JP2558099Y2 - 排水装置 - Google Patents
排水装置Info
- Publication number
- JP2558099Y2 JP2558099Y2 JP1991109993U JP10999391U JP2558099Y2 JP 2558099 Y2 JP2558099 Y2 JP 2558099Y2 JP 1991109993 U JP1991109993 U JP 1991109993U JP 10999391 U JP10999391 U JP 10999391U JP 2558099 Y2 JP2558099 Y2 JP 2558099Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- trap
- drainage
- curved portion
- drain trap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、製氷機、冷蔵庫、食器
洗浄機等の機器における排水装置に関する。
洗浄機等の機器における排水装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の製氷機等においては、機器本体内
の排水パイプを機外の排水管に接続して排水溝等に排水
するようにしているが、排水溝から硫化水素等の悪臭ガ
スや虫が上記排水管及び排水パイプを通って機器本体内
に入り込むことを防止するため、排水管の途中を曲げ管
接手で接続して上下に曲折した配管とし、排水が貯留す
るようにして排水トラップを構成することが考えられて
いる。
の排水パイプを機外の排水管に接続して排水溝等に排水
するようにしているが、排水溝から硫化水素等の悪臭ガ
スや虫が上記排水管及び排水パイプを通って機器本体内
に入り込むことを防止するため、排水管の途中を曲げ管
接手で接続して上下に曲折した配管とし、排水が貯留す
るようにして排水トラップを構成することが考えられて
いる。
【０００３】しかしながら、上下に曲折した排水トラッ
プの部分には、機器本体内の貯氷室や冷蔵室等に保存さ
れる野菜、果物、食肉等から生じたごみが溜まりやすい
ので、排水トラップを掃除するために曲げ管接手を取り
外して分解したり、配管を切断したりする必要があり、
その作業は実際上容易ではなかった。
プの部分には、機器本体内の貯氷室や冷蔵室等に保存さ
れる野菜、果物、食肉等から生じたごみが溜まりやすい
ので、排水トラップを掃除するために曲げ管接手を取り
外して分解したり、配管を切断したりする必要があり、
その作業は実際上容易ではなかった。
【０００４】また、排水管を曲げ管接手で接続すること
により排水トラップが構成されているので、長期間の使
用中には接続部分から貯留排水が漏れて、トラップの機
能を果たさなくなる危険があった。さらに、排水トラッ
プの取り付けは機器本体が据えつけられる現地での作業
を必要とし、現実には大層面倒であって常に完全な作業
が行われるとは限らず、所期の性能が十分に発揮できな
いおそれがあった。
により排水トラップが構成されているので、長期間の使
用中には接続部分から貯留排水が漏れて、トラップの機
能を果たさなくなる危険があった。さらに、排水トラッ
プの取り付けは機器本体が据えつけられる現地での作業
を必要とし、現実には大層面倒であって常に完全な作業
が行われるとは限らず、所期の性能が十分に発揮できな
いおそれがあった。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、製氷機、冷
蔵庫、食器洗浄機等の排水装置において、排水トラップ
の掃除がきわめて簡単となり、トラップ機能を長期間に
わたって保持できるようにしようとするものである。
蔵庫、食器洗浄機等の排水装置において、排水トラップ
の掃除がきわめて簡単となり、トラップ機能を長期間に
わたって保持できるようにしようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このため、本考案にかか
る排水装置は、機器の排水路中に、ゴム状弾性体からな
り上下に短く曲折して下降部とそれに続く上昇部とが共
通の壁面をそなえた流路を有する排水トラップを取り付
け、同排水トラップの下方湾曲部を押圧することにより
同下方湾曲部に滞留したごみを下流側へ押し出すように
構成されている。
る排水装置は、機器の排水路中に、ゴム状弾性体からな
り上下に短く曲折して下降部とそれに続く上昇部とが共
通の壁面をそなえた流路を有する排水トラップを取り付
け、同排水トラップの下方湾曲部を押圧することにより
同下方湾曲部に滞留したごみを下流側へ押し出すように
構成されている。
【０００７】
【作用】すなわち、排水トラップがゴム状弾性体から形
成されており、しかも、流路が上下に短く曲折して、下
降部とそれに続く上昇部とが共通の壁面をそなえてい
て、下方湾曲部の横幅が比較的小さいので、この下方湾
曲部を押圧することによりそこに滞留したごみを簡単に
下流側へ押し出すことができ、排水トラップの詰まりを
容易に防止できるため、トラップ機能を長期間にわたっ
て保持することができる。
成されており、しかも、流路が上下に短く曲折して、下
降部とそれに続く上昇部とが共通の壁面をそなえてい
て、下方湾曲部の横幅が比較的小さいので、この下方湾
曲部を押圧することによりそこに滞留したごみを簡単に
下流側へ押し出すことができ、排水トラップの詰まりを
容易に防止できるため、トラップ機能を長期間にわたっ
て保持することができる。
【０００８】
【実施例】以下、図面に示す本考案の実施例について具
体的に説明する。図１及び図２において、製氷機１の上
部には図示しない製氷部と貯氷室２が設けられ、製氷機
１の下部は冷媒圧縮機３、送風機４、凝縮器５等を収容
する機械室６を構成していて、機械室６の前面開口７に
は図示しないカバーが着脱自在に取り付けられている。
体的に説明する。図１及び図２において、製氷機１の上
部には図示しない製氷部と貯氷室２が設けられ、製氷機
１の下部は冷媒圧縮機３、送風機４、凝縮器５等を収容
する機械室６を構成していて、機械室６の前面開口７に
は図示しないカバーが着脱自在に取り付けられている。
【０００９】貯氷室２の底面隅部には貯氷室２内の水を
流出させるための排水ホース８が接着されると共に、上
方の製氷部における排水皿から製氷残水を導く排水パイ
プ９の下端が排水ホース８内に開口している。また、機
械室６の背面を貫通するように同背面に排水管１０がね
じ１１で固定され、その外側先端に管接手１２を介して
接続された排水管１３が排水溝１４上に開口している。
流出させるための排水ホース８が接着されると共に、上
方の製氷部における排水皿から製氷残水を導く排水パイ
プ９の下端が排水ホース８内に開口している。また、機
械室６の背面を貫通するように同背面に排水管１０がね
じ１１で固定され、その外側先端に管接手１２を介して
接続された排水管１３が排水溝１４上に開口している。
【００１０】ゴム状弾性体からなる排水トラップ１５は
上下に短く曲折して下方湾曲部１６を一体的に形成して
おり、その上端は排水ホース８の下端に嵌められて締め
つけバンド１７により固定され、下端は排水管１０の内
側先端に嵌められて締めつけバンド１８で固定されるこ
とにより、排水ホース８と排水管１０との間に排水トラ
ップ１５が取り付けられている。
上下に短く曲折して下方湾曲部１６を一体的に形成して
おり、その上端は排水ホース８の下端に嵌められて締め
つけバンド１７により固定され、下端は排水管１０の内
側先端に嵌められて締めつけバンド１８で固定されるこ
とにより、排水ホース８と排水管１０との間に排水トラ
ップ１５が取り付けられている。
【００１１】上記排水装置において、排水皿から排水パ
イプ９を経て流下する製氷残水及び貯氷室２内の水は排
水ホース８を通って排水トラップ１５に流入し、下方湾
曲部１６に貯留できる量以上の排水は排水管１０及び排
水管１３を通って排水溝１４へ排出されるが、排水溝１
４から排水管１３及び排水管１０を通って侵入する悪臭
ガスや虫は下方湾曲部１６内の貯留排水によって遮断さ
れ、これらが製氷部や貯氷室２に入り込まないようにし
て、製氷機１は衛生上常に良好に保たれている。
イプ９を経て流下する製氷残水及び貯氷室２内の水は排
水ホース８を通って排水トラップ１５に流入し、下方湾
曲部１６に貯留できる量以上の排水は排水管１０及び排
水管１３を通って排水溝１４へ排出されるが、排水溝１
４から排水管１３及び排水管１０を通って侵入する悪臭
ガスや虫は下方湾曲部１６内の貯留排水によって遮断さ
れ、これらが製氷部や貯氷室２に入り込まないようにし
て、製氷機１は衛生上常に良好に保たれている。
【００１２】他方、貯氷室２内には野菜、果物、食肉等
の食品が保存されることがあり、これらから生じたごみ
や排水中の不純物等が排水によって運ばれて、図３に２
０で示すように排水トラップ１５の下方湾曲部１６に滞
留するが、排水トラップ１５の流路が上下に短く曲折し
て、下降部とそれに続く上昇部とが共通の壁面をそな
え、下方湾曲部１６の横幅が比較的小さいので、図４の
ように下方湾曲部１６を手２１で押圧して揉むことによ
り、貯留排水と共に滞留物２０を排水管１０側へ確実に
押し出すことができるので、排水トラップ１５の掃除は
きわめて簡単であり、排水トラップ１５が滞留物２０に
よって詰まることを容易に防止することができる。な
お、上記のように下方湾曲部１６から滞留物２０を排出
した後、貯氷室２内から清掃水を排水トラップ１５へ流
せば、排水トラップ１５を清掃できると同時に下方湾曲
部１６に水を貯留させて、トラップ機能を保持させるこ
とができる。
の食品が保存されることがあり、これらから生じたごみ
や排水中の不純物等が排水によって運ばれて、図３に２
０で示すように排水トラップ１５の下方湾曲部１６に滞
留するが、排水トラップ１５の流路が上下に短く曲折し
て、下降部とそれに続く上昇部とが共通の壁面をそな
え、下方湾曲部１６の横幅が比較的小さいので、図４の
ように下方湾曲部１６を手２１で押圧して揉むことによ
り、貯留排水と共に滞留物２０を排水管１０側へ確実に
押し出すことができるので、排水トラップ１５の掃除は
きわめて簡単であり、排水トラップ１５が滞留物２０に
よって詰まることを容易に防止することができる。な
お、上記のように下方湾曲部１６から滞留物２０を排出
した後、貯氷室２内から清掃水を排水トラップ１５へ流
せば、排水トラップ１５を清掃できると同時に下方湾曲
部１６に水を貯留させて、トラップ機能を保持させるこ
とができる。
【００１３】また、排水トラップ１５の上下端を排水ホ
ース８及び排水管１０に締めつけバンド１７、１８によ
り固定しているが、排水トラップ１５自体が軟質のゴム
状弾性体からなっていて、締めつけバンド１７、１８に
よりそのまま緩みなく固定することができるので、排水
トラップ１５の上下端から漏水することは確実に回避さ
れ、装置全体を清潔に維持できると共に、排水トラップ
１５のトラップ機能を常に良好に保持することができ
る。
ース８及び排水管１０に締めつけバンド１７、１８によ
り固定しているが、排水トラップ１５自体が軟質のゴム
状弾性体からなっていて、締めつけバンド１７、１８に
よりそのまま緩みなく固定することができるので、排水
トラップ１５の上下端から漏水することは確実に回避さ
れ、装置全体を清潔に維持できると共に、排水トラップ
１５のトラップ機能を常に良好に保持することができ
る。
【００１４】さらに、排水トラップ１５は製氷機１の生
産工程中に効率的、かつ確実に機械室６内に取り付ける
ことができる一方、排水トラップ１５が機械室６の前面
開口７から遠くないところに配置されていて、製氷機１
の設置先でも排水トラップ１５からの滞留物２０の排出
操作及び排水トラップ１５の交換作業等が容易であり、
その保守点検が簡単である。また、排水トラップ１５が
機械室６内に収容されて製氷機１の外側に配設されてい
ないので、排水トラップ１５を配置するためのスペース
を何ら考慮することなく、製氷機１を狭い場所に楽に設
置することができる。
産工程中に効率的、かつ確実に機械室６内に取り付ける
ことができる一方、排水トラップ１５が機械室６の前面
開口７から遠くないところに配置されていて、製氷機１
の設置先でも排水トラップ１５からの滞留物２０の排出
操作及び排水トラップ１５の交換作業等が容易であり、
その保守点検が簡単である。また、排水トラップ１５が
機械室６内に収容されて製氷機１の外側に配設されてい
ないので、排水トラップ１５を配置するためのスペース
を何ら考慮することなく、製氷機１を狭い場所に楽に設
置することができる。
【００１５】さらに、上記排水装置は従来品と比較して
部品点数も少なくてすみ、生産コストを低減することが
できる。なお、本考案は上記製氷機１のみならず、排水
を伴う冷蔵庫、冷凍装置、食器洗浄機等の排水装置にお
いても同様に実施できることはいうまでもない。
部品点数も少なくてすみ、生産コストを低減することが
できる。なお、本考案は上記製氷機１のみならず、排水
を伴う冷蔵庫、冷凍装置、食器洗浄機等の排水装置にお
いても同様に実施できることはいうまでもない。
【００１６】
【考案の効果】本考案にかかる排水装置においては、ゴ
ム状弾性体からなる排水トラップの下方湾曲部を押圧す
ることにより下方湾曲部に滞留したごみを簡単に下流側
へ押し出すことができるので、排水トラップのごみによ
る詰まりを容易に防止して、トラップ機能を長期間にわ
たって保持することができる。
ム状弾性体からなる排水トラップの下方湾曲部を押圧す
ることにより下方湾曲部に滞留したごみを簡単に下流側
へ押し出すことができるので、排水トラップのごみによ
る詰まりを容易に防止して、トラップ機能を長期間にわ
たって保持することができる。
【図１】本考案の実施例における要部縦断面図。
【図２】上記実施例の一部分解斜視拡大図。
【図３】上記実施例の要部拡大縦断面図。
【図４】上記実施例の作用説明図。
【符号の説明】 １ 製氷機 ６ 機械室 ７ 前面開口 ８ 排水ホース １０ 排水管 １５ 排水トラップ １６ 下方湾曲部 １７ 締めつけバンド １８ 締めつけバンド ２０ 滞留物
Claims (1)
- 【請求項１】 機器の排水路中に、ゴム状弾性体からな
り上下に短く曲折して下降部とそれに続く上昇部とが共
通の壁面をそなえた流路を有する排水トラップを取り付
け、同排水トラップの下方湾曲部を押圧することにより
同下方湾曲部に滞留したごみを下流側へ押し出すように
構成された排水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991109993U JP2558099Y2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991109993U JP2558099Y2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 排水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0549878U JPH0549878U (ja) | 1993-07-02 |
| JP2558099Y2 true JP2558099Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=14524371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991109993U Expired - Fee Related JP2558099Y2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 排水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2558099Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS484097U (ja) * | 1971-05-24 | 1973-01-18 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP1991109993U patent/JP2558099Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| 実公 昭４８−４０９７ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0549878U (ja) | 1993-07-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |