
像機を用いてデンタルサイズのフィルムの現像を可能に
することを目的としてなされたものである。
【０００４】
【構成】本考案は、上記目的を達成するために、パノラ
マサイズのフィルムの幅又はその略倍の幅の寸法を有
し、中心線に沿って折り曲げた時に略パノラマサイズの
フィルムの寸法となるフィルムキャリアシートであっ
て、該フィルムキャリアシートは、前記中心線に対して
対称にデンタルサイズのフィルムよりやや小さな孔を有
し、少なくとも一方の孔の周辺部に前記デンタルサイズ
のフィルムの寸法よりやや大きな凹段部を有することを
特徴としたものである。以下、本考案の実施例に基いて
説明する。
マサイズのフィルムの幅又はその略倍の幅の寸法を有
し、中心線に沿って折り曲げた時に略パノラマサイズの
フィルムの寸法となるフィルムキャリアシートであっ
て、該フィルムキャリアシートは、前記中心線に対して
対称にデンタルサイズのフィルムよりやや小さな孔を有
し、少なくとも一方の孔の周辺部に前記デンタルサイズ
のフィルムの寸法よりやや大きな凹段部を有することを
特徴としたものである。以下、本考案の実施例に基いて
説明する。
【０００５】図１は、本考案によるフィルムキャリアシ
ートの一実施例を説明するための図で、（ａ）は展開平
面図、（ｂ）はフィルム挟持時の要部（（ａ）図のＢ−
Ｂ線）断面図で、本考案によるフィルムキャリアシート
１０は、例えば、合成樹脂性のシート部材から成り、そ
の中心線Ｏ−Ｏで折り曲げて半分の寸法にされて使用さ
れる。すなわち、該フィルムキャリアシート１０は、１
にて示す半領域と、２にて示す半領域から成り、これら
が、Ｏ−Ｏ線にて折り曲げられ、例えば、１を表面、２
を裏面として、略パノラマサイズのフィルムの大きさの
寸法にされて使用される。表面１及び裏面２には、中心
線Ｏ−Ｏに対して、デンタルサイズのフィルムよりやや
小さい孔Ａ1,Ａ2；Ｂ1,Ｂ2；Ｃ1,Ｃ2；等の孔が対称に
あけられており、更に、裏面２の内側の前記孔Ａ2，
Ｂ2，Ｃ2のまわりには、デンタルサイズのフィルムより
やや大きい凹段部Ａ3，Ｂ3，Ｃ3が形成されており、こ
の凹段部の中に、（ｂ）図に示すように、デンタルサイ
ズのフィルム２０が挿入される。このようにして、デン
タルサイズのフィルム２０を挿入した後、中心線Ｏ−Ｏ
のまわりに折り畳んで、表面１と裏面２との間にデンタ
ルフィルム２０を挟み込み、表面１と裏面２とが分離し
ないように固定する。この固定の仕方は種々あるが、例
えば、（ｂ）図に示すように、一方の面、例えば、表面
１に孔３ａを形成し、他方の面、例えば、裏面２に前記
孔３ａと係合する凸部３ｂを形成し、孔３ａ内に凸部３
ｂを押し込むようにして、表面１と裏面２とを一体的に
重ね合せるようにする。これらの孔３ａと凸部３ｂは、
必要数設けるが、いずれの側に孔を設け、いずれの側に
凸部を設けるかは自由である。また、図には、裏面２の
両側部に凸部４ｂを設け、この凸部４ｂの内側に表面１
の端部４ａが挿入されるようになっており、これによっ
て、折り畳んだ時の形くづれを防止している。
ートの一実施例を説明するための図で、（ａ）は展開平
面図、（ｂ）はフィルム挟持時の要部（（ａ）図のＢ−
Ｂ線）断面図で、本考案によるフィルムキャリアシート
１０は、例えば、合成樹脂性のシート部材から成り、そ
の中心線Ｏ−Ｏで折り曲げて半分の寸法にされて使用さ
れる。すなわち、該フィルムキャリアシート１０は、１
にて示す半領域と、２にて示す半領域から成り、これら
が、Ｏ−Ｏ線にて折り曲げられ、例えば、１を表面、２
を裏面として、略パノラマサイズのフィルムの大きさの
寸法にされて使用される。表面１及び裏面２には、中心
線Ｏ−Ｏに対して、デンタルサイズのフィルムよりやや
小さい孔Ａ1,Ａ2；Ｂ1,Ｂ2；Ｃ1,Ｃ2；等の孔が対称に
あけられており、更に、裏面２の内側の前記孔Ａ2，
Ｂ2，Ｃ2のまわりには、デンタルサイズのフィルムより
やや大きい凹段部Ａ3，Ｂ3，Ｃ3が形成されており、こ
の凹段部の中に、（ｂ）図に示すように、デンタルサイ
ズのフィルム２０が挿入される。このようにして、デン
タルサイズのフィルム２０を挿入した後、中心線Ｏ−Ｏ
のまわりに折り畳んで、表面１と裏面２との間にデンタ
ルフィルム２０を挟み込み、表面１と裏面２とが分離し
ないように固定する。この固定の仕方は種々あるが、例
えば、（ｂ）図に示すように、一方の面、例えば、表面
１に孔３ａを形成し、他方の面、例えば、裏面２に前記
孔３ａと係合する凸部３ｂを形成し、孔３ａ内に凸部３
ｂを押し込むようにして、表面１と裏面２とを一体的に
重ね合せるようにする。これらの孔３ａと凸部３ｂは、
必要数設けるが、いずれの側に孔を設け、いずれの側に
凸部を設けるかは自由である。また、図には、裏面２の
両側部に凸部４ｂを設け、この凸部４ｂの内側に表面１
の端部４ａが挿入されるようになっており、これによっ
て、折り畳んだ時の形くづれを防止している。
【０００６】而して、図１において、現像機内をフィル
ムキャリアシート１０を矢印Ｄ1方向に順次搬送するこ
とを想定すると、キャリアシート１０の幅Ｌ1は、パノ
ラマサイズのフィルムの幅と同じであり、Ｄ2方向に搬
送するものとすれば、Ｌ2がパノラマサイズのフィルム
の幅と略一倍する長さとなる。なお、孔Ａ2，Ｂ2，Ｃ2
のまわりに設けられた段部は、表面１の孔Ａ1，Ｂ1，Ｃ
1の内側に設けてもよい。また、表面１と裏面２とを重
ね合せて止める孔３ａと凸部３ｂは、いずれの側が孔
で、いずれの側が凸部でもよく、また、図示の止め手段
に限定されることなく、任意所望の止め手段を用いても
良いことは容易に理解できよう。
ムキャリアシート１０を矢印Ｄ1方向に順次搬送するこ
とを想定すると、キャリアシート１０の幅Ｌ1は、パノ
ラマサイズのフィルムの幅と同じであり、Ｄ2方向に搬
送するものとすれば、Ｌ2がパノラマサイズのフィルム
の幅と略一倍する長さとなる。なお、孔Ａ2，Ｂ2，Ｃ2
のまわりに設けられた段部は、表面１の孔Ａ1，Ｂ1，Ｃ
1の内側に設けてもよい。また、表面１と裏面２とを重
ね合せて止める孔３ａと凸部３ｂは、いずれの側が孔
で、いずれの側が凸部でもよく、また、図示の止め手段
に限定されることなく、任意所望の止め手段を用いても
良いことは容易に理解できよう。
【０００７】
【効果】以上の説明から明らかなように、本考案による
と、デンタルサイズの未現像フィルムをパノラマサイズ
のフィルムキャリアシートにて挟持してパノラマサイズ
のフィルムを現像する現像機に通して現像可能にしたの
で、パノラマサイズのフィルムを現像可能な現像機のみ
を設備すればよいので、設備費を軽減することができ、
また、その設置スペースを節減することができ、更に
は、その保守、管理が非常に楽になる等の利点がある。
と、デンタルサイズの未現像フィルムをパノラマサイズ
のフィルムキャリアシートにて挟持してパノラマサイズ
のフィルムを現像する現像機に通して現像可能にしたの
で、パノラマサイズのフィルムを現像可能な現像機のみ
を設備すればよいので、設備費を軽減することができ、
また、その設置スペースを節減することができ、更に
は、その保守、管理が非常に楽になる等の利点がある。
【図１】 本考案によるフィルムキャリアシートの一実
施例を説明するための図で、（ａ）図は、展開平面図、
（ｂ）図は（ａ）図のＯ−Ｏ線で折り返して重ね合せた
時のＢ−Ｂ線断面図である。
施例を説明するための図で、（ａ）図は、展開平面図、
（ｂ）図は（ａ）図のＯ−Ｏ線で折り返して重ね合せた
時のＢ−Ｂ線断面図である。
１０…フィルムキャリアシート、１…表面、２…裏面、
Ａ1〜Ｃ1，Ａ2〜Ｃ2…孔、Ａ3〜Ｃ3…段部、３ａ…孔、
３ｂ…凸部。
Ａ1〜Ｃ1，Ａ2〜Ｃ2…孔、Ａ3〜Ｃ3…段部、３ａ…孔、
３ｂ…凸部。
Claims (1)
- 【請求項１】 パノラマサイズのフィルムの幅又はその
略倍の幅の寸法を有し、中心線に沿って折り曲げた時に
略パノラマサイズのフィルムの寸法となるフィルムキャ
リアシートであって、該フィルムキャリアシートは、前
記中心線に対して対称にデンタルサイズのフィルムより
やや小さな孔を有し、少なくとも一方の孔の周辺部に前
記デンタルサイズのフィルムの寸法よりやや大きな凹段
部を有することを特徴とするフィルムキャリアシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2662891U JP2567004Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | フィルムキャリアシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2662891U JP2567004Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | フィルムキャリアシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04114054U JPH04114054U (ja) | 1992-10-07 |
| JP2567004Y2 true JP2567004Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=31911064
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2662891U Expired - Fee Related JP2567004Y2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | フィルムキャリアシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567004Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP2662891U patent/JP2567004Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04114054U (ja) | 1992-10-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0460600A3 (en) | A lens-fitted photographic film unit , a processor for processing the same, and a processing system therefor | |
| CA2124973A1 (en) | Image printer | |
| EP0840164A3 (en) | Photographic film | |
| JP2567004Y2 (ja) | フィルムキャリアシート | |
| AU2446701A (en) | Packaged color photographic film comprising a blocked phenylenediamine developing agent and a method for processing the film | |
| EP0118792B1 (en) | X-ray film-holding device | |
| EP0838717A3 (en) | Dual purpose camera for photographic and digital images | |
| US5051773A (en) | Method and apparatus for storing information about images | |
| EP0783131A2 (en) | Method of assembling a a photographic film casette | |
| EP1026545A3 (en) | Heat developable photosensitive material | |
| US4527889A (en) | Re-register anchors for film sheet | |
| CA2143481A1 (en) | Image Printer Having Image Exposing Means | |
| EP0003631A1 (en) | Method, means and product of recording, reducing, enlarging and/or reproducing anamorphic images | |
| US6711348B2 (en) | Partial pre-exposure of photographic film | |
| JP2976477B2 (ja) | 背面投射型プロジェクター | |
| Bethell | Schneider 4/5 in vacuum-back | |
| US5592260A (en) | Photographic cropping device and method | |
| US4546061A (en) | Film unit for instant camera | |
| JPH0668045U (ja) | 複写機の原稿を透視するための装置 | |
| JPS62199746U (ja) | ||
| JP3076560U (ja) | Ａｐｓフィルムカートリッジ挿通ストッパー付きフォトプリントケース | |
| JPS60177342A (ja) | 見当の合つたフイルム貼込みを行うための装置 | |
| JPH026444Y2 (ja) | ||
| JPH0538352Y2 (ja) | ||
| JPH0424747U (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |