JP2555086Y2 - ドアラッチ機構 - Google Patents

ドアラッチ機構

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JP2555086Y2
JP2555086Y2 JP712492U JP712492U JP2555086Y2 JP 2555086 Y2 JP2555086 Y2 JP 2555086Y2 JP 712492 U JP712492 U JP 712492U JP 712492 U JP712492 U JP 712492U JP 2555086 Y2 JP2555086 Y2 JP 2555086Y2
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JP
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door
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case
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康聖 三塚
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はドアラッチ機構に関し、
詳しくは、角筒状に形成されたケースの開口部に取り付
けられるドアラッチ機構の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のドアラッチ機構の一例を示
す構成説明図であり、記録計におけるドアの例を示して
いる。図において、1は角筒状に形成されたケースであ
り、その開口部にはベゼル2が取り付けられている。こ
のベゼル2には、上下に対向するように折り曲げ辺3,
4が形成されている。5はドアであり、一端がヒンジ6
を介してベゼル2の上下の折り曲げ辺3,4間の一端に
回動可能に取り付けられている。ドア5の他端の内側に
はラッチのためのピン7が設けられている。そして、ケ
ース1の開口部の他端の側面の内側には、一端にピン7
に着脱可能に嵌合するようにキャッチアーム9が形成さ
れたラッチ部材8が例えばネジで固定されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】すなわち、このような
構成におけるラッチ部材8は、塑性変形や繰り返し応力
による破壊などを避けるために、キャッチアーム9部分
を長く形成しなければならず、細長くなってしまう。こ
のように細長いラッチ部材8を用いるためには、ケース
1の開口部の他端の側面の内側に取り付けざるを得な
い。
【0004】この結果、ケース1の内側の使用可能な容
積はケース1の内法寸法Lからラッチ部材8の板厚を引
いた値になり、ケース1内の実装密度を低下させる一因
になっている。また、キャッチアーム9の端部がピン7
の外径に沿って押し広げられるときに発生する応力(変
位)は付け根のみに集中することから、疲労しやすいと
いう問題もある。
【0005】本考案はこのような従来の問題点を解決す
るものであり、その目的は、ケース内の使用可能な容積
を大きくしてケース内への実装密度を高めることができ
るドアラッチ機構を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
する本考案は、上下に対向するように折り曲げ辺が形成
され、角筒状に形成されたケースの開口部に取り付けら
れたベゼルと、一端がこのベゼルの上下の折り曲げ辺間
の一端に回動可能に取り付けられたドアと、ピンと、こ
のピンを対向する端部で挟むように両端のキャッチアー
ムが対称形に蛇行形成された板バネよりなるラッチ部材
とを具備し、これらピンとラッチ部材が、ベゼルの上下
の折り曲げ辺またはドアの上下面のいずれかにそれぞれ
取り付けられたことを特徴とする。
【0007】
【作用】ドアのラッチは、ケースの開口部に取り付けら
れたベゼル部分で行われることになり、従来のようにラ
ッチ部材の板厚によってケースの内部容積が減少するこ
とはなく、ケース内の高密度実装が可能になる。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本考案の実施例を説明す
る。図1は本考案の一実施例を示す構成説明図であり、
図2と共通する部分には同一符号を付けている。図にお
いて、ピン7はベゼル2の下の折り曲げ辺4の端部近傍
に固着されている。10は板バネよりなるラッチ部材で
あり、ピン7を対向する端部で挟むように両端のキャッ
チアーム11,12が対称形に蛇行形成されている。そ
して、このラッチ部材10はドア5の下面の端部近傍に
ネジ止め固着されている。すなわち、ラッチ部材10
は、ねじ止め部分とピン7を挟む部分との距離が図2に
示した従来のラッチ部材8に比べて短くなるように形成
されていて、ドア5の下面への取付けを可能にしてい
る。
【0009】このような構成において、ラッチ部材10
のキャッチアーム11,12の端部の入口の間隔はピン
7の外径よりも狭く、挟み込む部分の径はピン7の外径
と等しく形成されている。これにより、ドア5をラッチ
する場合には、ラッチ部材10のキャッチアーム11,
12の端部がピン7の外径に沿って押し広げられた後、
挟み込み部にピン7を挟み込む。ラッチを解除する場合
には、逆の動作を行う。
【0010】また、ラッチ部材10のキャッチアーム1
1,12を対称形に蛇行させているので、キャッチアー
ム11,12の端部がピン7の外径に沿って押し広げら
れるときに発生する応力(変位)をキャッチアーム1
1,12の蛇行部分と付け根部分とに分散させることが
でき、図2に示した従来のラッチ部材8に比べてラッチ
部材の疲労を軽減できる。
【0011】なお、本考案で用いるラッチ部材の板厚、
キャッチアームの蛇行形状や蛇行数などは負荷や用途に
応じて適切に設定すればよい。また、ピンをドア側に取
り付けてラッチ部材をケース側に取り付けてもよく、こ
れらの取付け位置は上辺でもよい。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
ケース内の使用可能な容積を大きくしてケース内への実
装密度を高めることができるドアラッチ機構が実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す構成説明図である。
【図2】従来のドアラッチ機構の一例を示す構成説明図
である。
【符号の説明】
1 ケース 2 ベゼル 5 ドア 6 ヒンジ 7 ピン 10 ラッチ部材 11,12 キャッチアーム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に対向するように折り曲げ辺が形成さ
    れ、角筒状に形成されたケースの開口部に取り付けられ
    たベゼルと、 一端がこのベゼルの上下の折り曲げ辺間の一端に回動可
    能に取り付けられたドアと、 ピンと、 このピンを対向する端部で挟むように両端のキャッチア
    ームが対称形に蛇行形成された板バネよりなるラッチ部
    材とを具備し、 これらピンとラッチ部材が、ベゼルの上下の折り曲げ辺
    またはドアの上下面のいずれかにそれぞれ取り付けられ
    たことを特徴とするドアラッチ機構。
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JPH0567777U JPH0567777U (ja) 1993-09-10
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