JP2551593B2 - マ−カの状態を変える装置 - Google Patents

マ−カの状態を変える装置

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JP2551593B2
JP2551593B2 JP62179268A JP17926887A JP2551593B2 JP 2551593 B2 JP2551593 B2 JP 2551593B2 JP 62179268 A JP62179268 A JP 62179268A JP 17926887 A JP17926887 A JP 17926887A JP 2551593 B2 JP2551593 B2 JP 2551593B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F13/00Apparatus or processes for magnetising or demagnetising
    • H01F13/006Methods and devices for demagnetising of magnetic bodies, e.g. workpieces, sheet material

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  • Power Engineering (AREA)
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、保護すべき物品に固着されたデユアルステ
ータスマーカが、呼びかけ信号ゾーンにおいて発生する
交番磁界に応答して検出可能信号を発生させるタイプの
電子物品監視(EAS)システムに関する。前述のデユア
ルステータスマーカは、高度に透磁性で、保磁力の低い
磁性材料の部材と、少なくとも永久に磁化可能の制御エ
レメントからなることが好ましい。前記の制御エレメン
トが減磁されると、マーカがそのゾーンにある場合はマ
ーカの一方のステートに対応する検出可能信号が発生
し、かつ磁化されると、マーカの別の状態に対応する異
なる信号が発生しうる。特に本発明は前記マーカの状態
を変える装置に関する。
[発明の背景] 前述のタイプのEASシステムは例えば、(エルダとラ
イト−Elder and Wright−とに対する)米国特許第3,66
5,449号に記載され、かつ請求されている。そのような
システムによれば、前記のタイプのデユアルステータス
マーカは、交番し振幅の減少する磁界を適用するか、あ
るいは例えばミネソタ州ミネアポリスのノートロニクス
カムパニ(Nortronics Company,Inc.of Minneapolis,Mi
nnesota)により市販されているタイプの大型の磁気消
去器を後退させることによつて一定強度の交番磁界を徐
々に取外することにより敏感にできる、即ち高保磁力の
制御エレメントを減磁させることができる。前記特許第
3,665,449号に記載のように、前述の減磁作業は、隣接
する磁石が反対の極性とされている一連の永久磁石を適
正に選択かつ配置することによつても実行できる。強度
の異なる磁石を選択し、それらを(運転の方向に対し
て)強度の最大のものから最小のものの順に配列するこ
とにより、磁界は制御エレメント上を通るとき振幅が減
少するようにみえる。また、前記特許は同じ磁界強度の
磁石を倒立して上る階段状即ち傾斜面状に配置すること
により磁界の振幅が徐々に減少して同じ結果をもたらす
こと、および厳密には通常制御エレメントを減磁する必
要のないことを述べている。むしろ、制御エレメントの
磁性作用は、供給された磁界によりマーカの磁性反転を
可能とする程度まで低減すればよい。
前述の技術は広範な種類の物品にマーカを固着させて
いる多様の領域において有用である一方、それに関連す
る磁界は、例えばビデオレンタル業界において利用され
る、予め記録した磁気ビデオやオーデイオカセツトのよ
うな、ある種の物品に関連する磁性状態に不当に干渉す
ることが判明した。前述の予め記録した磁気カセツトは
コンパクトサイズであり、かつ一般化しているため、そ
れらは万引の標的になることが多く、そのため、盗難防
止マーカを用いる物品となりがちである。しかしなが
ら、同時に、そのような固着したマーカは物品が戻され
ると敏感にされることが望ましく、例えば前述したよう
な従来技術による減磁装置は、カセツト内の磁気テープ
に予め記録した信号に不当に影響を与える可能性がある
ことが判明した。
[発明の要約] 発生した磁界の強度が事実上制御されずに分散する前
述の従来技術による減磁装置とは対照的に、本発明によ
る装置は、当該装置の表面から極短く制御された距離に
おいて強度が急速に低減し、このため、近くに持つてこ
られたマーカの高保磁力の制御エレメントを減磁できる
と同時に、マーカが固着されているカセツト内のテープ
に記録された磁気信号に目立つて干渉することの不可能
な、一連の交番極性磁界を提供する。
このように、本発明の装置は、その介在が望ましくは
呼びかけ信号ゾーンで判らない、物品に固着され、増感
されたデユアルステータス盗難防止マーカを検出する電
子物品監視(EAS)システムと共に使用するようにされ
る。この装置は特に予め記録したビデオあるいはオーデ
イオカセツトの外面に固着したマーカに対して用いるよ
うにされている。そのようなシステムにおけるマーカは
低保磁力で高透磁性の強磁性材料の部材と、第1の材料
に近接位置した、永久磁化可能で高保磁力の材料からな
る少なくとも1個の制御エレメントとを含む。前記のエ
レメントは減磁されると、マーカを第1の状態、例えば
マーカが質問ゾーンにあるとそれが検出されうる敏感に
された状態とさせる。逆に制御エレメントが磁化される
と、マーカは第2の状態、例えばマーカが呼びかけ信号
ゾーンにあつても検出されない敏感にされた状態とされ
る。
本発明による装置は、物品がそれに対して運動しうる
作業面と、ハウジングに結合された永久磁石材の細長い
セクションとを有するハウジングを含む。前記の細長い
セクションはその長さにわたつて連続的に延びる、複数
の交互に極性とされた永久磁石領域を有する。これらの
領域はハウジングの作業面において、一連の近接隔置し
た、交番極性の磁界をつくる。細長いセクションの第1
の部分は該セクシヨンのその部分にわたつて全体的に強
度が低減する磁界をその作業面においてつくる。前記の
各領域は前記の細長いセクシヨンの幅にわたつて延び、
かつ一連の前記領域は細長いセクシヨンの長さにわたつ
て延びる。さらに、一連の領域の中の最も強い領域に関
連した作業面における磁界の強度は制御エレメントの保
磁力の所定値の約1から1.5倍である。このように、最
も強い磁界近傍の位置から反対極性の一連の各々の強い
磁界を通つて作業面に対して物品が運動することによ
り、該物品に固着されたマーカを交番極性の磁界に対し
て露出し、徐々に強度を低減させてマーカの制御エレメ
ントを著しく減磁させる。交番領域が近接隔置されてい
るため作業面上方の磁界の強度を急激に低減させて物品
内に含まれた磁気的に敏感な対象物に悪影響を与えない
ようにする。
本発明の好適実施例においては、前記の細長いセクシ
ョンはまた、ハウジングの作業面において最も強力な磁
界をつくる第1の部分の端部と結合された第2の部分を
含む。この第2の部分は、概ね均等のピーク強度の一連
の交互に分極され永久的に磁化された領域と、他方の領
域よりピーク強度が小さい最外側領域とを含む。前述の
好適構造は、最外側磁界の作業面におけるピーク強度が
他の領域に関連したピーク強度より大きくないことを保
証する。
作業面に沿つたいずれかの位置における正味の磁界は
前記作業面の下方に位置した細長い帶片の磁化された領
域の各々からの磁束の代数学的和であつて、各領域は所
定位置からの当該領域の距離に応じて作用は少なくな
る。このように、例えば、作業面に沿つた中間位置にお
ける正味磁界がその直接下方の磁化された領域により指
示される方向にあり、ピーク強度が強度の均等なすぐ隣
接する領域の反対方向の磁界により主として低減され
る。対照的に、もし最外側領域が残りの領域により提供
されるものと等しい強度の磁界を提供するものとすれ
ば、反対極性のさらに別の磁界が介在しないことによつ
て、作業面における最外側磁界の強度を残りの領域から
得られる強度より大きくする。そのような大きい磁界は
作業面に沿つて位置した、予め記録した磁気媒体に悪影
響を与えうる。逆に、もし初期のピーク磁界強度が、前
述の悪影響が発生しうる強度以下となるよう制御される
とすれば、第2の部分の残りと関連した後続のさらに小
さい磁界であつても、結果的に感度が減少するよう制御
エレメントを完全に減磁するに十分でない可能性があ
る。
本発明を、同じ参照番号が対応する要素を識別する添
付図面を参照して以下詳細に説明する。
[好適実施例の説明] 第1図と第2図とに示すように、本発明による減磁装
置は、ハウジング12を有し、その中の空洞14内に後述す
る細長い磁気セクション16を含めたカウンタトツプ装置
10の形態でよい。空洞14の方は非磁性のカバープレート
18により覆われ、該プレート18は細長い磁気セクション
16を覆い、かつ保護する。さらに、カバープレート18
は、当該装置の使用中、マーカ22を固着した物品20がそ
の上を通ることのできる作業面19を提供する。例えば、
前記カバープレート18は、厚さが0.50ミリの範囲の非磁
性ステンレス鋼の帶片からつくればよい。さらに、金属
製カバープレート18は、高分子材の面、あるいは塗装面
を有するカバープレートを用いれば発生しうるかき傷あ
るいは削り傷による摩耗に耐える面として望ましく、か
つそのため何サイクルも使用したとしても美観的に問題
ない。
当該装置10は水平位置でのカバープレート18により設
定された作業面と共に用いられ、そのため物品20は水平
面を横切つて運動しうるが、当該装置はまた作業面19を
垂直にするように位置させてもよい。
第1図に示すように、当該装置10のハウジング12は2
つの側21を含む。ハウジングは非磁性材料で構成するの
が好ましく、かつ適当な寸法および仕上りの硬材からつ
くつてもよく、あるいは射出成形あるいは機械加工した
プラスチツクから形成してもよい。また、ハウジング12
には適当な標識、製造者名、指示等を付与するための傾
斜面(図示せず)を設けてもよい。
第1図に示す装置の使用の際、物品20は矢印24により
示される方向に運動し、そのため該物品の一方の面に固
着したマーカ22か、空洞14内に含まれる細長い磁気セク
ション16上を通るようにさせることが認められる。この
ように、例えば、当該物品20が典型的な包装されたビデ
オカセツトであるとすれば、マーカ22はカセツトの一方
の側に固着させ、カセツトをカバープレート18に位置す
るよう保持し、矢印24の方向で作業面19に沿つて通す。
マーカ22は典型的には、例えば(フイアロン−Fearon
への)米国特許第3,790,945号に記載のように、パーマ
ロイ、ある種のアモルフアス合金等の高透磁性で低保磁
力の磁性材の帶片から構成される。マーカはさらに、例
えば(ピーターソン−Petersonへの)米国特許第3,747,
086号に記載の高保磁力の磁化可能材料製の少なくとも
1個の制御エレメント32が設けられる。前記制御エレメ
ント32は、4000−19,200A/mの範囲の所定値の保磁力を
有するビツカロイ、磁性ステンレス鋼等の材料から典型
的に形成される。前記制御エレメントが磁化されると、
マーカ22が質問ゾーンにあるときマーカが当該システム
により検出されないようにする。
制御エレメント32の減磁は、該エレメント32が作業面
19においてセクシヨン16と関連した磁界と近接するよう
にされると、細長い磁気セクション16により提供される
磁界に露出された際達成される。
細長い磁気セクション16の詳細を第2図の断面図に示
す。第2図から判るように、当該装置10のハウジング12
はくぼみ即ち空洞14を有するものとして示され、該空洞
内で細長い磁気セクション16を位置させ、かつ該空洞内
のハウジングあるいはフレーム34によつて、くぼみの頂
部をカバープレート18で密閉して支持することができ
る。代案として、前記セクシヨンはカバープレート18
(図示せず)によりくぼみ14内に位置させて保持しても
よい。
第2図において示し、かつ第3図でより詳しく示すよ
うに、細長い磁気セクション16は、交番極性の一連の近
接隔置の磁界において、かつ細長い磁気セクション16の
一方の端から他方の端まで全体的に強度の均一な磁界に
おいて複数の磁化領域即ち極36を有する。各極36は前記
セクシヨン16の幅にわたつて延び、かつ一連の極がセク
シヨン16の長さにわたつて延びる。細長い磁気セクショ
ン16は(1)成形後磁化され、交番極を配設される射出
成形の永久磁石材か、あるいは(2)均一な交番極で磁
化された永久磁石のシートからつくることができる。図
示実施例においては、細長い磁気セクション16は、2.36
極/センチで磁化された前述のタイプの、厚さが2.3ミ
リで幅が76ミリのシート材から形成された。
その上に磁気セクシヨン16が位置されるくぼみ14の底
はハウジング12の作業面19に対して傾斜され、前記セク
シヨン16の第1の部分40がハウジングの作業面において
強度が徐々に減少する磁界をつくる。前記第1の部分40
の最も強力な磁界の端に隣接し、かつハウジングの作業
面19に対して平坦に第2の部分50が設けられている。第
2の部分50は1個以上の極を含み、ハウジングの作業面
19において可成り一定のピーク強度の交番磁界を提供す
る。第2の部分50の目的は、減磁過程を正しく開始する
ため制御エレメント32の磁化に対して反対の方向の少な
くとも1個の強力な磁界を保証することである。また、
前記第2の部分50は、最も強力な磁界を関連させている
第1の部分40の第1の極54に係る何らかの最終的な作用
を排除する。さらに、細長い磁気セクション16の低磁界
側の端部には以下説明する目的に対して湾曲とされた第
3の部分60を含む。
このように、第2図と第3図とに示すように、1セン
チ当り2.36極を有する前述の磁気セクシヨンをフレーム
34上に支持させ、2.54センチの第2の部分50と、15.2セ
ンチの第1の部分40とをハウジングの作業面19に対して
2゜34″の角度で傾斜させ、5.1センチの第3の部分60
が31センチのアールを有するようにさせることにより、
極は第4図に示すように作業面に沿つてピーク磁界をつ
くり、隣接する各対の極の間の磁極を交番させることに
より実際に作業面に沿つて水平方向の磁界において全体
的に正弦曲線の変化をもたらすことが認められる。
第4図に示すように第3の部分60の端部分において磁
界強度が増加することは、最後の極の上方の作業面19に
おける磁界が反対の極性の隣接する極からの補償磁界の
作用を受けないという事実によるものと考えられる。こ
の増加した磁界は制御エレメント32を部分的にも再磁化
させないに十分小さいことが不可欠である。このよう
に、作業面から離れる方向に円弧曲線を有する第3の部
分60は、作業面からの距離がさらに急激に増加するため
最後の極の上方の作業面においては十分強度の低い磁界
がつくられて制御エレメント32に対する作用を最小にす
ることが判明した。第3の部分は第1の部分40より鋭い
傾斜角で代替的に傾斜させてよいことが認められる。し
かしながら、鋭角の曲線を用いることにより第1の部分
40と第3の部分60との間で滑かな変移が得られる。
第4図に示すように、強度の減少は均一ではない。こ
れは種々の極のサイズおよび磁化の変動が小さいとめと
考えられる。しかしながら、前記変動が制御エレメント
32の減極を阻止するに十分大きくない限り前述のような
小さい不規則性は許容しうる。もし磁界の減磁が余りに
も遅すぎるならば、細長いセクション16は実用的でない
程長くある必要はなく、かつ磁界の減磁が余りにも急速
であるならば減磁は特に前述のような非均一性を考えれ
ば完全とはならない。このように、減磁は、各々の一連
の極に関連した作業面19における磁界強度が平均して、
いずれかの2個の隣接する極の間で5から20%減少すれ
ば発生する。
最も強力な極に関連した磁界が減磁過程を開始するに
十分強力であることが重要である。これは、制御エレメ
ントの保磁力の所定値の約1.5倍に等しいことが判明し
た。しかしながら、制御エレメントの減磁の間物品20内
に含まれる、磁気に感応する物体70に悪影響を与えるほ
ど磁界の強度が強力でないことも重要である。予め記録
したオーデイオカセツトは約100エルステツド以上の磁
界により悪影響を受けるが、一方予め記録したビデオカ
セツトは16,000A/m程度の多分に高強度の磁界に耐える
ことができる。減磁装置の磁界は、作業面19から磁気感
応対象物70までの測定距離Dにおいて十分小さくなるよ
うに、作業面19から離れると急速に減磁することが必要
である。典型的な距離Dは1.6−3.2ミリの範囲内であ
る。これは極の間隔を、作業面から離れると種種の極が
有効磁界に寄与し、その結果反対の極性の隣接する極か
らの部分的な消去をもたらすに十分小さくすることによ
り達成される。同時に、極の間隔は小さすぎたり、作業
面における磁界は減磁過程を開始させるに十分強力では
ない。このように、予め記録されたカセツトに悪影響を
与えることなく固着されたマーカ22の制御エレメント32
減磁させるには極間隔が2.36−2.76極/センチで作業面
上方約0.76ミリで、36,000A/m以下、好ましくは28,000
−33,600A/mの範囲の磁界強度が好ましい。
第4図に示すように、第2の部分50の最外側の極から
つくられる初期ピーク磁界は第2の部分の残りの極によ
り発生するピーク磁界より若干大きい。マーカ内の制御
エレメント32の磁化状態が、少なくとも磁界が徐々に減
極する前に一回確実に反転するようにさせるため第2の
部分50に沿つた多数回の磁界反転が望ましい。このよう
に、可成り一定のピーク強度の一連の磁界の各々と、前
記部分に沿つた一連の交番磁極の各々は作業面に沿つて
位置すべき予め記録した磁気媒体に悪影響を与えること
なく許容しうる最大値に近い強度を有する必要がある。
このように、第2の部分の残りの部分に沿つたものより
さらに強度の大きい初期ピーク磁界が介在することによ
つて種々の問題を発生させうる。まず、もし第2の部分
の残りの部分に沿つたピーク磁界がすでに許容最大レベ
ルに近いとすれば、さらに強度の大きい第1のピークは
予め記録した媒体にはるかに悪影響を与えやすい。他
方、強度の全てが比例的に低減され、最外側ピーク磁界
強度が最大の許容レベル内であるとすれば、後続の磁界
の強度は低すぎて適正な減磁サイクルを開始できず、か
つその場合、制御帶片も完全に減磁されなくなる。
高すぎることのないよう初期ピーク磁界と、かつ低す
ぎることがないよう後続の磁界との双方を制御すること
が可能であるが、通常の製作公差によりこのことが困難
となる。例えば、もし磁気帶片を適当に選択することに
より第2の部分の最外側領域のピーク強度が正味強度で
約32,000A/mとなるようにされるとすれば、製作公差に
よる典型的な変動によりあるピーク磁界強度を予め記録
した媒体に悪影響を与えるに十分高くさせる。逆に、正
味強度が約28,800A/mまで低下し、典型的な製作公差で
経験されるピーク磁界が記録された媒体に悪影響を与え
ることが判明した磁界以下となるとすれば、第2の部分
の残りの部分に関連する最小ピーク強度は完全に磁化逆
転し始めるには低すぎるものとなる。次いで、あるマー
カの制御エレメントは最終的に完全に減磁していない状
態のままとされ、完全な感性を回復できない。
第4図に示す強度(即ち、最外側ピーク強度が約30,4
00A/mで、第2の部分の残りの部分に沿つた平均ピーク
強度が約25,600A/m)を有する磁界をつくる構成を用い
て、マーカは満足に減磁された。平均ピーク磁界が1600
A/mのみ減少したとき、マーカの約半分の感度は、作業
面全体に沿って通った後では、より高度の磁界が用いら
れたときに測定されたものの約95%にすぎなかったこと
が観察された。
第5A図は、好ましくない程度高い初期ピーク磁界が認
められたときの構成の断面図である。フレーム34′内に
は前述のように、第1(40′)と、第2(50′)と、お
よび第3(図示せず)部分を有する磁気帶片16′が位置
した。第1の部分40′の一部のみと、第2の部分50′と
が実際に第5A図に示されている。前記帶片16′はプラス
チフオーム(plastiform)印の永久磁石材料の狭く、断
続したセクシヨン64,66,68,70,72および74から形成され
ることが望ましい。このように、適当な固定具を用い
て、3.2ミリ厚さで、3.6ミリ長さで76ミリ幅の部材が射
出成形され、3.6ミリの長さは、当該部材が次いで並置
関係で組立てられると、2.76極/センチの極間隔が得ら
れるように選定されたものである。成形後、断続した部
材が一定強度の磁界に露出され、当該部材の頂部が一方
の極性を有し、底部が反対の極性を有するように、各部
材において極めて均一なレベルの磁化を行つた。次い
で、前記部材を、交互に上下位置し、カバープレート1
8′を追加して作業面19′において一連の交互の磁界を
提供するように組立てられた。そのように断続的に部材
を組立てることにより、一定強度あるいは規則的に低減
する強度の、さらに均一に並ぶ交互極性の磁界を提供す
ることが判明した。
第5A図に示すように、第2の部分50′は全てが同じ幅
で、同じ極性強度である部材から構成した。そのような
構成により、作業面に沿つたいずれかの所定の位置にお
ける正味の方向と強度とはその位置のすぐ下方の磁化さ
れた部材によつて一次的に制御され、次の最も近い部材
の反対の磁界により二次的に減磁される、しかしなが
ら、最も外側の磁化された部材64と一次的に関連した磁
界が補正されない、即ちさらに磁化された部材から反対
の磁界により減磁されるので、初期ピーク磁界の強度
は、その部分の残りから発生する強度より大きい。
その結果を第5B図に示す。正と負のピーク水平磁界成
分76,78,80および82は隣接する部材の各々の磁界上方の
位置において発生するものとして示され、各部材は完全
に補正されているので強度は均一である。対照的に、補
正していない第1のピーク84は強度がより大きい。
好適実施例においては、前述のようにより高い初期強
度は、磁界強度のより低い、さらに磁化された領域を含
むことにより阻止しうる。そのような実施例を第6A図に
示し、その結果の磁界強度を第6B図に示す。図示のよう
に、第2の部分50″は前述のように、依然として複数の
磁化された部材64′,66′,68′,70′,72′および74′を
含む。そのような組立体に対して、厚さが2.3ミリで、
僅かにより大きい、即ち組立てた帶片の方向の長さが5.
1ミリである外側部材84を追加した。次いで、この部材
を他の部材と同様に頂部から底部へ磁化し、その結果そ
の部材により提供される本来の強度は他の部材の各各に
より提供されるものの約半分であつた。前記部材84の底
部は残りの部材と共平面関係で位置され、即ち頂部は作
業面19″からさらに隔置された。全体の構造および位置
は、第6B図に示すように、初期ピーク磁界強度86が残り
のピーク強度より大きくないように選定された。そのよ
うな構造を用いて、全ての試験したマーカの完全な減磁
により、初期感度が100%復元させることが判明した。
第7図と第8図とは、よりピーク磁界強度の低い追加
の部材が介在しない場合(第7図)と、それが介在する
場合(第8図)発生するピーク磁界強度を示す。第7図
に示すように、もし前記部分50のほとんどの部分に沿つ
た磁界が、マーカの制御エレメントを適当に調質するよ
う約30,400A/mとなるよう選定されるとすれば、初期磁
界88は34,400A/mを上廻り、そのため記録された媒体に
悪影響を与えうる。その代りに、第8図に示すように、
別の、強度の低い磁化された部材を追加することにより
前述の初期ピークを排除し、全体の部分に沿つた強度90
を適正化させることができる。
第5A図、第5B図、第6A図、第6B図、第7図および第8
図に関して前述した実施例において、それぞれ第1、第
2および第3の部分、40,50,および60を有する、永久的
に磁化された細長いセクシヨンは断続した個別の部材か
ら形成され、該部材は磁化された後並置されて細長いセ
クシヨンを形成した。例えば、第1図から第4図までに
関連して説明したような、他の実施例においては、当該
セクシヨンは1個以上の押出し部材から形成すればよ
く、各部材は極正が交互の一連の極により磁化される。
したがつて、最外側の極がより小さい磁界を提供する好
適実施例においては、該極に関連する領域即ち部材は種
々の要領で前記結果を達成するよう構成しうる。領域即
ち部材自体は小さくでき、作業面からより離して位置で
き、かつ強度のより少ない磁化成分で形成するか、ある
いはより強度の低い状態まで磁化するかいずれかにより
本質的により弱くすることができる。同様に、作業面に
おける最も外側の正味磁界は、特に作業面の下方の磁石
から磁界を短絡させる磁気シムを含めることにより減磁
できる。最外側磁界の強度を低下させるその他の類似の
技術は本発明の範囲内においては同様に扱われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による減磁装置の一実施例の斜視図、 第2図は線2−2に沿つて視た、第1図の拡大断面図、 第3図は第2図に示す細長い磁気セクシヨンの細部の拡
大部分断面図、 第4図は特定の実施例に対して作業面にわたる磁界強度
を示すグラフ、 第5A図は第3図に示す細長い磁気セクシヨンの第2の部
分の細部を示す別の拡大した部分断面図、 第5B図は第5A図に示す構造に対応する作業面における水
平方向の磁界強度の変動を示すグラフ、 第6A図は、本発明による細長い磁気セクシヨンの好まし
い第2の部分の細部を示す、同様の拡大部分断面図、 第6B図は第6A図に示す構成に対応する作業面での水平方
向の磁界強度の変動を示すグラフ、 第7図と第8図とは、第5A図と第6A図とにそれぞれ示す
ように構成した細長い磁気セクシヨンの第2の部分に関
連した作業面に沿つたピーク磁界強度を示す様式化した
グラフである。 図において、 12……ハウジング、14……くぼみ 16……細長いセクション 18……プレート 19……作業面 40……第1の部分 50……第2の部分 60……第3の部分 64,66,68,70,72,74……部材 84……最外側磁化部分。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定値の保磁力を有する少なくとも1個の
    残留磁化可能の制御エレメントを含むデュアルステータ
    ス盗難防止マーカを固着している物品に対して相対運動
    するとき、前記制御エレメントを減磁してマーカの状態
    を変える装置であって、 物品が相対して移動されうる作業面(19)を有するハウ
    ジング(12)にして、該ハウジングに結合した永久磁石
    材料の細長いセクション(16)を有するハウジング(1
    2)を含み、 前記細長いセクション(16)が複数の接近して離隔され
    た磁極を有し、該磁極は、前記細長いセクションの第1
    の部分(40)が前記ハウジング(12)の前記作業面(1
    9)に対して所定の角度で傾斜されていて、前記磁極が
    前記作業面(19)において交互の極性を有しかつ全体的
    に強度を低減する一連の磁界を示していて、 各磁極が前記細長いセクション(16)の幅を横切って延
    び、そして前記一連の磁極が前記細長いセクションの長
    さに沿って延びている、 マーカの状態を変える装置において、 前記一連の磁界において最も強力な磁極に関連した前記
    作業面における磁界強度は、前記制御エレメントの保磁
    力の前記所定値の約1.5倍であり、これにより前記物品
    が、最も強力な磁界と関連した磁界の近傍の部分から反
    対磁極の各々の全体的に連続して弱くなっている磁界を
    通過する、前記ハウジング(12)の作業面(19)に対す
    る相対運動をすることにより、前記物品に固着されたマ
    ーカを交互の極性でかつ全体的に強度を低減する磁界に
    露出させることにより、前記マーカの制御エレメントを
    概ね減磁し、そして交互の磁極の近接した離隔によって
    前記作業面(19)の上方の磁界の強度を急激に減少さ
    せ、前記物品内に含まれた磁気的に感応する対象物に悪
    影響を与えないようにする ことを特徴とするマーカの状態を変える装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の装置において、前記細長
    いセクションの長さに沿った磁極と磁極の離隔が1.27cm
    であることを特徴とするマーカの状態を変える装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の装置において、前記細長
    いセクション(16)がさらに前記ハウジング(12)の作
    業面(19)における最も強力な磁界を示す前記第1の部
    分(40)のその端部に結合された第2の部分(50)を包
    含し、該第2の部分(50)が1つの磁極以上の磁極を含
    み、前記磁極が前記ハウジング(12)の面において交互
    の極性でほぼ一様な強度の近接して離隔した一連の磁極
    を示し、そして前記第2の部分(50)に関連した前記作
    業面(19)において磁界の最大強度が前記制御エレメン
    トの保磁力の所定値の約1.5倍であることを特徴とする
    マーカの状態を変える装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の装置において、前記細長
    いセクション(16)がさらに前記ハウジング(12)の作
    業面(19)における最も弱い強度の磁界を示す前記第1
    の部分(40)のその端部に関連された第3の部分(60)
    を包含し、該第3の部分(60)が複数の近接して離隔さ
    れた磁極を含み、前記磁極が前記作業面において交互の
    極性でそして前記第1の部分(40)に沿ったよりも前記
    第3の部分(60)に沿ってより大きな割合で全体的に強
    度を減少する一連の磁極を示すことを特徴とするマーカ
    の状態を変える装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の装置において、さらに磁
    束の磁力線をそこを通って概ね薄くしないで延びること
    ができる耐摩耗面を提供しながら前記細長いセクション
    (16)を保護すべく前記ハウジング(12)の前記作業面
    (19)を覆う薄い非磁性プレート(18)を包含すること
    を特徴とするマーカの状態を変える装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の装置において、前記ハウ
    ジング(12)がさらにその内部に前記細長いセクション
    が位置決めされる前記ハウジングの作業面上に開口した
    凹部を包含することを特徴とするマーカの状態を変える
    装置。
  7. 【請求項7】請求項1に記載の装置において、前記細長
    いセクション(16)が複数の永久磁石を包含することを
    特徴とするマーカの状態を変える装置。
  8. 【請求項8】請求項1に記載の装置において、前記細長
    いセクション(16)がほぼ一様に交互の磁極でもって磁
    化されている永久磁石材料を含むことを特徴とするマー
    カの状態を変える装置。
  9. 【請求項9】請求項1に記載の装置において、前記交互
    の極性の磁極が互いに隣接していることを特徴とするマ
    ーカの状態を変える装置。
  10. 【請求項10】請求項1に記載の装置において、前記最
    も強力な磁極の上方の磁界が350−420エルステッドの範
    囲内にあることを特徴とするマーカの状態を変える装
    置。
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