JP2555785B2 - 断路器用操作機構 - Google Patents
断路器用操作機構Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は受配電設備に用いる断
路器用操作機構に関するものである。
路器用操作機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来の3位置断路器用操作機構
を示す図である。図において、50は3位置断路器に所要
の回動力を伝える主軸であり、51は上記主軸50に嵌入固
定した軸直結レバー、52は上記軸直結レバー51に重合し
た状態で上記主軸50に遊嵌し入−切操作を行う被駆動レ
バー、53はこの被駆動レバー52の外側において上記主軸
50に遊嵌したクラッチレバーであり、その内側面に上記
主軸50を中心とする同一半径上に3本の切り替えピン5
4、55、56を突設している。なお、上記軸直結レバー51
には上記クラッチレバー53の切り替えピン55または56が
嵌入するピン孔51aを、また上記被駆動レバー52には上
記クラッチレバー53の切り替えピン54が嵌入するピン孔
52aをそれぞれ開設している。62は取付板60の外側に取
り付けた外部駆動装置であり、この外部駆動装置62の正
−逆回転動作をレバー62a、連結ロッド61を介して上記
被駆動レバー52に伝達し、この被駆動レバー52の回転動
作つまり入−切操作が上記クラッチレバー53、切り替え
ピン54、56、軸直結レバー51を介して主軸50に伝達され
る。57、58は取付板60の外側に配置突設されたストッパ
ーピンであり、これによって軸直結レバー51の回動動作
範囲が規定される。
を示す図である。図において、50は3位置断路器に所要
の回動力を伝える主軸であり、51は上記主軸50に嵌入固
定した軸直結レバー、52は上記軸直結レバー51に重合し
た状態で上記主軸50に遊嵌し入−切操作を行う被駆動レ
バー、53はこの被駆動レバー52の外側において上記主軸
50に遊嵌したクラッチレバーであり、その内側面に上記
主軸50を中心とする同一半径上に3本の切り替えピン5
4、55、56を突設している。なお、上記軸直結レバー51
には上記クラッチレバー53の切り替えピン55または56が
嵌入するピン孔51aを、また上記被駆動レバー52には上
記クラッチレバー53の切り替えピン54が嵌入するピン孔
52aをそれぞれ開設している。62は取付板60の外側に取
り付けた外部駆動装置であり、この外部駆動装置62の正
−逆回転動作をレバー62a、連結ロッド61を介して上記
被駆動レバー52に伝達し、この被駆動レバー52の回転動
作つまり入−切操作が上記クラッチレバー53、切り替え
ピン54、56、軸直結レバー51を介して主軸50に伝達され
る。57、58は取付板60の外側に配置突設されたストッパ
ーピンであり、これによって軸直結レバー51の回動動作
範囲が規定される。
【0003】次に動作態様を示す図13〜図16により、操
作手順を説明する。まず入−切操作については、図13、
図14に示す如く外部駆動装置62の作動がレバー62a、連
結ロッド61を介して被駆動レバー52に伝達し、これを回
動させる。この回動動作は切り替えピン54、56をもって
結合したクラッチレバー53を介して軸直結レバー51に伝
達し、主軸50を回転し、駆動リンク59を介して3位置断
路器8の入−切操作が行われる。なお3位置断路器8
は、操作ロッド8a、可動ブレード8b、固定主回路端
子8c、接地端子8dから構成されている。次に切−接
地操作については、図15、図16に示す如く、クラッチレ
バー53を引き抜き、切り替えピン55を軸直結レバー51の
ピン孔51aへ挿入することにより、被駆動レバー52と軸
直結レバー51が切り離される。この状態でクラッチレバ
ー53を図16に示す様に回動させると3位置断路器の接地
操作が行われる。
作手順を説明する。まず入−切操作については、図13、
図14に示す如く外部駆動装置62の作動がレバー62a、連
結ロッド61を介して被駆動レバー52に伝達し、これを回
動させる。この回動動作は切り替えピン54、56をもって
結合したクラッチレバー53を介して軸直結レバー51に伝
達し、主軸50を回転し、駆動リンク59を介して3位置断
路器8の入−切操作が行われる。なお3位置断路器8
は、操作ロッド8a、可動ブレード8b、固定主回路端
子8c、接地端子8dから構成されている。次に切−接
地操作については、図15、図16に示す如く、クラッチレ
バー53を引き抜き、切り替えピン55を軸直結レバー51の
ピン孔51aへ挿入することにより、被駆動レバー52と軸
直結レバー51が切り離される。この状態でクラッチレバ
ー53を図16に示す様に回動させると3位置断路器の接地
操作が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の3位置断路器用
操作機構は以上のように構成されているので、入−切操
作、あるいは切−入操作の切り替えにおいては、クラッ
チレバー53上に設けられた切り替えピン54、55、56の抜
き差しが必要であるが、切り替えピン54、55、56とピン
孔51a、52aとの位置合わせが難しく、この結果ピン5
4、55、56とピン孔51a、52aとの間に駆動方向にいく
らかの荷重がかかった状態で切り替えを行うこととな
り、切り替え操作に大きな力を必要とするという問題が
あった。
操作機構は以上のように構成されているので、入−切操
作、あるいは切−入操作の切り替えにおいては、クラッ
チレバー53上に設けられた切り替えピン54、55、56の抜
き差しが必要であるが、切り替えピン54、55、56とピン
孔51a、52aとの位置合わせが難しく、この結果ピン5
4、55、56とピン孔51a、52aとの間に駆動方向にいく
らかの荷重がかかった状態で切り替えを行うこととな
り、切り替え操作に大きな力を必要とするという問題が
あった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
為になされたもので、クラッチの切替えをスムーズに行
うことができる操作機構を得ることを目的とする。
為になされたもので、クラッチの切替えをスムーズに行
うことができる操作機構を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる3位置
断路器用操作機構は、3位置断路器と駆動装置との間に
駆動力の伝達と切離しを行うクラッチと、前記クラッチ
を保持するとともに3位置断路器を直接駆動する手動操
作軸を設けたものである。
断路器用操作機構は、3位置断路器と駆動装置との間に
駆動力の伝達と切離しを行うクラッチと、前記クラッチ
を保持するとともに3位置断路器を直接駆動する手動操
作軸を設けたものである。
【0007】また、他の発明に係わる3位置断路器用操
作機構は、3位置断路器と駆動装置との間を、クラッチ
レバーと偏心軸を有するクランクを介して連結したもの
である。
作機構は、3位置断路器と駆動装置との間を、クラッチ
レバーと偏心軸を有するクランクを介して連結したもの
である。
【0008】
【作用】駆動装置と3位置断路器の主軸との間をクラッ
チで係合・解離し、係合時には駆動装置で3位置断路器
を駆動し、解離時にはクラッチを保持する手動操作軸で
3位置断路器を駆動する。
チで係合・解離し、係合時には駆動装置で3位置断路器
を駆動し、解離時にはクラッチを保持する手動操作軸で
3位置断路器を駆動する。
【0009】また、他の発明に係わる3位置断路器用操
作機構は、3位置断路器と駆動装置との間をクランクレ
バーと偏心軸を有するクランクが一体となって回動する
ことにより入−切操作を行い、またクランクレバー上で
クランクが回動することにより切−接地操作を行うもの
である。
作機構は、3位置断路器と駆動装置との間をクランクレ
バーと偏心軸を有するクランクが一体となって回動する
ことにより入−切操作を行い、またクランクレバー上で
クランクが回動することにより切−接地操作を行うもの
である。
【0010】
【実施例】実施例1. 図1は、この発明の一実施例による3位置断路器用操作
機構を示す正面図であり、図4は外部駆動装置7を省略
して描いた右側面図である。図1、図4において断路器
は中立の「切」位置に設定されている状態を示す。
機構を示す正面図であり、図4は外部駆動装置7を省略
して描いた右側面図である。図1、図4において断路器
は中立の「切」位置に設定されている状態を示す。
【0011】この各図において、1は断路器本体(図4
に8として模式的に示す)を駆動するため時計方向及び
反時計方向に回転される主軸、2は主軸1の先端にかぶ
せた状態で取り付けられ、主軸1に打ちこまれたピン1
aによって回転方向に関して主軸1と係合する手動操作
軸である。
に8として模式的に示す)を駆動するため時計方向及び
反時計方向に回転される主軸、2は主軸1の先端にかぶ
せた状態で取り付けられ、主軸1に打ちこまれたピン1
aによって回転方向に関して主軸1と係合する手動操作
軸である。
【0012】この係合は上記ピン1aと手動操作軸2上
の溝状の穴2cにより成されているので、手動操作軸2
は主軸1と係合したまま前方にスライドして引き出すこ
とが出来る。
の溝状の穴2cにより成されているので、手動操作軸2
は主軸1と係合したまま前方にスライドして引き出すこ
とが出来る。
【0013】2bは手動操作軸2のクラッチ部であり、
2aは手動操作軸2を手動操作する場合にハンドル(図
示せず)に係合されるピンである。3は手動操作軸2を
前方に引き出しあるいは元に戻すためのクラッチ操作レ
バーであり、ピン3aにより手動操作軸2に係合されて
いる。3bはクラッチ操作レバー3を操作するためのハ
ンドル(図示せず)を挿入するための穴、3cはクラッ
チ操作レバー3を回動自在に支持する軸、3dは取り付
け台である。
2aは手動操作軸2を手動操作する場合にハンドル(図
示せず)に係合されるピンである。3は手動操作軸2を
前方に引き出しあるいは元に戻すためのクラッチ操作レ
バーであり、ピン3aにより手動操作軸2に係合されて
いる。3bはクラッチ操作レバー3を操作するためのハ
ンドル(図示せず)を挿入するための穴、3cはクラッ
チ操作レバー3を回動自在に支持する軸、3dは取り付
け台である。
【0014】4は被駆動レバーであり、手動操作軸2が
前方へ引き出されていない時には、凹部4aと手動操作
軸2とクラッチ部2bの凹部との係合により、外部から
与えられた回転力を手動操作軸2を介して主軸1へ伝達
する。なお4bは被駆動レバー4上に打ち込まれたピン
であり主軸1の円筒面に設けられた溝1bに常時係合し
ており、被駆動レバー4の軸方向へのスライドを防止す
るものである。
前方へ引き出されていない時には、凹部4aと手動操作
軸2とクラッチ部2bの凹部との係合により、外部から
与えられた回転力を手動操作軸2を介して主軸1へ伝達
する。なお4bは被駆動レバー4上に打ち込まれたピン
であり主軸1の円筒面に設けられた溝1bに常時係合し
ており、被駆動レバー4の軸方向へのスライドを防止す
るものである。
【0015】5は操作機構取り付け板であり、5aは主
軸の軸受である。6は被駆動レバー4に連結されて連結
ロッド、7は外部駆動装置であり、7aはその出力レバ
ーである。また8は模式的に示した3位置断路器の本体
である。なお、図9、図11に示した15、16はパイプ状の
スペーサであり、主軸1に通されている。
軸の軸受である。6は被駆動レバー4に連結されて連結
ロッド、7は外部駆動装置であり、7aはその出力レバ
ーである。また8は模式的に示した3位置断路器の本体
である。なお、図9、図11に示した15、16はパイプ状の
スペーサであり、主軸1に通されている。
【0016】次に動作について説明する。図1及び図4
は3位置断路器本体8が中立の「切」位置となっている
状態を示す。この状態において、外部駆動装置7を動作
させ、その出力レバー7aが時計方向に所定の角度回転
すると連結ロッド6は被駆動レバー4を反時計方向に回
転させる。クラッチ操作レバー3が操作されていない図
4の状態においては被駆動レバー4は手動操作軸2と係
合されているので主軸1は被駆動レバー4とともに回動
し、3位置断路器本体8を「入」位置まで駆動する。こ
の「入」位置での操作機構の状態を図2に示す。なお、
「入」→「切」動作は外部駆動装置7を上記と逆の方向
に動作させることにより行われる。
は3位置断路器本体8が中立の「切」位置となっている
状態を示す。この状態において、外部駆動装置7を動作
させ、その出力レバー7aが時計方向に所定の角度回転
すると連結ロッド6は被駆動レバー4を反時計方向に回
転させる。クラッチ操作レバー3が操作されていない図
4の状態においては被駆動レバー4は手動操作軸2と係
合されているので主軸1は被駆動レバー4とともに回動
し、3位置断路器本体8を「入」位置まで駆動する。こ
の「入」位置での操作機構の状態を図2に示す。なお、
「入」→「切」動作は外部駆動装置7を上記と逆の方向
に動作させることにより行われる。
【0017】また上記の「切」位置の状態において、ク
ラッチ操作レバー3のハンドル穴3bにハンドル(図示
せず)を挿入し下方に所定の角度回転させると、クラッ
チ操作レバー3上のピン3aは手動操作軸2を前方(図
4では左方)に引き出す。この状態を図5に示す。この
状態では手動操作軸2上のクラッチ部2bと被駆動レバ
ー4の凹部4bは係合を解かれるので、主軸1は被駆動
レバー4に対し自由に回動することができる。この状態
において手動操作軸2のピン2aにハンドル(図示せ
ず)を係合させて時計方向に所定角度回動させると3位
置断路器本体8は上記の「入」位置と反対側の「接地」
位置まで駆動される。この状態を図3に示す。なお「接
地」→「切」動作は上記と逆の操作により行われる。
ラッチ操作レバー3のハンドル穴3bにハンドル(図示
せず)を挿入し下方に所定の角度回転させると、クラッ
チ操作レバー3上のピン3aは手動操作軸2を前方(図
4では左方)に引き出す。この状態を図5に示す。この
状態では手動操作軸2上のクラッチ部2bと被駆動レバ
ー4の凹部4bは係合を解かれるので、主軸1は被駆動
レバー4に対し自由に回動することができる。この状態
において手動操作軸2のピン2aにハンドル(図示せ
ず)を係合させて時計方向に所定角度回動させると3位
置断路器本体8は上記の「入」位置と反対側の「接地」
位置まで駆動される。この状態を図3に示す。なお「接
地」→「切」動作は上記と逆の操作により行われる。
【0018】実施例2. 次に、この発明の他の実施例を図について説明する。図
6はこの実施例を示す正面図であり、図9は外部駆動装
置7を省略して描いた右側面図である。各図において断
路器は中立の「切」位置に設定されている状態を示す。
各図において11は3位置断路器本体(図9に8として模
式的に示す)を駆動するため時計方向及び反時計方向に
回動される主軸、13は主軸11に固着されたクランクレバ
ーであり、溝または溝状の孔13a、ローラピン13b、及
び押えバネ13cを図示のように組み込んでいる。
6はこの実施例を示す正面図であり、図9は外部駆動装
置7を省略して描いた右側面図である。各図において断
路器は中立の「切」位置に設定されている状態を示す。
各図において11は3位置断路器本体(図9に8として模
式的に示す)を駆動するため時計方向及び反時計方向に
回動される主軸、13は主軸11に固着されたクランクレバ
ーであり、溝または溝状の孔13a、ローラピン13b、及
び押えバネ13cを図示のように組み込んでいる。
【0019】また14は軸受部と連結ロッド取り付け孔を
有し、主軸11に回動自在に取り付けられた被駆動レバ
ー、12はクランクであり被駆動レバー14上に回動自在に
取り付けられその偏心軸12c上のローラ12cが上記のク
ランクレバー13上の溝または溝状の孔13aの中に収納さ
れており、これを所定の角度回動させることによりクラ
ンクレバー13を駆動できるように構成されている。ま
た、12aはクランク12を回動操作する場合にハンドル
(図示せず)を係合するためのピンである。被駆動レバ
ー14は連結ロッド取り付けピン14aによって連結ロッド
6を介して外部駆動装置7の出力レバー7aに連結され
ている。5は操作機構取り付け板であり、5aは主軸11
の軸受である。また8は模式的に示した3位置断路器本
体である。
有し、主軸11に回動自在に取り付けられた被駆動レバ
ー、12はクランクであり被駆動レバー14上に回動自在に
取り付けられその偏心軸12c上のローラ12cが上記のク
ランクレバー13上の溝または溝状の孔13aの中に収納さ
れており、これを所定の角度回動させることによりクラ
ンクレバー13を駆動できるように構成されている。ま
た、12aはクランク12を回動操作する場合にハンドル
(図示せず)を係合するためのピンである。被駆動レバ
ー14は連結ロッド取り付けピン14aによって連結ロッド
6を介して外部駆動装置7の出力レバー7aに連結され
ている。5は操作機構取り付け板であり、5aは主軸11
の軸受である。また8は模式的に示した3位置断路器本
体である。
【0020】図6及び図9は3位置断路器本体が中立の
「切」位置になっている状態を示す。この状態におい
て、外部駆動装置7を動作させ、その出力レバー7aが
時計方向に所定角度回転すると連結ロッド6は被駆動レ
バー14を反時計方向に回動させる。この時、図6に示す
ように、主軸11と偏心軸12bを結ぶ線およびクランク12
の中心軸12eと偏心軸12bを結ぶ線はほぼ直交してお
り、またこの偏心軸12bは押えバネ13cおよびローラ押
えピン13bによりローラ12cを介してクランクレバーの
溝13aの上端に押し付けられた状態にある。
「切」位置になっている状態を示す。この状態におい
て、外部駆動装置7を動作させ、その出力レバー7aが
時計方向に所定角度回転すると連結ロッド6は被駆動レ
バー14を反時計方向に回動させる。この時、図6に示す
ように、主軸11と偏心軸12bを結ぶ線およびクランク12
の中心軸12eと偏心軸12bを結ぶ線はほぼ直交してお
り、またこの偏心軸12bは押えバネ13cおよびローラ押
えピン13bによりローラ12cを介してクランクレバーの
溝13aの上端に押し付けられた状態にある。
【0021】このためクランクレバー13は被駆動レバー
14と一体となって反時計方向へ駆動される。クランクレ
バー13は主軸11に固着されているので、このクランクレ
バー13の回動により主軸11が所定角度反時計方向へ回動
され、主軸11に連結された3位置断路器本体8は「入」
位置に駆動される。この「入」位置での操作機構の状態
を図7に示す。なお「入」→「切」動作は外部駆動装置
7を上記と逆の方向に動作させることによって行われ
る。
14と一体となって反時計方向へ駆動される。クランクレ
バー13は主軸11に固着されているので、このクランクレ
バー13の回動により主軸11が所定角度反時計方向へ回動
され、主軸11に連結された3位置断路器本体8は「入」
位置に駆動される。この「入」位置での操作機構の状態
を図7に示す。なお「入」→「切」動作は外部駆動装置
7を上記と逆の方向に動作させることによって行われ
る。
【0022】また、上記の図6及び図9に示す「切」位
置の状態において、外部駆動装置7を動作させることな
く、手動操作ピン12aに図示しないハンドルを係合して
クランク12を時計方向に回動させると、クランク12の偏
心軸12bに取り付けられたローラ12cはクランクレバー
13の溝13aの内側側面上を転動することにより、クラン
クレバー13を主軸11を軸として時計方向に駆動する。
置の状態において、外部駆動装置7を動作させることな
く、手動操作ピン12aに図示しないハンドルを係合して
クランク12を時計方向に回動させると、クランク12の偏
心軸12bに取り付けられたローラ12cはクランクレバー
13の溝13aの内側側面上を転動することにより、クラン
クレバー13を主軸11を軸として時計方向に駆動する。
【0023】このクランク12の回動はローラ12cが再び
クランクレバー13の溝13aの上端によって停止される位
置によって規制され、この位置において主軸11と偏心軸
12bを結ぶ線およびクランク12の中心軸12eと偏心軸12
bを結ぶ線は再びほぼ直交する状態となる。またこの状
態においては、偏心軸12bは押えバネ13cおよびローラ
押えピン13bによりローラ12cを介してクランクレバー
の溝13aの上端に押し付けられている。この動作により
クランクレバー13は時計方向に所定角度回動される。し
たがって主軸11を介して3位置断路器本体8を上記の
「入」位置と反対側の「接地」位置に駆動される。この
接地置での操作機構の状態を図8に示す。なお「接地」
→「切」動作はクランク12を上記と逆の方向に動作させ
ることにより行われる。
クランクレバー13の溝13aの上端によって停止される位
置によって規制され、この位置において主軸11と偏心軸
12bを結ぶ線およびクランク12の中心軸12eと偏心軸12
bを結ぶ線は再びほぼ直交する状態となる。またこの状
態においては、偏心軸12bは押えバネ13cおよびローラ
押えピン13bによりローラ12cを介してクランクレバー
の溝13aの上端に押し付けられている。この動作により
クランクレバー13は時計方向に所定角度回動される。し
たがって主軸11を介して3位置断路器本体8を上記の
「入」位置と反対側の「接地」位置に駆動される。この
接地置での操作機構の状態を図8に示す。なお「接地」
→「切」動作はクランク12を上記と逆の方向に動作させ
ることにより行われる。
【0024】実施例3. なお、上記実施例ではクランク12が被駆動レバー14上に
設けられ、外部駆動装置7がこの被駆動レバー14に連結
された3位置断路器用操作機構の例を示したが、外部駆
動装置7を省いたものにおいて被駆動レバー14を固定す
るか又はクランク12の軸受部を別個の固定した台上に設
けることにより、クランクの回転中心を固定したものと
して2位置断路器用操作機構としてもよい。
設けられ、外部駆動装置7がこの被駆動レバー14に連結
された3位置断路器用操作機構の例を示したが、外部駆
動装置7を省いたものにおいて被駆動レバー14を固定す
るか又はクランク12の軸受部を別個の固定した台上に設
けることにより、クランクの回転中心を固定したものと
して2位置断路器用操作機構としてもよい。
【0025】実施例4. また、上記実施例では断路器の場合について説明した
が、接地開閉器や他の開閉器であってもよく上記実施例
と同様の効果を奏する。
が、接地開閉器や他の開閉器であってもよく上記実施例
と同様の効果を奏する。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、手動
操作軸引はずし用のクラッチ操作レバーを設けたので、
入−切操作と切−接地操作の切替えである。クラッチの
切替えが軽く、スムーズなものが得られる効果がある。
操作軸引はずし用のクラッチ操作レバーを設けたので、
入−切操作と切−接地操作の切替えである。クラッチの
切替えが軽く、スムーズなものが得られる効果がある。
【0027】また別の発明によれば、クランクを用いて
3位置断路器用の操作機構を構成したので、構成が簡単
で操作の容易な装置が得られる効果がある。
3位置断路器用の操作機構を構成したので、構成が簡単
で操作の容易な装置が得られる効果がある。
【図1】この発明の一実施例による断路器用操作機構の
「切」状態を示す正面図である。
「切」状態を示す正面図である。
【図2】図1の「入」状態を示す正面図である。
【図3】図1の「接地」状態を示す正面図である。
【図4】図1の「切」状態を示す側面図である。
【図5】図1の「切」状態においてクラッチを操作し手
動操作軸と被駆動レバーの係合を解除した状態を示す側
面図である。
動操作軸と被駆動レバーの係合を解除した状態を示す側
面図である。
【図6】この発明の他の実施例による断路器用操作機構
の「切」状態を示す正面図である。
の「切」状態を示す正面図である。
【図7】図6の「入」状態を示す正面図である。
【図8】図6の「接地」状態を示す正面図である。
【図9】図6の「切」状態を示す側面図である。
【図10】この発明のさらに他の実施例による断路器用
操作機構の「切」状態を示す正面図である。
操作機構の「切」状態を示す正面図である。
【図11】図10の「切」状態を示す側面図である。
【図12】従来の断路器用操作機構の「入」状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図13】図12の「入」状態を示す正面図である。
【図14】図12の「切」状態を示す正面図である。
【図15】図12の「切」状態におけるリンク機構切離し
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図16】図12の「接地」状態を示す正面図である。
1 主軸 2 手動操作軸 3 クラッチ操作レバー 4 被駆動レバー 7 外部駆動装置レバー 8 断路器本体 11 主軸 12 クランク 12b 偏心軸 12e 中心軸 13 クランクレバー 13a 溝 14 被駆動レバー
Claims (3)
- 【請求項1】 駆動装置と、一端が3位置断路器の可動
接触部に連結された主軸と、前記主軸の外周に遊嵌され
前記駆動装置に連結されて駆動される被駆動レバ−と、
前記主軸の他端に装着され前記主軸の軸心を中心とした
回動方向には係合状態に軸心方向には移動自在に装着さ
れ前記主軸の軸方向にスライドすることにより前記被駆
動レバ−に対して係脱自在に設けられた手動操作軸と、
前記主軸と同心状に前記手動操作軸の外周部に形成され
た溝に摺動自在に係合するピンを有して前記手動操作軸
の軸心を中心とした回動方向には移動自在にかつ軸方向
には係合状態に装着されかつ支点を中心に回動自在に装
着されたクラッチ操作レバ−とを少なくとも備え、駆動
装置、被駆動レバ−、手動操作軸、主軸を係合状態とし
て前記3位置断路器の入−切操作を行うとともに、前記
3位置断路器の切−接地操作は、前記3位置断路器の切
位置または接地位置において、前記クラッチ操作レバ−
の支点中心の回動によって前記手動操作軸を被駆動レバ
−から切り放し前記手動操作軸の操作により主軸を回動
して切−接地操作を行うことを特徴とする断路器用操作
機構。 - 【請求項2】 主軸の外周部に装着された略筒状の手動
操作軸に主軸の軸方向に延在して開設された長穴と主軸
の半径方向に突出して装着したピンにて主軸の軸方向に
スライド自在に係合させ、前記のスライドによる手動操
作軸と被駆動レバ−との当接部に凹凸部を形成して係脱
させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の断
路器用操作機構。 - 【請求項3】 3位置断路器の可動接触部に連結された
主軸と、前記主軸から腕状に突出して設けられ前記主軸
の軸方向に向かって開口した長穴または長孔を備えたク
ランクレバ−と、腕部を有し前記主軸に回動自在に装着
された被駆動レバ−と、互いに軸心が平行で偏心した2
つの軸を有し第1の軸を前記クランクレバ−の長穴また
は長孔に第2の軸を前記被駆動レバ−の腕部を貫通して
前記クランクレバ−と前記被駆動レバ−とをそれぞれ回
動自在に連結したクランクと、前記被駆動レバ−に連結
されて駆動するとともに3位置断路器の切位置において
前記被駆動レバ−を所定位置に保持する駆動装置とを備
え、前記3位置断路器の切位置または接地位置において
前記クランクの第2の軸を回動して前記クラン クレバ−
を接地または切方向に操作することを特徴とする断路器
用操作機構。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3018832A JP2555785B2 (ja) | 1990-02-09 | 1991-02-12 | 断路器用操作機構 |
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DE4125897A DE4125897C2 (de) | 1991-01-21 | 1991-08-05 | Betätigungsmechanismus für einen Trennschalter |
GB9421690A GB2281151B (en) | 1991-01-21 | 1991-08-06 | Operating mechanism for disconnecting switch |
GB9116890A GB2252672B (en) | 1991-01-21 | 1991-08-06 | Operating mechanism for disconnecting switch |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3041190 | 1990-02-09 | ||
JP3-5111 | 1991-01-21 | ||
JP511191 | 1991-01-21 | ||
JP2-30411 | 1991-01-21 | ||
JP3018832A JP2555785B2 (ja) | 1990-02-09 | 1991-02-12 | 断路器用操作機構 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04212226A JPH04212226A (ja) | 1992-08-03 |
JP2555785B2 true JP2555785B2 (ja) | 1996-11-20 |
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ID=27276603
Family Applications (1)
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JP3018832A Expired - Fee Related JP2555785B2 (ja) | 1990-02-09 | 1991-02-12 | 断路器用操作機構 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2555785B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107680867A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-02-09 | 北京合纵科技股份有限公司 | 一种辅助接地开关 |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP3018832A patent/JP2555785B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04212226A (ja) | 1992-08-03 |
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