JP2566783B2 - 電話局線の信号判別装置 - Google Patents

電話局線の信号判別装置

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JP2566783B2 JP62178029A JP17802987A JP2566783B2 JP 2566783 B2 JP2566783 B2 JP 2566783B2 JP 62178029 A JP62178029 A JP 62178029A JP 17802987 A JP17802987 A JP 17802987A JP 2566783 B2 JP2566783 B2 JP 2566783B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明の装置は電話交換局から局線を経由して線路端
末の電話器に至る給電路に給送される発呼着信、課金等
の信号によって線路の極性転換が行なわれても、送話側
ではオフフックの、相手側では着信が自動的に行なわれ
たことを確認することが可能な電話局線の信号判別装置
に適用されるものである。
「従来の技術」 一般に電話局の交換機はその出力端子電圧が直流48ボ
ルトに調整されていて、通話用音声電流、応答監視、呼
出信号送出を夫々目的とする通話路に関係した回路を付
帯している。ところで被呼者側の応答、終話状態は、そ
の加入者への通話電流供給リレーを兼用してその作動、
リセットによって識別されるが、この監視用リレーが動
作すると発呼側のループ電流の極性を反転して発呼側に
応答、又は終話の信号を伝えるようになっている。
また被呼加入者に着信があると、16Hzの交流を断続し
て呼出信号を送り出し、被呼者が応答すると、これを停
止し回線を通話状態に転化するリングトリップ回路が用
いられているが、これも上記リンダトリップ回路自体が
上記呼出交流信号では動作せず、被呼加入者応答による
加入者ループに流れる直流によって初めて動作し、呼出
信号の送り出しを中止し同時に回線を通話状態にするよ
うになっている。
従って電話回線からの着信信号を受けると電話機内蔵
のベルを鳴動して報知するが、近時、ボタン電話や電子
交換式PBX等では電話回線からの着信信号に基づいて電
子式トーンリンガがスピーカを吹鳴させるために、着信
信号の発振、増幅、制御の回路から構成した複雑な装置
を必要としている。
「発明が解決しようとする問題」 前記の通り、被呼者の応答、終話時に給電局線の極性
判定を例えばPBX側で高抵抗器を介して大地に接地する
従来の方式を改めるとともに、ボタン電子、電子交換PB
X等での輻湊した装置を用いることなくアース端子を備
えていない電話器であっても簡易且つ適格に相手の着信
検知と発呼者のオフフックとを極性判別できる装置を得
んとするにある。
「問題点を解決するための手段」 従来着信側の信号判別に通話電流を逆転する直流の転
極パルスが局内機器と端末機器との送受信時に起るノイ
ズ低減のために数msec切断されるのを防いでいるダイオ
ードブリッジを利用して接地工事を一切排除するため−
側を筐体に検地し+側を分割抵抗器を介して基準電圧源
と照比する第1の比較器を用い、発呼側のオフフックの
検知に、また相手側の着信検知に電話給電局線夫夫から
微小バイアス電流を取出す縦続抵抗器を介して局線電圧
が入力される第2の比較器を利用し、上記各比較器の+
又は0出力をCPUに加えて局線信号の判定をさせようと
するものである。
「実施例」 以下に図面により本発明の電話局線における信号判別
装置の一実施例を説明する。
図において電話交換機の給電局線L1,L2の両端には交
換機の出力端子電圧E1(直流)が加わっており、終端の
電話機にもほゞE1と同等の電圧がかかっている。
10は正負接続点を上記局線に夫々接続したダイオード
ブリッジ、その−端子は筐体に接地され、+端子は分割
抵抗器R1,R2を介して同じく筐体接地されているととも
に、上記分割抵抗器の接続点を第1の比較器の+入力端
子に接ぐとともに、第1のダイオードD11を介して第1
の駆動電源B1に接がれ、定電圧素子であるツェナダイオ
ードDzにより安定化された基準電源Bを−入力端子に接
いである。そしてこの第1の比較器の出力即ち+又は0
をCPUに送り、電話機のオフフックの有無を判別させ
る。ここにOFDはオフフック検知器である。
次に相手側との通話態勢時の極性を知るための着信検
知部(ASD)は、局線から夫々縦続抵抗器R11,R12,及びR
21,R22を介して筐体接地された上記縦続抵抗器の接続点
夫夫を第2の比較器22の+,−入力端子に接続し、+,
−入力端子を夫夫過電圧から保護する第2,第3のダイオ
ードD22,D23を介して第2の駆動電源B2に接いである。
この第2の比較器の出力は前記第1の比較器の出力と同
様に+又は0が送出し、これも前記同様CPUに加えて判
定させることができる。ここに筐体接地の電位は大地接
地よりも高い値になっている。
前記着信検知及びオフフック検知はともにCPUへの入
力信号に応じて、電話器に付属せしめた表示器へ指令と
して出力するように回路を構成することもできる。
上記のような構成において、継続抵抗器R11,R12およ
びR21,R22は夫夫8,2MΩ,1MΩに分割されて電流制限とバ
イアスを目的とし一定の技術基準を満す値にしている。
また分割抵抗器R1,R2は夫夫10MΩ,1、8MΩに選んであ
り、第2,第3のダイオードD22,D23及び第1のダイオー
ドD11は夫夫の駆動電源電圧よりも比較器夫夫の入力電
圧が超過しないように規制及び保護するものであり、各
比較器の出力が+のときはE1に48ボルトが印加されてい
ることを、0のときは通話回線がメイクしていることを
夫夫表わす。先づオフフック検知器(OFD)の動作につ
いて説明すると、受話側端末がオンフック状態にあると
きには、交換機端子電圧の48Vがかかっており、第1の
比較器の+入力電圧は分割抵抗器R1,R2によって分割さ
れて7、3V程度であり、−入力電圧はツェナダイオード
Dzによって6Vに安定化されているので、第1の比較器出
力は+即ちHとなる。
次に上記端末オフフック時にはE1が1〜30Vに降下
し、上記第1の比較器の+入力電圧は30Vで4、6V程度
となり、−入力電圧の6Vよりも低くなって第1の比較器
の出力は0即ちLとなる。
次に着信検知器(ASD)の動作は、局線L1がL2よりも
高い電位のとき、第2の比較器22の+入力電圧が−入力
電圧よりも低くなるので第2の比較器の出力は0V即ちL
となり、+入力電圧が−入力電圧より高いときには、出
力は+即ちHとなる。
従って上記第1,第2の比較器の出力+又は0により、
オフフック検知、局線の極性即ち着信がCPUによって判
定される。
「効 果」 本発明は従来の手数を要する大地への接地工事が不要
であり、しかも元来接地端子をもたない電話器の至近位
置に外付け配線ができるほか電話器内に直接埋設するこ
とができる。電話側のオフフックと相手側の着信とを検
知するのに在来のダイオードブリッジに比較器2組を組
合わすだけで高インピーダンス回路とすることによって
電話回線と電話器との間にアダプタとして接続配置で
き、局線に直接接続した第2の比較器のバイアス電流を
極力微小に抑えても電話給電局線にかかる交換機出力電
圧が高々1ボルト程度まで急落しても局線の極性を十分
に検出することができるのでオフフック、着信の信号を
安価且つ確実に検知可能となった。
【図面の簡単な説明】 図は本発明の電話局線の信号判別装置の一実施例を示す
回路配置図である。 L1,L2:給電局線、E1:交換機端子電圧、D22:第2のダイ
オード、D23:第3のダイオード、R1,R2:分割抵抗器、R
11,R12及びR21,R22:縦続抵抗器、11:第1の比較器、22:
第2の比較器、B:基準電源、B1:第1の駆動電源、B2:第
2の駆動電源、OFD:オフフック検知器、ASD:着信検知
器、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話交換機から電話器への給電局線を介し
    て通話に際し、着信、課金又は発呼等の信号を給送する
    電話回線において、上記局線に跨がってダイオードの正
    負縦続中点が各各接続され、負出力端子が筐体接地され
    るとともに正出力端子が分割抵抗器を介して筐体接地し
    たブリッジ回路と、上記分割抵抗器の縦続点が+入力端
    子及び第1のダイオードを介して第1の駆動電源へ接続
    されるとともに基準電源が接がれる−入力端子とを有
    し、+又は出力を送出する第1の比較器とからなる送話
    側の送受話器の取上げに応動するオフフック検知器と、
    上記局線から夫夫縦続抵抗器を介して筐体接地するとと
    もに上記縦続抵抗器の各接続中点から+,−入力端子と
    第2電圧クリップ用の第3のダイオード夫夫を介して第
    2の駆動電源へ接がれ、出力端子より+又は0出力を送
    出する第2の比較器を有する相手側の着信検知器とを備
    えしめたことを特徴とする電話局線の信号判別装置。
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