JP2564237Y2 - 箱形バン角部の接続構造 - Google Patents

箱形バン角部の接続構造

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JP2564237Y2
JP2564237Y2 JP824892U JP824892U JP2564237Y2 JP 2564237 Y2 JP2564237 Y2 JP 2564237Y2 JP 824892 U JP824892 U JP 824892U JP 824892 U JP824892 U JP 824892U JP 2564237 Y2 JP2564237 Y2 JP 2564237Y2
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corner
rail
curved
shaped
box
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JP824892U
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直己 小田切
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、箱形バンのフロントコ
ーナレールとサイドコーナレールとコーナポストとの角
部の接合部の接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図3において符号Bで示す箱形バ
ンの前方上部のコーナ部Cは、上面にコーナ部Cにはか
ぶせ部材Dをかぶせて構成する技術は知られている。
【0003】しかしながら、これでは角部に突出部が生
じるので、空気抵抗が増加したり、風切り音が発生した
りすると共にかぶせ部材を取り付ける作業は面倒であ
り、外観上も好ましくないという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】したがって、 本考案
は、箱型バンの前方上部のコーナ部の凹凸をなくし、空
気抵抗が少ない、組み立て容易で外観のよい箱型バン角
部の接続構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案によれば、箱型バ
ンのフロントコーナレールとサイドコーナレールとコー
ナポストとの角部の接合部の接続構造において、全体的
に1/8球面体の主体部を有するコーナフィッテングを
有し、そのコーナフィッテングは主体部の湾曲した各辺
からフロントコーナレールとサイドコーナレールとコー
ナポストとの内側に嵌合して延びる3つの突起部をそれ
ぞれ有しており、前記フロントコーナレールは前記主体
部の湾曲した一辺と同じ半径に湾曲され帯状の1/4円
周に形成された第1部材とその第1部材の1/4円周の
中心に向くように第1部材の一湾曲端に固定された平板
帯状の第2部材と他湾曲端に同様に固着され一端に溝部
を有する第3部材とでレールの主体部が構成されてお
り、前記サイドコーナレール及びコーナポストの主体部
がフロントコーナレールとそれぞれ同様に構成されてい
る。
【0006】
【作用効果の説明】上記のように構成された箱型バン角
部の接続構造において、コーナポストの上端にコーナフ
ィッテングの突起部を嵌合し、そのコーナフィッテング
の他の2個の突起部にフロントコーナレールとサイドコ
ーナレールとを嵌合し、他のコーナ部も同様に組みつけ
ればよいので、組立は極めて容易であり、外部の突出部
分がないため空気抵抗が少なく、風切り音がないと共
に、外観上も好ましい。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例を説
明する。
【0008】図1において、全体を符号1で示すコーナ
フィッテングは、1/8球面体状に形成された主体部1
dと、その主体部1dの彎曲した一辺の下側に関連する
部材の厚さ寸法のt1だけ主体部1dの表面より段差を
有する突起部aと、他の彎曲する2辺に同様に形成され
た突起部bおよびcとから構成されている。
【0009】また、全体を符号2で示すフロントコーナ
レールは、前記の主体部1dの曲率半径と同じ半径に彎
曲され帯状の1/4円周に形成された第1部材3と、第
1部材の曲率半径の中心に向くように第1部材の一彎曲
端に固着された平板帯状の第2部材4と、他彎曲端に同
様に固着され一端に溝部6を有する第3部材5とでレー
ルの主体部が構成されている。そして、第3部材5と直
角に第1部材3から突出している突出部7が形成されて
いる。
【0010】また、三枚の帯状に形成された平坦部8
a、8bおよび8cが、それぞれ直角にZ字状に形成さ
れた第4部材8の平坦部8aの側部は、第2部材4に直
角に第1部材3の彎曲面より関連する部材の厚さt2だ
け段差を設けて固着されている。
【0011】そして、フロントコーナレール2の一端部
は、8aおよび8bの端部は第1部材3の端部より平板
8aの幅と同じ寸法だけ切欠部8dがあり、また、平板
8cの端部は平板8bの端部より、平板8cの幅と同じ
寸法だけ切欠部8fが形成されている。フロントコーナ
レール2の他端部は同様に形成されている。
【0012】そして、コーナフィッテング1の突起部C
は、フロントコーナレール3の第1部材3と第2部材4
と第3部材5とで扇形状に形成される内側に嵌入されて
いる。この接続部は図示しないシール剤が塗布されボル
トで固着されている。
【0013】前記のフロントコーナレール2と同一断面
形状に形成されたサイドコーナレール10は、その端面
が第1部材13、第2部材14、第3部材15および第
4部材18のそれぞれの端面が同一面になるように構成
されている。
【0014】それで、前記のフロントコーナレール2が
接続されているコーナフィッテング1にはサイドコーナ
レール10が同様に突起部bが接続されている。この場
合、フロントコーナレール2とサイドコーナレール10
とのそれぞれ第4部材8と18との平坦部8a、8b、
8cと18a、18b、18cとは、それぞれ同一平面
が形成されている。
【0015】そして、フロントコーナレール2の第4部
材8とサイドコーナレール10の第4部材18とのそれ
ぞれの平坦部8aと18aとで形成された面には、片面
FRP合板で形成されたルーフパネル30がレール3
5、36を介してリベットにより固着されている。な
お、レール35、36は、矩形断面の片側のみテーパを
設けた台形に形成された同一断面形状を有し、テーパを
有する側が車両の前方および側方を向くよう取付けら
れ、レール35、36とルーフパネル30およびルーフ
パネル30と平坦部8aと18aとの間にはシール剤が
塗布されている。
【0016】また、フロントコーナレール2と同一断面
形状を有するコーナポスト20は、その端面は同一面を
構成するよう形成され、平坦部28cの端面および突出
部27の端面にのみ、それぞれ切欠部28d、27aが
設けられている。そして、コーナフィッテング1の突起
部aに前記のサイドコーナレール等と同様に接続されて
いる。
【0017】また、全体を符号43で示すインナレール
は帯状に形成された平坦部43aと43bとがアングル
状に固着され、その平坦部43bの側部に帯状の平坦部
43cが、アングルの外側に突出部43dが形成される
よう固着されている。そして、インナレール43はサイ
ドコーナレール10の第3部材15の下側に平坦部43
bが当接し、突出部43dが溝16に入るよう取付けら
れている。
【0018】インナレール43と同一の断面形状を有す
るインナレール42と44とは、上記と同様にそれぞれ
フロントコーナレール2の平坦部5の下側とコーナポス
ト20の平坦部25に取付けられている。そして、イン
ナレール42とインナポスト44とのそれぞれの平坦部
42aと44aとの当接する端部42f、44fは45
度に形成されて平坦部42aと44aとで同一平面が形
成されている。
【0019】片面FRP合板で形成されたサイドパネル
32はコーナポスト20の平坦部28aとインナレール
43の平坦部43aとにレール37とレール部38とを
介して、図示しないリベットによりサンドイッチ状に固
着される。なお、レール37はレール35、36と同一
断面形状で、テーパ側が車両の前面を向くように取付け
られ、レール38は矩形断面でレール37と共に端部は
45度に形成されている。そして、ルーフパネルと同様
に、平坦部28a、43aとパネル32の接面およびレ
ール37、38とパネル32との接面にはシール剤が塗
布されている。
【0020】また、フロントパネル31は、上記のサイ
ドパネルと同様に平坦部42aと44aとにレール3
9、40で取付けられている。なお、レール39、40
はレール38と同一断面形状を有し、いずれも当接する
端部は45度に形成されている。なお、平坦部8c、1
8cは内装用のスティフナをのせる座面である。
【0021】図2は、図1を組付けた外観を示し、符号
はそれぞれ図1と対応してるので説明は省略するが、外
部への突出物のないフラッシュサーフエスな箱形バンの
前方上部コーナが形成されている。
【0022】
【考案の効果】本考案は上記のように構成されており、
以下の優れた効果を奏することができる。 (A) 箱型バンの前方上部コーナに突出部がない。 (B) 空気抵抗が少なく、風切り音がない。 (C) コーナ部の組立が容易であり、外観もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す部品構成展開図。
【図2】図1を組付けた外観を示す図。
【図3】従来技術を例示する図。
【符号の説明】
1・・・コーナフィッテング 1a、1b、1c・・・突起部 1d・・・主体部 2・・・フロントコーナレール 3、13、23・・・第1部材 4、14、24・・・第2部材 5、15、25・・・第3部材 6、16、26・・・溝部 7、17、27・・・突出部 8、18、28・・・第4部材 10・・・サイドコーナレール 20・・・コーナポスト 30・・・ルーフパネル 31・・・フロントパネル 32・・・サイドパネル 35、36、38、38、39・・・アウタレール 37、40・・・アウタポスト 42、43・・・インナレール 44・・・インナポスト 8a、18a、28a・・・平坦部 8b、18b、28b・・・平坦部 8c、18c、28c・・・平坦部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱型バンのフロントコーナレールとサイ
    ドコーナレールとコーナポストとの角部の接合部の接続
    構造において、全体的に1/8球面体の主体部を有する
    コーナフィッテングを有し、そのコーナフィッテングは
    主体部の湾曲した各辺からフロントコーナレールとサイ
    ドコーナレールとコーナポストとの内側に嵌合して延び
    る3つの突起部をそれぞれ有しており、前記フロントコ
    ーナレールは前記主体部の湾曲した一辺と同じ半径に湾
    曲され帯状の1/4円周に形成された第1部材とその第
    1部材の1/4円周の中心に向くように第1部材の一湾
    曲端に固定された平板帯状の第2部材と他湾曲端に同様
    に固着され一端に溝部を有する第3部材とでレールの主
    体部が構成されており、前記サイドコーナレール及びコ
    ーナポストの主体部がフロントコーナレールとそれぞれ
    同様に構成されていることを特徴とする箱形バン角部の
    接続構造。
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JPH0567587U JPH0567587U (ja) 1993-09-07
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