JP2550931B2 - 情報カード - Google Patents
情報カードInfo
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- JP2550931B2 JP2550931B2 JP7124211A JP12421195A JP2550931B2 JP 2550931 B2 JP2550931 B2 JP 2550931B2 JP 7124211 A JP7124211 A JP 7124211A JP 12421195 A JP12421195 A JP 12421195A JP 2550931 B2 JP2550931 B2 JP 2550931B2
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- Japan
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 35
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005669 field effect Effects 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 description 1
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- Credit Cards Or The Like (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 発明の概要 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1、図2) 作用(図1、図2) 実施例(図1、図2) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は情報カードに関し、特に
外部から入射される電波を反射することによつて情報カ
ードに格納されている情報データを読み取る場合に適用
して好適なものである。
外部から入射される電波を反射することによつて情報カ
ードに格納されている情報データを読み取る場合に適用
して好適なものである。
【0003】
【発明の概要】本発明は、情報カードにおいて、直流分
が現われないようなパターンをもち、かつ情報データを
データの開始位置を表す特殊パターンに続いて伝送する
ことにより、受信装置が情報を確実に読み出せるように
するものである。
が現われないようなパターンをもち、かつ情報データを
データの開始位置を表す特殊パターンに続いて伝送する
ことにより、受信装置が情報を確実に読み出せるように
するものである。
【0004】
【従来の技術】本願出願人は、外部から入射される電波
の反射率を可変制御することによつてデータを伝送する
ようになされた情報カード(反射型送信装置)をすでに
出願している(特願昭63−6292号)。
の反射率を可変制御することによつてデータを伝送する
ようになされた情報カード(反射型送信装置)をすでに
出願している(特願昭63−6292号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの情報カー
ドの使用形態としていわゆる使い捨てが想定されてい
る。このため内部回路等として余り複雑なものを用いな
いことを前提として情報カードの設計がなされている。
従つて情報カードに内蔵されている電池の劣化等によつ
て内部発振器の発振周波数に変動等が生じると、伝送レ
ート(周波数)が大幅に変化するおそれがあつた。
ドの使用形態としていわゆる使い捨てが想定されてい
る。このため内部回路等として余り複雑なものを用いな
いことを前提として情報カードの設計がなされている。
従つて情報カードに内蔵されている電池の劣化等によつ
て内部発振器の発振周波数に変動等が生じると、伝送レ
ート(周波数)が大幅に変化するおそれがあつた。
【0006】また使用状況によつては、周囲の人体等に
おいて反射された反射電波や蛍光灯等において反射され
た反射電波が情報カードによつて反射された反射電波に
ノイズとして重畳することが考えられ、受信装置におい
てデータが誤検出されるおそれがあつた。
おいて反射された反射電波や蛍光灯等において反射され
た反射電波が情報カードによつて反射された反射電波に
ノイズとして重畳することが考えられ、受信装置におい
てデータが誤検出されるおそれがあつた。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡単な構成でありながら伝送レートの変動やノイズ
に対して強く、また正確なデータ伝送を実現できる情報
カードを提案しようとするものである。
で、簡単な構成でありながら伝送レートの変動やノイズ
に対して強く、また正確なデータ伝送を実現できる情報
カードを提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、入射される電波を反射するアンテ
ナ(1a)、(1b)と、アンテナ(1a)、(1b)
のインピーダンスを伝送データに基づいて可変制御する
ことによりアンテナ(1a)、(1b)の反射率を可変
し、反射波を変調するインピーダンス可変回路(24)
と、伝送データを格納するメモリ(23)とを設け、伝
送データはデータの開始位置を表す特殊パターン部(H
0〜H7)とこれに続く情報データ部(D0〜D11)
とで構成され、かつ直流分が現われないように現符号を
符号化したパターンであるようにする。
め本発明においては、入射される電波を反射するアンテ
ナ(1a)、(1b)と、アンテナ(1a)、(1b)
のインピーダンスを伝送データに基づいて可変制御する
ことによりアンテナ(1a)、(1b)の反射率を可変
し、反射波を変調するインピーダンス可変回路(24)
と、伝送データを格納するメモリ(23)とを設け、伝
送データはデータの開始位置を表す特殊パターン部(H
0〜H7)とこれに続く情報データ部(D0〜D11)
とで構成され、かつ直流分が現われないように現符号を
符号化したパターンであるようにする。
【0009】
【作用】情報カード(1)から伝送される伝送データ
は、直流分がないように設定されたパターンをもち、か
つデータの開始位置を表す特殊パターン部(H0〜H
7)とこれに続く情報データ部(D0〜D11)とによ
つて構成されていることにより、受信装置(4)側で
は、伝送クロツクを各ビツトごとに頻繁に抽出できると
共に、真に必要なデータが含まれている情報データ部を
確実に検出することができる。
は、直流分がないように設定されたパターンをもち、か
つデータの開始位置を表す特殊パターン部(H0〜H
7)とこれに続く情報データ部(D0〜D11)とによ
つて構成されていることにより、受信装置(4)側で
は、伝送クロツクを各ビツトごとに頻繁に抽出できると
共に、真に必要なデータが含まれている情報データ部を
確実に検出することができる。
【0010】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0011】図1において、1は全体として情報カード
を示し、例えばフレキシブル基板上に各素子を配置する
と共に、データの伝送に用いられるダイポールアンテナ
素子1a及び1bを基板上にプリント配線等によつて形
成した構成を有する。
を示し、例えばフレキシブル基板上に各素子を配置する
と共に、データの伝送に用いられるダイポールアンテナ
素子1a及び1bを基板上にプリント配線等によつて形
成した構成を有する。
【0012】ダイポールアンテナ素子1a及び1bのう
ち一方の素子1aは集積回路(以下、ICという)2の
接地端子2aに接続されている。また接地端子2aと電
源端子2bとの間には電池3が接続されており、電源端
子2bに正の電源電圧を供給できるようになされてい
る。
ち一方の素子1aは集積回路(以下、ICという)2の
接地端子2aに接続されている。また接地端子2aと電
源端子2bとの間には電池3が接続されており、電源端
子2bに正の電源電圧を供給できるようになされてい
る。
【0013】またダイポールアンテナ素子1a及び1b
のうち他方の素子1bがIC2の端子2cを介して電界
効果トランジスタ(以下、FETという)24の一方の
電極に接続され、かつFET24の他方の電極がIC2
の内部で接地されている。
のうち他方の素子1bがIC2の端子2cを介して電界
効果トランジスタ(以下、FETという)24の一方の
電極に接続され、かつFET24の他方の電極がIC2
の内部で接地されている。
【0014】IC2の内部には発振器21が設けられ、
その出力が読出しクロツク信号としてカウンタ22に供
給される。カウンタ22はクロツク信号の入力に基づい
てカウント値を順に更新し、カウント値をアドレスとし
て書換え可能なメモリであるプログマブルROM(以
下、P−ROMという)23に供給する。カウンタ22
はP−ROM23の全アドレスを繰り返し発生する。
その出力が読出しクロツク信号としてカウンタ22に供
給される。カウンタ22はクロツク信号の入力に基づい
てカウント値を順に更新し、カウント値をアドレスとし
て書換え可能なメモリであるプログマブルROM(以
下、P−ROMという)23に供給する。カウンタ22
はP−ROM23の全アドレスを繰り返し発生する。
【0015】P−ROM23には、格納されているデー
タのビツト数に対して2倍のアドレスが割当てられてお
り、各ビツト周期の前半期間のデータと後半期間のデー
タとがそれぞれ別のアドレスに書き込まれている。P−
ROM23はカウンタ22から与えられるアドレス順に
伝送データを読み出し、FET24のゲートに供給す
る。FET24は前述したようにダイポールアンテナ素
子1bと接地電位との間に接続されており、P−ROM
23からの伝送データの論理レベルに応じてオン/オフ
状態を切り換えるようになされている。
タのビツト数に対して2倍のアドレスが割当てられてお
り、各ビツト周期の前半期間のデータと後半期間のデー
タとがそれぞれ別のアドレスに書き込まれている。P−
ROM23はカウンタ22から与えられるアドレス順に
伝送データを読み出し、FET24のゲートに供給す
る。FET24は前述したようにダイポールアンテナ素
子1bと接地電位との間に接続されており、P−ROM
23からの伝送データの論理レベルに応じてオン/オフ
状態を切り換えるようになされている。
【0016】このFET24のオン/オフ状態の切換え
制御によりダイポールアンテナのインピーダンスが切り
換えられ、受信装置4から入射される電波W1に対する
反射率が切り換えられる。このようにP−ROM23に
書き込まれている伝送データに基づいて反射率が切り換
えられることにより、反射波W2が変調され、受信装置
4側に伝送されるようになされている。
制御によりダイポールアンテナのインピーダンスが切り
換えられ、受信装置4から入射される電波W1に対する
反射率が切り換えられる。このようにP−ROM23に
書き込まれている伝送データに基づいて反射率が切り換
えられることにより、反射波W2が変調され、受信装置
4側に伝送されるようになされている。
【0017】この実施例の場合、外乱ノイズや電源電圧
の変動による影響が少なくて済むように、図2に示す構
造のデータがP−ROM23に格納されている。図2に
おいて、データはヘツダ部とこれに続くデータ部とでな
る。このうちヘツダ部は伝送対象であるデータ部を受信
側において確実に見つけ出せるようにするためのパター
ンであり、データ部に現れることのない固有の特殊パタ
ーンが書き込まれるようになされている。
の変動による影響が少なくて済むように、図2に示す構
造のデータがP−ROM23に格納されている。図2に
おいて、データはヘツダ部とこれに続くデータ部とでな
る。このうちヘツダ部は伝送対象であるデータ部を受信
側において確実に見つけ出せるようにするためのパター
ンであり、データ部に現れることのない固有の特殊パタ
ーンが書き込まれるようになされている。
【0018】ヘツダ部及びデータ部は、伝送データに直
流分が現れないように、次の符号形式をもつ。ヘツダ部
は「H0」〜「H7」の8ビツトでなり、ヘツダ部のパ
ターン全体で直流分が現れないようになされている。こ
の例の場合、ヘツダ部の各ビツトはビツト周期の前半期
間のデータと後半期間のデータとの組が”01”、”1
0”、”00”又は”11”のいずれかに設定されてお
り、ヘツダ部のパターン全体におけるデータ”0”の数
とデータ”1”の数が同数になるように設定されてい
る。
流分が現れないように、次の符号形式をもつ。ヘツダ部
は「H0」〜「H7」の8ビツトでなり、ヘツダ部のパ
ターン全体で直流分が現れないようになされている。こ
の例の場合、ヘツダ部の各ビツトはビツト周期の前半期
間のデータと後半期間のデータとの組が”01”、”1
0”、”00”又は”11”のいずれかに設定されてお
り、ヘツダ部のパターン全体におけるデータ”0”の数
とデータ”1”の数が同数になるように設定されてい
る。
【0019】例えばヘツダ部のうちビツト「H0」、
「H2」、「H3」、「H4」、「H5」、「H7」に
ついてはビツト周期の前半期間と後半期間のデータがそ
れぞれ異なる形式、すなわち”01”又は”10”に符
号化されており、また残るビツト「H1」、「H6」に
ついてはビツト周期の前半期間と後半期間のデータが同
じになる形式、すなわち”00”又は”11”に符号化
されている。
「H2」、「H3」、「H4」、「H5」、「H7」に
ついてはビツト周期の前半期間と後半期間のデータがそ
れぞれ異なる形式、すなわち”01”又は”10”に符
号化されており、また残るビツト「H1」、「H6」に
ついてはビツト周期の前半期間と後半期間のデータが同
じになる形式、すなわち”00”又は”11”に符号化
されている。
【0020】因にビツト周期の前半期間のデータと後半
期間のデータとの組が”01”及び”00”によつて表
されるビツトは符号「0」を表しており、”10”及
び”11”によつて表されるビツトは符号「1」を表し
ている。このようにヘツダ部の各ビツトは4通りのデー
タの組で表されることによりビツト「H1」や「H6」
のように各ビツト内で同一のデータ値が連続するパター
ンと、ビット「H2」〜「H3」や「H4]〜「H5]
のようにビツトをまたいで同一のデータ値が連続するパ
ターンが現れる特徴がある。
期間のデータとの組が”01”及び”00”によつて表
されるビツトは符号「0」を表しており、”10”及
び”11”によつて表されるビツトは符号「1」を表し
ている。このようにヘツダ部の各ビツトは4通りのデー
タの組で表されることによりビツト「H1」や「H6」
のように各ビツト内で同一のデータ値が連続するパター
ンと、ビット「H2」〜「H3」や「H4]〜「H5]
のようにビツトをまたいで同一のデータ値が連続するパ
ターンが現れる特徴がある。
【0021】このパターンはデータ部には現れない特殊
なパターンであり、このパターンを検出することにより
受信装置4は伝送されるデータの中からデータ部の開始
位置を識別できることになる。従つて図2の例の場合、
「H0」〜「H3」又は「H4」〜「H7」だけでも受
信装置4によつて識別可能なヘツダ部を構成することが
できる。
なパターンであり、このパターンを検出することにより
受信装置4は伝送されるデータの中からデータ部の開始
位置を識別できることになる。従つて図2の例の場合、
「H0」〜「H3」又は「H4」〜「H7」だけでも受
信装置4によつて識別可能なヘツダ部を構成することが
できる。
【0022】これに対してデータ部は「D0」〜「D1
1」の12ビツトでなり、各ビツトごとに直流分が現れ
ないようなパターンに符号化されている。この例の場
合、データ部の各ビツトはビツト周期の前半期間のデー
タと後半期間のデータとの組が”01”又は”10”の
いずれかに設定されている。従つてこのデータ部はどの
ビツト部分であつても直流分が現れることはない。因に
ビツト周期の前半期間のデータと後半期間のデータとの
組が”01”によつて表されるビツトは符号「0」を表
しており、またデータの組が”10”によつて表される
ビツトは符号「1」を表している。
1」の12ビツトでなり、各ビツトごとに直流分が現れ
ないようなパターンに符号化されている。この例の場
合、データ部の各ビツトはビツト周期の前半期間のデー
タと後半期間のデータとの組が”01”又は”10”の
いずれかに設定されている。従つてこのデータ部はどの
ビツト部分であつても直流分が現れることはない。因に
ビツト周期の前半期間のデータと後半期間のデータとの
組が”01”によつて表されるビツトは符号「0」を表
しており、またデータの組が”10”によつて表される
ビツトは符号「1」を表している。
【0023】以上の構成において、情報カード1のカウ
ンタ22は発振器21から与えられるクロツク信号CK
の入力に基づいてカウント値を順次更新し、アドレス
「00」、「01」、「02」、「03」……を順に発
生する。P−ROM23はカウンタ22から与えられる
アドレスに基づいて図2に示すデータ構造の伝送データ
を順に読み出し、データに応じてFET24をオン又は
オフ状態に制御する。
ンタ22は発振器21から与えられるクロツク信号CK
の入力に基づいてカウント値を順次更新し、アドレス
「00」、「01」、「02」、「03」……を順に発
生する。P−ROM23はカウンタ22から与えられる
アドレスに基づいて図2に示すデータ構造の伝送データ
を順に読み出し、データに応じてFET24をオン又は
オフ状態に制御する。
【0024】このときダイポールアンテナのインピーダ
ンスはこのP−ROM23から読み出されるデータに応
じて切り換えられ、外部から入射される電波はインピー
ダンスの制御に応じて切り換えられる反射率に応じて反
射される。このときダイポールアンテナから受信装置4
に伝送されるデータは図2からも明らかなように伝送デ
ータの“0”又は“1”が連続する期間は最も長くて1
ビツト分の時間に制限される。
ンスはこのP−ROM23から読み出されるデータに応
じて切り換えられ、外部から入射される電波はインピー
ダンスの制御に応じて切り換えられる反射率に応じて反
射される。このときダイポールアンテナから受信装置4
に伝送されるデータは図2からも明らかなように伝送デ
ータの“0”又は“1”が連続する期間は最も長くて1
ビツト分の時間に制限される。
【0025】すなわちデータ伝送に要する伝送帯域は1
オクターブ以内に収めることができることが分かる。こ
のように情報カード1の場合、格納されているデータを
狭帯域で伝送できることにより、蛍光灯からの反射電波
等、ノイズの多い環境下においてもノイズを極力避ける
ように伝送帯域を設定することができ、受信装置におけ
る誤検出を最小限に抑えることができる。
オクターブ以内に収めることができることが分かる。こ
のように情報カード1の場合、格納されているデータを
狭帯域で伝送できることにより、蛍光灯からの反射電波
等、ノイズの多い環境下においてもノイズを極力避ける
ように伝送帯域を設定することができ、受信装置におけ
る誤検出を最小限に抑えることができる。
【0026】また内蔵電池の電圧低下等により発振器2
1の発振周波数が変動するような場合にも、この情報カ
ード1から伝送される伝送データは直流分がないように
設定されたデータであることにより、伝送データの各ビ
ツトごとに頻繁に信号レベルの遷移が生じ、これにより
受信装置のPLL回路を確実にトリガでき、その結果発
振器21の周波数変動にも容易に追従することができ
る。かくして伝送レートの変動によらずデータを確実に
読み出すことがことができる。
1の発振周波数が変動するような場合にも、この情報カ
ード1から伝送される伝送データは直流分がないように
設定されたデータであることにより、伝送データの各ビ
ツトごとに頻繁に信号レベルの遷移が生じ、これにより
受信装置のPLL回路を確実にトリガでき、その結果発
振器21の周波数変動にも容易に追従することができ
る。かくして伝送レートの変動によらずデータを確実に
読み出すことがことができる。
【0027】以上の構成によれば、ヘツダ部及びデータ
部ともに伝送データとして出現するデータ”0”及び”
1”の最大連続時間を1ビツト分の時間内に制限したこ
とにより、伝送帯域を1オクターブ以内といつた狭帯域
に収めることができる情報カード1を実現できる。この
結果、外乱ノイズの影響を受け難い状態でデータを伝送
できる情報カード1が実現される。また以上の構成によ
れば、伝送データに直流分が現れないようにしたことに
より、受信装置4において情報カード1から伝送される
データの各ビツトごとに頻繁に伝送クロツクを抽出で
き、かくして伝送レートに変動が生じた場合にも受信装
置側で周波数変動に追従する伝送クロツクを確実に抽出
できる。
部ともに伝送データとして出現するデータ”0”及び”
1”の最大連続時間を1ビツト分の時間内に制限したこ
とにより、伝送帯域を1オクターブ以内といつた狭帯域
に収めることができる情報カード1を実現できる。この
結果、外乱ノイズの影響を受け難い状態でデータを伝送
できる情報カード1が実現される。また以上の構成によ
れば、伝送データに直流分が現れないようにしたことに
より、受信装置4において情報カード1から伝送される
データの各ビツトごとに頻繁に伝送クロツクを抽出で
き、かくして伝送レートに変動が生じた場合にも受信装
置側で周波数変動に追従する伝送クロツクを確実に抽出
できる。
【0028】またこのように伝送データに直流分が現れ
ないようにしたことにより、情報カード1内の容量に電
荷が蓄積してダイポールアンテナの切換え動作が不安定
にならないような情報カード1を実現できる。さらに以
上の構成によれば、データ部の読出し前にヘツダ部を読
み出すようにしたことにより、真に必要なデータが記録
されているデータ部を受信装置4側で確実に検出するこ
とができる情報カード1を実現できる。
ないようにしたことにより、情報カード1内の容量に電
荷が蓄積してダイポールアンテナの切換え動作が不安定
にならないような情報カード1を実現できる。さらに以
上の構成によれば、データ部の読出し前にヘツダ部を読
み出すようにしたことにより、真に必要なデータが記録
されているデータ部を受信装置4側で確実に検出するこ
とができる情報カード1を実現できる。
【0029】なお上述の装置においては、ヘツダ部のパ
ターンとして図2に示すものについて述べたが、本発明
はこれに限らず、ヘツダ部のパターンとしては組合せに
よつて複数作ることができ、これを用いて識別コード
(ID)の一部にしても良い。
ターンとして図2に示すものについて述べたが、本発明
はこれに限らず、ヘツダ部のパターンとしては組合せに
よつて複数作ることができ、これを用いて識別コード
(ID)の一部にしても良い。
【0030】
【発明の効果】上述のように本発明によれぼ、情報カー
ドから伝送される伝送データとして、直流分が現われな
いようなパターンを有し、かつデータの開始位置を表す
特殊パターン部とこれに続く情報データ部とによつて構
成することにより、受信装置において伝送データから確
実に伝送クロツクを抽出できると共に、特殊パターン部
に続く情報データ部を確実に読み出せるようにした情報
カードを実現できる。
ドから伝送される伝送データとして、直流分が現われな
いようなパターンを有し、かつデータの開始位置を表す
特殊パターン部とこれに続く情報データ部とによつて構
成することにより、受信装置において伝送データから確
実に伝送クロツクを抽出できると共に、特殊パターン部
に続く情報データ部を確実に読み出せるようにした情報
カードを実現できる。
【図1】本発明による情報カードの一実施例を示すブロ
ツク図である。
ツク図である。
【図2】データ構造の一例を示す略線図である。
1……情報カード、1a、1b……ダイポールアンテナ
素子、2……IC、3……電池、4……受信装置、21
……発振器、22……カウンタ、23……P−ROM
24……FET。
素子、2……IC、3……電池、4……受信装置、21
……発振器、22……カウンタ、23……P−ROM
24……FET。
Claims (2)
- 【請求項1】入射される電波を反射するアンテナと、 上記アンテナのインピーダンスを伝送データに基づいて
可変制御することにより上記アンテナの反射率を可変
し、反射波を変調するインピーダンス可変回路と、 上記伝送データを格納するメモリとを具え、 上記伝送データは、データの開始位置を表す特殊パター
ン部とこれに続く情報データ部とで構成され、かつ直流
分が現われないように原符号を符号化したパターンであ
ることを特徴とする情報カード。 - 【請求項2】上記伝送データの各ビツトはビツト周期の
前半期間及び後半期間を単位としてそれぞれ異なる2つ
のパターンのいずれか一方に符号化されており、かつ上
記2つのパターンのうち同一パターンが連続して現れ得
る最長期間は同一ビツト内の2期間又は連続する2ビツ
トのうち後半期間と前半期間で与えられる2期間に限定
されることを特徴とする請求項1に記載の情報カード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7124211A JP2550931B2 (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 情報カード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7124211A JP2550931B2 (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 情報カード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH087062A JPH087062A (ja) | 1996-01-12 |
JP2550931B2 true JP2550931B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=14879752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7124211A Expired - Lifetime JP2550931B2 (ja) | 1995-04-25 | 1995-04-25 | 情報カード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550931B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7103741B2 (en) | 2003-01-08 | 2006-09-05 | Sony Corporation | Tape drive apparatus and recording and/or reproducing method |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6243012B1 (en) | 1996-12-31 | 2001-06-05 | Lucent Technologies Inc. | Inexpensive modulated backscatter reflector |
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