JP2559386Y2 - 指 輪 - Google Patents

指 輪

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JP2559386Y2
JP2559386Y2 JP4660693U JP4660693U JP2559386Y2 JP 2559386 Y2 JP2559386 Y2 JP 2559386Y2 JP 4660693 U JP4660693 U JP 4660693U JP 4660693 U JP4660693 U JP 4660693U JP 2559386 Y2 JP2559386 Y2 JP 2559386Y2
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JP
Japan
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ring
annular surface
decorative
outer peripheral
along
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JP4660693U
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JPH0711915U (ja
Inventor
七朗 小林
Original Assignee
株式会社セブン宝飾
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は指輪の環体面に沿って凹
凸条を付設した指輪に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、宝飾類を取り付けた指輪は環体の
上部に形成された台座に宝飾類を取り付けると共に、環
体のリング部表周面にも種々な凹凸模様を刻設して装飾
を施したり、また刻設凹部に小さな宝石類を埋め込ん
で、前記宝飾類の装飾に併せて環体部にも装飾効果を有
するように構成している。また上記環体には特にきらび
やかな装飾を施すことなく、リング部を平坦面或いは曲
面のみに形成して、シンプルなデザインとして宝飾部の
審美感を創出することを企図した指輪が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし環体の表周面に
凹凸模様を形成した従来の指輪においては、環体の下部
周壁側が細くなっている上に凹溝が様々な方向と深さで
表面に刻設されるのでリング部の強度が弱くなり、指輪
を装着したまま荷物等の運搬作業をしたとき、また例え
ばゴルフ等のスポーツにおいて指に力を入れる運動をし
たとき、或いはドアに思わず指を挟まれたり、梱包ケー
ス内で押圧されたりした場合に、上記リング部が変形し
この歪みが装飾部の宝飾類を固定する台座の爪又は接着
部の固定力を損なわせることとなり、貴重な宝石等を脱
落紛失させる問題がある。また後者の環体リング部を平
坦状なデザインとした指輪においては、変形し易いため
リング部の肉圧を厚くして強度的な剛性を高くされ、指
輪の重量が重くなると共に多量の環体材料を要する不具
合や、また外観のデザインがあまりにも単調となり指輪
としての審美性や実用性に欠けてくる等の欠点がある。
この考案はこれらの諸問題を解決することにより、強度
及び外観デザインのよい指輪を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本考案の指輪1は、環体2の上部を装飾部3に構成
し、該装飾部3に一体的に連なるリング部4を下方に形
成すると共に、環体2の環状面6,(6a)に沿って凹
凸条を、該リング部4に連続的に付設している。また凹
凸条を凹溝7とし、環体2の内周環状面6aに付設した
凹溝7を装飾部3の裏側に形成した空間部3cに連通さ
せたことを特徴としている。
【0005】
【作用】上記構成において、指輪1は環体2の上部を装
飾部3とし、これに一体的に連なるリング部4を下方に
形成すると共に、環体2の環状面6,(6a)に沿って
凹凸条を該リング部4を連続的に凹凸形成したことによ
り、リング部4の有効表周面を拡大して剛性の高い断面
形状とし丈夫な環体2にできるから、この部の変形を防
ぐことができ、装飾部3に歪みを与えて宝飾類5を脱落
紛失させることがない。また凹凸条は環体2の環状面
6,(6a)にそって滑らかな凹凸曲面を筋状に形成す
るから、シンプルな外観を呈しながら重厚で品格のよい
飽きのこないデザインとなすように作用する。また環体
2の内周環状面6aに付設した凹溝7はリング部4の巾
内において指との間に空隙条を形成し、指の発汗発熱を
装飾部3の裏側に形成された空間部3cに誘導して逃が
すように作用し、指輪1を嵌めた指部分の蒸れを回避す
ることができる。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づき説明する。図
1に示す第1実施例の指輪1は、挿入孔2aを有する環
体2を側面視において上部に広巾な装飾部3を形成し、
装飾部3に充分な装飾を施すことを可能としながら、該
装飾部3と一体的に連なるリング部4を下方に至るに従
い徐々に巾狭となるように形成し、指輪1の装着により
指の屈伸を円滑に行うことのできる環状体としている。
前記装飾部3にはその広巾な台座3aに取付爪3bを設
けて宝石等の宝飾類5を取り付け固定し、また台座3a
の裏面には前記挿入孔2a側から凹入させた空間部3c
を形成し、環体2を軽量化すると共に指の蒸れ回避でき
るようにしている。そして上記環体2の外周環状面6の
両側縁に沿わせて凹溝7,7を設け、同図(c)リング
部4の断面図に示すように、大山状リング部4aと小山
状リング部4b,4bを形成して凹凸条を構成してい
る。
【0007】上記構成した指輪1は環体2の両側縁に沿
って凹凸条を形成したことにより、リング部4の有効表
周面が拡大され剛性の高い断面形状とし丈夫な環体2に
できるから、小山状リング部4b,4bが環体2本体を
形成する大山状リング部4aの補強部材として機能しリ
ング部4の剛性を高めて、最巾狭なリング部4の変形を
的確に防ぎ、装飾部3に歪みを与えて宝飾類5を脱落紛
失させるようなことがないようにしている。また上記の
ように環体2には外周環状面6に沿って二筋状の滑らか
な凹凸条が連続して形成されるから、シンプルな外観を
呈しながら重厚で品格のよい飽きの来ないデザインにす
ることができる。従って上記指輪1は最巾狭となるリン
グ部4においても充分な強度と剛性を有するので容易に
変形することがなく、指輪1を指に挿着したまま運搬等
各種の作業或いはスポーツ等の着用に耐えることがで
き、また梱包輸送時に変形等の恐れのない安心できる指
輪が得られると共に、シンプルで品格のよい外観デザイ
ンにより使用者に好まれ愛用されるものである。
【0008】次に図2に示す第2実施例について説明す
る。この指輪1の装飾部3及び環体2の構成並びに形状
は第1実施例と同様に構成されており、該環体2の外周
環状面6の央部には一条の凹溝7が少なくともリング部
4の最巾狭部を通過するように刻設形成され、二つの小
山状リング部4b,4bを形成する凹凸条を構成してい
る。上記構成した指輪1は環体2の外周環状面6央部に
沿って凹凸条を形成したことにより、リング部4の有効
表周面が拡大し剛性の高い断面形状として小山状リング
部4b,4bの補強をなしリング部4の剛性が高められ
るものである。
【0009】また最巾狭となるリング部4において充分
な強度と剛性を有するので容易に変形することがなく、
指輪1を指に挿着したまま運搬等各種の作業或いはスポ
ーツ等の着用に耐えることができ、また梱包輸送時に変
形等の発生のない安心できる指輪が得られる。また上記
のように環体2には外周環状面6に沿って一筋状の滑ら
かな凹凸条が連続して形成されるから、シンプルな外観
を呈しながら重厚で品格のよいデザインとなり使用者に
愛用されると共に、製作を容易に行うことができる。
【0010】次に図3に示す第3実施例について説明す
る。この指輪1の装飾部3及び環体2の構成並びに形状
は第1実施例と同様に構成されており、該環体2の内周
環状面6aの央部には一条の凹溝7が少なくともリング
部4の最巾狭部を通過するように刻設され、二つの小山
状リング部4c,4cを形成する凹凸条を形成すると共
に、前記凹溝7の両端部は装飾部3の裏面に形成された
空間部3cに連通させている。上記構成した指輪1は環
体2の内周環状面6a央部に沿って凹凸条を形成したこ
とにより、リング部4の有効表周面を拡大し剛性の高い
断面形状にすることができる。
【0011】従って最巾狭となるリング部4において充
分な強度と剛性を有するので容易に変形することがな
く、指輪1を指に挿着したまま運搬等各種の作業或いは
スポーツ等の着用に耐えることができ、また梱包輸送時
に変形等の発生のない安心できる指輪が得られる。また
上記のように環体2には内周環状面6aに沿って一筋状
の滑らかな凹凸条を連続形成し広い空間部3cに連通さ
せているので、指輪1を指に挿着したとき内周環状面6
aの央部と指との間に空隙を設けて、蒸れを抑制すると
共に指に安定よく挿着しながら引き抜き易くしている。
また環体2の材料を節約し軽量化を図ることができる。
さらにこの実施例によれば挿入孔2a内にも凹溝7によ
る上記の機能的なデザインを付与することになるので、
環体2の外周環状面6に任意に施される適宜な装飾を引
き立て、シンプルな外観を呈する品格のよいデザインと
なり使用者に愛用されるものである。
【0012】次に図4に示す第4実施例について説明す
る。この指輪1の装飾部3及び環体2の構成並びに形状
は第1実施例と同様に構成されており、該環体2の外周
環状面6の央部には一条の凸条7aが少なくともリング
部4の最巾狭部を通過するように形成され、一つの小山
状リング部4bを形成している。上記構成された指輪1
は環体2の外周環状面6央部に沿って形成した凹凸条に
より、リング部4の有効表周面を拡大し最巾狭のリング
部4の補強をなして環体2の剛性を高めることができ
る。また最巾狭となるリング部4は充分な強度と剛性を
有するので容易に変形することがなく、指輪1を指に挿
着したままで運搬等各種の作業或いはスポーツ等の着用
に耐えることができ、また梱包輸送時に変形等の発生の
ない安心できる指輪が得られる。また上記のように環体
2には外周環状面6に沿って一筋状の滑らかな凹凸条を
連続して形成するから、製作が簡単になると共にシンプ
ルな外観を呈しながら重厚で品格のよいデザインにでき
る。
【0013】また同図(c)に点線で示すように、前記
凸条7a部分に対応した内周環状面6aに、第3実施例
と同様な凹溝7を凹入形成してもよく、この場合には両
実施例の利点を相乗化することができる。また既述した
第1実施例及び第2実施例の指輪1の内周環状面6aに
も凹溝7を組み合わせて付設すると、強度及びデザイン
的にも優れた特徴を有する指輪を提供できるものであ
る。
【0014】
【考案の効果】以上のように構成される本考案は以下の
ような効果を奏するものである。 (1)指輪を丈夫に構成できると共に、外観をよくする
ことができる。 指輪は環体の外周環状面或いは内周環状面に沿って凹凸
条を凹入形成したことにより環体の剛性を高めるので、
リング部が変形し難くまたその歪みを装飾部に及ぼすこ
とのない丈夫な指輪にすることができた。従って指輪を
装着したままでの作業やスポーツ等が可能となり、日常
における指輪の使用範囲を拡大することができるもので
ある。また凹溝或いは凸状は環体の環状面に沿って滑ら
かな凹凸条として連続形成されるから、シンプルな外観
を呈しながら重厚で品格のよい飽きのこないデザインと
することができる。 (2)環体を軽量化し構成材料を節約すると共に,指輪
の製作を簡単に行うことができる。 環体の外周或いは内周環状面に沿って凹凸条を付設する
ことにより、リング部下方巾を強度を有した巾狭なもの
にすることができ、環体材料を節約すると共に指輪の軽
量化を図り簡単に製作することができる。 (3)蒸れを抑制すると共に軽量化を図り、快適に装着
することができる。 内周環状面に沿って付設した凹溝を空間部に連通させた
ので、指輪を挿着したとき蒸れを抑制すると共に、環体
の材料を大幅に節約し軽量化を図ることができるほか、
凹溝によって指輪のずれが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の指輪を示し、(a)は正
面図、(b)は側面図、(c)は環体下部の断面図であ
る。
【図2】本考案の第2実施例の指輪を示し、(a)は正
面図、(b)は側面図、(c)は環体下部の断面図であ
る。
【図3】本考案の第3実施例の指輪を示し、(a)は正
面図、(b)は側断面図、(c)は側面図、(d)は環
体下部の断面図である。
【図4】本考案の第4実施例の指輪を示し、(a)は正
面図、(b)は側面図、(c)は環体下部の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 指輪 2 環体 3 装飾部 3a 台座 3c 空間部 4 リング部 5 宝飾部 6 外周環状面(環状面) 6a 内周環状面(環状面) 7 凹溝(凹凸条) 7a 凸条(凹凸条)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環体(2)の上部を装飾部(3)に構成
    し、該装飾部(3)に一体的に連なるリング部(4)を
    下方に形成すると共に、環体(2)の環状面(6),
    (6a)に沿って凹凸条を、該リング部(4)に連続的
    に付設したことを特徴とする指輪。
  2. 【請求項2】 凹凸条を凹溝(7)とし、環体(2)の
    内周環状面(6a)に付設した凹溝(7)を装飾部
    (3)の裏側に形成した空間部(3c)に連通させる請
    求項1の指輪。
JP4660693U 1993-08-04 1993-08-04 指 輪 Expired - Lifetime JP2559386Y2 (ja)

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JP4660693U JP2559386Y2 (ja) 1993-08-04 1993-08-04 指 輪

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JP4660693U JP2559386Y2 (ja) 1993-08-04 1993-08-04 指 輪

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JPH0711915U JPH0711915U (ja) 1995-02-28
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