JP2557284B2 - 受信特性の変更が可能なシンセサイザ型選択呼出受信機 - Google Patents

受信特性の変更が可能なシンセサイザ型選択呼出受信機

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JP2557284B2 JP2510459A JP51045990A JP2557284B2 JP 2557284 B2 JP2557284 B2 JP 2557284B2 JP 2510459 A JP2510459 A JP 2510459A JP 51045990 A JP51045990 A JP 51045990A JP 2557284 B2 JP2557284 B2 JP 2557284B2
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    • H03J5/02Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with variable tuning element having a number of predetermined settings and adjustable to a desired one of these settings
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 背景技術 本発明は一般に呼出信号を受信するために受信周波数
を切り換えるための周波数シンセサイザを持つ選択呼出
受信器に関し、さらに詳細には受信周波数に対応した受
信機の特性の切り換えに関する。
複数の受信周波チャンネルの中の1つのチャンネルで
呼出信号を受信する呼出受信機は複数の受信周波チャン
ネルの間でチャンネルを切り換える必要がある。
しかしながら位相ロックループ(PLL)を持つ周波数
シンセサイザのロックタイムは2つのチャンネルの間の
周波数差によって異なっている。一般にチャンネルを切
り換えるときの周波数差にかかわらず一定のロックタイ
ムを得ることが望ましい。さらにある場合には次のチャ
ンネルに非常に速くロックすることが望ましく、別の場
合にはロックタイムはそれほど厳密には要求されない。
したがって所望のロックタイムを得るために選択呼出受
信機の特性を切り換えるのが望ましい。
PLLのループフィルタもまたスーパーヘテロダイン受
信機のなかで使われる合成された周波数のノイズレベル
に影響を与える。このノイズレベルは受信機の選択性に
対する影響を持つ。選択呼出受信機の使用形態の違いま
たは選択呼出受信機が呼出信号を受信するチャンネルの
違いに応じて選択特性を変えることが必要になる。した
がって所望の選択性能を得るためにPLLのループバンド
幅を調整することが望ましい。
受信処理において、復調された信号は直流成分と呼出
信号が含まれる交流成分とを有する。交流成分をデジタ
ル化するために直流成分は取り除かれる。直流成分を決
定し、取り除くためには複雑な回路が使われるが、その
ための回路は例えばDavisらに与えられた米国特許4,63
1,737に示されている。PLLが周波数ロックを行っている
間、この回路は停止しているのが望ましい。
発明の概要 したがって本発明の目的は前記所望の機能を得ること
にある。本発明に従って、選択呼出受信機は選択呼出信
号を受信し、復調するための受信手段であって、前記選
択呼出信号を受信するための受信周波数を選択するため
に用いられる注入周波数をプログラムすることで生成す
る位相ロックループ(PLL)を含み、さらに可変な特性
を有する受信手段、前記復調された選択呼出信号を処理
し、PLLの周波数をプログラムし、前記プログラムされ
た周波数に対応して前記受信手段の特性を切り換えるた
めのデコード手段から構成される。
図面の簡単な説明 図1は本発明に従って動作する選択呼出受信機を図示
したものである。
図2は本発明に従ったデコーダの動作を流れ図で示し
たものである。
好適実施例の説明 図1は本発明に従って動作する選択呼出受信機を示し
ている。RF変調された呼出信号はアンテナ10で受信さ
れ、増幅器12で増幅されて中間周波信号を作るためにシ
ンセサイザ16からの注入周波数とミキサ14で混合され
る。復調器18は中間周波信号から低周波信号を生成す
る。低周波信号は低周波信号からデジタル信号を作る山
部谷部検出器20によってデジタル化される。山部谷部検
出器は例えばDavisらに対して与えられた米国特許第4.6
31,737号に開示されているので、参照資料として取り上
げる。
シンセサイザ16は位相ロックループ(PLL)を含み、
発振器22からの基準周波数によって駆動される。基準周
波数は位相比較器(フェイズコンパレータ)24によって
比較される。位相比較器からの出力はプログラム可能な
ループフィルタ26によってフィルタリング(ろ波)され
る。前記ループフィルタ26はHeroldらによって発明され
本発明と同じ出願人によって出願された米国特許出願第
07/345,809号に開示され、このフィルタはそのフィルタ
リング特性を変更することができる。
ループフィルタの出力は注入周波数を作る電圧制御発
振器28に結合している。注入周波数はプログラム可能な
分周器30へと入り、分周器30の出力は位相比較器24に結
合しているのでPLLのループを閉じることになる。
デコーダ40は山部谷部検出器20からデジタル化された
信号を受信して処理し、山部谷部検出器を動作させたり
停止させたりする。プログラム可能なフィルタ26および
プログラム可能な分周器30はいずれもデコーダ40によっ
てプログラムされる。デコーダ40はその機能を実行する
ためのマイクロコンピュータを有する。マイクロコンピ
ュータの使用や選択呼出受信機の制御機能については当
該技術分野においてはよく知られている。ここで好適な
マイクロコンピュータは例えばモトローラ製のMC68HC05
C4である。ここで本発明の要素として説明されているも
ののいくつかはマイクロコンピュータによって実行され
るソフトウェア中に組みこまれている。
コードプラグ50は受信周波数に対応して受信機の特性
を切り換えるのに用いられるいくつかの変数を含んでい
る。第1部分52は周波数情報とそれに対応するループバ
ンド幅情報とを含んでいる。第2部分54は周波数情報中
の変化ΔF(デルタF)、対応するバンド幅およびロッ
クタイム情報を含んでいる。例えば第1周波数131.000M
Hzでは厳密な選択性が要求され、第2周波数132.000MHz
においては一般的な選択性が要求され、133.000MHzにお
いては選択性はそれほど問題ではないような場合、その
ような選択呼出受信機に対する表52は次のようなものに
なる。
F1=131.000MHz BW1=50Hz F2=132.000MHz BW2=75Hz F3=133.000MHz BW3=120Hz 上記の周波数は受信周波数を表している。または受信
周波数から中間周波数の分だけ離れている注入周波数
を、おなじバンド幅を維持しながら使用することもでき
る。表52はPLLがロックしているときのループバンド幅
を決定する。
表54はロック動作中のループバンド幅を決め、さらに
デコーダによって供給されるロックタイムを決定する。
ループバンド幅とロックタイムとの間には相互に関係が
ある。この相関はデコーダによる使用のためにコードプ
ラグ中に特徴付けられて保存される。次の例も上記の周
波数を表54のために用いている。
ΔF バンド幅 ロックタイム F1−F2 330 Hz 10ms F2−F3 330 Hz 10ms F3−F1 660 Hz 10ms F1−F2 570 Hz 5ms F1−F2 75 Hz 25ms FS−F1 130 Hz 10ms FS−F2 330 Hz 10ms FS−F3 570 Hz 10ms 最上3行はF1からF3およびF1に戻る進行を表してい
る。これはちょうどスキャン型受信機がチャンネルF1,F
2およびF3をスキャンするような場合である。一定のロ
ックタイムを維持するために用いる値は周波数のMHz単
位の遷移には無関係である。F1からF2またはF2からF3の
切り換えを10msのロックタイムで行うためにはループフ
ィルタのバンド幅は330Hzに設定される。
しかしながらF3からF1に切り換わるときは周波数は前
の2つに対して2倍の幅ジャンプすることになり、一定
の10msのロックタイムを維持するためにバンドは幅は66
0Hzに広げられる。表54の第4行および第5行はそれぞ
れより早いロックタイムまたは遅いロックタイムを得る
ためのバンド幅の変更を示している。どの行の値を用い
るかは呼出受信機をF1からF2に切り換える呼出信号中の
命令に応答して選択される。最下3行は起動周波数FSか
ら起動して周波数F1からF3に10msでロックするまでのバ
ンド幅を示したものである。起動周波数FSは電圧制御増
幅器(VCO)の電源投入時に無制限周波数を示してい
る。したがってこれらの3つの行は受信機の電源が入っ
たとき、つまりこれは呼出受信機がバッテリーセーブ状
態から復帰したときに用いられる。
図2は本発明に従ったデコーダの動作を流れ図に示し
たものである。流れ図は受信機がバッテリーセーブ状
態、非動作中であるステップ70から始まる。ステップ70
は受信機の電源をオンにするときまで繰り返される。次
にステップ72で受信機は動作を開始または電源がオンに
なり、バッテリーセーブ状態からは脱出する。次にステ
ップ74で山部谷部検出器がリセットされる。ステップ76
はいくつかのよく知られるアルゴリズムのうちの1つで
作ることが可能な受信機の周波数を決定する。そのよう
なアルゴリズムの1つがLucasらに1987年2月17日に与
えられた米国特許第4,644,347に開示されているので、
参照資料として取りあげる。ステップ78はループフィル
タ30をプログラムするためのループバンド幅を決定す
る。例えばステップ76で周波数はF3に決定されたとす
る、VCOは動作を開始したばかりで非制御状態(フリー
ランニングステート)であるからデコーダは前記のテー
ブルからFS−F3に対応するバンド幅(570Hz)を選択す
る。分周器30は周波数F3を受信するようにプログラムさ
れる。つぎにコードプラグに入力されているFS−F3ロッ
クタイム(上記の表では10ms)で決定されるディレイ
(遅延)がソフトウェアによって設けられる。つぎにス
テップ84でループフィルタ26のバンド幅は周波数F3の所
望のバンド幅(上記の表では120Hz)に対応するように
変更される。ステップ82のディレイが設けられた後、山
部谷部検出器20は動作を始める。
以後受信機は有効なデジタル化された情報を検出し、
デコーダが検出された信号を処理する。ステップ90は周
波数を変える必要があるかどうかをチェックする。これ
は受信機が受信した信号に応答して行うことが可能であ
る。もし周波数を変える必要がなければ、ステップ92は
受信機の電源をオフにする時間かどうかをチェックす
る。この判断は呼出信号を完全に受信してから行うこと
が可能である。もしまだ受信機の動作を停止させる時間
でなければ、ステップ88へと戻り信号処理を続行する。
もし受信機を停止させる時間であれば、ステップ94で受
信機を停止させ、バッテリーセーブ状態になり、ステッ
プ70が実行される。
もし、ステップ90において新しい受信周波数に切り換
える時だと判断された場合は、ステップ74が実行させ
る。山部谷部検出器はリセットされ、つぎの周波数が決
定される。例えばもし呼出受信機がスキャンモードに設
定されていて、現在周波数F3を受信しておりF1が次にス
キャンするべき周波数であるとすると、ステップ78−86
においては上記の表のF3−F1行の情報が使用される。次
に、例えばもし受信機が周波数F1を受信していて、周波
数F2に素速く切り換えろという指示の呼出符号を検出し
たとすると、受信機はステップ78−86において上記の表
のF1−F2行からロックタイム5msの設定を使用する。こ
こで注意すべきはプログラム可能なループフィルタが広
いバンド幅で動作しているときはより高い電流が流れる
ということである。したがって一般的には可能な限りよ
り狭いバンド幅を用いることが望ましい。さらに狭いバ
ンド幅を使うことで位相ノイズが減少するので望まし
い。
ここで本発明は1実施例によって説明されているが、
ここで開示された発明の本質の応用は当業者において数
多く考えられるものであるが、そのような応用は本発明
の技術的思想の範疇に入るものであり、特許請求の範囲
に含まれるものである。

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選択呼出受信機であって: 選択呼出信号を受信し復調する受信手段は選択可能な複
    数の特性を有し、かつ前記選択呼出信号を受信する受信
    周波数を選択するのに使われる注入周波数をプログラム
    によって生成する位相ロックループを含み、前記位相ロ
    ックループのループフィルタは選択可能な複数のバンド
    幅を有し、前記選択可能な複数の特性は前記選択可能な
    複数のバンド幅を含む、ところの受信手段; 前記復調された選択呼出信号を処理し、前記位相ロック
    ループの周波数をプログラムし、前記プログラムされた
    周波数に対応した前記受信手段の選択可能な複数の特性
    の1つを選択するためのデコード手段; 第1受信周波数に対応する第1注入周波数と第2受信周
    波数に対応する第2注入周波数との差を決定し、それに
    応答して差信号を生成する決定手段;および 前記差信号に対応したデルタバンド幅信号を少なくとも
    1つ保持するためのメモリ手段は前記デルタバンド幅信
    号に対応するループフィルタのバンド幅を選択し、前記
    位相ロックループを前記第1周波数から前記第2周波数
    へ切り換えるメモリ手段; から構成されることを特徴とする選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】前記メモリ手段はさらに少なくとも1つの
    ロックタイム遅延信号のための値を保持する請求項1記
    載の選択呼出受信機は: 前記位相ロックループを前記第1注入周波数から前記第
    2注入周波数に切り換えする前記デコード手段に応答し
    て、前記差信号に関連した少なくとも1つのロックタイ
    ム遅延信号の1つに対応した時間幅を有する所定の遅延
    を設け、前記遅延の終了に応答して終了信号を生成する
    遅延手段;および 前記第1注入周波数にプログラムし、第1バンド幅を選
    択していた前記デコード手段は、前記終了信号に応答し
    て、前記第2注入周波数をプログラムし、位相ロックル
    ープの第2バンド幅を選択する前記デコード手段; をさらに有することを特徴とする選択呼出受信機。
  3. 【請求項3】請求項1記載の選択呼出受信機であって、
    前記受信手段は直流成分と交流成分とを含む復調された
    選択呼出信号を生成し、前記受信手段の選択可能な複数
    の特性は: 前記直流成分を検出し除去する検出手段;および 前記交流成分を検出し、これによって前記デコード手段
    による処理のために前記選択呼出信号を含むデジタル信
    号を生成する変換手段、前記復調された信号の直流成分
    を検出するために動作を開始する前記検出手段; を含み、前記選択呼出受信機はさらに: 時間遅延を設ける遅延手段であって、前記第2注入周波
    数をプログラムし、その時間遅延の終了に応答して終了
    信号を生成する前記デコード手段に応答して動作し、そ
    の時間遅延は前記デコード手段から前記遅延手段に供給
    される時間幅であるところの遅延手段を含み、前記デコ
    ード手段は前記第2注入周波数に対応した前記時間幅を
    設定し前記終了信号に応答して前記検出手段を動作させ
    るデコード手段; を含むことを特徴とする選択呼出受信機。
  4. 【請求項4】前記メモリ手段はさらに前記第2注入周波
    数に対応した少なくとも1つのロックタイム遅延信号を
    保持し、前記デコード手段は前記メモリ手段内に保持さ
    れた少なくとも1つのロックタイム遅延信号のうちの1
    つに応答して前記時間幅を決定する、ところの請求項3
    記載の選択呼出受信機。
  5. 【請求項5】第1受信周波数から第2受信周波数にさら
    に切り換えることが可能な請求項3記載の選択呼出受信
    機であって、前記メモリ手段は前記差信号に対応した少
    なくとも1つのロックタイム遅延信号を保持し、前記第
    1注入周波数にプログラムしていた前記デコード手段は
    前記検出手段を停止し前記第2注入周波数をプログラム
    し、前記ロックタイム遅延信号に対応する前記時間幅を
    決定し、続いて前記終了信号に応答して前記検出手段を
    動作させる、ところの選択呼出受信機。
  6. 【請求項6】無線周波数で変調された情報を受信するた
    めの選択呼出受信機を制御する方法であって、前記選択
    呼出受信機は選択可能な複数の特性と受信周波数を選択
    するための位相ロックループを持つ周波数シンセサイザ
    とを有し、前記位相ロックループは選択可能な複数のバ
    ンド幅を持つループフィルタの特性を含む、前記方法
    は: 第1受信周波数を選択する段階; 前記選択された第1受信周波数に対応して選択可能な複
    数の特性のなかから1つを選ぶ段階; 前記第1受信周波数から第2受信周波数に切り換える段
    階; 前記第1受信周波数に対応した第1注入周波数と前記第
    2受信周波数に対応した第2注入周波数との差を決定す
    る段階; 前記差の決定に応答して差信号を生成する段階; 前記差信号に対応する少なくとも1つのデルタバンド幅
    信号を記憶する段階; 前記少なくとも1つのデルタバンド幅に対応した前記ル
    ープフィルタの前記選択可能な複数のバンド幅の1つを
    選択する段階;および 前記位相ロックループを前記第1注入周波数から第2注
    入周波数に切り換える段階; からなることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】前記デルタバンド幅信号を記憶する段階は
    少なくとも1つのデルタバンド幅信号および前記差信号
    に関連したロックタイム遅延信号を記憶する段階からな
    る請求項6記載の方法は、前記切り換える段階の後に: 前記ロックタイム遅延信号に対応した時間幅を有する所
    定の遅延を設ける段階; 前記所定の遅延の終了に応答して終了信号を生成する段
    階;および 前記終了信号に応答して位相ロックループの第2バンド
    幅を選択する段階; からなることを特徴とする方法。
  8. 【請求項8】請求項6記載の方法であって、前記第1受
    信周波数を選択する段階の前に: 交流成分を含む選択呼出信号を受信する段階;および デジタル信号を生成するために前記交流成分をデジタル
    化する段階であって、前記デジタル信号は前記無線周波
    数で変調された情報を含む、ところの段階;を有し、さ
    らに前記位相ロックループを切り換える段階の後に: 前記第1注入周波数から前記第2注入周波数への位相ロ
    ックループの切り換えに応答して遅延を設ける段階;お
    よび 前記遅延の終了に応答して終了信号を生成する段階; を含むことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】前記デルタバンド幅信号を記憶する段階は
    前記第2注入周波数に対応した少なくとも1つのロック
    タイム遅延信号を記憶する段階であり、前記所定の遅延
    を設ける段階は時間幅を有する所定の遅延を設ける段階
    であり、前記時間幅は前記少なくとも1つのロックタイ
    ム遅延信号に対応して決定される、ところの方法。
  10. 【請求項10】電子装置であって: 動作信号を生成するための回路手段は、動作信号の生成
    に用いられる基準周波数をプログラム可能に生成する位
    相ロックループを含み、さらに選択可能な複数の特性を
    有する回路手段; 前記動作信号を処理し、前記位相ロックループの周波数
    をプログラムし、該プログラムされた周波数に応答して
    前記選択可能な複数の特性の1つを選択するための処理
    手段であって、前記位相ロックループは選択可能な複数
    のバンド幅を有するループフィルタの特性を含み、前記
    電子装置はさらに第1基準周波数から第2基準周波数に
    切り換えることが可能になる、ところの処理手段; 前記第1基準周波数に対応した第1動作周波数と前記第
    2基準周波数に対応した第2動作周波数との差を決定
    し、差信号を生成する決定手段;および 前記差信号に対応する少なくとも1つのデルタバンド幅
    信号を記憶するための記憶手段であって、前記処理手段
    は前記デルタバンド幅信号に対応して前記ループフィル
    タのバンド幅を選択しかつ前記位相ロックループを前記
    第1動作周波数から前記第2動作周波数に切り換える記
    憶手段; から構成されることを特徴とする電子装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の電子装置であって: 所定の遅延の終了に応答して終了信号を生成するための
    遅延手段であって、前記メモリ手段はさらに前記差信号
    に関係したロックタイム遅延信号を記憶する遅延手段;
    および 前記第1動作周波数にプログラムし第1バンド幅を選択
    していた前記処理手段は、前記遅延手段に前記ロックタ
    イム遅延信号に対応して決定される時間幅を供給し、前
    記第2動作周波数にプログラムし同時に前記遅延手段に
    前記時間幅で所定の遅延を設けるように指示し、さらに
    前記終了信号に応答して前記位相ロックループの第2バ
    ンド幅を選択する処理手段; を含むことを特徴とする電子回路。
  12. 【請求項12】前記回路手段は直流成分と交流成分とを
    含む復調信号を生成する請求項10記載の電子装置であっ
    て、前記回路手段の前記選択可能な複数の特性の1つ
    は: 前記直流成分を取り除くための検出手段;および 前記交流成分を前記デコード手段において処理するため
    の前記動作信号を含むデジタル信号にデジタル化するた
    めの変換手段であって、前記検出手段は前記復調された
    信号の前記直流成分を決定するために動作する、ところ
    の変換手段;であり、前記電子装置はさらに: 所定の遅延の終了に応答して終了信号を生成する遅延手
    段であって、前記処理手段は前記第2動作周波数の前記
    プログラムに応答して前記遅延手段に、前記第2動作周
    波数に対応して前記処理手段によって決定される時間幅
    だけ前記所定の遅延を設けるように指示し、前記処理手
    段は前記終了信号に応答して前記検出手段を動作させ
    る、ところの遅延手段; を含むことを特徴とする電子装置。
  13. 【請求項13】前記メモリ手段はさらに前記第2動作周
    波数に対応する少なくとも1つのロックタイム遅延信号
    を記憶し、前記デコード手段は前記ロックタイム遅延信
    号に応答して前記時間幅を決定する、請求項12記載の電
    子装置。
  14. 【請求項14】第1基準周波数から第2基準周波数に切
    り換えることが可能な請求項12記載の電子装置であっ
    て、 前記メモリ手段はさらに前記差信号に対応する少なくと
    も1つのロックタイム遅延信号を記憶し、 前記第1動作周波数にプログラムし前記検出手段を停止
    させていた前記処理手段は、前記第2動作周波数をプロ
    グラムし前記ロックタイム遅延信号に応答して前記時間
    幅を決定し、さらに前記終了信号に応答して前記検出手
    段を動作させる、ところの電子装置。
JP2510459A 1989-08-02 1990-07-09 受信特性の変更が可能なシンセサイザ型選択呼出受信機 Expired - Lifetime JP2557284B2 (ja)

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