JP2551139Y2 - 釣り竿用ケース - Google Patents

釣り竿用ケース

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JP2551139Y2
JP2551139Y2 JP2003092U JP2003092U JP2551139Y2 JP 2551139 Y2 JP2551139 Y2 JP 2551139Y2 JP 2003092 U JP2003092 U JP 2003092U JP 2003092 U JP2003092 U JP 2003092U JP 2551139 Y2 JP2551139 Y2 JP 2551139Y2
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JP
Japan
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fishing rod
case
carrying case
cylindrical
fishing
Prior art date
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Application number
JP2003092U
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English (en)
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JPH0580277U (ja
Inventor
誠治 明上
靖典 細谷
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Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Publication date
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、釣り竿用ケースに関
し、詳しくは、釣り竿の輸送、及び、展示に用いられる
ケースの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記ケースとして実開平1−11
6071号公報に示されるものが存在し、この従来例で
は両端部にキャップを備えた円筒状のケース本体で竿収
納部を構成すると共に、このケース本体の側面に竿の視
認を可能にするよう透明シート等を備えた窓部を形成し
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ここで、従来からのケ
ースについて考えるに、この種のケースは径の寸法に比
較して長さが大きく、又、穂先竿のように容易に折損す
る部材を備えた釣り竿を収納することから、ポリカボネ
ート等比較的高強度の樹脂で製造されている。尚、この
種のケースは竿を収納した状態で小売店まで輸送され、
このケースのまま店頭に展示されることが多いので、比
較的高い強度を必要とし、しかも、従来例のように内部
確認用の窓等を形成する、若しくは、筒状のケース本体
の全てを透明の樹脂で製作している。
【0004】しかし、前述したケースは販売後に廃棄さ
れるものであり、単にケースの強度を高くする目的で該
ケースの厚みを増すことは、資源を無駄にすることに繋
がるばかりで無く、この樹脂の増大によって廃棄後の焼
却時に煤煙を多く発生させる等の不都合が存在し、樹脂
の使用量の低減が望まれている。そこで、ケースの厚み
を減ずることを考えるに、この種のケースでは筒状に成
形されることから長手方向への圧縮荷重には比較的良好
に耐える反面、前述したように径の寸法に比較して長さ
が大きいことから、折れ方向への荷重に弱いものとな
る。
【0005】本考案の目的は、樹脂の使用量を少なくし
ながら、ケースの強度向上を図る釣り竿用ケースを合理
的に構成する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる本考案
の特徴は、釣り竿を収める透明樹脂製の筒体と、実釣時
に釣り竿を収めて運搬する筒状のキャリングケースと
を、夫々の長手方向に沿う軸芯が平行する姿勢に並列配
置し、かつ、連結固定体で連結固定してある点にあり、
請求項2にかかる本考案の特徴は、請求項1にかかる構
成において、前記連結固定体が、前記筒体と前記キャリ
ングケースとを締め付け状態に固定する連結部と、前記
締め付け状態で前記筒体と前記キャリングケースとの間
隔を設定する間隔設定部とを備えている点にあり、請求
項3にかかる本考案の特徴は、請求項2にかかる構成に
おいて、前記連結部が前記筒体とキャリングケースとの
外面に亘って締め付け状態に備えられる透明樹脂製の帯
状の素材で構成されて成る点にあり、その作用、及び、
効果は次の通りである。
【0007】
【作用】(請求項1)上記特徴を例えば図1乃至図3に
示すように構成すると、輸送時、及び、店頭での展示時
には、筒体1の内部に釣り竿Rを収めることにより、こ
の筒体1の厚みを減じた状態で筒体1の側に外力が作用
した場合にも、この力が連結固定体を介してキャリング
ケース2に伝わり、該キャリングケース2がこの外力を
受け止めて筒体1の変形、特に、曲げ荷重に対して強力
に耐えるものとなる。しかも、このキャリングケース2
は、実釣時に使用するものであるので、元々強度の高い
ものであるが、特別にフレーム等を形成するものと異な
り、廃棄物の量を増大させることも無い。つまり、本考
案では、店頭で別個に展示され、別個に販売されていた
ものを組合わせることにより、筒体1を構成する樹脂の
使用量を従来より低減しても高い強度を得るものとな
り、しかも、筒体1を透明の素材で構成しているので、
全周どの方向からでも良好な視認性が得られるのであ
る。 (請求項2) 筒体とキャリングケースとの間に間隔設
定部を設けて連結部で連係固定してあるので、間隔設定
部が筒体とキャリングケースとの直接の接触を回避し、
強度の高いキャリングケースで筒体を傷めることが少な
い。 (請求項3) 連結部が透明樹脂製の帯状の素材で構成
してあるので、筒体に収めた釣り竿の視認性を損なわ
ず、連結状態も強固にできる。
【0008】
【考案の効果】従って、樹脂の使用量を少なくしなが
ら、ケースの強度向上を図り、しかも、良好な視認性が
得られる釣り竿用ケースが合理的に構成されたのであ
る。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図3に示すように、釣り竿Rを収める透
明樹脂製の筒体1と、実釣時に釣り竿Rを収めて運搬す
る筒状の金属製のキャリングケース2とを、夫々の長手
方向に沿う軸芯が平行する姿勢に並列配置すると共に、
連結固定体で締めつけ状態に連結固定して釣り竿用ケー
スを構成する。この釣り竿用ケースは鮎竿、ルアーロッ
ド等の釣り竿の輸送、及び、展示に用いられるものであ
り、筒体はポリカボネートを円筒状に成形したものを用
い、一方の端部に栓部材4、他方の端部に開閉自在な蓋
部材5を備えて夫々の部材の内面の柔軟な樹脂に挟みこ
む状態等の形態で釣り竿Rを支持して、該筒体1の中心
位置に釣り竿Rを保持するよう構成され、又、キャリン
グケース2はアルミ合金製のパイプで製作されると共
に、一方の端部にゴム材の滑り止め6を備えた底壁7を
備え、他方の端部にネジ式に着脱する蓋体8を備えてい
る。
【0010】図2に示すように、連結固定体は、長手方
向に沿う軸芯が平行する姿勢に並列配置した筒体1と筒
状のキャリングケース2とを締め付け状態に固定する連
結部としての連結体3と、前記締め付け状態で前記筒体
1と前記キャリングケース2との間隔を設定する間隔設
定部としての間隔設定具9とを備えている。間隔設定具
9は、可撓性の樹脂で形成されたブロック状のものであ
り、連結具3は、透明樹脂の帯状に成形されて、夫々、
複数箇所に備えて安定的な連結状態を現出するものとな
っている。尚、この筒体の外面にはメーカ名、ブランド
名、釣り竿の性能等を印刷してある。そして、この釣り
竿用ケースでは、筒体1の樹脂厚を比較的小さく設定し
ているに拘らず、この筒体1の側に外力が作用した場合
にも、この力を連結固定体を介してキャリングケース2
に伝え、該キャリングケース2が外力を受け止めて筒体
1の変形、特に、曲げ荷重に対して強力に耐えるものと
なり、実釣時にはキャリングケース2に釣り竿Rを収め
て運搬できるものとなり、更に、筒体1の樹脂厚を薄く
形成しているので、廃棄物の量を抑制するものとなって
いる。
【0011】〔別実施例〕 本考案は上記実施例以外に、例えば、キャリングケース
を樹脂で製作することが可能であり、又、連結部を紐状
の素材で形成することも可能である。
【0012】尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面と
の対照を便利にするために符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】釣り竿用ケースの縦断側面図
【図2】釣り竿用ケースの横断平面図
【図3】釣り竿用ケースの斜視図
【符号の説明】
1 筒体 2 キャリングケース 3 連結部 9 間隔設定部 R 釣り竿

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣り竿(R)を収める透明樹脂製の筒体
    (1)と、実釣時に釣り竿(R)を収めて運搬する筒状
    のキャリングケース(2)とを、夫々の長手方向に沿う
    軸芯が平行する姿勢に並列配置し、かつ、連結固定体で
    連結固定してある釣り竿用ケース。
  2. 【請求項2】 前記連結固定体が、前記筒体(1)と前
    記キャリングケース(2)とを締め付け状態に固定する
    連結部(3)と、前記締め付け状態で前記筒体(1)と
    前記キャリングケース(2)との間隔を設定する間隔設
    定部(9)とを備えている請求項1記載の釣り竿用ケー
    ス。
  3. 【請求項3】 前記連結部(3)が前記筒体(1)と、
    キャリングケース(2)との外面に亘って締め付け状態
    に備えられる透明樹脂製の帯状の素材で構成されて成る
    請求項2記載の釣り竿用ケース。
JP2003092U 1992-04-03 1992-04-03 釣り竿用ケース Expired - Lifetime JP2551139Y2 (ja)

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JPH0580277U JPH0580277U (ja) 1993-11-02
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