JP2551490Y2 - リレー装置 - Google Patents
リレー装置Info
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- JP2551490Y2 JP2551490Y2 JP3387692U JP3387692U JP2551490Y2 JP 2551490 Y2 JP2551490 Y2 JP 2551490Y2 JP 3387692 U JP3387692 U JP 3387692U JP 3387692 U JP3387692 U JP 3387692U JP 2551490 Y2 JP2551490 Y2 JP 2551490Y2
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- JP
- Japan
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- relay
- lead
- conductive member
- leads
- relays
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Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、リレー装置に関し、特
に接点の近傍をガード・シールドして電圧信号の漏洩を
防止したリレー装置に関する。
に接点の近傍をガード・シールドして電圧信号の漏洩を
防止したリレー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁石等が2個の接点間の接触及び離間
を選択的に制御することによって、信号路を選択的に開
閉する装置にリレー装置がある。このリレー装置の1つ
には、例えば、リード・リレーがある。通常のリード・
リレーにおいては、2個のリード(接点)がガラス等の
容器の中に封入されている。
を選択的に制御することによって、信号路を選択的に開
閉する装置にリレー装置がある。このリレー装置の1つ
には、例えば、リード・リレーがある。通常のリード・
リレーにおいては、2個のリード(接点)がガラス等の
容器の中に封入されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このようなリード・リ
レー等のリレー装置では、接点から駆動コイルへの電圧
信号の漏洩を防止するために従来からガード・シールド
が行われている。第2図は、従来のガード・シールドが
施されたリレー装置の断面図である。なお、第2図で
は、リレー装置として、リード・リレーを用いている。
この従来例では、第1リード(可動接点)14及び第2
リード(固定接点)16が封入された容器12を1つの
導電部材10によって包囲している。第1リード側の第
1端子18及び導電部材10は、ボルテージ・フォロア
20等の緩衝手段を介して接続されている。第1リード
14が第2リード16と接触しているとき、これらリー
ドは同一の電位に保たれる。また、導電部材10は、リ
ードの電位と実質的に等しい電位に保たれ、即ちガード
・シールドされ、リード14及び16と導電部材10と
の間に電界が発生せず、信号の漏洩が防止される。
レー等のリレー装置では、接点から駆動コイルへの電圧
信号の漏洩を防止するために従来からガード・シールド
が行われている。第2図は、従来のガード・シールドが
施されたリレー装置の断面図である。なお、第2図で
は、リレー装置として、リード・リレーを用いている。
この従来例では、第1リード(可動接点)14及び第2
リード(固定接点)16が封入された容器12を1つの
導電部材10によって包囲している。第1リード側の第
1端子18及び導電部材10は、ボルテージ・フォロア
20等の緩衝手段を介して接続されている。第1リード
14が第2リード16と接触しているとき、これらリー
ドは同一の電位に保たれる。また、導電部材10は、リ
ードの電位と実質的に等しい電位に保たれ、即ちガード
・シールドされ、リード14及び16と導電部材10と
の間に電界が発生せず、信号の漏洩が防止される。
【0004】しかし、第1リード14及び第2リード1
6が離間している場合、第1リードと第2リードとの電
位は、必ずしも同一ではない。第1リード及び第2リー
ドの間に極端な電位差があっても、導電部材10と第1
リード14との間は、同電位に保たれているので、信号
の漏洩は起こらない。しかし、第2リード16と導電部
材10との間には極端な電位差が発生して、漏洩の起こ
る可能性がある。
6が離間している場合、第1リードと第2リードとの電
位は、必ずしも同一ではない。第1リード及び第2リー
ドの間に極端な電位差があっても、導電部材10と第1
リード14との間は、同電位に保たれているので、信号
の漏洩は起こらない。しかし、第2リード16と導電部
材10との間には極端な電位差が発生して、漏洩の起こ
る可能性がある。
【0005】この問題を解決するために提案されたリレ
ー装置とし、本出願人が出願した実願平1−13471
0号(実開平3−74445号)に記載されたリレー装
置がある。この装置では、第1導電部材で第1リードを
包囲し、第2導電部材で第2リードを包囲し、第1導電
部材を第1緩衝増幅器を介して第1リードに接続し、第
2導電部材を第2緩衝部材を介して第2リードに接続し
ている。これにより、第1リード及び第2リードがオン
した伝達状態か、オフした遮断状態かにかかわりなく、
第1導電部材及び第1リードは同一の電位に保たれ、且
つ第2導電部材及び第2リードは同一電位に保たれてガ
ード・シールドが行われ、電圧信号の漏洩が防止され
る。しかし、このリレー装置は従来に比較して構造が複
雑になるために、高価になるという欠点がある。
ー装置とし、本出願人が出願した実願平1−13471
0号(実開平3−74445号)に記載されたリレー装
置がある。この装置では、第1導電部材で第1リードを
包囲し、第2導電部材で第2リードを包囲し、第1導電
部材を第1緩衝増幅器を介して第1リードに接続し、第
2導電部材を第2緩衝部材を介して第2リードに接続し
ている。これにより、第1リード及び第2リードがオン
した伝達状態か、オフした遮断状態かにかかわりなく、
第1導電部材及び第1リードは同一の電位に保たれ、且
つ第2導電部材及び第2リードは同一電位に保たれてガ
ード・シールドが行われ、電圧信号の漏洩が防止され
る。しかし、このリレー装置は従来に比較して構造が複
雑になるために、高価になるという欠点がある。
【0006】したがって、本考案の目的は、信号の伝達
及び遮断状態で共に、信号の漏洩を防止できるリレー装
置の提供にある。
及び遮断状態で共に、信号の漏洩を防止できるリレー装
置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案のリレー装置は、
各々が可動接点、固定接点及びこれらの接点を包囲す導
電部材を含む第1、第2及び第3リレー手段28、30
及び32は、入力端子及び出力端子間に順次直列接続さ
れる。第1リレー手段28の導電部材は入力端子に接続
され、第3リレー手段32の導電部材は出力端子に接続
される。第4リレー手段を構成するリレー34及び36
の各々は、可動接点、第1及び第2固定並びにこれら接
点を包囲する導電部材を有し、第1、第2及び第3リレ
ー手段がオン状態のときに、入力端子を第2及び第3リ
レー手段の導電部材に接続し、第1、第2及び第3リレ
ー手段がオフ状態のときに、入力端子を第1及び第2リ
レー手段の接続点に接続すると共に、出力端子を第2及
び第3リレー手段の接続点に接続する。
各々が可動接点、固定接点及びこれらの接点を包囲す導
電部材を含む第1、第2及び第3リレー手段28、30
及び32は、入力端子及び出力端子間に順次直列接続さ
れる。第1リレー手段28の導電部材は入力端子に接続
され、第3リレー手段32の導電部材は出力端子に接続
される。第4リレー手段を構成するリレー34及び36
の各々は、可動接点、第1及び第2固定並びにこれら接
点を包囲する導電部材を有し、第1、第2及び第3リレ
ー手段がオン状態のときに、入力端子を第2及び第3リ
レー手段の導電部材に接続し、第1、第2及び第3リレ
ー手段がオフ状態のときに、入力端子を第1及び第2リ
レー手段の接続点に接続すると共に、出力端子を第2及
び第3リレー手段の接続点に接続する。
【0008】
【作用】第1、第2及び第3リレー手段がオンした状態
では、これらの各リレーでは、接触した可動接点及び固
定接点と、導電部材とは同電位になってガード・シール
ド作用が生じ、入力電圧信号は接点から電磁石へ漏洩し
ない。また、第1、第2及び第3リレー手段がオフした
状態では、第1リレー手段の離間した可動接点及び固定
接点は同電位となり、これらの接点間では信号の漏洩は
生じず、更にこれらの接点と導電部材とが同電位となる
ので、これらの間でも信号の漏洩は生じない。
では、これらの各リレーでは、接触した可動接点及び固
定接点と、導電部材とは同電位になってガード・シール
ド作用が生じ、入力電圧信号は接点から電磁石へ漏洩し
ない。また、第1、第2及び第3リレー手段がオフした
状態では、第1リレー手段の離間した可動接点及び固定
接点は同電位となり、これらの接点間では信号の漏洩は
生じず、更にこれらの接点と導電部材とが同電位となる
ので、これらの間でも信号の漏洩は生じない。
【0009】
【実施例】図1は、本考案のリレー装置の好適な実施例
を示す簡略的回路図である。このリレー装置は、入力端
子24及び出力端子26間で信号を伝達又は遮断する。
リード・リレー28、30及び32の夫々は、可動接点
である第1リード28a、30a及び32aと、固定接
点である第2リード28b、30b及び32bと、これ
ら2つのリードを包囲する導電部材28c、30c及び
32cと、第1リードに磁気的に作用して第1及び第2
リードの接触(オン状態)及び離間(オフ状態)を選択
的に制御する駆動コイル即ち電磁石28d、30d及び
32dとを有する。これらのリレーは、図2に示す従来
のリード・リレーと同一のものでよく、図1では、図2
に示すリード・リレーを簡略的に図示している。リード
・リレー28、30及び32は、電磁石に駆動電流を供
給しない非駆動状態ではオフ状態となり、駆動電流を供
給した駆動状態ではオン状態となる。この様なリレー
は、例えば、三協インターナショナル社から“DA1A
05E型静電シールド付リレー”として販売されてい
る。
を示す簡略的回路図である。このリレー装置は、入力端
子24及び出力端子26間で信号を伝達又は遮断する。
リード・リレー28、30及び32の夫々は、可動接点
である第1リード28a、30a及び32aと、固定接
点である第2リード28b、30b及び32bと、これ
ら2つのリードを包囲する導電部材28c、30c及び
32cと、第1リードに磁気的に作用して第1及び第2
リードの接触(オン状態)及び離間(オフ状態)を選択
的に制御する駆動コイル即ち電磁石28d、30d及び
32dとを有する。これらのリレーは、図2に示す従来
のリード・リレーと同一のものでよく、図1では、図2
に示すリード・リレーを簡略的に図示している。リード
・リレー28、30及び32は、電磁石に駆動電流を供
給しない非駆動状態ではオフ状態となり、駆動電流を供
給した駆動状態ではオン状態となる。この様なリレー
は、例えば、三協インターナショナル社から“DA1A
05E型静電シールド付リレー”として販売されてい
る。
【0010】リード・リレー34及び36は、リード・
リレー28、30及び32と構造が類似しているが、第
1固定接点を2つ有することが異なり、夫々は、可動接
点である第1リード34a及び36aと、第1固定接点
である第2リード34b及び36bと、第2固定接点で
ある第3リード34e及び36eと、電磁石34d及び
36dとを含む。リレー34及び36は、電磁石の非駆
動状態では、リード34a及び36aが夫々リード34
e及び36eに接触し、駆動状態ではリード34a及び
36aが夫々リード34b及び36bに接触する。この
様なリレーは、例えば三協インターナショナル社から
“DB1C05E型静電シールド付リレー”として販売
されている。本考案の実施例で使用する全てのリード・
リレーは、安価で容易に入手可能である。
リレー28、30及び32と構造が類似しているが、第
1固定接点を2つ有することが異なり、夫々は、可動接
点である第1リード34a及び36aと、第1固定接点
である第2リード34b及び36bと、第2固定接点で
ある第3リード34e及び36eと、電磁石34d及び
36dとを含む。リレー34及び36は、電磁石の非駆
動状態では、リード34a及び36aが夫々リード34
e及び36eに接触し、駆動状態ではリード34a及び
36aが夫々リード34b及び36bに接触する。この
様なリレーは、例えば三協インターナショナル社から
“DB1C05E型静電シールド付リレー”として販売
されている。本考案の実施例で使用する全てのリード・
リレーは、安価で容易に入手可能である。
【0011】入力端子24は、リレー28のリード28
aに接続されると共に、ボルテージ・フォロア等により
構成する緩衝増幅器38の入力端子に接続される。緩衝
増幅器38の出力端は、リレー28の導電部材28c
と、リレー34の導電部材34c及びリード34aに接
続される。緩衝増幅器38は、入力インピーダンスが高
く、入力側と同一の電位を出力側に発生する。リレー2
8のリード28bは、リレー30のリード30a及びリ
レー34のリード34eに接続される。リレー34のリ
ード34bは、リレー30の導電部材30c及びリレー
36のリード36bに接続される。リレー30のリード
30bは、リレー32のリード32a及びリレー36の
リード36eに接続される。リレー32のリード32b
は、出力端子26に接続されると共に、緩衝増幅器38
と同様の緩衝増幅器40の入力端に接続される。緩衝増
幅器40の出力端は、リレー32の導電部材32cと、
リレー36のリード36a及び導電部材36cとに接続
される。駆動回路42は、電磁石28d、30d、32
d、34d及び36dに選択的に駆動電流を供給し、各
リレーのオン及びオフ状態を選択する。
aに接続されると共に、ボルテージ・フォロア等により
構成する緩衝増幅器38の入力端子に接続される。緩衝
増幅器38の出力端は、リレー28の導電部材28c
と、リレー34の導電部材34c及びリード34aに接
続される。緩衝増幅器38は、入力インピーダンスが高
く、入力側と同一の電位を出力側に発生する。リレー2
8のリード28bは、リレー30のリード30a及びリ
レー34のリード34eに接続される。リレー34のリ
ード34bは、リレー30の導電部材30c及びリレー
36のリード36bに接続される。リレー30のリード
30bは、リレー32のリード32a及びリレー36の
リード36eに接続される。リレー32のリード32b
は、出力端子26に接続されると共に、緩衝増幅器38
と同様の緩衝増幅器40の入力端に接続される。緩衝増
幅器40の出力端は、リレー32の導電部材32cと、
リレー36のリード36a及び導電部材36cとに接続
される。駆動回路42は、電磁石28d、30d、32
d、34d及び36dに選択的に駆動電流を供給し、各
リレーのオン及びオフ状態を選択する。
【0012】本考案のリレー装置の動作を次に説明す
る。入力端子24に供給された入力電圧信号を出力端子
26に伝達するときは、駆動回路42は、リレー28、
30及び32をオン状態にし、リレー34及び36の第
1リード34a及び36aを夫々第2リード34b及び
36bに接触させる。このとき、入力端子24からリレ
ー28、30及び32を介して出力端子26に達する信
号路が形成される。入力電圧信号は、緩衝増幅器28を
介して導電部材28c及び34cに供給されると共に、
リレー34を介してリレー30の導電部材30cに供給
され、リレー34を通った入力電圧信号は、更にリレー
36を介してリレー32の外部導体32cに供給され
る。これにより、リレー28、30及び32の各々で
は、接触した第1及び第2リードと、導電部材とは同電
位になってガード・シールド作用が生じ、即ちリード及
び電磁石との抵抗が無限大になり、入力電圧信号はリー
ドから電磁石へ漏洩しない。この際、リレー30及び3
2の外部導体30c及び32cに入力電圧信号を伝達す
るためのリレー34及び36においても、同様のガード
・シールド作用が生じ、外部導体30c及び32cに正
確に入力電圧信号を伝達することができる。
る。入力端子24に供給された入力電圧信号を出力端子
26に伝達するときは、駆動回路42は、リレー28、
30及び32をオン状態にし、リレー34及び36の第
1リード34a及び36aを夫々第2リード34b及び
36bに接触させる。このとき、入力端子24からリレ
ー28、30及び32を介して出力端子26に達する信
号路が形成される。入力電圧信号は、緩衝増幅器28を
介して導電部材28c及び34cに供給されると共に、
リレー34を介してリレー30の導電部材30cに供給
され、リレー34を通った入力電圧信号は、更にリレー
36を介してリレー32の外部導体32cに供給され
る。これにより、リレー28、30及び32の各々で
は、接触した第1及び第2リードと、導電部材とは同電
位になってガード・シールド作用が生じ、即ちリード及
び電磁石との抵抗が無限大になり、入力電圧信号はリー
ドから電磁石へ漏洩しない。この際、リレー30及び3
2の外部導体30c及び32cに入力電圧信号を伝達す
るためのリレー34及び36においても、同様のガード
・シールド作用が生じ、外部導体30c及び32cに正
確に入力電圧信号を伝達することができる。
【0013】入力端子24及び26間で入力電圧信号を
遮断するときは、駆動回路42は、リレー28、30及
び32をオフ状態にし、リレー34及び36の第1リー
ド34a及び36aを夫々第3リード34e及び36e
に接触させる。入力電圧信号は、リレー28のリード2
8aに供給されると共に、緩衝増幅器38を介して導電
部材28c及び34cに供給され、更にリレー34を介
してリード28b及び30aの中間点に供給される。こ
れにより、リード28a及び28bは同電位となり、離
間したこれらのリード間では信号の漏洩は生じず、ま
た、リード28a及び28bと導電部材28cとが同電
位となるので、これらの間でも信号の漏洩は生じない。
出力端子側では、出力端子26の電位は、緩衝増幅器4
0を介して導電部材32c及び36cに供給され、更
に、リレー36を介してリード30b及び32aの中間
点に供給される。これにより、リード32a及び32b
は同電位となり、離間したこれらのリード間では、信号
の漏洩は生じず、また、リード32a及び32bと導電
部材32cとが同電位となり、これらの間でも信号の漏
洩は生じない。したがって、入力端子24及び出力端子
26から見た抵抗は、理論的には無限大になり、入力端
子24及び出力端子26を完全に絶縁することができ
る。
遮断するときは、駆動回路42は、リレー28、30及
び32をオフ状態にし、リレー34及び36の第1リー
ド34a及び36aを夫々第3リード34e及び36e
に接触させる。入力電圧信号は、リレー28のリード2
8aに供給されると共に、緩衝増幅器38を介して導電
部材28c及び34cに供給され、更にリレー34を介
してリード28b及び30aの中間点に供給される。こ
れにより、リード28a及び28bは同電位となり、離
間したこれらのリード間では信号の漏洩は生じず、ま
た、リード28a及び28bと導電部材28cとが同電
位となるので、これらの間でも信号の漏洩は生じない。
出力端子側では、出力端子26の電位は、緩衝増幅器4
0を介して導電部材32c及び36cに供給され、更
に、リレー36を介してリード30b及び32aの中間
点に供給される。これにより、リード32a及び32b
は同電位となり、離間したこれらのリード間では、信号
の漏洩は生じず、また、リード32a及び32bと導電
部材32cとが同電位となり、これらの間でも信号の漏
洩は生じない。したがって、入力端子24及び出力端子
26から見た抵抗は、理論的には無限大になり、入力端
子24及び出力端子26を完全に絶縁することができ
る。
【0014】
【考案の効果】上述の様に、本考案のリレー装置によれ
ば、安価な従来の複数のリレーを使用して、入力端子及
び出力端子間の信号の伝達時及び遮断時に、ガード・シ
ールド作用により信号の漏洩を確実に防止することがで
きる。
ば、安価な従来の複数のリレーを使用して、入力端子及
び出力端子間の信号の伝達時及び遮断時に、ガード・シ
ールド作用により信号の漏洩を確実に防止することがで
きる。
【図1】本考案のリレー装置を示す回路構成図。
【図2】従来のリード・リレーを示す断面図。
28 第1リレー手段 30 第2リレー手段 32 第3リレー手段 34、36 第4リレー手段
Claims (1)
- 【請求項1】 各々が可動接点、固定接点並びに該可動
接点及び固定接点を包囲する導電部材を有し、入力端子
及び出力端子間に順次直列接続された第1、第2及び第
3リレー手段を含み、上記第1及び第3リレー手段の導
電部材が、夫々上記入力端子及び出力端子に接続された
リレー群と、 上記第1、第2及び第3リレーがオン状態のときに、上
記入力端子を上記第2及び第3リレー手段の導電部材に
接続し、上記第1、第2及び第3リレー手段がオフ状態
のときに、上記入力端子を上記第1及び第2リレー手段
の接続点に接続すると共に、上記出力端子を上記第2及
び第3リレー手段の接続点に接続する第4リレー手段と
を具えることを特徴とするリレー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3387692U JP2551490Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | リレー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3387692U JP2551490Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | リレー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0587782U JPH0587782U (ja) | 1993-11-26 |
JP2551490Y2 true JP2551490Y2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=12398723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3387692U Expired - Lifetime JP2551490Y2 (ja) | 1992-04-22 | 1992-04-22 | リレー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2551490Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-22 JP JP3387692U patent/JP2551490Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0587782U (ja) | 1993-11-26 |
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